JP2000196253A - 電気機器収納用箱体 - Google Patents

電気機器収納用箱体

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Publication number
JP2000196253A
JP2000196253A JP10371835A JP37183598A JP2000196253A JP 2000196253 A JP2000196253 A JP 2000196253A JP 10371835 A JP10371835 A JP 10371835A JP 37183598 A JP37183598 A JP 37183598A JP 2000196253 A JP2000196253 A JP 2000196253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
box
hinge pin
door
box body
Prior art date
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Pending
Application number
JP10371835A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shinoda
健二 信田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JP2000196253A publication Critical patent/JP2000196253A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蝶番を取り付けることができる電気機器収納
用箱体が制限されることがないと共に、蝶番ピンを確実
に挟持して脱落を防止する電気機器収納用箱体を提供す
る。 【解決手段】 電気機器収納用箱体1は、前面に開口部
を有する箱体本体2と、この箱体本体2の開口部を施蓋
する扉体3と、箱体本体2の開口部の片端側に設けた箱
体側蝶番4と、箱体側蝶番4に対向する扉体3の片端側
に設けた扉体側蝶番5と、箱体側蝶番4の蝶番ピン挿通
孔4aと扉体側蝶番5の蝶番ピン挿通孔5aとを同一直
線上に連ねて挿通して蝶着する蝶番ピン6とを有し、箱
体本体2を施蓋する扉体3を回動可能に形成して成る。
蝶番ピン6の軸部6aの基部6bには軸部長手方向に対
して垂直方向に突出する突起部7を具備し、箱体本体2
の開口部端部から延設した切欠8に蝶番ピン6の突起部
7が係止可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器を収納する電
気機器収納用箱体の蝶番に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器を収納する電気機器収納
用箱体で、蝶番ピンを確実に挟持して脱落を防止するこ
とができるものは、実開平5−42558合公報に記載
の技術があった。即ち、扉側蝶番部(B)の係止欠切部
(9)へ本体側蝶番部(A)の係止突起片(5)を嵌入
し、係止突起片(5)と扉側蝶番部(B)の係止突起片
(10)との支持軸挿通孔を同一直線上に連ね、支持軸
(11)を各支持軸挿通孔へ貫入し、本体側蝶番部
(A)と扉側蝶番部(B)とを回動自在に連結し、掛止
め片(6)と扉側蝶番部(B)の係止突起片(10)と
の間の支持軸に、支持軸止め具(12)を係着すると、
支持軸は上下二段の弾性挟持片により確実に挟持され
て、抜脱することがないというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電気機器収納用箱体の蝶番によると、箱体本体に枠体
を取り付けたような蝶番部に十分なスペースがある電気
機器収納用箱体にしか取り付けることができず、この蝶
番を取り付けることができる電気機器収納用箱体が制限
されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の電気機器収納
用箱体の問題点に鑑み、本発明の目的は、蝶番を取り付
けることができる電気機器収納用箱体が制限されること
がないと共に、蝶番ピンを確実に挟持して脱落を防止す
る電気機器収納用箱体を提供するもので、少なくとも前
面に開口部を有する箱体本体と、該箱体本体の前記開口
部を施蓋する扉体と、前記箱体本体の前記開口部の片端
側に設けた箱体側蝶番と、前記箱体側蝶番に対向する扉
体の片端側に設けた扉体側蝶番と、前記箱体側蝶番の蝶
番ピン挿通孔と前記扉体側蝶番の蝶番ピン挿通孔とを同
一直線上に連ねて挿通して蝶着する蝶番ピンとを有し、
前記箱体本体を施蓋する扉体を回動可能に形成した電気
機器収納用箱体において、前記蝶番ピンの軸部の基部に
は軸部長手方向に対して垂直方向に突出する突起部を具
備し、前記箱体本体の開口部端部から延設した切欠に前
記蝶番ピンの突起部が係止可能とし、該突起部の係止状
態で前記蝶番ピンが抜脱できないことである。
【0005】また、前記電気機器収納用箱体において、
前記蝶番ピンと突起部を別部品として構成したことであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の電気機器収納用
箱体によれば、扉体を回動させると、突起部を扉体側に
回動させても切欠と突起部が係止している状態では蝶番
ピンが抜脱できないので、扉体を電気機器収納用箱体か
ら取り外すことができない。更に扉体を回動させた後、
突起部を扉体側に回動させると切欠と突起部の係止が解
除でき、蝶番ピンが抜脱できるので、扉体を電気機器収
納用箱体から取り外すことができる。そのため蝶番部に
十分なスペースがない電気機器収納用箱体でも簡単に取
り付けることができると蝶番を取り付けることができる
電気機器収納用箱体が制限されることがないと共に、蝶
番ピンを確実に挟持して脱落を防止することができる。
【0007】また、請求項2に記載の電気機器収納用箱
体によれば、蝶番部に十分なスペースがない電気機器収
納用箱体でも簡単に取り付けることができると蝶番を取
り付けることができる電気機器収納用箱体が制限される
ことがないと共に、蝶番ピンに特別な加工を施さなくと
も良い。
【0008】
【実施例】本発明に係る電気機器収納用箱体の第一実施
例を図1〜図4に示す。以下これらの図面に基づいて本
発明を説明する。
【0009】電気機器収納用箱体1は、前面に開口部を
有する箱体本体2と、この箱体本体2の開口部を施蓋す
る扉体3と、箱体本体2の開口部の片端側に設けた箱体
側蝶番4と、箱体側蝶番4に対向する扉体3の片端側に
設けた扉体側蝶番5と、箱体側蝶番4の蝶番ピン挿通孔
4aと扉体側蝶番5の蝶番ピン挿通孔5aとを同一直線
上に連ねて挿通して蝶着する蝶番ピン6とを有し、箱体
本体2を施蓋する扉体3を回動可能に形成して成る。蝶
番ピン6の軸部6aの基部6bには軸部長手方向に対し
て垂直方向に突出する突起部7を具備し、箱体本体2の
開口部端部から延設した切欠8に蝶番ピン6の突起部7
が係止可能に形成されている。
【0010】扉体3を回動させると、突起部7を扉体3
側に回動させても切欠8と突起部7が係止している状態
では蝶番ピン6が抜脱できないので、扉体3を電気機器
収納用箱体1から取り外すことができない。更に扉体3
を回動させた後、突起部7を扉体3側に回動させると切
欠8と突起部7の係止が解除でき、蝶番ピン6が抜脱で
きるので、扉体3を電気機器収納用箱体1から取り外す
ことができる。
【0011】尚、突起部7の形状及び大きさは本実施例
に限定されるものではなく、蝶番ピンの抜脱規制角度応
じて適宜変更可能である。
【0012】次に本発明に係る電気機器収納用箱体の第
二実施例を図5〜図6に示す。以下これらの図面に基づ
いて本発明を説明する。
【0013】電気機器収納用箱体11は、前面に開口部
を有する箱体本体12と、この箱体本体12の開口部を
施蓋する扉体13と、箱体本体12の開口部の片端側に
設けた箱体側蝶番14と、箱体側蝶番14に対向する扉
体13の片端側に設けた扉体側蝶番15と、箱体側蝶番
14の蝶番ピン挿通孔14aと扉体側蝶番15の蝶番ピ
ン挿通孔15aとを同一直線上に連ねて挿通して蝶着す
る蝶番ピン16とを有し、箱体本体2を施蓋する扉体3
を回動可能に形成して成る。蝶番ピン16の軸部16a
の基部16bには軸部長手方向に対して垂直方向に突出
する突起部17を具備した環状体19が装着され、箱体
本体12の開口部端部から延設した切欠18に蝶番ピン
16の突起部17が係止可能に形成されている。
【0014】扉体13を回動させると、突起部17を扉
体13側に回動させても切欠18と突起部17が係止し
ている状態では蝶番ピン16が抜脱できないので、扉体
13を電気機器収納用箱体11から取り外すことができ
ない。更に扉体13を回動させた後、突起部17を扉体
13側に回動させると切欠18と突起部17の係止が解
除でき、蝶番ピン16が抜脱できるので、扉体13を電
気機器収納用箱体11から取り外すことができる。
【0015】尚、環状体19の突起部17の形状及び大
きさは本実施例に限定されるものではなく、蝶番ピンの
抜脱規制角度応じて適宜変更可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電気機
器収納用箱体は、少なくとも前面に開口部を有する箱体
本体と、該箱体本体の前記開口部を施蓋する扉体と、前
記箱体本体の前記開口部の片端側に設けた箱体側蝶番
と、前記箱体側蝶番に対向する扉体の片端側に設けた扉
体側蝶番と、前記箱体側蝶番の蝶番ピン挿通孔と前記扉
体側蝶番の蝶番ピン挿通孔とを同一直線上に連ねて挿通
して蝶着する蝶番ピンとを有し、前記箱体本体を施蓋す
る扉体を回動可能に形成した電気機器収納用箱体におい
て、前記蝶番ピンの軸部の基部には軸部長手方向に対し
て垂直方向に突出する突起部を具備し、前記箱体本体の
開口部端部から延設した切欠に前記蝶番ピンの突起部が
係止可能とし、該突起部の係止状態で前記蝶番ピンが抜
脱できないことによって、蝶番部に十分なスペースがな
い電気機器収納用箱体でも簡単に取り付けることができ
ると蝶番を取り付けることができる電気機器収納用箱体
が制限されることがないと共に、蝶番ピンを確実に挟持
して脱落を防止することができるという効果がある。
【0017】また、前記電気機器収納用箱体において、
前記蝶番ピンと突起部を別部品として構成したことによ
って、前述の効果を有すると共に、蝶番ピンに特別な加
工を施さなくとも良いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気機器収納用箱体の第一実施例
の要部組立説明図である。
【図2】本発明に係る電気機器収納用箱体の第一実施例
の要部説明図である。
【図3】本発明に係る電気機器収納用箱体の第一実施例
の扉体の回動時の説明図である。
【図4】本発明に係る電気機器収納用箱体の第一実施例
の扉体の閉塞時の説明図である。
【図5】本発明に係る電気機器収納用箱体の第二実施例
の要部組立説明図である。
【図6】本発明に係る電気機器収納用箱体の第二実施例
の要部説明図である。
【符号の説明】
1 電気機器収納用箱体 2 箱体本体 3 扉体 4 箱体側蝶番 5 扉体側蝶番 6 蝶番ピン 7 突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前面に開口部を有する箱体本
    体と、該箱体本体の前記開口部を施蓋する扉体と、前記
    箱体本体の前記開口部の片端側に設けた箱体側蝶番と、
    前記箱体側蝶番に対向する扉体の片端側に設けた扉体側
    蝶番と、前記箱体側蝶番の蝶番ピン挿通孔と前記扉体側
    蝶番の蝶番ピン挿通孔とを同一直線上に連ねて挿通して
    蝶着する蝶番ピンとを有し、前記箱体本体を施蓋する扉
    体を回動可能に形成した電気機器収納用箱体において、
    前記蝶番ピンの軸部の基部には軸部長手方向に対して垂
    直方向に突出する突起部を具備し、前記箱体本体の開口
    部端部から延設した切欠に前記蝶番ピンの突起部が係止
    可能とし、該突起部の係止状態で前記蝶番ピンが抜脱で
    きないことを特徴とする電気機器収納用箱体。
  2. 【請求項2】 前記電気機器収納用箱体において、前記
    蝶番ピンと突起部を別部品として構成したことを特徴と
    する請求項1に記載の電気機器収納用箱体。
JP10371835A 1998-12-28 1998-12-28 電気機器収納用箱体 Pending JP2000196253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163574A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kawamura Electric Inc 機器収納用箱体の蝶番構造
JP2016023441A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 株式会社総合車両製作所 鉄道関連機器収納箱

Cited By (2)

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