JP2000198603A - シ―ト搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シ―ト搬送装置及び画像形成装置

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JP2000198603A
JP2000198603A JP11003754A JP375499A JP2000198603A JP 2000198603 A JP2000198603 A JP 2000198603A JP 11003754 A JP11003754 A JP 11003754A JP 375499 A JP375499 A JP 375499A JP 2000198603 A JP2000198603 A JP 2000198603A
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curl
sheet
roller
image forming
correcting
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JP11003754A
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Masanori Ishizu
雅則 石津
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カール検知手段によりシートのカ
ール方向を検知し、このカール検知情報に応じてシート
搬送手段により上カールのシートを上カール矯正手段
に、下カールのシートを下カール矯正手段に夫々導いて
適正なカールの矯正を行うことが出来るシート搬送装置
及びこれを用いた画像形成装置を提供することを可能に
することを目的としている。 【解決手段】 定着手段の下流側に上下カール検知セン
サ15,16を配置し、シートPのカール状態に応じた上下
カール検知センサ15,16の検知情報に基づいて搬送路切
換フラッパ19により搬送路20,21を選択し、上下カール
矯正手段22,23によりカールを矯正するように構成した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に装備されるシート
搬送装置に係り、特に画像定着後のシートのカールを矯
正し得るシート搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例を図10を用い
て説明する。図10において、51は定着ローラ、52は加圧
ローラ、53はシート排出機能を兼ねたカール矯正ロー
ラ、54はシート排出機能を兼ねたカール矯正コロであ
る。
【0003】画像形成装置50は外部装置55からのプリン
ト開始要求信号となる/PRNT 信号を受信するとカット紙
等からなるシートPを給送してトナー画像を転写し、こ
れを定着して機外に排出する。この際、定着ローラ51を
抜けたシートPは、通常、定着ローラ51側である図10の
上側にカールするため、定着ローラ51のシート搬送方向
下流側(以下、単に「下流側」という)にカール矯正ロ
ーラ53を配置すると共に該カール矯正ローラ53の上部に
カール矯正コロ54を当接し、上カールしたシートPをカ
ール矯正ローラ53の外周に沿わせるように搬送すること
で上カールを矯正して機外に排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、シートPの上カールを矯正するのみであ
り、シートPの種類の違いや、シートPの表裏面の違
い、或いは画像形成装置50が使用される環境によっては
シートPに下カールが発生する場合があり、上記構成に
おいて、シートPに下カールが付いた場合には下カール
量を増大する虞がある。
【0005】また、加圧ローラ52の代わりに熱源を有す
る定着ローラ51を上下に配置して、シートPの表裏面か
ら熱定着させる構成では定着ローラ51対を抜けたシート
Pは上下のどちらにカールするか分からず一定のカール
矯正を行うのが困難であった。
【0006】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、カール検知手段によりシート
のカール方向を検知し、このカール検知情報に応じてシ
ート搬送手段により上カールのシートを上カール矯正手
段に、下カールのシートを下カール矯正手段に夫々導い
て適正なカールの矯正を行うことが出来るシート搬送装
置及びこれを用いた画像形成装置を提供せんとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、搬送されるシートのカ
ールの状態を検知するカール検知手段と、シートのカー
ルを矯正するカール矯正手段と、前記カール検知手段の
カール検知情報に応じて前記カール矯正手段にシートを
導くシート搬送手段とを有することを特徴とするシート
搬送装置である。
【0008】本発明は、上述の如く構成したので、カー
ル検知手段によりシートのカール方向を検知し、このカ
ール検知情報に応じてシート搬送手段によりカール矯正
手段に導いて適正なカールの矯正を行うことが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート搬送
装置及びこれを備えた画像形成装置の一実施形態を具体
的に説明する。図1は本発明に係るシート搬送装置を備
えた画像形成装置の構成を示す断面説明図、図2は本発
明に係るシート搬送装置の第1実施形態の構成を示す断
面説明図、図3は第1実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【0010】先ず、図1を用いて本発明に係るシート搬
送装置を備えた画像形成装置の構成について説明する。
図1において、1は画像形成装置であり、2は画像形成
装置1の動作を制御するCPU(中央演算装置)であ
る。
【0011】画像形成装置1の下部には紙や合成樹脂等
で構成されるシートPを収容するシートカセット3が設
けられており、該シートカセット3に収容されたシート
Pはシートサイズスイッチ3aやシート有無検知センサ
3bによりシートサイズやシートPの有無等が検知され
る。
【0012】シートカセット3に収容されたシートPは
給送ローラ4により繰り出され、図示しない分離手段に
より1枚ずつ分離給送されてシートカセット3内部に設
けられたシートガイド5にガイドされて搬送ローラ対6
に挟持搬送され、更にシートガイド7によりガイドされ
てレジストセンサ8に検知された後、レジストローラ対
9に到達する。
【0013】一方、外部装置10からビデオI/F ケーブル
10aを介して画像形成装置1のCPU2に送られた画像
情報に応じて一様に帯電した画像形成手段となる電子写
真感光体ドラム11にレーザ光が照射されて静電潜像が形
成され、該静電潜像に図示しない現像器からトナーが供
給されてトナー画像が形成される。
【0014】レジストローラ対9は感光体ドラム11の回
転に同期してシートPを感光体ドラム11と該感光体ドラ
ム11に対向して配置された転写ローラ12との間に送り、
転写ローラ12の作用により感光体ドラム11の表面に形成
されたトナー画像がシートPの上面に転写される。
【0015】トナー画像が転写されたシートPは更に下
流側に配置された定着手段となる定着上ローラ13と定着
下ローラ14とのニップ部を通過して加熱及び加圧処理さ
れてシートPにトナー画像が永久定着される。
【0016】定着上ローラ13と定着下ローラ14とにより
挟持されて搬送されるシートPは該シートPの上カール
を検知する上カール検知手段となる上カール検知センサ
15とこれに対向して配置され、シートPの下カールを検
知する下カール検知手段となる下カール検知センサ16と
を通過して該シートPのカールの状態(カール方向)が
検知されると共にシート搬送手段となるシート搬送ガイ
ド17に案内されながら搬送される。
【0017】そして、排出センサ18により検知された
後、上下カール検知センサ15,16のカール検知情報に応
じて上下カール矯正手段22,23にシートPを搬送するシ
ート搬送手段となる搬送路切換フラッパ19により搬送路
20,21が適宜選択されて上カール矯正手段22または下カ
ール矯正手段23に導かれ、夫々カールが矯正されつつ搬
送されて機外に設けられた排出トレイ24上に排出され
る。
【0018】図2に示すように、シート搬送ガイド17に
対して夫々回動可能に軸支されたカール検知手段となる
上カール検知センサ15と下カール検知センサ16の先端部
は定着上ローラ13と定着下ローラ14とのニップ部から略
水平な位置で接触するように配置されている。
【0019】そして、定着上ローラ13と定着下ローラ14
とのニップ部を抜けてきたシートPのカールが図2の実
線で示す矢線aのように上向きのカールであった場合に
は、シートPは上カール検知センサ15を図2の破線で示
す位置まで押し回して該上カール検知センサ15がONと
なる。この時、下カール検知センサ16は図2の実線で示
す位置でOFF状態に保持される。その後、搬送路切換
フラッパ19を支点19aを中心に図2の実線で示す位置に
回動して下側に下げる。
【0020】この状態で上カールで定着手段から排出さ
れたシートPは図2の実線で示す矢線bの方向に案内さ
れて搬送路20に導かれ、上カール矯正手段22を構成する
図2の反時計回り方向に回転する上カール矯正ローラ25
と該上カール矯正ローラ25に圧接されて図2の時計回り
方向に従動回転する上カール矯正コロ26とのニップ部に
導かれ、上カール矯正ローラ25の外周に沿って上カール
が矯正されつつ搬送された後、機外の排出トレイ24上に
排出される。
【0021】また、定着上ローラ13と定着下ローラ14と
のニップ部を抜けてきたシートPのカールが図2の破線
で示す矢線cのように下向きのカールであった場合に
は、シートPは下カール検知センサ16を図2の破線で示
す位置まで押し回して該下カール検知センサ16がONと
なる。この時、上カール検知センサ15は図2の実線で示
す位置でOFF状態に保持される。その後、搬送路切換
フラッパ19を支点19aを中心に図2の破線で示す位置に
回動して上側に上げる。
【0022】この状態で下カールで定着手段から排出さ
れたシートPは図2の破線で示す矢線dの方向に案内さ
れて搬送路21に導かれ、下カール矯正手段23を構成する
図2の時計回り方向に回転する下カール矯正ローラ27と
該下カール矯正ローラ27に圧接されて図2の反時計回り
方向に従動回転する下カール矯正コロ28とのニップ部に
導かれ、下カール矯正ローラ27の外周に沿って下カール
が矯正されつつ搬送された後、機外の排出トレイ24上に
排出される。
【0023】次に図3を用いて第1実施形態の動作につ
いて説明する。先ず、ステップS1において画像形成装
置1は外部装置10からのプリント開始要求信号となる/P
RNT信号を受信すると、ステップS2において図示しな
いメインモータを駆動させた後、ステップS3において
モータレディを確認した後、ステップS4において給送
ローラ4及び搬送ローラ対6を駆動する。
【0024】ステップS5において図示しないスキャナ
モータの駆動と定着上下ローラ13,14内部に夫々設けら
れたヒータをONし、該定着上下ローラ13,14を所定の
温度になるまで昇温させる。
【0025】ステップS6において搬送ローラ対6によ
って搬送されたシートPがレジストセンサ8に到達した
ことを確認し、ステップS7においてシートPがレジス
トセンサ8を通過して所定時間A後(時間Aはレジスト
センサ8からレジストローラ対9までの搬送経路上の距
離を搬送ローラ対6により搬送されるシートPの搬送ス
ピードで割った時間に、シートPがレジストローラ対9
にて所定のループが形成される時間を加えた時間)に給
送ローラ4と搬送ローラ対6の駆動を停止させる。
【0026】その後、ステップS8において画像形成装
置1は外部装置10に対して垂直同期信号を要求する/VSR
EQ信号を送り、ステップS9において外部装置10からの
垂直同期信号である/VSYNC信号を待つ。
【0027】画像形成装置1のCPU2が前記/VSYNC信
号を受け取ると、ステップS10においてレジストローラ
対9を駆動させ、ステップS11においてレジストローラ
対9により搬送されたシートPを感光体ドラム11と転写
ローラ12とのニップ部位置まで搬送し、外部装置10から
の図示しないビデオ信号により図示しないレーザ装置か
らのレーザ光を発光させ、該レーザ光が図示しないスキ
ャナモータ、反射ミラーにより感光体ドラム11上に照射
されて該感光体ドラム11上に静電潜像が形成され、該静
電潜像を図示しない現像器によりトナー画像として顕画
像化した後、該トナー画像を転写ローラ12によってシー
トPに転写する。
【0028】更にシートPを定着上ローラ13と定着下ロ
ーラ14とのニップ部へ搬送してトナー画像を定着する
(ステップS11)。
【0029】ステップS12において上カール検知センサ
15がONされた場合には、ステップS13において搬送路
切換フラッパ19を下に降ろして(ステップS13)、上カ
ール矯正ローラ25を駆動する(ステップS14)。
【0030】また、前記ステップS12において上カール
検知センサ15がOFFの場合には、ステップS15におい
て下カール検知センサ16がONか否かを確認する。下カ
ール検知センサ16がOFFの場合には前記ステップS12
に移行し、下カール検知センサ16がONの場合にはステ
ップS16において搬送路切換フラッパ19を上に上げ、ス
テップS17において下カール矯正ローラ27を駆動する。
【0031】その後、ステップS18においてシートPの
後端が排出センサ18を通過したことを確認し、ステップ
S19において所定時間B後(時間BはシートPの後端が
排出センサ18を抜けてから該シートPの後端が排出トレ
イ24上に完全に排出されるまでの時間)にメインモータ
の駆動を停止させる。
【0032】尚、本実施形態では上カール検知センサ15
の先端と下カール検知センサ16の先端とを定着上ローラ
13と定着下ローラ14とのニップ部から略水平な位置で接
触するように配置したが、この位置は前記ニップ部から
略水平な位置以外で任意の高さ位置で設定しても良い。
【0033】また、ステップS14における上カール矯正
ローラ25の駆動と、ステップS17における下カール矯正
ローラ27の駆動とを別々に行ったが両者の駆動を同時に
行うように構成しても良い。
【0034】また、カール矯正手段として上カール矯正
ローラ25及び上カール矯正コロ26と、下カール矯正ロー
ラ27及び下カール矯正コロ28とを用いてシートPに形成
された上下のカールを矯正したが、カール量が少ない場
合には上下カール矯正ローラ25,27及び上下カール矯正
コロ26,28を用いずに弾性率の異なる搬送ローラ対をカ
ール矯正手段として用いても良い。
【0035】次に図4及び図5を用いて本発明に係るシ
ート搬送装置の第2実施形態について説明する。図4は
本発明に係るシート搬送装置の第2実施形態の構成を示
す断面説明図、図5は第2実施形態の動作を示すフロー
チャートである。尚、前記第1実施形態と同様に構成し
たものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0036】前記第1実施形態では上カール矯正ローラ
25と下カール矯正ローラ27との2つのカール矯正ローラ
を設けた場合について説明したが、本実施形態では図4
に示すように、正逆転可能な1つのカール矯正ローラ31
の外周部に夫々圧接した上カール矯正コロ26と下カール
矯正コロ28とを設けたものである。
【0037】図5は第2実施形態の動作を示すフローチ
ャートであり、図5に示す第2実施形態のフローチャー
トのステップS21〜ステップS33及びステップS35,S
36,S38,S39は、図3に示す第1実施形態のフローチ
ャートのステップS1〜ステップS13及びステップS1
5,S16,S18,S19と略同様であるため説明を省略す
る。
【0038】図5のステップS32において上カール検知
センサ15がONとなってシートPが上カールであると判
断された場合、ステップS33において搬送路切換フラッ
パ19を降ろしてシートPを搬送路20に導き、ステップS
34においてカール矯正ローラ31を図4の反時計回り方向
(図4の矢印e方向)に回転させてシートPがカール矯
正ローラ31と上カール矯正コロ26とのニップ部に挟持さ
れて上カールが矯正されると共に搬送されて排出トレイ
24上に排出される。
【0039】また、図5のステップS35において下カー
ル検知センサ16がONとなってシートPが下カールであ
ると判断された場合、ステップS36において搬送路切換
フラッパ19を上げてシートPを搬送路21に導き、ステッ
プS37においてカール矯正ローラ31を図4の時計回り方
向(図4の矢印f方向)に回転させてシートPがカール
矯正ローラ31と下カール矯正コロ28とのニップ部に挟持
されて下カールが矯正されると共に搬送されて排出トレ
イ24上に排出される。
【0040】他の構成は前記第1実施形態と同様に構成
され、同様の効果を得ることが出来るものである。
【0041】次に図6及び図7を用いて本発明に係るシ
ート搬送装置の第3実施形態について説明する。図6は
本発明に係るシート搬送装置の第3実施形態の構成を示
す断面説明図、図7は第3実施形態の動作を示すフロー
チャートである。尚、前記第1実施形態と同様に構成し
たものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】本実施形態では図6に示すように、図2に
示す前記第1実施形態の下カール検知センサ16を省略し
て構成したものである。図7は第3実施形態の動作を示
すフローチャートであり、図7に示す第3実施形態のフ
ローチャートのステップS41〜ステップS51は、図3に
示す第1実施形態のフローチャートのステップS1〜ス
テップS11と略同様であるため説明を省略する。
【0043】ステップS51においてシートPを定着上ロ
ーラ13と定着下ローラ14とのニップ部へ搬送してトナー
画像を定着する動作に遷移した後、ステップS52におい
て搬送路切換フラッパ19を上に上げ、ステップS53にお
いて上カール矯正ローラ25と下カール矯正ローラ27を駆
動する。
【0044】ステップS54において上カール検知センサ
15がONされた場合には、搬送路切換フラッパ19を下に
降ろす(ステップS55)。その後、ステップS56におい
てシートPの後端が排出センサ18を通過したことを確認
し、排出センサ18がOFFの場合には前記ステップS54
へ移行し、排出センサ18がONの場合には、ステップS
57において所定時間B後にメインモータの駆動を停止さ
せる。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、
同様の効果を得ることが出来るものである。
【0045】尚、本実施形態では図2に示す第1実施形
態の下カール検知センサ16を省略して上カール検知セン
サ15だけを用いて構成した場合について説明したが、逆
に上カール検知センサ15を省略して下カール検知センサ
16だけを用いて同様に構成することも出来る。
【0046】次に図8及び図9を用いて本発明に係るシ
ート搬送装置の第4実施形態について説明する。図8は
本発明に係るシート搬送装置の第4実施形態の構成を示
す断面説明図、図9は第4実施形態の動作を示すフロー
チャートである。尚、前記第1実施形態と同様に構成し
たものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0047】本実施形態では、図2に示した第1実施形
態の上下カール検知センサ15,16及び搬送路切換フラッ
パ19を省略すると共にシート搬送手段となるシート搬送
ガイド17を改良したシート搬送ガイド41がシートPのカ
ールの状態を検知するカール検知手段を兼ねるように構
成し、該シート搬送ガイド41のみでシートPのカールの
状態に応じて搬送路20,21に適宜案内し得るように構成
したものであり、特に定着手段から上下カール矯正手段
22,23までの搬送経路上の距離が短い装置の場合に有効
である。
【0048】定着上ローラ13と定着下ローラ14とのニッ
プ部から排出されたシートPが上カールの場合には該シ
ートPの先端部分がシート搬送ガイド41の上ガイド41a
に沿って図8の実線で示す矢線gのように搬送されるた
め上カール矯正手段22に導かれる。
【0049】また、定着上ローラ13と定着下ローラ14と
のニップ部から排出されたシートPが下カールの場合に
は該シートPの先端部分がシート搬送ガイド41の下ガイ
ド41bに沿って図8の破線で示す矢線hのように搬送さ
れるため下カール矯正手段23に導かれる。
【0050】図9は第4実施形態の動作を示すフローチ
ャートであり、図9に示す第4実施形態のフローチャー
トのステップS61〜ステップS71は、図3に示す第1実
施形態のフローチャートのステップS1〜ステップS11
と略同様であるため説明を省略する。
【0051】ステップS71においてシートPを定着上ロ
ーラ13と定着下ローラ14とのニップ部へ搬送してトナー
画像を定着する動作に遷移した後、ステップS72におい
て上カール矯正ローラ25と下カール矯正ローラ27を駆動
する。
【0052】ステップS73においてシートPの後端が排
出センサ18を通過したことを確認し、排出センサ18がO
Nの場合には、ステップS74において所定時間B後にメ
インモータの駆動を停止させる。他の構成は前記第1実
施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来
るものである。
【0053】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、カール検知手段によりシートのカール方向を
検知し、このカール検知情報に応じてシート搬送手段に
より上カールのシートを上カール矯正手段に、下カール
のシートを下カール矯正手段に夫々導いて適正なカール
の矯正を行うことが出来る。
【0054】シートのカールを少なく抑えることが出来
るのでシート排出部での積載性が向上する。更にシート
のカールが大きいことによる画像形成装置本体のシート
排出口と両面画像形成装置やソータ等のオプション装置
の入口でのジャムや斜行の発生を防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成
装置の構成を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態の
構成を示す断面説明図である。
【図3】第1実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明に係るシート搬送装置の第2実施形態の
構成を示す断面説明図である。
【図5】第2実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明に係るシート搬送装置の第3実施形態の
構成を示す断面説明図である。
【図7】第3実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明に係るシート搬送装置の第4実施形態の
構成を示す断面説明図である。
【図9】第4実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…CPU、3…シートカセット、
3a…シートサイズスイッチ、3b…シート有無検知セ
ンサ、4…給送ローラ、5…シートガイド、6…搬送ロ
ーラ対、7…シートガイド、8…レジストセンサ、9…
レジストローラ対、10…外部装置、10a…ビデオI/F ケ
ーブル、11…感光体ドラム、12…転写ローラ、13…定着
上ローラ、14…定着下ローラ、15…上カール検知セン
サ、16…下カール検知センサ、17…シート搬送ガイド、
18…排出センサ、19…搬送路切換フラッパ、19a…支
点、20,21…搬送路、22…上カール矯正手段、23…下カ
ール矯正手段、24…排出トレイ、25…上カール矯正ロー
ラ、26…上カール矯正コロ、27…下カール矯正ローラ、
28…下カール矯正コロ、31…カール矯正ローラ、41…シ
ート搬送ガイド、41a…上ガイド、41b…下ガイド、P
…シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されるシートのカールの状態を検知
    するカール検知手段と、 シートのカールを矯正するカール矯正手段と、 前記カール検知手段のカール検知情報に応じて前記カー
    ル矯正手段にシートを導くシート搬送手段と、 を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記カール検知手段は、シートの上カー
    ルを検知する上カール検知手段と、シートの下カールを
    検知する下カール検知手段とのうち少なくとも1つを有
    することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カール矯正手段は、シートの上カー
    ルを矯正する上カール矯正手段と、シートの下カールを
    矯正する下カール矯正手段とのうち少なくとも1つを有
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    シート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記シート搬送手段は前記カール検知手
    段を兼ねることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 画像情報に応じてシートにトナー画像を
    形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により形成
    されたトナー画像を定着する定着手段とを有する画像形
    成装置において、 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート搬送装置を
    前記定着手段のシート搬送方向下流側に配置したことを
    特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153522A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Noritsu Koki Co Ltd シート搬送機構
JP2009292597A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置

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