JP2000197960A - 鋳造方法およびこの方法のための鋳型 - Google Patents
鋳造方法およびこの方法のための鋳型Info
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- JP2000197960A JP2000197960A JP10374685A JP37468598A JP2000197960A JP 2000197960 A JP2000197960 A JP 2000197960A JP 10374685 A JP10374685 A JP 10374685A JP 37468598 A JP37468598 A JP 37468598A JP 2000197960 A JP2000197960 A JP 2000197960A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/02—Sand moulds or like moulds for shaped castings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D18/00—Pressure casting; Vacuum casting
- B22D18/04—Low pressure casting, i.e. making use of pressures up to a few bars to fill the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D35/00—Equipment for conveying molten metal into beds or moulds
- B22D35/04—Equipment for conveying molten metal into beds or moulds into moulds, e.g. base plates, runners
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋳型に鋳造材料が充填されたら直ちに、鋳造
材料を鋳込み容器から鋳型内に送り出すための送出し圧
力を取り除くことのできる方法および相応の鋳型を提供
する。 【解決手段】 下方から下注ぎにより鋳型に鋳込む際に
生産を高めるために、鋳型内で上昇通路4が鋳型の型砂
内に成形されており、鋳型1、2の充填が終了した直後
に上昇通路4の型砂内で延びている部分が中断され、そ
れによって鋳型1、2が直ちに鋳込み容器5、6から分
離できるように閉じられる。
材料を鋳込み容器から鋳型内に送り出すための送出し圧
力を取り除くことのできる方法および相応の鋳型を提供
する。 【解決手段】 下方から下注ぎにより鋳型に鋳込む際に
生産を高めるために、鋳型内で上昇通路4が鋳型の型砂
内に成形されており、鋳型1、2の充填が終了した直後
に上昇通路4の型砂内で延びている部分が中断され、そ
れによって鋳型1、2が直ちに鋳込み容器5、6から分
離できるように閉じられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造材料(溶湯)
を下方から下注ぎにより鋳込み容器から上昇通路を通っ
て鋳型に鋳込む方法であって、上昇通路が下方から鋳型
内に上昇して入る鋳造材料の流入のために鋳型の型砂内
に成形されている形式の方法に関する。
を下方から下注ぎにより鋳込み容器から上昇通路を通っ
て鋳型に鋳込む方法であって、上昇通路が下方から鋳型
内に上昇して入る鋳造材料の流入のために鋳型の型砂内
に成形されている形式の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような鋳造方法では、鋳造材料に送
出し圧力がかけられており、この送出し圧力は鋳込み後
も鋳型内で鋳造材料が凝固するまで維持されなければな
らないため、鋳造材料は鋳込み容器に逆流することはで
きない。それから初めて送出し圧力を取り除くことがで
き、次の鋳込みのために充填された鋳型を新しい鋳型に
交換できる。鋳型に充填された鋳造材料の冷却に必要な
時間が鋳造工程を遅くする。下注ぎによって鋳型に鋳込
むのは非常に合理的な方法であり、迅速かつ大量に製造
可能な型砂からなる鋳型にも用いることができる。それ
ゆえまさにこの場合に、鋳造材料の冷却に必要な待ち時
間は特別障害となる。
出し圧力がかけられており、この送出し圧力は鋳込み後
も鋳型内で鋳造材料が凝固するまで維持されなければな
らないため、鋳造材料は鋳込み容器に逆流することはで
きない。それから初めて送出し圧力を取り除くことがで
き、次の鋳込みのために充填された鋳型を新しい鋳型に
交換できる。鋳型に充填された鋳造材料の冷却に必要な
時間が鋳造工程を遅くする。下注ぎによって鋳型に鋳込
むのは非常に合理的な方法であり、迅速かつ大量に製造
可能な型砂からなる鋳型にも用いることができる。それ
ゆえまさにこの場合に、鋳造材料の冷却に必要な待ち時
間は特別障害となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、鋳型
に鋳造材料が充填されたら直ちに、鋳造材料を鋳込み容
器から鋳型内に送り出すための送出し圧力を取り除くこ
とのできる方法および相応の鋳型を提供することであ
る。
に鋳造材料が充填されたら直ちに、鋳造材料を鋳込み容
器から鋳型内に送り出すための送出し圧力を取り除くこ
とのできる方法および相応の鋳型を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の構成では、鋳型の充填が終了した直後に上
昇通路が型砂の範囲で中断され、それによって鋳型を鋳
込み容器から分離できるように閉じられるようにした。
めに本発明の構成では、鋳型の充填が終了した直後に上
昇通路が型砂の範囲で中断され、それによって鋳型を鋳
込み容器から分離できるように閉じられるようにした。
【0005】
【発明の効果】鋳型と鋳込み容器とは鋳造材料に関して
流れ解離され、送出し圧力が取り除かれてもよい。その
直後に新しい鋳型が鋳込み容器と流れ結合されて、先に
鋳込まれた型がまだ凝固していない間でも再び鋳造工程
を開始され得る。それゆえ、このような鋳造方法は、連
続的に進行する製造工程において用いると有利である。
流れ解離され、送出し圧力が取り除かれてもよい。その
直後に新しい鋳型が鋳込み容器と流れ結合されて、先に
鋳込まれた型がまだ凝固していない間でも再び鋳造工程
を開始され得る。それゆえ、このような鋳造方法は、連
続的に進行する製造工程において用いると有利である。
【0006】本発明による鋳造方法の特に有利な構成
は、鋳込み容器内に貯蔵されている鋳造材料がその表面
に空気圧による送出し圧力を受けており、鋳造材料が少
なくとも1つの鋳造材料内に浸漬する垂直の上昇管を通
り、さらに上昇管と合致していてこれと共に鋳造材料の
流入のための共通の上昇導管を形成する上昇通路を通っ
て、上昇管の上方にある鋳型内に圧入されるようにし
た。この場合、上昇導管全体が垂直に延びており、上昇
通路の範囲で鋳型内に設けられた狭隘部に到達する。し
たがってたとえば、遮断スライダ、たとえば薄い金属条
片を上昇通路内にその軸線に対して直交方向に、かつ上
昇通路の断面を覆うように挿入することが可能である。
この際に、金属条片はラムによって、あるいはまた人手
によって型砂を通って上昇通路の範囲内に導入され得
る。これよりも簡単なのは、上昇通路が好ましくは短い
範囲でその軸線に対してほぼ直交方向に及ぼされる、型
砂を移動および/または圧縮する、少なくとも1つの油
圧により操作されるラムの突固め力によって狭められる
ことである。この場合、型砂の移動および/または圧縮
のみによって上昇通路が閉じられる。この際に、上昇通
路内の流動が中断された直後に、鋳造材料の表面に対す
る送出し圧力が停止されて、鋳型を直ちに交換できるの
で、所望された連続的な作業工程が達成されている。
は、鋳込み容器内に貯蔵されている鋳造材料がその表面
に空気圧による送出し圧力を受けており、鋳造材料が少
なくとも1つの鋳造材料内に浸漬する垂直の上昇管を通
り、さらに上昇管と合致していてこれと共に鋳造材料の
流入のための共通の上昇導管を形成する上昇通路を通っ
て、上昇管の上方にある鋳型内に圧入されるようにし
た。この場合、上昇導管全体が垂直に延びており、上昇
通路の範囲で鋳型内に設けられた狭隘部に到達する。し
たがってたとえば、遮断スライダ、たとえば薄い金属条
片を上昇通路内にその軸線に対して直交方向に、かつ上
昇通路の断面を覆うように挿入することが可能である。
この際に、金属条片はラムによって、あるいはまた人手
によって型砂を通って上昇通路の範囲内に導入され得
る。これよりも簡単なのは、上昇通路が好ましくは短い
範囲でその軸線に対してほぼ直交方向に及ぼされる、型
砂を移動および/または圧縮する、少なくとも1つの油
圧により操作されるラムの突固め力によって狭められる
ことである。この場合、型砂の移動および/または圧縮
のみによって上昇通路が閉じられる。この際に、上昇通
路内の流動が中断された直後に、鋳造材料の表面に対す
る送出し圧力が停止されて、鋳型を直ちに交換できるの
で、所望された連続的な作業工程が達成されている。
【0007】本発明の方法に適したそのような鋳型の特
徴は、たとえば上昇通路の近傍まで達していて、上昇通
路の軸線に対して直交方向に向けられている、鋳型の型
砂内に成形された、またはラムによって打ち込まれたラ
ム通路が型砂内にあり、このラム通路内に栓を設けるこ
とができ、この栓がラムによって上昇通路内に押し入れ
られてこれを遮断することである。
徴は、たとえば上昇通路の近傍まで達していて、上昇通
路の軸線に対して直交方向に向けられている、鋳型の型
砂内に成形された、またはラムによって打ち込まれたラ
ム通路が型砂内にあり、このラム通路内に栓を設けるこ
とができ、この栓がラムによって上昇通路内に押し入れ
られてこれを遮断することである。
【0008】この代わりに、ラム通路がスライダガイド
として形成されていて、その中にディスク状のスライダ
が設けられており、このスライダ内にあり上昇導管の流
動断面に適合された貫流口が、ちょうど上昇通路と合致
しており、スライダがラムを利用して上昇通路が遮断さ
れるほど大きく移動できるようにすることも可能であ
る。上昇通路は立て置きに配置されて鋳込まれる鋳型で
は鋳型部分平面上またはこれに対して平行に配置されて
いるのに対し、横置きで鋳込まれる鋳型では型部分平面
に対して直角に配置されている。横置きで鋳込まれる鋳
型では、上昇通路を閉鎖するためにラムの導入および相
対運動が可能であるように、ラム通路はより広く形成さ
れなければならない。この他の有利な構成が、請求項2
以下に記載されている。
として形成されていて、その中にディスク状のスライダ
が設けられており、このスライダ内にあり上昇導管の流
動断面に適合された貫流口が、ちょうど上昇通路と合致
しており、スライダがラムを利用して上昇通路が遮断さ
れるほど大きく移動できるようにすることも可能であ
る。上昇通路は立て置きに配置されて鋳込まれる鋳型で
は鋳型部分平面上またはこれに対して平行に配置されて
いるのに対し、横置きで鋳込まれる鋳型では型部分平面
に対して直角に配置されている。横置きで鋳込まれる鋳
型では、上昇通路を閉鎖するためにラムの導入および相
対運動が可能であるように、ラム通路はより広く形成さ
れなければならない。この他の有利な構成が、請求項2
以下に記載されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
【0010】本発明による鋳型1、2は、垂直に分割さ
れた型半部1および2からなり、それぞれ型砂によって
閉じられた鋳型空隙部3を有している。鋳型空隙部3内
には、垂直に下方に向けられて型砂内に成形された中央
の上昇通路4が開口している。最も好ましくは円形断面
を有する上昇通路4は、他端では同様に垂直に形成され
た上昇管8の自由端面10で終わっている。上昇管8は
上昇通路4と合致していて、これと共に鋳造材料7を貫
流させる上昇導管4、8を、鋳型1、2が鋳込み容器
5、6上に載せられている長い間形成する。鋳込み容器
5、6はるつぼ6と、るつぼ6上に載置された蓋部5と
から形成されている。蓋部5はるつぼ6を密閉してお
り、中央に配置された上昇管8のほかにさらに1つのス
リーブ9を有している。蓋部5とスリーブ9とは、るつ
ぼ6内にある液状の鋳造材料7の表面11の上方で終わ
っている。
れた型半部1および2からなり、それぞれ型砂によって
閉じられた鋳型空隙部3を有している。鋳型空隙部3内
には、垂直に下方に向けられて型砂内に成形された中央
の上昇通路4が開口している。最も好ましくは円形断面
を有する上昇通路4は、他端では同様に垂直に形成され
た上昇管8の自由端面10で終わっている。上昇管8は
上昇通路4と合致していて、これと共に鋳造材料7を貫
流させる上昇導管4、8を、鋳型1、2が鋳込み容器
5、6上に載せられている長い間形成する。鋳込み容器
5、6はるつぼ6と、るつぼ6上に載置された蓋部5と
から形成されている。蓋部5はるつぼ6を密閉してお
り、中央に配置された上昇管8のほかにさらに1つのス
リーブ9を有している。蓋部5とスリーブ9とは、るつ
ぼ6内にある液状の鋳造材料7の表面11の上方で終わ
っている。
【0011】鋳型1、2が鋳込み容器5、6上に載せら
れ、上昇導管4、8が形成され、表面11が空気圧によ
る送出し圧力Pを受けている場合に、上昇管8を通って
鋳造材料7が鋳型空隙部3内に圧入される間、スリーブ
9は鋳込み容器5、6と圧縮空気源との流れ結合に用い
られる。
れ、上昇導管4、8が形成され、表面11が空気圧によ
る送出し圧力Pを受けている場合に、上昇管8を通って
鋳造材料7が鋳型空隙部3内に圧入される間、スリーブ
9は鋳込み容器5、6と圧縮空気源との流れ結合に用い
られる。
【0012】上昇通路4の高さで、上昇通路4の延長方
向に対して直交方向に向けられて、油圧式ピストンモー
タ12が設置されており、そのラム13が上昇通路4の
軸線に対して直角の方向14で鋳型1、2内に移動可能
であり、その際に鋳型1、2内にある型砂にラム圧力を
及ぼす。
向に対して直交方向に向けられて、油圧式ピストンモー
タ12が設置されており、そのラム13が上昇通路4の
軸線に対して直角の方向14で鋳型1、2内に移動可能
であり、その際に鋳型1、2内にある型砂にラム圧力を
及ぼす。
【0013】図1および図2に示す装置において、ラム
13はその突固め力を、鋳型空隙部3と上昇通路4のみ
を空けて鋳型1、2を完全に充填している型砂に直接及
ぼす。この場合、ラム13(図2)は鋳込み後に、圧縮
されて断面に圧力のかかった型砂によって上昇通路4が
中断され、そうしてすでに鋳型空隙部3内に注入された
鋳造材料7の逆流が防がれるようになるまで鋳型1、2
内に走入する。もちろん、第1のラムと直径上で反対側
に別のラムを設けて、鋳型1、2の互いに反対側で型砂
に同様に相応に負荷し、そうして上昇通路4を2つの側
から狭めることができるようにしてもよい。
13はその突固め力を、鋳型空隙部3と上昇通路4のみ
を空けて鋳型1、2を完全に充填している型砂に直接及
ぼす。この場合、ラム13(図2)は鋳込み後に、圧縮
されて断面に圧力のかかった型砂によって上昇通路4が
中断され、そうしてすでに鋳型空隙部3内に注入された
鋳造材料7の逆流が防がれるようになるまで鋳型1、2
内に走入する。もちろん、第1のラムと直径上で反対側
に別のラムを設けて、鋳型1、2の互いに反対側で型砂
に同様に相応に負荷し、そうして上昇通路4を2つの側
から狭めることができるようにしてもよい。
【0014】これとは反対に、図3〜図6の実施例で
は、ラム通路15もしくは16が鋳型1、2つの内に成
形されている。ラム通路15もしくは16は方向14で
ラム13の断面に適合されており、上昇通路4まで達し
ているか(図3、図4)、またはこれを越えて延びてい
る(図5、図6)。
は、ラム通路15もしくは16が鋳型1、2つの内に成
形されている。ラム通路15もしくは16は方向14で
ラム13の断面に適合されており、上昇通路4まで達し
ているか(図3、図4)、またはこれを越えて延びてい
る(図5、図6)。
【0015】図3によればラム通路15はラム13の作
業を簡単にするための働きをするだけであるのに対し、
図4に示した装置では栓17がこれに適合したラム通路
16内に挿入されていて、ラム13によって移動されて
上昇通路4を閉じる。このような構成は、型砂が化学的
に結合されて、ラム13が型砂内に走入されるとラム1
3に相応に高い抵抗が加えられる場合に特に有利であ
る。
業を簡単にするための働きをするだけであるのに対し、
図4に示した装置では栓17がこれに適合したラム通路
16内に挿入されていて、ラム13によって移動されて
上昇通路4を閉じる。このような構成は、型砂が化学的
に結合されて、ラム13が型砂内に走入されるとラム1
3に相応に高い抵抗が加えられる場合に特に有利であ
る。
【0016】図5および図6は、鋳込み前と鋳込み後で
本発明による鋳造装置の別の構成を示したものである。
ここではスライダ18はラム通路16内に挿入されてお
り、ラム通路16は型砂内に次のように深く埋め込まれ
ている。すなわち、鋳込みが終わった後はラム13によ
りそれ以上型砂を圧縮することなくスライダ18が移動
して、スライダ18内に設けられている鋳込み過程の前
と間(図5)は上昇通路4の範囲にあって上昇通路4、
8の一部を形成している貫流口19が作用しなくなり
(図6)、鋳型1、2を遮断して、同様に鋳造材料7が
鋳型1、2から逆流するのを防ぐ。
本発明による鋳造装置の別の構成を示したものである。
ここではスライダ18はラム通路16内に挿入されてお
り、ラム通路16は型砂内に次のように深く埋め込まれ
ている。すなわち、鋳込みが終わった後はラム13によ
りそれ以上型砂を圧縮することなくスライダ18が移動
して、スライダ18内に設けられている鋳込み過程の前
と間(図5)は上昇通路4の範囲にあって上昇通路4、
8の一部を形成している貫流口19が作用しなくなり
(図6)、鋳型1、2を遮断して、同様に鋳造材料7が
鋳型1、2から逆流するのを防ぐ。
【0017】図7〜図10に示されている鋳造装置で
は、同じ部材は等しい参照符号を付けている。この鋳造
装置が図1〜図6に示した鋳造装置と本質的に異なるの
は、鋳型が横置きで鋳込まれることであり、それによっ
て鋳型内で形成される静圧が比較的小さいという利点が
提供される。
は、同じ部材は等しい参照符号を付けている。この鋳造
装置が図1〜図6に示した鋳造装置と本質的に異なるの
は、鋳型が横置きで鋳込まれることであり、それによっ
て鋳型内で形成される静圧が比較的小さいという利点が
提供される。
【0018】鋳型は搬送軌道20上で鋳造装置に搬送さ
れて鋳造装置において下降するので、上昇管8が上昇通
路4に密接している。これに続いて、図8に示されてい
るように、上昇管8を通って鋳型が充填される。ラム通
路15と係合するプレス部材21が、空気圧シリンダ1
2を介して移動されるので、図9に示されているよう
に、砂が上昇通路4内に圧入されてこれを閉じる。図1
0は、上昇通路4が閉じられてプレス部材21が再び引
き戻された位置を示している。それから鋳型1、2が持
ち上げられて、搬送軌道20上で搬出される。その他の
点では、この装置は図1〜図6に関連して説明した構成
形態に等しいので、それらを参照されたい。
れて鋳造装置において下降するので、上昇管8が上昇通
路4に密接している。これに続いて、図8に示されてい
るように、上昇管8を通って鋳型が充填される。ラム通
路15と係合するプレス部材21が、空気圧シリンダ1
2を介して移動されるので、図9に示されているよう
に、砂が上昇通路4内に圧入されてこれを閉じる。図1
0は、上昇通路4が閉じられてプレス部材21が再び引
き戻された位置を示している。それから鋳型1、2が持
ち上げられて、搬送軌道20上で搬出される。その他の
点では、この装置は図1〜図6に関連して説明した構成
形態に等しいので、それらを参照されたい。
【図1】立て置きで鋳込まれる鋳型を有する本発明の方
法に適した鋳造装置の鋳込み前の概略的な縦断面図であ
る。
法に適した鋳造装置の鋳込み前の概略的な縦断面図であ
る。
【図2】鋳込みおよび上昇通路の閉鎖の直後における図
1に示した装置を示す概略図である。
1に示した装置を示す概略図である。
【図3】異なる鋳型を有する、図1および図2に示した
鋳造装置を示す概略図である。
鋳造装置を示す概略図である。
【図4】鋳型の上昇通路のための特別の閉鎖部材を有す
る、図3に示した鋳造装置を示す概略図である。
る、図3に示した鋳造装置を示す概略図である。
【図5】図3に示した鋳型の別の変化例を有する鋳造装
置を示す概略図である。
置を示す概略図である。
【図6】図3に示した鋳型のさらに別の変化例を有する
鋳造装置を示す概略図である。
鋳造装置を示す概略図である。
【図7】横置きに鋳込まれた鋳型のための鋳造装置を示
す概略図である。
す概略図である。
【図8】横置きに鋳込まれた鋳型のための鋳造装置を示
す概略図である。
す概略図である。
【図9】横置きに鋳込まれた鋳型のための鋳造装置を示
す概略図である。
す概略図である。
【図10】横置きに鋳込まれた鋳型のための鋳造装置を
示す概略図である。
示す概略図である。
1 型半部、 2 型半部、 3 鋳型空隙部、 4
上昇通路、 5 蓋部、 6 るつぼ、 7 鋳造材
料、 8 上昇管、 9 スリーブ、 10 端面、
11 表面、 12 ピストンモータ、 13 ラム、
14 方向、15 ラム通路、 16 ラム通路、
17 栓、 18 スライダ、 19貫流口、 20
搬送軌道、 21 プレス部材
上昇通路、 5 蓋部、 6 るつぼ、 7 鋳造材
料、 8 上昇管、 9 スリーブ、 10 端面、
11 表面、 12 ピストンモータ、 13 ラム、
14 方向、15 ラム通路、 16 ラム通路、
17 栓、 18 スライダ、 19貫流口、 20
搬送軌道、 21 プレス部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399000591 Bahnhofstraβe 101, D −57334 Bad Laasphe,B. R.Deutschland (72)発明者 ヘルベルト グローラ ドイツ連邦共和国 バート ラースフェ ベーダーボルン 2 Fターム(参考) 4E093 PA03
Claims (11)
- 【請求項1】 鋳造材料(7)を下方から下注ぎにより
鋳込み容器(5、6)から上昇通路(4)を通って鋳型
(1、2)に鋳込む方法であって、上昇通路(4)が下
方から鋳型(1、2)内に上昇して入る鋳造材料(7)
の流入のために鋳型(1、2)の型砂内に成形されてい
る形式の方法において、 鋳型(1、2)の充填が終了した直後に上昇通路(4)
が型砂の範囲で中断され、それによって鋳型(1、2)
を鋳込み容器(5、6)から分離できるように閉じられ
ることを特徴とする鋳造方法。 - 【請求項2】 鋳込み容器(5、6)内に貯蔵されてい
る鋳造材料(7)がその表面(11)に空気圧による送
出し圧力(p)を受けており、鋳造材料(7)が少なく
とも1つの鋳造材料(7)内に浸漬する垂直の上昇管
(8)を通り、さらに該上昇管(8)と合致していてこ
れと共に鋳造材料(7)の流入のための共通の上昇導管
(4、8)を形成する上昇通路(4)を通って、上昇管
(8)の上方にある鋳型(1、2)内に圧入される、請
求項1記載の方法。 - 【請求項3】 遮断スライダが上昇通路(4)内にその
軸線に対して直交方向に、かつ上昇通路(4)の断面を
覆うように挿入される、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 上昇通路(4)が、その軸線に対してほ
ぼ直交方向に型砂に作用して型砂を動かす力によって閉
じられる、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項5】 上昇通路(4)における流動が中断され
た直後に、鋳造材料(7)の表面(11)に対する送出
し圧力(p)が停止される、請求項2から4までのいず
れか1項記載の方法。 - 【請求項6】 鋳型の型砂内に外方に向かって開いたラ
ム通路(15)が形成されている、請求項1から5まで
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 ラム通路(15)が上昇通路(4)の近
傍まで達していて、上昇通路(4)の軸線に対して直交
方向に向けられている、請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 ラム通路(15)が上昇通路(4)に対
してほぼ平行に延びている、請求項6記載の方法。 - 【請求項9】 ラム通路(16)内に、上昇通路(4)
内に押し込み可能であってこれを遮断する栓(17)が
設けられている、請求項6または7記載の鋳型。 - 【請求項10】 ラム通路(16)がスライダガイドと
して形成されていて、ディスク状のスライダ(18)を
収容しており、このスライダ(18)が上昇導管(4、
8)の流動断面に適合されて上昇通路(4)と合致して
いる貫流口(19)を有しており、スライダ(18)が
ラム(13)を利用して上昇通路(4)が遮断されるほ
ど大きく移動可能である、請求項6または7記載の鋳
型。 - 【請求項11】 上昇通路(4)が鋳型部分平面に対し
て直角または平行に配置されている、請求項6から10
までのいずれか1項記載の鋳型。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19733485A DE19733485A1 (de) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | Verfahren zum Formgießen und Gießform für ein solches Verfahren |
EP98104851A EP0894557B2 (de) | 1997-08-01 | 1998-03-18 | Verfahren zum Formgiessen und Giessform für ein solches Verfahren |
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