JP2000201626A - 冷菓製造装置 - Google Patents

冷菓製造装置

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JP2000201626A
JP2000201626A JP11008059A JP805999A JP2000201626A JP 2000201626 A JP2000201626 A JP 2000201626A JP 11008059 A JP11008059 A JP 11008059A JP 805999 A JP805999 A JP 805999A JP 2000201626 A JP2000201626 A JP 2000201626A
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JP
Japan
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cross beam
opening
frozen dessert
support structure
frame
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JP11008059A
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Motoyasu Kito
幹育 鬼頭
Yuji Wakatsuki
勇二 若槻
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 据え付け位置に関係なく、フィルタの交換や
ファン・モータ組立体の保守等が容易であると共に、ス
ムーズに外気を取り入れて外部に好適に排出することが
可能な冷菓製造装置を提供する。 【解決手段】 冷菓製造装置30は、枠体40にトップ
パネル82、リヤパネル83、サイドパネル81、フロ
ントパネル84a,84b及び底部の支持構造体47を
取り付けて形成した立方体の箱形構造を有する。底部の
支持構造体には開口部を設けてその直上にエアフイルタ
50を出し入れ自在に横置きに配設し、枠体40の上部
により、凝縮器本体61及びファン・モータ組立体62
を含む凝縮器アセンブリ60を横置きにして支持する。
トップパネルには、該ファン・モータ組立体のファン6
2aにより送られてくる排気を外部に排出するための排
気開口部82aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷菓製造装置のよ
うに圧縮機、凝縮器等からなる冷凍系を含む装置の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる冷菓製造装置1は、一般
に、図5に示す箱形の構造を有する。即ち、図5におい
て、箱形骨格を形成する枠体2に、底部の基板2a,左
右のサイドパネル2b,漏電ブレーカの動作確認以外の
際には通常外さないトップパネル2c,背部のリヤパネ
ル2d,前側のフロントパネル2eが取り付けられ箱形
に形成される。この冷菓製造装置1の内部において、冷
凍系は、図6に分解斜視図で示すように連通して冷媒を
循環させるようになっており、圧縮機3、凝縮器4、フ
ァンモータ5、冷菓を製造するエバポレータ6等を含ん
でおり、これらのうち圧縮機3、凝縮器4、ファンモー
タ5は底部の基板2a上に取り付けられていた。即ち、
圧縮機3は、その底部の取付板3a,脚部3b等を介し
て基板2aの所定領域3cに設置され、凝縮器4は、そ
の各側板4aの底部で基板2aに確り螺着され、ファン
モータ5は、その取付ブラケット5a,5bを介して凝
縮器4の前方位置で基板2aに確り螺着されていた。
【0003】一方、この冷凍系を収容する箱体内には、
上述した諸機器に加えて、図7に示すように、冷菓製造
に必要な各種のタンク7,8,9や、電装箱10や、エ
アフイルタ10等が設けられている。このエアフイルタ
10は、箱体の背部に配置された凝縮器4とリヤパネル
2dとの間に配置されて、該リヤパネル2dに設けられ
た排気ルーバ10aを介して取り入れられた外気をろ過
し、凝縮器4の汚れを防止する。また、各サイドパネル
2bの下方部には排気ルーバ11が形成されている。従
って、凝縮器4のための冷却用空気は、箱体背部の下方
部から取り入れられ、箱体両側の下方部にあるルーバ1
1から排気する横方向への排気構造である。
【0004】なお、図7に示されているその他の主な機
器について簡単に説明すると、フロントパネル2eに
は、円筒形ケーシングからなるエバポレータ6の前側開
口に対応する位置にスリーブ12が設けられ、それを冷
菓注出バルブ13付きの蓋体14が閉じると共に、電源
スイッチ等が設けられた制御盤15が取り付けられてい
る。圧縮機3等を経由して送られてくる冷媒により冷却
されるエバポレータ6の内部には回転ブレード16が回
転自在に装着されていて、これによりエバポレータ6内
部の半凍結状態の冷菓を攪拌する。フロントパネル2e
の下方には、枠体2に取り付けられたブラケット17に
固定される受皿18が配設されている。この受皿18
は、前述した注出バルブ13を開いてエバポレータ6の
内部の冷菓を図示しない容器内に入れた後、注出バルブ
13の出口に付着していた冷菓の残りが滴れることがあ
るので、この後滴れをスノコ19を介して受けるために
設けられている。20は冷菓製造装置1の支持脚、21
は電源プラグ、22は漏電ブレーカである。また、23
は図示しない冷却スイッチ、排水ホース、操作バルブ等
が納められているスペースを塞ぐ扉である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような吸排気
構造であるため、箱体のリヤパネル2dの後側に、冷菓
製造装置が設置される室の壁面がある場合には、この壁
面とリヤパネル2dの隙間が小さいと吸気効率が悪くな
るだけでなく、エアフイルタ10の掃除が面倒であり必
然的に掃除頻度が低下するので、冷凍能力がなお更低下
し、商品である冷菓の製造に長時間を要することにな
る。
【0006】また、排気口である排気ルーバ11が箱体
の左右サイドパネル2bに設けられているため、室の壁
面により左右サイドパネル2bが塞がれていると、排気
は箱体内を循環することになり、この場合も冷凍能力の
低下になる。更に、冷菓洗浄装置はフロントパネル2e
を前側にしてカウンター(図示せず)上に配設されるこ
とがしばしばあるが、左右サイドパネル2bに排気ルー
バ11が形成されていてそこから排気される場合でも、
熱気がカウンターの前に居る人に吹きかかることがあ
り、この人は通常冷菓の顧客であるから、これは好まし
いことではない。従って、本発明の主たる目的は、据え
付け位置に関係なく、フィルタの交換やファン・モータ
組立体の保守等が容易であると共に、スムーズに外気を
取り入れて外部に好適に排出することが可能な冷菓製造
装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的から、請求項1
に記載の本発明は、枠体にトップパネル、リヤパネル、
サイドパネル、フロントパネル及び底部の支持構造体を
取り付けて形成した立方体の箱形構造を有する冷菓製造
装置において、前記底部の支持構造体に開口部を設けて
その直上にエアフイルタを出し入れ自在に横置きに配設
し、前記枠体の上部により、凝縮器本体及びファン・モ
ータ組立体を含む凝縮器アセンブリを横置きにして支持
すると共に、前記トップパネルには、該ファン・モータ
組立体のファンにより送られてくる排気を外部に排出す
るための排気開口部が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0008】この冷菓製造装置において、請求項2に記
載の本発明のように、前記枠体は、垂直に延びる2本の
前側支柱と、該前側支柱の上端部に接合される前側横梁
と、垂直に延びる2本の後側支柱と、該後側支柱の上端
部に接合される後側横梁とを含み、前記凝縮器アセンブ
リは、前記凝縮器本体の各側部に装着される1対の取付
ブラケットを含み、該取付ブラケットが、前記前側支柱
及び前記前側横梁の接合部並びに前記後側支柱及び前記
後側横梁の接合部上に乗る取付片を有することが好まし
い。また、請求項3の本発明のように、前記前側支柱及
び前記前側横梁の接合部の一方と、前記後側支柱及び前
記後側横梁の接合部の一方の間に前記取付ブラケットの
一方が当接状態で配置され、前記前側支柱及び前記前側
横梁の接合部の他方と、前記後側支柱及び前記後側横梁
の接合部の他方の間に前記取付ブラケットの他方が当接
状態で配置されていることが好ましい。
【0009】更に、請求項4に記載の本発明によれば、
前記枠体は、その長手方向の中間に支持構造体を有し、
該中間の支持構造体は、エバポレータ及びギヤモータを
支持すると共に、圧縮機を支持した前記底部の支持構造
体に設けた前記開口部に略対応する前側位置に開口部が
形成されている。また、請求項5に記載の本発明のよう
に、前記中間の支持構造体の背部には前記ギヤモータに
空気を当てるための切欠きが形成されていることが好ま
しい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明するが、従来技術も含
め全図面を通じ、同一符号は同一又は対応部分を示すも
のとする。また、本発明は、以下の説明から分かるよう
に、この実施形態に限定されるものではなく、種々の改
変が可能である。先ず、図1は、本発明の一実施形態に
係る冷菓製造装置30の全体構成を分解斜視図で示し、
図2は、主として、その骨格構造を形成する枠体40を
同様に斜視図で示している。
【0011】図2において、枠体40は、2本の前側支
柱41aと、2本の後側支柱41bとを備え、これらの
前側支柱41aは上部の前側横梁42aと下部の前側横
梁43aにより互いに矩形状に接続されて前枠を形成
し、また、2本の後側支柱41bも上部の前側横梁44
aと下部の前側横梁45aにより同様に互いに矩形状に
接続されて後枠を形成している。前枠には、下部の前側
横梁43aから上方に若干の間隔をあけてブラケット4
3cが取り付けられる。そして、この前枠及び後枠は、
長さ方向の中央もしくは中間において、水平に配置した
枠状の支持構造体46により相互に接続されると共に、
底部において、同様に水平に配置したほぼ枠状の支持構
造体47により相互に接続されている。このようにして
図2に示す形状の枠体40が形成される。なお、この枠
体40の前枠及び後枠の上部はこの段階では接続されて
いない。
【0012】この実施形態では、中央部の支持構造体4
6の比較的に前側には、空気の流れを良くするため、好
ましくはエアフイルタ50(図1)に対応する形状及び
大きさの矩形開口部46aが形成されており、後方もし
くは背部には、後述するギアモータに空気の流れを当て
るための例えば矩形とすることができる切欠き46bが
形成されている。また、底部の支持構造体47には、上
述した矩形開口部46aの直下に、ほぼ同様の大きさ及
び形状の開口部47aが形成されている。この開口部4
7aには、昆虫等の異物の侵入を防ぐため網状部材47
bが設けられていることが好ましい。なお、中間の支持
構造体46に設けられた開口部46aの目的は、冷菓製
造装置内での下方から上方への空気の流れを促進するこ
とであるから、その目的が達成される限りにおいて、形
状、大きさ、個数等については図示の実施形態に限定さ
れない。
【0013】本発明の実施形態によれば、底部の支持構
造体47に形成した開口部47aを上方から覆う位置に
周知の構造のものでよいエアフイルタ50が後述するよ
うに脱着自在に配置され、また、前枠及び後枠の上部間
に凝縮器アセンブリ60(図1,3及び4参照)が配置
される。このように諸機器を配置するために、底部の支
持構造体47に設けた開口部47aの左右側部にはそれ
ぞれレール状のフィルタガイド48が設けられ、開口部
47aの奥側には、フィルタガイド48に直交するよう
にストッパ49が設けられている。これらのフィルタガ
イド48及びストッパ49は周知の構造のものでよいた
め、その更なる説明は省略する。
【0014】次に、上述したように枠体上部に配置され
る凝縮器アセンブリ60の構造について、主に図3を参
照して説明する。図3において、凝縮器アセンブリ60
は周知の構造のものでよい凝縮器本体61とファン・モ
ータ組立体62とを含む。枠体上部による凝縮器本体6
1の支持のために、凝縮器本体の各側板61aに逆L形
の取付ブラケット63,64が例えばネジ(図示せず)
により取り付けられるようになっている。取付ブラケッ
ト63及び64はそれぞれ垂直部63a,64a及び水
平部63b,64bを有し、各水平部63b,64bの
端部は横方向に延びて取付片63c,64cとなってい
る。図1及び図4から了解されるように、各垂直部63
a,64aの長手方向の寸法は前側及び後側の支柱間の
内法寸法にほぼ対応している。そして凝縮器アセンブリ
60を図1及び図4に示す所定位置に載置した際に、垂
直部63a,64aが前側及び後側の支柱間に嵌まり、
水平部に設けた各取付片63c,64cが対応する支柱
の端部と横梁の端部との接合部上に載るようになってい
る。各取付片63c,64cには図示のように小穴が形
成されていて、例えばネジによりこの接合部に確り取着
することができる。このようにして凝縮器本体61が枠
体により支持される。
【0015】図3において見て左側の取付ブラケット6
3の水平部63bは、凝縮器本体61の左側側部の左方
に図4に示す機器群65の収容スペースを確保するた
め、右側の取付ブラケット64の水平部63bよりも幅
が広く形成されている。なお、機器群65はドライヤ、
インフレーションチューブ等を含むが、これらは冷菓製
造装置にとっては必須であっても、本発明を構成するも
のではないので、これ以上の説明は省略する。
【0016】凝縮器本体61の上面及び前後側面は、図
示のようにコ字形の囲い66により覆われる。囲い66
には、円形の開口部66aが形成されており、その上方
に大体において円筒形のエアガイド67が設けられ、更
にその上方にファン・モータ組立体62が設けられる。
ファン・モータ組立体62は、排気ファン62aと、該
ファンを駆動するモータ62bと、ファン及びモータを
支持して囲い66上に取り付けられる枠体62cとを含
む。枠体62cは、その左右端部に脚体もしくはブラケ
ット62dを含むと共に、前後の横梁の下側部に図3に
示すように切欠きを有する。ファン・モータ組立体62
は、該切欠きをエアガイド67の上縁に図示のように形
成された切欠きに合わせ嵌合させると共に、枠体62c
の左右端部のブラケット62dを囲い66上に載置し
て、上方から例えばネジにより囲い66を介して凝縮器
本体の側板61aの上面に確り取り付けられる。このよ
うにして凝縮器アセンブリ60が図1及び図4に示すよ
うに枠体40に装着される。
【0017】次に、図4において、上述したように装着
された凝縮器アセンブリ60の奥側の下方に、符号70
で示すギヤモータがブラケット71を介して中間の支持
構造体47に取り付けられ、この支持構造体46上には
更に、好ましくは開口部46aを流れる空気流をなるべ
く邪魔しない位置に円筒形ケーシングからなるのエバポ
レータ6が配設される。このエバポレータ6もブラケッ
ト71により支持される。ギヤモータ70は装置の全高
を低く抑えるために、横置きされている。底部の支持構
造体47上にはその開口部47aから外れた奥の位置に
圧縮機3が従来の冷菓製造装置に関連して説明したよう
な仕方で配置される。前述したように中間の支持構造体
46には開口部46aが形成されているため、圧縮機3
を図4に示すように配置する際の作業性が良好になる。
そして、図1から了解されるように、前述したブラケッ
ト43cと前側支柱41aに設けた図示のネジ穴を利用
して電装箱10が装着される。なお、図1及び図2にお
いて、符号21は底部の支持構造体47の各隅部下側に
周知の仕方で取り付けられる脚体である。
【0018】更に、図1において、枠体40に、排気ル
ーバが設けられていない左右のサイドパネル81,漏電
ブレーカの動作確認の際だけでなく、ファン・モータ組
立体62等の保守の際に外しうるトップパネル82,や
はり排気ルーバを形成する必要のない背部のリヤパネル
83,前側の上下フロントパネル84a,84bが取り
付けられ箱形に形成される。トップパネル82には、フ
ァン・モータ組立体62に対応する位置に、短いスリー
ブ82bにより囲まれた円形の排気開口部82aが形成
されており、この排気開口部82aは、ワイヤを組み合
わせて形成されたガードネット82cにより覆われてい
る。また、上フロントパネル84aには、円筒形エバポ
レータ6の前側開口に対応する位置に、冷菓注出バルブ
13付きの蓋体14が設けられると共に、電源スイッチ
等が配された制御盤15が取り付けられている。圧縮機
3等を経由して送られてくる冷媒により冷却されるエバ
ポレータ6の内部には、ギヤモータ70により駆動され
る回転ブレード16が回転自在に装着されていて、これ
によりエバポレータ6内部の半凍結状態の冷菓を攪拌す
る。
【0019】下フロントパネル84bの下方には、枠体
40の前側横梁43aの上方において各前側支柱41a
から内方に延びる一対の取付片43dにブラケット43
eを介して取り付けられる受皿18が配設されている。
この受皿18は、前述した注出バルブ13を開いてエバ
ポレータ6の内部の冷菓を図示しない容器内に入れた
後、注出バルブ13の出口に付着していた冷菓の残りが
滴れることがあるので、この後滴れをスノコ19を介し
て受けるために設けられている。
【0020】図1及び図2から明らかなように、冷菓製
造装置の前面には、前側横梁43a,ブラケット43c
及び一対の取付片43dの間に横方向に長い矩形の隙間
が画成される。前述したエアフイルタ50はこの隙間か
ら挿入され、フィルタガイド48に沿って所定の位置に
案内される。なお、図1において、符号85は冷菓の製
造に必要なシロップタンクアセンブリを表し、その下方
に各種の配管系86がある。これらのシロップタンクア
センブリ85及び配管系86は、冷菓製造装置としては
欠かせないものであるが、本発明を構成するものではな
いので更なる説明は省略する。
【0021】次に、特に図1を参照して本発明による冷
菓製造装置の排気動作について説明する。冷菓製造装置
の運転中には、ファン・モータ組立体62はオンであり
そのファン62aが回転して、冷菓製造装置内部の空気
を上方に吸い込み、トップパネル82の開口部82aか
ら排出する。そのため、エアフイルタ50を経由して取
り込まれた外気が中間の支持構造体46に形成された開
口部46aを経由してトップパネル82の開口部82a
に向かう上向きの積極的な流れが生じる。このように流
れる過程で、底部の支持構造体47と中間の支持構造体
46との間に配置された電装箱10、圧縮機3、図示し
ないポンプモータ(図7のサブタンク8に給水するため
のポンプを駆動するモータである)等の電気部品で発生
した熱は、中間の支持構造体46に形成された前側の開
口部46a及び背部の切欠き46bを介して上方へ流さ
れ、回転ブレード16を攪拌するためのギアモータ70
等に当たってこれを冷却する。このような空気の流れを
形成することにより、図4に示す機器群65や、図1に
示す配管系86における結露を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の本発明
によれば、凝縮器アセンブリもエアフイルタも横置きと
すると共に、凝縮器アセンブリを頂部に配置し、エアフ
イルタを底部に配置したため、冷菓製造装置が据え付け
られる場所の壁面の位置に関係なく排気を好適に排出し
うるだけでなく、下吸気上排気となるので煙突効果が生
じ、仮に凝縮器アセンブリのファンが停止してもある程
度冷菓製造装置内の熱を外部に放出することができる。
また、エアフイルタを枠体底部に横置きしたため、冷菓
製造装置が設置される場所の壁面の位置に関係なく同エ
アフイルタを冷菓製造装置全面から容易に取り外して掃
除することができると共に、凝縮器アセンブリを横置き
とすることにより、冷菓製造装置の外形寸法が従来と同
一であっても、凝縮器の表面積を大きく(例えば50%
程度)且つファンの径も大きくすることが可能となり、
高温環境で使用する場合でも、冷菓製造装置の内部を適
切な温度状態に保持することができる。更に、トップパ
ネルを取り外してファン・モータ組立体の保守、交換作
業等を容易に行うことができる。
【0023】また、請求項2に係る本発明のように、凝
縮器アセンブリの取付ブラケットに取付片を設け、該取
付片を介して凝縮器アセンブリを支持することにより、
凝縮器アセンブリの左右方向寸法を可能な限り大きくす
ることができ、請求項1の場合よりも更に、高温環境で
使用される冷菓製造装置の内部を適切な温度状態に保持
することができる。更に、請求項3に係る本発明のよう
に、各取付ブラケットを前側支柱及び後側支柱間に当接
状態にしておけば、前側支柱及び後側支柱の上端部同士
を接続する横梁の必要がなくなるだけでなく、枠体の前
後方向及び左右方向の圧縮に対する強度が向上する。
【0024】請求項4に記載の本発明のように、枠体の
長手方向の中間に支持構造体を設けて、これにより、エ
バポレータ及びギヤモータを支持すると共に、該中間の
支持構造体に、圧縮機を支持した底部の支持構造体に設
けた開口部に略対応する前側位置に開口部を形成してお
くと、エアフイルタから吸い込まれた外気の凝縮器アセ
ンブリへの流れがスムーズとなり、熱の滞留がなくな
り、電気部品の異常発熱を効果的に防止してその劣化防
止に大きく寄与することができる。また、その場合、請
求項5に記載のように、中間の支持構造体の背部に、ギ
ヤモータに空気を当てるための切欠きを形成しておけ
ば、冷菓製造装置内における空気の流れが更にスムーズ
になるだけでなく、底部の支持構造体上への圧縮機の据
え付け作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷菓製造装置の全
体構成を分解して示す斜視図である。
【図2】 図1の冷菓製造装置における枠体の斜視図で
ある。
【図3】 図1の冷菓製造装置において枠体の上部に配
置される凝縮器アセンブリを示す分解斜視図である。
【図4】 図2の枠体に図3の凝縮器アセンブリ等を組
み付けて図1の冷菓製造装置とする途中の状態を示す分
解斜視図である。
【図5】 従来の冷菓製造装置を一部切り欠き、一部分
解して示す斜視図である。
【図6】 図5の冷菓製造装置における冷凍系の配置構
成を示す斜視図である。
【図7】 図1の冷菓製造装置における諸機器の配置を
更に分かり易く示す分解斜視図である。
【符号の説明】
3…圧縮機、6…エバポレータ、30…冷菓製造装置、
40…枠体、41a…前側支柱、41b…後側支柱、4
2a…前側横梁、44b…後側横梁、46…中間の支持
構造体、46a…開口部、46b…切欠き、47…底部
の支持構造体、47a…開口部、50…エアフイルタ、
60…凝縮器アセンブリ、61…凝縮器本体、62…フ
ァン・モータ組立体、62a…ファン、63,64…1
対の取付ブラケット、63c,64c…取付片、81…
サイドパネル、70…ギヤモータ、82…トップパネ
ル、82a…排気開口部、83…リヤパネル、84a…
上フロントパネル、84b…下フロントパネル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体にトップパネル、リヤパネル、サイ
    ドパネル、フロントパネル及び底部の支持構造体を取り
    付けて形成した立方体の箱形構造を有する冷菓製造装置
    において、前記底部の支持構造体に開口部を設けてその
    直上にエアフイルタを出し入れ自在に横置きに配設し、
    前記枠体の上部により、凝縮器本体及びファン・モータ
    組立体を含む凝縮器アセンブリを横置きにして支持する
    と共に、前記トップパネルには、該ファン・モータ組立
    体のファンにより送られてくる排気を外部に排出するた
    めの排気開口部が形成されていることを特徴とする冷菓
    製造装置。
  2. 【請求項2】 前記枠体は、垂直に延びる2本の前側支
    柱と、該前側支柱の上端部に接合される前側横梁と、垂
    直に延びる2本の後側支柱と、該後側支柱の上端部に接
    合される後側横梁とを含み、前記凝縮器アセンブリは、
    前記凝縮器本体の各側部に装着される1対の取付ブラケ
    ットを含み、該取付ブラケットが、前記前側支柱及び前
    記前側横梁の接合部並びに前記後側支柱及び前記後側横
    梁の接合部上に乗る取付片を有することを特徴とする請
    求項1に記載の冷菓製造装置。
  3. 【請求項3】 前記前側支柱及び前記前側横梁の接合部
    の一方と、前記後側支柱及び前記後側横梁の接合部の一
    方の間に前記取付ブラケットの一方が当接状態で配置さ
    れ、前記前側支柱及び前記前側横梁の接合部の他方と、
    前記後側支柱及び前記後側横梁の接合部の他方の間に前
    記取付ブラケットの他方が当接状態で配置されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の冷菓製造装置。
  4. 【請求項4】 前記枠体は、その長手方向の中間に支持
    構造体を有し、該中間の支持構造体は、エバポレータ及
    びギヤモータを支持すると共に、圧縮機を支持した前記
    底部の支持構造体に設けた前記開口部に略対応する前側
    位置に開口部が形成されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の冷菓製造装置。
  5. 【請求項5】 前記中間の支持構造体の背部には前記ギ
    ヤモータに空気を当てるための切欠きが形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の冷菓製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101910429B1 (ko) * 2010-09-06 2018-10-22 우고리니 에스피에이 냉동 제품을 위한 개선된 기계
JP2019140937A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷菓製造装置

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