JP2000197379A - 振動波駆動装置、画像形成装置および振動型モ―タを駆動源とする装置 - Google Patents

振動波駆動装置、画像形成装置および振動型モ―タを駆動源とする装置

Info

Publication number
JP2000197379A
JP2000197379A JP10373705A JP37370598A JP2000197379A JP 2000197379 A JP2000197379 A JP 2000197379A JP 10373705 A JP10373705 A JP 10373705A JP 37370598 A JP37370598 A JP 37370598A JP 2000197379 A JP2000197379 A JP 2000197379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
vibration wave
image forming
rotation
speed rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10373705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4544489B2 (ja
JP2000197379A5 (ja
Inventor
Akihiko Sakai
明彦 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP37370598A priority Critical patent/JP4544489B2/ja
Priority to US09/471,020 priority patent/US6384511B1/en
Priority to DE69936334T priority patent/DE69936334T2/de
Priority to EP99310589A priority patent/EP1017114B1/en
Publication of JP2000197379A publication Critical patent/JP2000197379A/ja
Publication of JP2000197379A5 publication Critical patent/JP2000197379A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4544489B2 publication Critical patent/JP4544489B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods
    • H02N2/142Small signal circuits; Means for controlling position or derived quantities, e.g. speed, torque, starting, stopping, reversing

Abstract

(57)【要約】 【課題】振動波モータの駆動特性を改善することができ
る振動波駆動装置を提供する。 【解決手段】複数の振動波モータが定常速度である第1
の速度となるようにフィードバック制御する速度調整手
段を各振動波モータごとに設けた振動波駆動装置におい
て、前記振動波モータの駆動可能な速度範囲内で、前記
第1の速度よりも高速の第2の速度が設定され、前記振
動波モータを備えた装置の使用状態が予め設定した1ま
たは複数の高速駆動条件であると、前記第1の速度を前
記第2の速度に所定時間変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動波モータ等の振
動波駆動装置、画像形成装置および振動型モータを駆動
源とする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にモータを駆動源として利用する
ことによる制御装置においては、モータによって駆動さ
れる駆動部材がある一定の精密さの水準を保ちつつ繰り
返し動作されることが要求される。
【0003】特に電子写真方式による画像形成装置にお
いては、高精度な画像を形成するために像担持体として
の感光ドラム駆動用、若しくは転写紙等の転写材を感光
ドラムの転写位置に向けて搬送する、例えば無端ベルト
上の転写材搬送ベルトを駆動するための転写材駆動用モ
ータとして、より回転精度の高いモータを用いることが
要求されており、その目的を達成するために感光ドラム
駆動用、あるいは転写材駆動用モータとして振動波モー
タ等の振動波装置を用いることが提案されている。
【0004】振動波装置としての振動波モータは、例え
ば特開昭58−14682号等で公知のように、振動を
利用したモータであり、例えば金属等の弾性体に圧電素
子等の電気−機械エネルギー変換素子を接合した振動体
と、該弾性体に加圧接触する接触体とにより構成され、
前記圧電素子に駆動用の周波信号を印加することにより
前記弾性体の前記接触体との接触面に駆動振動(進行
波)を発生させ、その摩擦振動エネルギーで、前記振動
体と前記接触体とを相対移動させるようにしたものであ
る。
【0005】ここで、前記振動体をステーターとし、前
記接触体をローターとすると、例えば前記ローターの回
転中心に配置した回転軸に前記ロータが取り付けられ、
前記ローターと一体に前記回転軸が回転する。
【0006】そして、振動波モータの駆動制御に関して
は、特開昭63−1379号公報、特開昭60−176
470号公報、特開昭59−204477号公報などで
詳細に述べられているように、振動波モータの回転を検
出するエンコーダ信号などの速度検知手段からの速度信
号と、予め設定された目標速度との差分に応じて制御量
である駆動周波数・駆動電圧や駆動電圧のパルス幅の調
整を常時行うという、いわゆる速度フィードバックルー
プ制御によって定速度で安定した回転性能を実現してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、振動波
モータは、先に述べたように、ステーターとローターの
摩擦振動エネルギーを駆動力に変えているため、両部材
の摩擦面の摩耗が発生することは避けられない。このス
テーターとローターの間の摩耗により両部材間の密着面
積が増加し、それがステーターとローターの間の摩耗の
程度を示すひとつの指標となる。
【0008】特に、振動波モータを比較的低速で駆動さ
せた場合には、特に密着面積の増加が著しく、その場合
にはwf(ワウ・フラッター)特性などのモータの安定
した回転駆動性能を示す特性の劣化に影響する可能性が
あり、同モータを使用した画像形成装置においては形成
される画像品位の劣化などの諸問題が引き起こされてい
た。
【0009】本出願に係る発明の発明は、振動波モータ
の等の振動波装置の駆動特性を改善することができる振
動波駆動装置および画像形成装置を提供しようとするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
振動波駆動装置の構成の一つとしては、1または複数の
振動波モータが定常速度である第1の速度となるように
フィードバック制御する速度調整手段を各振動波モータ
ごとに設けた振動波駆動装置において、前記振動波モー
タの駆動可能な速度範囲内で、前記第1の速度よりも高
速の第2の速度が設定され、前記振動波モータを備えた
装置の使用状態が予め設定した1または複数の高速駆動
条件であると、前記第1の速度を前記第2の速度に所定
時間変更する速度変更手段を有するものである。
【0011】また、他の振動波駆動装置の他の構成の一
つとしては、予め設定された任意の目標速度に対応して
回転速度検知信号を用いた速度フィードバックループ制
御により振動波モータの回転速度を調整するための振動
波モータ速度調整手段と、設定される該目標速度に比し
てより高速度な回転速度を該振動波モータ速度調整手段
に対して設定することが可能な高速回転速度設定手段
と、該高速回転速度設定手段による設定に応じた振動波
モータの高速回転動作の実行が状況的に可能かどうかを
判定するための高速回転動作可能判定手段と、該高速回
転動作可能判定手段により高速回転可能とされている期
間中のある任意の高速回転実行期間を定めてその期間中
において高速回転動作の実行を指示するための高速回転
動作指示手段とを有し、該高速回転動作指示手段より指
示されたある部分期間中において振動波モータを通常の
回転速度よりも高速に回転動作させることにより、振動
波モータ内部のローターとステーターの密着面積を減少
させて振動波モータの安定回転性能を改善させるように
したものである。
【0012】本発明の目的を実現する画像形成装置の構
成の一例は、上記した一つの構成の振動波駆動装置を有
し、前記振動波モータを1または複数の像担持体の駆動
源とし、第1の速度を画像形成のプロセス速度とするも
のである。
【0013】本発明の目的を実現する画像形成装置の構
成の他の例は、上記した他の構成の振動波駆動装置を有
し、1または複数の像担持体、または転写材を搬送する
転写材搬送手段の駆動源を前記振動波モータとしたもの
である。
【0014】上記した構成において、振動波モータのロ
ーターとステーター間の密着面積は、通常の回転駆動に
比してより高速な回転を定期的若しくは不定期的に実行
することである程度減少させることができ、それによっ
て振動波モータの回転駆動性能の劣化を改善することが
可能である。
【0015】また、その際の高速回転速度は安定駆動可
能である速度であれば、より高速であるほど良い。
【0016】また、振動波モータ駆動系における通常の
回転駆動に対し、より高速な回転駆動を装置への電源投
入直後か、若しくは通常回転駆動の妨げにならないよう
な任意の一定期間において定期的若しくは不定期的に実
行することで、振動波モータのローターとステーター間
の密着面積を減少させ、結果として振動波モータの回転
駆動性能を向上させることができる。
【0017】本発明の目的を実現する振動型モータを駆
動源とする装置は、電気−機械エネルギー変換素子に周
波信号を印加して駆動力を得る振動型モータを駆動源と
して、該モータの駆動で所定の動作を行う振動型モータ
を駆動源とする装置において、装置の使用状態を検出す
る検知手段と、該検知された使用状態が予め決められた
所定の条件の時、前記モータを前記所定の動作を行うに
際して駆動する速度よりも高速で駆動させると共に、そ
の際の駆動時間を前記検知された使用状態に応じて予め
決められた異なる所定時間行わせるようにしたものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明の一実施の形
態である画像形成装置の構成を表す図面である。それら
に基づき基本的な構成を説明する。
【0019】カラーリーダ部の構成 まず、カラーリーダ部の構成について説明する。
【0020】図1は画像形成装置の全体構成を示すもの
である。ここで、101はCCCD、311はCCD1
01の実装された基板、300は画像形成装置全体を制
御する制御部、312は図1の画像処理部の101を除
いた部分及び図2の201,202〜205の部分を含
むプリンタ処理部、301は原稿台ガラス(プラテ
ン)、302は原稿給紙装置(DF)(なお、この原稿
給紙装置302の代わりに未図示の鏡面圧板を装着する
構成もある)、303及び304は原稿を照明する光源
(ハロゲンランプ又は蛍光灯)、305及び306は光
源303,304の光を原稿に集光する反射傘、307
〜309はミラー、310は原稿からの反射光又は投影
光をCCD101上に集光するレンズ、314はハロゲ
ンランプ303,304と反射傘305,306とミラ
ー307を収容するキャリッジ、315はミラー30
8,309を収容するキャリッジ、313は他のデバイ
スとの外部インターフェイス(I/F)である。なお、
キャリッジ314は速度Vで、キャリッジ315は速度
V/2で、CCD101の電気的走査(主走査)方向に
対して垂直方向に機械的に移動することによって、原稿
の全面を走査(副走査)する。
【0021】また制御部300は、図2に示すようにデ
ィジタル画像処理部312、外部I/F313、プリン
タ制御I/F353に対してそれぞれ制御を行うための
情報をやり取りするI/Fを持つCPU401と操作部
402によって構成されている。
【0022】操作部402は、操作者による処理実行内
容の入力や操作者に対する処理に関する情報及び警告等
の通知のためのタッチパネル付き液晶により構成され
る。
【0023】また、外部I/F313は、画像情報やコ
ード情報などを画像処理装置外部とやり取りするための
インターフェイスであり、具体的には図3に示すよう
に、ファクシミリ装置501やLANインターフェイス
装置502、プリントフォーマッタ装置503などを接
続することが可能である。なお、ファクシミリ装置50
1やLANインターフェイス装置502、プリントフォ
ーマッタ装置503との画像情報及びコード情報のやり
取り手続き制御については、各接続装置であるファクシ
ミリ装置501、LANインターフェイス装置502や
プリントフォーマッタ装置503と制御部300のCP
U401との相互通信により行われる。
【0024】プリンタ部の構成 続いて、プリンタ部の構成について説明する。
【0025】図1において、353はプリンタ制御I/
Fであり、図2に示すカラーリーダ部のCPU401か
らの制御信号の受け口となる。プリンタ部はプリンタ制
御I/F353からの制御信号に基づいて以下で説明す
る動作を行う。
【0026】続いて画像形成部に関して詳細に説明す
る。図1において、317はM画像形成部、318はC
画像形成部、319はM画像形成部、320はK画像形
成部である。317〜320までの各画像形成部の構成
は全て同一なので以下ではM画像形成部317を詳細に
説明し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0027】M画像形成部317において、342は感
光ドラムで、LEDアレー210からの光によって、そ
の表面に潜像が形成される。321は一次帯電気で、感
光ドラム342の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形
成の準備をする。322は現像器で、感光ドラム342
上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。なお、現
像器322には、現像バイアスを印加して現像するため
のスリーブ345が含まれている。323は転写帯電気
で、転写材を搬送する無端ベルト状の転写材搬送ベルト
(以下転写ベルトと略す)333の背面から放電を行
い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベルト3
33上の記録紙などへ転写する。本実施の形態は転写効
率がよいため、クリーナ部が配置されていない。なお、
クリーナ部を装着しても問題ないことは言うまでもな
い。
【0028】次に、記録紙などの転写材上へ画像を形成
する手順を説明する。カセット340,341に格納さ
れた記録紙等の転写材は、ピックアップローラ339,
338により1枚毎給紙ローラ336,337で、転写
ベルト333上に供給される。給紙された記録紙は、吸
着帯電器346で帯電させられる。
【0029】348は転写ベルトローラで、転写ベルト
333を駆動し、かつ、吸着帯電器346と対になって
転写材を帯電させ、転写ベルト333に転写材を吸着さ
せる。347は紙先端センサで、転写ベルト333上の
転写材の先端を検知する。なお、紙先端センサの検出信
号はプリンタ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の
副走査同期信号として用いられる。
【0030】この後、転写材は、転写ベルト333によ
って搬送され、画像形成部317〜320においてMC
YKの順にその表面にトナー画像が形成される。K画像
形成部320を通過した転写材は、転写ベルト333か
らの分離を容易にするため、除電帯電器349で除電さ
れた後、転写ベルト333から分離される。350は剥
離帯電器で、転写材が転写ベルト333から分離する際
の剥離放電による画像乱れを防止するものである。分離
された転写材は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防
止するために、定着前帯電器351,352で帯電され
た後、定着器334でナトー画像が熱定着された後、3
35の排紙トレーに排紙される。
【0031】ここで本実施の形態では、感光ドラム34
2〜345及び転写ベルト333を回転させるための駆
動モータとしては振動波モータが用いられており、その
駆動制御は、定速度で安定に回転するための速度検知信
号に応じて駆動周波数・駆動電圧や駆動電圧のパルス幅
をコントロールしている。
【0032】図4は本実施の形態の振動波モータの制御
回路のブロック図を示す。
【0033】図4において、601は振動波モータであ
って、エンコーダ606が接続されており、回転数が速
度制御回路604に入力される。速度制御回路604
は、目標速度設定部605により設定された目標速度で
回転するように、エンコーダ606の回転数を基に、周
波数設定部603及びパルス幅設定回路602を用いた
速度フィードバックループ制御を行っている。
【0034】ここで、振動波モータの駆動周波数と駆動
速度とは、図5(a)に示すような関係が有る。この曲
線は温度が上昇するに従って、図5(b)の矢印に示す
方向に移行する特性を持つ。また、同曲線は駆動パルス
幅を広くする(電圧が上がることと等価)ことで、図5
(c)の矢印で示す方向に移行するため、先の温度上昇
に対して一定の回転数を保つためには駆動パルス幅を広
げればよいが、パルス幅だけで速度補正するには限界が
あるため、特性のずれが大きくなるとそれだけで補正を
行うことは不可能となる。
【0035】そこで、速度に追従していくためには駆動
周波数を変える必要が出てくる。すなわち、停止からの
加速時及び減速時や、目標速度の切替え時などモータの
速度が大きく変動しながら目標速度に追従していくよう
な場合には、駆動周波数を変化させることによって制御
を行うこととなる。
【0036】さて、本実施の形態における振動波モータ
は、感光ドラム342〜345及び転写ベルト333の
駆動源として使用しているため、同モータは通常、転写
ベルト上で記録紙の搬送を行いつつトナー画像を形成す
るための速度(以下ではこれをプロセス速度と呼ぶ)で
定速回転しているのが常である。
【0037】本実施の形態において、このプロセス速度
は振動波モータが回転駆動可能な速度の上限に対して比
較的低速である。特に、記録紙が厚紙であったりOHP
用紙である場合、定着器334で記録紙上のトナー画像
を熱定着させる場合に記録紙に加える熱量を大きくしな
ければならない関係上、プロセススピードは記録紙が普
通紙である時に比べてさらに低速にせざるを得ない傾向
にある。
【0038】一方、振動波モータの構造上の問題とし
て、モータ内のローターとステーターとの摺動によって
生じる摩擦振動エネルギーを駆動力に変えているため、
両部材の摩擦面の摩耗が発生することは避けられない。
このため、ステーターとローターの間の摩耗により両部
材間の密着面積が増加し、それがステーターとローター
の間の摩耗の程度を示すひとつの指標となる。
【0039】特に、振動波モータを比較的低速で駆動さ
せた場合には、特に密着面積の増加が著しく、その場合
にはwf(ワウ・フラッター)特性などのモータの安定
した回転駆動性能を示す特性の劣化に影響する可能性が
ある。このため、同モータを使用した画像形成装置にお
いては、形成される画像品位の劣化などを招くことも考
えられる。
【0040】ところで、こうしたローターとステーター
間の密着面積は、通常の回転駆動に比してより高速な回
転を定期的若しくは不定期的に実行することで或る程度
減少させることができ、それによって振動波モータの回
転駆動性能の劣化を防止若しくは改善することが可能で
あることを本出願人は見いだした。
【0041】そこで、本実施の形態では、図4に示すよ
うに、高速回転動作実行部607を設けて、感光ドラム
342〜345及び転写ベルト333の駆動源である振
動波モータを定期的若しくは不定期的に高速回転するよ
うにしている。
【0042】本実施の形態において、高速回転動作実行
部607は、CPU611からの高速回転動作の実行に
関する指示を受理することによって、目標速度設定部6
05にCPU611より指定された高速回転時の目標速
度を設定し、振動波モータを高速回転させる。
【0043】ここで、CPU611において行われる高
速回転動作実行部607への高速回転動作の実行に関す
る指示処理シーケンスを、図6に示すフローチャートに
従って詳細に説明する。
【0044】S801:CPU611はカラーリーダ部
のCPU401と通信しながら、画像形成装置の制御状
態を監視し状態情報を取得する。またCPU611は、
wf測定部609より通常回転時の振動波モータのwf
値を取得し、画像形成装置の制御状態を示す一パラメー
タとする。ここでwf値とは、速度検出部608より取
得した速度情報の単位時間当たりのばらつきを示す指数
である。
【0045】S802:S801での監視結果である画
像形成装置の制御状態と、CPU611によりアクセス
可能なRAM612に記録された高速回転実行条件設定
テーブル613に記述されている高速回転実行期間に関
する条件情報との照合を行う。
【0046】もし、照合の結果条件が合致していなけれ
ばS801に戻る。一方、照合の結果条件が合致してい
る場合には、S803に移る。なお、高速回転実行条件
設定テーブル613は、 (a)高速回転を開始する場合の画像形成装置の制御状
態 (b)高速回転動作継続時間 (c)画像形成装置の制御状態に関係なく定期的に実行
する場合には、高速回転開始を指示する実行間隔時間 の(a)〜(c)に関する情報を組み合わせたデータを
1つ若しくは複数個記録させたものである。
【0047】図7に高速回転実行条件設定テーブル61
3の一実施の形態を示す。即ち、上記の処理にて上記S
801で取得した状態が図7の(a)を満たす時はS8
03へ進む。
【0048】S803:S801での監視結果である画
像形成装置の制御状態と、CPU611によりアクセス
可能なRAM612に記録された高速回転禁止条件設定
テーブル614に記述されている高速回転実行の禁止期
間に関する条件情報との照合を行う。
【0049】もし、照合の結果条件が合致していなけれ
ばS804に移る。一方、照合の結果条件が合致してい
る場合には、高速回転動作は不可能であると判断し、S
801に戻る。
【0050】高速回転禁止条件設定テーブル614は、
高速回転動作の実行が禁止されている画像形成装置の制
御状態に関する情報を組み合わせたデータを1つ若しく
は複数個記録させたものである。図8に高速回転禁止条
件設定テーブル614の一実施の形態を示す。従って、
画像形成動作中である時は高速回転動作が禁止される。
【0051】S804:コピー動作中を含む高速回転処
理が不可能な状態かを判断する。すなわち、S811に
おいて、操作者が手動操作により高速回転動作の指示を
行うことがあるので、この割り込み情報があると、例え
ばコピー中に高速回転動作の指示が行われると、高速回
転ができないので、S801に戻る。
【0052】S805:CPU611は高速回転動作実
行部607に対して、高速回転動作の実行に関する指示
を行う。具体的には、CPU611によりアクセス可能
なRAM612に記録された高速回転速度設定値(通常
のコピー動作時の速度よりも高速)615を高速回転動
作実行部607に通知した後、高速回転動作の実行開始
の指示を行う。ここで高速回転動作実行部607に通知
する高速回転速度設定値615は、高速回転動作実行部
607によって目標速度設定部605に設定される高速
回転時の目標速度となる。S805にて高速回転動作実
行動作の実行に関する指示が行われると、モータが高速
回転を開始し、続いて処理はS806に移行する。
【0053】S806:高速回転動作実行動作開始と同
時に高速回転動作継続時間の計測を行うためのタイマー
を起動させる。
【0054】S807:S801と同様にCPU611
はカラーリーダー部のCPU401と通信しながら、本
実施の形態の画像形成装置の制御状態を監視し状態情報
を引き続き取得する。
【0055】続いてS808:S803と同様に、S8
07での監視結果である画像形成装置の制御状態とCP
U611によりアクセス可能なRAM612に記録され
た高速回転禁止条件設定テーブル614に記述されてい
る高速回転実行の禁止期間に関する条件情報とを照合を
行う。
【0056】もし照合の結果条件が合致していなければ
S809に移る。一方、照合の結果条件が合致している
場合には、高速回転動作を速やかに中断するためにS8
10に移る。
【0057】S810では、CPU611は高速回転動
作実行部607に対して、高速回転動作実行動作の停止
に関する指示を行う。CPU611より高速回転動作実
行動作の停止指示を受理した高速回転動作実行部607
は、速やかに目標速度の設定を徐々に低速度に移行させ
ながら振動波モータを停止させ、改めて高速回転動作実
行のための監視を行うべくS801に戻る。
【0058】一方S809では、S806で起動させた
高速回転動作継続時間計測のためのタイマー値と高速回
転実行条件設定テーブル613における高速回転動作継
続時間図7の(b)とを比較し、もしタイマー値が高速
回転動作継続時間図7の(b)に達していれば、高速回
転動作を停止させるためにS810に移る。
【0059】もし、タイマー値が高速回転動作継続時間
図7の(b)に達していなければ、高速回転動作は継続
されS807に戻る。
【0060】以上のような高速回転動作の実行に関する
指示処理シーケンスに従い、RAM612に記録された
高速回転実行条件設定テーブル613及び高速回転禁止
条件設定テーブル614に応じて高速回転処理が行われ
たとすると、本実施の形態において行われる振動波モー
タの高速回転動作は概ね次のようなものとなる。
【0061】条件(1)電源投入直後に1分間実行 条件(2)操作者による画像形成実行のためのパネル操
作が開始されてから30秒間実行 条件(3)外部I/Fを介してファクシミリ装置501
より画像形成準備信号が入力されてから10秒間実行 条件(4)外部I/Fを介してLANインターフェイス
装置502より画像形成準備信号が入力されてから10
秒間実行 条件(5)外部I/Fを介してプリンタフォーマッタ装
置503より画像形成準備信号が入力されてから10秒
間実行 条件(6)電源投入後、制御状態に無関係に2時間毎に
30秒間実行 条件(7)wf測定部509より取得した定速回転中の
wf値が或る既定値以上になった場合に、画像形成直後
に1分間実行 条件(8)但し、いずれの場合も画像形成が開始される
直前までには終了若しくは中断されている。
【0062】ところで本実施の形態においては、操作者
は操作部402を介してRAM612に記録された高速
回転実行条件設定テーブル613の内容を変更すること
が可能である。
【0063】図9は操作部402の液晶画面による高速
回転実行条件設定テーブル613の内容変更を行うため
の操作画面の一例を示すものである。操作者は操作部4
02のタッチパネルを押下することにより、振動波モー
タの高速回転実行そのものを行うかの選択、振動波モー
タの高速回転実行を行う高速回転実行期間の修正・追加
・削除、を自由に実行することが可能である。
【0064】CPU401は、操作者により入力された
選択に基づき、高速回転実行条件設定テーブル613の
内容変更に関する情報をCPU611に通知し、さらに
CPU611はその通知内容に応じてRAM612に記
録された高速回転実行条件設定テーブル613の内容を
変更する。
【0065】さらに本実施の形態においては、操作者は
操作部402を介して高速回転処理の実行開始を不定期
に指示することが可能である。
【0066】図10は操作部402の液晶画面による高
速回転実行指示を行うための操作画面の一例を示すもの
である。操作者は操作部402のタッチパネルを押下す
ることにより、振動波モータの高速回転処理の実行開始
を指示することが可能であり、CPU401は、操作者
による指示に基づき、高速回転処理の実行開始をCPU
611に通知し、さらにCPU611は、現在の画像形
成装置の制御状態が高速回転禁止条件設定テーブル61
4に示す高速回転禁止条件に反しない場合に限り高速回
転処理を実行する(図6のS811→S804)。
【0067】またさらに本実施の形態においては、装置
管理者及びサービスマンなどのある限られた操作者(以
下では特別操作者と呼ぶ)に限り、操作部402を介し
てRAM612に記録された高速回転禁止条件設定テー
ブル614の内容を変更することが可能である。
【0068】図11は特別操作部402の液晶画面によ
る高速回転禁止条件設定テーブル614の内容変更を行
うための操作画面の一実施の形態を示すものである。特
別操作者は操作部402のタッチパネルを押下すること
により、振動波モータの高速回転処理に関する高速回転
禁止条件の修正・追加・削除、を自由に実行することが
可能である。CPU401は、特別操作者により入力さ
れた選択に基づき、高速回転禁止条件設定テーブル61
4の内容変更に関する情報をCPU611に通知し、さ
らにCPU611はその通知内容に応じてRAM612
に記録された高速回転禁止条件設定テーブル614の内
容を変更する。
【0069】但し、この変更の内容は、本実施の形態に
対して致命的な障害を生ずる可能性もあるため、その内
容に関しては十分考慮する必要がある。そして高速回転
禁止条件設定テーブル614の設定内容によって通常の
画像形成動作が高速回転処理の実行のために阻害され実
行開始不能になる場合もある。その際に本実施の形態で
は、図12に示すような警告画面を操作部402に表示
するとともに画像形成動作開始を禁止することにより誤
動作を防止している。
【0070】さて、本実施の形態において高速回転動作
を実行する際に、高速回転動作実行部607によって目
標速度設定部605に設定される目標速度は、RAM6
12に記録された高速回転速度設定値615の値であ
る。
【0071】この高速回転速度設定値615は、初期値
としては通常動作時において設定される目標速度に比べ
て大きな値が設定されているが、高速回転動作による振
動波モータの回転駆動性能の劣化を防止若しくは改善さ
せることに対してはできるだけ高速な速度設定を行うこ
とがより効果的である。
【0072】一方、振動波モータの駆動制御量である駆
動周波数と駆動速度との間には、図5(a)に示すよう
な関係があり、駆動周波数を徐々に下げていくと、それ
に応じて駆動速度は加速されていくが、ある駆動周波数
が図5(a)中の矢印701で示したある周波数(以下
ピーク周波数と呼ぶ)を下回ると振動波モータの速度が
追従不可能となり、安定した駆動特性は得られなくな
る。
【0073】先にも述べたように、高速回転動作による
振動波モータの回転駆動性能の改善に対する効果を考え
る上では、ピーク周波数を制御量とした際の回転速度で
振動波モータを駆動させることが理想的であると考えら
れる。
【0074】しかしながら、このピーク周波数及びその
際の回転速度は個々の振動波モータによって個体差があ
ることが知られており、従って最適な高速回転時の高速
回転速度設定値615を全ての振動波モータに対して一
律に定めることは不可能である。
【0075】そこで本実施の形態では、最大回転速度計
測部610により、個々の振動波モータに対して最適な
高速回転動作時の高速回転速度設定値615を計測する
ことを可能としている。
【0076】最大回転速度計測部610による高速回転
速度設定値615を計測するための処理シーケンスにつ
いて、図13のフローチャートに従って詳細に説明す
る。なお下記に述べる高速回転速度設定値516を計測
するための処理シーケンスは、初期使用時若しくは振動
波モータの制御特性の経時変化を鑑み定期的に実行され
る。
【0077】S1501:CPU611より最大回転速
度計測部610に対して高速回転動作時の高速回転速度
設定値615の計測実行の指示を行う。それに応じて、
S1502以降では、最大回転速度計測部610におい
て高速回転動作時の高速回転速度設定値615の計測実
行処理が開始される。
【0078】S1502:図5(a)に示した初期目標
速度として通常時の回転速度よりも低速な回転速度V0
を現在の目標速度Vcrr として設定部605に設定す
る。またS1503,S1505,S1506の速度追
従までの遅延処理実行回数計数値mを0初期化する。
【0079】S1503:目標速度設定部605に設定
した回転速度Vcrr と速度検出部608より得られる現
状の回転速度とを比較し、その差分が予め定められた任
意の規定値Vdiff以下であるかを検出する。もし条件を
満たせばS1504へ移行する。一方、条件を満たさな
い場合には、まだ速度追従がされていないと判断し、S
1505にて時間n[msec]遅延させた後、その遅
延実行回数m[回]を計数した後に改めてS1506へ
移行する。
【0080】S1506では、時間n[msec]遅延
を実行した回数m[回]が予め定めた任意の規定値回数
を越えた場合には、速度追従時間とは無関係に速度追従
が不可能となったと判断し、S1503,S1505,
S1506の繰り返し処理を終了しS1508へ移行す
る。
【0081】他方、S1504では、wf測定部609
からのwf値を取得する。目標速度設定部605に設定
した回転速度Vcrr と速度検出部608より得られる現
状の回転速度との差分がある既定値Vdiff以下になった
後にもwf値がある既定値以下である場合には、安定回
転が行われているとしてS1507に移行する。
【0082】S1507では、目標速度を現在の目標速
度Vcrr に対してVinterval分だけ増加させた新たな目
標速度を目標速度設定部605に設定し、再びS150
3へ移行する。
【0083】一方、S1504にてwf値がある既定値
以上である場合には、安定回転が行われなくなったと判
断し、S1508に移行する。すなわち振動波モータの
目標速度を徐々に増加させながら、安定回転が行われて
いる間はS1503,S1504,S1507の処理を
繰り返し実行し、安定回転が行われなくなった時点でS
1508に移行するというような処理を行っている。
【0084】S1508では、安定回転が行われなくな
った速度Vcrr の1サイクル前の目標速度、すなわちV
crr −Vintervalが本振動波モータが安定回転可能な最
大回転速度であると判断する。
【0085】CPU611は、最大回転速度計測部61
0にて得られた最大回転速度に対して、安全係数として
margin分減算させた速度を高速回転速度設定値615
としてRAM612に記録する。
【0086】上記した実施の形態では、高速回転実行条
件設定テーブル613及び高速回転禁止条件設定テーブ
ル614に従い、条件(1)〜(8)の場合に高速回転
処理を行うとしたが、高速回転実行条件設定テーブル6
13及び高速回転禁止条件設定テーブル614の内容に
関しては必ずしも本実施の形態に限るものではなく、通
常動作に対して影響のないような設定であれば、テーブ
ルの内容を変更することはもちろん可能である。
【0087】また、上記した実施の形態では、最大回転
速度計測部610による高速回転速度設定値615を計
測するための処理シーケンスについて、初期使用時若し
くは振動波モータの制御特性の経時変化を鑑み定期的に
実行するとしたが、振動波モータの制御特性の経時変化
の有無の判断が困難であることを考慮し、操作者若しく
は特別操作者が操作部より処理実行の指示をすることに
より実行することも可能とする。
【0088】上記した実施の形態では、振動波モータが
安定回転しているか否かを判定する指標として、振動波
モータの定速回転中のwf値を用いたが、それ以外のモ
ータの安定回転性能を示す目標としてそれ以外の一般的
にモータの安定回転性能を示す計測値で代用することも
もちろん可能である。
【0089】上記した実施の形態では、速度フィードバ
ック制御方法により制御されている振動波モータを用い
た画像形成装置について述べてきたが、必ずしも画像形
成装置でない一般的な制御装置において同様な機構を適
用することももちろん可能である。
【0090】上記した実施の形態では、複数の感光ドラ
ムを用いた感光方式による画像形成装置について述べて
きたが、もちろん単一の感光ドラムにより感光を行うよ
うな画像形成装置に適用してもよい。
【0091】上記した実施の形態では、転写ベルトを用
いた転写方式による画像形成装置について述べてきた
が、もちろん転写ベルトの代わりに転写ドラムを用いる
ことにより転写を行うような画像形成装置に適用しても
よい。
【0092】上記した実施の形態では、感光ドラム駆動
系及び転写ベルト駆動系に振動波モータを用いる画像形
成装置について述べてきたが、勿論これらの駆動系以外
のモータ駆動系に対しても同様な機構を適用することも
可能である。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では振動波
モータの安定回転特性を低下させるローターとステータ
ー間の密着面積の増加は、通常の回転駆動に比してより
高速な回転を定期的若しくは不定期的に実行することで
或る程度低減させることが可能であることに着目し、振
動波モータ駆動系における通常の回転駆動に対し、より
高速な回転駆動を装置への電源投入直後か、若しくは通
常回転駆動の妨げにならないような任意の一定期間にお
いて定期的若しくは不定期的に実行することで、振動波
モータのローターとステーター間の密着面積を減少さ
せ、結果として振動波モータの回転駆動性能を向上させ
ること可能としている。
【0094】また、操作者によって高速回転な動作を実
行させる期間や実行の開始を指示することも併せて可能
としている。
【0095】また安定駆動可能な最大高速回転速度を求
めるために駆動対象とする振動波モータに対する目標速
度を単調増加的に変化させ、その際の該振動波モータの
回転挙動から安定して回転しうる最大速度を予め計測し
ておき、高速回転動作を行う際には計測された最大回転
速度を高速回転速度として設定することで振動波モータ
の個体差に合った高速回転動作の実行を可能としてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置実施の形態を示す画像形成装置の
全体構成図。
【図2】図1の制御部の構成を示すブロック図。
【図3】図1の外部インターフェイスの構成を示す図。
【図4】振動波モータの制御方法の一実施の形態を示す
ブロック図。
【図5】(a)〜(c)は振動波モータの駆動周波数と
回転数との関係を示す図。
【図6】図1の画像形成装置における高速回転動作の実
行に関する指示処理シーケンスを示すフローチャート。
【図7】図4の高速回転実行条件設定テーブルの一例を
示す図。
【図8】図4の高速回転禁止条件設定テーブルの一例を
示す図。
【図9】図1の画像形成装置の高速回転実行条件設定テ
ーブルの内容変更を行うための操作画面の一例を示す
図。
【図10】図1の画像形成装置の操作者により高速回転
実行指示を行うための操作画面の一例を示す図。
【図11】図1の画像形成装置の高速回転禁止条件設定
テーブルの内容変更を行うための操作画面の一例を示す
図。
【図12】図1の画像形成装置の高速回転実行中の際の
画像形成動作開始を禁止するための操作部液晶表示画面
の一例を示す図。
【図13】図4の高速回転速度設定値を計測するための
処理シーケンスを示すフローチャート。
【符号の説明】
312 ディジタル画像処理部 313 外部インターフェイス(I/F) 342〜345 感光ドラム 333 転写ベルト 353 プリンタ制御インターフェイス(I/F) 401 CPU 402 操作部 501 ファクシミリ装置 502 LANインターフェース装置 503 プリンタフォーマッタ装置 601 振動波モータ(振動波装置) 602 パルス幅設定回路 603 周波数設定回路 604 速度制御回路 605 目標速度設定部 606 エンコーダ 607 高速回転動作実行部 608 速度検出部 609 wf測定部 610 最大回転速度計測部 611 CPU 612 RAM 613 高速回転実行条件設定テーブル 614 高速回転禁止条件設定テーブル 615 高速回転速度設定値
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月17日(1999.3.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項34】 請求項14ないし24のいずれか一つ
に記載の振動波駆動装置を有し、1または複数の像担持
体、または転写材を搬送する転写材搬送手段の駆動源を
前記振動波モータとしたことを特徴とする画像形成装
置。
【請求項35】 前記高速回転動作可能判定手段におけ
る高速回転動作が不可能である判定する基準として特に
画像形成動作が実行中であることを特徴とする請求項3
3に記載の画像形成装置。
【請求項36】 前記高速回転実行期間を、該装置の画
像形成動作を実行する直前の任意の一期間とすることを
特徴とする請求項3または3に記載の画像形成装
置。
【請求項37】 前記高速回転実行期間である装置の画
像形成動作を実行する直前の任意の一期間を、画像形成
動作の遅延を生じさせない期間に設定することを特徴と
する請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項38】 前記高速回転実行期間である装置の画
像形成動作を実行する直前の任意の一期間を、操作者が
画像形成のための各種設定を開始してから実際に画像形
成開始を指示するまでの部分期間とすることを特徴とす
る請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項39】 前記高速回転実行期間である装置の画
像形成動作を実行する直前の任意の一期間を、装置に対
して他の外部装置より供給される画像形成動作準備信号
が入力されてから、画像形成動作開始信号が入力される
までの部分期間とすることを特徴とする請求項3に記
載の画像形成装置。
【請求項40】 前記外部装置をファクシミリ装置とす
ることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項41】 前記外部装置をLANインターフェイ
ス装置とすることを特徴とする請求項3に記載の画像
形成装置。
【請求項42】 前記外部装置をプリンタフォーマッタ
装置とすることを特徴とする請求項3に記載の画像形
成装置。
【請求項43】 前記像担持体を感光ドラムとすること
を特徴とする請求項3ないし4のいずれか一つに記
載の画像形成装置。
【請求項44】 前記転写材搬送手段を転写部材を保持
して回転する転写ドラムとすることを特徴とする請求項
ないし4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
【請求項45】 前記転写材搬送手段を転写部材を転写
位置に搬送する無端ベルト状の転写材搬送ベルトとする
ことを特徴とする請求項3ないし4のいずれか一つ
に記載の画像形成装置。
【請求項46】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
信号を印加して駆動力を得る振動型モータを駆動源とし
て、該モータの駆動で所定の動作を行う振動型モータを
駆動源とする装置において、装置の使用状態を検出する
検知手段と、該検知された使用状態が予め決められた所
定の条件の時、前記モータを前記所定の動作を行うに際
して駆動する速度よりも高速で駆動させると共に、その
際の駆動時間を前記検知された使用状態に応じて予め決
められた異なる所定時間行わせることを特徴とする振動
型モータを駆動源とする装置。
【請求項47】 前記所定の条件は複数の異なる条件で
あり、検知された装置の使用状態が該条件の内いずれか
の条件に合致する時に前記高速駆動を行うことを特徴と
する請求項4に記載の振動型モータを駆動源とする装
置。
【請求項48】 前記装置の使用状態は装置の操作状態
または動作指令状態または動作状態であることを特徴と
する請求項4または4に記載の振動型モータを駆動
源とする装置。
【請求項49】 前記所定の条件は、該装置に接続され
た外部装置からの駆動指令が該装置で受信したことを前
記検知手段が検知したとき、前記所定の条件を満たすと
判定する判定手段が設けられることを特徴とする請求項
に記載の振動型モータを駆動源とする装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA16 DA38 DA50 ED01 ED24 EE03 EE04 EE08 EF01 ZA07 2H071 CA01 CA05 DA09 5C072 AA03 AA05 BA13 DA02 DA04 EA05 LA02 MA06 MB03 MB08 SA03 XA01 XA05 5H680 AA04 BC00 BC04 DD01 DD23 DD53 DD62 EE23 FF23 FF25 FF30 FF33 FF38 FF40 9A001 BB02 BB03 BB04 CZ02 CZ08 HH23 HH34 JJ12 JJ35 KK37 KK42

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の振動波モータが定常速度
    である第1の速度となるようにフィードバック制御する
    速度調整手段を各振動波モータごとに設けた振動波駆動
    装置において、 前記振動波モータの駆動可能な速度範囲内で、前記第1
    の速度よりも高速の第2の速度が設定され、前記振動波
    モータを備えた装置の使用状態を検出し、該使用状態が
    予め設定した所定の状態であると判定された時に、前記
    第2の速度での駆動を所定時間行わせる速度変更手段を
    有することを特徴とする振動波駆動装置。
  2. 【請求項2】 1または複数の振動波モータが定常速度
    である第1の速度となるようにフィードバック制御する
    速度調整手段を各振動波モータごとに設けた振動波駆動
    装置において、 前記振動波モータの駆動可能な速度範囲内で、前記第1
    の速度よりも高速の第2の速度が設定され、前記振動波
    モータを備えた装置の使用状態が予め設定した1または
    複数の高速駆動条件であると、前記第1の速度を前記第
    2の速度に所定時間変更する速度変更手段と、前記第2
    の速度を最も高速で安定した速度に維持する安定回転検
    知手段を有することを特徴とする振動波駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の速度を選択する選択手段を有
    することを特徴とする請求項1または2に記載の振動波
    駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の速度を記憶する記憶手段を各
    振動波モータごとに有することを特徴とする請求項1、
    2または3に記載の振動波駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の条件を記憶する記憶手段を各
    振動波モータごとに設けたことを特徴とする請求項1、
    2、3または4に記載の振動波駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の速度の値を変更可能とするこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載
    の振動波駆動装置。
  7. 【請求項7】 予め設定された禁止条件下で前記第1の
    速度を前記第2の速度へ変更するのを禁止する速度変更
    禁止手段を有することを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれか一つに記載の振動波駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記禁止条件を記憶する記憶手段を各振
    動波モータごとに設けたことを特徴とする請求項7に記
    載の振動波駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の速度は振動波モータのステー
    タとロータとの摩耗を改善する速度であることを特徴と
    する請求項1ないし8のいずれか一つに記載の振動波駆
    動装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の速度への切り換えの速度変
    更条件を表示する表示手段を有することを特徴とする請
    求項1ないし9のいずれか一つに記載の振動波駆動装
    置。
  11. 【請求項11】 前記禁止条件を表示する表示手段を有
    することを特徴とする請求項7に記載の振動波駆動装
    置。
  12. 【請求項12】 前記速度変更条件は、振動波モータの
    駆動が必要となる本動作の前の状態であることを特徴と
    する請求項1ないし11のいずれか一つに記載の振動波
    駆動装置。
  13. 【請求項13】 前記禁止条件は、振動波モータが本動
    作を行っている状態、あるいは第2の速度での駆動が不
    可能な状態であることを特徴とする請求項7または11
    に記載の振動波駆動装置。
  14. 【請求項14】 予め設定された任意の目標速度に対応
    して回転速度検知信号を用いた速度フィードバックルー
    プ制御により振動波モータの回転速度を調整するための
    振動波モータ速度調整手段と、設定される該目標速度に
    比してより高速度な回転速度を該振動波モータ速度調整
    手段に対して設定することが可能な高速回転速度設定手
    段と、該高速回転速度設定手段による設定に応じた振動
    波モータの高速回転動作の実行が状況的に可能かどうか
    を判定するための高速回転動作可能判定手段と、該高速
    回転動作可能判定手段により高速回転可能とされている
    期間中のある任意の高速回転実行期間を定めてその期間
    中において高速回転動作の実行を指示するための高速回
    転動作指示手段とを有し、該高速回転動作指示手段より
    指示されたある部分期間中において振動波モータを通常
    の回転速度よりも高速に回転動作させることにより、振
    動波モータ内部のローターとステーターの密着面積を減
    少させて振動波モータの安定回転性能を改善させること
    を特徴とする振動波駆動装置。
  15. 【請求項15】 前記振動波モータが定速回転時に安定
    して回転しているかを検知するための振動波モータ安定
    回転検知手段を有し、該モータ安定回転検知手段により
    振動波モータが安定回転していないと判断した場合、該
    高速回転動作指示手段より指示された高速回転実行期間
    中において振動波モータを通常の回転速度よりも高速に
    回転動作させることを特徴とする請求項14に記載の振
    動波駆動装置。
  16. 【請求項16】 前記振動波モータ安定回転検知手段を
    振動波モータのワウ・フラッター特性値を検知する検知
    手段とすることを特徴とする請求項14または15に記
    載の振動波駆動装置。
  17. 【請求項17】 前記高速回転動作可能判定手段におけ
    る高速回転動作が不可能であると判定する基準として、
    通常の回転動作が実行中であることを特徴とする請求項
    14ないし16のいずれか一つに記載の振動波駆動装
    置。
  18. 【請求項18】 前記高速回転動作指示手段からの指示
    による高速回転動作実行中において、該高速回転動作可
    能判定手段より高速回転が不可能であるという判定がな
    された場合、速やかに高速回転動作を中断することを特
    徴とする請求項1ないし17のいずれか一つに記載の振
    動波駆動装置。
  19. 【請求項19】 前記高速回転実行期間を、制御上の状
    態を装置へ電源投入を行った直後の任意の一期間とする
    ことを特徴とする請求項14ないし18のいずれか一つ
    に記載の振動波駆動装置。
  20. 【請求項20】 前記高速回転実行期間を、該装置の通
    常回転動作を実行する直前の任意の一期間とすることを
    特徴とする請求項14ないし19のいずれか一つに記載
    の振動波駆動装置。
  21. 【請求項21】 前記高速回転実行期間を決定する際
    に、該高速回転実行期間を操作者が入力することが可能
    な高速回転実行期間変更内容入力手段を有し、操作者が
    所望の高速回転実行期間を該変更内容入力手段を介して
    入力、変更することが可能であることを特徴とする請求
    項14ないし20のいずれか一つに記載の振動波駆動装
    置。
  22. 【請求項22】 前記高速回転動作指示手段は、高速回
    転動作の実行を指示する際に、該高速回転動作の指示を
    操作者が入力することが可能な高速回転動作実行指示入
    力手段を有し、操作者が所望の制御状態にて任意に高速
    回転動作実行の指示を行うことが可能であることを特徴
    とする請求項14ないし21のいずれか一つに記載の振
    動波駆動装置。
  23. 【請求項23】 前記高速回転速度設定手段は、設定す
    る高速回転速度を、駆動対象とする振動波モータが安定
    して回転しうる最大回転速度とすることを特徴とする請
    求項14ないし22のいずれか一つに記載の振動波駆動
    装置。
  24. 【請求項24】 前記最大回転速度を求めるために駆動
    対象とする振動波モータに対する目標速度を単調増加的
    に変化させ、その際の該振動波モータの回転挙動から安
    定回転しうる最大速度を計測するための最大回転速度測
    定手段を有し、該最大回転速度測定手段によって該振動
    波モータが安定して回転しうる最大速度を予め計測して
    おき、高速回転動作を行う際には計測された最大回転速
    度を高速回転速度として設定することを特徴とする請求
    項23に記載の振動波駆動装置。
  25. 【請求項25】 請求項1ないし13のいずれか一つに
    記載の振動波駆動装置を有し、前記振動波モータを1ま
    たは複数の像担持体の駆動源とし、第1の速度を画像形
    成のプロセス速度とすることを特徴とする画像形成装
    置。
  26. 【請求項26】 請求項1ないし13のいずれか一つに
    記載の振動波駆動装置を有し、前記振動波モータを1ま
    たは複数の像担持体の駆動源とすると共に、前記像担持
    体の転写位置に転写材を搬送する転写材搬送手段の駆動
    源とし、前記することを特徴とする画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記禁止条件は、画像形成の動作中で
    あることを特徴とする請求項26に記載の画像形成装
    置。
  28. 【請求項28】 前記速度変更条件は、画像形成動作の
    実行前であることを特徴とする請求項25、26または
    27に記載の画像形成装置。
  29. 【請求項29】 前記速度変更条件は、画像形成動作の
    実行前に他の外部装置より入力される画像形成動作準備
    信号であることを特徴とする請求項25、26または2
    7に記載の画像形成装置。
  30. 【請求項30】 前記速度変更条件は、画像形成動作の
    実行前に他の外部装置より入力される画像形成動作準備
    信号であることを特徴とする請求項25、26または2
    7に記載の画像形成装置。
  31. 【請求項31】 前記外部装置をファクシミリ装置とす
    ることを特徴とする請求項30に記載の画像形成装置。
  32. 【請求項32】 前記外部装置をLANインターフェイ
    ス装置とすることを特徴とする請求項30に記載の画像
    形成装置。
  33. 【請求項33】 前記外部装置をプリンタフォーマッタ
    装置とすることを特徴とする請求項30に記載の画像形
    成装置。 【請求項33】 請求項14ないし24のいずれか一つ
    に記載の振動波駆動装置を有し、1または複数の像担持
    体、または転写材を搬送する転写材搬送手段の駆動源を
    前記振動波モータとしたことを特徴とする画像形成装
    置。
  34. 【請求項34】 前記高速回転動作可能判定手段におけ
    る高速回転動作が不可能である判定する基準として特に
    画像形成動作が実行中であることを特徴とする請求項3
    3に記載の画像形成装置。
  35. 【請求項35】 前記高速回転実行期間を、該装置の画
    像形成動作を実行する直前の任意の一期間とすることを
    特徴とする請求項33または34に記載の画像形成装
    置。
  36. 【請求項36】 前記高速回転実行期間である装置の画
    像形成動作を実行する直前の任意の一期間を、画像形成
    動作の遅延を生じさせない期間に設定することを特徴と
    する請求項35に記載の画像形成装置。
  37. 【請求項37】 前記高速回転実行期間である装置の画
    像形成動作を実行する直前の任意の一期間を、操作者が
    画像形成のための各種設定を開始してから実際に画像形
    成開始を指示するまでの部分期間とすることを特徴とす
    る請求項35に記載の画像形成装置。
  38. 【請求項38】 前記高速回転実行期間である装置の画
    像形成動作を実行する直前の任意の一期間を、装置に対
    して他の外部装置より供給される画像形成動作準備信号
    が入力されてから、画像形成動作開始信号が入力される
    までの部分期間とすることを特徴とする請求項35に記
    載の画像形成装置。
  39. 【請求項39】 前記外部装置をファクシミリ装置とす
    ることを特徴とする請求項38に記載の画像形成装置。
  40. 【請求項40】 前記外部装置をLANインターフェイ
    ス装置とすることを特徴とする請求項38に記載の画像
    形成装置。
  41. 【請求項41】 前記外部装置をプリンタフォーマッタ
    装置とすることを特徴とする請求項38に記載の画像形
    成装置。
  42. 【請求項42】 前記像担持体を感光ドラムとすること
    を特徴とする請求項33ないし41のいずれか一つに記
    載の画像形成装置。
  43. 【請求項43】 前記転写材搬送手段を転写部材を保持
    して回転する転写ドラムとすることを特徴とする請求項
    33ないし41のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  44. 【請求項44】 前記転写材搬送手段を転写部材を転写
    位置に搬送する無端ベルト状の転写材搬送ベルトとする
    ことを特徴とする請求項33ないし41のいずれか一つ
    に記載の画像形成装置。
  45. 【請求項45】 電気−機械エネルギー変換素子に周波
    信号を印加して駆動力を得る振動型モータを駆動源とし
    て、該モータの駆動で所定の動作を行う振動型モータを
    駆動源とする装置において、 装置の使用状態を検出する検知手段と、該検知された使
    用状態が予め決められた所定の条件の時、前記モータを
    前記所定の動作を行うに際して駆動する速度よりも高速
    で駆動させると共に、その際の駆動時間を前記検知され
    た使用状態に応じて予め決められた異なる所定時間行わ
    せることを特徴とする振動型モータを駆動源とする装
    置。
  46. 【請求項46】 前記所定の条件は複数の異なる条件で
    あり、検知された装置の使用状態が該条件の内いずれか
    の条件に合致する時に前記高速駆動を行うことを特徴と
    する請求項45に記載の振動型モータを駆動源とする装
    置。
  47. 【請求項47】 前記装置の使用状態は装置の操作状態
    または動作指令状態または動作状態であることを特徴と
    する請求項44または45に記載の振動型モータを駆動
    源とする装置。
  48. 【請求項48】 前記所定の条件は、該装置に接続され
    た外部装置からの駆動指令が該装置で受信したことを前
    記検知手段が検知したとき、前記所定の条件を満たすと
    判定する判定手段が設けられることを特徴とする請求項
    45に記載の振動型モータを駆動源とする装置。
JP37370598A 1998-12-28 1998-12-28 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4544489B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37370598A JP4544489B2 (ja) 1998-12-28 1998-12-28 画像形成装置
US09/471,020 US6384511B1 (en) 1998-12-28 1999-12-23 Device having vibration wave motor as driving source
DE69936334T DE69936334T2 (de) 1998-12-28 1999-12-24 Verfahren zum Betreiben eines Vibrationswellenmotors
EP99310589A EP1017114B1 (en) 1998-12-28 1999-12-24 Method of controlling a vibration wave motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37370598A JP4544489B2 (ja) 1998-12-28 1998-12-28 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000197379A true JP2000197379A (ja) 2000-07-14
JP2000197379A5 JP2000197379A5 (ja) 2006-02-16
JP4544489B2 JP4544489B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=18502622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37370598A Expired - Fee Related JP4544489B2 (ja) 1998-12-28 1998-12-28 画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6384511B1 (ja)
EP (1) EP1017114B1 (ja)
JP (1) JP4544489B2 (ja)
DE (1) DE69936334T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015728A1 (ja) * 2003-08-08 2005-02-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 超音波モータ駆動装置及び超音波診断装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7248820B2 (en) * 2003-04-14 2007-07-24 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Color image forming apparatus and a method for operating
JP2008154304A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Pentax Corp 超音波モータ
US20150079533A1 (en) * 2007-07-05 2015-03-19 Orthoaccel Technologies Inc. Software to control vibration
US9943380B2 (en) 2007-03-14 2018-04-17 Orthoaccel Technologies, Inc. Vibrating orthodontic remodelling device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63178774A (ja) * 1987-01-19 1988-07-22 Canon Inc 振動波モ−タ−の駆動回路
JPH0311984A (ja) * 1989-06-08 1991-01-21 Nikon Corp 超音波モータの駆動装置
JPH06189566A (ja) * 1992-12-16 1994-07-08 Canon Inc 振動波モータの駆動制御装置
JPH10171200A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Canon Inc 画像形成装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU769691A1 (ru) * 1978-10-02 1980-10-07 Каунасский Политехнический Институт Им. Антанаса Снечкуса Устройство дл управлени вибродвигателем
JPS5814682A (ja) 1981-07-20 1983-01-27 Sony Corp 固体撮像装置
DE3448414C3 (de) * 1983-02-23 2003-07-17 Canon Kk Vibrationswellenantriebseinrichtung
JPS59204477A (ja) 1983-05-04 1984-11-19 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 超音波モーターの駆動制御回路
JPS60176470A (ja) 1984-02-21 1985-09-10 Canon Inc 振動波モータ用駆動装置
JPS631379A (ja) 1986-06-03 1988-01-06 Toshio Sashita 超音波モ−タ用駆動回路
US5136215A (en) * 1986-12-15 1992-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Driving circuit for vibration wave motor
JPH0710189B2 (ja) * 1988-05-30 1995-02-01 キヤノン株式会社 振動波モーターの駆動回路
JP2998967B2 (ja) * 1990-01-10 2000-01-17 キヤノン株式会社 振動型モータを有する装置
JPH05137355A (ja) * 1991-11-12 1993-06-01 Canon Inc 振動波モータ
JP3140146B2 (ja) * 1992-03-12 2001-03-05 キヤノン株式会社 レンズ駆動装置
US5459369A (en) * 1992-07-20 1995-10-17 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus for travelling wave driven motor
US5600613A (en) * 1993-10-27 1997-02-04 Canon Kabushiki Kaisha Optical information recording/reproduction apparatus and method using an ultrasonic wave motor to drive one of an optical head and a recording medium
US6054795A (en) * 1996-04-24 2000-04-25 Canon Kabushiki Kaisha Driving apparatus for vibration type actuator device
JPH10112988A (ja) * 1996-10-03 1998-04-28 Canon Inc モータ使用装置および画像形成装置
JPH10178792A (ja) * 1996-12-20 1998-06-30 Canon Inc 駆動制御装置およびこれを用いた装置、複写機
JP3347654B2 (ja) * 1997-10-29 2002-11-20 キヤノン株式会社 駆動装置
JPH11187688A (ja) * 1997-12-22 1999-07-09 Canon Inc モータ制御方法、モータ制御装置および画像形成装置
US6163100A (en) * 1997-12-26 2000-12-19 Asmo Co., Ltd. Driving circuit of ultrasonic motor

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63178774A (ja) * 1987-01-19 1988-07-22 Canon Inc 振動波モ−タ−の駆動回路
JPH0311984A (ja) * 1989-06-08 1991-01-21 Nikon Corp 超音波モータの駆動装置
JPH06189566A (ja) * 1992-12-16 1994-07-08 Canon Inc 振動波モータの駆動制御装置
JPH10171200A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015728A1 (ja) * 2003-08-08 2005-02-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 超音波モータ駆動装置及び超音波診断装置
JPWO2005015728A1 (ja) * 2003-08-08 2006-10-12 松下電器産業株式会社 超音波モータ駆動装置及び超音波診断装置
JP4638819B2 (ja) * 2003-08-08 2011-02-23 パナソニック株式会社 超音波診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4544489B2 (ja) 2010-09-15
EP1017114A2 (en) 2000-07-05
DE69936334T2 (de) 2008-02-21
US6384511B1 (en) 2002-05-07
EP1017114B1 (en) 2007-06-20
DE69936334D1 (de) 2007-08-02
EP1017114A3 (en) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101238140B1 (ko) 모터 제어 장치 및 화상 형성 장치
US7398027B2 (en) Image forming apparatus with conveyance speed control based in part on loop detection
JP4371960B2 (ja) 画像形成装置
KR101228203B1 (ko) 모터 제어 장치 및 화상 형성 장치
US11709446B2 (en) Fixing unit and image forming apparatus
EP0924849B1 (en) Motor control apparatus
US8618754B2 (en) Motor control apparatus and image forming apparatus
US6411008B1 (en) Drive device for vibration type motor and image forming apparatus
US6192205B1 (en) Image forming apparatus
US6285145B1 (en) Drive control method for vibration wave motor, device therefor, and apparatus and image forming apparatus equipped with vibration wave motor
US6862427B2 (en) Image forming apparatus
JP2007328175A (ja) 画像形成装置
JP2000197379A (ja) 振動波駆動装置、画像形成装置および振動型モ―タを駆動源とする装置
US20200192263A1 (en) Image forming apparatus
US4595278A (en) Image forming apparatus
US8620185B2 (en) Image forming apparatus featuring phase relationship adjustment between image bearing members
US6333609B1 (en) Drive control device of vibration type motor
JP2000092873A (ja) 振動波モータの駆動装置、振動波モータを備えた装置、振動波モータを駆動源とする装置および画像形成装置
JP2007108361A (ja) 画像形成装置
JPH1195577A (ja) 画像形成装置
US20170269519A1 (en) Fixing device, image forming apparatus, and fixing method
JPH0572913A (ja) 画像形成装置
JP5751806B2 (ja) モータ駆動装置及び画像形成装置
JP2001296753A (ja) 画像形成装置
JP2004331279A (ja) モータ制御装置、画像形成装置及びシート搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051227

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20081010

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100302

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100624

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees