JP2000196294A - 電子部品実装方法及び実装機 - Google Patents

電子部品実装方法及び実装機

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JP2000196294A
JP2000196294A JP10371617A JP37161798A JP2000196294A JP 2000196294 A JP2000196294 A JP 2000196294A JP 10371617 A JP10371617 A JP 10371617A JP 37161798 A JP37161798 A JP 37161798A JP 2000196294 A JP2000196294 A JP 2000196294A
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suction nozzle
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Ryoji Inuzuka
良治 犬塚
Kazuhiro Murata
和弘 村田
Yoshiyuki Nagai
禎之 永井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 精細な電子部品を高精度に実装することがで
きるとともに、実装タクトタイムのロスがなく、最短時
間の実装を実現する。 【解決手段】 電子部品を吸着して移動し、その途中で
吸着した電子部品の姿勢を認識し、その認識結果に基づ
いて部品を装着姿勢に回転させ、位置決めされた基板上
に部品を装着する電子部品実装方法において、認識ステ
ーションで電子部品の吸着姿勢を認識した後各吸着ノズ
ルに減速機を介して結合されたθ軸モータにて吸着ノズ
ルの移動中に吸着ノズルを回転させ、装着ステーション
の1つ手前のステーションから移動を開始する時点で装
着姿勢になるまでの残回転時間を求め、その残回転時間
に応じて吸着ノズル間欠回転速度を制御するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を基板上
に装着して電子回路基板の生産を行う電子部品実装方法
及び実装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品実装機について、図5〜
図10を参照して説明する。図5において、電子部品実
装機は、主構成として複数の吸着ノズルを円周上に配置
しているロータリヘッド部31、ロータリヘッド部31
を駆動するメインモータ32、複数の電子部品を搭載
し、ロータリヘッド部31の吸着位置へ順次位置決めす
る部品供給部33、電子部品を装着する基板を保持して
装着位置に位置決めするXYテーブル部34にて構成さ
れている。
【0003】図6に電子部品の吸着から装着までの一連
の動作を説明する平面図を示す。電子部品は部品供給部
33にセットされ、メインモータ32により駆動される
ロータリヘッド部31の円周状に配置された吸着ノズル
ユニット35にて吸着ステーションST5で吸着され、
A矢印方向に順次回転し、その途中で画像認識ステーシ
ョンST7で認識カメラ36で吸着姿勢と吸着ずれ量を
算出し、θ回転ステーションST8でθ回転手段37に
て吸着補正回転した後、装着ステーションST10でX
Yテーブル34上に固定されて位置決めされた基板38
上に装着されるという動作が、予め設定された実装プロ
グラムに基づいて順次実行される。
【0004】θ回転手段37は、図7に示すように、サ
ーボモータから成るθ軸モータ39にて回転されるθ回
転軸40がθ回転ステーションST8で停止する吸着ノ
ズルユニット35の上部に配置され、θ回転軸40の下
端のV突起40aに吸着ノズルユニット35の上端に形
成したVノッチ部35aを係合させて吸着ノズルを回転
するように構成されている。
【0005】ロータリヘッド部31の駆動部は、図8に
示すように、サーボモータから成るメインモータ32の
回転を減速機42を介してインデックスユニット41に
伝達し、インデックスユニット41にて円周方向に配置
された複数の吸着ノズルユニット35を間欠回転するよ
うに構成され、さらに減速機42の出力はタイミングベ
ルト43を介して板カム44を回転するように構成され
ている。この板カム44は吸着ノズルユニット35の1
ステーション移動に対して1回転し、その回転に伴って
吸着、θ回転、装着等の各ステーションにおいて、吸着
ノズルユニット35が停止している時間帯に、吸着ノズ
ルユニット35の吸着・装着時の上下動作や、θ回転手
段37のノッチ部35aの噛み込み・開放を行うように
構成されている。
【0006】図9に制御ブロック図を示し、図10に吸
着・装着の連続動作のタイミングチャートを示す。図9
において、45はメインコントローラであり、NC制御
部46を介してロータリヘッド部31のヘッド軸(H
軸)を駆動するメインモータ32、XYテーブル34を
駆動するX軸モータ34a、Y軸モータ34b、θ軸モ
ータ39、及び部品供給部33の駆動軸(Z軸)を駆動
するZ軸モータ33aをそれぞれのドライバを介して駆
動するように構成されている。また、インデックスユニ
ット41の回転速度はサイクルタイマー47にて検出さ
れてメインコントローラ45に入力され、また認識カメ
ラ36の画像信号は画像処理部48で処理されてメイン
コントローラ45に入力されている。
【0007】そして、メインコントローラ45は、図1
0におけるB点のタイミング、即ち間欠回転するロータ
リヘッド部31が停止後次に回転を開始するタイミン
グ、すなわち吸着ノズルユニット35が次のステーショ
ンに向けて移動を開始するタイミングで、次のステーシ
ョンで停止するまでに必要とするXY軸、Z軸の移動時
間を考慮し、最大の移動時間を必要とする軸の移動時間
に合わせてメインモータ32(H軸)を加減速制御する
ことで、ロス時間のない最適な実装タクトタイムを実現
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は電子
部品の精細化が進んでおり、θ補正の精度を高くしない
と実装不良を生じる恐れが出てきている。その対策とし
て、例えば1/30程度の減速比を持つハーモニックド
ライブなどの減速機をθ軸モータ39とθ回転軸40の
間に介装してθ軸の位置精度を高めることが考えられる
が、その場合θ補正に要する時間が30倍長くなる一
方、そのθ補正を行えるのは吸着ノズルユニット35が
θ回転ステーションST8に停止している間、すなわち
即ちロータリヘッド部31の間欠回転が停止している間
だけであるため、ロータリヘッド部31の停止時間を長
くする必要があって実装タクトを著しく低下させるとい
う問題がある。
【0009】そこで、吸着ノズルユニット35毎にθ軸
モータを配設するとともに減速機を介して吸着ノズルの
θ回転を行うようにし、電子部品を認識した後、直ぐに
θ軸モータを回転させてθ補正を行うことにより、吸着
ノズルユニット35が画像認識ステーションST7から
装着ステーションST10に到達するまでの間にθ補正
を行えばよいようにすることが考えられる。
【0010】ところが、その場合でも上記のように吸着
ステーションST5でのZ軸の移動時間や装着ステーシ
ョンST10でのXY軸の移動時間に応じて間欠回転毎
に可変制御されるロータリヘッド部31の回転速度で吸
着ノズルユニット35が装着ステーションST10に到
達するまでにθ補正が常に完了しているとは限らないた
め、θ補正が完了しない場合には、その吸着ノズルユニ
ット35が装着ステーションST10の一つ手前のステ
ーションST9から装着ステーションST10に移動す
る間のロータリヘッド部31の回転速度を制御すること
によってθ補正が完了するようにする必要がある。しか
しながら、電子部品の実装順序は予めプログラムされて
いても、電子部品の吸着ミスや認識エラー等で必ずしも
プログラム通りの順序では実装されないため、上記ステ
ーションST9から装着ステーションST10に回転す
る間の各吸着ノズルユニット35の移動速度を予め演算
しておくことはできず、そのためどのような場合でもθ
補正が十分に完了するようにロータリヘッド部31の回
転速度を制御すると実装タクトタイムのロスが大きくな
り、著しく生産性が低下するという問題がある。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、精細
な電子部品を高い信頼性で実装することができるととも
に、実装タクトタイムのロスがなく、最短時間の実装を
実現できる電子部品実装方法及び実装機を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品実装方
法は、吸着ステーションで吸着ノズルにて電子部品を吸
着して装着ステーションに向けて間欠移動し、その途中
の認識ステーションで吸着した電子部品の姿勢を認識
し、その認識結果に基づいて部品を装着姿勢に回転さ
せ、装着ステーションで装着位置に位置決めされた基板
上に部品を装着する電子部品実装方法において、認識ス
テーションで電子部品の吸着姿勢を認識した後各吸着ノ
ズルに減速機を介して結合されたθ軸モータにて吸着ノ
ズルの移動中に吸着ノズルを回転させ、装着ステーショ
ンの1つ手前のステーションから移動を開始する時点で
装着姿勢になるまでの残回転時間を求め、その残回転時
間を参照して吸着ノズルの間欠回転速度を制御するもの
であり、減速機を介して吸着ノズルをθ回転して電子部
品の姿勢を補正するので高精度にθ位置決めができて精
細な電子部品であっても高い信頼性で実装することがで
き、しかも減速機を介することによって低速回転して補
正回転に必要な時間が長くなっても認識した後装着まで
の時間にあまり無理なく収まるとともに、1つ手前のス
テーションからは補正に必要な残回転時間を参照して個
々に間欠回転速度が制御されるので、実装タクトタイム
のロスがなく、最短時間の実装を実現できる。
【0013】また、本発明の電子部品実装機は、所定位
置で電子部品を吸着して移動し所定位置で基板上に装着
する複数の吸着ノズルの移動及び電子部品の吸着、装着
のタイミングを制御するヘッド軸ドライバと、電子部品
を吸着位置に位置決めする部品供給軸ドライバと、基板
を保持して装着位置に位置決めするXYテーブルを制御
するXY軸ドライバと、各吸着ノズル毎に設けられると
ともに減速機を介して吸着ノズルに結合されたθ軸モー
タを制御して吸着した電子部品を所定の装着角度に回転
させる複数のθ軸ドライバと、これら各軸のドライバを
制御するメインコントローラを備えた電子部品実装機に
おいて、各吸着ノズルに設けられたθ軸ドライバから所
定のタイミングでメインコントローラにθ軸の残移動量
に基づく残移動時間を通信し、メインコントローラはそ
のθ軸ドライバの残移動時間を参照して吸着ノズルの移
動制御を行うように構成したものであり、θ軸ドライバ
とメインコントローラの間を通信で制御しながら上記方
法を実行してその効果を奏することができる。
【0014】また、本発明のNC装置は、メインコント
ローラにて制御されて複数の位置状態間を連動して移動
する複数の軸の各軸を、メインコントローラとの間で通
信にて制御される各軸のドライバにてその移動中にNC
制御にて所要位置に位置決め制御するように構成し、か
つ位置決め動作中の任意の軸が特定の位置状態に到達し
た時点でメインコントローラからその軸のドライバに対
して位置決め残時間の読み込みコマンドを出力し、その
ドライバはコマンド受信時から位置決め完了までの所要
時間を算出して残位置決め時間としてメインコントロー
ラへ返信し、メインコントローラは残位置決め時間を参
照して各軸の移動速度を制御するように構成したもので
あり、複数の位置状態間を連動して移動する複数軸の位
置決め制御において上記と同様の効果を奏することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子部品実装機の
一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
【0016】電子部品実装機の制御ブロック図を示す図
1において、1はメインコントローラで、NC制御部
2、通信制御部3、画像処理部4が接続されている。N
C制御部2には、XYテーブル駆動用のX軸モータ5及
びY軸モータ6を駆動制御するX軸・Y軸ドライバ7、
部品供給部の駆動軸を駆動するZ軸モータ8を駆動制御
するZ軸ドライバ9、さらにメインモータ10を駆動制
御するH軸ドライバ11が接続されている。画像処理部
4には、電子部品の吸着位置を画像認識するための認識
カメラ12が接続されている。
【0017】メインモータ10は減速機を介してインデ
ックスユニット13を駆動し、インデックスユニット1
3の動作はサイクルタイマ14によりメインコントロー
ラ1へI/O情報として通知される。
【0018】各吸着ノズルユニット毎にθ軸モータが設
けられ、そのθ軸モータ群15(θ1軸モータ〜θ10
軸モータ)はθ軸ドライバ16で制御される。θ軸ドラ
イバ16は、各θ軸のドライバと、位置決め制御を行う
NC制御部と、通信制御部と、通信制御部よりのコマン
ドに対する処理や各種演算を行うCPU部を独立して備
えている。
【0019】θ軸ドライバ16はインデックスユニット
13上に配置され、インデックスユニット13の円周方
向に配置された吸着ノズルユニットの回転と同期して回
転する回転部に配置されるため、ロータリコネクタ17
を介して通信制御部3と接続され、互いにシリアル通信
を行ってメインコントローラ1との間で相互に情報が伝
達される。
【0020】図2に電子部品の吸着から装着までの一連
の動作を説明する平面図を示す。電子部品は部品供給部
18にセットされ、メインモータ10により駆動される
ロータリヘッド部20の円周状に配置された吸着ノズル
ユニット19にて吸着ステーションST5で吸着され、
A矢印方向に順次回転し、その途中で画像認識ステーシ
ョンST7で認識カメラ12で吸着した電子部品を画像
認識し、画像処理部4で吸着姿勢と吸着ずれ量を算出し
てメインコントローラ1に情報を伝達する。
【0021】吸着ノズルユニット19においては、図3
に示すように、θ軸モータ群15の各θn軸モータ(θ
1軸モータ〜θ10軸モータ)と吸着ノズル21がハー
モニックドライブ(減速比1/30)などの減速機22
を介して結合されており、吸着ノズルユニット19が画
像認識ステーションST7から移動した後、装着ステー
ションST10に到達するまでの間吸着ノズル21のθ
回転を行うことができるとともに、減速機22を介する
ことによって吸着ノズル21を高精度にθ回転できるよ
うに構成されている。
【0022】その後、電子部品の吸着補正回転が完了し
た後、装着ステーションST10でXYテーブル23上
に固定されて位置決めされた基板24上に装着される。
以上の動作が、予め設定された実装プログラムに基づい
て順次実行される。
【0023】次に、上記吸着ノズルユニット19におけ
る各θ軸モータによるθ補正回転動作について、図4を
参照して詳細に説明する。吸着ノズルユニット19にお
いて各θ軸モータによるθ補正回転を継続している状態
またはθ補正回転が終了している状態で、吸着ノズルユ
ニット19が装着ステーションST10の1つ手前のス
テーションST9から装着ステーションST10に向け
て移動を開始する時点、即ち図10のBタイミングに、
メインコントローラ1は次に実装する電子部品を保持し
ているステーションST9に位置する吸着ノズルユニッ
ト19の番号から該当するθn軸を判別し、θ軸ドライ
バ16に対してθn軸の残移動時間の読み込みコマンド
を発行する。コマンドを受信したθ軸ドライバ16はθ
n軸の残移動時間tを演算し、結果をコマンドで返信す
る。残移動時間tを得たメインコントローラ1は、次の
実装動作におけるX軸、Y軸、Z軸の位置決め時間と残
移動時間tを対比し、一番位置決めに時間を要する軸の
位置決め時間に合わせてH軸(メインモータ駆動軸)の
加減速制御を実行する。以上の動作により、吸着ノズル
ユニット19が装着ステーションST10に到達するま
でにθ補正回転が完了する。
【0024】本実施形態によれば、吸着ノズルユニット
19に吸着ノズル21をθ補正回転するθ軸モータ15
を設けているので、吸着した電子部品をθ回転させる時
間を電子部品の実装タクトタイム以上に割りつけること
が可能となり、また減速機22を介装しているので高精
度のθ回転補正を行うことができ、また所定のタイミン
グ、例えば装着ステーションST10の手前のステーシ
ョンST9から移動を開始する時点にθ軸ドライバ16
とメインコントローラ1間で通信により残移動量に対す
る残移動時間を読み出してそれに対応してH軸(メイン
モータ駆動軸)の加減速制御を行うことにより、電子部
品の吸着ミスや認識エラー等で予めプログラムされた電
子部品の実装順序が変更された場合でも、装着ステーシ
ョンST10に到達した時点でθ回転補正は確実に完了
しており、θ回転補正の完了を確保するために、H軸の
回転速度を過大に遅く設定する必要がなく、実装タクト
タイムのロス無く、短時間での実装を実現することがで
きる。
【0025】
【発明の効果】本発明の電子部品実装方法によれば、以
上のように認識ステーションで電子部品の吸着姿勢を認
識した後各吸着ノズルに減速機を介して結合されたθ軸
モータにて吸着ノズルの移動中に吸着ノズルを回転さ
せ、装着ステーションの1つ手前のステーションから移
動を開始する時点で装着姿勢になるまでの残回転時間を
求め、その残回転時間に応じて吸着ノズル間欠回転速度
を制御するので、減速機を介して吸着ノズルをθ回転し
て電子部品の姿勢を補正するので高精度にθ位置決めが
できて精細な電子部品であっても高い信頼性で実装する
ことができ、しかも減速機を介することによって低速回
転して補正回転に必要な時間が長くなっても認識した後
装着までの時間にあまり無理なく収まるとともに、1つ
手前のステーションからは補正に必要な残回転時間に応
じて個々に間欠回転速度が制御されるので、実装タクト
タイムのロスがなく、最短時間の実装を実現できる。
【0026】また、本発明の電子部品実装機によれば、
ヘッド軸ドライバと、部品供給軸ドライバと、XY軸ド
ライバと、各吸着ノズル毎に設けられた複数のθ軸ドラ
イバと、これら各軸のドライバを制御するメインコント
ローラを備えた電子部品実装機において、各吸着ノズル
に設けられたθ軸ドライバから所定のタイミングでメイ
ンコントローラにθ軸の残移動量に基づく残移動時間を
通信し、メインコントローラはそのθ軸ドライバの残移
動時間に応じて吸着ノズルの移動制御を行うように構成
したので、θ軸ドライバとメインコントローラの間を通
信で制御しながら上記方法を実行してその効果を奏する
ことができる。
【0027】また、本発明のNC装置によれば、同様の
構成にて複数の位置状態間を連動して動作する複数軸の
位置決め制御において上記と同様の効果を奏することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品実装機の一実施形態の制御ブ
ロック図である。
【図2】同実施形態における部品吸着から実装までの概
要を示す平面図である。
【図3】同実施形態における吸着ノズルユニットの概略
構成図である。
【図4】同実施形態におけるθ補正と各軸の位置決め動
作を協調させて制御処理を行うフローチャートである。
【図5】電子部品実装機の全体概略斜視図である。
【図6】従来例における部品吸着から実装までの概要を
示す平面図である。
【図7】従来例におけるθ回転手段の概略構成図であ
る。
【図8】電子部品実装機のメイン駆動部の構成を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図9】従来例の電子部品実装機における制御ブロック
図である。
【図10】従来例における吸着・装着連続動作のタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 メインコントローラ 7 X軸・Y軸トライバ(XY軸ドライバ) 9 Z軸ドライバ(部品供給軸ドライバ) 11 H軸ドライバ(ヘッド軸ドライバ) 15 θ軸モータ群 16 θ軸ドライバ 18 部品供給部 19 吸着ノズルユニット 21 吸着ノズル 22 減速機 24 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 禎之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 DD02 DD03 DD06 EE24 FF03 FF31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着ステーションで吸着ノズルにて電子
    部品を吸着して装着ステーションに向けて間欠移動し、
    その途中の認識ステーションで吸着した電子部品の姿勢
    を認識し、その認識結果に基づいて部品を装着姿勢に回
    転させ、装着ステーションで装着位置に位置決めされた
    基板上に部品を装着する電子部品実装方法において、認
    識ステーションで電子部品の吸着姿勢を認識した後各吸
    着ノズルに減速機を介して結合されたθ軸モータにて吸
    着ノズルの移動中に吸着ノズルを回転させ、装着ステー
    ションの1つ手前のステーションから移動を開始する時
    点で装着姿勢になるまでの残回転時間を求め、その残回
    転時間を参照して吸着ノズルの間欠回転速度を制御する
    ことを特徴とする電子部品実装方法。
  2. 【請求項2】 所定位置で電子部品を吸着して移動し所
    定位置で基板上に装着する複数の吸着ノズルの移動及び
    電子部品の吸着、装着のタイミングを制御するヘッド軸
    ドライバと、電子部品を吸着位置に位置決めする部品供
    給軸ドライバと、基板を保持して装着位置に位置決めす
    るXYテーブルを制御するXY軸ドライバと、各吸着ノ
    ズル毎に設けられるとともに減速機を介して吸着ノズル
    に結合されたθ軸モータを制御して吸着した電子部品を
    所定の装着角度に回転させる複数のθ軸ドライバと、こ
    れら各軸のドライバを制御するメインコントローラを備
    えた電子部品実装機において、各吸着ノズルに設けられ
    たθ軸ドライバから所定のタイミングでメインコントロ
    ーラにθ軸の残移動量に基づく残移動時間を通信し、メ
    インコントローラはそのθ軸ドライバの残移動時間を参
    照して吸着ノズルの移動制御を行うように構成したこと
    を特徴とする電子部品実装機。
  3. 【請求項3】 メインコントローラにて制御されて複数
    の位置状態間を連動して移動する複数の軸の各軸を、メ
    インコントローラとの間で通信にて制御される各軸のド
    ライバにてその移動中にNC制御にて所要位置に位置決
    め制御するように構成し、かつ位置決め動作中の任意の
    軸が特定の位置状態に到達した時点でメインコントロー
    ラからその軸のドライバに対して位置決め残時間の読み
    込みコマンドを出力し、そのドライバはコマンド受信時
    から位置決め完了までの所要時間を算出して残位置決め
    時間としてメインコントローラへ返信し、メインコント
    ローラは残位置決め時間を参照して各軸の移動速度を制
    御するように構成したことを特徴とするNC装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007036163A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2011134914A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Samsung Techwin Co Ltd 部品実装装置、部品実装装置の制御方法およびプログラム

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