JP2000196879A - 画像パラメ―タを表示する方法および装置 - Google Patents

画像パラメ―タを表示する方法および装置

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JP2000196879A
JP2000196879A JP11346261A JP34626199A JP2000196879A JP 2000196879 A JP2000196879 A JP 2000196879A JP 11346261 A JP11346261 A JP 11346261A JP 34626199 A JP34626199 A JP 34626199A JP 2000196879 A JP2000196879 A JP 2000196879A
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Roy D Allen
ロイ・デイ・アレン
David J Romano
デイビツド・ジエイ・ロマノ
Stephen C Hinds
スチーブン・シー・ハインズ
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    • G06T2207/30144Printing quality

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像パラメータを表示する。 【解決手段】 第1の部分および第2の部分の画像生成
特性は少なくとも一つの画像生成パラメータの設定範囲
に対しては実質的に同じように見え、それ以外の所では
実質的に異なって見えるように、第1および第2の部分
の一つの画像生成特性は該第1および第2の部分の他の
一つの画像生成特性に比べ評価すべき記録媒体の第1の
画像生成パラメータに対して感度が低い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術的分野】本発明はディジタル画像設定法および版
設定法に関し、特に画像パラメータの変動を検出する画
像センサーに関する。
【0002】
【本発明の背景】印刷機では版を用いてインクを紙およ
び他の媒体に印刷し、完全にインクで埋まったベタ印刷
の区域、または部分的にインクで埋められたハーフトー
ンの区域をつくり、印刷したインクの量によって階調に
変化をつけている。版を作る一つの方法は印刷すべき材
料を用い感光性のフィルムを露出させる方法である。フ
ィルムを現像すると、フィルム上につくられた材料の像
を感光性の版の上に画像として再現することができる。
これはしばしば版の「焼き付け」と呼ばれている。化学
的または機械的な処理を行なった後、印刷機上で版を用
いてこの材料を媒体に印刷する。版の一部、通常は印刷
すべき像を規定している部分にはインクを保持させ、版
の他の部分には保持させない。版をインクに、次いで媒
体、通常は紙に接触させると、媒体に画像が印刷され
る。
【0003】白黒印刷の仕事では、通常黒色のインクを
印刷するのに使用する版が1枚存在する。カラー印刷の
仕事では、それぞれの色のインクに対し異なった判を使
用することができるが、各版にはすべて黒色の区域、例
えばテキストの区域とハーフトーンの区域、例えば画像
の区域が含まれる。カラー印刷の仕事では3色のイン
ク、通常はシアン、マゼンタおよび黄色のインクが使用
され、これを組み合わせて他の色をつくることができ
る。各色のインクに対して1枚の版がつくられる。しば
しばシアン、マゼンタおよび黄色の他に、黒色のインク
も使用される。この場合は黒色のインクを印刷するため
に余分に1枚の版が必要である。さらに異なった版を使
用してもう1種またはそれ以上の種類の色を別に印刷す
ることも多い。これを「スポット・カラー」と呼んでい
る。
【0004】電子的予備印刷システムでは、版に関連し
たラスター・データを受取り、画像設定装置を使用して
このラスター・データを感光性のフィルム上に描かせ
る。この点に関しラスターは予め定められた分解能で行
および列に配置されたピクセルで画像を指定することが
できる。次にこのフィルムを使用し露光用のビームを用
いて版をつくる。通常画像設定装置は走査を行ないなが
らピクセル毎に感光性フィルムに対し露光を行なう。記
録すべき或いは記録しない画像のピクセルの画像信号に
従い、露光ビーム、通常は露光に使用するレーザー光を
電子的に変調する。画像設定装置は、そのアドレッサビ
リティ(addressability)または分解能
によってピクセルが分離されている格子区域に従ってフ
ィル上の各ピクセルを描いてゆく。アドレッサビリティ
または分解能は記録すべき画像によって変化させること
ができる。また最近では版設定装置を使用し、露光ビー
ムを用いて版の上に画像を直接記録するようになった。
画像設定装置、版設定装置、および白黒およびカラーの
ハーフトーン印刷装置を含む同様なハーフトーン印刷エ
ンジンはまた一般的に出力装置および書出しエンジンと
呼称されている。
【0005】最近の出力装置は画像の複製に使用される
種々の媒体に画像を書出し或いは記録することができ
る。これらの媒体には通常の紙、または紙、重合体フィ
ルム、可撓性のアルミニウムまたは他の金属板の上に被
覆された感光性または感熱性被膜、或いは画像を他の媒
体に直接記録または転写する記録表面が含まれるが、こ
れだけには限定されない。このような媒体は典型的には
平面または曲面の記録表面上に取り付けられ、走査しな
がら露光される。
【0006】従来の画像設定装置はラスター画像処理装
置(RIP)を含んでおり、これは使用し得る媒体上に
記録する画像を表す信号を受け、この信号を記録用のス
キャナーに対する指令に変え、スキャナーによって記録
媒体を走査して所望の画像がつくられる。受取った画像
を表す信号を処理してスキャナーが理解し得る対応する
指令の組に変えるのがRIPの機能である。RIP、書
出しエンジン、記録媒体、および記録媒体を処理するた
めの化学的または機械的処理装置を含む出力装置に関す
る典型的な問題は、多数の各操作モードおよび操作に対
し、例えば異なった分解能において、使用できる種々の
記録媒体の各タイプ対し、また異なったハーフトーンの
ドット・スクリーニングのタイプに対して出力システム
を較正する際の問題である。
【0007】Society for Imaging
Science and Technology 出
版の Proceeding of the Four
thTechnical Symposium on
Prepress Proofing and Pri
nting、1995年10月、88〜92頁のFra
nz SiggおよびDavid Romanoによる
「デジタルURGA/FOGRAウエッジを使用する画
像設定装置の較正および線形化の方法」と題する論文に
おいては、画像設定装置の予見性および反復使用性の必
要に関して論じられている。この論文の共著者Davi
d Romanoはまた本発明の共同発明者でもある。
この論文に記載されているように、最も最新の画像設定
装置は画像を描くべき媒体に付随した予め指定されたベ
タ地の、即ちすべて黒色部分の密度が得られるように調
整を行なう必要がある。大部分の場合、記録すべき媒体
の上ですべて黒色の区域に或る特定のベタ印刷の密度が
得られるまで画像設定装置を調整することが必要であ
る。記録された画像の密度を測定するためにデンシトメ
ータを用い、予め指定された密度を確認することができ
る。一般に1.0〜4.0またはそれ以上の範囲のデン
シトメータの測定値がベタ印刷の密度と考えられてい
る。
【0008】実際には多くの画像生成パラメータがあ
り、この中には走査露光ビームの強度が含まれ、これを
調節して記録されたベタ地の区域の密度を変化さること
ができる。しかし露光ビームの強度を変えると、種々の
ハーフトーンのドットの区域もまた変化し、階調は空白
(ピクセルが全く露光されない)からベタ地(全部のピ
クセルが露光される)まで非線形的に再現されるように
なる。線形化曲線を用いて種々の階調の所で、例えば5
0%ドット区域の所でドット区域を調節する方法が知ら
れている。これによって、画像設定装置で記録される媒
体に階調を再現させる際の非線形性、例えばドットの増
加は除去される。中間の階調付近におけるドットの増加
は典型的にはスキャナーの露光ビームの露光強度が増加
する際に見られる。このようにして画像内部のドットの
大きさまたは数を変更し、所望のドット区域が実際に画
像媒体上に得られるようにする。しかし従来法において
は線形化曲線を使用しても適切な露光が保証されるとは
限らないことが問題である。線形化曲線を使用すると適
切なドット区域が得られるが、所望の密度を得ようとし
て調節した結果、記録された媒体のドットの間で望まし
くないドットのへりの部分、即ちかぶりが生じる可能性
がある。
【0009】上記に挙げたSiggとRomanoの論
文においては、1×1、2×2および4×4のピクセル
から成る市松模様のハーフトーンのパターンを異なった
パターンの50%ハーフトーンのパッチと比較し、画像
設定装置を較正することが提案されている。特にこの3
種の市松模様と50%ハーフトーンのパッチが同じ暗さ
または濃淡をもち、従って同じ視覚的密度をもっている
場合に、画像設定装置で適切な露光が得られることが記
載されている。本発明においてはこの方法をさらに改良
し、視覚的密度の変化をさらに強調し従って書出し装置
の操作員が容易に評価し得る種々の形をもったハーフト
ーンのパターンをつくる。
【0010】非デジタル的な製版法においては、所望の
記録媒体の別のシートの上に、連続した階調密度のパッ
チをもった連続したグレートーンのウエッジ(wedg
e)から成る標準的な試験ウエッジをつくり、新しく記
録した画像をこの試験ウエッジと比較し、試験ウエッジ
上の特定のパッチが試験すべき版のパッチと一致するよ
うに製版機の露光の初期設定を行なうか、および/また
は個々の版がなおウエッジ上の選ばれたパッチと一致し
ているかを確かめることが知られている。このような従
来法のウエッジを図1に示す。この方法の一つの問題点
は、視覚的な比較は主観的であり、光の当て方の変化、
試験ウエッジの汚れ、または使用する記録媒体の違いに
よって影響を受けることである。
【0011】図1に示されているように、ウエッジ10
は種々の連続した階調の密度のパッチ20を含み、これ
にはウエッジ上で1〜13の番号が付けられている。個
々のパッチの密度は0.15D〜0.195Dの範囲で
0.15D毎に変化している。ここにDは光学密度を表
す。本明細書の目的とは関連しない他の部分もウエッジ
10には含まれている。パッチ20は媒体30の上につ
くられているが、この媒体は画像を製作する媒体と実質
的に同様な材料であることが好ましく、その上に試験パ
ッチを記録する。製版機の操作員は、許容できるかどう
かを判断するために、製作媒体のそれぞれに記録された
試験パッチを、視覚的にまたはデンシトメータを用い
て、ウエッジ10のどの特定の段階と、従って連続した
階調密度のパッチ20の内部のどの特定のパッチと対応
させなければならないかの指令を受けている。
【0012】典型的な操作上の設定においては、製版機
の露光の初期設定を確立するため、或いは記録される媒
体の許容性、従って製版機の反復使用性を監視するため
に、或る範囲の段階、例えば4.5〜6の段階を使うよ
うなこともあろう。ウエッジ10は非デジタル的な製版
機において記録媒体の初期設定を行なう簡単な方法を提
供している。ウエッジ10は、製版機の許容すべき露光
の設定を最初に確立し、すべての記録された媒体がほぼ
同じレベルで露光されていることを確認することにより
製版機の反復使用性を監視する大まかな指標を与える
が、記録された試験パッチが実際に所望の密度に対応し
ていることを確かめることはできない。またデジタル的
な製版を行なう場合の典型的な問題は、デンシトメータ
の読みがあまり信頼できないことである。何故なら例え
ばアルミニウムの版は反射が多すぎて正確な結果が得ら
れないからである。いずれにせよ現在デジタル的な版設
定装置および画像設定装置を操作している多くの操作員
は非デジタル的な製版機の訓練を受けており、露光の設
定および品質の管理のための図1のウエッジを熟知して
いる。下記に詳細に説明するように、本発明では密度を
視覚的に一致させるために試験ウエッジを使用する一般
的知識の利点が取り入れられ、またこの方法の主観的要
素が除去されている。
【0013】スキャナーの露光レベルは視覚的な密度の
外見に影響を与え得る画像生成の際の品質に関するパラ
メータの一例に過ぎない。出力装置は幾つかの画像生成
パラメータをもつことができ、その中には露光ビームの
焦点、露光ビームのスポットの大きさ、スポットのサイ
ドローブ(sidelobe)の大きさ、アドレッサビ
リティ、および露光ビームのパルス幅の変調度が含まれ
るがこれだけには限定されない。書出しエンジンの設計
に依存して、ソフトウエアの変数またはハードウエアの
配置または調節によって或る種の画像生成パラメータを
調節することができる。同様に若干の画像生成パラメー
タは書出しエンジンの操作員によって変更することがで
き、他の画像生成パラメータは現場のサービス技術員に
よって変更することができ、また他の画像生成パラメー
タは製造中製作工場で予め設定することができる。従っ
て、実際には操作員が特定の書出しエンジンで特定の画
像生成パラメータを調節できないこともあるが、下記の
方法および装置を使うと、書出しエンジンの特定の操作
範囲に容易に得ることができる。さらに工場で書出しエ
ンジンを較正するための従来法の製作技術を使用する場
合、通常種々のシステム・パラメータの設定を用いて多
くの枚数の写真コピーをつくり、また書出しエンジンの
画像生成パラメータを説明し、評価し再調節して最適の
操作条件を得るための高価な測定器具を使って画像を記
録するには、操作員が多くの時間をかける必要があっ
た。媒体の使用、労賃および測定器具の設計によって各
書出しエンジン全体の製作コストはさらに増加する。本
発明によれば、工場において出力装置を較正するための
記録媒体の使用、労賃および高価な器具の必要性を減少
できる画像処理法が提供される。
【0014】さらに、例えば版の材料のような或る種の
媒体に対し適切な露光の設定を行なうには、幾つかの変
数を同時に比較する必要があるが、これらの変数には従
来の器具を用いてその媒体自身の上で測定を行なうこと
が困難なものがある。版の設定は印刷機上の操作で最適
化しなければならず、媒体自身の密度を操作する時点で
行なうものではない。本発明においては、アルミニウム
のような版の材料に対する適切な露光は、デンシトメー
タを用いることなく従来法に比べて矛盾のない結果が得
られるように行なうことができる。
【0015】
【本発明の概要】一般に、本発明はその一態様におい
て、第1の部分(115)および第2の部分(120)
を含む複数の部分を有する視覚センサー(110)に特
徴がある。このセンサーは一つまたはそれ以上の画像生
成パラメータ、例えば露光ビームの強度、露光ビームの
パルス幅の変調度、露光ビームの焦点、画像のバラン
ス、記録用のビームのスポットの大きさと形、スポット
の離心率、サイドローブの大きさ、サイドローブの形、
サイドローブの振幅、記録媒体の転写関数およびガンマ
値、画像の縁のシャープさ、ドットの増加、画像の均一
性、インクの受容度、物理的な媒体の変化、パターンに
依存する効果、例えば使用したハーフトーンの種類と比
較したドットの増加または階調の分解能、および較正さ
れた位置または露光のエラーに対する感度を検出するこ
とができる。第1の画像部分(115)は第1の画像生
成特性を有し、第2の画像部分(120)は第2の画像
生成特性を有している。画像生成特性は見掛けの密度レ
ベル、濃淡、色、反射率、吸収、粒度または微小構造、
大きさ、形、分布、ランダムさの程度、構造、縁のシャ
ープさ、および深さまたは寸法を含む画像の特性である
が、これだけに限られるものではない。該部分の一つは
他の部分より一つまたはそれ以上の画像生成パラメータ
に対して感度が低く、画像生成パラメータの一つまたは
それ以上の所望の範囲においては第1の画像部分(11
5)および第2の画像部分(120)は実質的に同じよ
うに見えるが、他の場合には異なって見える。第1の部
分(115)の画像生成特性は一つまたはそれ以上の画
像生成パラメータの一つまたはそれ以上の範囲では第2
の画像部分(120)と区別できるが、一つまたはそれ
以上の画像生成パラメータの別の範囲では区別できな
い。ここで範囲とは特定の画像生成パラメータの値であ
るか、または画像生成パラメータの一つまたはそれ以上
の値を除く範囲である。
【0016】本発明の態様の具体化例は下記の特徴を含
んでいる。一具体化例においては、該第1および第2の
部分の中の一つは粗い濃淡を含み、該第1および第2の
部分の中の他の一つは細かい濃淡を含んでいる。一具体
化例においては、第1および第2の画像生成特性はそれ
ぞれ、密度、濃淡、色、反射率、吸収、粒度、微小構
造、大きさ、形、分布、ランダムさ、構造、形、縁のシ
ャープさおよび深さから成る組から選ばれる一つまたは
それ以上の特性を含んでいる。他の具体化例において
は、第1および第2の部分の中の一つは、英数字の文
字、単語、矢印、円、正方形、矩形、三角形、ダイヤモ
ンド、六角形および八角形等の容易に認識し得る記号お
よび形を含み、第1および第2の部分の中の他の一つは
背景を含んでいる。他の具体化例においては、記号は少
なくとも一つの英数字の文字を含んでいる。記号または
形はその少なくとも一つの画像生成パラメータの設定範
囲に関連した情報を与えるように選ぶことができる。
【0017】他の態様においては、本発明の特徴は上記
の視覚センサー(110)を使用して画像生成装置を較
正する方法にある。この方法は、記録媒体の上に視覚セ
ンサーを記録し、記録媒体または記録システムの一つま
たはそれ以上の画像生成パラメータを修正し、しかる後
異なった場所において記録媒体上に視覚センサーを記録
し、一つまたはそれ以上の画像生成パラメータの或る範
囲に対して記録および修正を繰り返す過程を含んでい
る。次いで操作員は記録された視覚センサー(110)
の第1および第2の部分を視覚的に比較することにより
記録装置またはシステムを操作するための適切な画像生
成パラメータを選択する。記録された視覚センサー(1
10)の第1の部分(115)および第2の部分(12
0)が実質的に同じに見えた場合、好適な画像生成パラ
メータの値または値の範囲が指示される。画像生成パラ
メータの好適でない値または範囲の所では、第1の部分
と第2の部分とは異なって見える。別法として、好適な
画像生成パラメータの所では第1および第2の部分が異
なって見え、他の場合には実質的に同じように見えるよ
うにセンサーを設計することができる。
【0018】他の態様においては、本発明は視覚センサ
ーの配列に特徴をもっている。この配列は二つまたはそ
れ以上のセンサー(110)を含み、各センサーは第1
の画像生成特性を有する第1の部分(115)および第
1の部分の近くにあって第2の画像生成特性を有する第
2の部分(120)を有している。該第1および第2の
部分の中の一つの画像生成特性は、該第1および第2の
部分の中の他の一つの画像生成特性に比べ、或る一つの
画像生成パラメータに対して感度が低く、該第1および
第2の部分の画像生成特性は少なくとも一つの画像生成
パラメータの設定値または設定値の範囲に対し実質的に
同じように見え、他の場合は異なって見える。この場
合、各センサーは記録装置またはシステムの異なった画
像生成パラメータに対し感度をもち、記録媒体の1枚の
シートの上で数個の画像生成パラメータをー操作員が同
時に評価できるように設計することができる。
【0019】本発明の上記および他の目的、態様、特
徴、および利点は下記の説明および特許請求の範囲から
明らかになるであろう。
【0020】添付図面においては異なった図面全体に亙
り同じ部分には同様な参照文字を与えた。またこれらの
図の寸法は必ずしも正しい割合をもっておらず、本発明
の原理を示す所は強調されている。
【0021】
【本発明の説明】本発明出願は1998年12月5日付
けの米国特許願09/206,217号の優先権を請求
する。
【0022】ディジタル予備印刷システムは画像を保存
し、閲覧し編集するための、また画像のレイアウトを印
刷版の上に配置するためのフロント・エンド・ワークス
テーション、画像データを出力装置へ操作しながら出力
するためにラスター化するRIP即ちラスター画像処理
装置、画像をフィルムに記録する画像設定装置または画
像を版の上に直接記録するための版設定装置であるでき
る出力装置、およびフィルムまたは版を処理する化学的
または機械的処理装置を含んでいることができる。この
システムはまた画像設定装置、版設定装置、およびイン
クジェット装置であることができるハーフトーンの校正
装置を含む多数の出力装置を含み、装置の用途に応じて
階調の線形的な再生およびすべて黒色部分の適切な密度
が得られるように各出力装置を較正することが有利であ
る。また較正は種々の画像生成パラメータ、例えば露光
するビームの強度の調節を含んでいるか、または種々の
画像生成パラメータを用いる装置の特性自身の調節を含
んでいることもある。画像に影響を与える調節可能なま
たは可能でない他のパラメータには露光ビームのパルス
幅の変調度、ビームの焦点およびバランス、ビームのサ
イドローブの大きさ、サイドローブの形、サイドローブ
の強度、ビームの離心率、媒体の転写関数およびガンマ
値、縁部のシャープさ、ドットの増加、均一性、媒体に
対するインクの受容性、物理的な媒体の変化、パターン
依存効果、位置のエラーに対する感度、および露出のエ
ラーに対する感度が含まれるが、これだけに限定されな
い。書き込みエンジンを較正するか画像の品質を検証す
るためには、画像パラメータを種々の値に設定し異なっ
た分解能、スクリーニングの型、媒体の種類について出
力を測定することがしばしば必要であり、光化学的処理
装置等で使用できるような異なった媒体処理パラメータ
を含ませることもできる。これは時間のかかる工程であ
り、通常は画像パラメータのいくつかの異なった条件下
において記録媒体の多数の異なったシートの上に同じ画
像を露光させ、例えば各コピーを評価用の標準的なペー
ジと比較することにより個別的に評価する必要がある。
典型的な較正を行なう際につくるべき別々の記録の数を
減らすためには、使用者または技術者に対し適切な画像
生成パラメータの設定が選ばれたかどうか、または画像
パラメータが変化しなかったかどうかを迅速に指示し得
る視覚的センサーを用いることが有用であろう。本発明
に従えば、センサーの一つの区域を同じセンサーの他の
区域と視覚的に比較するだけでその画像生成パラメータ
が許容できるかどうかを指示するために、このようなセ
ンサーを媒体の上に画像としてつくることができる。ま
たこのようなセンサーは自動評価を行ない得るように機
械による視覚システムによって見ることができる。
【0023】本発明に従えば、第1の画像処理特性を有
する第1の画像部分と第2の画像処理特性を有する第2
の画像部分とを含む二つまたはそれ以上の部分を有する
視覚センサーが提供される。この視覚センサーは記録媒
体に記録され、ディジタル予備印刷システムの一つまた
はそれ以上のパラメータの最適化の程度の指標となる視
覚的指標を与える。該第1および第2の画像処理特性は
見掛けの密度のレベル、濃淡(tint)、色、反射
率、吸収、粒度または微小構造、大きさ、形、分布、ラ
ンダムさの度合、構造、縁部のシャープさ、および深さ
または寸法を含んでいる。本発明に従えば、該第1およ
び第2の部分の一つは他の部分に比べ一つまたはそれ以
上の画像生成パラメータに対し感度が低く、各部分は一
つまたはそれ以上の画像生成パラメータの所望の範囲で
は他の部分と実質的に同様に見え、それ以外は実質的に
異なっているように見えるように設計されている。さら
に第1の部分の画像処理特性は一つまたはそれ以上の画
像生成パラメータの二つ以上の範囲に対して第2の部分
の画像生成特性と異なっていることができるが、一つま
たはそれ以上の画像生成パラメータの別の範囲に対して
は区別がつかない。この範囲は特定の画像処理パラメー
タの値であるか、一つまたはそれ以上の画像生成パラメ
ータ値を除く画像生成パラメータ値の範囲である。
【0024】一具体化例においては、第1および第2の
画像部分の少なくとも一つは或る一つの形をもち、他の
画像部分はこの形の幾つかまたは全部を取り囲む背景を
構成している。他の具体化例においては、第1および第
2の画像部分は、或る一つのセンサーの内部において、
第1および第2の画像部分の他の部分によってつくられ
る背景区域の内部に多数の形をつくっていることができ
る。この形は、或る画像生成条件を課した場合、明白な
視覚的コントラストを生じるように設計することができ
る。記号の形はグラフの形で余分な情報を与える。例え
ば矢印は最良の焦点の方向を表し、プラスの記号は画像
が露出過度であることを、また1個またはそれ以上の英
数字はどのパラメータを測定しているかを表すことがで
きる。
【0025】図2を参照すれば、5個の異なった画像生
成パラメータで記録された視覚センサー110〜114
が示されている。例えば5個の異なった画像生成パラメ
ータの設定の中で、或る一つの画像生成パラメータは右
から左へと減少している。視覚センサー110〜114
はそれぞれ第1の部分、即ち濃淡が付けられた背景部分
120〜124、および第2の部分、即ち濃淡が付けら
れた形または記号の部分115〜119を含んでいる。
これらのセンサーの中で記号115〜119は文字”
X”である。記号部分115〜119および背景部分1
20〜124の画像生成特性は濃淡の密度である。記号
および背景の濃淡の間の密度のコントラストは画像生成
パラメータによって処理される。この例においては記号
115〜199および背景120〜124は異なった充
填パターンで画像がつくられている。濃淡の充填パター
ンは濃淡を構成するドットのパターンである。濃淡の充
填パターンは周期的であることができ、例えば1×2の
垂直な線、または2×2の市松模様、あるいはもっと複
雑なパターンであることができる。或いはまた濃淡の充
填パターンは非周期的および/またはランダムであるこ
とができる。記号部分115〜119および背景120
〜124の充填パターンは異なった画像生成特性をもっ
ており、このことは一つの画像生成パラメータに対して
これらの充填パターンが異なった反応をすることを意味
している。この例においては、背景120〜124は粗
い濃淡から成り画像生成パラメータに対して感度が低い
が、記号115〜119は細かい濃淡から成り画像生成
パラメータに対し高い感度をもっている。記号の高い視
覚的コントラストは二つの画像部分の画像生成特性の
差、この例では画像生成パラメータに対する二つの充填
パターンの感度の差から生じる。充填パターンは、所望
のパラメータ条件が達成された際には目に対し等しい密
度が得られ、また他の場合には等しくない密度が得られ
るように選ばれる。その結果、図2の例では、画像生成
パラメータが変化するにつれて(特定の範囲の画像生成
パラメータに対し)記号’X’は115、116、11
8、119では見えるが、画像生成パラメータが画像生
成パラメータの値の他の範囲にある時の117では見え
なくなる。細かい濃淡の背景と粗い濃淡の記号の場合で
も同じようになり得るが、背景に粗い濃淡を用いると、
背景の濃淡が各センサーに対する画像生成パラメータに
対する変化に相応しいものとなるであろう。
【0026】記号と背景の見掛けの密度が実質的に等し
い時には記号は容易には識別できなくなり、このことは
実質的に見えないということを意味している。他の画像
生成パラメータ(即ち見掛けの密度以外のパラメータ)
に対して感度の高い他の画像生成特性をもつセンサーを
設計することができ、これによって形または記号は或る
画像生成パラメータ値の所では全く見えないが、他の値
の所では見えるようになる。
【0027】図2の例においては視覚センサーの5個の
事例110〜114がそれぞれ異なった画像生成パラメ
ータの設定で描かれている。この例では処理される画像
生成パラメータはパルス幅の変調度である。画像生成パ
ラメータのパルス幅の変調度がセンサー110で示され
るような最低値に設定された場合、記号X115の細か
い濃淡は背景120よりも遥かに明るく現れる。パルス
幅の変調度がセンサー111に示されるように次の最低
値に設定された場合には、記号X116の細かい濃淡は
暗くなるが、まだ背景121よりも明るい。中程度のパ
ルス幅の変調の設定、即ちセンサー112では、記号X
117の細かい濃淡は背景122と識別できない。セン
サー113に示されるようなこれよりも高い画像生成パ
ラメータの設定では、記号X118は背景123よりも
暗くなる。図2に示されたセンサー114の最高の画像
生成パラメータの設定では、記号X119は背景124
よりも遥かに暗くなる。センサー110〜114のすべ
ての場合において背景120〜124は画像生成パラメ
ータに対し実質的に感度が低い粗い濃淡であり、従って
すべての画像生成パラメータのレベルにおいて実質的に
同じ濃淡で現れる。この例は中央のパラメータの値の所
でセンサーが零値(null)に達することを示してい
る。この零値は記号が実質的に背景と同じである画像生
成パラメータの値である。この例では記号は中心のパラ
メータの設定の所で実質的に背景と同様な濃淡をもって
いる。この例のように一つの値で記号と背景とが同じに
なるようにセンサーを設計することもできるし、二つ以
上の値または或る範囲の値に対しそうなるようにセンサ
ーを設計することもできる。または逆の方法で動作させ
るようにし、所望のパラメータの設定ではコントラスト
が大きくなり、他の場合にはコントラストが小さくなる
ようにセンサーを設計することもできる。
【0028】書き出しエンジンの設定には多くの画像生
成パラメータが必要であり、また或る一つの画像生成パ
ラメータは適切な設定を行なうための多くの競合する基
準をもつことができる。一つまたはそれ以上のこれらの
基準は従来の器具を使用して媒体上で直接測定できなく
てもよい。以後の幾つかの過程により較正することが必
要なこともある。媒体自身を直接観察することにより設
定、即ち画像の品質の検定を行なうために、視覚的な比
較基準に対してそれぞれ変化し得る、恐らくは数個の一
群の視覚センサーを使用することができる。各視覚セン
サーは画像システムの相互作用的な挙動から画像生成パ
ラメータを切り離すように設計することができる。例え
ば充填パターンの構造の変化として適当な転写関数を組
み込むことにより以後の過程の挙動を視覚的に表示する
ようにセンサーを較正することができる。転写関数は充
填パターに組み込まれるから、ユニット間のエンジンの
変動による誤差は存在せず、従って各エンジンを通常の
方法で較正する必要はない。
【0029】図3を参照すれば、ここでは一連のセンサ
ーを使用してビデオ変調の使用率の画像生成パラメータ
を較正している。ビデオ変調使用率は、パルス幅変調
(PWM)と呼ばれるレーザー記録システムにおいて露
光ビームが「オン」の状態のパルス幅を調節することに
よって較正される。インクジェット装置またはトナー装
置における同等なパラメータは一つの軸のインク・スポ
ットの幅である。パルス幅の変調は1個のピクセルの何
分の1かだけ垂直な線の重みを変化させるが、水平の線
は変調されないから何の影響も受けない。垂直な線に対
するPWMの効果は10〜20個のピクセルの変調成分
をもつパターンに限られることが多い。
【0030】書き出しエンジンに対する一つの共通の設
定は、或る与えられた基準となるハーフトーンの濃淡が
0になるまでPWMを調節する設定である。ドット・エ
ラーはパターンの正しい幾何学的な重みからのずれであ
る。例えば10%のドット・エラーをもつパターンはそ
の幾何学的な重みよりも暗く見える。1個のオンと1個
のオフをもつ充填パターンは50%の幾何学的な重みを
もっている。10%のドット・エラーをもつ1個のオン
と1個のオフをもつ充填パターンは60%の濃淡をもつ
ように見える。
【0031】PWMの調節はドットの増加の補償の形で
あることができる。他の変数を考慮せずにドット・エラ
ーに対しPWMを調節する場合起こる可能性がある複雑
な点は、他の著しい画像品質に関する情報、例えば焦点
がずらされたスポット、変調が小さいコントラストまた
は応答時間の悪さが遮蔽され得ることである。較正およ
び検定の過程において、焦点、変調のコントラストおよ
び/または応答時間、並びに設定されたPWMを検定す
ることは有用である。
【0032】なお図3を参照すれば、視覚センサーの配
列140〜142はセンサー150〜154で示された
5個の画像生成パラメータの値で描かれている。この例
では、配列はPWMに対し5個の値で段階が付けられて
いいるが、これはセンサーをそれぞれ記録する場合異な
った画像生成パラメータ(PWM)で配列を描いたこと
を意味する。最初の列140には正しい露光度を視覚的
に決定するための露光センサー(”EXP”)がある。
第2列141のセンサーは幾何学的なバランス(”BA
L”)の状態を示すバランス・センサーである。この例
でバランスは、1×2ピクセルの垂直な線のパターンの
ドット・エラーが2×1の垂直な線のパターンのドット
・エラーに対し、大きさは等しいが向きが反対である点
として定義される。第3列142のセンサーはドット・
エラーが0の点を決定する。各行150〜154は異な
ったPWMの設定で描かれたセンサーの配列を示してい
る。図3の例では画像生成パラメータPWMは行150
から行154へ向う方向で増加しており、従って行15
0はこの組でPWMの設定が最低であり、行154は最
高の設定をもっている。
【0033】この例においては、露光、バランスおよび
ドット・エラーが0の点が画像生成パラメータである。
画像生成特性は見掛けの濃淡(密度)である。各センサ
ーの一つの部分、即ち記号は一つの画像生成特性を有
し、他の部分、即ち背景は他の画像生成特性を有してい
る。センサーの画像部分の異なった画像生成特性により
種々の画像生成パラメータに対しこれらの部分の視覚的
な差異が生じる。
【0034】露光センサー140は基準露光の設定を決
めるのに使用される。露光センサー140は二つの異な
った充填パターン、例えば1×1の水平の線および8×
8の水平の線によって生じる濃淡のレベルを比較する。
図4を参照すれば、この露光センサー180の拡大図に
おいては、1×1および8×8の線のパターンは両方と
も、16個のピクセルのピッチをもって繰り返される垂
直軸方向に間隙188をもっている。粗い背景の濃淡1
90ではこの間隙は8個のピクセル分の幅であり、その
結果市松模様がつくられている。記号の細かい濃淡19
5ではこの間隙は小さく、1または2個のピクセル分の
幅である。この間隙188を調節し密度遮断点を調整す
ることができる。密度遮断点は記号195と背景190
とが同じように見える時の画像生成パラメータ値であ
る。間隙の大きさを適切に選ぶことにより、センサーを
所望の露光基準に設定することができる。反復パターン
の中で数個の整数値のピクセル間隙の大きさを交互に用
いることにより、非整数値の間隙の大きさをつくること
ができる。この露光センサーに対して感度は露光が2%
変化すると約1%のコントラストの変化が起きるような
感度である。このセンサーはPWMの変化には左右され
ない。何故ならPWMは細かいパラメータおよび粗いパ
ラメータに同じように影響を与えるからである。図3は
露光センサーが密度遮断点または零点の所にあることを
示している。というのはどの露光センサーの所でも記号
が見えないからである。このことはこの配列が正しい露
光の設定で描かれたことを操作員に知らせる。
【0035】再び図3を参照すれば、第2列141のバ
ランス・センサーは幾何学的なバランス状態を検出する
のに使用できる。この状態はハーフトーンの濃淡のハイ
ライトおよび陰影がほぼ同じ絶対値のドット・エラーを
もっていることを意味する。このセンサーの目的に対し
て幾何学的バランスは、1×2ピクセルの垂直な線のパ
ターンに対するドット・エラーの大きさが2×1の垂直
な線のパターンと等しいが、その向きは反対である点と
してバランスが定義される。図4を参照すれば、バラン
スの記号196に対する充填パターンは1×2および2
×1のピクセルの垂直な線のパターンが同じ量で混じっ
た混合物である。背景191は8×8の市松模様のパタ
ーンである。1×2および2×1のピクセルの垂直な線
のパターンの同量混合物によって感度がこの二つの線の
濃淡の感度の中間にあるような応答が生じる。組み合わ
された線のパターンの濃淡が低分解能の8×8の市松模
様のパターンの濃淡と等しい場合に二つの濃淡のパター
ンはバランスしていると言われる。
【0036】再び図3を参照すれば、第3列142のP
WMセンサーはドット・エラーが0の点を決定する。一
般にPWMの較正(設定)は露光に依存している。PW
Mセンサー142は露光時におけるドット・エラーおよ
びPWMの設定を検出する。図4を参照すればPWMセ
ンサーにより1×1および8×8の市松模様のパターン
を比較する。画像の品質が許容範囲内にあれば、これら
の二つの濃淡は同じように見え、約50%に等しい。こ
のPWMセンサーの感度は8×8の市松模様のドット・
エラーの0.2%の変化に対しコントラストが約1%変
化するような感度である。
【0037】センサーの配列はPWM値の較正された増
分値で描くことができる。適切に機能する書き出しエン
ジンに対して、PWMセンサー配列142およびBAL
センサー配列141に対する零点は同じPWM値の所で
起こるであろう。画像の品質を他の因子と妥協させる場
合、例えばPWMの補償によって遮蔽される誤差が存在
しない場合には、この二つのセンサー配列141、14
2の零点は異なるであろう。この差の方向および大きさ
は品質の目安である。ドット・エラーが0であることに
必要なPWMの補償の大きさもそうである。実際には或
るシステムを較正または検定するために許されるPWM
の、補償の量、タイルの零点の間のずれ、および露光の
設定に許容度を設ける。図3に示すように、PWMセン
サーの配列は中央の行152で零値をとるが、Balセ
ンサーの配列は上から2番目のセンサー153の所で零
値をとる。このことは恐らく、可能な許容度および関連
した画像生成パラメータの設定と段階的な増分に依存し
て、実際には画像の品質と他の因子との間に妥協が図ら
れていることを意味するのであろう。
【0038】例えば、図3のセンサー配列を使用して画
像生成システムを較正し或いは検定することができる。
露光が許容できる場合、センサーはドット・エラーを0
にするのに必要なPWMの調節の量が許容範囲内にある
かどうかを示す。またこのセンサーは、PWMの関数と
してドット・エラーが0の点に近いPWM設定値の所で
バランスの条件が生じるかどうかを示すことができる。
図3の露光センサー140は、記号がやっと見える程度
であるから露光は範囲内にあることを示している。PW
Mセンサー142は中程度の値152の所で零値をと
る。PWMが零値をとる所に近いPWMの値の所でBA
Lセンサー141は行153において零値をとる。セン
サーの間のPWMの段階増分値が小さい場合には、PW
Mが零値の点とBALが零値の点とが近いことは恐らく
許容されることであろう。
【0039】画像生成パラメータに対し許容できる大き
な許容区域が存在すると、センサーの視覚的説明を行な
う上で幾分不明確性を生じるが、この場合にはそのセン
サーの次の基準を描き合格/不合格の境界を示すことが
できる。この基準は画像生成パラメータに対する強烈度
(Intensitivity)の画像生成特性、例え
ば前の例の粗い濃淡を用いて設計される。従ってこの基
準は画像生成パラメータが変化する際安定な一定の視覚
効果を生じる。充填パターンの設計の際較正されたバイ
アスを加えることによりセンサーの中に許容度を組み込
むこともできる。
【0040】或る一つのセンサーの配列、例えば図3に
おいて各行150〜154においてPWMが増加するよ
うな配列を描かせながら画像生成パラメータを変化させ
ると、視覚的な比較ができるセンサーの応答範囲を与え
ることにより視覚による決定が助けられる。しかし固定
されたエンジンの状態を監視する孤立したセンサーのよ
うな多くの応用の場合、パラメータを段階的に変化させ
ることはできない。
【0041】図5を参照すれば、パラメータを段階的に
変化させることなしにセンサーの分解能を増加させるこ
とができる。一具体化例においては同じ感度をもったセ
ンサー205、206、207を並べて配置する。左側
205および右側207のセンサーに対しては矢印の記
号を選んで試験変数がそれぞれ許容範囲より下(∇)ま
たは上(Δ)にあることを示し、中央のセンサーに対し
ては記号”X”を用いる。個々の充填パターンに濃淡の
ずれを施すことにより、外側のタイルに対する応答感度
曲線を中央のタイルから反対方向にずらす。このずれに
よって下向きの矢印205は”x”206よりも明るく
なり、上向きの矢印207は暗くなる。これらを組み合
わせた結果画像生成パラメータに対し視覚感度が増加し
た組が得られる。意図されたパラメータの零値の点20
2において”x”は見えなくなり、矢印はその背景に関
してほぼ等しいが逆のコントラストをもっている。”
x”がやっと見える点まで画像生成パラメータを僅かに
増加させた場合、上向きの矢印は良く見えるようになる
が、下向きの矢印は消失する。さらに、”x”および上
向きの矢印は両方とも背景よりも暗い。このことは、パ
ラメータが許容値を越えたことを明らかに使用者に示し
ている。視覚的決定を中央のタイルだけで行なった場
合、”x”は閾値の所でやっと見えるだけであるからな
お不明確性が残る。許容値よりも下へ下がった場合にも
同様な効果が見られるが、この場合には下向きの矢印お
よび”x”は背景よりも明るくなる。
【0042】3個のセンサーに関連して上記の感度を増
加させる方法を説明したが、任意の数のセンサーにも拡
張できることは明白である。事実3個のセンサーの6個
の画像部分を一緒にして一つのセンサーにすることがで
きる。このような6個の画像部分をもつ1個のセンサー
は3個のセンサーに関し上記に説明したのと同じ感度特
性をもっている。
【0043】各充填パターンの感度は、それぞれ一つま
たはそれ以上のエンジン変数に対し特有の感度をもった
細かいパターンの混合物を選ぶことによって「最適状態
に調整する」ことができる。十分に高い空間的な頻度が
ある場合には、目はこの混合物の組み合わせられた感度
しか見ていない。指標としてコントラストを使う多くの
センサーは、センサーが見ている状態に対して信頼すべ
き決定を下すには、少なくとも2%の濃淡の差を必要と
するように思われる。換言すれば、記号のコントラスト
が1%よりも小さいタイルと記号のコントラストが2%
より大きい隣接したタイルとの間で正しい選択を行なう
ことができる。これは明るいテーブルの上で高分解能フ
ィルムを見るのに相当する。アルミニウムの板材に対す
る予備試験は同様な結果を与えたが、検出閾値は反射媒
体によって異なることもある。
【0044】一つまたはそれ以上のエンジン・パラメー
タに対するエンジン・パラメータの設定範囲を示すセン
サーは種々の方法でつくることができる。画像生成シス
テムの或るモデルを用い、画像生成パラメータの変化に
対する画像生成過程の応答を近似させることができる。
これは例えばレーザーに基づいた画像生成システムにお
いて、光のスポット、形、強度、およびスポットの収
差、アドレスの増加のような変数、他の記述子、例えば
振幅、ローブ、側方の振動部分(side−ringi
ng)等、変調および変調の収差、アドレスの空間(大
きさ)、およびエンジンの走査モード(何本の線を足し
合わせるか)を含む書き出しエンジンおよび媒体のモデ
ルを作ることによって行なうことができる。このモデル
は画像生成パラメータ、例えば焦点、スポットの大き
さ、スポットのサイドローブの大きさ、アドレッサビリ
ティ、パルス幅の変調度等を考慮することができる。ま
たこのモデルは媒体を記述する関数、例えばその露光感
度、露光の過度/過小/適切さに対する応答等を含むこ
とができる。このようなモデルは理論的にはエンジンま
たは媒体の性質を調べて導くことができ、或いは特定の
媒体を使用し画像生成システムの出力を測定することに
より実験的にモデルを作ることもできる。このモデルの
中に含まれる変数が多いほどモデルは良くなり、結果も
良くなる。
【0045】このモデルを使用し、或る種の画像生成パ
ラメータには感度が高く他の画像生成パラメータには感
度が低いパターンを設計することができる。例えば図4
を参照すれば、露光センサー180はパルス幅の変調度
の変化に対し比較的応答しない。パルス幅の変調度が変
化した際に起こるように記号195と背景190の両方
の水平軸を伸縮させても、記号195と背景190のコ
ントラストは変化しないであろう。例えば他の形の露光
センサーの設計において、背景の市松模様のパターンの
それぞれの大きな「オン」ブロックの中央に1ピクセル
幅の切り欠きを入れる。その目的はガンマ値の小さい媒
体、即ちかぶりを起こす傾向をもった媒体のPWMの変
化に対する感度をさらに減少させるためである。切り欠
きは、PWMで誘起されたかぶりの効果に対し、記号の
パターンにおける間隙と同じ感度が得られるように設計
される。市松模様のブロック部分の幅を僅かに増加さ
せ、パターンの50%ずつの幾何学的重みのを維持す
る。
【0046】例えば図4のバランス・センサーにおいて
は、このようなバランス・センサーが零値をもつ、即ち
記号と背景との差がなること、換言すれば1×2の垂直
の線と2×1の垂直の線のドット・エラーが同じである
ことが望ましい。パルス幅の変化に対する1×2の垂直
の線と2×1の垂直のパターンのドット・エラーの感度
は予測することができる。これらの予測に基づき特定の
背景が記号と同じように見える零値点を決定することが
できる。
【0047】図6を参照すれば、画像生成システムの測
定されたモデルによって幾つかの充填パターンのドット
・エラーの感度が記載されている。このモデルのデータ
は、画像生成システムを測定することにより、即ちパル
ス幅を変更した後ドット・エラーを測定することにより
実験的に得られた。上記のようにドット・エラーは幾何
学的の重みからのずれである。同じ幾何学的の重みをも
つ二つのパターンのドット・エラーが同じである場合、
これらのパターンの見掛けの密度は実質的に同じように
見える。一つの曲線210はパルス幅の変化に対する2
×1の垂直の線のドット・エラーの感度を示し、他の曲
線214は1×2の垂直の線のドット・エラーの感度を
示している。2×1の垂直の線と1×2の垂直の線との
50%/50%混合物の感度は2×1と1×2の曲線の
平均212として示されている。パルス幅の変化に対す
る8×8の市松模様のドット・エラーの感度が比較的低
いことは8×8の市松模様の曲線216に示されてい
る。1×2と2×1の充填パターンを組み合わせると、
パルス幅が高分解能記録システムに対するピクセル・ア
ドレスの大きさにほぼ等しくなった時の8×8の市松模
様と実質的に同じに見える。これは水平軸におけるパル
ス幅の変化が0%である点の定義である。例えば10%
のパルス幅の変化はピクセル・アドレスの大きさが10
%小さいパルス幅を表す。零値点はこの図において組み
合わされた充填パターン212と8×8の市松模様21
6とに対する曲線が交叉するセンサーの零値点の区域2
18として示されている。この混合物をさらに処理し、
他の点で8×8の市松模様の曲線216と交叉する曲線
を用いてパターンを設計することができる。
【0048】図7を参照すれば、このシステムの理論的
モデルにより露光の変化から得られる記号のコントラス
トの変化が説明されている。記号のコントラストは二つ
のパターンの差であり、このグラフは図4に関して説明
した露光センサー180に対する記号と背景との間のコ
ントラストの変化を示している。このグラフにおいて
は、間隙の種々のピクセルがモデル化されている。第1
の曲線250はピクセル1個の間隙をもつ記号を示す。
第3の曲線252はピクセル2個の間隙をもつ記号を示
す。第2の曲線251はピクセル1.5個の間隙をもつ
記号を示す。これは2個のピクセルの間隙および1個の
ピクセルの間隙の充填パターンの混合物によってつくる
ことができる。同様に2.5個のピクセル間隙の曲線2
53は3ピクセルの間隙のパターン254と2ピクセル
の間隙のパターン252との混合物である充填パターン
を表している。基準255は理論的コントラストの変化
が0である。2.5ピクセルの間隙をもつ露光の記号の
充填パターンは記号のコントラストが0であり、背景の
露光の設定は、図に定義した基準の露光よりも約−1.
25%小さい露光の設定の所、即ち2.5ピクセルの間
隙の曲線253が0のコントラストの線255と交叉す
る点にある。同様に3ピクセルの間隙をもつ露光の記号
の充填パターンは記号のコントラストが0であり、図に
0として定義された基準の露光よりも約2.8%大きい
所でセンサーは零値になる。図6のセンサーと丁度同じ
ように、充填パターンの混合物の調節は異なった画像生
成パラメータ(露光の変化)の所でセンサーが零値にな
る。直ぐ上に説明した露光センサーは露光の変化に対し
一定の高感度を保持すると共に、任意に選んだ露光の設
定値の所でセンサーが零値になるという特有の利点をも
っている。
【0049】図8を参照すれば、本発明の視覚センサー
はまた実験的に設計することもできる。このようなパタ
ーンはスポットの焦点が不適切であることによる画像の
密度の変化を検出するのに役立つ。一具体化例において
は、交叉した斜線(45°)の細い(即ちピクセル幅が
小さい)パターンは焦点の変化に最も敏感であるように
思え、従って焦点の僅かな変化によってパターン密度が
変化する。この例においては画像生成システムは分解能
が低く、このことは考慮しなければならない。焦点に対
しできるだけ感度が高いが媒体および全画像生成システ
ムによって分解可能なほど十分な低い分解能をもつパタ
ーンが使用される。換言すればこのシステムのセンサー
の感度と分解能はバランスを保っている。交叉した斜線
(45°)の頻度は、感度を最大にするがシステムが画
像を十分に分解する能力がないためにできる疑似画像が
生じないように調節される。2×2のセル、即ち1個の
オンと1個のオフの市松模様のパターンの相対する対角
線は満足に使用できないことが見出された。向き合った
対角線部分と1個のオンと2個のオフの部分から成る頻
度をもつ3×3のセル300は、多くの奇数のセルと同
様にこのシステムでは分解できない。次に大きなセル3
01はセルの大きさが4×4であり、向き合った対角線
と1個のオン、3個のオフの部分の頻度をもち、これで
良い妥協が得られ、光学的な増幅を行なわないでも十分
な密度をもっている。従って同様な密度の粗い濃淡を用
いてコントラストを付け、記号が細かいパターン301
から成り、背景が粗いパターンから成る焦点センサーを
つくるために4×4のセル301を組み立てることがで
きる。
【0050】ここで説明した視覚センサーの変形、変更
および他の実現形態は添付請求の範囲の精神および範囲
を逸脱することなく当業界の専門家には明らかであろ
う。例えば濃淡の見掛け上の変化の代わりに、一つの画
像部分の色、粒度、および/または構造は適切な画像生
成パラメータの範囲に対し他の画像部分とは異なること
ができる。
【0051】エンジン変数(他の画像生成パラメータ)
の広い範囲に亙り設定された基準(画像生成パラメー
タ)の状態を、邪魔されることなく正確に表示するセン
サーの配列を設計することができる。何故ならこのよう
な問題が設定の決定に及ぼす影響をセンサーの挙動の中
に集積することできるからである。
【0052】センサーはまたランダム化したパターンを
含むことができる。図9を参照すれば、4個のセンサー
を使用して出力装置が画像の品質の規格に合っているこ
とを確認する。図9のセンサーは正確な露光の設定を仮
定した図3および4のセンサーの変形である。PWMセ
ンサー601およびバランス・センサー600は上記に
図3および4のPWMおよびバランス・センサーに関連
して説明したのと同じ役割を果たす。2個の余分なセン
サー602、603は50%のパターンの重みでランダ
ム化されたパターンの中に配置されている。これらのパ
ターンは、米国マサチューセッツ州Wilmingto
nのAgfa Corporationから得られるC
RISTALRASTERのようなランダム化した周波
数変調スクリーニング法を用いて得られたものである。
出力装置の品質試験は、これらのセンサー602、60
3の零値点、即ち記号が背景と合致する画像生成パラメ
ータ(PWM)の設定がPWMセンサー601の予め定
められた零値点の範囲内に入るかどうかの試験である。
その場合には出力装置を適正であると認定する。
【0053】図9に示したセンサーの配列は、顕微鏡ま
たは機器による視覚システムで解析した場合に鍵となる
診断情報を与える微小タイル604を含んでいる。これ
らは直接に視覚効果を与えることを意味しているのでは
ない。これによって配列の大きさを著しく増加させない
で較正の機能が得られる利点が付け加えられるのであ
る。例えばセンサー600および601の間に配置され
た微小タイルの組は、或る露光範囲に亙ってセンサーを
段階的に変化させた場合、図6に示した曲線の組をつく
る較正データを与える。
【0054】図10を参照すれば、本発明のコントロー
ル・ウエッジ(control wedge)は上記の
視覚センサー702を少なくとも一つ含んでいる。ディ
ジタルのコントロール・ウエッジは典型的にはディジタ
ルの形でRIPまたは出力装置の中に存在している。
【0055】画像を記録する装置と化学的または機械的
な処理装置との組み合わされた効果、即ち画像生成シス
テムの効果は、コントロール・ウエッジ700を用いて
決定することができる。これらの効果は容易には分離で
きないから、下記に説明するようにコントロール・ウエ
ッジは全体のシステム操作に基づいた操作パラメータを
確立する正確で使用者に親切な方法を提供し、従って画
像生成および処理装置の操作に基づいた画像生成装置の
操作パラメータがつくられ、その調節が容易になる。
【0056】コントロール・ウエッジ700において
は、同一と見なされた区域の実際のパターンは、明瞭に
示すためにパターン自身で記述されるのではなくラベル
を使用してテキストで記述される。コントロール・ウエ
ッジ700は選ばれた媒体の上に描かれた種々のパター
ンからつくられている。記述されたパターンの任意の組
み合わせも使用できることは当業界の専門家には明らか
であろう。例えば或る場合には、コントロール・ウエッ
ジを例えば市松模様、或いはハイライト/陰影のドット
または中間階調の配列パターンに、或いは1個またはそ
れ以上のテキスト、細線、または微小線のパターンに限
定することが望ましく、場合によっては有利でさえあ
る。しかし図10に記述されたすべてのパターンをコン
トロール・ウエッジに含ませ、これを使って出力装置に
より媒体の上に品質の良い画像を記録し、その監視を行
なうことが好ましい。
【0057】ここに示されたコントロール・ウエッジ7
00は媒体710上に記録され、市松模様のパターンを
つくっている市松模様のパッチの配列を含んでいる。市
松模様のパッチを構成しているハーフトーンのドットの
大きさは図示のようにパッチ毎に単一のピクセルから8
×8のピクセルまで連続的に増加している。
【0058】8×8のピクセルの市松模様のパッチはま
た市松模様のパッチの行全体に亙り隣接して延びてい
る。1×1の市松模様のパッチが描かれたパッチの中で
もっとも感度が高く、それぞれ順々に配置されたパッチ
は一つ前の隣のパッチよりも感度が低い。8×8のパッ
チは描かれている市松模様のパッチの中で最も感度が低
い。下記にさらに説明するように、必要に応じ最も感度
の低いドットを8×8のピクセル・ドットの大きさより
大きくまたは小さくすることができる。
【0059】最も感度の低いパッチは出力装置の多数の
分解能に対応している。ピクセルの実際の間隔、および
その大きさの大体の調節は版設定装置または画像設定装
置のアドレッサビリティによって決定される。ピクセル
の大きさ、従ってハーフトーンのドットの大きさの細か
い調節は、露光、強度および/または処理の程度を調節
して行なわれる。コントロール・ウエッジ700はこの
目的、特に露光の調節に有利に使用される。
【0060】市松模様のパターン720をつくっている
市松模様のパッチは、勿論64個(8×8)よりも多い
ピクセルからつくられたハーフトーンのドットを含んで
いる。例えば必要に応じ9×9、10×10等の市松模
様のパッチを含ませることができる。同様に市松模様の
パッチは8×8のピクセルより小さいドットの大きさに
限定することもできる。例えば必要に応じ市松模様のパ
ターン720は6×6のピクセルを経て1個のピクセル
から成る市松模様のパッチに限定することができる。勿
論当業界の専門家には理解できるように他のドットの大
きさの範囲を使用することもできる。しかし最低のドッ
トの大きさは1ピクセルであることが好ましい。これは
露光の変化に対し最大の感度を与えるからである。
【0061】最大のドットの大きさをもつパッチ、この
場合は8×8の市松模様のパッチを他のすべての市松模
様のパッチに隣接して引き延ばすことが有利である。例
えば市松模様のパターン720の最も感度が低いパッチ
が6×6のドットの大きさをもっている場合、このパッ
チを図10に示した8×8のピクセルのパッチの場合と
同様に市松模様のパッチの行の下方に引き延ばす。
【0062】1ピクセルのパッチは最大の感度をもって
いる。典型的な分解能に対しこのことは常に成立する。
何故ならばドットはただ1個のピクセルからつくられて
おり、それがすべての方向に増加または収縮するからで
ある。2×2のハーフトーンのドットのパッチの感度は
1×1のハーフトーンのドットの感度の半分に過ぎな
い。何故なら2×2のパッチをつくっている4個のピク
セルの隣接した縁はドットの全体の大きさには影響しな
いからである。従って露光が変化した場合、2×2のパ
ッチをつくっているハーフトーンのドットの個々のピク
セルの隣接した辺が大きくなっても、ハーフトーンのド
ット自身の大きさの増減はなく、ドットをつくっている
隣接したピクセルの重なり合いが増減するか、或いは隣
接したピクセルの間の空白区域が増減するからである。
従って2×2のハーフトーン・ドットのパッチは版設定
装置または画像設定装置の露光の設定の変化に対してあ
まり感度が良くないのである。
【0063】パッチをつくっているハーフトーンのドッ
トを構成するピクセルの数が増加する毎に、大きさの増
加に逆比例して感度は減少してゆく。従って市松模様の
パターン720をつくっている各パッチは露光の変化に
対し異なった感度を有し、それはパッチをつくっている
ハーフトーンのドットの中のピクセルの数に直接依存し
関連している。もっと実用的な言葉で言えばこれは、裸
眼が感じるような8×8のハーフトーンのドットのパッ
チの濃淡の変化を得るためには、版設定装置または画像
設定装置の露光の設定に比較的大きな変化が必要である
ことを意味している。他方版設定装置または画像設定装
置の露光の設定における比較的小さい変化によって、1
×1のハーフトーンのドットからつくられるパッチの濃
淡に裸眼が感じ取るような変化が生じる。
【0064】一つの共通の基準は、市松模様のパターン
720をつくっているハーフトーンのドットのパッチの
濃淡が裸眼に対して同じように見える基準である。(こ
れは図7に関連して0として記述した基準露光であ
る。)この基準に合致した場合、市松模様のパターンを
つくっているハーフトーン・ドットの各パッチのドット
区域は50%の公称被覆区域率をもっているであろう。
換言すれば公称ドット区域は50%である。視覚的な濃
淡が等しいことは、真の市松模様、従って真の50%の
ドットをつくっている市松模様のパターン720のすべ
てのハーフトーンのドットの反映である。
【0065】しかし媒体710のシャープさおよび分解
能力は異なった大きさのドットの間の感度の関係に影響
を与える。例えば媒体710が分解能が悪いか、または
異なった大きさのドットの画像の間の関係を非線形的に
する特性をもっている場合、公称密度50%以外の所で
適切な露光が得られるであろう。このことは例えばデン
シトメータを使用し或る選ばれた露光度の所で市松模様
のパターン720の一つまたはそれ以上のハーフトーン
のパッチを実際に測定して確かめることができる。次に
この値を例えば出力装置、またはRIP、またはフロン
ト・エンドに格納し、連続的に露光を監視し較正するこ
とができる。即ち後で画像を製作し記録する際に調節を
行なうことができる。
【0066】最初に適切な露光を確立するために、異な
った露光で市松模様720の配列を出力装置によって試
験媒体上につくり、媒体処理装置で処理する。図10に
示したコントロール・ウエッジ700はまた他のパター
ンを与えるが、このことはもっと実用的な述語で言え
ば、或る選ばれた露光の際に期待できる製作画像の品
質、従って媒体に記録される画像の有用性および品質を
立証するものである。
【0067】再び図10を参照すれば、陽画および陰画
の形で描かれた微小線の麦畑状のパターン760によ
り、或る選ばれた露光の設定で製作記録を行なっている
際に期待できる製作画像の品質に関し、別のチェックを
行なうことができる。微小線パターン760をつくって
いる微小線は、線の間の間隔を線の幅の2倍にしてつく
られている。従って線の幅が1ピクセルの時は線の間隔
は2ピクセルである。これによって観察者は、間隔が幅
に等しい微小線によって得られるものよりも強い印象
で、パターン760をつくっている微小線の品質を視覚
的に知覚することができる。微小線のパターン760は
異なった幅の微小線、例えば最小のものが10.6μ、
即ち幅がピクセル1個分で、最も幅が広いものが63.
5μ、即ち幅が6個のピクセルから成る種々の麦畑状の
画像からつくられている。勿論必要に応じ他の微小線の
幅を使用することができる。この微小線は1mの1千万
分の1および7千万分の1の幅をもっているから、微小
線のパターン760は出力装置の分解能の設定の変化に
応答する。例えば描かれる最小のマークが2400dp
iで10.6μ、1800dpiで14.1μ、120
0dpiで21.1μの場合、これらの線は交互に水平
および垂直の行に配置され、麦畑状のパターン760を
生じる。線は図示のように左から右に幅が増加してい
る。最適の露光が達成されたら、各微小線のパッチから
成る上部および下部の部分は同じ視覚的な色調を呈する
であろう。またこの微小線はキレが良くきれいである。
【0068】この条件に合致する露光によって図3のバ
ランス・センサーに関連して説明したのと同じバランス
条件が得られる。この例においては、バランスは画像生
成パラメータの露光の関数として決定され、図3に関し
て説明されたような画像生成パラメータのPWMの関数
として決定されるのではない。図3のバランス・センサ
ーはPWMではなく露光によって段階的に変化させるこ
とができた。
【0069】コントロール・ウエッジは陽画または陰画
の両方の形で縮小した大きさで描かれる飾り文字から成
るテキスト・パターンを含んでいる。飾り文字のテキス
トは、文字の棒状部分の上端および下端から短い線が傾
いて出てゆき文字が形成されているために、最も難しい
テキストである。飾り文字付きのテキスト・パターン7
30の露光が過度または過小になると、パターンの飾り
文字のテキスト画像が陽画または陰画のいずれで観測さ
れるかに依存して、飾り文字のテキストが太くなったり
および/またはテキストを構成する文字の棒状部分の上
端および下端から出ている小さい点の大きさが失われた
りする。飾り文字付きのテキスト・パターン730の品
質が良い場合、テキストは鮮明できれいでなければなら
ない。従って陽画および陰画の飾り文字のテキスト画像
を調べ、操作員は或る選択された露光レベルにおける異
なった大きさの飾り文字のテキストの品質が満足な品質
であることを容易に確認することができる。
【0070】陽画および陰画として描かれた細線のパタ
ーン740も図示のように与えられている。当業界の専
門家には理解できるように、細線のパターン740をつ
くっている細線の太さは標準の規格0.025ミルに一
致している。これらの細線は操作員にとって、選ばれた
露光において媒体710に記録される製作画像に対して
期待し得る線の品質の明確な指標となる。特に媒体が適
切に露光された場合、細線のパターン740をつくって
いる細線の線の重みはどれも同じでなければならず、細
線はキレが良く明確な画像の表現として記録されなけれ
ばならない。
【0071】コントロール・ウエッジ700も陽画およ
び陰画として描かれた標準の飾り文字のテキスト・パタ
ーン750を与え、これによって選ばれた露光において
期待できる製作されたテキスト画像の品質をさらにチェ
ックし確認ことができる。標準の飾り文字のテキスト・
パターン750は三点テキスト(three poin
t text)を記録することによってつくられる。露
光が不適切に設定された場合、逆転したテキストには色
々問題がある。従って標準の飾り文字のテキスト・パタ
ーン750は、陽画および陰画としての飾り文字付き三
点テキストの外観および大きさが製作過程において或る
選ばれた露光の設定で同じであることを確認する手段と
なる。この場合もキレが良く明確な画像表現が高品質の
画像の指標となる。
【0072】視覚密度によりバランスについて操作員に
提供される他のチェックは、図6および7の中間トーン
の配列パターン770によって与えられる。この中間ト
ーンの配列パターン770は公称41%の濃淡と公称6
0%の濃淡との間の個々のパッチからつくられている。
従って中間トーンの配列パターン770は、選ばれた露
光における中間トーンのドット区域の密度の指定された
値と測定値との差を示している。線形の較正を用いて5
0%のドットのパッチの指定値と測定値の中に入り込む
ずれを補正することができる。この点に関しては、中間
トーンの配列パターン770を用い、公称50%の中間
トーンのパッチを例えばデンシトメータを用いて読み取
ることにより、中間トーンの配列の密度50%のパッチ
が実際に50%の密度をもっていることを確認すること
ができる。
【0073】コントロール・ウエッジの露光の設定は、
デンシトメータを用いコントロール・ウエッジ700上
の適当な点でDminおよびDmaxを測定することによりさ
らに検定することができる。露光が所望のDminまたは
maxの値を与えない場合には、異なった露光の設定で
他のコントロール・ウエッジ700を所望のDminまた
はDmaxの値に対して選ぶことができる。
【0074】一具体化例においては、コントロール・ウ
エッジはまた1個またはそれ以上の上記視覚センサー7
02を含んでいることができる。この視覚センサーは出
力装置46の品質を較正または検査するのに有用な画像
生成パラメータを検出することができる。
【0075】図11を参照すれば、米国マサチューセッ
ツ州CambridgeのPolaroid Corp
orationから入手できるPOLAPROOFのよ
うなハーフトーンの校正機を較正するのに特に有用なコ
ントロール・ウエッジ800が示されている。コントロ
ール・ウエッジ800は露光視覚センサー804を含ん
でいる。一具体化例においては、露光センサー804は
図4の露光センサー180に似ている。他の具体化例に
おいては、記号は1×1の垂直な線を含み、背景は2×
2の垂直な線を含んでいる。適切な露光の設定に達した
らこのセンサーは零値をとる。露光の設定805は視覚
センサー804の次の所にある。一具体化例において
は、露光センサーは下記に説明するように露光を走査す
る間に描かれ、焦点を操作する間に描かれるのではな
い。
【0076】コントロール・ウエッジ800はまたハー
フトーンのグレイスケールのドット区域803を含んで
いる。グレースケールは二つの場所で示されている。上
の行は補償曲線を使用してRIPにより計算されるよう
なハーフトーンのレベルを含んでおり、下の行はこのよ
うな較正を行なわないハーフトーンのレベルを含んでい
る。これは、RIPが正しい較正曲線を適用しているか
どうかには拘わらず、校正機が線形のグレースケールを
出力するか否かを決定するのに有用である。
【0077】POLAPROOFは多重ビーム・システ
ムである。多重ビーム・システムでは多数のビームが同
様な露光の設定をされていることが重要である。例えば
画像の各ブロックに対するPOLAPROOFのコント
ロール・ウエッジでは、校正機は異なった画像生成スポ
ットを使用する。ブロック間の差はこの校正機の8個の
ビームが異なった強度をもっていることを示している。
コントロール・ウエッジ800はまた垂直な線802の
8個のブロックをもっている。一具体化例においてはブ
ロックは1×7の垂直線を含んでいる。
【0078】コントロール・ウエッジ800はまた焦点
の試験に使用する小さい楕円区域801を含んでいる。
一具体化例においては図8の焦点試験パターンを用いて
この楕円部分を充填する。楕円部分が最も暗く見える点
が正しい焦点である。この具体化例においてはセンサー
の背景は空である。最高のコントラストをもつセンサー
が最も鋭い焦点を示す。他の具体化例においては焦点の
センサーは空でない背景をもち、センサーが零値をとっ
た場合に焦点が最も鋭くなる。一具体化例においては下
記に説明するように、混乱を避けるため、パワーを操作
する間は焦点の目標を描かない。コントロール・ウエッ
ジ800は焦点の目標801の右側の所に焦点の設定8
06を含んでいる。
【0079】図11に示すように、一般的に810で示
されたコントロール・ウエッジの配列はパワー走査と呼
ばれる。パワー走査はウエッジの配列であり、各ウエッ
ジは異なったパワーの設定で描かれている。ウエッジの
左側に示したパワーの設定805A〜805Fは3段階
で増加している。センサーの配列に関連して前に説明し
たようにパワー走査は理想的な露光の設定を見つけるの
に有用である。
【0080】図12を参照すれば、一般的に820で示
されるコントロール・ウエッジの配列は焦点走査と呼ば
れる。焦点走査は各ウエッジが異なった焦点の設定で描
かれたウエッジの配列である。焦点の設定は3段階で増
加するようにウエッジ806A〜Fの右側に示されてい
る。焦点走査はセンサーの配列に関連して上記に説明し
たように理想的な焦点の設定を見つけるのに有用であ
る。
【0081】先ず推定された強度を用いて焦点を設定
し、焦点を設定した後に直ぐ強度を設定することによ
り、即ち最初焦点の走査を行ない、次いでパワーを走査
することによりPOLAPROOFのような校正機を較
正するのは有用なことである。一具体化例においては、
フロント・エンドで走っているソフトウエア・プログラ
ムが使用者から焦点走査とパワー走査とに関するパラメ
ータ設定の入力を受取る。このソフトウエアは使用者か
らどのパラメータを走査するか、例えば焦点を走査する
かパワーを走査するかの入力を受取る。次いでフロント
・エンドのソフトウエアは、選ばれた走査パラメータに
対応して適当な視覚センサー、例えば露光センサー、ま
たはパワー走査804または焦点走査801を組み込ん
だコントロール・ウエッジ800をつくる。視覚センサ
ーが記録媒体の上に記録された後混乱を避けるために、
コントロール・ウエッジ800を記録する間走査される
画像生成パラメータに対応する視覚センサーだけをフロ
ント・エンドでつくられたコントロール・ウエッジの画
像の中に含ませることができる。即ち操作員によって焦
点走査が選ばれたならば、フロント・エンドのソフトウ
エアは焦点を評価する視覚センサー、例えば図12に示
した視覚センサー801だけを含み、他のパラメータの
視覚センサー、例えば露光センサー804は含まない。
逆に図11においてはコントロール・ウエッジ800の
中に露光センサー804だけが含まれている。何故なら
記録装置によって露光だけが走査されているからであ
る。
【0082】操作時においては、多数の視覚センサーの
画像がデイジタル・ファイルとしてフロント・エンドに
保存される。これらのファイルは、特定の画像記録パラ
メータの中の変化または零値をとることをを視覚的に指
示する視覚センサーを含み、視覚センサーのそれぞれの
タイプは画像記録装置の記録の際の分解能、使用する媒
体のタイプ、例えばフィルムまたは版または紙、記録装
置のタイプ、例えば写真装置、熱的または電気的写真装
置、選ばれた記録装置のスクリーニング・パラメータ、
例えば振幅変調スクリーンの周波数、記録用のドットの
形または大きさ、例えば正方形または楕円、媒体処理装
置のタイプ、例えば化学的、機械的または熱的処理装
置、或いは種々の他の画像記録パラメータの対応する変
化を含むことができる。フロント・エンド・ソフトウエ
アはこれらのパラメータを選択するメニュー、並びに記
録装置のどの画像生成パラメータを走査するかを選び、
この選択に基づいてフロント・エンドのソフトウエアが
一つまたはそれ以上のコントロール・ウエッジの画像を
つくるためのメニューを含んでいる。コントロール・ウ
エッジの画像は、走査、または操作員によって設計でき
る他の視覚的な画像試験を与える適当な視覚センサーを
含んでいる。
【0083】コントロール・ウエッジのファイルをつく
った後、フロント・エンドのソフトウエアはスクリーニ
ング、色の分離またはコントロール・ウエッジの画像に
対する他の処理工程を行ない、しかる後コントロール・
ウエッジの画像をラスター処理のためのRIP34に送
る。次にRIPは試験すべき記録装置が読めるビットマ
ップをつくる。処理されたRIPファイルはまた特定の
走査指令、例えば画像記録装置で走査を自動的に行ない
得るようにするどのパラメータを走査するかの指令、ま
たは走査パラメータの開始値および終了値を含むことが
できる。
【0084】またコントロール・ウエッジは日付、装置
のタイプ、走査の値、操作員の名前、スクリーニングま
たは分解能の設定または多数の他の検定データを与える
印刷された情報またはデータの分野を含んでいることが
できる。このような情報はフロント・エンドで操作員が
入力できるか、或いはフロント・エンドで走っているソ
フトウエアによってコントロール・ウエッジの画像の中
に挿入することができる。
【0085】当業界の専門家は本発明の精神および範囲
を逸脱することなく本明細書に記載された視覚センサー
の変形、変更または他の実装を行なうことができる。従
って本発明は上記の例示的な説明に規定されることはな
く、添付特許請求の範囲記載の精神および範囲だけに拘
束されるものとする。
【0086】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
【0087】1.第1の画像生成特性を有する第1の部
分(115);および第1の部分(115)の近傍にあ
り第2の画像生成特性を有する第2の部分(120)を
具備する記録媒体上に記録を行なうための視覚センサー
(110)において、第1の部分(115)および第2
の部分(120)の画像生成特性は少なくとも一つの画
像生成パラメータの設定範囲に対しては実質的に同じよ
うに見え、それ以外の所では実質的に異なって見えるよ
うに、該第1および第2の部分の一つの画像生成特性は
該第1および第2の部分の他の一つの画像生成特性に比
べ評価すべき記録装置の第1の画像生成パラメータに対
し感度が低い視覚センサー。
【0088】2.第1および第2の部分の一つは(n×
n)の周期的なパターンから成る粗い濃淡から成り、第
1および第2の部分の他方は(m×m)の周期的なパタ
ーンから成る細かい濃淡から成っており、ここでn>m
である上記第1項記載の視覚センサー。
【0089】3.該第1および第2の部分の少なくとも
一つは評価すべき記録装置の他の画像生成パラメータに
対して感度をもたない上記第1または2項記載の視覚セ
ンサー。
【0090】4.評価すべき記録装置の画像生成パラメ
ータは、露光ビームの強度、露光ビームのパルス幅の変
調度、露光ビームの焦点、画像のバランス、露光ビーム
のスポットの大きさ、スポットの形、スポットの離心
率、サイドローブの大きさ、サイドローブの形、サイド
ローブの強度、記録媒体のガンマ値、画像の縁のシャー
プさ、画像のドットの増加、画像の均一性、版材料のイ
ンクの受容度、物理的な媒体の変化、パターンに依存す
る効果、位置のエラーに対する感度、および露光エラー
に対する感度から成る組から選ばれた少なくとも一つの
パラメータである上記第1〜3項記載の視覚センサー。
【0091】5.第1および第2の画像生成特性はそれ
ぞれ密度、濃淡、色、反射率、吸収、粒度、微小構造、
大きさ、形、分布、ランダムさ、構造、形、縁のシャー
プさ、および深さから成る組から選ばれる一つまたはそ
れ以上の特性である上記第1〜4項記載の視覚センサ
ー。
【0092】6.第1および第2の部分の一つは容易に
認識可能な形を含み、第1および第2の部分の他の一つ
は背景から成り、該形は該背景によって完全に取り囲ま
れている上記第1〜5項記載の視覚センサー。
【0093】7.画像を記録媒体に記録することができ
少なくとも一つの変化し得る画像生成パラメータを有す
る記録装置を較正する方法であって、 a.第1の部分(115)および第2の部分(120)
を有する第1の視覚センサー(110)を第1の場所に
おいて記録媒体に記録し、 b.記録装置の少なくとも一つの変化し得る画像生成パ
ラメータを変更し、第1の場所とは異なる第2の場所に
おいて第1の視覚センサー(110)を記録媒体に記録
し、 c.少なくとも一つの画像生成パラメータの或る範囲の
値に対し上記記録および変更の過程を繰り返し、 d.第1の部分と第2の部分の相似性に基づいて、第1
の視覚センサーを記録媒体に記録するのに使用した画像
生成パラメータの値の範囲から、変化可能な画像生成パ
ラメータの好適な範囲を決定する工程を含む方法におい
て、変化可能な画像生成パラメータの値の好適範囲で記
録装置を操作した場合には第1の部分(115)の画像
生成特性および第2の部分(120)の画像生成特性が
実質的に同じように見えそれ以外の場合では実質的に異
なって見えるように、該第1および第2の部分の中の一
つの画像生成特性は、該第1および第2の部分の他の一
つの画像生成特性に比べ、該記録装置の該変化可能な画
像生成パラメータに対して感度が低くなるようにする方
法。
【0094】8.第1の場所において第1の視覚センサ
ー(110)を記録媒体に記録する過程はさらに a.記録媒体の第1の場所とは異なった場所において少
なくとも一つの第2の視覚センサー(110)を記録媒
体に記録し、この際該第2の視覚センサー(110)は
第1の部分(115)および第2の部分(120)を含
み、少なくとも一つの該第2の視覚センサーの第1の部
分および第2の部分の中の少なくとも一つは記録装置の
他の画像生成パラメータに対し感度が低く、少なくとも
一つの該第2の視覚センサーの第1および第2の部分の
画像生成特性が該他の画像生成パラメータの好適範囲で
操作した場合には実質的に同じように見え他の場合では
異なって見えるようにする過程を含んでいる上記第7項
記載の方法。
【0095】9.さらに a.該他の画像生成パラメータを変更し、少なくとも一
つの第2の視覚センサーを記録媒体の上に記録し、 b.該他の画像生成パラメータの或る範囲に対して上記
記録および変更過程を繰り返し、 c.第1の視覚センサーの第1の部分と第2の部分との
相似性、および少なくとも一つの第2の視覚センサーの
第1の部分と第2の部分との相似性に基づき、変更可能
な画像生成パラメータおよび他の画像生成パラメータの
好適パラメータ値を決定する過程を含む上記第8項記載
の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】非デジタル的な製版操作に使用されるタイプの
従来法のウエッジ。
【図2】試験パラメータを段階的に増加させた場合の記
号のコントラストの変化を示す本発明の視覚センサーの
具体化例の一例。
【図3】三つの画像パラメータを監視するセンサーの配
列の一具体化例。
【図4】図3のセンサーの配列に使用した充填パターン
の拡大図。
【図5】一つの画像生成パラメータに対し感度を増加さ
せたセンサーの具体化例。
【図6】図3および図4のバランス・センサーのドット
・エラーを示すグラフ。
【図7】図3および4のEXPセンサーに対するセンサ
ーのコントラストと間隙の大きさとの関係を示すグラ
フ。
【図8】焦点に対して感度をもつ画像部分の拡大図。
【図9】本発明のセンサーの具体化例。
【図10】本発明の視覚センサーを含むコントロール・
ウエッジの具体化例。
【図11】本発明の視覚センサーを含むコントロール・
ウエッジの具体化例。
【図12】本発明の視覚センサーを含むコントロール・
ウエッジの具体化例。
【符号の説明】
110 光センサー 111 光センサー 115 記号 116 記号 120 背景部分 121 背景部分 141 センサー配列 142 センサー配列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スチーブン・シー・ハインズ アメリカ合衆国マサチユセツツ州01810ア ンドーバー・シエリダンロード38

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像生成特性を有する第1の部
    分;および第1の部分の近傍にあり第2の画像生成特性
    を有する第2の部分を具備する記録媒体上に記録を行な
    うための視覚センサーにおいて、 第1の部分および第2の部分の画像生成特性は少なくと
    も一つの画像生成パラメータの設定範囲に対しては実質
    的に同じように見え、それ以外の所では実質的に異なっ
    て見えるように、該第1および第2の部分の一つの画像
    生成特性は該第1および第2の部分の他の一つの画像生
    成特性に比べ評価すべき記録媒体の第1の画像生成パラ
    メータに対して感度が低いことを特徴とする視覚センサ
    ー。
  2. 【請求項2】 画像を記録媒体に記録することができ少
    なくとも一つの変化し得る画像生成パラメータを有する
    記録装置を較正する方法であって、 a.第1の部分および第2の部分を有する第1の視覚セ
    ンサーを第1の場所において記録媒体に記録し、 b.記録装置の少なくとも一つの変化し得る画像生成パ
    ラメータを変更し、第1の場所とは異なる第2の場所に
    おいて第1の視覚センサーを記録媒体に記録し、 c.少なくとも一つの画像生成パラメータの或る範囲の
    値に対し上記記録および変更の過程を繰り返し、 d.第1の部分と第2の部分の相似性に基づいて、第1
    の視覚センサーを記録媒体に記録するのに使用した画像
    生成パラメータの値の範囲から、変化可能な画像生成パ
    ラメータの好適な範囲を決定する工程を含む方法におい
    て、 変化可能な画像生成パラメータの値の好適範囲で記録装
    置を操作した場合には第1の部分の画像生成特性および
    第2の部分の画像生成特性が実質的に同じように見えそ
    れ以外の場合では実質的に異なって見えるように、該第
    1および第2の部分の中の一つの画像生成特性は、該第
    1および第2の部分の他の一つの画像生成特性に比べ、
    該記録装置の該変化可能な画像生成パラメータに対して
    感度が低くなるようにすることを特徴とする方法。
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