JP2000197245A - ワイヤハ―ネス - Google Patents

ワイヤハ―ネス

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JP2000197245A
JP2000197245A JP10369710A JP36971098A JP2000197245A JP 2000197245 A JP2000197245 A JP 2000197245A JP 10369710 A JP10369710 A JP 10369710A JP 36971098 A JP36971098 A JP 36971098A JP 2000197245 A JP2000197245 A JP 2000197245A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
mounting portion
section
attached
metal mold
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Pending
Application number
JP10369710A
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English (en)
Inventor
聡 ▲高▼村
Satoshi Takamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付部を成形する金型の構造が簡単で安価に
提供することができ、取付部の材料に制限がなく、取付
方向に関する汎用性に優れたワイヤハーネスを提供す
る。 【解決手段】 被取付部材に取り付けるための取付部2
が長手方向に沿って1以上設けられたワイヤハーネス
1。取付部2は、中間にワイヤハーネス1の周方向に沿
って凹部2aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスに
関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤハーネスにおいては、被取付部材
に取り付けるための取付部として、例えば、長手方向に
沿った適宜個所に、合成樹脂から成形した支持部とアン
カー形状のクリップとが設けられ、このクリップを被取
付部材に形成した取付孔に係止させてワイヤハーネスを
被取付部材に取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ワイヤ
ハーネスにおいては、支持部とクリップとからなる取付
部の形状が複雑なため、成形用の金型も複雑な構造とな
る。このため、上記ワイヤハーネスは、取付部を成形す
る際の金型への樹脂注入圧が上がることから、加工設備
が大型化して製造コストが増加するという問題があっ
た。また、取付部は、支持部とクリップの機能が異なる
ことから、これらを同一の合成樹脂材料で成形すること
は機能的に困難で、使用可能な材料が著しく限定され
る。更に、クリップを用いることから、ワイヤハーネス
は、被取付部材への取付方向が制限され、汎用性が低い
という問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、取付部を成形する金型の構造が簡単で安価に提供す
ることができ、取付部の材料に制限がなく、取付方向に
関する汎用性に優れたワイヤハーネスを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的を達成するため、被取付部材に取り付けるための取付
部が長手方向に沿って1以上設けられたワイヤハーネス
において、前記取付部は、中間に当該ワイヤハーネスの
周方向に沿って凹部が形成されている構成としたのであ
る。
【0006】好ましくは、前記取付部は、当該ワイヤハ
ーネスの長手方向に直交する面における前記凹部に隣接
する部分の断面形状を円形あるいは多角形とする。ま
た、好ましくは、前記取付部は、前記凹部を2つ形成す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のワイヤハーネスと
して、自動車用のワイヤハーネスに係る一実施形態を図
1乃至図7に基づいて詳細に説明する。ワイヤハーネス
1は、図1に示すように、長手方向に沿って複数の取付
部2が設けられている。
【0008】各取付部2は、図2に示すように、円柱状
に成形され、中間にワイヤハーネス1の周方向に沿って
凹部2aが形成されている。凹部2aは、図3に示すよ
うに、ワイヤハーネス1を自動車のインナトリム等の被
取付部材5に取り付ける際に使用され、被取付部材5の
適宜個所に設けた固定爪5aに下方から係止させる。こ
れにより、ワイヤハーネス1は、凹部2aを利用して、
図4に示すように、被取付部材5に簡単に取り付けて保
持させることができる。
【0009】このとき、取付部2は、図5に示すように
配置した上金型7と下金型8とで、図6に示すように、
ワイヤハーネス1の適宜個所を挟み込み、樹脂注入口7
aから合成樹脂を注入して取付部2をモールドする。こ
のように、本発明のワイヤハーネス1は、各取付部2の
中間にワイヤハーネス1の周方向に沿って凹部2aが形
成されている。このため、ワイヤハーネス1は、取付部
2を成形する金型7,8の構造が簡単で安価に提供する
ことができ、取付部2の材料に制限がなく、取付方向に
関する汎用性に優れている。
【0010】ここで、取付部は、図7に示す取付部10
のように、凹部10aを2つ形成すると共に、ワイヤハ
ーネス1の長手方向に直交する面における凹部10aに
隣接する両側部分の断面形状を六角形に成形すると以下
のような利点がある。即ち、取付部10に2つの凹部1
0aを形成すると、図示したように、被取付部材13の
適宜個所に二股の固定爪13aを設けることで、固定爪
13aの二股に分かれた爪が対応する各凹部10aに係
合し、ワイヤハーネス1の配置位置が長手方向にずれる
ことを防止することができる。また、前記のように、取
付部10の両側部分の断面形状を六角形に成形すると、
ワイヤハーネス1を被取付部材13に取り付けたとき
に、六角形の側面が被取付部材13の表面に当接して回
り止めとして機能する。このため、取付部10を用いた
ワイヤハーネス1は、軸回りの回転が抑制され、回転方
向のずれが防止され、被取付部材13に適正な姿勢で取
り付けることができる。
【0011】ここで、取付部10は、両側部分の断面形
状が多角形であれば六角形に限定されるものではなく、
三角形や五角形等であってもよい。尚、上記実施形態
は、自動車用のワイヤハーネスの場合について説明した
が、上記機能を発揮する必要がある対象であれば、自動
車以外の、例えば、鉄道車両や屋内配線に用いるワイヤ
ハーネス等、種々の用途に用いることができることは言
うまでもない。
【0012】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4の発明によれば、
取付部を成形する金型の構造が簡単で安価に提供するこ
とができ、取付部の材料に制限がなく、取付方向に関す
る汎用性に優れたワイヤハーネスを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤハーネスの第1の実施形態に係
る斜視図である。
【図2】図1のワイヤハーネスの取付部を拡大して示す
斜視図である。
【図3】図1のワイヤハーネスを被取付部材に取り付け
る状態を示す斜視図である。
【図4】図1のワイヤハーネスを被取付部材に取り付け
た状態を示す斜視図である。
【図5】ワイヤハーネスに取付部をモールドする状態を
示す斜視図である。
【図6】ワイヤハーネスに取付部をモールドした状態を
示す斜視図である。
【図7】本発明のワイヤハーネスの第2の実施形態に係
る斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス 2 取付部 2a 凹部 5 被取付部材 5a 固定爪 7 上金型 7a 樹脂注入口 8 下金型 10 取付部 10a 凹部 13 被取付部材 13a 固定爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付部材に取り付けるための取付部が
    長手方向に沿って1以上設けられたワイヤハーネスにお
    いて、前記取付部は、中間に当該ワイヤハーネスの周方
    向に沿って凹部が形成されていることを特徴とするワイ
    ヤハーネス。
  2. 【請求項2】 前記取付部は、当該ワイヤハーネスの長
    手方向に直交する面における前記凹部に隣接する部分の
    断面形状が円形である、請求項1のワイヤハーネス。
  3. 【請求項3】 前記取付部は、当該ワイヤハーネスの長
    手方向に直交する面における前記凹部に隣接する部分の
    断面形状が多角形である、請求項1のワイヤハーネス。
  4. 【請求項4】 前記凹部が2つ形成されている、請求項
    1乃至3いずれかのワイヤハーネス。
JP10369710A 1998-12-25 1998-12-25 ワイヤハ―ネス Pending JP2000197245A (ja)

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