JP2000199627A - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ

Info

Publication number
JP2000199627A
JP2000199627A JP11237775A JP23777599A JP2000199627A JP 2000199627 A JP2000199627 A JP 2000199627A JP 11237775 A JP11237775 A JP 11237775A JP 23777599 A JP23777599 A JP 23777599A JP 2000199627 A JP2000199627 A JP 2000199627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
far
infrared
burner
burner body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11237775A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Takanami
久雄 高波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PEARL KINZOKU KK
Original Assignee
PEARL KINZOKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PEARL KINZOKU KK filed Critical PEARL KINZOKU KK
Priority to JP11237775A priority Critical patent/JP2000199627A/ja
Publication of JP2000199627A publication Critical patent/JP2000199627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遠赤外線放射板を使用したガスコンロにおい
て、焼き調理に際して調理対象物からの落下物(例えば
魚からの油や焼き肉のたれ等)が遠赤外線放射板に焦げ
付いて、遠赤効果が薄れてしまうのを防止する。 【解決手段】横方向または斜め上方に向けてバーナー炎
Aを噴出するバーナー体21の上方に、バーナー炎を受
ける位置に遠赤外線放射板41を配置し、且つ前記遠赤
外線放射板41の上方を覆う笠板42を備えた遠赤部材
4を着脱自在装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用の卓上コンロ
や、屋外で使用する携帯用コンロとして使用されるガス
コンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスコンロは、バーナー炎で直接調理対
象物の焼き調理を行うほか、バーナー炎でセラミックス
板やセラミックスコーティング板等で形成された遠赤外
線放射板を赤熱させ、遠赤外線で焼き調理を行うことが
提案されている。特に前記の遠赤外線放射板を採用して
いるコンロの具体的構造としては、バーナー体の上部に
バーナー炎を覆う形態に遠赤外放射板を配置している器
具(実開昭63−159103号、実公平4−2349
7号、特許第2534485号)と、コンロの側方に配
置したバーナー体の上部と内方側面を覆う形態に遠赤外
放射板を配置している器具(実開昭63−153005
号)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遠赤部材を採用したガ
スコンロは、前記のように公知であるが、遠赤外線放射
板でバーナー体の上部を覆う形態を採用すると、焼き調
理に際して調理対象物からの落下物(例えば魚からの油
や焼き肉のたれ等)が遠赤外線放射板に焦げ付いて、遠
赤効果が薄れてしまう。バーナー体がコンロ両側に配置
された前記器具でも同様のことが生ずる。
【0004】そこで本発明は、調理対象物からの落下物
による遠赤外線放射板の汚れを無くした新規な構造のガ
スコンロを提案したものである。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明に係るガスコンロは、所
定方向に向けてバーナー炎を噴出するバーナー体の上部
に、バーナー炎を受ける位置に遠赤外線放射板が配置さ
れ、且つ前記遠赤外線放射板の上方を覆う笠板を備えた
遠赤部材を、全体若しくは笠板のみ或いは笠板と一部の
遠赤外線放射板が分離して着脱自在に装着してなること
を特徴とするものである。
【0006】従ってバーナー体に点火するとバーナー炎
で遠赤外線放射板が赤熱して、遠赤外線が放射され、網
部材上の調理対象物の焼き調理を行い、調理対象物から
油やたれが網部材の間隙から滴下しても、笠板で保護さ
れている遠赤外線放射板には付着することがないので遠
赤効果は充分に確保でき、笠板部分が汚れた場合には、
遠赤部材全体若しくは笠板部分或いは笠板部分を含む分
離可能部分を取り外して洗浄する。
【0007】
【発明の実施形態】次に本発明の実施形態について説明
する。図1及び図2は、本発明の第一実施形態を示した
もので、第一実施形態のガスコンロは、基本的に従前の
ガスコンロと同様に容器状にして後述する各部を組み込
む本体部1と、熱発生源となる円形のバーナー体21を
備えたバーナー部2と、バーナー体21の上方に配置し
た網部材3とを有すると共に、特に遠赤部材4を付設し
たものである。
【0008】本体部1は、コンロの本体となる外箱部
(本体)11と、外箱部11の内部に設けた汁受容器体
12とを備え、汁受容器体12は、中央部分を高くして
バーナー体配置部13を設けると共に、周囲部分をドー
ナツ状底部14とし、周壁部15で囲繞してなるもので
ある。
【0009】バーナー部2は、バーナー炎Aを斜め上方
に放射状に噴出する円形状のバーナー体21と、バーナ
ー体21に、燃料ガスと空気とを混合して供給する供給
部22と、ガス供給部と接続したガスホース23からな
り、前記バーナー体21をバーナー体配置部13内に位
置せしめる。そして特にバーナー体21には、台座状に
して中央部分に螺孔24を形成した遠赤部材装着部25
を設けてなる。
【0010】網部材3は、調理対象物Bを載置する網3
1と、網31を本体11の上方に安定させる脚32から
なり、本体11上に載置装着する。
【0011】遠赤部材4は、遠赤外線放射板41と笠板
42からなり、遠赤外線放射板41は、セラミックス板
や金属板の表面にセラミックスコーティングしたり、そ
の他特殊金属を使用するなど、遠赤外線放射効果の優れ
た材質で形成したもので、バーナー体21の周囲を囲繞
するように筒状にして且つ多数の透孔を穿接してなる。
笠板42は、前記の遠赤外線放射板41の上方部分を覆
うようにし、且つ前記した汁受容器体12のバーナー体
配置部13より外周方向に張り出す大きさにして、前記
遠赤外線放射板41と連結すると共に、中央下面にネジ
棒(取付部)43を垂設してなる。
【0012】而してバーナー体21に点火し、網31上
に調理対象物Bを載置して焼き調理を実施するものであ
るが、特に調理対象物が焼き肉の場合には、予め汁受容
器体12に水Cを張っておく。そしてバーナー炎Aは遠
赤外線放射板41を加熱すると、同板41は赤熱して遠
赤外線を放射することになり、網31上の焼き肉(調理
対象物B)は同放射線で、最適の焼き調理がおこなわれ
るものである。
【0013】特に遠赤部材4の笠板42で遠赤外線放射
板41が保護されているので、焼き肉Bから滴下する油
Dやたれは直接汁受容器体12の底部14に落下する
か、或いは笠板42上に落下し、その周囲から汁受容器
体12に滴下することになり、遠赤外線放射板41に油
D等が付着することがなく、常に最適な遠赤効果を発揮
できるものである。また笠板42部分が汚れたときは、
遠赤部材を外すと容易に洗浄することができる。
【0014】図3乃至図5は、本発明の第二実施形態を
示したもので、第二実施形態のガスコンロは、前記第一
実施形態のコンロにおいて、バーナー部2aと遠赤部材
4aを変更したものである。
【0015】バーナー部2aは、特にバーナー体21の
中央部分に、円柱状の遠赤外線放射板26を直立させ、
上面に円形凹部(遠赤部材装着部)27を設けたもので
ある。
【0016】また遠赤部材4aは、前記第一実施形態と
同様に、円柱状の遠赤外線放射板44と笠板45からな
り、笠板45から垂設した連結板46で遠赤外線放射板
44と連結し、更に笠板45の裏面には、前記円形凹部
(遠赤部材装着部)27と対応する円形突部(取付部)
47を設けたものである。
【0017】前記遠赤部材4aは、バーナー部2aの円
形凹部27に円形突部47を嵌合して装着したり、その
まま持ち上げて分離可能としてなるもので、装着状態
で、バーナー体21に点火し、遠赤効果を発揮させて調
理に使用し、洗浄時に分離するものである。
【0018】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、バーナー体の構造を必ずしも円形としなくとも
良く、任意の形態でよく、単に遠赤部材の遠赤外線放射
板が、バーナー体の炎で加熱でき、且つ網上の調理対象
物の焼き調理が可能であり、そして調理対象物からの滴
下物の遠赤外線放射板付着を防止する笠板を備えていれ
ば良い。勿論遠赤部材の装着手段は、載置でも、差し込
みなど連結でも任意の手段を採用でき、また遠赤外線放
射板と笠板は分離状態としても良い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、斜め方向または
斜め上方に向けてバーナー炎を噴出するバーナー体の上
方に、バーナー炎を受ける位置に遠赤外線放射板を配置
し、且つ前記遠赤外線放射板の上方を覆う笠板を備えた
遠赤部材を着脱自在に装着し、遠赤部材上方に網部材を
配置してなるガスコンロで、遠赤外線放射板の汚れが生
じにくい構造として、遠赤外線による効果的な焼き調理
を可能にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の一部切断した正面図。
【図2】同バーナー体と遠赤部材の装着構造の説明図。
【図3】本発明の第二実施形態の要部断面図(遠赤部材
分離状態)。
【図4】同図(遠赤部材装着状態)。
【図5】同バーナー体と遠赤部材の装着構造の説明図。
【符号の説明】
1 本体部 11 外箱部(本体) 12 汁受容器体 13 バーナー体配置部 14 底部 2,2a バーナー部 21 バーナー体 22 供給部 23 ガスホース 24 螺孔 25 遠赤部材装着部 26 遠赤外線放射板 27 円形凹部(遠赤部材装着部) 3 網部材 31 網 32 脚 4,4a 遠赤部材 41,44 遠赤外線放射板 42,45 笠板 43 ネジ棒(取付部) 46 連結板 47 円形突部(取付部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に向けてバーナー炎を噴出する
    バーナー体の上部に、バーナー炎を受ける位置に遠赤外
    線放射板が配置され、且つ前記遠赤外線放射板の上方を
    覆う笠板を備えた遠赤部材を、全体若しくは笠板のみ或
    いは笠板と一部の遠赤外線放射板が分離して着脱自在に
    装着してなることを特徴とするガスコンロ。
  2. 【請求項2】 バーナー炎を放射状に噴出するバーナー
    体を備えると共に、バーナー体の中央に遠赤部材装着部
    を突設し、遠赤部材を、前記バーナー体を囲む筒状で且
    つ多数の透孔を穿設した遠赤外線放射板と、遠赤外線放
    射板の上方を覆う笠板と、前記装着部に装着可能な取付
    部とで構成した請求項1記載のガスコンロ。
  3. 【請求項3】 コンロ本体中央にバーナー体を備え、遠
    赤部材上方に網部材を配置してなるガスコンロで、中央
    部分を高くしてバーナー体配置部を設けると共に、周囲
    部分をドーナツ状底部とし、周壁部で囲繞してなる汁受
    容器体を、コンロ本体内に設け、網部材と前記汁受容器
    体との間にバーナー体及び遠赤部材を配置してなる請求
    項2記載のガスコンロ。
JP11237775A 1998-10-26 1999-08-25 ガスコンロ Pending JP2000199627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11237775A JP2000199627A (ja) 1998-10-26 1999-08-25 ガスコンロ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30351898 1998-10-26
JP10-303518 1998-10-26
JP11237775A JP2000199627A (ja) 1998-10-26 1999-08-25 ガスコンロ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000199627A true JP2000199627A (ja) 2000-07-18

Family

ID=26533371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11237775A Pending JP2000199627A (ja) 1998-10-26 1999-08-25 ガスコンロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000199627A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102777957A (zh) * 2012-07-10 2012-11-14 王珏 一种红外线燃气灶用的陶瓷板
KR20200001279A (ko) * 2018-06-27 2020-01-06 주식회사 한국지이 가스 로스터

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102777957A (zh) * 2012-07-10 2012-11-14 王珏 一种红外线燃气灶用的陶瓷板
KR20200001279A (ko) * 2018-06-27 2020-01-06 주식회사 한국지이 가스 로스터
KR102148760B1 (ko) 2018-06-27 2020-09-01 주식회사 한국지이 가스 로스터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5462937B2 (ja) 改良両方向加熱調理器
KR20090010615A (ko) 기능성 조리가열장치
KR20120121497A (ko) 찜 구이용 조리기
JP2000199627A (ja) ガスコンロ
KR200473713Y1 (ko) 휴대용 그릴
KR101713432B1 (ko) 다기능 불판
KR20110002207A (ko) 숯과 가스를 열원으로 사용가능한 고기구이기
KR200393644Y1 (ko) 찜 및 직화구이 겸용냄비
KR101040024B1 (ko) 탄소섬유발열체를 이용한 다목적 가열기
KR101703507B1 (ko) 야외용 다용도 그릴
JP2003210332A (ja) 加熱料理用装置
KR20160029490A (ko) 방염, 방열판을 갖는 다용도 화로
CN213524877U (zh) 一种用于煤气卡式炉的烧烤器具
KR20150002991U (ko) 이동식 부탄연소기용 로스팅 장치
KR102543463B1 (ko) 구이기
KR200185547Y1 (ko) 고기 구이기 열판
KR20090003465U (ko) 이종요리가 가능한 쿠킹장치
KR200463874Y1 (ko) 꼬치 직화 구이기
KR102148014B1 (ko) 연기의 누출을 차단하는 후드를 구비한 숯불구이기
KR200214938Y1 (ko) 원적외선 방사 세라믹을 이용한 가열용기
KR200245632Y1 (ko) 불판 겸용 냄비
KR200323029Y1 (ko) 맷돌형 구이기판
JPH04103837U (ja) 焼物料理用の調理具
KR20240069990A (ko) 석쇠판 및 고기구이판 겸용 고기구이기
KR20230001259U (ko) 다기능 조리기

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040720