JP2000199635A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2000199635A
JP2000199635A JP10373993A JP37399398A JP2000199635A JP 2000199635 A JP2000199635 A JP 2000199635A JP 10373993 A JP10373993 A JP 10373993A JP 37399398 A JP37399398 A JP 37399398A JP 2000199635 A JP2000199635 A JP 2000199635A
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JP
Japan
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attic
temperature
fan
ventilation
temperature sensor
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Pending
Application number
JP10373993A
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English (en)
Inventor
Takuma Matsuda
琢磨 松田
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋根裏部屋を強制換気させて、快適居住空間を
実現する。 【解決手段】屋根裏部屋11の壁面13に取り付け固定
された換気ファン15と、この換気ファンに駆動電圧を
与える電源12と、屋根裏部屋の温度を検出する温度セ
ンサ20と、これらをコントロールするコントローラ1
8とで構成される。屋根裏部屋の温度が40℃以上にな
ったとき、この温度を温度センサが検出し、その検出出
力で換気ファンと、吸気ファンを同時に駆動する。これ
で屋根裏部屋内の空気を強制排気する。こうすると、2
階の部屋の温度も下がり、快適な住居となる。太陽電池
を使用すると、環境に優しく、省エネルギー家屋を実現
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家屋の換気装置
に関する。詳しくは、屋根裏に換気設備を設けることに
よって、特に夏場の強制換気を行い、屋内の温度を効率
よく下げられるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】夏場における日本家屋は熱気を帯び易
い。特に、屋根裏に近い天井部屋は高温になり易い。こ
のことを考慮して、従来の家屋では天井裏に換気孔を設
け、自然の換気を行うことで屋根裏の温度を下げ、天井
下の室内の室温を下げるように工夫している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の家屋では、この
ように屋根裏の換気を行うことによって屋根裏の昇温を
避け、階下の室温を下げるように工夫している。しか
し、このような自然換気では充分な換気効果が得られ
ず、結果として室温を効果的に下げることができないこ
とが判明した。
【0004】そこで、この発明はこのような従来の欠点
を解決したものであって、強制換気を行えるようにして
屋内の室温を効果的に下げられるようにしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係る換気装置においては、屋根裏の壁面
に取り付け固定された換気ファンと、この換気ファンに
駆動電圧を与える電源と、上記屋根裏の温度を検出する
温度センサと、これらをコントロールするコントローラ
とで構成され、上記温度センサの出力で上記換気ファン
を駆動することで、上記屋根裏内の空気を強制排気する
ようにしたことを特徴とする。
【0006】この発明では、屋根裏内の空気循環を促す
ため、屋根裏に吸気ファンと排気ファンとを設け、屋根
裏内の温度がある温度以上になったとき、少なくとも排
気ファン、好ましくは吸気と排気の両ファンを稼動させ
て高温の室内空気を強制的に排気する。これによって短
時間に室温を下げることができる。ファンの電源やファ
ンをコントロールする電源はいずれも太陽電池を利用す
る。屋根裏の照明灯もこの太陽電池を電源として利用す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る換気装置
10の一実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0008】図1はこの発明を典型的な2階造りの日本
家屋8に適用した場合であって、2階部屋の天井と屋根
(切妻式屋根)との間が屋根裏(屋根裏部屋)11とな
る。南向きの屋根には太陽電池パネル12が設置される
と共に、図2に示すように屋根を支える梁や柱との間の
壁13(13a,13b)にはファンが取り付け固定さ
れる。
【0009】ファンのうち、吸気ファン14を図2のよ
うに東側壁面13aに取り付けるときは、排気ファン1
5は西側壁面13bに取り付けられる。屋根と壁と天井
とによって仕切られた屋根裏部屋11の排気および冷気
の取り入れを効率よく行うためである。
【0010】屋根裏内、この例では床面16にファン等
のコントローラ18が固定され、このコントローラ18
を介してファン14,15の稼動状態がコントロールさ
れる。屋根裏部屋11の適当な個所には、この例では図
2の壁面19に温度センサ20が取り付けられ、屋根裏
部屋11内の温度が監視される。また、必要に応じて屋
根裏にはランプなどの照明灯22が設置され、屋根裏部
屋11の内部を照明できるようになされている。両ファ
ン14,15の電源およびコントローラ18の駆動電源
はいずれも上述した太陽電池12が使用される。太陽電
池12はパネル状に構成されたものを使用する。
【0011】このような換気装置10の制御回路30は
図3のような構成となる。
【0012】図3に示す制御回路30にあって、吸気フ
ァン14、排気ファン15、コントローラ18、照明灯
に対する電源として、太陽電池パネル12で発電した電
力(電圧)が利用される。電力の一部は充電器24に蓄
えられる。温度センサ20の出力はコントローラ18に
導かれ、屋根裏部屋11内の温度が所定温度(例えば4
0℃)以上になったとき、ファンのうち少なくとも排気
ファン15、好ましくは吸気ファン14と排気ファン1
5のそれぞれに通電を行い、それぞれのファンを駆動す
る。これによって図2矢印で示すように屋根裏部屋11
内の空気は外部に強制的に排気されるから、外の冷気が
入り込んで屋根裏部屋11内の温度を下げる。
【0013】屋根裏部屋11内の温度が下がると、2階
部屋の温度も多少下げることができるので快適な居住空
間を実現できる。太陽電池パネル12を使用すると、環
境にやさしい省エネルギー換気装置を実現できる。
【0014】所定温度以下で排気処理が終了する。コン
トローラ18には2階部屋などから操作できるスイッチ
26(図1参照)が取り付けられ、これで照明灯22が
オン、オフ制御される。屋根裏での点検、修理などのと
き利用される。太陽電池パネル12に代えて交流電源を
利用することもできる。
【0015】この発明は特に屋根裏を居間(部屋)や倉
庫代わりに使用する現代住宅にも適用できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では屋根
裏内の空気を強制排気できるようにしたものである。こ
れによれば、屋根裏内の排気を効率的に行えるようにな
るため、屋根裏内温度を効果的に下げられる実益を有す
る。太陽電池を駆動電源として利用する場合には環境に
やさしい省エネルギー換気装置を実現できる。
【0017】したがってこの発明は在来工法による住宅
や、ツーバイフォー(2×4)などの現代住宅、西洋風
住宅などに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図2】その側断面図である。
【図3】制御回路のブロック図である。
【符号の説明】
10 換気装置 12 太陽電池パネル 14 吸気ファン 15 排気ファン 18 コントローラ 20 温度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根裏の壁面に取り付け固定された換気
    ファンと、 この換気ファンに駆動電圧を与える電源と、 上記屋根裏の温度を検出する温度センサと、 これらをコントロールするコントローラとで構成され、 上記温度センサの出力で上記換気ファンを駆動すること
    で、上記屋根裏内の空気を強制排気するようにしたこと
    を特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 上記換気ファンの他に、吸気ファンが上
    記壁面とは反対側の壁面に取り付け固定され、 上記換気ファンと同時に上記吸気ファンを駆動するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 上記電源は、太陽電池であることを特徴
    とする請求項1記載の換気装置。
JP10373993A 1998-12-28 1998-12-28 換気装置 Pending JP2000199635A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011162984A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Toyota Home Kk 建物の太陽熱集熱装置
JP2015048607A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 大和ハウス工業株式会社 排熱構造
JPWO2021005795A1 (ja) * 2019-07-11 2021-12-09 三菱電機株式会社 換気システム

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