JP2000202404A - 生ゴミ処理機の処理物排出構造 - Google Patents

生ゴミ処理機の処理物排出構造

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JP2000202404A
JP2000202404A JP11007776A JP777699A JP2000202404A JP 2000202404 A JP2000202404 A JP 2000202404A JP 11007776 A JP11007776 A JP 11007776A JP 777699 A JP777699 A JP 777699A JP 2000202404 A JP2000202404 A JP 2000202404A
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JP
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fermenter
shutter
garbage
discharge port
stirring
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Application number
JP11007776A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kotake
一男 小竹
Haruji Furuta
東司 古田
Hiroaki Muraoka
宏章 村岡
Hideki Nishimura
英毅 西村
Kiyotaka Yoshida
清隆 吉田
Hideji Nishimura
秀司 西村
Toshiyuki Matsubara
敏行 松原
Takayasu Sato
孝康 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正逆回転駆動可能に攪拌爪軸を横架して攪拌
しながら発酵分解処理する生ゴミ処理機の発酵槽より内
容物を効率良く排出するとともに、その取り扱いを簡単
にする必要があった。 【解決手段】 前記発酵槽1下部の一部に攪拌爪軸19
の爪18の回転方向に長く開閉可能な排出口1bを設
け、該排出口の形状に合わせて長方形状としたスライド
式のシャッター30で被装し、該シャッターの開閉操作
方向を長手方向とし、この発酵槽をケーシング10内に
収納し、ケーシングに設けられた扉16よりシャッター
をスライド操作し、シャッターを奥深く挿入して排出口
を閉塞させた位置のシャッターの手前端部を扉の閉じ位
置に略一致させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用キッチン等
から排出される生ゴミを発酵分解処理する発酵槽より内
容物を排出する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の家庭用の生ゴミ発酵分解処理機に
関する技術は公知とされており、容器となる発酵槽に攪
拌爪軸を横架し、該攪拌爪軸上に爪を植設して発酵槽内
で回転させることにより攪拌を行うようにし、この発酵
槽上部に設けた投入口より生ゴミとともに発酵を促進す
る好気性の菌や水分調節剤等を投入すると、生ゴミが粉
砕されながら攪拌されるとともに菌によって分解され、
加えて投入された生ゴミを更に分解処理し、完全に処理
する技術は公知となっていた。また、発酵分解処理後の
処理物を発酵槽より全て排出する技術としては、発酵槽
を回転させて上部の投入口を下方に向けて処理物を排出
させる技術や、発酵槽下部に排出口を設けて該排出口を
開いて排出する技術が公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の発酵処
理機における発酵槽より処理物を排出する技術として、
発酵槽を回転させて投入口を下方に向けて排出する技術
においては発酵槽に特別な開口を設ける必要がなく、発
酵槽の成形を簡単にするとともに剛性が高くでき耐久性
を向上したものとなるが、シャベル等の道具を用いて手
作業で排出する必要があり作業は困難なものであった。
また、発酵槽の下部に開閉可能に排出口を設けて処理物
を排出させる技術においては、排出作業が楽となるが、
発酵槽の下方に処理物を受けるトレイ等が配置される
が、排出性を高めるために排出口を大きくしても一度に
全ての処理物を受け止めることはできず、発酵槽の剛性
が弱くなるものであった。また、その発酵分解処理作業
時には排出口が閉め忘れされることなく確実に閉められ
るものでないと、未処理物が排出されるばかりか、内部
の熱等が漏れて発酵に適した環境が崩れたり、内部に虫
が侵入する等の不具合が生じるものであった。また、発
酵分解処理した処理物が順次排出されないと、次々に投
入された生ゴミとともに収容されて発酵槽が満杯とな
り、さらに生ゴミを投入できず連続作業ができなくなっ
ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の不具合
を解消するために、生ゴミが投入される発酵槽に正逆回
転駆動可能に攪拌爪軸を横架して攪拌しながら発酵分解
処理する生ゴミ処理機において、前記発酵槽下部の一部
に攪拌爪軸の爪の回転方向に長く開閉可能な排出口を設
けたものである。また、前記発酵槽下部に攪拌爪軸の爪
の回転方向に長く形成した排出口を、該排出口の形状に
合わせて長方形状としたスライド式のシャッターで被装
し、該シャッターの開閉操作方向を長手方向としたもの
である。また、生ゴミを攪拌分解処理する発酵槽をケー
シング内に収納し、前記発酵槽下部に設けた排出口をス
ライド式のシャッターで被装し、ケーシングに設けられ
た扉よりシャッターをスライド操作する生ゴミ処理機に
おいて、シャッターを奥深く挿入して排出口を閉塞させ
た位置のシャッターの手前端部を扉の閉じ位置に略一致
させたものである。また、発酵槽下部に開閉可能に設け
た排出口の下方にトレイを載置するとともに、該トレイ
後部と発酵槽後上部とをシュータを介して連通し、発酵
槽よりオーバーフローされる処理物の排出経路を直線上
としたものである。
【0005】
【発明に実施の形態】本発明の解決すべき課題及び構成
は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の
実施例を説明する。図1は生ゴミ処理機の全体斜視図、
図2は生ゴミ処理機の内部構成を示す斜視図、図3は同
じく上方斜視図、図4は生ゴミ処理機の側面断面図、図
5は同じく正面断面図、図6は攪拌爪軸に植設した爪形
状を示す平面図及び各爪による処理物の流れ方向を示す
図、図7は発酵槽の排出口を開閉するシャッターの開い
た状態を示す部分側面断面図、図8は発酵槽にオーバー
フロー口を設け回収トレイと連通させた状態を示す側面
断面図、図9は取出口より出し入れされている回収トレ
イの側面断面図、図10はケーシングの底部の平面図、
図11は回収トレイの底面図、図12は攪拌爪軸に固設
される従動スプロケットの斜視図、図13は回収トレイ
下面及びケーシング底部に設けたガイドを示す斜視図で
ある。
【0006】本発明の生ゴミ処理機の全体構成について
図1〜図3より説明する。生ゴミ処理機9は、ケーシン
グ10内に、生ゴミを発酵処理する側面視U字型の発酵
槽1と、その下部に配置して該発酵槽1により処理した
最終残渣物を回収する回収トレイ29と、前記発酵槽1
により処理させる生ゴミから発生する臭気を排気する排
気部20等より構成している。
【0007】前記ケーシング10は合成樹脂で成形し、
ベースとなる底部10cに左右及び前後端部に側部壁や
前後壁が立設され、これらの上端部にケーシング10上
部を嵌合載置した矩形箱型としている。図1〜図3に示
すように、前記ケーシング10の上部中央部は生ゴミ投
入口10aとし投入蓋12で閉じ、該投入蓋12は後側
縁部を枢支して上下方向に開閉自在とし、ケーシング1
0上面には操作パネル13が取り付けられ、発酵粉砕処
理の始動、停止等の操作をできるようにしている。ま
た、前記ケーシング10の左右側面の上下途中部には内
側に凹ませた運搬用の凹部10e・10eが形成され、
生ゴミ処理機9の運搬時に指先を挿入して引っ掛けて運
び易いように形成している。前記凹部10eの内側端部
に図4に示す空気孔10fが開口され、外気をケーシン
グ10内に導入して発酵槽1内に発酵に必要な空気を供
給している。
【0008】また、図4、図5に示すように、左右一対
の支持スタンド56・56が前記ケーシング10の底部
10cの左右側部より立設され、該支持スタンド56・
56の上部中央には、それぞれ発酵槽1左右側面の中央
部を螺合したボス14・14が載置されている。該ボス
14・14内に攪拌爪軸19が回動可能に挿入支持され
ている。尚、左右一対の支持スタンド56・56は左右
同一形状とされ製造コストの削減が図られている。
【0009】また、前記ケーシング10前部の前壁10
b下部の左側に取出口10dが開口され、着脱自在に排
出扉16で被装され、該排出扉16を取り外して、発酵
槽1下部の排出口1bより処理物を回収した回収トレイ
29を引きだせるようにしている。尚、排出扉16は図
1に示す如く片開きドアに限定するものでなく、観音式
としてもよい。
【0010】次に、前記発酵槽1の構成について説明す
る。図1〜図5に示すように、前記発酵槽1は略直方体
形で攪拌爪軸19の軸芯方向に長く形成して内容積を大
きくし、発酵槽1の上方は開口されて投入口1eとし、
該投入口1eの左右及び前後の略中央部に挿入した生ゴ
ミ投入口10aを前記投入蓋12で閉じるようにしてい
る。また、発酵槽1は側面視でU字状に形成され、下部
の半円部の中心部に前記攪拌爪軸19が左右方向に挿通
されている。攪拌爪軸19上に左右方向の複数の爪18
・18・・・が攪拌爪軸19上に所定間隔をあけて、図
8に示すように所定角度ずらせて植設され、該爪18・
18・・・先端の回動軌跡の下外側位置に発酵槽1の底
部が位置し、両者の形状が略一致するようにして、攪拌
が十分いきわたるような形状としている。
【0011】前記攪拌爪軸19の駆動手段としてのモー
ター43は、ケーシンング底部10cと発酵槽1下部と
の間の回収トレイ29を配置する空間に設けられてい
る。即ち、右側下方の支持スタンド56内面に螺合固定
した駆動手段としてのモーター43の動力により駆動す
るようにしている。前記モーター43は正逆回転駆動可
能なモーターであり、該モーター43の出力軸43aを
支持スタンド56を貫通させて右側に突出させて、該出
力軸43a端部に駆動スプロケット40を固設して、攪
拌爪軸19右端部には従動スプロケット41を固設して
該駆動スプロケット40と従動スプロケット41との間
にチェーン42を巻回して動力を伝達できるようにし、
攪拌爪軸19を間欠的に正逆回転駆動させて植設した爪
18・18・・・で生ゴミを攪拌しさらに粉砕するよう
にしている。
【0012】また、攪拌爪軸19に植設した爪18・1
8・・・は攪拌性能を向上するようにしている。図5、
図6に示す最も右側の爪18aは、攪拌爪軸19の軸線
を中心として対称に断面形状が「く」字状に形成し、そ
の開放面を右側に向けたものである。該爪18aは、攪
拌爪軸19を正逆回転させても左側(発酵槽1の左右中
央側)に内用物を送る働きがあり、発酵槽1の右側面に
内容物を押し付けて付着させることがない。また、この
爪18aは剛性を高くしている。
【0013】また、右側より二番目と六番目(最も左
側)の爪18b・18bは、円周方向の両端部は互いに
逆向きで、軸方向に傾けて傾斜面を形成している。該爪
18bを回転させることで、内容物を攪拌爪軸19の正
逆回転時において軸芯方向の送り方向が右側と左側と逆
方向へ送るようにし、内容物を循環できるようにしてい
る。この爪18bは、両端部を折り曲げて傾斜面を形成
しているが、折り曲げ角度が緩く内容物の付着はほとん
どない。
【0014】また、右端より三番目の爪18cは発酵槽
1の左右中央部の右寄りに位置し、この爪18cの断面
形状は略「く」字状に形成するとともに、円周方向の何
れか一方の端部が円周向きに伸延するように形成され、
その開放面は右に向けたものである。該爪18cを図4
中の矢印a方向に回転させた時には、発酵槽1の左右中
央側(左側)へ搬送する力が強くなり、矢印b方向に逆
回転させた時には中央部へ搬送する力が殆どない。この
爪18cは、「く」字状の凹み部が小さく内容物があま
り付着することがない。
【0015】右側より四番面の爪18dは発酵槽1の左
右中央部の左寄りに位置し、全体を軸芯方向に傾斜させ
るとともに、その円周方向の両端部を軸芯方向と平行に
なるようにし、軸芯方向の幅を広く形成して、軸方向へ
の搬送力を大きくしている。該爪18dを攪拌時の矢印
a方向に回転をさせると右の中央側へ内容物を送るよう
になり、逆の矢印b方向への回転時には、左の排出口1
bやオーバーフロー口1i側へ大きく送るようにしてい
る。
【0016】また、右側より五番目の排出口1bの上方
の爪18eは全体が略円周方向に沿った板状であり、円
周方向の中央部が「く」字状に凹部が形成されている。
該爪18eを正逆回転させても、送り作用は弱く若干左
方へ送るのみであり、回転の抵抗を少なくしたものであ
る。また、中央の凹部は小さく内容物の付着も少ない。
【0017】この六個の爪18a・18b・18c・1
8d・18e・18bを植設し、矢印a方向に回転させ
た回転時においては、内容物を図6で示す上段列の白抜
きの矢印のように発酵槽1の左右中央部に集めるように
循環させて発酵を促進させるとともに、発酵槽1の左右
側面に押し付けることがないようにして側面への処理物
の付着をなくすようにしている。逆の矢印b方向に回転
させる時には、内容物が図6の下段列の白抜きの矢印の
ように全体的に左側へ移動させて、発酵槽1の左側に設
けた排出口1bより全ての内容物が排出できるようにし
ている。この右側へ移動させる働きは、特に、発酵槽1
の左側に後述するオーバーフロー口1iを設けたときに
効果的でありシュータ80を介してに排出し、処理物が
一定量以上に溜まらないようにして、連続的に生ゴミを
投入できるようにしている。
【0018】また、前記攪拌爪軸19に駆動力を伝達す
る従動スプロケット41は、図12に示すように攪拌爪
軸19右端部のボス41aの外周面に円板41bが固設
され、該円板41b外周面に合成樹脂で成形したスプロ
ケット歯41cを周設したものである。この樹脂製のス
プロケット歯41cを周設してスプロケット41とする
構成では、チェーン42を介してモーター43と攪拌爪
軸19とを電気的に遮断することができ、また、スプロ
ケット41を鋼材で成形した場合に比べ軽量化を図るこ
とができる。さらに、チェーン42からこの樹脂製のス
プロケット歯41cへの駆動伝達時に発生する異音が減
少され、ケーシング10外に音が漏れることがないよう
に構成できる。
【0019】また、図5に示すように前記発酵槽1下部
の外周面は加温手段としての断熱材で被装された面状の
ヒータ44が貼設されており、該ヒータ44は図示せぬ
制御部により温度調節が行えるようにして、発酵槽1内
の処理物を加温して発酵を促進するようにしている。
【0020】また、図4、図5に示すように前記発酵槽
1上部の投入口1eは、前記ケーシング10上部内周面
のリブ10nを用いてシールされ、投入口1e中央部を
開放した生ゴミ投入口10aを投入蓋12で被装するこ
とで発酵槽1が密閉され、発酵槽1内の熱が逃げないよ
うにして発酵に適した環境を維持するとともに、臭気が
漏れることがないようにしている。
【0021】この密閉された発酵槽1には、側面の上部
に外気を吸入可能な吸入口1h・1hが開口され、吸入
口1h・1hと逆側の側面に排気口1aが設けられてい
る。前記排気口1aは、その外側の発酵槽1側面に排気
部20に接続される排気ファン21が螺合固定され、前
記排気ファン21の吐出口を下方に向け、ゴムや樹脂等
でなる排気ダクト22を接続し、該排気ダクト22下端
部を下方の底部10cに設けられた排気筒23上部に嵌
合されている。
【0022】よって、前記排気ファン21を駆動させる
と、吸入口1h・1hより発酵槽1内に外気が吸引さ
れ、爪18・18・・・によって攪拌されている処理物
の上面に空気(酸素)を行き渡らせるとともに、発酵時
に発生したガスもこの空気の流れに乗せて排気口1aよ
り排気ファン21で吸引し、排気部20下部の排気筒2
3より生ゴミ処理機9外部に排気するようにしている。
【0023】また、前記排気口1aにはフィルター60
が配置され、発酵槽1内の塵やホコリが排気ファン21
で吸引され外部に排出されないようにしている。前記排
気口1a位置は、生ゴミ投入口10a内周面下部より右
側方の投入された生ゴミが直接にかからない位置に開口
され、フィルター60は図1に示すようにケーシング1
0上部より挿脱可能に設けられている。
【0024】次に、前記発酵槽1内で発酵分解処理され
た処理物を排出する構成について説明する。前記発酵槽
1上部の左右中央部に生ゴミ投入口10a及び投入扉1
2を形成しているのに対して、この発酵槽1に向かって
左右片側に偏った(本実施例においれ左側)下部に開閉
可能に排出口1bが形成されるとともに、上部にオーバ
ーフロー口1iが開口されている。前記排出口1bは、
図5に示す正面視で前記取出口10dの左右の中央部に
形成されている。該排出口1bは、スライド式のシャッ
ター30で閉じられ、その排出口1b下方に回収トレイ
29がケーシング10外へ引き出し可能に配置されてい
る。これに対してオーバーフロー口1iは、常時開放さ
れているがその開口位置は高く、後述する如く攪拌爪軸
18の回転時に連続して排出できるようにしている。
【0025】前記排出口1bは、図4に示す側面視のよ
うに発酵槽1の前後中央部に形成され下方を開放した筒
状となっている。この排出口1b下部に一定間隔を開け
て板状のシャッター受け31が螺合されている。該シャ
ッター受け31に排出口1bより大きい開口31aが設
けられ、該シャッター受け31にシャッター30が前後
に摺動可能に支持され、排出口1bが開放可能としてい
る。
【0026】シャッター30前部には把手30aが固設
され、下部に板バネ32が固設され、図1、図7に示す
ように把手30aを持って取出口10dより手前側へ引
き出すことで、排出口1bが開けられ処理物を排出する
ことができるようにしている。逆に、シャッター30を
シャッター受け31前部の挿入口内へ深く挿入させたセ
ット時に板バネ32がシャッター受け31前上部に入り
込みシャッター30自身を上方に押え付けて排出口1b
を完全に密閉するようにしている。排出口1bが密閉さ
れることで、発酵槽1内部の処理物や臭気が漏れないよ
うになり、さらには発酵槽1内の熱が排出口1bより外
部へ逃げることがないのである。
【0027】また、図4で示すように、シャッター30
を奥まで挿入して排出口1bを完全に密閉した時には、
把手30aの前端部と取出口10d位置とが側面視でラ
ップするように構成されている。よって、排出口1bが
シャッター30で完全に密閉されていない場合には、把
手30aが取出口10dより飛び出た状態となり、取出
口10dを排出扉16で閉じると、排出扉16内面で把
手30a前部が押されてシャッター30が奥側へ深く挿
入され、排出扉16で取出口10dを閉じた時には、シ
ャッター30で排出口1bが完全に閉塞できるのであ
る。つまり、排出扉16を閉じた時には、排出口1bの
若干開いているといった閉め忘れがなくなり、未処理物
が排出されたり、発酵槽1内の熱を外部に漏れて発酵に
適した環境が損なわるといった不具合がなくなるのであ
る。
【0028】また、前記シャッター30の上方であり、
前記排出扉16上部の後方の発酵槽1前下部には、排出
駆動スイッチ35が設けられ、さらにその上方の発酵槽
1前下部にシャッター30の着脱時に発酵槽1を支える
ための押さえ用把手1fが形成されている。
【0029】そして、前記シャッター30を引き出して
排出口1bを開いた後に、排出駆動スイッチ35を押し
操作すると、前記攪拌爪軸19が逆転駆動し、発酵槽1
内の処理物を排出口1bよりスムースに排出して、回収
トレイ29内に回収するようにしている。
【0030】また、前記排出口1bは発酵槽1の断面積
に対して比較的小さくなっているが、爪18の回転の接
線方向に長く形成したことで、排出口1b上方の爪18
・18で強制的に排出する範囲を広くでき排出性が向上
されている。また、排出口1bより右方の発酵槽1内の
処理物は、前述した各爪18・18・・・の排出回転に
よって左側に送られ順次排出できるのである。
【0031】また、排出口1bを開けて排出駆動スイッ
チ35を押し操作した際の攪拌爪軸19の駆動方向は、
図4に示す矢印b方向となっており、爪18・18・・
・で排出される方向がシャッター30を引き出す方向と
なっており、誤ってシャッター30が閉まることがない
のである。また、発酵槽1内を攪拌時に攪拌爪軸19を
正逆回転駆動させると、矢印b方向の回転時には爪18
・18・・・の回転に沿って処理物が流れてシャッター
30が開く方向に力がかかるが、正回転と逆回転が間欠
的に駆動されているので、逆方向の矢印a方向の回転時
の処理物の流れはシャッター30を閉める方向に力が働
き、シャッター30を開ける力が継続してかかることが
ないのである。このシャッター30を開ける力が大きく
なっても、シャッター30は排出扉16で開かないよう
に抑え付けられており開かないようにロックされてい
る。
【0032】更に、爪18の回転の接線方向に長くした
排出口1bに合わせて、シャッター30も長方形状に長
くなっているが、この長手側がシャッター30の押し引
き開閉操作方向となっているので、この開閉操作時にシ
ャッター30が拗れることがなく、シャッター30を板
体で屈曲成形した単純な構成としてコストの削減が図ら
れる。
【0033】前記オーバーフロー口1iは、図5、図8
に示すように、回収トレイ29の左右中央部の上方で、
発酵槽1の左側の後面上部にオーバーフロー口1iが開
口されている。該オーバーフロー口1iに管状のシュー
タ80上部を連結させ、該シュータ80を発酵槽1後面
形状に沿って下方に延出させ、シュータ80下部を発酵
槽1下部のシャッター30後方の空いた空間に位置させ
て、回収トレイ29後部の上方に位置させている。
【0034】そして、攪拌爪軸19を図4に示す矢印a
に示す方向に回転させて、発酵槽1の後部側の処理物が
盛り上がり、後上がり傾斜した処理物上面の最も高くな
った部分よりオーバーフローするようにしている。この
オーバーフロー口1iの開口位置は、発酵槽1上中央部
に設けた生ゴミ投入口10aに対して左側方に偏った位
置に開口されており、投入された生ゴミが攪拌爪軸18
で攪拌されるとともに前記のように爪18の送り作用に
よって左側に緩やかに循環される間に発酵分解処理さ
れ、処理物のみを排出できるようにしている。生ゴミ処
理機9の分解処理の運転開始より一定期間(例えば30
日)は攪拌爪軸19の矢印aと逆方向へのみ間欠回転さ
せて、オーバーフローさせず分解処理を継続するように
している。一定期間の経過後に攪拌爪軸19の正逆回転
の間欠回転駆動を開始し、矢印a方向に回転された時に
分解処理された処理物をオーバーフローさせるようにし
ている。
【0035】また、このようにオーバーフロー口1iと
シュータ80とが、前述した如く前後に長く形成した回
収トレイ29の後部に連通され、処理物の排出経路が上
下方向直線的に構成されるのである。よって、発酵槽1
よりオーバーフローされた処理物がシュータ80を介し
て回収トレイ29後部に流れ込み、この回収トレイ29
後部に流れ込んだ処理物は次々とオーバーフローされ落
下される処理物に押し出され、次第に回収トレイ29の
前方に流れ込み、前後に長く形成した回収トレイ29の
全長内に回収でき、オーバーフローされた処理物を回収
できる量を多くしている。また、排出口1bやシュータ
80等を左側に集めて、逆の右側の空いた空間に、排気
部20やモーター43等を配置して効率の良いレイアウ
ト構成としている。
【0036】次に、排出口1b及びオーバーフロー口1
iより排出された処理物を受け止めて別の場所に移す回
収トレイ29について説明する。図4、図5、図7〜図
11に示すように、上方が開放された箱型に合成樹脂等
で一体的に形成した容器であり、手前側に把手29aが
形成されている。前記回収トレイ29の前後長さは、排
出口1bの前後長さより長く発酵槽1の前後幅と略等し
く、回収トレイ29の左右幅も排出口1bの左右幅より
大きくし、回収トレイ29で回収可能な内部容積を大き
くし、回収トレイ29の内部容積と排出口1b上方位置
の発酵槽1の内部容積とを略等しくし、排出口1b上方
の発酵槽1左側の処理物を全て回収できる大きさとして
いる。
【0037】従って、処理物の排出後には排出口1bの
上方の処理物がなくなり、シャッター30を閉めるとき
に抵抗がなくなり、さらにシャッター30の面積を発酵
槽1下部の全面に設けず左側の一部としたことと合わせ
て、シャッター30のシャッター受け31上を摺動させ
る抵抗を少なくでき開閉操作をスムースとしている。
【0038】また、回収トレイ29の下面の手前側と奥
側のそれぞれに脚部29b・29b・29cが形成され
ている。手前側の脚部29b・29bのは上方に凹ませ
た凹部が形成され、底部10c手前側の上部に形成した
凸部25・25が嵌入できるようにして、位置ズレを防
止できるようにしている。また、奥側の脚部29cは前
後方向の長いリブを左右平行に適宜間隔を開けて形成
し、回収トレイ29のセット時に低部10cの奥側上面
に形成した載置部26に載置されるようにしている。
【0039】更に、前記回収トレイ29の奥側下部に
は、上方に凹む凹部29dが形成されている。一方、ケ
ーシング10の奥側の底部10cにはストッパー28が
立設され、回収トレイ29を奥側へ深く挿入してセット
したときに、ストッパー28に凹部29dの手前面に当
接して回収トレイ29のストッパーとなるようにして、
回収トレイ29はケーシング内部にすっぽり入り、無駄
な空間が生じないようにしている。
【0040】また、底部10cの前記ストッパー28の
後部位置に回収トレイ29がセットされているか否かを
検知するセンサー36が配置されており、該センサー3
6は静電式や超音波式や光電式やマイクロスイッチ型等
限定するものではないが、本実施例では異物等が挟まっ
ても確実に検知できる磁気センサーからなる近接スイッ
チを用いているので、回収トレイ29の奥下部の前記凹
部29dの奥側には、回収トレイ29をセットした位置
に合わせて、磁石37が固定されている。そして、該セ
ンサー36はストッパー28より奥側に配置して、前記
凹部29d内に異物が入った状態で回収トレイ29を押
し込んでも、センサー36には直接当たらないようにス
トッパー28によりセンサー36を保護する構成として
いる。
【0041】また、前記センサー36は前記磁石37に
近づけるために底部10cに立設したスイッチ台27上
に載置し、該スイッチ台27の高さをストッパー28よ
り低く成形してセンサー36が回収トレイ29の底面に
接触しない高さとしている。そして、前記ストッパー2
8やスイッチ台27は合成樹脂で底部10cと一体的に
成形して製造容易としており、該スイッチ台27をスト
ッパー28と別々に突出成形させることで、回収トレイ
29の押し込みセット時にストッパー28に凹部29d
前面が当接されても、その衝撃がスイッチ台27上のセ
ンサー36に直接伝わることがないようにしている。よ
って、センサー36の耐久性を向上するとともに、誤作
動も防止できるのである。
【0042】また、図13に示すように底部10cにガ
イド部材90を形成して回収トレイ29’の左右方向に
ずれないように挿入することもできる。即ち、前記ガイ
ド部材90は、底部10c上面の左側に前後に長く形成
し、手前側を奥側に比べて徐々に高さが低くなるように
成形している。一方、回収トレイ29’に、奥側下部よ
り手前側に向け上方に凹む溝部29’eを成形し、該溝
部29’eの高さを奥側より手前側に向けて低くなるよ
うに成形し、溝部29’e上面形状をガイド部材90の
上面形状と一致させるとともに、回収トレイ29’の内
容積をできるだけ大きくできるようにしている。
【0043】従って、回収トレイ29’を取出口10d
より押し込んでセットする際に、回収トレイ29’奥側
下部の溝部29’eにガイド部材90が嵌まり込むが、
ガイド部材90前部の高さが低くなっており溝部29’
eに引っ掛かることなくスムースに押し込むことがで
き、回収トレイ29’を左右にずれないように真っ直ぐ
に奥へ挿入できるようになっている。そして、溝部2
9’e内にガイド部材90が嵌まり込んだ位置で回収ト
レイ29’を排出口1b下方の適所位置に収納される。
同様に、回収トレイ29’を手前に引き出す際に、真っ
直ぐに取出口10dより取り出せるようになり、回収ト
レイ29’の出し入れが容易となり取り扱いが簡単とな
る。
【0044】以上のように構成したことで、投入扉12
を開け発酵槽1内に生ゴミと発酵菌、水分調整剤等の副
資材等を投入し、水分含有量と酸素量、内部温度とが調
整されて発酵に適した環境が整えられ、生ゴミが順次投
入されている。そして、分解処理の運転開始時より一定
期間においては矢印aと逆方向にのみ間欠的に回転させ
て発酵分解処理を促進しする。一定期間の経過後には、
攪拌爪軸19を正逆回転駆動させることで、内容物が排
出口1bやオーバーフロー口1iが開口された左側に移
動されたり、左右中央部に戻されたりして循環しながら
分解処理し、堆肥化した処理物を徐々に左側に移動させ
る。そして、攪拌爪軸19が、図8に示す矢印a方向に
回転させた時に、左側に移動した処理物をオーバーフロ
ー口1iよりオーバーフローして回収トレイ29内に排
出するのである。また、発酵槽1内の処理物を取り出す
ためにシャッター30を開けると、その上方部分の処理
物を回収トレイ29内に回収して、発酵槽1内の処理物
の量を減らすようにしている。このとき、排出口1bを
生ゴミ投入口10aに対して左側方に偏った位置に開口
されており、シャッター30を開けても前回に投入され
た生ゴミが分解される前に排出されることがないのであ
る。また、シャッター30を開けて排出駆動スイッチ3
5を押し操作して攪拌爪軸19を排出駆動させると、爪
18の回転方向に沿って長く形成した排出口1bより効
率良く排出できるようにしている。
【0045】そして、回収トレイ29やシャッター30
をセットして、再び発酵槽1内に生ゴミ等を投入して発
酵分解処理を開始する時には、投入扉12と同様に排出
扉16を閉めて処理作業が行われるので、前述した如く
排出扉16によってシャッター30が完全に閉じ位置に
押し込まれ、排出口1bが閉め忘れられることがなくな
り、未処理物が誤って排出されたり、内部の熱が漏れる
等によって発酵を行う環境が損なわれることがないので
ある。また、この排出時の爪18の回転で、処理物が回
収トレイ29の手前側に高く盛り上がるように流れ、こ
の状態で一旦排出作業を中断するためにシャッター30
を奥側へ閉めると、回収トレイ29の手前側に溜まった
処理物をシャッター30で崩して奥側へ移動させ、回収
トレイ29内に処理物を均等に分散させることができ
る。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏する。即ち、請求項1記載のよう
に、生ゴミが投入される発酵槽に正逆回転駆動可能に攪
拌爪軸を横架して攪拌しながら発酵分解処理する生ゴミ
処理機において、前記発酵槽下部の一部に攪拌爪軸の爪
の回転方向に長く開閉可能な排出口を設けたので、排出
口を発酵槽下部の全面に設ける構成に比べて剛性を高く
保つことができる。また、排出口を下部の全面に設ける
構成に比べて一部に設ける構成では、排出性が悪くなる
が、爪の回転方向に長く形成したことで、爪で強制的に
排出する範囲を広くでき排出性が向上されている。
【0047】また、請求項2記載のように、生ゴミが投
入される発酵槽に正逆回転駆動可能に攪拌爪軸を横架し
て攪拌しながら発酵分解処理する生ゴミ処理機におい
て、前記発酵槽下部に攪拌爪軸の爪の回転方向に長く形
成した排出口を、該排出口の形状に合わせて長方形状と
したスライド式のシャッターで被装し、該シャッターの
開閉操作方向を長手方向としたので、この開閉操作時に
シャッターが拗れることがなく、シャッターを板体で屈
曲成形した単純な構成とすることができコストの削減が
図られる。
【0048】また、請求項3記載のように、生ゴミを攪
拌分解処理する発酵槽をケーシング内に収納し、前記発
酵槽下部に設けた排出口をスライド式のシャッターで被
装し、ケーシングに設けられた扉よりシャッターをスラ
イド操作する生ゴミ処理機において、シャッターを奥深
く挿入して排出口を閉塞させた位置のシャッターの手前
端部を扉の閉じ位置に略一致させたので、発酵分解処理
作業を行うために扉を閉めると、シャッターが奥深く挿
入させた排出口の閉塞位置に押し込まれ、シャッターの
閉め操作が不十分とならないのである。よって、未処理
物が誤って排出されたり、内部の熱が漏れる等によって
発酵を行う環境が損なわれることがないのである。
【0049】また、請求項4記載のように、生ゴミを発
酵分解処理する発酵槽において、発酵槽下部に開閉可能
に設けた排出口の下方にトレイを載置するとともに、該
トレイ後部と発酵槽後上部とをシュータを介して連通
し、発酵槽よりオーバーフローされる処理物の排出経路
を直線上としたので、発酵槽よりオーバーフローされた
処理物がシュータを介して回収トレイ後部に流れ込み、
この回収トレイ後部に流れ込んだ処理物は次々とオーバ
ーフローされ落下される処理物によって押されるように
次第に回収トレイの前方に流れ、前後に長く形成した回
収トレイの全長内に回収でき、オーバーフローされた処
理物を回収できる量が多くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生ゴミ処理機の全体斜視図である。
【図2】生ゴミ処理機の内部構成を示す斜視図である。
【図3】同じく上方斜視図である。
【図4】生ゴミ処理機の側面断面図である。
【図5】同じく正面断面図である。
【図6】攪拌爪軸に植設した爪形状を示す平面図及び各
爪による処理物の流れ方向を示す図である。
【図7】発酵槽の排出口を開閉するシャッターの開いた
状態を示す部分側面断面図である。
【図8】発酵槽にオーバーフロー口を設け回収トレイと
連通させた状態を示す側面断面図である。
【図9】取出口より出し入れされている回収トレイの側
面断面図である。
【図10】ケーシングの底部の平面図である。
【図11】回収トレイの底面図である。
【図12】攪拌爪軸に固設される従動スプロケットの斜
視図である。
【図13】回収トレイ下面及びケーシング底部に設けた
ガイドを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 発酵槽 1b 排出口 1i オーバーフロー口 10 ケーシング 10d 取出口 16 排出扉 18 攪拌爪 19 攪拌爪軸 29 回収トレイ 30 シャッター 56 支持スタンド 80 シュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古田 東司 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 村岡 宏章 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 西村 英毅 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 吉田 清隆 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 西村 秀司 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 松原 敏行 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 佐藤 孝康 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 Fターム(参考) 4D004 AA03 AC01 CA15 CA19 CB04 CB28 CB43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミが投入される発酵槽に正逆回転駆
    動可能に攪拌爪軸を横架して攪拌しながら発酵分解処理
    する生ゴミ処理機において、前記発酵槽下部の一部に攪
    拌爪軸の爪の回転方向に長く開閉可能な排出口を設けた
    ことを特徴とする生ゴミ処理機の処理物排出構造。
  2. 【請求項2】 生ゴミが投入される発酵槽に正逆回転駆
    動可能に攪拌爪軸を横架して攪拌しながら発酵分解処理
    する生ゴミ処理機において、前記発酵槽下部に攪拌爪軸
    の爪の回転方向に長く形成した排出口を、該排出口の形
    状に合わせて長方形状としたスライド式のシャッターで
    被装し、該シャッターの開閉操作方向を長手方向とした
    ことを特徴とする生ゴミ処理機の処理物排出構造。
  3. 【請求項3】 生ゴミを攪拌分解処理する発酵槽をケー
    シング内に収納し、前記発酵槽下部に設けた排出口をス
    ライド式のシャッターで被装し、ケーシングに設けられ
    た扉よりシャッターをスライド操作する生ゴミ処理機に
    おいて、シャッターを奥深く挿入して排出口を閉塞させ
    た位置のシャッターの手前端部を扉の閉じ位置に略一致
    させたことを特徴とする生ゴミ処理機の処理物排出構
    造。
  4. 【請求項4】 生ゴミを発酵分解処理する発酵槽におい
    て、発酵槽下部に開閉可能に設けた排出口の下方にトレ
    イを載置するとともに、該トレイ後部と発酵槽後上部と
    をシュータを介して連通し、発酵槽よりオーバーフロー
    される処理物の排出経路を直線上としたことを特徴とす
    る生ゴミ処理機の処理物排出構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102059241A (zh) * 2010-10-11 2011-05-18 明达机电制造(郑州)有限公司 食物垃圾处理机的下腔体及腔体
CN113477673A (zh) * 2021-07-09 2021-10-08 江门市映日科技有限公司 一种商用厨余垃圾处理系统
KR20220128538A (ko) * 2021-03-12 2022-09-21 김지현 음식잔반 처리장치

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