JP2000202317A - ディスポ―ザ―の防振取付機構 - Google Patents

ディスポ―ザ―の防振取付機構

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JP2000202317A
JP2000202317A JP923499A JP923499A JP2000202317A JP 2000202317 A JP2000202317 A JP 2000202317A JP 923499 A JP923499 A JP 923499A JP 923499 A JP923499 A JP 923499A JP 2000202317 A JP2000202317 A JP 2000202317A
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JP923499A
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Satoru Koshimizu
知 輿水
Katsumi Shimizu
克実 清水
Tamotsu Nishimura
保 西村
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Taisei Corp
SWCC Corp
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Taisei Corp
Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスポーザーの防振取付機構として、発明者
らは先に、圧縮弾性体を用いた吊り構造のものを提案し
たが、本発明は、この提案のものを更に改良して、取付
機構の小型化と簡素化によるコストの低減を図ると共
に、安全性をより高めることを目的としている。 【解決手段】このような目的において、本発明では、流
し排水口から下側に突出させた排水口側筒体39に取り
付ける上側筒体1と、ディスポーザー本体38を取り付
ける下側筒体2との間に可撓筒体3を接続すると共に、
上側筒体と下側筒体の夫々の横方向につば状支持体7,
8を突設し、夫々のつば状支持体の対応する複数個所に
嵌合孔9,10を設けると共に、嵌合孔に弾性ブッシュ
23,24を装着して支持棒体25を嵌合し、支持棒体
の上下端にストッパー部26,27を設けると共に、支
持棒体には、上側筒体のつば状支持体と上側ストッパー
部間に圧縮コイルばね28等の圧縮弾性体を介装したデ
ィスポーザーの防振取付機構を提案するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所からでる生ご
みの処理器であるディスポーザーの防振取付機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】台所の生ごみ処理器であるディスポーザ
ーは米国を中心に普及しているが、日本に適用する場合
には、排水処理と騒音が問題となる。即ち、ディスポー
ザー本体は流し排水口の下側に取り付けた排水口取付筒
体(シュート)を介して取り付けられるため、ディスポ
ーザー本体から発生する振動は排水口側筒体を経て流し
排水口に伝わって騒音を発生する。このため、この騒音
を抑制する対策が必要となる。
【0003】このため、ディスポーザー本体を防振機能
を有する吊り構造で支持する機構等、ディスポーザーか
ら発生する振動の伝達を抑制するためのディスポーザー
の取付機構が各種提案されているが、必ずしも十分な防
振効果が得られていない。そこで、本発明者等は、先
に、ディスポーザー本体から発生する振動が排水口側筒
体を経て流し台に伝達されるのを効果的に低減して、騒
音の発生を抑制するディスポーザーの防振取付機構を提
案した。例えば、特願平9年第344761号の願書に
添付した明細書及び図面参照のこと。
【0004】この防振取付機構は、例えば図6に示され
るように、以下に示す吊り構造としている。即ち、この
機構は、流し板aに形成した流し排水口bに、締付ねじ
機構cにより取り付けるための排水口側の筒体dと、デ
ィスポーザー本体eを取り付けるための本体側の筒体f
とを有しており、これらの筒体d,f間に可撓性を有す
る筒体gを接続すると共に、夫々の筒体d,fの横方向
につば状支持体h,iを突設している。夫々のつば状支
持体h,iの対応する複数個所、例えば120度毎の3
個所に嵌合孔j,kを設けると共に、これらの嵌合孔
j,kに弾性ブッシュl,mを装着して支持棒体nを嵌
合し、支持棒体nの上下端にストッパー部o,pを設け
ている。そして支持棒体nには、本体側の筒体fと下側
のストッパー部p間に圧縮コイルばねqを介装してい
る。更に、支持棒体nには、つば状支持体h,i間で、
支持体i寄りに、つば状支持体h,iの間隔が所定以上
接近することによるディスポーザー本体eの取付けの煩
雑さ、即ち、支持体iが圧縮コイルばねqにより支持体
h側に寄りすぎてディスポーザー本体eの取付け時に、
支持棒体n、ストッパー部p等が邪魔になるのを防止す
るためのスペーサーとしての環金具rを装着しており、
この環金具rを装着するために支持棒体nには外周に溝
(図示省略)を形成している。
【0005】このような防振取付機構では、ディスポー
ザー本体は、弾性ブッシュと圧縮コイルスプリングを介
装した支持棒体により吊り構造で支持されるため、ディ
スポーザー本体から流し台側への振動の伝達をこれらの
弾性ブッシュと圧縮コイルスプリングにより抑制するこ
とができ、従ってディスポーザー本体によって流し台か
ら発生する騒音レベルを低減を計ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような防振取付機
構では、次のような課題がある。 a.ディスポーザー本体を取り付けるための筒体に設け
たつば状支持体の下方に、防振のための圧縮コイルばね
が突出するので、ディスポーザー本体の上面とつば状支
持体との間隔を大きくとる必要がいる。そのため、筒体
は、ディスポーザー本体を取り付けるための部分を防振
のためのつば状支持体とは別に構成しなければならず、
取付機構が大きくなってしまう。 b.a.のことから、ディスポーザー本体の取付部分と
防振部分を一体化、またはそれに近い構造とすることが
困難であり、このために構造が複雑化し、コストアップ
につながると共に、取付作業も面倒である。 c.取付機構が大きいと、ディスポーザー本体の支持位
置が低くなるため、粉砕スラリーの排水の流れの悪化に
つながる。 d.これを防ぐために、圧縮コイルばねの突出長を短く
設定すると、支持棒体による支持スパンが短くなって防
振性能が低下する。 e.支持棒体の外周に溝加工を行うので、強度の低下を
来し、応力集中による破断の可能性が生じるため、安全
性に留意する必要がある。 そこで、本発明では、以上の構成をさらに発展させて、
これらの課題を解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、流し排水口から下側に突出させた
排水口側筒体に取り付ける上側筒体と、ディスポーザー
本体を取り付ける下側筒体との間に可撓筒体を接続する
と共に、上側筒体と下側筒体の夫々の横方向につば状支
持体を突設し、夫々のつば状支持体の対応する複数個所
に嵌合孔を設けると共に、嵌合孔に弾性ブッシュを装着
して支持棒体を嵌合し、支持棒体の上下端にストッパー
部を設けると共に、支持棒体には、上側筒体のつば状支
持体と上側ストッパー部間に圧縮弾性体を介装したディ
スポーザーの防振取付機構を提案する。
【0008】上記の本発明において、圧縮弾性体は、圧
縮コイルばねとする他、複数の弾性ブッシュとすること
ができる。
【0009】また上記の本発明において、圧縮弾性体を
圧縮コイルとする場合、ばね受けは、つば状支持体とス
トッパー部の夫々の端部とする他、弾性ブッシュに座金
を装着してばね受けとすることができる。
【0010】また上記の本発明において、夫々のつば状
支持体間にスペーサーを着脱可能に装着する構成とする
ことができ、このスペーサーは、例えば、帯板の上下を
1方向に折り曲げてなるコ字状片の上下折曲部に、弾性
ブッシュの周囲に嵌合させる切り欠きを形成したものと
することができる。
【0011】以上の本発明によれば、つば状支持体とデ
ィスポーザー本体との間隔を小さくすることができるの
で、ディスポーザー本体の取付部分と防振部分を一体化
に近い構造とすることができる。また支持棒体の支持ス
パンを短くする必要がないので、この意味で防振性も向
上する。
【0012】スペーサーは、本発明にかかる防振取付機
構を流し排水口に取り付けるまでは、装着状態において
圧縮コイルばねの圧縮力によるつば状支持体間の所定以
上の近接を防止することができると共に、取り付けてデ
ィスポーザー本体を使用可能状態とした場合には取り外
すことにより防振性を阻害しない。そして、支持棒体の
外周に溝加工を行う必要がないので、強度の低下も来さ
ず、安全性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。まず図1〜図3は本発明の防振取付機
構の主要部分の第1の実施の形態を示すもので、図1は
図2のA−A線断面及び矢視図、図2は図1の上方側か
ら見た平面図である。また図3はスペーサーの斜視図で
ある。図において、符号1は後述するように流し排水口
から下側に突出させた排水口側筒体に取り付ける上側筒
体であり、また符号2はディスポーザー本体を取り付け
る下側筒体である。これらの上側筒体1と下側筒体2間
には可撓筒体3を接続している。可撓筒体3の図示の接
続方法を詳細に説明すると、この実施の形態では、上側
筒体1と下側筒体2の夫々の外周に係合溝4を形成する
と共に、可撓筒体3の上部と下部の内周に上記係合溝4
に係合する凸条5を形成し、可撓筒体3の上部と下部を
夫々上側筒体1と下側筒体2の外側に嵌合し、凸条5を
係合溝4に係合した後、可撓筒体3の外周を締付バンド
6により締め付けて接続を行うようにしている。尚、こ
の実施の形態では、可撓筒体3は可撓性を形状的に良く
するために蛇腹状に構成している。上側筒体1と下側筒
体2の夫々の横方向には、つば状支持体7,8を突設し
ており、夫々のつば状支持体7,8の対応する複数個
所、この実施の形態の場合には、角度120度毎の3個
所に嵌合孔9,10を設けている。この実施の形態で
は、上側筒体1のつば状支持体7は、上側筒体1の外周
に上側から環状板11を嵌合し、段部12にねじ13で
固定することにより突設している。上側筒体1の上端外
周には、後述する取付用の凸条14を形成しており、凸
条14には上記ねじ13の固定個所に対応して凹部15
を形成している。このため、環状板11の内縁は凸条1
4と対応し、それよりも僅かに大きな開口部として構成
している。また環状板11には上記3個所に対応して突
出部分16を形成していて、これらの部分16に嵌合孔
9を設けている。一方、下側筒体2のつば状支持体8
は、下側筒体2に上下動可能に嵌合されており、プレス
加工により周囲に垂下部を形成した環状部材17の内周
に円柱面の溝部18が形成されている。下側筒体2の外
周に溝部18に対応する溝部19を形成し、これらの溝
部19間に結合リング20が介装されている。つば状支
持体8は、結合リング20により、下側筒体2からの離
脱を防止するようにされている。また環状部材17に
は、上記3個所に対応して突出部分21を形成してい
て、これらの部分21に嵌合孔10を設けている。一
方、環状部材17の下端には、後述する螺合取付用のス
クリュー状凸条22を形成している。上記つば状支持体
7,8の各嵌合孔9,10には、弾性ブッシュ23,2
4を装着して支持棒体25を嵌合し、この支持棒体25
の上下端にはストッパー部26,27を設けており、こ
の際、支持棒体25には、上側筒体1のつば状支持体7
と上側のストッパー部26との間に圧縮コイルばね28
を介装している。圧縮コイルばね28を介装するため
に、支持棒体25の上側のストッパー部26は着脱可能
な二重ナット29,30により構成している。また二重
ナットの一方側のフランジ付きナット30側には弾性ブ
ッシュ31を介装しており、この弾性ブッシュ31に座
金32を装着して上記圧縮コイルばね28のばね受けと
している。次に図3に斜視図を示す部材は、スペーサー
33であり、このスペーサー33は、帯板34の上下を
1方向に折り曲げてなるコ字状片の上下折曲部35に、
上記弾性ブッシュ23,24の周囲に嵌合させる切り欠
き36を形成したものである。
【0014】以上に説明した本発明の防振取付機構の主
要部分を流し台の下側に取り付けるまでは、図3に示す
スペーサー33の切り欠き36を、夫々の支持棒体25
に介装した弾性ブッシュ23,24に嵌合した状態とす
ると、つば状支持体7,8間の間隔は圧縮コイルばね2
8の弾性力にかかわらずスペーサー33の帯板34の長
さに維持され、必要以上に近接してしまうことがない。
【0015】以上の構成において本発明の防振取付機構
の主要部分は、図4に示すように、上側筒体1を流し台
の流し板37の下側に取り付けると共に、上記スクリュ
ー状凸条22を以てディスポーザー本体38を取り付け
て使用状態とすることができ、この使用状態では、図中
矢印で示すようにスペーサー33を取り外すことによ
り、つば状支持体7,8をフリーの状態とする。これら
の取付機構は適宜であるが、図示の機構を次に説明す
る。まず符号39は排水口側筒体であり、この上端に
は、つば状部40を形成している。このつば状部40
は、流し板37の排水口の周縁の低段部41の上側に位
置させると共に、低段部41の下側に挟持用環状部材4
2を位置させ、これらつば状部40、低段部41、挟持
用環状部材42間にパッキン43を介装して、後述する
締付け機構によりつば状部40と挟持用環状部材42の
間隔を狭めることにより、上記排水口側筒体39を取り
付けるものである。締付け機構は、排水口側筒体39の
下部外周に、結合リング44と溝部45を有する固定機
構により環状部材46を固定すると共に、その複数個所
において上記挟持用環状部材42側に締付けねじ47を
設けて構成される。即ち、締付けねじ47の回転により
挟持用環状部材42を上方に前進させることにより、つ
ば状部40と挟持用環状部材42の間隔を狭めて低段部
41を挟持すると共に、環状リング46を結合リング4
4を介して排水口側筒体39の下部に固定することがで
きる。一方、環状部材46の下端には、環状部材17と
同様な螺合取付用のスクリュー状凸条48を形成してお
り、上記上側筒体1の上端にパッキン49を装着した状
態で、環状締付け部材50をスクリュー状凸条48に螺
合して締め付けることにより、上側筒体1を排水口側筒
体39に液密的に接続状態として支持することができ
る。同様に、ディスポーザー本体38の接続用筒体51
の上端に構成したつば状部52にパッキン53を装着し
た状態で、環状締付け部材54をスクリュー状凸条22
に螺合して締め付けることにより、ディスポーザー本体
38を下側筒体2に液密的に接続状態として支持するこ
とができる。
【0016】ディスポーザー本体38の使用時におい
て、流し台の流し板37に開口している排水口側筒体3
9内に投入した生ごみは、上側筒体1、下側筒体2、接
続用筒体51を経てディスポーザー本体38内に投入さ
れ、回転カッター等による処理に供される。この際、デ
ィスポーザー本体38に発生する振動は下側筒体2に伝
わるが、この下側筒体2は、つば状支持体8の複数個所
において弾性ブッシュ24を介して支持棒体25の下部
により吊持されており、またこの支持棒体25の上部
は、弾性ブッシュ23,31と圧縮コイルばね28を介
してつば状支持体7の上方に支持されているため、水平
方向と上下方向の振動の伝達が抑制され、つば状支持体
7への振動の伝達は効果的に抑制される。圧縮コイルば
ね28は、弾性部分を長く構成することができるので、
振動の伝達抑制効果が大きく、また、このように圧縮コ
イルばね28が長く構成され、そこに圧縮力が作用する
ものではあるが、コイルばね28が損傷してもディスポ
ーザー本体38の脱落の危険はない。即ち、本発明にお
いては、弾性部分が荷重により圧縮される吊り構造であ
るため、仮に、弾性部分が損傷したとしてもディスポー
ザー本体38の支持が維持されることになり、安全であ
る。
【0017】このように、ディスポーザー本体38は防
振効果を有する吊り構造で支持されるので、可撓筒体3
は生ごみ等が落下する際の単なるカバーとして構成する
ことができる。従って、この場合には特別な強度、防振
性能等を考慮しなくとも良いので、これらの性能は落ち
るが、可撓筒体3の材質として抗菌性のものを使用する
ことができる。抗菌性のものとしては、例えば通常のゴ
ムに無機系、有機ヨード系等の抗菌剤を0.1%以上混
合した抗菌ゴムや軟質プラスチック等を使用することが
可能である。
【0018】また図に示す実施の形態では、可撓筒体3
は上側筒体1の下端よりも外側に距離をおいて位置し、
また可撓筒体3の、内側に露出している下端は上側筒体
1の下端よりも上方に位置しているので、上側筒体1を
通る生ごみが可撓筒体3に付着するのを防止することが
できる。
【0019】次に図5は本発明の防振取付機構の主要部
分の第2の実施の形態を示すもので、この図は図1と同
様な個所に対応するものである。この第2の実施の形態
は、圧縮弾性体の他の例を示すもので、この第2の実施
の形態では、第1の実施の形態の圧縮コイルばね28に
代えて、支持棒体25に複数の弾性ブッシュ55を重ね
て介装したもので、弾性ブッシュ55には弾性調節用の
座金56を装着している。第2の実施の形態におけるこ
の他の構成要素は、第1の実施の形態と同様であるの
で、これらの構成要素には、第1の実施の形態を示す図
1と同様な符号を付して重複する説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】本発明の防振取付機構は以上のとおりで
あるので、次のような効果がある。 a.弾性部分が荷重により圧縮される吊り構造であるた
め、仮に、弾性部分が損傷したとしてもディスポーザー
本体の支持が維持されることになり、安全である。 b.弾性部分は、上下方向の防振効果を、より高めるた
めに長い構成としているが、支持棒体が貫通しているた
め圧縮力により座屈しない。 c.可撓筒体は生ごみ等が落下する際の単なるカバーと
して構成することができ、この場合には特別な強度、防
振性能等を考慮しなくとも良いので、これらの性能は落
ちるが、カバーの材質としてこのような個所での使用に
適する抗菌ゴムを使用することができる。
【0021】また本発明では、以上に加えて、次に示す
ように格別なる効果がある。 a.ディスポーザー本体を取り付けるための筒体に設け
たつば状支持体の下方には、防振のための圧縮コイルば
ねが突出しないので、ディスポーザー本体の上面とつば
状支持体との間隔を大きくとる必要がなくなり、この部
分を短縮することができ、ディスポーザー本体の取付部
分と防振部分を一体化に近い構造とすることができる。 b.従って構成部材が減少し、製作工程と共に取付時の
組み立てが容易となり、コストを低減することができ
る。 c.支持棒体の支持スパンを短くする必要がないので、
この意味で防振性を向上することができる。 d.スペーサーは、本発明にかかる防振取付機構を流し
排水口に取り付けるまでは、装着状態において圧縮コイ
ルばねの圧縮力によるつば状支持体間の所定以上の近接
を防止することができると共に、取り付けてディスポー
ザー本体を使用可能状態とした場合には取り外すことに
より防振性を阻害しない。そして、支持棒体の外周に溝
加工を行う必要がないので、強度の低下も来さず、安全
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の主要部分の第1の実施の形態を示す
半断面図であり、図2のA−A線断面及び矢視図であ
る。
【図2】 図1の上方側から見た平面図である。
【図3】 スペーサーの斜視図である。
【図4】 図1〜図3に示す主要部分を流し台に取り付
けると共に、ディスポーザー本体を取付けた状態の一例
を示す半断面図である。
【図5】 本発明の主要部分の第2の実施の形態を示す
半断面図である。
【図6】 従来のディスポーザー取付機構の一例を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1 上側筒体 2 下側筒体 3 可撓筒体 4 係合溝 5 凸条 6 締付バンド 7 つば状支持体 8 つば状支持体 9 嵌合孔 10 嵌合孔 11 環状板 12 段部 13 ねじ 14 凸条 15 凹部 16 突出部分 17 環状部材 18 溝部 19 溝部 20 結合リング 21 突出部分 22 スクリュー状凸条 23 弾性ブッシュ 24 弾性ブッシュ 25 支持棒体 26 ストッパー部 27 ストッパー部 28 圧縮コイルばね 29 ナット 30 フランジ付きナット 31 弾性ブッシュ 32 座金 33 スペーサー 34 帯板 35 折曲部 36 切り欠き 37 流し板 38 ディスポーザー本体 39 排水口側筒体 40 つば状部 41 低段部 42 挟持用環状部材 43 パッキン 44 結合リング 45 溝部 46 環状部材 47 締付けねじ 48 スクリュー状凸条 49 パッキン 50 環状締付け部材 51 接続用筒体 52 つば状部 53 パッキン 54 環状締付け部材 55 弾性ブッシュ 56 座金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 克実 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 西村 保 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 Fターム(参考) 3J059 AB11 AE04 AE10 BA01 BB08 CC03 GA50 4D065 CC03 DD25 EB17 EC09 ED18 ED41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し排水口から下側に突出させた排水口
    側筒体に取り付ける上側筒体と、ディスポーザー本体を
    取り付ける下側筒体との間に可撓筒体を接続すると共
    に、上側筒体と下側筒体の夫々の横方向につば状支持体
    を突設し、夫々のつば状支持体の対応する複数個所に嵌
    合孔を設けると共に、嵌合孔に弾性ブッシュを装着して
    支持棒体を嵌合し、支持棒体の上下端にストッパー部を
    設けると共に、支持棒体には、上側筒体のつば状支持体
    と上側ストッパー部間に圧縮弾性体を介装したことを特
    徴とするディスポーザーの防振取付機構
  2. 【請求項2】 支持棒体の上側ストッパー部側に弾性ブ
    ッシュを嵌合し、弾性ブッシュに座金を装着してばね受
    けとしたことを特徴とする請求項1記載のディスポーザ
    ーの防振取付機構
  3. 【請求項3】 夫々のつば状支持体間にスペーサーを着
    脱可能に装着する構成としたことを特徴とする請求項1
    記載のディスポーザーの防振取付機構
  4. 【請求項4】 スペーサーは、帯板の上下を1方向に折
    り曲げてなるコ字状片の上下折曲部に、弾性ブッシュの
    周囲に嵌合させる切り欠きを形成したものであることを
    特徴とする請求項3記載のディスポーザーの防振取付機
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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