JP2000197613A - 眼底血流計 - Google Patents

眼底血流計

Info

Publication number
JP2000197613A
JP2000197613A JP10377635A JP37763598A JP2000197613A JP 2000197613 A JP2000197613 A JP 2000197613A JP 10377635 A JP10377635 A JP 10377635A JP 37763598 A JP37763598 A JP 37763598A JP 2000197613 A JP2000197613 A JP 2000197613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
blood vessel
irradiation position
blood flow
fundus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10377635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000197613A5 (ja
JP4035247B2 (ja
Inventor
Nobuyoshi Kishida
伸義 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP37763598A priority Critical patent/JP4035247B2/ja
Publication of JP2000197613A publication Critical patent/JP2000197613A/ja
Publication of JP2000197613A5 publication Critical patent/JP2000197613A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4035247B2 publication Critical patent/JP4035247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乳頭部内の血流速度を確実にかつ精度良く測
定する。 【解決手段】 先ずエリアセンサ59上の全てにおいて
最も光の強い部分と最も光の弱い部分を求め、その差を
とってエリアセンサ59上の全てがほぼ均一な光の強度
となっているかどうかを判断し、均一と判断できればエ
リアセンサ59上に太い血管Evが存在しないと判断す
ることができる。次に、均一と判断できない場合には、
光の弱い部分を求め、エリアセンサ59上でその割合を
求めることより、光の弱い部分が太い血管Evであるか
どうかを判断する。光の弱い部分が全体の10パーセン
トに満たない場合は、このエリアによる乳頭部Enから
の散乱光への影響は、殆どないと考えられるので、太い
血管Evの存在しない位置での測定が実行されたと考え
て、乳頭部Enの内部からの散乱光を周波数解析して血
流速度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検眼の眼底部に
レーザー光を照射し、眼底部からの散乱反射光を受光
し、この受光信号を解析して血流速度を計測する眼底血
流計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来例の眼底血流計の構成図を
示し、眼科診断に通常使用されるスリットランプを改造
したものである。光路K1には照明光学系が配置されて
おり、白色観察用光源1からの白色光は、孔あきミラー
2で反射され、スリット3、レンズ4、被検眼Eの角膜
の屈折力を相殺して眼底Eaを観察可能にするコンタク
トレンズ5を介して、眼底Eaを照明する。また、孔あ
きミラー2の背後の光路上には、測定用のHe−Neレ
ーザー光を発する測定用光源6が配置されており、測定
用光源6からの測定光は、孔あきミラー2の中央の開口
部を通り、観察用光源1からの光束と同軸にされて、眼
底Eaを点状に照明する。
【0003】眼底Eaからの散乱反射光は、角度α’を
なす2本の受光光路K2、K3上の対物レンズ7a、7
b、ミラー8a、8b、ミラー9a、9b、接眼レンズ
10a、10bを介して、スポット像として検者に観察
される。検者は接眼レンズ10a、10bを覗いて眼底
Eaを観察しながら測定部位を選択する。
【0004】図11は乳頭部Enでの血流速度を測定す
る際に検者が観察する眼底像を示し、照明光により照明
されている領域I内で、測定対象となる乳頭部Enの中
央部と、接眼レンズ10a、10bの焦点面に予め用意
されているスケールSCとを合致させると、測定用光源
6によるスポット像PSにより測定部位が決定される。
このとき、測定光による眼底Eaでの反射光は、光ファ
イバ11を介してフォトマルチプライヤ12により受光
され、この受光信号を周波数解析して、乳頭部Enでの
血流速度を求めることができる。
【0005】図12は乳頭部En内の血流からの受光信
号を周波数解析した結果を示し、横軸は周波数Δf、縦
軸はその出力Sを表している。周波数Δf及び出力S
と、信号振幅K、眼内での受光光路K2、K3のなす角
度αとの関係は、次の近似式で表すことができ、図中に
太い実線で示されている。 S(Δf)=−K・1og(Δf/α) …(1)
【0006】図13は横軸に周波数Δfの対数をとって
式(1) を図示したものであり、式(1) は勾配−Kと、横
軸との切片αを有する直線となり、黒点は測定値を表し
ている。
【0007】この式(1) をレーザー光の波長λを使用し
て変形すると、乳頭部En内の血流の相対平均速度Vは
次式で与えられる。 V=α・λ/2 …(2)
【0008】乳頭部En内の血流による測定光束は、血
管Evの血流速度の測定時とは異なり、多様な方向に散
乱反射されるので、式(2) から2本の受光光路K2、K
3の作る平面と血流の速度ベクトルυとの成す角度βに
よらない真の乳頭部En内の血流速度を測定することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例において、乳頭部En内の血流速度を測定する際に
は、測定開始時点で乳頭部En内の血管がない部位を測
定部位として選んで測定を行っているが、測定中に被検
眼Eの固視微動等によって、測定部位に血管Evが現れ
る場合がある。その場合には、乳頭部En内の血流速度
と共に、血管Ev内の血流速度の成分も含んでしまい、
乳頭部En内の正確な血流速度を求めることができなく
なるという問題点が生ずる。
【0010】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
乳頭部の血流速度を確実にかつ精度良く測定可能な眼底
血流計を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼底血流計は、眼底の乳頭内に測定ビー
ムを照射して散乱反射光を受光手段により受光し、該受
光手段の出力を周波数解析することにより前記乳頭内の
血流速度を求める眼底血流計において、前記測定ビーム
の照射位置近傍を照明する照明手段と、該照明手段の反
射光を受光する照射位置撮像手段と、該照射位置撮像手
段の出力から前記照射位置に血管が存在するか否かを判
断する判断手段とを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図9に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の眼
底血流計の構成図を示し、白色光を発するタングステン
ランプ等から成る観察用光源21から被検眼Eと対向す
る対物レンズ22に至る照明光路上には、コンデンサレ
ンズ23、例えば黄色域の波長光のみを透過するバンド
パスフィルタ付フィールドレンズ24、被検眼Eの瞳孔
Epとほぼ共役な位置に設けられたリングスリット2
5、被検眼Eの水晶体とほぼ共役な位置に設けられた遮
光部材26、リレーレンズ27、光路に沿って移動自在
な固視標表示用素子である透過型液晶板28、リレーレ
ンズ29、被検眼Eの角膜近傍と共役に設けられた遮光
部材30、孔あきミラー31、黄色域の波長光を透過し
他の光束を殆ど反射するバンドパスミラー32が順次に
配列されている。
【0013】孔あきミラー31の背後には眼底観察光学
系が構成されており、光路に沿って移動自在なフォーカ
スレンズ33、リレーレンズ34、スケール板35、光
路中に挿脱自在な光路切換ミラー36、接眼レンズ37
が順次に配列され、検者眼eに至っている。また、光路
切換ミラー36が光路中に挿入されているときの反射方
向の光路上には、テレビリレーレンズ38、CCDカメ
ラ39が配置されており、CCDカメラ39の出力は液
晶モニタ40に接続されている。
【0014】バンドパスミラー32の反射方向の光路上
には、紙面に垂直な回転軸を有し両面研磨されたミラー
41が被検眼Eの瞳孔Epと共役な位置に配置されてお
り、ミラー41の下側反射面41aの反射方向には第2
のフォーカスレンズ42が配置され、上側反射面41b
の反射方向にはレンズ43、光路に沿って移動自在なフ
ォーカスユニット44が配置されている。なお、レンズ
43の前側焦点面は被検眼Eの瞳孔Epと共役関係にあ
り、この焦点面にミラー41が位置している。
【0015】ミラー41の後方には、光路長補償半月板
45、光路中に遮光部を有する黒点板46、凹面ミラー
47が光路上に同心に配置され、これらは共働してミラ
ー41の上側反射面41bと下側反射面41aを−1倍
で結像するリレー光学系の機能が与えられており、ミラ
ー41の下側反射面41aで反射されずに通過する光束
を、ミラー41の上側反射面41bへ導くように構成さ
れている。
【0016】フォーカスユニット44においては、レン
ズ43と同一光路上にダイクロイックミラー48、集光
レンズ49が順次に配置され、ダイクロイックミラー4
8の反射方向の光路上にはマスク50、ミラー51が配
置されており、このフォーカスユニット44は一体的に
矢印で示す方向に移動できるようになっている。
【0017】集光レンズ49の入射方向の光路上には、
コリメータレンズ52、コヒーレントな例えば赤色光を
発するレーザーダイオードから成る測定用光源53が配
列されている。更に、ミラー51の入射方向の光路上に
は、シリンドリカルレンズ等から成るビームエクスパン
ダ54、他の光源と異なる高輝度の例えば緑色光を発す
る測定部位照明用光源55が配列されている。
【0018】ミラー41の下側反射面41aの反射方向
の光路上には、光路に沿って移動自在なフオーカシング
レンズ42、ダイクロイックミラー56、フィールドレ
ンズ57、拡大レンズ58、エリアセンサ59が順次に
配列され、測定位置観察系が構成されている。また、ダ
イクロイックミラー56の反射方向の光路上には、結像
レンズ60、フォトマルチプライヤ61が配置され、測
定用受光光学系が構成されている。なお、図示の都合
上、全ての光路を同一平面上に示したが、測定部位照明
用光源55の出射方向の測定光路、測定用光源53から
マスク50に至る光路はそれぞれ紙面に直交している。
【0019】更に、装置全体を制御するためのシステム
制御部62が設けられ、システム制御部62には検者が
操作する入力手段63、フォトマルチプライヤ61の出
力がそれぞれ接続されており、システム制御部62の出
力はミラー41を制御する制御回路64に接続されてい
る。
【0020】観察用光源21から発した白色光はコンデ
ンサレンズ23を通り、バンドパスフィルタ付フィール
ドレンズ24により黄色の波長光のみが透過し、リング
スリット25、遮光部材26、リレーレンズ27を通
り、透過型液晶板28を背後から照明し、リレーレンズ
29、遮光部材30を通って孔あきミラー31で反射さ
れ、黄色域の波長光のみがバンドパスミラー32を透過
し、対物レンズ22を通って、被検眼Eの瞳孔Ep上で
眼底照明光による光束像として一旦結像した後に、眼底
Eaをほぼ一様に照明する。このとき、透過型液晶板2
8には固視標が表示されており、照明光により被検眼E
の眼底Eaに投影されて、視標像として被検眼Eに呈示
される。なお、リングスリツト25、遮光部材26、3
0は被検眼Eの前眼部において眼底照明光と眼底観察光
を分離するためのものであり、必要な遮光領域を形成す
るものであればその形状は問題とならない。
【0021】眼底Eaからの反射光は同じ光路を戻り、
瞳孔Ep上から眼底観察光光束として取り出され、孔あ
きミラー31の中心の開口部、フォーカスレンズ33、
リレーレンズ34を通り、スケール板35で眼底像E
a’として結像した後に、光路切換ミラー36に至る。
ここで、光路切換ミラー36が光路から退避していると
きは、検者眼eにより接眼レンズ37を介して眼底像E
a’が観察可能となり、一方で光路切換ミラー36が光
路に挿入されているときは、スケール板35上に結像し
た眼底像Ea’がテレビリレーレンズ38によりCCD
カメラ39上に再結像され、液晶モニタ40に映出され
る。
【0022】この眼底像Ea’を観察しながら、接眼レ
ンズ37又は液晶モニタ40によりアライメントを行
う。このとき、目的に応じて観察方式を採用することが
好適であり、接眼レンズ37による観察の場合は、一般
的に液晶モニタ40等よりも高解像かつ高感度なので、
眼底Eaの微細な変化を続み取って診断する場合に適し
ている。一方、液晶モニタ40による観察の場合は、視
野を制限しないので検者の疲労を軽減することができ、
更にCCDカメラ39の出力を外部のビデオテープレコ
ーダやビデオプリンタ等に接続することにより、眼底像
Ea’上の測定部位の変化を逐次に電子的に記録するこ
とが可能となるので、臨床上極めて有効である。
【0023】測定用光源53を発した測定光はコリメー
タレンズ52によりコリメートされ、直接集光レンズ4
9の上方を通過し、ダイクロイックミラー48を透過す
る。一方、測定部位照明用光源55から発した測定部位
照明光は、ビームエクスパンダ54により縦横異なる倍
率でビーム径が拡大されて、ミラー51で反射された後
に、整形用マスク50により所望の形状に整形され、ダ
イクロイックミラー48に反射されて、集光レンズ49
によりマスク50の開口部中心と共役な位置にスポット
状に結像している測定光と重畳される。更に、測定光と
測定部位照明光はレンズ43を通り、ミラー41の上側
反射面41bで一旦反射され、黒点板46を通った後に
凹面鏡48で反射され、再び黒点板46、光路長補正用
半月板45を通りミラー41の方へ戻される。
【0024】この両光束はミラー42を透過して、バン
ドパスミラー32により対物レンズ22の方向へ偏向
し、対物レンズ22を介して被検眼Eの眼底Eaに照射
される。なお、光路長補正用半月板45はミラー41の
上側反射面41bと下側反射面41aの位置がそのミラ
ー厚によって生ずる図面上下方向へのずれを補正するた
めのものであり、バンドパスミラー32に向かう光路中
にのみ作用する。このように、測定光と測定部位照明光
はミラー41の上側反射面41b内で反射され、再び戻
されて対物レンズ22の光軸から偏心した状態でミラー
41に入射する。
【0025】眼底Eaでの散乱反射光は再び対物レンズ
22により集光し、バンドパスミラー32で反射され、
更にミラー41の下側反射面41aで反射されて、フォ
ーカスレンズ42を通り、ダイクロイツクミラー56に
おいて測定光と測定部位照明光とが分離される。測定部
位照明光はダイクロイックミラー56を透過し、フィー
ルドレンズ57、結像レンズ58により、エリアセンサ
59上で眼底観察光学系による眼底像Ea’よりも拡大
された血管像として結像する。一方、測定光はダイクロ
イックミラー56により反射され、フォトマルチプライ
ヤ61で受光される。フォトマルチプライヤ61の出力
はシステム制御部62に出力され、その受光信号は周波
数解析されて眼底Eaの血流速度が求められる。
【0026】乳頭部En内の任意の1点で測定を行う場
合には、検者は透過型液晶板28に表示される固視点を
移動する固視標操作桿を操作し、眼底像Ea’の観察領
域を移動して、乳頭部En内の測定部位を血管Evが存
在しない測定位置にアライメントする。測定部位が決定
すると、検者は入力手段63中の図示しない測定開始ス
イッチを押し、これによって計測開始信号が出力され
て、システム制御部62はフォトマルチプライヤ61の
信号を1秒間取り込み、同時にエリアセンサ59の像を
記録する。システム制御部62はフォトマルチプライヤ
61の受光信号から前述の式(2) に示す角度αを求め
て、血流の相対平均速度Vを算出して血流速度を求め
る。
【0027】血流の相対平均速度Vを算出する場合は、
先ずエリアセンサ59からの信号を解析し、測定中に測
定部位に血管Evが存在するかどうかをチェックする。
図2は測定開始から終了までの間の乳頭部En内からの
散乱光とエリアセンサ59の像を記録したものであり、
測定開始後時刻tの測定位置の画像情報がPt、時刻t
の散乱光を記録し周波数解析を行うエリアの電気信号が
Xtであり、画像情報Ptは時刻tにおけるエリアセン
サ59の全領域の信号を表している。測定開始直後の画
像情報P0について、血管Evが存在しているかどうか
を判断する。
【0028】図2の画像情報P0では血管Evは存在し
ないので、電気信号X0を周波数解析して血流速度V0
を求める。画像情報Ptについても順次に同じ処理を行
い、図2の画像情報Ptでは血管Evが存在しているの
で、電気信号Xtは周波数解析を行わない。
【0029】本実施例では、画像情報Pt〜Pmの区間
は血管Evが存在しており、その区間の血流速度は求め
ない。測定終了直前の画像情報Pnまで同様の処理を行
うと、血流速度として算出できるのは、血流速度範囲V
0〜Vt−1、Vm+1〜Vnである。従って、図2に
よる測定から得られる血流速度Vは、これら血流速度範
囲V0〜Vt−1、Vm+1〜Vnを平均した値として
算出される。
【0030】図3、図4はエリアセンサ59からの信号
を解析して、測定中に測定部位に血管Evが存在してい
るかどうかを判断する方法の説明図を示し、両図共に左
側が乳頭部Enの観察像で、エリアセンサ59が観察し
ている領域を正方形で示してある。このとき、測定ビー
ムは円弧状に照射されており、観察している領域を示す
正方形にほぼ内接するような位置関係となっている。図
の中央部は正方形の領域のエリアセンサ59による観察
領域の拡大表示画面を示し、エリアセンサ59上には上
部矢印から順番に出力されてゆき、その内の1本の矢印
に対して現れる電気信号が右側に示されている。
【0031】測定中に血管Evが測定部位に存在してい
るかどうかを判断する方法は、乳頭部En内を照明した
ときに、血管Evがエリアセンサ59内に存在しない場
合にはほぼ均一な光量となり、血管Evがエリアセンサ
59内に存在する場合には、血管部分の光の反射が血管
以外の部分と比べて小さくなっていることを利用する。
【0032】図3は血管Evが存在しない時の処理の説
明図を示し、エリアセンサ59において矢印は観察され
る複数ライン内の1ラインを示し、このラインでは光の
強い部分と弱い部分の差は小さくなっている。第1のス
テップとして、図3の中央部に示すエリアセンサ59上
の上部ラインから、順次に観察領域の電気信号の最大値
と最小値を求め、その差(最大値−最小値)から電気信
号の幅を求める。第2のステップとして、それぞれの電
気信号の振幅が、エリアセンサ59上の最も暗いレベル
と最も明るいレベルとの差の半分に満たないかどうかを
比較してゆく。
【0033】図3の場合は、それぞれの矢印に対する電
気信号の幅は、エリアセンサ59上の最も暗いレベルと
最も明るいレベルとの差の半分に満たないと判断され
る。このようにして、エリアセンサ59内の最大値と最
小値の幅を求めてゆき、幅が小さいときは乳頭部En内
の血管Evが存在しない場所に測定ビームが照射されて
いると判断することができる。
【0034】図4は血管Evが存在するときの処理の説
明図を示し、エリアセンサ59には光の強い部分と弱い
部分の差の大きい所が存在している。上述と同様に、第
1のステップとして観察領域の電気信号の幅を求め、第
2のステップとして差の半分に満たないかどうかを比較
してゆく。図4の中央部に示すような場合には、矢印に
対する電気信号の幅が、エリアセンサ59上の最も暗い
レベルと最も明るいレベルとの差の半分以上と判断さ
れ、図の右側に示すように信号Hが存在する。
【0035】この場合は、エリアセンサ59における電
気信号の最大値と最小値の幅が大きいと判断されたライ
ンの電気信号を、その中間値より光の弱い領域と光の強
い領域に分けてその割合を求める。本実施例の場合に
は、中間値よりも光の弱い部分のデータ数を計数し、こ
の光の弱い部分のデータ数とエリアセンサ59の全領域
におけるデータ数との比をとっている。図4ではエリア
センサ59上で光の弱い部分が20%程度となっている
が、光の弱い部分が全体の10%以上の場合は、明らか
に太い血管Evがエリアセンサ59上に存在すると判断
する。
【0036】本実施例では、エリアセンサ59の各ライ
ンの内、光の弱い部分が1ライン全体の10%以上とな
った場合には、それ以降のラインについては処理を実行
しない。つまり、1ラインで血管Evが存在すると判断
された時点で、時刻tにおいて血管Evが存在したと判
断して処理を中止する。なお、このエリアセンサ59上
で血管Evが存在するかどうかを判断する方法について
は、例えばエリアセンサ59上の全てのラインについて
血管Evが存在するかどうかを求めた後に、連続したラ
インで血管Evが存在した場合に血管Evが存在すると
判断する方法や、1ラインについて血管Evが存在する
と判断された後に、次のラインで連続して血管Evが存
在した場合に、血管Evが存在すると判断する方法など
がある。
【0037】ここで、エリアセンサ59上での光の弱い
部分が全体の10%以上としたのは、毛細血管Evや血
管以外の例えば睫毛などが観察されることによって、エ
リアセンサ59上に光の弱い部分が検出されることがあ
るためである。このような場合は、乳頭部En内からの
散乱光は、血管Evがない場所を測定した時と殆ど同様
に受光されるので、乳頭部En内の血流測定には直接影
響がない。しかし、この場合は光の弱い部分の面積が太
い血管Evが存在する場合と比べて非常に小さくなるた
めに、光の弱い部分が占める割合が全体の10%より小
さくなる。
【0038】従って、このことを利用して太い血管Ev
の場合と区別をすることができ、全体に占める光の弱い
部分の割合が全体の10%に満たない場合には、明らか
に太い血管Evがエリアセンサ59上に存在していない
と判断することができる。なお、本実施例では、光の弱
い部分の占める割合を10%としているが、これと異な
る値でも支障はない。また、電気信号に対して移動平均
等のフィルタを通した後に、上述のような処理を実行す
る方法や、電気信号を微分して変化率の大きさを求めて
血管Evによるエッジを検出する方法も考えられる。
【0039】このように、本実施例においては、乳頭部
Enの内部における血流測定開始と同時に、散乱光と測
定部位のエリア情報を所定時間、例えば1秒間記録し、
記録された情報から測定部位に太い血管Evが存在する
かどうかを判断した後に、太い血管Evが存在しないと
きの血流速度を求めるように構成しているが、エリア情
報から血管Evが存在するかどうかを瞬時に判断できる
ような、例えばDSPなどを装置に組み込むことによっ
て、測定中に太い血管Evが現れたかどうかを判断し
て、測定を中止するように構成することも可能である。
【0040】また、エリアセンサ59を使用して測定部
位のエリア情報を得ているが、乳頭部Enの内部に照射
する測定ビームのスポットによっては、一次元センサを
使用して観察してもよい。更に、CCDカメラ39より
も高感度のCCDカメラを使用して、ビデオ信号から測
定部位のエリア情報を得る方法も考えられ、この場合に
は、観察用光源21の照明光による反射光により観測す
ることが可能なので、測定部位照明用光源55を不要と
する構造にすることができる。
【0041】図5は第2の実施例の構成図を示し、第1
の実施例と同じ符号は同じ部材を表している。ミラー4
1の代りにガルバノメトリックミラー70が配置され、
エリアセンサ59の出力は血管位置検出回路71に接続
され、血管位置検出回路71の出力は、システム制御部
62と制御回路64に接続されている。血管位置検出回
路71は高速の論理回路で構成されており、次にエリア
センサ59からの出力が入ってくるまで制御回路64に
位置情報を出力しており、ガルバノメトリックミラー7
0を移動することが可能である。
【0042】第1の実施例と同様に、乳頭部En内の任
意の1点で測定を行う場合には、検者は透過型液晶板2
8に表示される固視標を移動する固視標操作桿を操作
し、眼底像Ea’の観察領域を移動して、乳頭部En内
の測定すべき部位を血管Evが存在しない測定位置にア
ライメントする。測定部位が決定すると、検者が入力手
段63の図示しない測定開始スイッチを押すことによっ
て計測開始信号が出力され、システム制御部62はフォ
トマルチプライヤ61の信号を1秒間取り込む。同時
に、エリアセンサ59の出力は血管位置検出回路71に
入力されて、血管位置検出回路71において血管Evが
検出された場合には、算出した血管位置に基づいて制御
回路64に位置情報を出力して、ガルバノメトリックミ
ラー70を駆動する。
【0043】血管位置検出回路71において血管Evが
検出されない場合は、制御回路64に位置情報は出力さ
れず、ガルバノメトリックミラー70は駆動しない。血
管位置検出回路71は1秒間の測定の間中この動作を繰
り返し、血管Evが存在するときはガルバノメトリック
ミラー70を駆動し、血管Evが存在しないときはガル
バノメトリックミラー70を駆動しないように動作す
る。このとき、血管位置検出回路71からシステム制御
部62に、血管Evが存在していたか存在していなかっ
たかの情報が出力されている。
【0044】図6は測定中に血管Evが測定部位に存在
するかどうかの判断方法の説明図である。血管Evが存
在しないときの処理は、第1の実施例の図3と同様であ
るが、本実施例においては、システム制御部62に対し
て血管Evが存在していないという情報を出力してい
る。
【0045】次に、エリアセンサ59内に血管Evが存
在するときは、図6に示すように血管部分の光の強度が
弱くなっている部分Hが存在するために、エリアセンサ
59全体の光の強度の最も明るいレベルMaxと最も暗
いレベルMinの中間値Midより光が弱くなってい
る。図7は図6の矢印の1ラインを左方向より走査した
ときの拡大図を示し、光の弱い部分が存在する領域を計
数する図示しないカウンタが設けられ、このカウンタは
途中に光の強い部分が存在するとリセットされるように
なっている。そして、既に求めてある中間値Midより
も光の弱い部分が存在した場合には、図7の下側に示す
ようにカウンタをインクリメントしてゆく。
【0046】図7は実際のエリアセンサ59の信号に血
管Evが存在しているときの様子とカウンタとの関係を
表しているが、本実施例ではエリアセンサ59の信号を
デジタル化した後に、デジタル化してある中間値Mid
との大小を比較することによって、血管Evの存在を判
別している。そして、カウンタの値が所定値Tを越えた
ときが走査した領域のどの部分かによって、検出位置を
決定することができる。
【0047】図6の中央部に示した領域の矢印の電気信
号に対して、血管Evが存在すればそのときの位置情報
を求め、存在しなければ位置情報は求めない。位置情報
を求めた電気信号に対して、複数の位置情報の内の最大
の移動量となるものを移動情報としている。ここで、エ
リアセンサ59上の左と右の両方に血管Evが存在する
と、正確な位置情報を求めることができなくなるが、図
6に示すような測定部位を考えると、乳頭部En内でエ
リアセンサ59の左と右に血管Evが現れることは殆ど
ないと考えられる。
【0048】次に、検出位置から制御回路64に出力す
る位置情報を算出する。位置情報は+方向が紙面に向か
って右方向、−方向が紙面に向かって左方向を表し、そ
の移動量を数字で表示する。図8に示すようにカウンタ
の値が所定値Tを越えた点Pが、走査した領域Rの中間
点Mよりも左つまりエリアセンサ59上で信号が中心よ
り先に現れる部分であるときは、所定値Tを越えた点の
位置情報に対して、左方向にガルバノメトリックミラー
70を移動するように、制御回路64に−(P+C/
2)という位置情報を出力する。これは、点Pの位置を
エリアセンサ59上の最も左に移動したときに、血管像
として残る可能性のある血管Evが、ほぼカウンタの半
分の値に相当するためである。従って、点Pの位置情報
にカウンタの半値を加えた量が位置情報として算出さ
れ、システム制御部62へ血管Evが存在しているとい
う情報が出力される。
【0049】ここで、太い血管Evは図6に示す乳頭部
Enの垂直方向に走っているので、水平(左右)方向に
測定部位を移動することが、太い血管Evを測定部位か
ら外すために有効であり、本実施例においてガルバノメ
トリックミラー70は、図6の正方形で囲んだエリアセ
ンサ59が受光する領域に対して水平方向にのみ移動す
るようになっている。
【0050】また、測定部位が乳頭部Enから外れてし
まう場合も考慮する必要があるが、乳頭部Enと乳頭部
以外の部分とでは反射率が大きく異なることから、乳頭
部Enから測定ビームが外れかけると、乳頭部En以外
の部分の光の強度は弱まっているので、エリアセンサ5
9全体の光の強度の中間値Mよりも光は弱くなり、血管
Evが存在する場合と同様に直ちに認識することができ
る。従って、ガルバノメトリックミラー70を光の弱い
部分が存在しない方向に移動すれば、乳頭部Enを外れ
ない方向に移動することになるので、測定部位が乳頭部
Enから外れた場合でも、血管Evが存在しない方向に
戻す動作を行えばよい。
【0051】図9に示すように、カウンタの値が所定値
Tを越えた時点が、走査した領域Rの中間点Mよりも右
にあるときは、走査した領域から所定値Tを越えた点を
差し引いた領域の移動量を算出し、更にカウンタの値C
を差し引いた値に対して、右方向にガルバノメトリック
ミラー70を移動するように、制御回路64に(R−P
−C)という位置情報を出力する。これは、点Pの位置
をエリアセンサ59上の最も右に移動したときに、血管
像として残る可能性のある血管Evがほぼカウンタの値
に相当するためである。従って、点Pの位置情報にカウ
ンタの値を加えた量が位置情報として算出され、システ
ム制御部62へは血管Evが存在しているという情報が
出力される。
【0052】このように、システム制御部62には血管
Evが存在していたかどうかという情報が常に入力され
ているので、直ちにガルバノメトリックミラー70に移
動があったかどうかを判断することができる。本実施例
においては、検者が入力手段63の測定開始スイッチを
押すことにより計測開始信号が出力されると、システム
制御部62はフォトマルチプライヤ61の信号を1秒間
取り込むように構成されているが、血管Evが存在して
いたかどうかの情報から、測定中の1/2以上に血管E
vが存在している場合には、血流速度を計算する前にデ
ータ不良として測定データを自動的にキャンセルするよ
うになっている。このようにして、乳頭部En内の測定
位置を観察し、測定位置に血管Evが存在する場合には
その血管位置を判別して、血管Evが存在する位置から
測定ビームを移動して、乳頭部En内の血流速度測定を
確実に実施することができる。
【0053】また、測定中に1/5以上血管Evが存在
していたときには、求めた血流速度が正確でないとし
て、警告音を出すようにしたり、信頼度合により速度表
示の色を変える方法も考えられる。また、ガルバノメト
リックミラー70によって測定部位を水平方向に移動可
能としているが、垂直方向にも測定部位を移動可能なも
う1つのガルバノメトリックミラー70を光学的に配置
し、水平・垂直の両方向に移動可能とすることもでき
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼底血
流計は、乳頭部内の血流速度を測定する機能を備え、そ
の測定位置を観察して、測定位置に血管が存在している
かどうかを判断可能としたことにより、乳頭部内の血管
が存在しない位置に確実に測定ビームが照射し、乳頭部
からの散乱光を周波数解析して、正確に乳頭部内の血流
速度を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】乳頭部からの散乱光とエリアセンサ像のグラフ
図である。
【図3】測定部位とエリアセンサ信号の説明図である。
【図4】測定部位とエリアセンサ信号の説明図である。
【図5】第2の実施例の構成図である。
【図6】測定部位とエリアセンサ信号の説明図である。
【図7】エリアセンサ信号のグラフ図である。
【図8】血管位置情報のグラフ図である。
【図9】血管位置情報のグラフ図である。
【図10】従来例の眼底血流計の構成図である。
【図11】眼底像の説明図である。
【図12】周波数解析した血流からの受光信号のグラフ
図である。
【図13】周波数の対数表示のグラフ図である。
【符号の説明】
21 観察用光源 28 透過型液晶板 31 孔あきミラー 32 バンドパスミラー 36 光路切換えミラー 39 CCDカメラ 40 テレビモニタ 41 ミラー 44 フォーカスユニット 48、56 ダイクロイックミラー 50 マスク 53 レーザーダイオード 54 ビームエクスパンダ 55 測定部位照明光源 59 エリアセンサ 61 フォトマルチプライヤ 62 システム制御部 63 入力手段 64 制御回路 70 ガルバノメトリックミラー 71 血管位置検出回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼底の乳頭内に測定ビームを照射して散
    乱反射光を受光手段により受光し、該受光手段の出力を
    周波数解析することにより前記乳頭内の血流速度を求め
    る眼底血流計において、前記測定ビームの照射位置近傍
    を照明する照明手段と、該照明手段の反射光を受光する
    照射位置撮像手段と、該照射位置撮像手段の出力から前
    記照射位置に血管が存在するか否かを判断する判断手段
    とを有することを特徴とする眼底血流計。
  2. 【請求項2】 前記受光手段による受光中に前記判断手
    段により、前記測定ビームの照射位置に血管が存在する
    と判断したときには、前記乳頭内の受光を中止する請求
    項1に記載の眼底血流計。
  3. 【請求項3】 前記受光手段による受光出力と共に前記
    照射位置撮像手段の出力を記録する記録手段を有し、該
    記録手段の出力を前記照射位置撮像手段の出力とし、前
    記測定ビームの照射位置に血管が存在しないことを前記
    判断手段により判断したときの散乱光を周波数解析する
    ことによって、前記乳頭内の血流速度を算出する請求項
    1に記載の眼底血流計。
  4. 【請求項4】 前記照射位置を移動可能とする照射位置
    移動手段を有し、前記測定ビームの照射位置に血管が存
    在することを前記判断手段により判断したときは、前記
    照射位置移動手段により前記測定ビームの照射位置を移
    動する請求項1に記載の眼底血流計。
  5. 【請求項5】 血管位置を算出する血管位置算出手段を
    有し、算出した前記血管位置に基づいて前記照射位置移
    動手段により前記測定ビームの照射位置を移動する請求
    項4に記載の眼底血流計。
  6. 【請求項6】 前記照射位置撮像手段は二次元の領域を
    撮像する請求項1に記載の眼底血流計。
  7. 【請求項7】 前記照射位置撮像手段は一次元の領域を
    撮像する請求項1に記載の眼底血流計。
JP37763598A 1998-12-30 1998-12-30 眼底血流計 Expired - Fee Related JP4035247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37763598A JP4035247B2 (ja) 1998-12-30 1998-12-30 眼底血流計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37763598A JP4035247B2 (ja) 1998-12-30 1998-12-30 眼底血流計

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000197613A true JP2000197613A (ja) 2000-07-18
JP2000197613A5 JP2000197613A5 (ja) 2006-02-16
JP4035247B2 JP4035247B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=18509029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37763598A Expired - Fee Related JP4035247B2 (ja) 1998-12-30 1998-12-30 眼底血流計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4035247B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4035247B2 (ja) 2008-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3332535B2 (ja) 眼科測定装置
JPH1075931A (ja) 眼底検査装置
JP3814434B2 (ja) 眼底血管検査装置
JP2002034921A (ja) 眼底検査装置
JPH08215150A (ja) 眼科診断装置
US6332683B1 (en) Fundus examination apparatus
US6607272B1 (en) Retinal blood flow measuring apparatus using a laser beam
JP2003019116A (ja) 眼科測定装置
JP3591952B2 (ja) 眼底検査装置
JP3762025B2 (ja) 眼科検査装置
JP4035247B2 (ja) 眼底血流計
JP4250245B2 (ja) 眼底検査装置
JP2000296108A (ja) 眼科検査装置
JP3639658B2 (ja) 眼科検査用光束偏向装置
JPH07155299A (ja) 眼底血流計
US20030018275A1 (en) Fundus blood flowmeter
JP3610139B2 (ja) 眼底検査装置
JP2001275976A (ja) 眼底検査装置
JP4724320B2 (ja) 眼血流計
JP4616972B2 (ja) 眼底検査装置
JP2000033074A (ja) 眼科検査装置
JP3636553B2 (ja) 眼底検査装置
JP3689520B2 (ja) 眼底血流計
JP2000037351A (ja) 眼底検査装置
JP3437230B2 (ja) 眼底血流計

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071029

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees