JP4289612B2 - 車載機器取付装置 - Google Patents

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Description

この発明は車載機器取付装置に係わり、特に、アシストグリップ取付用長穴を利用した車載機器取付装置に関する。
従来、車両のアシストグリップ固定箇所を利用した車載機器等の取付方法として、特開2002−337623号公報に「車載機器取付スタンド」が提案され、特開平8−127288公報に「車内用荷物支持装置」が提案されている。これらの公報に提案された取付装置ではいずれもアシストグリップを固定するために車両壁に設けられたねじ穴が利用されている。
特開2002−337623号公報、段落0010、図1 特開平8−127288号公報、段落0009、図1
上記した従来の車載機器等の取付方法はいずれもアシストグリップを固定するために車両壁に設けられたねじ穴が利用されている。しかしながら、近年、ねじを利用することなく、アシストグリップを車両壁に取付けた車両が増加している。
図6にねじ穴を利用することなく、アシストグリップを車両壁に取付ける方法の例を示す。図6に示す車両金属部1は車両内装材2に覆われており、アシストグリップ取付用長穴1aが設けられている。車両内装材2のアシストグリップ取付用長穴1aを覆う部分には穴が設けられている。
クリップ11をアシストグリップ10の穴10aに挿通させ、さらにアシストグリップ取付用長穴1aに差し込む。すると、クリップ11の爪11a、11aは一端変形した後、元に戻りアシストグリップ取付用長穴1aの周縁に係止される。この状態で楔状キャップ12をクリップ11の凹みに差し込むと、クリップ11が押し広げられアシストグリップ10が車両金属部1に強固に固定される。
このように、ねじ穴を利用することなく、アシストグリップを車両壁に取付けた車両には上記した従来の車載機器等の取付方法を利用できないという問題があった。この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ねじ穴を利用することなく、アシストグリップを車両壁に取付けた車両のアシストグリップ取付用の長穴を利用して車載機器を取付けることができる取付装置を提供することにある。
この発明の車載機器取付装置は、車両金属部に一対配置されるアシストグリップ取付用長穴に入込む形状の平板部と一体に形成された一対の締着ボルトの前記平板部を前記アシストグリップ取付用長穴内部に挿入した後回動させて前記長穴の縁と係止させ、前記一対配置される締着ボルトを車載機器本体または車載機器取付用ベースに設けた穴に挿通し、前記ボルトと螺合するナットを締め付ける車載機器取付装置において、前記一対の締着ボルトが前記一対配置されるアシストグリップ取付用長穴内で互いに近付くように寄せられているものである。
また、前記車載機器取付装置において、複数の穴が設けられた固定部材に前記一対の締着ボルトが挿通されて前記一対の締着ボルトが前記一対配置されるアシストグリップ取付用長穴内で互いに近付くように寄せられているものである。
また、同車載機器取付装置において、前記一対の締着ボルトに締着される夫々の中間部材に互い逆方向に切られたねじ山を有し互いに向き合うように配置される対向ボルトが設けられており、前記各対向ボルトと固定部材が螺合し、前記固定部材を回すことにより前記締着ボルトが互いに近付くように移動されるものである。
この発明の車載機器取付装置によれば、ねじ穴を利用することなく、アシストグリップを車両壁に取付けた車両において、アシストグリップ取付用長穴を利用して車載機器を取付ることができる。
以下この発明を実施するための最良の形態を参考例および実施例に即して説明する。
図1はこの発明の参考例である車載機器取付装置を一部断面として示す側面図、図2は同車載機器取付装置の他の状態を一部断面として示す側面図である。図1に示す車両金属部1は車両内装材2に覆われている。車両金属部1にはアシストグリップ取付用長穴1aが設けられおり、車両内装材2のアシストグリップ取付用長穴1aを覆う部分には穴が設けられている。アシストグリップ取付用長穴1aは図示の上下方向が短辺であり、紙面垂直方向が長辺である。
締着ボルト4はねじ部4aと平板部4bが一体となって形成されている。平板部4bはアシストグリップ取付用長穴1aと相似形であり、外形はアシストグリップ取付用長穴1aより僅かに小さい。締着ボルト4のねじ部4aを車載機器取付ベース3の穴3aに挿通させた状態でナット5を螺合させ、平板部4bをアシストグリップ取付用長穴1aに挿入する。
その後、図2に示すように、平板部4bを略90°回動させた状態でナット5を締め付けて車載機器取付ベース3を車両金属部1に締着する。なお、一対の車載機器取付ベース3、3…および締着ボルト4、4を一対のアシストグリップ取付用長穴1a、1aに締着して一対の車載機器取付ベース3、3に車載機器を取付てもよい、また、車載機器本体に締着ボルト4を挿通させる穴を設け、車載機器本体を直接車両金属部1に締着するようにしてもよい。
図3はこの発明の実施例1である車載機器取付装置の部分を示す正面図、図4は同車載機器取付装置の図3に示す部材に他の部材を追加して示す正面図である。この例では図3に示す左右一対のアシストグリップ取付用長穴1a、1aが利用され、夫々のアシストグリップ取付用長穴1a、1aに実施例1と同様の締着ボルト4、4の平板部4b、4bが挿入される。
平板部4b、4bは夫々点線で示す状態から実線で示すようにA、A方向に略90°回動された後、矢印B、B方向に示すように互いに近付く方向に寄せられ実線で示す位置に移動される。すなわち図4に示す中間部材6および7は夫々ボス部6b、ボス部7bと対向ボルト6a、対向ボルト7aとが一体に形成されており、この中間部材6および7が利用される。対向ボルト6a、対向ボルト7aは夫々逆向きにねじ山が切られている。
ボス部6b、ボス部7bの穴には締着ボルト4、4のねじ部4a、4aが挿入されナット5、5で締着される。(ナット5、5は図4に図示していない。)これらの対向ボルト6a、対向ボルト7aは固定部材8のねじ穴と螺合され、固定部材8を回すことにより締着ボルト4、4が近付くように寄せられる。そして、締着ボルト4、4のねじ部4a、4aがアシストグリップ取付用長穴1a、1aの内側の縁に圧接するようにして当接しているので、固定部材8が左右方向にずれることがないように強固に固定される。このように固定された固定部材8に車載機器等が固定される。
図5はこの発明の実施例2である車載機器取付装置の部分を示す正面図である。この例では実施例1のように締着ボルト4、4が互いに近付くように寄せられて固定部材9の穴9a、9aにねじ部4a、4aが挿通されてナットで締着される。穴9a、9aは固定部材9に複数個設けられているので、車種に適した穴9a、9aを選択して締着ボルト4、4のねじ部4a、4aを挿通させることにより各車種に対して固定部材9が左右方向にずれることがないように強固に固定される。このように固定された固定部材9に車載機器等が固定される。
この発明の参考例である車載機器取付装置を一部断面として示す側面図である。 同車載機器取付装置の他の状態を一部断面として示す側面図である。 この発明の実施例1である車載機器取付装置の部分を示す正面図である。 同車載機器取付装置の図3に示す部材に他の部材を追加して示す正面図である。 この発明の実施例2である車載機器取付装置の部分を示す正面図である。 車両のアシストグリップ取付構造を示す分解図である。
符号の説明
1 車両金属部、1a アシストグリップ取付用長穴
2 車両内装材
3 車載機器取付用ベース、3a 穴
4 締着ボルト、4a ねじ部、4b 平板部
5 ナット
6 中間部材、6a 対向ボルト、6b ボス部
7 中間部材、7a 対向ボルト、7b ボス部
8 固定部材
9 固定部材
10 アシストグリップ、10a 穴
11 クリップ、11a 爪
12 楔状キャップ

Claims (3)

  1. 車両金属部に一対配置されるアシストグリップ取付用長穴に入込む形状の平板部と一体に形成された一対の締着ボルトの前記平板部を前記アシストグリップ取付用長穴内部に挿入した後回動させて前記長穴の縁と係止させ、前記一対配置される締着ボルトを車載機器本体または車載機器取付用ベースに設けた穴に挿通し、前記ボルトと螺合するナットを締め付ける車載機器取付装置において、前記一対の締着ボルトが前記一対配置されるアシストグリップ取付用長穴内で互いに近付くように寄せられていることを特徴とする車載機器取付装置。
  2. 複数の穴が設けられた固定部材に前記一対の締着ボルトが挿通されて前記一対の締着ボルトが前記一対配置されるアシストグリップ取付用長穴内で互いに近付くように寄せられている請求項1の車載機器取付装置。
  3. 前記一対の締着ボルトに締着される夫々の中間部材に互い逆方向に切られたねじ山を有し互いに向き合うように配置される対向ボルトが設けられており、前記各対向ボルトと固定部材が螺合し、前記固定部材を回すことにより前記締着ボルトが互いに近付くように移動される請求項1の車載機器取付装置。
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