JP2000199293A - 浴室パネルの連結構造 - Google Patents

浴室パネルの連結構造

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JP2000199293A
JP2000199293A JP11000584A JP58499A JP2000199293A JP 2000199293 A JP2000199293 A JP 2000199293A JP 11000584 A JP11000584 A JP 11000584A JP 58499 A JP58499 A JP 58499A JP 2000199293 A JP2000199293 A JP 2000199293A
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JP
Japan
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bathroom
vertical frame
panel
bathroom panel
fitting groove
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JP11000584A
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English (en)
Inventor
Yoichi Koizumi
洋一 小泉
Hidemasa Takatsuji
秀昌 高辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、浴室パネルの接合部の目地
の拡大を抑え、浴室パネルの剛性を補強する浴室パネル
の締め付け具を提供するものである。 【解決手段】 浴室パネル20a、20bの隣接部に設
けられた縦枠材30a、30bが一端のみ水平材に固定
され、縦枠材30a、30bの自由端部34a、34b
と浴室パネル20a、20bの連結構造であって、該縦
枠材30a、30bは、一辺の軸方向には嵌合溝32が
設けられると共に、前記浴室パネル20a、20bの接
合端部22a、22b同士を背中合わせの状態で前記縦
枠材30a、30bの嵌合溝32に挿入し、前記嵌合溝
32の自由端部34a、34bを締付け材10a、10
b、10c、10d、10eで押圧して前記浴室パネル
20a、20bが前記縦枠材30a、30bに連結され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部が設けられ
た浴室パネルと縦枠材との連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室の壁面を形成する浴室パネル
は、床面を形成する防水パンに浴室パネルを立設した縦
枠に取り付けられている。隣接する浴室パネルの接合部
には目地部が設けられ、目地部には目地材を挿入して浴
室パネルは組み立てられている。目地幅は、浴室壁面の
外観上のアクセントとなり、目地幅は常に均一に仕上げ
る必要がある。目地幅が部分的に拡大すると浴室壁面の
外観不良や、浴室パネルの剛性不足の原因ともなってい
る。
【0003】特に、浴室ユニット施工において開口を広
くとる大型窓を施工する場合には、浴室パネルが窓中央
部で接合されて施工されることになる。そのため、窓中
央部の縦枠材は上下に分割されることになる。上下に分
割された縦枠材は、浴室パネルとの接合部の接合面積が
すくなくなり、その分、浴室パネルを保持しようとする
力が不足する。そのために、上下に分割された縦枠材の
水平構造材に固定されない端部では、浴室パネルの接合
部がひらくようになり、浴室パネルの目地幅を拡大させ
ることがあった。又、これにより浴室壁面の目地幅が均
一でなくなり、外観上の見栄えが悪くなり、浴室パネル
曲げ剛性の低減する結果になった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、大型窓の
開口部等により上下に分割された縦枠材では、浴室パネ
ルの水平材に固定されない端部の縦枠材の保持力が弱
く、目地幅が拡大して浴室パネルの外観上の見栄えが悪
く、浴室パネルのパネル剛性が低減するという問題があ
る。このように、浴室パネルの保持力の低減による目地
幅増加、及び浴室パネルの剛性不足を解消すべく、縦枠
材の上端部を押圧できる浴室パネルの連結構造により縦
枠材のパネル保持力の低減を補う必要がある。
【0005】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的は、浴室パネルの接
合部の目地の拡大を抑え、浴室パネルの剛性を補強する
浴室パネルの連結構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
浴室パネルの連結構造においては、隣接して同一壁面を
形成する浴室パネルの隣接部を横断して開口部が設けら
れ、前記開口部によって浴室パネルの隣接部に上下にそ
れぞれ分割されて設けられた縦枠材が一端のみ水平材に
固定され、他端は自由になされ、自由になされた縦枠材
の自由端部と浴室パネルの連結構造であって、該縦枠材
は、断面略矩形の外形をして、内部が中空になされ、一
辺の軸方向には嵌合溝が設けられると共に、前記浴室パ
ネルの隣接する端部には、L字状に折り曲げられた接合
端部が設けられ、前記浴室パネルの接合端部同士を背中
合わせの状態で前記縦枠材の嵌合溝に挿入し、前記嵌合
溝の自由端部を締付け材で押圧して前記浴室パネルが前
記縦枠材に連結されているものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の本発明の浴室パネルの連結構造
においては、該縦枠材は、断面略矩形の外形をして、内
部が中空になされ、一辺の軸方向には嵌合溝が開口され
ると共に、L字状に折り曲げられた接合端部を有する浴
室パネルを、接合端部同士を背中合わせの状態で前記縦
枠材の嵌合溝に挿入し、前記嵌合溝の自由端部を締付け
材で挟んで浴室パネルが前記縦枠材に連結されているの
で、縦枠材を直接締め付ける事により浴室パネルも同時
に締め付けられ、浴室パネルの剛性をあげ、浴室パネル
接合部の目地幅を均一にすることができ、浴室壁面の外
観をよくすることができる。更に、締付け材を使用する
施工において、縦枠材に締付け材を差し込むだけで容易
に施工でき締付け材自身も安価に制作できるという利点
もある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の浴室パネルの連
結構造を示す斜視図、図2は、浴室パネルの連結構造の
要部詳細を示す説明図、図3(イ)、図3(ロ)、図3
(ハ)は、浴室パネルの連結構造に用いる締付け材を示
す説明図、図4(イ)、図4(ロ)は、浴室パネルの連
結構造に用いる締付け材を示す説明図である。
【0009】浴室ユニットは、防水パンに縦枠材を組み
立てて、縦枠材は天井部に水平材を掛け渡して枠組みさ
れて、枠組みされた縦枠材に壁材である浴室パネルを嵌
め込んで、浴室パネルと枠材とは連結されて、浴室ユニ
ットの壁面は組み立てられている。図1に示す様に、隣
接して同一壁面を形成する浴室パネル20a、20bの
隣接部を横断して、開口部40が設けられている。
【0010】前記開口部40によって、浴室パネル20
a、20bの隣接部は、上下にそれぞれ開口部40の部
分が切り欠かれている。浴室パネル20a、20bの隣
接部は、開口部40が横断しているので、隣接部に設け
られた縦枠材は上下に分割されて、縦枠材30a、30
bが形成されている。上下に分割された縦枠材30a、
30bは、それぞれの一端を防水パンと水平材50にビ
ス51等で固定され、それぞれの他端は自由になされて
いる。自由になされた縦枠材30a、30bの自由端部
34a、34bと浴室パネル20a、20bの連結構造
は、前記浴室パネル20a、20bの接合端部22a、
22b同士を背中合わせの状態で前記縦枠材30a、3
0bのそれぞれの嵌合溝32、32に挿入し、前記嵌合
溝32の自由端部34a、34bを締付け材10a、1
0b、10c、10d、10eで押圧して前記浴室パネ
ル20a、20bが前記縦枠材30a、30bに連結さ
れている。
【0011】図2に示す様に、浴室パネル20a、20
bは、成形された化粧鋼板に補強材を裏打ちして形成さ
れている。浴室パネル20a、20bの端部は、取り付
ける縦枠材30a、30bの方向に折り曲げられて接合
端部22a、22bを形成している。接合端部22aと
22bとの間には隙間が設けられ目地部21が形成され
ている。目地部21には、目地部21よりやや大きめに
弾性材の目地材(不図示)が挿入されている。目地材に
よって浴室パネル20a、20bは、水密性と外観の見
栄えを保持している。
【0012】縦枠材30a、30bには浴室パネル20
a、20bを嵌合できる嵌合溝32が設けられている。
嵌合溝32、32は、内部が中空な縦枠材30a、30
bの軸方向に開口して設けられている。縦枠材30a、
30bの嵌合溝32、32は、縦枠材30a、30bの
一辺を軸方向に開口して、嵌合溝32、32の端部を軸
方向に折り曲げ、突起部31、31が形成されている。
突起部31、31は、嵌合溝32の溝幅を形成して、溝
幅は、内部に挿入する浴室パネル20a、20bで形成
される目地幅が確保できるようになされている。
【0013】図3(イ)に示す様に、締付け材10a
は、丸鋼をコの字状に折り曲げて割ピン形状にされたク
リップをしている。締付け材10aの先端11は、縦枠
材30a、30bの嵌合溝32を形成する突起部31、
31の自由端部34a、34bの外側から挿入し易い様
に、広げられて形成されている。締付け材10aは、丸
鋼の内側に押圧部13aが形成されている。締付け材1
0aは、丸鋼がコの字状になされているので、弾性変形
が容易になされている。締付け材10aは、押圧部13
aの内側幅よりやや大きめになされた縦枠材30a、3
0bの自由端部34a、34bの嵌合溝32を形成して
いる突起部31、31に外側から挟むように嵌合して、
嵌合溝32を押圧するようになされ、浴室パネル20
a、20bは、縦枠材30a、30bに連結されてい
る。
【0014】図3(ロ)に示す様に、締付け材10b
は、鋼板を折り曲げて形成されている。締付け材10b
の押圧部13b、13bが縦枠材30a、30bの自由
端部34a、34bの嵌合溝32を形成する突起部3
1、31を外側から挟むように嵌合して、嵌合溝32を
外から押圧して、中に挿入されている浴室パネル20
a、20bは、縦枠材30a、30bに連結されてい
る。
【0015】図3(ハ)に示す様に、締付け材10c
は、鋼板を折り曲げて形成されている。締付け材10c
の押圧部13c、13cが縦枠材30a、30bの自由
端部34a、34bの嵌合溝32を形成する突起部3
1、31を外側から挟むように嵌合して、嵌合溝32を
外から押圧して、中に挿入されている浴室パネル20
a、20bは、縦枠材30a、30bに連結されてい
る。
【0016】図4(イ)に示す様に、締付け材10d
は、鋼板を折り曲げて形成されている。浴室パネルの連
結構造10dの押圧部13d、13dが30a、30b
の自由端部34a、34bの嵌合溝32を外面33、3
3から押圧して、中に挿入されている浴室パネル20
a、20bは、縦枠材30a、30bに連結されてい
る。
【0017】図4(ロ)に示す様に、締付け材10e
は、鋼板を折り曲げて分割して形成されている。締付け
材10eは、締結孔41が設けられ、ビス15a、15
bで固定されている。板状の一片を縦枠材30a、30
bの外面33にビス15aを固定して、他の屈折した片
を押圧してビス15bでネジの刻印された締結孔14、
14にネジ込んで浴室パネル20a、20bは、縦枠材
30a、30bに連結されている。締付け材10a、1
0b、10c、10d、10eの材料は、丸鋼の他に鋼
板、アルミ材、銅などの金属製材料セラミック(アルミ
ナ)、樹脂性材料(ABS樹脂、繊維強化プラスチッ
ク)などが挙げられる。
【0018】上記のように、浴室パネル20a、20b
の連結構造においては、前記縦枠材30a、30bの嵌
合溝32、32は、断面矩形の外形をして、内部が中空
な縦枠材30a、30bの一辺の中央部を軸方向に開口
して設けられ、浴室パネル20a、20bの接合端部2
2a、22bは、柱側にL字状に折り曲げられ、浴室パ
ネル20a、20bの接合端部22a、22b同士を背
中合わせの状態で前記縦枠材の嵌合溝32に挿入し、締
付け材10a、10b、10c、10d、10eを前記
縦枠材30の嵌合溝32を外側から締め付けて浴室パネ
ル20a、20bの接合端部22a、22bの目地部2
1の拡大を抑えるようになされているので、縦枠材30
を直接締め付ける事により浴室パネル20a、20bも
同時に締め付けられ、浴室パネル20a、20bの剛性
をあげ、浴室パネル20a、20bの接合端部22a、
22bの目地幅も減少し外観がよくなる。
【0019】更に、締付け材10a、10b、10c、
10d、10eを使用する施工において、縦枠材30に
浴室パネルの連結構造10a、10b、10c、10
d、10eを差し込むだけで容易に施工でき締付け材1
0a、10b、10c、10d、10e自身も安価に制
作できる利点がある。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の浴室パネルの連
結構造においては、該縦枠材は、断面略矩形の外形をし
て、内部が中空になされ、一辺の軸方向には嵌合溝が開
口されると共に、L字状に折り曲げられた接合端部を有
する浴室パネルを、接合端部同士を背中合わせの状態で
前記縦枠材の嵌合溝に挿入し、前記嵌合溝の自由端部を
締付け材で挟んで浴室パネルが前記縦枠材に連結されて
いるので、縦枠材を直接締め付ける事により浴室パネル
も同時に締め付けられ、浴室パネルの剛性をあげ、浴室
パネル接合部の目地幅も減少し外観がよくなる。更に、
浴室パネルの連結構造を使用する施工において、縦枠材
に締付け材を差し込むだけで容易に施工でき締付け材自
身も安価に制作できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室パネルの連結構造を示す斜視図で
ある。
【図2】浴室パネルの連結構造の要部詳細を示す説明図
である。
【図3】図3(イ)、図3(ロ)、図3(ハ)は、浴室
パネルの連結構造に用いる締付け材を示す説明図であ
る。
【図4】図4(イ)図4(ロ)は、浴室パネルの連結構
造に用いる締付け材を示す説明図である。
【符号の説明】
10a、10b、10c 締付け材 10d、10e 締付け材 11 端部 13a、13b 押圧部 13c、13d 押圧部 14 締結孔 15a、15b ビス 20a、20b 浴室パネル 21 目地部 22a、22b 接合端部 30a、30b 縦枠材 31 嵌合溝突起部 32 嵌合溝 33 外面 34a、34b 自由端部 40 開口部 50 水平材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接して同一壁面を形成する浴室パネル
    の隣接部を横断して開口部が設けられ、前記開口部によ
    って浴室パネルの隣接部に上下にそれぞれ分割されて設
    けられた縦枠材が一端のみ水平材に固定され、他端は自
    由になされ、自由になされた縦枠材の自由端部と浴室パ
    ネルの連結構造であって、 該縦枠材は、断面略矩形の外形をして、内部が中空にな
    され、一辺の軸方向には嵌合溝が設けられると共に、前
    記浴室パネルの隣接する端部には、L字状に折り曲げら
    れた接合端部が設けられ、 前記浴室パネルの接合端部同士を背中合わせの状態で前
    記縦枠材の嵌合溝に挿入し、前記嵌合溝の自由端部を締
    付け材で押圧して前記浴室パネルが前記縦枠材に連結さ
    れていることを特徴とする浴室パネルの連結構造。
JP11000584A 1999-01-05 1999-01-05 浴室パネルの連結構造 Pending JP2000199293A (ja)

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