JP2000197948A - 組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置 - Google Patents

組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置

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JP2000197948A JP10373888A JP37388898A JP2000197948A JP 2000197948 A JP2000197948 A JP 2000197948A JP 10373888 A JP10373888 A JP 10373888A JP 37388898 A JP37388898 A JP 37388898A JP 2000197948 A JP2000197948 A JP 2000197948A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳造停止時間の短縮に寄与し、その結果生産
性の向上が可能な組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置
を提供する。 【解決手段】 上部に吊り部27を備えた一対の鋳型短
辺12、12aを連続鋳造設備本体上で交換する組立式
鋳型10に用いる鋳型短辺交換装置30において、鋳型
短辺12、12aの吊り部27に掛合可能な一対の掛合
手段32、32aと、掛合手段32、32aが吊り部2
7に掛合した状態で昇降可能な昇降手段33と、掛合手
段32、32a及び昇降手段33によって鋳型短辺1
2、12aを吊り上げた状態で、鋳型短辺12、12a
を連続鋳造設備本体上と鋳型短辺置き台31、31aと
の間を移動可能とする交換台車34とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、連続鋳造
設備における組立式鋳型の短辺の交換に使用する鋳型短
辺交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続鋳造設備における組立式鋳型
の短辺を交換する場合、予め鋳型整備場で所定寸法の短
辺を組み込んだ鋳型を準備しておき、鋳型全体を一括に
交換することが必要であり、多大な交換作業時間を要し
ていた。この点を改善したものとして、連続鋳造設備本
体上にて鋳型短辺を交換可能な組立て鋳型の短辺交換装
置が特開平8−267185号公報に開示されている。
この組立て鋳型の短辺交換装置に用いられる組立式の短
辺交換構造鋳型を、図2〜図4に示す。図2及び図3に
示すように、組立式の短辺交換構造鋳型10は一対の長
辺フレーム11、11aと、長辺フレーム11、11a
間に挟まれた一対の鋳型短辺12、12aと、鋳型短辺
12(12aも同じ)を取付けるための短辺支持部材1
3とを備え、短辺支持部材13は上下2本の短辺支持軸
14、14aを介して鋳型固定フレーム15に支持され
ている。短辺銅板48を備えた鋳型短辺12と短辺支持
部材13との結合を行うために、鋳型短辺12の下部に
はフレーム側下部テーパーキー16が設けられ、フレー
ム側下部テーパーキー16に当接する支持部材側下部テ
ーパーキー17が短辺支持部材13の下部に設けられる
と共に、鋳型短辺12の上部にはフレーム側上部テーパ
ーキー18が設けられ、フレーム側上部テーパーキー1
8に当接する支持部材側上部テーパーキー19が短辺支
持部材13の上部に設けられている。フレーム側下部テ
ーパーキー16と支持部材側下部テーパーキー17と
は、隙間を持つことなく嵌合するが、フレーム側上部テ
ーパーキー18と支持部材側上部テーパーキー19と
は、微小の隙間を持つように配置されている。
【0003】また、図3及び図4に示すように、締結ア
ーム20を引き下げるための締結手段21が、短辺支持
部材13の上部に内蔵されている。締結手段21は、先
端にコッター22を着脱可能な締結軸23をバネ24に
て引き下げる構造となっており、鋳型短辺12を取り外
す際には、バネ24による付勢力(又は締結力)を解除
するための液圧ジャッキ25がバネ24の下方に配置さ
れている。従って、鋳型短辺12を短辺支持部材13か
ら取り外す際には、締結手段21の液圧ジャッキ25を
作動してバネ24による締結力を解除し、コッター22
を締結軸23から取り外した後、図3に示す短辺支持部
材13の下部に設けられた液圧ジャッキ26により鋳型
短辺12を直接下側から突き上げることにより、強固に
嵌合していたフレーム側下部テーパーキー16と支持部
材側下部テーパーキー17との結合を確実に解除でき、
鋳型短辺12の上面に取付けられた吊り部27を介して
操業床上のクレーンを使用して取り外し作業を行うこと
ができると共に、これらの逆の手順により新しい鋳型短
辺12の取付け作業を行うことができる。なお、吊り部
27は、図1及び図3に示すように、鋳型短辺12の上
面に間隔を開けて固着された2枚のピン取付け板28に
吊りピン29を固定した構造としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の組立式の短辺交換構造鋳型の短辺交換作業において
は、未だ解決すべき以下のような問題があった。鋳型短
辺12を連続鋳造設備本体上にて交換する作業には、操
業床上のクレーンを使用して行っている。鋳型短辺12
を交換するには連続鋳造設備の鋳造作業の停止時間が必
要であり、この停止時間の間には鋳型短辺12の交換作
業以外にも、例えばタンディッシュ交換作業等の作業が
あるため、クレーンが空くタイミングを見計らって作業
をすることになる。従って、操業床上の大容量のクレー
ンを使用して鋳型短辺12の交換作業をする限り、鋳造
停止時間の短縮には自ずと限界があり、直接生産性の低
下に影響を及ぼすという問題があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、鋳造停止時間の短縮に寄与し、その結果生産性
の向上が可能な組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置は、上部に吊
り部を備えた一対の鋳型短辺を連続鋳造設備本体上で交
換する組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置において、
鋳型短辺の吊り部に掛合可能な一対の掛合手段と、掛合
手段が吊り部に掛合した状態で昇降可能な昇降手段と、
掛合手段及び昇降手段によって鋳型短辺を吊り上げた状
態で、鋳型短辺を連続鋳造設備本体上と鋳型短辺置き台
との間を移動可能とする交換台車とを有する。従って、
鋳造停止時には、クレーンによる他の作業と無関係に鋳
型短辺交換装置によって鋳型短辺の交換を行うことがで
きる。
【0007】ここで、鋳型短辺の対向する内側面を同時
に押圧すると共に、鋳型短辺を位置決め可能な一対の押
圧・位置決め手段を備えることもでき、これによって鋳
型短辺交換装置と鋳型短辺との掛合位置決めが容易にで
き、かつ鋳型短辺を組立式鋳型に適度に押し付けること
ができる。また、押圧・位置決め手段を交換台車に設け
ることもできる。さらに、対となる掛合手段と押圧・位
置決め手段とを一体的に構成することもでき、これによ
り掛合手段と押圧・位置決め手段とを同時に移動でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置の全体構
成を示す平面図、図2は同組立式鋳型に用いる鋳型短辺
交換装置に使用する組立式の短辺交換構造鋳型の平面
図、図3は同組立式の短辺交換構造鋳型の詳細断面図、
図4は同組立式の短辺交換構造鋳型の上部詳細断面図、
図5は鋳型短辺交換装置の正面図、図6は着脱手段と押
圧・位置決め手段の正断面図、図7は着脱手段と押圧・
位置決め手段の側断面図、図8は鋳型短辺の着脱及び押
圧・位置決め状態を説明する正面図、図9は鋳型短辺の
吊り上げ状態を説明する正面図である。
【0009】図1及び図5に示すように、本発明の一実
施の形態に係る組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置3
0は、組立式鋳型の一例であり、従来の技術において説
明した組立式の短辺交換構造鋳型10を構成する、上部
に吊り部27を備えた新旧一対の鋳型短辺12、12a
を連続鋳造設備本体から所定距離離れた鋳型短辺置き台
31、31a間で交換する装置である。なお、短辺交換
構造鋳型10については、従来の技術において説明した
ので、ここでは説明を省略する。
【0010】鋳型短辺交換装置30は、図1、図5、図
8及び図9に示すように、鋳型短辺12、12aの吊り
部27に掛合可能な一対の掛合手段32、32aと、掛
合手段32、32aが吊り部27に掛合した状態で鋳型
短辺12、12aを昇降可能な昇降手段33と、掛合手
段32、32a及び昇降手段33によって鋳型短辺1
2、12aを吊り上げた状態で、鋳型固定フレーム15
と鋳型短辺置き台31、31aとの間を移動する交換台
車34とを備えている。以下、これらについて詳しく説
明する。交換台車34は、工場建屋の上部に所定の間隔
を開けて水平に配置されたガーダー35、35a上に据
え付けられたレール36、36a上を転動する従、駆動
側車輪37、37aと、従、駆動側車輪37、37aを
取付けた台車本体38とを有している。駆動側車輪37
aは台車本体38の駆動側の端部に設けられた減速機付
きモータ39によって駆動され、交換台車34は短辺交
換構造鋳型10と鋳型短辺置き台31、31aとの間を
往復することができる。
【0011】昇降手段33は、台車本体38の両端側に
所定の間隔を開けて取付けられた巻き上げドラム40、
40aを、同期軸41を介して減速機付きモータ42に
よって駆動する。巻き上げドラム40、40aに巻き付
けられたワイヤ43、43aの先端部は、シーブ44、
44aを介して昇降フレーム45上に固定され、減速機
付きモータ42の回転により昇降フレーム45を昇降す
ることができる。昇降フレーム45の昇降時の横振れを
防止するため、昇降フレーム45の上面の両端部には、
棒状のガイドポスト46、46aが取付けられ、ガイド
ポスト46、46aを案内する中空状のガイド47、4
7aが台車本体38に固定されている。昇降フレーム4
5には、掛合手段32、32aと、鋳型短辺12、12
aの対向する内側面となる短辺銅板48、48aを同時
に押圧すると共に、鋳型短辺12、12aを位置決め可
能な一対の押圧・位置決め手段49、49aが設けられ
ている。
【0012】図6及び図7には、掛合手段32と押圧・
位置決め手段49の詳細を示すが、掛合手段32aと押
圧・位置決め手段49aも同様である。図5、図6及び
図7に示すように、断面が中空矩形状の昇降フレーム4
5を摺動可能な断面が中空矩形状の摺動フレーム50が
配置され、摺動フレーム50の内側の昇降フレーム45
との摺動箇所には摺動メタル51、52、53が取付け
られている。摺動フレーム50の上面にはブラケット5
4、54aが固定されており、ブラケット54、54a
及び昇降フレーム45の上面に取付けられたシリンダ取
付けブラケット55、55aを介して摺動用シリンダ5
6、56aが設けられている。
【0013】図5及び図6に示すように、摺動フレーム
50、50aの下面には、押圧・位置決め部材57、5
7aが取付けられ、押圧・位置決め部材57、57aは
鋳型短辺12、12aの短辺銅板48、48aに当接す
る当接部58、58aと、当接部58、58aの背面に
固定された補強リブ59を備えている。摺動フレーム5
0の下面には、さらに掛合手段32、32aの掛合用シ
リンダ60、60aがシリンダ取付けブラケット61を
介して設けられ、掛合用シリンダ60、60aのロッド
先端部はフック62、62aの基端部に軸支されてい
る。フック62、62aの中間部は、押圧・位置決め部
材57、57aの当接部58、58aの前面に固定され
た一対のフック取付けブラケット63にピン64を介し
て軸支されている。フック62、62aは鋳型短辺1
2、12aの吊り部27に掛合、又は掛合・解除可能と
なっている。当接部58、58aとフック62、62a
との位置関係は、当接部58、58aが鋳型短辺12、
12aの短辺銅板48、48aに当接した位置でフック
62、62aが吊り部27に掛合及び掛合・解除可能な
ように配置されている。なお、図6に示すように、掛合
用シリンダ60、60aのロッドが挿通する当接部5
8、58aは、開口部65が形成されている。
【0014】従って、摺動用シリンダ56、56aを作
動することによって、押圧・位置決め部材57、57a
を鋳型短辺12、12aの短辺銅板48、48aに当接
することができると共に、当接させた位置で掛合手段3
2、32aを作動させて、鋳型短辺12、12aを掛
合、又は掛合・解除することができる。鋳型短辺置き台
31、31aは、図1に示すように、一体的に構成され
ており、新しい又は使用済みの鋳型短辺12、12aを
支持する構造は図示していないが、短辺支持部材13、
13a(図3及び図9を参照)と同様に、支持部材側下
部テーパーキー、締結軸及び支持部材側上部テーパーキ
ーを備えている。ただし、鋳型短辺12、12aを鋳型
短辺置き台31、31aに仮置きする場合には、短辺交
換構造鋳型10の場合のように強固に締結する必要がな
いので、短辺支持部材13、13aに内蔵されているよ
うな液圧ジャッキやバネは不要である。
【0015】次いで、本発明の一実施の形態に係る組立
式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置30を用いた鋳型短辺
の交換作業について、図を参照しながら説明する。な
お、図1及び図5に示すように、交換台車34は、組立
式の短辺交換構造鋳型10の上方及び、短辺交換構造鋳
型10の近傍に配置された、新しい鋳型短辺12、12
aと使用済の鋳型短辺12、12aを載せることのでき
る鋳型短辺置き台31、31aの上方に移動可能に配置
されている。まず、使用済の鋳型短辺12、12aは、
締結手段21の液圧ジャッキ25を作動してバネ24に
よる締結力を解除し、コッター22を締結軸23から抜
いて、短辺支持部材13、13aと分離された状態とな
っている。
【0016】(1)図5に示すように、一対の摺動用シ
リンダ56、56aを作動させ、押圧・位置決め部材5
7、57aの当接部58、58a間の距離Lを鋳型開口
幅Aより小さくなるように設定する。 (2)押圧・位置決め部材57、57aが短辺交換構造
鋳型10の一対の鋳型短辺12、12aの開口部の真上
となるように交換台車34を走行させる。 (3)昇降手段33を用いて昇降フレーム45を下降さ
せ、押圧・位置決め部材57、57aを鋳型短辺12、
12a間に挿入する。 (4)一対の摺動用シリンダ56、56aを作動させる
ことによって押圧・位置決め部材57、57aを鋳型短
辺12、12aの短辺銅板48、48aに押圧すると共
に、掛合の位置決めを行う。 (5)図8に示すように、掛合手段32、32aの掛合
用シリンダ60、60aを作動させて、フック62、6
2aを鋳型短辺12、12aの上部の吊り部27に掛合
する。
【0017】(6)上述のように、予め吊り上げ可能な
状態にされた鋳型短辺12、12aを、図9に示すよう
に、昇降フレーム45を吊り上げてゆっくり上昇させ
る。 (7)交換台車34を、図1に示す鋳型短辺置き台3
1、31aの上方に走行させた後、昇降フレーム45を
ゆっくり下降して使用済の鋳型短辺12、12aを鋳型
短辺置き台31、31aのいずれかの上に載せる。 (8)掛合用シリンダ60、60aを作動させて、フッ
ク62、62aを吊り部27から掛合を解除した後、摺
動用シリンダ56、56aを作動させて、押圧・位置決
め部材57、57aを鋳型短辺12、12aの短辺銅板
48、48aから退避(距離Lを縮小)させる。 (9)昇降フレーム45を上昇させて使用済の鋳型短辺
12、12aの取り外し作業を完了する。
【0018】(10)次に、鋳型短辺置き台31、31
aのいずれかの上に予め搭載されていた新しい鋳型短辺
12、12aを、前記と同じ要領で吊り上げ、交換台車
34を使用済の鋳型短辺12、12aを取り外した短辺
交換構造鋳型10上方に移動する。 (11)前記と同じ要領で新しい鋳型短辺12、12a
を下降し、その後コッター22を締結軸23に挿入して
鋳型短辺12、12aを短辺支持部材13、13aに結
合した後、フック62、62aを吊り部27から掛合を
解除し、押圧・位置決め部材57、57aを鋳型短辺1
2、12aの短辺銅板48から退避させて昇降フレーム
45を上昇させ新しい鋳型短辺12、12aの取付け作
業を完了する。 以上説明したように、鋳型短辺交換装置30において
は、左右一対の鋳型短辺12、12aを同時に交換で
き、また鋳造停止時間中に大容量のクレーンを使用する
ことなく、迅速に交換することができる。
【0019】前記実施の形態においては、対となる掛合
手段32、32aと押圧・位置決め手段49、49aと
を押圧・位置決め部材57、57aを介して一体的に構
成したが、必要に応じて別々に設けることもできる。昇
降手段33として、巻き上げドラム40、40aにより
ワイヤ43、43aを巻き取る構造としたが、これに限
定されず、例えば、チェーン及びチェーンスプロケット
の組み合わせ、又は液圧シリンダー、或いは電動機及び
ウォームジャッキの組み合わせでも構わない。
【0020】
【発明の効果】請求項1〜4記載の組立式鋳型に用いる
鋳型短辺交換装置においては、鋳型短辺の吊り部に掛合
可能な一対の掛合手段と、掛合手段が吊り部に掛合した
状態で昇降可能な昇降手段と、連続鋳造設備本体上と鋳
型短辺置き台との間を移動可能な交換台車とを有するの
で、鋳造停止時には、クレーンによる他の作業と無関係
に鋳型短辺交換装置によって一対の鋳型短辺を同時に交
換することができ、従って、鋳造停止時間の短縮が可能
となり、その結果生産性の向上が図れる。特に、請求項
2記載の組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置において
は、鋳型短辺の対向する内側面を同時に押圧すると共
に、鋳型短辺を位置決め可能な一対の押圧・位置決め手
段を備えているので、これによって鋳型短辺交換装置と
鋳型短辺との掛合位置決めが容易にでき、かつ鋳型短辺
を組立式鋳型に適度に押し付けることができる。
【0021】請求項3記載の組立式鋳型に用いる鋳型短
辺交換装置においては、押圧・位置決め手段を交換台車
に設けているので、組立式鋳型及び鋳型短辺置き台回り
の操業スペースが広くなり、作業性が向上する。請求項
4記載の組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置において
は、対となる掛合手段と押圧・位置決め手段とを一体的
に構成しているので、掛合手段と押圧・位置決め手段と
を同時に移動でき、装置をコンパクトにできると共に、
作業時間を短縮でき、さらに作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る組立式鋳型に用い
る鋳型短辺交換装置の全体構成を示す平面図である。
【図2】同組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置に使用
する組立式の短辺交換構造鋳型の平面図である。
【図3】同組立式の短辺交換構造鋳型の詳細断面図であ
る。
【図4】同組立式の短辺交換構造鋳型の上部詳細断面図
である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る組立式鋳型に用い
る鋳型短辺交換装置の正面図である。
【図6】同掛合手段と押圧・位置決め手段の正断面図で
ある。
【図7】同掛合手段と押圧・位置決め手段の側断面図で
ある。
【図8】鋳型短辺の着脱及び押圧・位置決め状態を説明
する正面図である。
【図9】鋳型短辺の吊り上げ状態を説明する正面図であ
る。
【符号の説明】
10 短辺交換構造鋳型(組立式鋳型) 11 長辺フレーム 11a 長辺フ
レーム 12 鋳型短辺 12a 鋳型短
辺 13 短辺支持部材 13a 短辺支
持部材 14 短辺支持軸 14a 短辺支
持軸 15 鋳型固定フレーム 16 フレーム
側下部テーパーキー 17 支持部材側下部テーパーキー 18 フレーム
側上部テーパーキー 19 支持部材側上部テーパーキー 20 締結アー
ム 21 締結手段 22 コッター 23 締結軸 24 バネ 25 液圧ジャッキ 26 液圧ジャ
ッキ 27 吊り部 28 ピン取付
け板 29 吊りピン 30 鋳型短辺
交換装置 31 鋳型短辺置き台 31a 鋳型短
辺置き台 32 掛合手段 32a 掛合手
段 33 昇降手段 34 交換台車 35 ガーダー 35a ガーダ
ー 36 レール 36a レール 37 従動側車輪 37a 駆動側
車輪 38 台車本体 39 減速機付
きモータ 40 巻き上げドラム 40a 巻き上
げドラム 41 同期軸 42 減速機付
きモータ 43 ワイヤ 43a ワイヤ 44 シーブ 44a シーブ 45 昇降フレーム 46 ガイドポ
スト 46a ガイドポスト 47 ガイド 47a ガイド 48 短辺銅板 48a 短辺銅板 49 押圧・位
置決め手段 49a 押圧・位置決め手段 50 摺動フレ
ーム 50a 摺動フレーム 51 摺動メタ
ル 52 摺動メタル 53 摺動メタ
ル 54 ブラケット 54a ブラケ
ット 55 シリンダ取付けブラケット 55a シリン
ダ取付けブラケット 56 摺動用シリンダ 56a 摺動用
シリンダ 57 押圧・位置決め部材 57a 押圧・
位置決め部材 58 当接部 58a 当接部 59 補強リブ 60 掛合用シ
リンダ 60a 掛合用シリンダ 61 シリンダ
取付けブラケット 62 フック 62a フック 63 フック取付けブラケット 64 ピン 65 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 晴道 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 Fターム(参考) 4E004 AA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に吊り部を備えた一対の鋳型短辺を
    連続鋳造設備本体上で交換する組立式鋳型に用いる鋳型
    短辺交換装置において、前記鋳型短辺の吊り部に掛合可
    能な一対の掛合手段と、該掛合手段が前記吊り部に掛合
    した状態で昇降可能な昇降手段と、前記掛合手段及び前
    記昇降手段によって前記鋳型短辺を吊り上げた状態で、
    該鋳型短辺を前記連続鋳造設備本体上と鋳型短辺置き台
    との間を移動可能とする交換台車とを有することを特徴
    とする組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組立式鋳型に用いる鋳型
    短辺交換装置において、前記鋳型短辺の対向する内側面
    を同時に押圧すると共に、該鋳型短辺を位置決め可能な
    一対の押圧・位置決め手段を備えたことを特徴とする組
    立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の組立式鋳型に用いる鋳型
    短辺交換装置において、前記押圧・位置決め手段を前記
    交換台車に設けたことを特徴とする組立式鋳型に用いる
    鋳型短辺交換装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の組立式鋳型に用いる鋳型
    短辺交換装置において、対となる前記掛合手段と前記押
    圧・位置決め手段とを一体的に構成したことを特徴とす
    る組立式鋳型に用いる鋳型短辺交換装置。
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