JP2000199520A - 回転装置 - Google Patents

回転装置

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JP2000199520A
JP2000199520A JP11001155A JP115599A JP2000199520A JP 2000199520 A JP2000199520 A JP 2000199520A JP 11001155 A JP11001155 A JP 11001155A JP 115599 A JP115599 A JP 115599A JP 2000199520 A JP2000199520 A JP 2000199520A
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radial
thrust
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Yuko Takahashi
祐幸 高橋
Shoji Kamimura
尚司 上村
Naohiro Ono
直弘 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動圧軸受を用い回転ユニットが高速回転を行
う回転装置で、動バランスの小さな領域においても回転
不安定性が発生するのを避ける。 【解決手段】 ラジアル固定部材と回転ユニットとが対
向する動圧軸受部に形成する動圧発生溝を非対称とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリゴンミラーを用
いた光偏向装置やモータ等の高速回転を行う回転装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ポリゴンミラーを回転体として高速回転
する光偏向装置や回転軸を中心として高速回転するモー
タでは、回転体と非回転体との間に動圧軸受を設けて、
高速回転が行われる。図21は動圧軸受を設けた回転装
置の一例を示す断面図である。支持ベース上に固設した
ラジアル固定部材に対して対向して回転する回転ユニッ
トはラジアル動圧軸受部において相互の間でのラジアル
動圧回転が行われる。またラジアル固定部材の両軸端部
にはラジアル固定部材の軸と垂直面をなすスラスト固定
部材が設けられていて、上下に位置したスラスト固定部
材とスラスト固定部材に挟まれた形で回転する回転ユニ
ットはスラスト動圧軸受部においてスラスト動圧回転が
行われる。
【0003】ラジアル動圧軸受部及び/又はスラスト動
圧軸受部には軸受面に対称に形成された動圧発生溝があ
って、回転ユニットの高速回転によって発生する風は動
圧発生溝に導入され、対称に形成された動圧発生溝から
は強力な風圧が生じてラジアル固定部材と回転ユニット
との間には数μm単位の間隙が形成されて、両者の間で
の抵抗を低下させ、ラジアル動圧軸受部において高速回
転がなされるようになっている。またスラスト固定部材
と回転ユニットとの間においても微小な間隙が形成され
て、回転ユニットは僅かに浮上した状態でスラスト動圧
軸受部において高速回転がなされるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の動圧軸受部に対
称の動圧発生溝を設けた回転装置では、回転ユニットの
高速回転中に発生する接触を防止し、振動を低減するた
めに動バランスを小さくするのが一般的であるが、動バ
ランスが小さ過ぎるとかえって回転の不安定現象が生じ
るようになる。従来の回転装置では調整にあたって、動
バランスの上限は振動の許容限界、下限は安定性の許容
限界によって規定し、その規定された上限と下限とで挟
まれた範囲内になるよう動バランス修正するか、または
ラジアル動圧軸受部での固定部(ラジアル固定部材)と
回転体(回転ユニット)との間のギャップを適性化する
ことによって高速回転における安定性を得ていた。
【0005】本発明は動バランスの小さな領域において
も回転の不安定性が発生しないで、調整範囲が広くとら
れて生産性に優れた高速回転で安定した回転性能が得ら
れる回転装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ラジアル固
定部材と、前記ラジアル固定部材に対して回転可能な回
転ユニットとを有し、前記ラジアル固定部材と前記回転
ユニットとが対向するラジアル動圧軸受部に、動圧発生
溝が形成された回転装置において、前記動圧発生溝を、
非対称に形成したことを特徴とする回転装置。(請求項
1の発明) ラジアル固定部材と、前記ラジアル固定部材に対し略垂
直方向に配置されたスラスト固定部材と、前記スラスト
固定部材と略平行方向で前記ラジアル固定部材に対して
回転可能な回転ユニットとを有し、前記スラスト固定部
材と前記回転ユニットとが対向するスラスト動圧軸受部
に、動圧発生溝が形成された回転装置において、前記動
圧発生溝を、非対称に形成したことを特徴とする回転装
置。(請求項2の発明) ラジアル固定部材と、前記ラジアル固定部材に対して回
転可能な回転ユニットとを有した回転装置において、前
記ラジアル固定部材と前記回転ユニットとが対向するラ
ジアル動圧軸受部の形状を、非対称に形成したことを特
徴とする回転装置(請求項5の発明) ラジアル固定部材と、前記ラジアル固定部材に対し略垂
直方向に配置されたスラスト固定部材と、前記スラスト
固定部材と略平行方向で前記ラジアル固定部材に対して
回転可能な回転ユニットとを有した回転装置において、
前記スラスト固定部材と前記回転ユニットとが対向する
スラスト動圧軸受部の形状を、非対称に形成したことを
特徴とする回転装置。(請求項7の発明)により達成さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の回転装置の一実施の形態
として、回転ユニットにポリゴンミラーを固設して高速
回転を行う光偏向装置を用いて説明を行う。図1は回転
装置の断面構成を示している。固定したラジアル軸11
の外側には円筒状をしたセラミック材やステンレス材等
を材料とする内筒軸受12が固設され、ラジアル軸11
と内筒軸受12とでラジアル固定部材を構成している。
内筒軸受12の両側端部にはラジアル軸に略垂直方向に
円板状をしたセラミック材やステンレス材を材料とした
上スラスト軸受13Aと、下スラスト軸受13Bとが固
設され、それぞれスラスト固定部材を構成している。上
記のラジアル固定部材とスラスト固定部材とは一体とな
って回転装置の本体固定部を構成し、支持ベース板3に
固定されている。
【0008】一方、回転装置の高速回転を行うユニット
である回転ユニット2には回転軸を中心とした円筒状の
外筒軸受21が一体として設けられていて、外筒軸受2
1の内径より前記の固定された内筒軸受12の外径の方
が数μmの調整された微小間隔だけ大きい。この外筒軸
受21の内周面21aと内筒軸受12の外周面12aと
で、ラジアル動圧軸受部を構成している。少なくとも内
筒軸受12の外周面12a、外筒軸受21の内周面21
aの一方には複数本からなる動圧発生溝12a1又は1
2a1(図示せず)が形成されている場合もあるし、動
圧発生溝が全くない場合もある。回転ユニット2は本体
固定部に対しラジアル動圧軸受部においてラジアル回転
が行われる。
【0009】また外筒軸受21の上端面21bAは上ス
ラスト軸受13Aのスラスト面13aAと対向し、同じ
く外筒軸受21の下端面21bBは下スラスト軸受13
Bのスラスト面13aBと対向しスラスト動圧軸受部を
構成している。少なくとも対向したスラスト動圧軸受部
のスラスト面13aA,13aB、外筒軸受21の上、
下端面21bA,21bBの一つには複数本からなる動
圧発生溝13aA1,13aB1又は21bA1,21
bB1(図示せず)が形成されている。回転ユニット2
は本体固定部に対しスラスト動圧軸受部においてスラス
ト回転が行われる。
【0010】図1に示した回転装置(光偏向装置)で
は、回転ユニット2に端面を鏡面とした正多角形の形状
をしたポリゴンミラー22が、ミラー中心と回転ユニッ
ト2の回転中心とが合致するよう調整され取り付けられ
ている。
【0011】また回転ユニット2の支持ベース板3に対
向した底面には、多磁極対のリング状をしたトルク発生
用の永久磁石23が固設されている。支持ベース板3上
には複数のマグネットコイル31を同一円上に配置した
プリント基板32が取付けられ、マグネットコイル31
内には磁界の変化を検知するホール素子33が取付けら
れている。ホール素子33はスピードセンサとポジショ
ンセンサとしての機能を有していて、ホール素子33が
検知した検知信号に基づいてマグネットコイル4への電
流制御がなされて、ポリゴンミラー22を設けた回転ユ
ニット2は高速回転が行われる。
【0012】動圧軸受を用いた回転装置では、従来は動
バランスの上限は振動限界、下限は安定性限界によって
規定し、上限と下限との範囲内を許容調整範囲として調
整を行っていたのに対し、本発明による非対称とする条
件を付加することにより動バランスが小さな領域におい
ても回転不安定性が発生しないこととなり、その結果 動バランス調整の修正領域が拡大することとなり、そ
の結果生産マージンが向上する。
【0013】ラジアル動圧軸受部におけるラジアル方
向の間隙の調整許容範囲が拡大することにより生産マー
ジンが向上する。
【0014】動バランスの小さな領域においても調整
が可能となった結果、外部振動が低減する。
【0015】回転時の不安定振動が抑えられるように
なった結果、回転中に発生する異音が低減される。
【0016】回転時の不安定振動による動圧軸受部に
おけるコスレが回避されるようになった結果、使用可能
とする回転装置のライフは長寿命化することとなる。
【0017】高速回転域においても安定した回転が得
られるため、より高速化をはかることが可能となる。
【0018】〜の効果を奏することとなる。
【0019】本発明の光偏向装置を例として説明した回
転装置は、動バランスの小さな領域においても回転の不
安定性が発生しない動圧軸受とした回転装置で、以下の
実施の形態によって詳しく説明する。
【0020】(実施の形態1)請求項1に係わる発明の
実施の形態であって、ラジアル動圧軸受部に動圧発生溝
が形成された回転装置について、動圧発生溝を回転軸に
対し非対称に形成したもので、更に詳しく具体的に説明
する。以下説明する実施の形態は何れも内筒軸受12の
外周面12aに形成された動圧発生溝12a1を回転軸
に対し非対称に形成された例であって、動圧発生溝加工
の容易性の観点から内筒軸受側に設ける方が好ましい。
本発明は外筒軸受21の内周面21aに形成された動圧
発生溝21a1を回転軸に対し非対称に形成された場合
も含まれるが、外周と内周の関係が異なるだけであるの
で内周面21aについての説明は省略する。次に説明す
るのは固定部材側に設けた動圧発生溝についての実施の
形態である。
【0021】(1・1)図2に示す実施の形態は、内筒
軸受12の外周面12aに形成する動圧発生溝12a1
を周方向に一部に溝のない部分を設けて非対称としたも
ので、図2(a)は内筒軸受12の斜視図、図2(b)
は内筒軸受12の外周面12aの全円周部分の展開図で
ある。本発明者らの検討によれば溝のない部分wを全周
長Lに対し(1/8)以上設けることによって効果が認
められ、好ましくは溝のない部分wを(4/8)以上
(7/8)L以下、更に好ましくは(5/8)L以上
(7/8)L以下の範囲内に設けることによって効果は
顕著となる。
【0022】(1・2)図3に示す実施の形態は、内筒
軸受12の外周面12aに形成する等間隔の動圧発生溝
12a1のうち、溝の深さを深い溝dpと、浅い溝da
との複数種の溝の深さの異なった動圧発生溝として非対
称としている。図3(a)は内筒軸受12の斜視図、図
3(b)は内筒軸受12の外周面12aの全円周部分の
展開図である。全周長Lに対して例えば(1/8)L〜
(1/2)Lの範囲では深い溝dpの動圧発生溝とし、
他の部分を浅い溝daの動圧発生溝として非対称とする
ことによって本発明の効果が顕著に得られる。勿論溝の
深さは浅da、深dpの2段階に限定するものではな
く、複数段の異なった深さとすることも可能であり、ま
た動圧発生溝12a1の全域ではなく一部だけ溝の深さ
を変更してもよい。
【0023】(1・3)図4に示す実施の形態は、内筒
軸受12の外周面12aに形成する等間隔の動圧発生溝
12a1の溝の空気流入角(傾斜角)θを不均一として
非対称としている。図4(a)は内筒軸受12の斜視
図、図4(b)は内筒軸受12の外周面12aの全円周
部分の展開図である。空気流入角がねじれた形状θ
(s)と立った形状θ(w)の複数種の空気流入角が異
なった動圧発生溝とするもので、全周長に対して例えば
(1/8)L〜(1/2)Lの範囲では空気流入角がね
た形状θ(s)の動圧発生溝とし、他の部分は空気流入
角が立った形状θ(w)の動圧発生溝として非対称とす
ることによって本発明の効果が顕著に得られる。勿論空
気流入角はねた形状θ(s)、立った形状θ(w)の2
段階に限定するものではなく、複数段の異なった空気流
入角としてもよい。
【0024】(1・4)図5に示す実施の形態は、内筒
軸受12の外周面12aに形成する等間隔の動圧発生溝
12a1のうち、溝幅の広いb(w)動圧発生溝と溝幅
の狭いb(w)動圧発生溝との溝幅の異なった動圧発生
溝として非対称としている。図5(a)は内筒軸受12
の斜視図、図5(b)は内筒軸受12の外周面12aの
全円周部分の展開図である。全周長Lに対して例えば
(1/8)L〜(1/2)Lの範囲では溝幅の広いb
(w)動圧発生溝とし、他の部分を溝幅の狭いb(n)
動圧発生溝とし、溝幅が相異した非対称とすることによ
って本発明の効果が顕著に得られる。勿論溝の幅は広い
b(w)、狭いb(n)の2段階に限定するものではな
く、複数段の異なった溝幅とすることも可能であり、ま
た動圧発生溝12a1の全域ではなく一部だけ溝幅を変
更してもよい。
【0025】(1・5)図6に示す実施の形態は、内筒
軸受12の外周面12aに形成する動圧発生溝12a1
の隣り合う溝の間隔(ピッチ)を広い間隔p(w)の部
分と狭い間隔p(n)の部分とを設けて不等間隔とし非
対称としている。図6(a)は内筒軸受12の斜視図、
図6(b)は内筒軸受12の外周面12aの全円周部分
の展開図である。全周長Lに対して例えば(1/8)L
〜(1/2)Lの範囲では隣り合う溝の間隔が広いp
(n)動圧発生溝とし、他の部分を溝間隔が狭いp
(n)動圧発生溝として非対称とすることによって本発
明の効果が顕著に得られる。隣り合う溝の間隔は広いp
(w)、狭いp(n)の2段階に限定するものではな
く、複数段の異なった溝間隔としてもよい。
【0026】(1・6)図7に示す実施の形態は、内筒
軸受12の外周面12aに形成する等間隔の動圧発生溝
12a1のうち、溝の長さの長いm(m)動圧発生溝と
溝の長さの短いm(s)動圧発生溝との溝の長さの異な
った動圧発生溝として非対称としている。図7(a)は
内筒軸受12の斜視図、図7(b)は内筒軸受12の外
周面12aの全円周部分の展開図である。全周長Lに対
して例えば(1/8)L〜(1/2)Lの範囲では溝の
長さの長いm(m)動圧発生溝とし、他の部分を溝の長
さの短いm(s)動圧発生溝とし、溝の長さが相異した
非対称とすることによって本発明の効果が顕著に得られ
る。勿論溝の長さは長いm(m)、短いm(s)の2段
階に限定するものではなく、複数段の異なった溝の長さ
としてもよい。
【0027】(1・7)図8に示す実施の形態は、内筒
軸受12の外周面12aに形成する等間隔の動圧発生溝
12a1の溝形状を異なる形状s(a)、s(b)とし
て非対称としている。図8(a)は内筒軸受12の斜視
図、図8(b)は外周面12aの展開図である。異なる
形状s(a)、s(b)の動圧発生溝を適当の配列とし
て非対称とすることにより本発明の効果が得られる。
【0028】以上説明した(1・1)〜(1・7)は何
れもラジアル動圧軸受部の動圧発生溝を非対称とした実
施の形態で動圧分布を非対称にすることにより回転安定
性を得られる。なお上記の実施形態は、それぞれに非対
称とした要素的な特徴を有しているが本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば複数段の溝幅をもった動
圧発生溝((1・4)参照)を不等間隔に形成する
((1・5)参照)等、2つ以上の(1・1)〜(1・
7)の要素的な特徴を重ねて実施した動圧発生溝形状と
して非対称とすることも本発明に含まれる。
【0029】(実施の形態2)請求項2に係わる発明の
実施の形態であって、スラスト固定部材と回転ユニット
が対向するスラスト動圧軸受部に動圧発生溝が形成され
た回転装置について、動圧発生溝を回転軸に対し非対称
に形成したもので、図1での上下のスラスト動圧軸受部
(上スラスト軸受13Aのスラスト面13aAとこれに
対向した外筒軸受21の上端面21bA)及び(下スラ
スト軸受13Bのスラスト面13aBとこれに対向した
外筒軸受21の下端面21bB)の動圧発生溝が形成さ
れた回転装置について、動圧発生溝を非対称に形成した
もので、更に詳しく具体的に説明する。以下説明する実
施の形態は下側のスラスト動圧軸受部を例にとり、何れ
も下スラスト軸受13Bのスラスト面13aBに形成さ
れた動圧発生溝13aB1を回転軸に対し非対称に形成
された例であって、これにより非対称な動圧分布を得る
ことで回転安定性が得られる。本発明は外筒軸受21の
下端面21bBに形成された動圧発生溝を回転軸に対し
非対称に形成された場合も含まれるが、固定面と回転面
が異なるだけであるので、下端面21bBに形成された
動圧発生溝についての説明は省略する。次に説明するの
は固定部材側に設けた動圧発生溝についての実施の形態
である。
【0030】(2・1)図9に示す実施の形態は、下ス
ラスト軸受13Bのスラスト面13aBに形成する動圧
発生溝13aB1を周方向に角度θRの範囲を溝のない
部分として非対称としたもので、溝のない部分θRを4
5°以上180°以下設けることによって好ましい効果
が認められる。
【0031】(2・2)図10に示す実施の形態は、下
スラスト軸受13Bのスラスト面13aBに形成する等
間隔の動圧発生溝13aB1のうち溝の深さを深い溝d
pと浅い溝daとの複数種の溝の深さの異なった動圧発
生溝として非対称としている。例えば動圧発生溝13a
B1の総本数Nに対して、隣り合う(1/8)N以上
(1/2)N以下の動圧発生溝を他とは異なる深さの溝
とすることによって好ましい効果が認められる。
【0032】(2・3)図11に示す実施の形態は、下
スラスト軸受13Bのスラスト面13aBに形成する等
間隔の動圧発生溝13aB1の溝の空気流入角(傾斜
角)θを、ねた形状θ(s)と立った形状θ(w)の複
数種の空気流入角の動圧発生溝とし、不均一な配列とし
て非対称としている。
【0033】例えば動圧発生溝13aB1の総本数Nに
対して、隣り合う(1/8)N以上(1/2)N以下の
動圧発生溝を他とは異なる空気流入角とすることによっ
て好ましい効果が認められる。
【0034】(2・4)図12に示す実施の形態は、下
スラスト軸受13Bのスラスト面13aBに形成する等
間隔の動圧発生溝13aB1のうち、溝幅の広いb
(w)動圧発生溝と溝幅の狭いb(n)動圧発生溝との
溝幅の異なった動圧発生溝として非対称としている。例
えば動圧発生溝13aB1の総本数Nに対して、隣り合
う(1/8)N以上(1/2)N以下の動圧発生溝を他
とは異なる溝幅とすることによって好ましい効果が認め
られる。
【0035】(2・5)図13に示す実施の形態は、下
スラスト軸受13Bのスラスト面13aBに形成する動
圧発生溝13aB1の隣り合う溝の間隔(ピッチ)を広
い間隔p(w)の部分と狭い間隔p(n)の部分とを設
けて不等間隔とし非対称としている。スラスト面13a
Bの全周面に対して(1/8)〜(1/2)の範囲を他
とは異なる溝間隔とすることによって好ましい効果が認
められる。
【0036】(2・6)図14に示す実施の形態は、下
スラスト軸受13Bのスラスト面13aBに形成される
等間隔の動圧発生溝13aB1のうち、溝の長さの長い
m(m)動圧発生溝と溝の長さの短いm(s)動圧発生
溝との溝の長さの異なった動圧発生溝として非対称とし
ている。
【0037】例えば動圧発生溝13aB1の総本数Nに
対して、隣り合う(1/8)N以上(1/2)N以下の
動圧発生溝を他とは異なる溝の長さとすることによって
好ましい効果が認められる。
【0038】(2・7)図15に示す実施の形態は、下
スラスト軸受13Bのスラスト面13aBに形成される
等間隔の動圧発生溝13aB1の溝形状を異なる形状s
(a),s(b)として非対称としている。異なる形状
s(a),s(b)の動圧発生溝を適当に配列して非対
称とすることにより、非対称な動圧分布を得ることで回
転安定性が得られて本発明の効果が得られる。
【0039】以上説明した(2・1)〜(2・7)は何
れもスラスト動圧軸受部の動圧発生溝を非対称とした実
施の形態で、それぞれに非対象とした要素的な特徴を有
しているのが本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば複数段の溝幅をもった動圧発生溝((2・4)参
照)を不等間隔に形成する((2・5参照))等、2つ
以上の(2・1)〜(2・7)の要素的な特徴を重ねて
実施した動圧発生溝形状とすることも本発明に含まれ
る。
【0040】(実施の形態3)請求項5に係わる発明の
実施の形態であって、ラジアル固定部と回転ユニットと
が対向するラジアル動圧軸受部の形状を非対称に形成し
たもので、図1において内筒軸受12の外周面12aと
外筒軸受21の内周面21aとでラジアル動圧軸受部を
形成しているが、本発明においては内筒軸受12の外径
形状又は外筒軸受21の内径形状を回転軸に対し非対称
に形成したもので、以下の説明する実施の形態は何れも
内筒軸受12の外径形状を非対称とした例であるが、非
対称な動圧分布を得ることで回転安定性が得られる。な
お外筒軸受21の内径形状を非対称とした場合も全く同
様であるので、説明を省略する。
【0041】(3・1)図16に示す実施の形態は内筒
軸受12の断面形状を示したもので、ラジアル動圧軸受
部を形成する内筒軸受12の外径形状は一部を除き真円
に近い断面形状として非対称としたもので、図16
(a)は一部を平面形状12eとした実施の形態で、図
16(b)は一部を真円半径とは異なる半径の円筒形状
12fとした実施の形態である。一部を平面形状12e
又は円筒形状12fとすることによって、当該箇所では
高速回転時に減圧状態となって本発明の効果が得られ
る。
【0042】(3・2)図17に示す実施の形態は内筒
軸受12の断面形状を示したもので、ラジアル動圧軸受
部を形成する内筒軸受12の外径形状は真円に近い断面
形状をした円柱に対して一部に変更部を設けて非対称と
したもので、図17(a)は変更部として回転軸に平行
な溝部12gを設けた実施の形態を示し、図17(b)
は変更部として回転軸方向に単数又は複数の穴部12h
を設けた実施の形態を示し、図17(c)は変更部とし
て外周の一部に凹部12iを設けた実施の形態を示して
いる。これらの変更部では高速回転時に減圧状態となっ
て、動圧分布が非対称となることにより回転安定性が得
られて本発明の効果が得られる。図17(d)は前記の
実施の形態とは逆に変更部として真円に近い断面形状に
対して極小の凸部12jを設けたもので、かかる形状に
よっても本発明の効果が得られる。
【0043】(実施の形態4)請求項7に係わる発明の
実施の形態であって、スラスト固定部材と回転ユニット
とが対向するスラスト動圧軸受部の形状を非対称に形成
したもので、図1において上スラスト軸受13Aのスラ
スト面13aAと外筒軸受21の上端面21bAとが対
向するスラスト動圧軸受部又は下スラスト軸受13Bの
スラスト面13aBと外筒軸受21の下端面21bBと
が対向するスラスト動圧軸受部の形状を非対称に形成す
るもので、これにより非対称な動圧分布が得られること
により回転安定性が得られて、本発明の効果が得られ
る。以下説明する(4・1)(4・3)の実施の形態は
何れも下スラスト軸受13Bのスラスト面13aBにつ
いて非対称とする例であるが、これに限定するものでな
いことは勿論である。
【0044】(4・1)図18に示す実施の形態は下ス
ラスト軸受13Bのスラスト面13aBの周方向に一部
でも異形状部を設け非対称とするもので、斜視図に示す
ように例えば溝部13aB1、穴部13aB2、凸部1
3aB3、凹部13aB4等を異形状部として設けるも
ので、単独に或いは複数のこれらの異形状部を1カ所又
は複数カ所設けることによって本発明の効果が得られ
る。
【0045】(4・2)図19に示す実施の形態は、ラ
ジアル固定部材に対し、その両端部において垂直方向に
配置されたスラスト固定部材である上スラスト軸受13
Aのスラスト面13aAと下スラスト軸受13Bのスラ
スト面13aBとの平行度を僅か(α°)傾けるもの
で、実験的に適当とするα°傾けて非対称とすることに
よって動圧分布を非対称とすることにより回転安定性が
得られて、本発明の効果を得ることができる。
【0046】(4・3)図20に示す実施の形態は下ス
ラスト軸受13Bのスラスト面13aBを中心によりΔ
だけ偏心した偏心形状として非対称とするもので、適当
とするΔを実験的に求めて設定することにより、動圧分
布を非対称とすることにより回転安定性が得られて、本
発明の効果を得ることができる。
【0047】以上説明した実施の形態は何れも固定した
中心軸部分をラジアル固定部材として、ラジアル動圧軸
受を介して回転ユニットはその周囲を高速回転する構成
であるが、これとは逆にラジアル固定部材に対して中心
軸部分を含む回転ユニットがラジアル動圧軸受を介して
高速回転する構成の回転装置についても本発明は全く同
様に適用される。
【0048】
【発明の効果】動圧軸受を用いた回転装置では、従来は
動バランスの上限は振動限界、下限は安定性限界によっ
て規定し、上限と下限との範囲内を許容調整範囲として
調整を行っていたのに対し、本発明による非対称とする
条件を付加することにより動バランスが小さな領域にお
いても回転不安定性が発生しないこととなり、その結果 動バランス調整の修正領域が拡大することとなり、そ
の結果生産マージンが向上する。
【0049】ラジアル動圧軸受部におけるラジアル方
向の間隙の調整許容範囲が拡大することにより生産マー
ジンが向上する。
【0050】動バランスの小さな領域においても調整
が可能となった結果、外部振動が低減する。
【0051】回転時の不安定振動が抑えられるように
なった結果、回転中に発生する異音が低減される。
【0052】回転時の不安定振動による動圧軸受部に
おけるコスレが回避されるようになった結果、使用可能
とする回転装置のライフは長寿命化することとなる。
【0053】高速回転域においても安定した回転が得
られるため、より高速化をはかることが可能となる。
【0054】〜の効果を奏することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転装置の断面構成図。
【図2】(1・1)の内筒軸受の斜視図及び展開図。
【図3】(1・2)の内筒軸受の斜視図及び展開図。
【図4】(1・3)の内筒軸受の斜視図及び展開図。
【図5】(1・4)の内筒軸受の斜視図及び展開図。
【図6】(1・5)の内筒軸受の斜視図及び展開図。
【図7】(1・6)の内筒軸受の斜視図及び展開図。
【図8】(1・7)の内筒軸受の斜視図及び展開図。
【図9】(2・1)の内筒軸受の斜視図及び展開図。
【図10】(2・2)の下スラスト軸受のスラスト面。
【図11】(2・3)の下スラスト軸受のスラスト面。
【図12】(2・4)の下スラスト軸受のスラスト面。
【図13】(2・5)の下スラスト軸受のスラスト面。
【図14】(2・6)の下スラスト軸受のスラスト面。
【図15】(2・7)の下スラスト軸受のスラスト面。
【図16】(3・1)の内筒軸受の断面形状。
【図17】(3・2)の内筒軸受の断面形状。
【図18】(4・1)の下スラスト軸受の斜視図。
【図19】(4・2)の実施の形態を示す説明図。
【図20】(4・3)の下スラスト軸受のスラスト面。
【図21】回転装置の構成を示す断面図。
【符号の説明】
2 回転ユニット 11 ラジアル軸 12 内筒軸受 12a 外周面(内筒軸受) 13A 上スラスト軸受 13aA スラスト面(上スラスト軸受) 13B 下スラスト軸受 13aB スラスト面(下スラスト軸受) 21 外筒軸受 21a 内周面(外筒軸受) 21bA 上端面(外筒軸受) 21bB 下端面(外筒軸受)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジアル固定部材と、前記ラジアル固定
    部材に対して回転可能な回転ユニットとを有し、前記ラ
    ジアル固定部材と前記回転ユニットとが対向するラジア
    ル動圧軸受部に、動圧発生溝が形成された回転装置にお
    いて、前記動圧発生溝を、非対称に形成したことを特徴
    とする回転装置。
  2. 【請求項2】 ラジアル固定部材と、前記ラジアル固定
    部材に対し略垂直方向に配置されたスラスト固定部材
    と、前記スラスト固定部材と略平行方向で前記ラジアル
    固定部材に対して回転可能な回転ユニットとを有し、前
    記スラスト固定部材と前記回転ユニットとが対向するス
    ラスト動圧軸受部に、動圧発生溝が形成された回転装置
    において、前記動圧発生溝を、非対称に形成したことを
    特徴とする回転装置。
  3. 【請求項3】 前記非対称に形成された動圧発生溝は、
    溝なし部分と溝あり部分とで構成し、溝なし部分が1/
    8以上となるようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の回転装置。
  4. 【請求項4】 前記非対称に形成された動圧発生溝は、
    固定部材側に形成されることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の回転装置。
  5. 【請求項5】 ラジアル固定部材と、前記ラジアル固定
    部材に対して回転可能な回転ユニットとを有した回転装
    置において、前記ラジアル固定部材と前記回転ユニット
    とが対向するラジアル動圧軸受部の形状を、非対称に形
    成したことを特徴とする回転装置。
  6. 【請求項6】 前記ラジアル固定部材の形状を非対称に
    形成することにより、前記ラジアル軸受部の形状を非対
    称にすることを特徴とする請求項5に記載の回転装置。
  7. 【請求項7】 ラジアル固定部材と、前記ラジアル固定
    部材に対し略垂直方向に配置されたスラスト固定部材
    と、前記スラスト固定部材と略平行方向で前記ラジアル
    固定部材に対して回転可能な回転ユニットとを有した回
    転装置において、前記スラスト固定部材と前記回転ユニ
    ットとが対向するスラスト動圧軸受部の形状を、非対称
    に形成したことを特徴とする回転装置。
  8. 【請求項8】 前記スラスト固定部材の形状を非対称に
    形成することにより、前記スラスト軸受部の形状を非対
    称にすることを特徴とする請求項7に記載の回転装置。
  9. 【請求項9】 前記回転ユニットは、前記ラジアル固定
    部材に外装されることを特徴とする請求項1〜8のいず
    れか1項に記載の回転装置。
  10. 【請求項10】 前記回転ユニットは、ポリゴンミラー
    を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項
    に記載の回転装置。
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