JP2000201423A - 管継ぎ手及びケ―ブルの布設方法 - Google Patents

管継ぎ手及びケ―ブルの布設方法

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JP2000201423A
JP2000201423A JP17686299A JP17686299A JP2000201423A JP 2000201423 A JP2000201423 A JP 2000201423A JP 17686299 A JP17686299 A JP 17686299A JP 17686299 A JP17686299 A JP 17686299A JP 2000201423 A JP2000201423 A JP 2000201423A
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conduit
pipe joint
cable
cylindrical hollow
hollow portion
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JP17686299A
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English (en)
Inventor
Toshiichi Kajikawa
敏一 梶川
Hidemi Nishiyama
秀美 西山
Yutaka Furukawa
裕 古川
Norio Kishi
則男 岸
Shunji Yamamoto
俊司 山本
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルを圧送する際の電線管の仮接続を容
易にする管継ぎ手、及びマンホールのある長距離の電線
管にケーブルを通線する方法を提供する。 【解決手段】 本管継ぎ手10は、電線管P1 の長手方
向に合わせ面12を有し、合わせ面で合体、分離自在の
二つ割り体10A、Bで構成されている。管継ぎ手は、
二つ割り体を合わせ面で相互に合わせ、合わせ面に設け
たボルト孔にボルトを貫通させてナットで緊結すること
により、二つ割り体を一体化する。一体化された二つ割
り体からなる管継ぎ手は、継ぎ手ブロックを貫通し、径
が電線管P 1 の外径と同じ円筒状中空部16を形成す
る。円筒状中空部は、内周面18から内方に突起した、
電線管P1 の外径より小さい内径の環状突起部20を長
手方向に離隔して有する。本ケーブル布設方法は、管継
ぎ手10を使って、マンホールで中断された電線管を仮
接続して所定距離の電線管を連続させ、連続した電線管
内に一括してケーブルを布設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線管同士又は電
線管と同じ外形のパイプとを仮接続する管継ぎ手及びそ
の管継ぎ手を使ったケーブルの布設方法に関し、更に詳
細には、マンホールで分断されたケーブル通線用電線管
により構成されているケーブル布設経路に沿って、高圧
気体流の搬送力によりケーブルを電線管に圧送して布設
する際、マンホールで分断された電線管を仮接続して電
線管を連続させるのに最適な管継ぎ手及びそれを使った
作業能率の高いケーブルの布設方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ケーブルを布設する際には、ケーブルの
保護管として敷設された電線管内にケーブルを布設する
ことが多い。電線管内へのケーブルの通線は、従来、機
械的な力による引き込み工法により行われてきた。機械
的な力による引き込み工法とは、例えば、予め引き込ん
でおいた引っ張りワイヤーの通線するケーブルの一端に
引っ張りワイヤの一端を固定し、電線管の出口端から出
た引っ張りワイヤの他端を人力やウインチ等により引っ
張って、ケーブルを電線管に引き込む工法である。引き
込み工法は、250m程度の長さの電線管であれば、1
0分程度の作業時間でケーブルを比較的容易に引き込む
ことができる。
【0003】ところで、電線管が長さ1000m程度に
もなると、ケーブルを引き込むために大きな張力をケー
ブルに作用させることが必要になる。しかし、そのよう
な大きな張力をケーブルに作用させると、ケーブルが損
傷するという問題があって、1000mの長距離を一度
に一括して引き込むことが実際にはできない。特に、ケ
ーブル損傷の問題は、光ファイバケーブル等の比較的径
の細いケーブルの場合には著しい。そこで、電線管の途
中に例えば3個のマンホールを設け、1000mの距離
を250mづつに4分割し、マンホール毎に引き込み作
業を4回繰り返して、ケーブルを通線している。
【0004】以上のように、機械的な引き込み工法で
は、長い電線管にケーブルを作業性良く通線することは
難しいので、近年、機械的な引き込み工法による通線に
代えて、エアージェット法と呼ばれる通線工法が実用化
されつつある。このエアージェット法では、高圧空気等
の圧縮性流体の搬送力を利用するケーブル圧送装置を使
って、ケーブルを電線管内に送り込んでいる。
【0005】図7を参照して、ケーブル圧送装置を使っ
たエアージェット法の原理を説明する。図7は、ケーブ
ル圧送装置の構成を示す模式的構成図である。エアージ
ェット法によるケーブル通線では、ケーブル、例えば光
ファイバケーブルを圧縮空気で圧入するために、ケーブ
ル圧入装置40を使用する。ケーブル圧入装置40は、
基本的には、図7に示すように、電線管Pの入口端部に
取り付けられた圧入器42と、圧入するケーブルCを圧
入器42に案内するガイド44と、ガイド44により案
内されるケーブルCを駆動して圧入器42に送入する対
の駆動ローラ46A、Bとを備えている。
【0006】圧入器42は、入口にシール部48を備
え、電線管Pに連通する中空部50と、中空部50に圧
縮空気を送入する空気送入路52とを備えている。ケー
ブルCは、駆動ローラ46により駆動され、シール部4
8を通り、中空路50内を進行し、電線管P内に送り込
まれる。更に、空気送入路52から送入された約10kg
f/cm2の圧縮空気によりアシストされ、これにより圧入
されるようにして、電線管P内に入っていく。
【0007】本工法によれば、ケーブル圧入装置の駆動
ローラ46の機械的推力及び圧縮空気の掃引作用とによ
り、1000mの長さの電線管に光ファイバケーブルを
25分程度の短時間で通線することができる。即ち、エ
アージェット法は、機械的な力による引き込み工法に比
べて、1/2から1/4程度の短い時間でケーブルを通
線することができる。
【0008】ところで、エアージェット法は、従来の引
き込み方法に比べて、作業時間を短縮できるという利点
を有するものの、空気流れによる圧送を利用しているた
めに、電線管を空気漏れのない連続した管路に形成する
必要がある。例えば、1000mの長さのケーブルを布
設しようとする際、空気流を流すことのできる1000
mの連続した電線管を用意することが必要になる。しか
し、電線管は、通常、ドラム状に把巻きにした形態で出
荷され、輸送されるので、1000mの電線管ともなる
と、把巻き外径が著しく大きくなり、電線管の布設に際
し、その取り扱いが非常に困難になる。更に、大口径管
路の中に複数本の小口径管を配置するサブダクト方式に
エアージェット法を適用する場合、ケーブルを引き込む
小口径管(電線管)を大口径管路に引き込んで布設して
おく必要があるが、1000mの長さの電線管を引き込
もうとすると、電線管引き込み時の引き込み張力が大き
くなることから、実際には、1000m長さの電線管の
引き込みは不可能である。
【0009】以上のように、1000m長さの電線管に
エアージェット法によりケーブルを一括して短時間で布
設することが、理論的には可能であるとしても、100
0mの連続した電線管を布設することは、現実には困難
である。また、1000m程度の通常のパイプルートで
あれば、電線管さえ用意すれば、ケーブルを容易に圧送
することはできるが、複雑な曲がりが沢山あったり、1
000m以上の長尺ルートになると、ケーブルと電線管
との間の摩擦力のために、ケーブルを圧送することが難
しくなる。
【0010】そこで、ケーブルの布設長さが長い場合、
或いはケーブルの布設経路が曲がりくねって複雑である
場合には、従来、管路の長さが圧送限界長より短く、か
つ電線管の取り扱いが容易な長さになるように、管路を
分割し、分割地点にマンホールを設け、マンホール毎に
ケーブル圧入装置を使って、ケーブルを順次圧送するよ
うにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マンホール毎
にケーブル圧入装置を使って、ケーブルを順次圧送する
やり方では、ケーブル圧入装置を順次マンホール毎に移
動する必要があり、また、マンホールのような狭い場所
でケーブル圧入装置を使ってケーブルを次の電線管に圧
送することは面倒であり、通線の作業能率が低い。そこ
で、マンホール毎にケーブル圧入装置を使う必要のない
エアージェット法の開発が要望されていて、例えば実開
平7−1650号公報にはマンホールで分断された電線
管を仮接続する方法が提案されているものの、作業が面
倒であって実用化が難しい。
【0012】本発明の目的は、ケーブルを圧送する際の
電線管の仮接続を容易にする管継ぎ手、及びマンホール
毎にケーブル圧入装置を使うことなく、マンホールを設
けた長距離の電線管にケーブルを通線する方法を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る管継ぎ手(以下、第1の発明と言う)
は、電線管の端部同士を対峙させた被接続部を取り囲む
管継ぎ手であって、管継ぎ手が、貫通する筒状中空部を
有し、かつ、筒状中空部の周方向に連続して又は不連続
で、筒状中空部の内周面から径方向に突出した環状突起
部を各電線管と重さなる位置にそれぞれ少なくとも1個
有し、筒状中空部の長手方向に設けられた合わせ面で合
体、分離自在な複数個の分割体として構成され、筒状中
空部内に被接続部を保持することを特徴としている。
【0014】筒状中空部の断面形状は、電線管の外形と
相似であって、通常、円形であるが、楕円形でも四角形
でも良い。筒状中空部の内部寸法は、筒状中空部に被接
続部を収容できる限り、制約はないが、電線管の寸法と
同じかそれより若干小さくすると良い。通常の30〜1
00mmの電線管の場合、1〜3mm小さくすると良い。管
継ぎ手の筒状中空部の長さは、接続する電線管の径の4
倍以上であることが望ましい。管継ぎ手の材質には制約
は無く、例えばプラスチック製のブロックで形成する。
分割体の個数には制約は無いものの、通常は、2個で構
成される。第1の発明では、環状突起部が電線管の管壁
を強固に締めつけるので、電線管の突き合わせ接続の分
離を確実に防止することができる。好適には、環状突起
部は、その径方向断面形状が先端に鋭角の頂角を有し、
その高さが電線管の肉厚の25%以上50%以下の位置
まで電線管にくい込む高さである。また、環状突起部
は、その径方向断面形状が先端に鋭角の頂角を有する直
角三角形であって、電線管同士の突き合わせ位置に近い
方の面が筒状中空部の長手方向中心線に対して直交して
いる。これにより、環状突起部は、電線管の抜け難い形
状を備え、かつその先端が電線管の管壁に食い込むの
で、電線管の突き合わせ接続の分離を一層確実に防止す
ることができる。
【0015】第1の発明に係る管継ぎ手は、電線管の種
類、接続の目的を問わず適用できるものの、マンホール
で分断されたケーブル通線用電線管により構成されてい
るケーブル布設経路に、高圧気体流の搬送力を利用して
ケーブルを電線管に布設する際、マンホールで分断され
た電線管を仮接続して電線管を連続させるための管継ぎ
手として最適であり、仮接続する電線管の一方を電線管
と同じ径の筒状体とし、電線管の端部に筒状体の端部を
対峙させて形成した被接続部を取り囲んで補強するのに
最適である。
【0016】第1の発明に係る管継ぎ手は、上述のよう
に、エアージェット法を用いる際の仮接続用管継ぎ手と
して最適であって、例えば、その分割体により電線管同
士の被接続部を挟み込むように装着し、分割体をボルト
/ナット締結で締め込んで固定する機械式の構造にする
ことにより、簡単に電線管に装着でき、解体時にはケー
ブル及び電線管を損傷することなく、簡単に管継ぎ手を
外すことができる。第1の発明では、管継ぎ手を電線管
の被接続部に装着し、ボルト/ナット等の締結部材で締
め込んだ時、環状突起部で電線管が外れることを防止す
る。環状突起部を電線管に食い込ませる場合、電線管が
分離するのを防ぎ、また、電線管の管壁に深く食い込み
過ぎて電線管が破断するのを防止するために、上述のよ
うに、環状突起部の高さは、好ましくは、電線管の肉厚
の25〜50%の位置まで電線管にくい込む高さであ
る。
【0017】第2の発明に係る管継ぎ手は、第1の発明
に係る管継ぎ手の技術思想を更に発展させたものであっ
て、狭いハンドホール内等の作業性の悪い場所で、相互
に離隔した電線管を容易に仮接続できる構成になってい
る。
【0018】上記目的を達成するために、本発明に係る
管継ぎ手(以下、第2の発明と言う)は、被接続電線管
同士を接続して、電線管の管路を連続させる管継ぎ手で
あって、管継ぎ手が、貫通する第1の筒状中空部をそれ
ぞれ有し、被接続電線管の端部に固定させる2個の係合
部材と、貫通する第2の筒状中空部を有し、電線管に固
定させた前記2個の係合部材に第2の筒状中空部の両端
部をそれぞれ機械的に係合させて、2個の係合部材を相
互に連結する連結部材とから構成され、連結部材が、第
2の筒状中空部の長手方向に設けられた合わせ面で合
体、分離自在な複数個の分割体の集合として構成されて
いることを特徴としている。
【0019】第2の発明に係る管継ぎ手を使用する際、
被接続電線管同士が相互に近接しており、管継ぎ手を取
り付け難いときには、相互に離隔するように被接続電線
管の端部を切断しても良い。第2の発明で、係合部材を
電線管の端部に固定する態様には制限はない。例えば、
第1の筒状中空部の内周面に被接続電線管の端部外周面
に機械的に係合する第1の発明の管継ぎ手に設けたよう
な環状突起部を形成しても良いが、好適な態様としては
下記のようなものがある。
【0020】第2の発明の好適な実施態様では、被接続
電線管の端部外周面を第1の筒状中空部の内周面に係合
させる手段として、係合部材の第1の筒状中空部が、被
接続電線管が移動可能に収まる内径の平滑部と、第1の
筒状中空部の長手方向に平滑部に隣接して設けられ、ネ
ジ山を内周面の周方向に有するネジ部とを備え、ネジ山
の頂点では、第1の筒状中空部の内径が被接続電線管の
外径より小さいようにする。これにより、被接続電線管
を先ず平滑部に挿入し、次いで係合部材を回転させてネ
ジ部のネジ山を被接続電線管の端部外周面に食い込ま
せ、被接続電線管の端部に係合部材を容易にかつ確実に
係合させることができる。
【0021】第2の発明の好適な実施態様では、係合部
材のネジ山を被接続電線管の端部外周面にネジ込ませる
ことが必要である。そこで、ネジ込みに強い力を必要と
するときには、第1の筒状中空部の長手方向に直交する
方向に貫通する貫通孔を係合部材の端部に設けておくと
良い。このようにしておくと、ドライバなどの棒状の工
具を貫通孔に差し込み、工具の両端部を持って工具を回
転させて大きなトルクを係合部材に作用させ、係合部材
を回転させることにより、係合部材のネジ山を被接続電
線管の端部外周面に食い込ませることができる。
【0022】上記目的を達成するために、本発明に係る
管継ぎ手は、係合部材の第1の筒状中空部の内周面を被
接続電線管の端部外周面に、熱融着によって又は接着剤
による接着によって係合させることを特徴としている。
【0023】上記係合部材は、第1の筒状中空部の長手
方向に設けられた合わせ面で合体、分離自在な複数個の
分割体の集合として構成されていることを特徴としてい
る。
【0024】このように係合部材を分割体の集合にすれ
ば、電線管にケーブルを通線した後、分割して分割体に
戻せば、係合部材も取り外して再使用することができ
る。
【0025】第2の発明で、係合部材と連結部材とを機
械的に係合させる手段に制約は無く、例えば係合部材の
外面に設けたネジ山と、連結部材の内面に設けたネジ山
に対応するネジ溝との組み合わせでも良い。また、係合
部材の外面に環状隆起部を設け、環状隆起部と嵌合する
溝状部を連結部材に設けても良い。
【0026】また、第2の発明で、好適には、連結部材
の内壁面に設けた係合部材との係合部を、第2の筒状中
間部の長手方向に沿った緩やかな凸曲面状に形成する。
これにより、被接続電線管にそれぞれ取り付けた係合部
材同士を離隔して接続するときにも、ケーブルを通線す
る際、連結部材の係合部がケーブルの前進の障害となら
ないので、ケーブル先端が係合部に引っ掛かって前進し
なようなトラブルを防ぐことができる。
【0027】また、第2の発明では、被接続電線管が長
手方向に相互に離隔している場合に、両端部に係合部材
を取り付けた柔軟な中間接続管と、係合部材を取り付け
た被接続電線管とを連結部材で接続することにより、被
接続電線管を仮接続することができる。また、中間接続
管の両端部に係合部材を取り付ける代わりに、中間接続
管として外周面に係合部材と同じ係合手段を備えたもの
を使用しても良い。この場合には、ケーブル通線の終了
後に、中間接続管及び管継ぎ手を取り外す。
【0028】第2の発明で、係合部材の第1の筒状中空
部の断面形状は、電線管の外形と同じであって、通常、
円形である。また、係合部材の外形には制約はなく、連
結部材と係合できる限り、断面が円形でも、四角形でも
良い。係合部材及び連結部材の材質には制約は無く、例
えばプラスチック、金属で形成する。分割体の個数には
制約は無いものの、通常の大きさの電線管に対しては、
2個で構成される。係合部材にネジ山部を設ける実施態
様では、電線管より硬質の材料で形成した係合部材を使
用する。
【0029】第2の発明に係る管継ぎ手は、電線管の種
類、電線管の接続の目的を問わず適用できる。そして、
第2の発明では、被接続電線管との係合を目的とする係
合部材と、係合部材の連結を目的とする連結部材とで管
継ぎ手を構成することにより、ハンドホール内のような
狭い作業スペースで、被接続電線管同士の接続を簡単に
行うことができる。例えば、別の場所で形成した係合部
材を取り付けることにより、第2の発明に係る管継ぎ手
は、ハンドホール内で多くの電線管を仮接続する場合等
に、特に効果的である。また、第2の発明では、被接続
電線管の端部に係合部材を機械的に又は接合により係合
させて取り付け、被接続電線管に取り付けた係合部材を
連結部材で連結することにより、空気漏れが少なく、か
つケーブル通線時に電線管が外れることがないようにし
て、被接続電線管同士を接続することができる。
【0030】マンホール或いはハンドホールで分断され
たケーブル通線用電線管により構成されているケーブル
布設経路に、高圧気体流の搬送力によりケーブルを電線
管に圧送して布設する際、マンホール或いはハンドホー
ルでで分断された電線管を仮接続して電線管を連続させ
るため前記、第1及び第2の管継ぎ手を用いると、効率
良く管路を連続化できる。又、高圧気体流を利用した通
線作業もトラブルなく行える。電線管同士の間隔が広い
ときは、それらの間に、用いる高圧気体流の圧力に耐え
る強度を有する筒状体を配置すると良い。この筒状体と
電線管との接続にも前記管継手を用いると良い。なお、
第1の管継ぎ手を用いて電線管又は筒状体と電線管とを
接続する際には、被接続部にシートを巻いて気密性を向
上させると良い。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。実施形態例1 本実施形態例は、第1の発明に係るケーブル布設用管継
ぎ手の実施形態の一例であって、図1は管継ぎ手の構成
を示す斜視図、図2は合体した管継ぎ手の正面図、図3
は図1の矢視I−Iの平面図、図4(a)は図3の矢視
II−II、図4(b)は図3の矢視III −III の断面図で
ある。本実施形態例の管継ぎ手は、電線管と電線管の継
ぎ手、或いは電線管と電線管相当のパイプとの継ぎ手で
ある。管継ぎ手10は、2本の電線管P(図1では1本
の電線管のみ図示)のそれぞれの端部を対峙させ突き合
わせた被接続部の周囲に装着し、電線管の被接続部を補
強する管継ぎ手として使用される。管継ぎ手12は、図
1に示すように、ブロック状であって、電線管Pの長手
方向に合わせ面12を有し、合わせ面12で合体、分離
自在の二つ割り体10A、Bで構成されている。
【0032】管継ぎ手10は、図2に示すように、二つ
割り体10A、Bを合わせ面12で相互に合わせ、合わ
せ面12を貫いて設けられたボルト孔14にボルト13
を貫通させ、ボルト13の両端をナット15で緊結する
ことにより、二つ割り体10A、Bを一体化することが
できる。一体化された二つ割り体10A、Bからなる管
継ぎ手10は、図2に示すように、電線管Pの外径Dよ
り僅かに小さい径の円筒状中空部16を形成する。円筒
状中空部16は、継ぎ手ブロックを貫通し、かつ、図1
から図4に示すように、内周面18から半径方向に突出
した、電線管Pの外径Dより小さい内径の環状突起部2
0を長手方向に離隔して有する。本実施形態例では、環
状突起部20は、内周面18の周方向に連続的に設けて
あるが、必ずしも連続的に設ける必要もなく、電線管P
を強固に保持できる限り、不連続であっても良い。
【0033】本実施形態例では、環状突起部20は、図
1及び図3に示すように、一方の電線管Pと他方の電線
管(図示せず)との突き合わせ接続位置22から両端部
に向かってそれぞれ2個の環状突起部20が設けてあ
る。環状突起部20は、図4(a)及び(b)に示すよ
うに、保持力を高めて電線管の脱着を防止するために、
電線管の抜ける方向(管継ぎ手10の端部方向)に歯止
めする形状となっており、かつ、先端を尖らせて電線管
の管壁に喰い込ませ、抜け防止効果を高めている。
【0034】突き合わせ接続位置22から左側の環状突
起部20Aは、図4(a)に示すように、環状突起部2
0Aの高さ方向断面で見て、直角三角形の断面を有し、
突き合わせ接続位置22に近い側に内周面18に直交す
る直交面24を、遠い側に円筒状中空部16の内方に傾
斜した傾斜面26とを有して、先端に鋭利な凸部28を
備えた形状を備えている。また、管継ぎ手10の右側の
環状突起部20Bは、図4(b)に示すように、突き合
わせ接続位置22を通る横断中心線に関し、環状突起部
20Aと対称な形状を備えている。
【0035】本実施形態例の管継ぎ手10は、内径30
mm、外径36mmの平滑な電線管用の継ぎ手であって、管
継ぎ手10の長さは仮接続する2本の電線管のそれぞれ
外径の2倍の長さの和に相当するように140mmであ
り、円筒状中空部16の直径は35mmである。環状突起
部20の高さt(図2及び図4参照)は、電線管Pの肉
厚3mmの50%に相当する1.5mmとしている。ボルト
孔14は、8箇所(簡単に4箇所のみ図示)に設けられ
ているが、外側の4隅を締め付けるだけでも良い。ボル
ト孔14の直径は11mmで、ボルトはM10を使用す
る。
【0036】管継ぎ手10は、環状突起部20が電線管
を強固に把持することにより、例えば電線管が軟質プラ
スチック製の場合には、環状突起部20は、管路肉厚の
50%深さまで食い込むことになるので、電線管が管継
ぎ手10から抜けて脱離するのを抜けを防止している。
但し、環状突起部20の高さが、電線管の肉厚の50%
以上になると、管継ぎ手10を取り外した後、電線管を
観察したところ、環状突起部20と接触する電線管の外
周位置に線状の膨らみが見られるので、電線管を損傷す
るおそれがある。
【0037】以下に、図5を参照して、実施形態例1の
管継ぎ手10の使用方法を説明する。図5(a)から
(d)は、管継ぎ手10を使用する際の作業の順序を説
明する斜視図である。本実施形態例の管継ぎ手10は、
マンホールで分断されたケーブル通線用電線管により構
成されているケーブル布設経路に、エアージェット法に
よりケーブルを布設する際、分断された電線管を仮接続
して電線管を連続させるために使用される管継ぎ手であ
って、電線管P1 と同じ径で高圧気体流の圧力に耐える
強度を有する仮設パイプP2 と電線管P1 とを仮接続す
る。管継ぎ手10を使う際には、先ず、電線管の分断区
間にほぼ等しい長さの仮設パイプを用意し、図5(a)
に示すように、電線管P1 の端部とパイプP2 の一方の
端部とを接着テープ等で仮に突き合わせ接続する。次い
で、図5(b)に示すように、電線管P1 の端部と仮設
パイプP2 の端部とを突き合わせた被接続部を広幅のプ
ラスチックテープTで突き合わせ接続部を4周又は5周
巻回する。
【0038】次に、図5(c)に示すように、被接続部
の下側に実施形態例1の管継ぎ手10の二つ割りの一方
10Bを当て、続いて、図5(d)に示すように、管継
ぎ手10の二つ割りの他方10Aを一方10Bの上に載
せて、ボルト孔14にボルト(図示せず)を貫通させ、
ナット(図示せず)によりボルトを締結して両者を一体
化する。
【0039】実施形態例2 本実施形態例は、第1の発明に係るケーブル布設用管継
ぎ手を内径50mm、外径60mmの平滑電線管の仮接続に
適用した実施形態の例であって、本実施形態例の管継ぎ
手は、実施形態例1と同じ構成を備え、実施形態例1と
は寸法が異なる。本実施形態例の管継ぎ手は、円筒状中
空部16の直径は60mm、環状突起部20の突起の高さ
(t)は、1.5mmであって、管路の肉厚が5mmである
から30%深さまで食い込むこととなる。本実施形態例
でも、ボルト孔14の直径は11mmで、ボルトはM10
を使用している。
【0040】実施形態例1及び実施形態例2の管継ぎ手
10を使って、マンホールで中断された電線管を仮接続
して所定距離の電線管を連続させた。次いで、エアージ
ェット法により光ケーブルを電線管に圧送して布設した
ところ、空気漏れも無く、仮の突き合わせ接続部が解離
してケーブル圧送ができなくなるようなことも無かっ
た。
【0041】実施形態例3 本実施形態例は、本発明方法に係るケーブルの布設方法
の実施形態の一例であって、図6(a)から(c)は、
本実施形態例のケーブルの布設方法を実施する際の各作
業毎のケーブル布設経路の断面図である。本実施形態例
のケーブルの布設方法は、サブダクト方式の管路を形成
し、管継ぎ手として実施形態例1の管継ぎ手10を使用
して、10.5kgf/cm2の高圧空気により外径18mm
で質量250kg/kmの光ケーブルを内径50mmの電線管
内に圧送するケーブルの布設方法である。本実施形態例
で、ケーブル布設経路は、全長1000mであって、図
6(a)に示すように、電線管の引き込み及びのケーブ
ル圧送に適当な間隔、例えば250m毎に管路を中断す
るハンドホール、又はマンホール(以下、ハンドホール
と総称する)32を有する。
【0042】本実施形態例では、先ず、ハンドホール3
2間に大口径管34を埋設する。大口径管34は、後述
する電線管36を複数挿入できる口径とし、材質は鋼
管、プラスチック管、コンクリート管を問わない。次い
で、ハンドホール34から内径50mm電線管36を大口
径管34内に引き込む。本実施形態例では、ハンドホー
ル36毎にウインチを使用して電線管36を大口径管3
4に引き込んでいる。以上の作業により、光ケーブルを
布設する布設経路として、ハンドホール32で分断され
ている電線管が形成される。次いで、管継ぎ手10を使
って電線管36を仮接続し、連続した管路を形成する作
業に移行する。
【0043】本実施形態例では、ハンドホール32内で
の作業が容易で曲がりも容易なように、柔軟で、しかも
10.5kgf/cm2の圧力に耐える強度を有し、電線管
36と同じ径のプラスチック製の仮設パイプ、例えばポ
リエチレン製の仮設パイプ38と実施形態例1の管継ぎ
手10を使用して、実施形態例1で説明したように、電
線管の中断区間を仮接続する。
【0044】即ち、先ず、電線管の中断長さにほぼ等し
い長さの仮設パイプ38を用意し、図5(a)に示した
ようにして、一方の電線管36の端部と仮設パイプ38
の一方の端部と、仮設パイプ38の他方の端部と他方の
電線管36の端部とを接着テープ等で仮に突き合わせ接
続する。次いで、図5(b)に示したようにして、電線
管36の端部と仮設パイプ38の端部との突き合わせ接
続部を広幅のプラスチックテープTで突き合わせ接続部
を4周又は5周巻回する。
【0045】次に、図5(c)に示したようにして、突
き合わせ接続部の下側に実施形態例1の管継ぎ手の二つ
割りの一方を当て、続いて、図5(d)に示したように
して、管継ぎ手の二つ割りの他方を一方の上に載せ、ボ
ルト/ナット(図示せず)により両者を締結して一体化
する。更に、他方の突き合わせ接続部も同様にして管継
ぎ手を装着する。以上のようにして、図6(b)に示す
ように、全てのハンドホール32の電線管の分断区間を
仮設パイプ38と管継ぎ手10で仮接続し、全長100
0mのケーブル布設経路を一本の電線管として連続させ
る。これにより、ケーブルの通線前準備が終了し、ケー
ブルの通線作業に移行する。
【0046】ケーブルの通線では、ケーブル圧送装置4
0の出口管42を第1番目のハンドホール32の電線管
36に接続する。続いて、圧力10.5kgf/cm2で流
量15m3/分の流量で高圧空気を送り込みつつケーブ
ルを圧送する。通線終了の後、管継ぎ手10とテープT
を取り外す。仮設パイプ38はそのままにして置いても
良く、また除去しても良い。除去する際には、例えば仮
設パイプ38をその長手方向に切断することにより、簡
単にケーブルから取り外すことができる。
【0047】本実施形態例では、電線管36及び仮設パ
イプ38の管壁に食い込む環状突起部20を備えた管継
ぎ手10を使用しているので、ケーブルを圧送する際、
10.5kgf/cm2の圧力が、突き合わせ接続部の内面
を半径方向、円周方向、及び管路の長手方向の各方向に
押し広げるように、仮接続した突き合わせ接続部に作用
しても、突き合わせ接続部から電線管36又は仮設パイ
プ38が脱離するようなことは生じない。また、本布設
実験で使用した管継ぎ手10では、電線管36又は仮設
パイプ38が突き合わせ接続部から脱離し難い形状で、
環状突起部20が設けられているので、電線管36又は
仮設パイプ38の脱離防止効果が一層高い。さらにテー
プTを用いてシールを行い、これを分割タイプの継ぎ手
10で挟んで接続したので、簡単、確実に気密接続でき
るうえ、その撤去も容易である。
【0048】本実施形態例に従ったケーブルの布設実験
では、全長1000mで内径50mmの電線管に外径18
mmで質量250kg/kmの光ケーブルを圧送した時、25
分38秒で通線することができた。
【0049】実施形態例4 本実施形態例は、第2の発明に係る管継ぎ手の実施形態
の一例であって、図8は本実施形態例の管継ぎ手の構成
を示す斜視図、図9は係合部材の内面図、図10は図8
の矢視IV−IVの係合部材の上面図、図11は図9の矢視
V−Vの係合部材の側面図、図12は図8の矢視VI−VI
の連結部材の内面図、及び図13は図12の矢視VII −
VII の連結部材の側面図である。本実施形態例の管継ぎ
手60は、2本の電線管PA、PBを仮接続する継ぎ手
であって、図8に示すように、電線管PA、PBの端部
に機械的に係合させた2個の係合部材62A、B(但
し、図8では、電線管PBと係合部材62Bとは係合し
ていない状態で図示している。)と、2本の電線管P
A、PBに係合した2個の係合部材62A、Bにそれぞ
れ機械的に係合して連結させる連結部材64とを備えて
いる。
【0050】係合部材62A、Bは、それぞれ、図8か
ら図11に示すように、電線管Pの外径とほぼ同じ内径
を有する第1の円筒状中空部66を形成するように合体
された、2個の分割係合部材63の集合からなる円筒体
であって、各分割係合部材63は、第1の円筒状中空部
66を形成する円筒体を長手方向に沿った分割面(合わ
せ面)によって半割りにした形態の半円筒部材である。
【0051】各分割係合部材63は、図9に示すよう
に、電線管Pの外径と同じ内径の平滑な内壁面を有する
第1平滑内壁部68を一方の端部側に、第1平滑内壁部
68より内径が小さく長さが短い平滑な内壁面を有する
第2平滑内壁部70を他方の端部側に、連続するネジ山
71を内壁面に有するネジ山部72を第1平滑内壁部6
8と第2平滑内壁部70との間に有する。ネジ山71
は、その頂点が第1の円筒状中空部66の長手方向中心
線に対して第1平滑内壁部68の内壁面より近い位置に
ある。第1の円筒状中空部66の内径は、このネジ山の
部分で電線管Pの外径より小さくなっており、ネジ山7
1が電線管Pの外周面に食い込むようになっているもの
の、ケーブル通線時にケーブルの先端が引っ掛からない
ように、出来るだけ小さなネジ山として形成されてい
る。また、第2平滑内壁部70の端面は、ケーブル通線
時に、ケーブルの先端が引っ掛からないように、凸曲面
になっている。
【0052】各分割係合部材63の外壁面には、図10
に示すように、多数の独立の環状隆起部74が等ピッチ
で設けてある。各独立環状隆起部74は、分割係合部材
63の長手方向の断面が、図9及び図10に示すよう
に、分割係合部材63の長手方向中心線に平行な上辺を
有する台形状になっており、かつ独立の環状隆起部74
同士の間がU状の溝になるように形成されている。
【0053】図9及び図11に示すように、分割係合部
材63の両縁部のうち一方の縁部76が、接線方向に突
出する突出板77を長手方向に有し、他方の縁部80
は、縁部76の突出板部と重なるように、段差部82を
長手方向に備えている。一方の縁部76の突出板77に
は、多数個の貫通ボルト孔77aが等間隔で設けられ、
他方の縁部80の段差部82には、ネジ溝付き盲孔79
が設けられている。2個の分割係合部材63は、ボトル
ト孔77aに埋め込みボルト78(図14(b)参照)
を貫通させ、盲孔79で締結することにより、第1の円
筒状中空部66を有する円筒状の係合部材62として合
体できる。また、各分割係合部材63は、第2平滑内壁
部70を貫通した貫通孔83を備えている。貫通孔83
は、後述するように、電線管Pに係合部材62を係合さ
せるとき、棒状工具を貫通させる孔として使用する。
【0054】本実施形態例では、電線管Pの外径を57
mmとするとき、第1平滑内壁部68の長さL1 は60
mm、内径は57mm、第2平滑内壁部70の長さL2
は、20mm、内径は50mm、ネジ山部72の長さL
3 は40mm、ネジ山71の高さは第1平滑内壁部68
の内壁面から1.5mm、ネジ山71のピッチは2mm
である。
【0055】連結部材64A、Bは、それぞれ、図8、
図12及び図13に示すように、第2の円筒状中空部8
4を形成するように合体された、2個の分割係合部材6
5の集合からなる円筒体であって、各分割連結部材65
は、第2の円筒状中空部84を形成する円筒体を長手方
向に沿った分割面(合わせ面)によって半割りにした形
態の半円筒部材である。
【0056】各分割連結部材65は、図13に示すよう
に、内壁面全面にわたり、分割係合部材63の環状隆起
部74を嵌合させる多数の独立環状溝86を備えてい
る。また、各分割連結部材65は、両縁部に、分割線に
沿って等間隔で設けられた多数個の貫通ボルト孔88を
備えていて、ボルト孔88にボルト(図示せず)を貫通
させ、両端をナットで締結することにより、2個の分割
連結部材65は、第2の円筒状中空部84を有する円筒
状の連結部材64として合体される。分割連結部材65
の外形は、図8に示すようにブロック状である。
【0057】次に、図14、図15、及び図16を参照
して、管継ぎ手60の形成方法及び電線管の接続方法を
説明する。図14(a)及び(b)は係合部材の形成方
法を説明する図であって、図14(b)は図14(a)
の矢視VII −VII の側面図である。図15は電線管と係
合部材との係合方法を説明する図、及び図16は連結部
材を取り付けた電線管を接続する方法を説明する図であ
る。先ず、図14(b)に示すように、一方の分割係合
部材63の縁部76と他方の分割係合部材63の縁部8
0とを相互に分割面に沿って重ね合わせ、次いで埋め込
みボルト78で締結することにより係合部材62を形成
する。
【0058】次いで、図15に示すように、電線管Pの
先端部を係合部材62の第1平滑内壁部68に挿入し、
更に係合部材62を図示の方向に回転させてネジ山部7
2のネジ山71を電線管Pの外周面に食い込ませるよう
にして電線管P上で係合部材62を前進させる。この
際、係合部材62が前進し難いときには、2個の対向す
る貫通孔83に棒状の工具を貫通させ、工具を回転させ
ることにより、係合部材62を前進させる。本実施形態
例では、係合部材62を真っ直ぐにねじ込むことができ
るように、係合部材62の第1平滑内壁部68に電線管
Pを嵌入させて、係合部材62を案内し、サポートして
いるので、大きなトルクを作用させても、係合部材62
が電線管Pから逸脱することなく、狙い通り、電線管P
に対して係合部材62をねじ込ませて真っ直ぐ前進させ
ることができる。
【0059】次いで、係合部材62Aの第2平滑内壁部
70側と係合部材62Bの第2平滑内壁部70側とを当
接させ、続いて、図16に示すように、係合部材62の
環状隆起部74を連結部材64の環状溝86に位置合わ
せして、係合部材62A、Bの上下に分割連結部材65
を装着する。続いて、ボルト孔88にボルト(図示せ
ず)を貫通させ、ナットでボルトの両端を締結すること
により、分割連結部材65を合体して連結部材64を形
成する。これにより、係合部材62A、Bを連結した管
継ぎ手60が形成され、電線管PA、PBを仮接続する
ことができる。分割連結部材65を装着して、ボルト/
ナット結合を締結する際、環状隆起部74を環状溝86
に嵌入させることができれば良いのであるから、必ずし
も、強い力でボルト/ナットを締め付ける必要はない。
【0060】本実施形態例の管継ぎ手60と同じものを
試作し、係合部材62を電線管Pに5回転ねじ込み(ネ
ジ山部72の係合長さ10mmに相当)、次いで連結部
材64を装着し、電線管の引き抜き強度を測定したとこ
ろ、引長力が100kgf以上でも、電線管が引き抜ける
ようなことは無かった。従って、管継ぎ手60は、ケー
ブルの通線に十分な引き抜き強度を有することが確認さ
れた。
【0061】本実施形態例の管継ぎ手60は、電線ケー
ブルの布設のために電線管を仮接続するための継ぎ手で
あるから、通線終了後に取り除く。本実施形態例の管継
ぎ手60は、連結部材64と係合部材62の集合体であ
って、しかも連結部材64及び係合部材62とも二つ割
り構造となっているため、電線ケーブルを通線した後、
管継ぎ手60を分割して簡単に取り外すことができる。
【0062】実施形態例4の改変例 実施形態例4では、図16に示すように、係合部材62
A、Bが当接した状態で電線管PA、PBを仮接続して
いるが、必ずしも係合部材62A、Bを当接させて連結
部材64を装着する必要はない。実施形態例4の係合部
材62の環状隆起部74及び連結部材64の環状溝86
は、それぞれ、内壁面及び外壁面にわたり一様に等間隔
で設けられているので、2個の係合部材62A、Bと係
合できる限り、連結部材64の取り付け位置は自由であ
る。例えば、図17に示すように、電線管PA、PBが
相互に離れた位置にある場合に、係合部材62A、Bが
相互に離隔した状態で、連結部材64を装着しても良
い。尚、図17は、一方の分割連結部材65を外して見
た側面図である。
【0063】このような使い方をするときには、分割連
結部材部材65の環状溝86と隣接する環状溝86との
間の領域の表面を、分割連結部材65の長手方向に凸曲
面化し、滑らかにする。これにより、係合部材62A、
Bが相互に離隔しているために露出した連結部材64の
内壁面に、ケーブル通線時、ケーブルの先端が触れたと
きでも、ケーブル先端が連結部材64の内壁面に引っ掛
かって前進しなくなるようなことがない。
【0064】実施形態例5 本実施形態例は第2発明に管継ぎ手の別の使用態様を示
す例であって、図18は本実施形態例の管継ぎ手の使用
態様を示す分解図である。本実施形態例では、ハンドホ
ール内で、電線管PAが、電線管PBに対して横方向に
偏心した位置に配置されていて、電線管PAと電線管P
Bを、直接、仮接続することが難しい例である。即ち、
本実施形態例は、ハンドホール内などで生じる局部的曲
がり形成の要求に対応する適用例であって、電線管P自
体にも多少の可撓性があるものの、本例では、電線管P
Aと電線管PBとの間に中間接続管90として電線管P
より可撓性のある管を使用する。
【0065】中間接続管90は、可撓性の管体であっ
て、図18に示すように、係合部材62の環状隆起部7
4と同じ構成の多数の独立した環状隆起部92を両端部
94、96に有する。本実施形態例では、係合部材62
Aを電線管PAに取り付け、続いて中間接続管90の端
部94を係合部材62Aに当接又は近づけ、連結部材6
4を装着する。同様に、係合部材62Bを電線管PBに
取り付け、続いて中間接続管90の端部96を係合部材
62Bに当接又は近づけ、連結部材64を装着する。本
実施形態例では、例えば電線管Pの材質が高密度ポリエ
チレンである場合には、中間接続管90として、高密度
ポリエチレン製パイプより柔軟性の高い、例えば低密度
ポリエチレン製パイプを用いる。尚、本実施形態例の中
間接続管90に代えて、両端部94、96に環状隆起部
92を有しない平滑な可撓管を中間接続管として用い、
平滑な可撓管の両端部に係合部材62を取り付けても良
い。
【0066】実施形態例6 図19(a)は本実施形態例の管継ぎ手の係合部材の長
手方向断面図、及び図19(b)は図19(a)の矢視
VIII−VIIIの係合部材の側面図である。本実施形態例で
は、係合部材の構成が異なることを除いて、実施形態例
4の管継ぎ手60と同じ構成を備えている。本実施形態
例の係合部材98は、図19(a)及び(b)に示すよ
うに、円筒状の部材であって、電線管Pの外径と同じ内
径の内壁面は平滑面となっている。また、係合部材98
は、実施形態例1の管継ぎ手60の係合部材62の環状
隆起部74と同じ形状の多数の独立環状隆起部100を
外壁面に有する。係合部材98は、円筒壁内にコイル状
の埋め込み発熱コイル102を備え、発熱コイル102
の両電極104A、B間に電気を流すことにより、発熱
コイル102を発熱させて、係合部材98の内壁面と電
線管Pの外壁面とを熱融着させる。係合部材98を電線
管Pに熱融着させた後は、実施形態例1の管継ぎ手60
と同様にして電線管を仮接続する。本実施形態例では、
熱融着の例を示したが、熱融着に代えて、接着剤によっ
て、係合部材と電線管とを接合しても良い。その場合の
係合部材は、発熱コイル102及び両電極104A、B
を有しないことを除いて、係合部材98と同じ構成を備
えている。
【0067】実施形態例7 前記実施形態例4〜6の管継ぎ手を用いて複数の電線管
を連結した。この連続した電線管の端部に、図7に示し
たケーブル圧送装置を装着して、前記実施形態例3と同
様にケーブルの布設を行ったところ、円滑に通線でき
た。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明では、筒状中空部内に被
接続部を押圧、保持するようにすることにより、特別な
専用工具を使用しないで、電線管同士又は電線管とパイ
プとの強固な接続部を脱着自在に形成することができ
る。
【0069】請求項2の発明によれば、被接続電線管と
の係合を目的とする係合部材と、電線管の接続を目的と
する連結部材とをそれぞれ設けることにより、被接続電
線管同士の接続を簡単に行うことができる。別の場所で
形成した係合部材を取り付けることにより、ハンドホー
ル内のような狭い作業スペースで、多くの電線管を仮接
続する場合等に、請求項2の発明に係る管継ぎ手は、特
に効果的である。また、連結部材の間での互換性が高
く、作業効率を上げることができる。請求項3の発明で
は、係合部材を電線管に取り付ける際、係合部材を回転
し、ねじ込むことで取り付けることができるので、狭い
作業スペースでの作業に最適である。本発明方法によれ
ば、本発明に係る管継ぎ手を使って、マンホールで中断
された電線管を仮接続して所定距離の電線管を連続さ
せ、連続した電線管内に一括してケーブルを容易にかつ
高い作業能率で布設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例の管継ぎ手の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】合体した管継ぎ手の正面面である。
【図3】図1の矢視I−Iの平面図である。
【図4】図4(a)は図3の矢視II−II、図4(b)は
図3の矢視III −III の断面図はある。
【図5】図5(a)から(d)は、それぞれ、実施形態
例の管継ぎ手を使用する際の作業の順序を説明する斜視
図である。
【図6】図6(a)から(c)は、それぞれ、実施形態
例のケーブルの布設方法を実施する際の各作業毎のケー
ブル布設経路の断面図である。
【図7】ケーブル圧送装置の構成を示す模式的断面図で
ある。
【図8】実施形態例4の管継ぎ手の構成を示す斜視図で
ある。
【図9】実施形態例4の係合部材の内面図である。
【図10】図8の矢視IV−IVの係合部材の上面図であ
る。
【図11】図9の矢視V−Vの係合部材の側面図であ
る。
【図12】図8の矢視VI−VIの連結部材の内面図であ
る。
【図13】図12の矢視VII −VII の連結部材の側面図
である。
【図14】図14(a)及び(b)は係合部材の形成方
法を説明する図であって、図14(b)は図14(a)
の矢視VII −VII の側面図である。
【図15】電線管と係合部材との係合方法を説明する図
である。
【図16】連結部材を取り付けて、電線管を接続する方
法を説明する図である。
【図17】係合部材が相互に離隔した状態で連結部材を
装着した際の管継ぎ手の断面側面図である。
【図18】実施形態例5の管継ぎ手の使用態様を示す分
解図である。
【図19】図19(a)は本実施形態例の管継ぎ手の係
合部材の長手方向断面図、及び図19(b)は図19
(a)の矢視VIII−VIIIの係合部材の側面図である。
【符号の説明】
10 実施形態例の管継ぎ手 10A、B 二つ割り体 12 合わせ面 13 ボルト 14 ボルト孔 15 ナット 16 円筒状中空部 18 内周面 20 環状突起部 22 突き合わせ接続位置 24 直交面 26 傾斜面 28 凸部 32 ハンドホール 34 大口径管 36 電線管 38 仮設パイプ 60 実施形態例1の管継ぎ手 62A、B 係合部材 63 分割係合部材 64 連結部材 65 分割連結部材 66 第1の円筒状中空部 68 第1平滑内壁部 70 第2平滑内壁部 71 ネジ山 72 ネジ山部 74 環状隆起部 76 一方の縁部 77 突出板 77a ボルト孔 78 埋め込みボルト 79 盲孔 80 他方の縁部 82 段差 83 貫通孔 84 第2の円筒状中空部 86 環状溝 88 ボルト孔 90 中間接続管 92 環状隆起部 94、96 両端部 98 実施形態例6の管継ぎ手の係合部材 100 環状隆起部 102 埋め込み発熱コイル 104 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 裕 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 岸 則男 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 山本 俊司 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線管の端部同士を対峙させた被接続部
    を取り囲む管継ぎ手であって、 管継ぎ手が、貫通する筒状中空部を有し、かつ、筒状中
    空部の周方向に連続して又は不連続で、筒状中空部の内
    周面から径方向に突出した環状突起部を各電線管と重さ
    なる位置にそれぞれ少なくとも1個有し、 筒状中空部の長手方向に設けられた合わせ面で合体、分
    離自在な複数個の分割体として構成され、 筒状中空部内に被接続部を保持することを特徴とする管
    継ぎ手。
  2. 【請求項2】 被接続電線管同士を接続して、電線管の
    管路を連続させる管継ぎ手であって、 管継ぎ手が、貫通する第1の筒状中空部をそれぞれ有
    し、被接続電線管の端部に固定させる2個の係合部材
    と、貫通する第2の筒状中空部を有し、電線管に固定さ
    せた前記2個の係合部材に第2の筒状中空部の両端部を
    それぞれ機械的に係合させて、2個の係合部材を相互に
    連結する連結部材とから構成され、 連結部材が、第2の筒状中空部の長手方向に設けられた
    合わせ面で合体、分離自在な複数個の分割体の集合とし
    て構成されていることを特徴とする管継ぎ手。
  3. 【請求項3】 係合部材の第1の筒状中空部が、被接続
    電線管が移動可能に収まる内径の平滑部と、第1の筒状
    中空部の長手方向に平滑部に隣接して設けられ、ネジ山
    を内周面の周方向に有するネジ部とを備え、 ネジ山の頂点では、第1筒状中空部の内径が、被接続電
    線管の外径より小さいことを特徴とする請求項2に記載
    の管継ぎ手。
  4. 【請求項4】 係合部材の第1の筒状中空部の内周面を
    被接続電線管の端部外周面に、熱融着によって又は接着
    剤による接着によって係合させることを特徴とする請求
    項2に記載の管継ぎ手。
  5. 【請求項5】 結合部材が、第1の筒状中空部の長手方
    向に設けられた合わせ面で合体、分離自在な複数個の分
    割体の集合として構成されていることを特徴とする請求
    項2に記載の管継ぎ手。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の管継
    ぎ手を用いて電線管を接続した後、高圧気体流を電線管
    内に流し、この搬送力を利用して連続した電線管に一括
    してケーブルを通線、布設するケーブルの布設方法。
  7. 【請求項7】 マンホールで分断されたケーブル通線用
    電線管を有するケーブル布設経路に、高圧気体流の搬送
    力を利用してケーブルを電線管に布設する際、マンホー
    ルで分断された電線管を仮接続して電線管を連続させ、
    連続した電線管内に一括してケーブルを通線、布設する
    方法であって、 マンホールにより分断された一方の電線管の端部と他方
    の電線管の端部との間に高圧気体流の圧力に耐える強度
    を有する筒状体を配置し、かつ電線管と筒状体の端部同
    士を対峙させて被接続部を形成するステップと、 請求項1ないし5のいずれかに記載の管継ぎ手を用いて
    前記被接続部を接続し補強するステップとを備えること
    を特徴とするケーブルの布設方法。
  8. 【請求項8】 請求項1の管継ぎ手を用いてケーブルを
    布設するに際して電線管と電線管又は筒状体との被接続
    部をシートで巻回するステップを備え、シートで巻回し
    た被接続部を管継ぎ手の筒状中空部に、保持することを
    特徴とする請求項6又は7に記載のケーブルの布設方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006170379A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Onda Seisakusho Seki Kojo:Kk 継手
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CN108155609A (zh) * 2017-12-30 2018-06-12 滨州学院 一种预制式管廊的节点连接构件

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