JP2000195904A - 半導体素子の組立方法 - Google Patents

半導体素子の組立方法

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JP2000195904A
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wafer
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sealing resin
substrate
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Yuji Sakamoto
有史 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンプ付半導体素子の前記の新しい組立工程
において好適な液状封止樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 1)基板と電気的接合させるためのバン
プを有する多数個の半導体素子が形成されたウエハーに
B−ステージ化可能な液状封止樹脂組成物を塗布する工
程、2)該液状封止樹脂組成物をB−ステージ化する工
程、3)該ウエハーをダイシングし、半導体素子を個片
化する工程、4)個片化した半導体素子と基板と接合し
同時にB−ステージ化された樹脂組成物を加熱流動させ
冷却することによる圧着工程からなる半導体素子の組立
方法において、液状封止樹脂組成物がa)2官能以上の
シアネートエステル、b)平均粒径が0.5μmから1
2μm、かつ最大粒径が50μm以下である球状無機フ
ィラーを主成分とすることを特徴とする半導体素子の組
立方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプ接合方式で
基板と接合する半導体素子の組立方法に用いる液状封止
樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ICチップの高集積化、高密度化とIC
パッケージの小型化という要求からフリップチップ実装
方式が登場した。同実装方式はこれまでのワイヤーボン
ディングによる接続ではなく、ICチップ表面とプリン
ト基板とを金属バンプで電気的接続することで小型、薄
型化を可能としている。しかしチップ、プリント配線基
板、半田の熱膨張係数が異なるために冷熱衝撃試験時に
熱ストレスが発生する。特にチップ中央から遠いコーナ
ー近辺の金属バンプには局所的に熱ストレスが集中す
る。このため接合部位にクラックが生じ、回路の作動信
頼性は大きく低下する。
【0003】そこで、熱ストレスを緩和する目的から液
状注入封止アンダーフィル材による封止が行われる。し
かしこの方法はチップとプリント配線基板との隙間にア
ンダーフィル材を注入、硬化して、封止する方法が採ら
れるため工程が煩雑であり、コストもかかる。更にこの
ような半導体素子の場合は、ウエハー作製工程、ウエハ
ー上への電気回路形成形成工程、個片化工程、バンプ形
成工程、バンプ接合工程、アンダーフィル封止工程が必
要であり、ここの工程は製造会社又は工場が異なる場合
が多くデリバリーコストがかかってしまうので問題があ
った。
【0004】そこで提案されたのがウエハーに電気回路
を形成し個片化せずバンプを形成し、その後個片化する
方法が考え出された。この方法はウエハー製造から一環
のラインでバンプ付半導体素子を作ることも可能であ
り、大幅に素子のコストが下がる可能性がある。しかし
この方法であっても信頼性を上げるためにはアンダーフ
ィル封止工程が必要であり、コストに反映してしまう問
題が残っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はバンプ付半導
体素子の前記の新しい組立工程において好適な液状封止
樹脂組成物をを提供するに有る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
1)基板と電気的接合させるためのバンプを有する多数
個の半導体素子が形成されたウエハーにB−ステージ化
可能な液状封止樹脂組成物を塗布する工程、2)該液状
封止樹脂組成物をB−ステージ化する工程、3)該ウエ
ハーをダイシングし、半導体素子を個片化する工程、
4)個片化した半導体素子と基板と接合し同時にB−ス
テージ化された樹脂組成物を加熱流動させ冷却すること
による圧着工程からなる半導体素子の組立方法におい
て、液状封止樹脂組成物がa)2官能以上のシアネート
エステル、b)平均粒径が0.5μmから12μm、か
つ最大粒径が50μm以下である球状無機フィラーを主
成分とすることを特徴とする半導体素子の組立方法であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の工程について詳細に説明
する。まずウエハー上に電気回路が形成された多数個の
半導体素子に基板と電気的に接合するためのバンプを形
成させる。次に、液状封止樹脂組成物を回路形成面のウ
エハー全体に塗布する。液状封止樹脂組成物を塗布する
方法は印刷、ディスペンス、スピンコート、転写等従来
から知られた方法を用いることができる。その中でスピ
ンコート法が好ましい。これは膜厚を制御しやすい、バ
ンプ上に残る樹脂組成物を極力少なくすることが出来、
接合時に接触不良を起こすことがないからである。
【0008】次に、液状樹脂組成物が塗布されたウエハ
ーをB−ステージ化する。その方法は後述するように硬
化温度よりも十分低い温度で熱処理する事により行う。
またウエハーの反りは工程搬送やダイシング時に重要で
あるが、ウエハー上でB−ステージ化状態で樹脂の硬化
を停止させることにより、ウエハーの反りは極めて少な
くすることができる。その後の個片化後の硬化では素子
毎の反りに関してもB−ステージを介さない場合と比べ
少なくすることができる。次にダイシング工程は従来よ
り知られている通常の方法により行うすることができ
る。最後に圧着工程について説明する。半田バンプを例
にとると150℃以上の温度と加重を加え半田ボールを
基板に圧接する。その時B−ステージ化された樹脂組成
物が溶解して素子と基板の間隙を充填する。冷却後半導
体素子が基板に接合され、封止も完了する。なお、液状
封止樹脂組成物がより十分な特性を発現させるためにオ
ーブン等に投入し後硬化することも可能である。
【0009】本発明で用いる液状封止樹脂組成物は、B
−ステージ可能な樹脂組成物である。本発明でいう「B
−ステージ化可能」とは、樹脂組成物を塗布した後低い
温度で硬化(半硬化状態)を進めタックフリーの状態に
することができ、保管温度(通常常温)で1ヶ月以上ほ
とんど反応が進行せず、バンプ接合時の温度で溶融し接
着することできる特性を示すものである。
【0010】本発明では、前記の特性を有し、且つ液状
封止樹脂組成物としての特性を満足する樹脂として、2
官能以上のシアネートエステルを用いる。本発明で用い
る、2官能以上のシアネートエステルの例としては、具
体的には式(1)及び(2)がある。
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】 (式中、R1、R2:H又は炭素数10以下のアルキル基
3:炭素数10以下のアルキレン基)
【0013】式(2)で表されるシアネートエステルと
しては、4,4'−メチリデンビス[2,6−ジメチル
フェニレンシアネート]、4,4'−(1−メチルエチ
リデン)ビス[2−メチルフェニレンシアネート]、
4,4'−(1−メチルエチリデン)ビス[2,6−ジ
メチルフェニレンシアネート]、4,4'−メチレンビ
ス[2−メチルフェニレンシアネート]、4,4'−
(1−メチル−エチリデン)ビス[2−(1,1−ジメ
チルエチル)フェニレンシアネート],フェノールノボ
ラックのシアネートエステル化したもの、クレゾールノ
ボラックのシアネートエステル化したものなどがある。
シアネートエステルは単独で熱時三量化する。
【0014】一般にシアネートエステルは結晶性のため
アンダーフィル材の冷凍保存時の結晶化を防止する目的
から、これらのシアネートエステルを予め10から30
重量%程度部分的三量化させて配合しても良い。
【0015】本発明で用いる球状無機フィラーは、その
平均粒径が0.5ミクロンから12ミクロンの範囲であ
り、且つ最大粒径が50ミクロン以下の球状無機フィラ
ーであることが必要である。平均粒径が0.5ミクロン
未満だとバンプ接合時に溶融するB−ステージ化された
液状封止樹脂組成物の流動性が不足となり、チップの外
への樹脂組成物の浸み出し(フィレット)が不十分とな
り、接着性不足による信頼性の低下の恐れがある。また
12ミクロンを超えると液状封止樹脂組成物を塗布時に
バンプ上にフィラーが残存した場合後のバンプ接合時に
接触不良を起こす恐れがある。また最大粒径に関して
は、一般にバンプの高さは100ミクロン以下であるた
め少なくとも液状封止樹脂組成物の塗布厚みはそのバン
プの高さ以下にしなければならない。最大粒径が50ミ
クロンを超えると塗布厚みにばらつきが大きくなりバン
プ接合時に接合不良を起こす恐れがある。
【0016】本発明で用いる球状無機フィラーの種類
は、窒化アルミ、アルミナ、シリカなどがあるが、熱放
散性とコストの面からシリカ粒子が好ましく、低放射線
性であればより好ましい。形状は球状、破砕状、フレー
ク状等があるが、フィラーの高充填化により線膨張係数
の低減化が図られる為、球状であることが必要である。
球状無機フィラーの添加量は、全組成物に対して30〜
80重量%が望ましい。30重量%未満だと、耐湿性や
硬化物の線膨張係数が大きくなり、80重量%を越える
と結果として得られる組成物の粘度が高くなり過ぎ、流
動特性が悪化するため好ましくない。
【0017】本発明で用いる液状封止樹脂組成物の製造
方法は、まずシアネートエステル(固形の場合溶剤で溶
解させる)、球状フィラーを秤量し、ロール混練等を用
いて均一分散させる。さらに脱泡して液状封止樹脂組成
物を作製する。
【0018】本発明で用いる液状封止樹脂組成物には、
更に、ダイシング時の剥離、欠けを防ぐため他の樹脂を
添加することもできる。その例としては、エポキシ樹
脂、ブタジエンアクリリニトリルコポリマー、ナイロ
ン,ウレタン樹脂等の熱可塑性樹脂がある。特にエポキ
シ樹脂はシアネートエステルと反応するため、B−ステ
ージ化を低温短時間で処理することができる。
【0019】また本発明で用いる液状封止樹脂組成物に
はシアネートエステル硬化反応を促進するため、触媒を
添加することができる。その例としてはコバルト、亜
鉛、鉄、銅、クロム、マンガン、ニッケル、チタンなど
の金属ナフテン酸塩、アセチルアセトナート、又その誘
導体の塩、各種カルボン酸塩アルコキシドなどの有機酸
塩等の金属錯体、イミダゾール類、第三級アミン、酸無
水物等がある。これらは単独でも混合して用いても差し
支えない。但し、触媒の添加量はB−ステージ化後の樹
脂の保存安定性(素子を基板に圧接する際、樹脂が一旦
溶融して基板と完全に濡れて接着可能な条件)のため制
限される。その添加量はシアネートエステルに対し5w
t%以下であることが好ましい。5wt%を越えるとB
−ステージ化をより早くさせることができるが、保存安
定性に欠けるからである。
【0020】液状封止樹脂組成物の製造方法は、シアネ
ートエステル(固形の場合溶剤で溶解させる)、球状フ
ィラーを秤量し、ロール混練等を用いて均一分散させ
る。さらに脱泡して作製する。また液状封止樹脂組成物
には、前記の必須成分の他に必要に応じて他の樹脂や反
応を促進するための触媒、希釈剤、顔料、カップリング
剤、難燃剤、レベリング剤、消泡剤等の添加物を用いて
も差し支えない。
【0021】
【実施例】実施例1 式(1)で示される液状シアネートエステル100重量
部、硬化触媒としてコバルトアセチルアセトナート0.
5重量部、消泡剤(BYK−A−506/ビィックケミ
ー社製)2部、フィラーとして球状シリカ(平均粒径
0.8ミクロン、最大粒径20ミクロン)150重量部
を3本ロールにて混練・分散後、真空脱泡処理を行い液
状封止樹脂組成物を作製した。次に70ミクロンの半田
バンプが形成されたウエハー(厚み350ミクロン)に
ドロッピングし、スピンコーターを用いて均一にウエハ
ー上に樹脂組成物を塗布した。その後130℃、5時間
加熱してB−ステージ化を行った。最終的塗布厚みは6
0ミクロンになるように制御した。次にダイシングソー
を用いてウエハーを素子毎に個片化した(チップサイズ
6×6mm)。カット面付近にB−ステージ化した液状
封止樹脂組成物層に剥離、クラックは見られなかった。
次に150℃の温度にて有機基板に素子を圧着した。樹
脂組成物封止は1〜2秒で完了し、半田ボールの基板へ
の接合と同時に行うことができた。更にIRリフロー炉
(最高温度220℃)に60秒かけて通し、樹脂組成物
を硬化させた。
【0022】更に、B−ステージ化した後3ヶ月常温に
て保存したものを同様に接合を行い、初期と同様に樹脂
組成物封止と接合を同時に行うことができた。
【0023】樹脂組成物特性試験 (1) 接着強度:有機基板としてビスマレイミド−トリア
ジン(BT)レジン製基板上にソルダーレジスト(太陽
インキ社製PSR−4000/CA−40)を形成した
ものを、ウエハー表面にパッシベーション膜用ポリイミ
ド(住友ベークライト社CRC−6050)を塗布し、
更に液状封止樹脂組成物をスピンコート法でコートし、
80℃、3時間かけB−ステージ化し、60ミクロンの
厚みに塗布し最後にダイシングソーにて6×6mm角に
カットした。シリコンチップをポリイミド塗布面と液状
封止樹脂組成物が向き合う形で搭載し、150℃、で圧
着更に150℃、60分で硬化し試験片とし、このもの
の240℃におけるダイシェア強度をDAGE製BT1
00にて測定した。また、同試験片を湿度85%温度8
5℃の吸湿処理を72時間施し、同様にダイシェア強度
を測定し、吸湿処理後の密着性とした。また、B−ステ
ージ化した封止樹脂組成物を塗布したチップを常温にて
3ヶ月保管し、同様の実験を行った。それらの結果を表
1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】硬化条件:1チップ当たりの硬化条件(封
止、硬化プロセスであり、待ち時間等含む) ダイシング性:実施例に示したウエハーをダイシングし
たときのB−ステージ化した樹脂組成物層の状態 接着強度1:硬化直後の熱時(240℃)強度(単位:
kgf/6×6mmチップ) 接着強度2:85℃、85%RH、72時間処理後の熱
時(240℃)強度(単位:kgf/6×6mmチッ
プ) 接着強度3:B−ステージ後、常温3ヶ月間保管したと
きの接着強度1の試験 接着強度4:B−ステージ後、常温3ヶ月間保管したと
きの接着強度2の試験
【0026】信頼性試験 (1) T/Cサイクル試験:封止した半導体パッケージに
T/C処理(−55℃/5分←→125℃/5分 10
00サイクル)を施して、SATおよび断面研磨後の顕
微鏡観察にて半導体チップとプリント基板界面との剥
離、クラックの有無を確認した。 (2) 半田クラック性試験: 封止した作製した半導体パ
ッケージにJEDECレベル3の吸湿処理(30℃60
%168時間)を行った後、IRリフロー処理(240
℃/20秒)を3回行い、SATにて半導体チップとプ
リント基板界面との剥離、クラックの有無を確認した。
信頼性評価に用いたフリップチップ実装パッケージの数
はそれぞれ10個である。
【0027】実施例2 式(1)で示される液状シアネートエステル100重量
部、エポキシ樹脂としてビスフェノールFエポキシ樹脂
(エポキシ等量165)20重量部、硬化触媒としてコ
バルトアセチルアセトナート0.5重量部、消泡剤(B
YK−A−506/ビィックケミー社製)2部、フィラ
ーとして球状シリカ(平均粒径0.8ミクロン、最大粒
径20ミクロン)180重量部を3本ロールにて混練・
分散後、真空脱泡処理を行い液状封止樹脂組成物を作製
した。次に70ミクロンの半田バンプが形成されたウエ
ハー(厚み350ミクロン)にドロッピングし、スピン
コーターを用いて均一にウエハー上に樹脂組成物を塗布
した。その後120℃、3時間加熱してB−ステージ化
を行った。最終的塗布厚みは60ミクロンになるように
制御した。次にダイシングソーを用いてウエハーを素子
毎に個片化した(チップサイズ6×6mm)。カット面
付近にB−ステージ化した液状封止樹脂組成物層に剥
離、クラックは見られなかった。次に150℃の温度に
て有機基板に素子を圧着した。樹脂組成物封止は1〜2
秒で完了し、半田ボールの基板への接合と同時に行うこ
とができた。更にIRリフロー炉(最高温度220℃)
に60秒かけて通し、樹脂組成物を硬化させた。更に、
B−ステージ化した後3ヶ月常温にて保存したものを同
様に接合を行い、初期と同様に樹脂組成物封止と接合を
同時に行うことができた。
【0028】比較例1 実施例と同じフィラ−を固形分換算で60wt%含む
(実施例と同じ)アンダーフィル材(住友ベークライト
製CRP−4000)を用いて実施例と同じ構成の素子
を予め基板に接合したものを80℃のホットプレート上
に載置し、その状態でチップの周辺に塗布し、チップと
基板の間隙に樹脂組成物を充填した。充填時間は1分で
あった。更にオーブンにて150℃、1時間硬化させ
た。また、実施例と同様に接着強度、信頼性を測定し
た。その結果を表1に示す。
【0029】
【発明の効果】本発明の組立方法に従うと個片素子をア
ンダーフィル材で充填するときに比べ製造工程を大幅に
短縮化することができ、また、ウエハー工程の一環とし
てウエハー上への樹脂組成物形成も可能となる。更に実
施例で示されたように本発明のB−ステージ化可能樹脂
組成物は接着強度において従来のアンダーフィル材と遜
色なく、また途中工程での長期保存も可能となため工業
的メリットは大きい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)基板と電気的接合させるためのバン
    プを有する多数個の半導体素子が形成されたウエハーに
    B−ステージ化可能な液状封止樹脂組成物を塗布する工
    程、2)該液状封止樹脂組成物をB−ステージ化する工
    程、3)該ウエハーをダイシングし、半導体素子を個片
    化する工程、4)個片化した半導体素子と基板と接合し
    同時にB−ステージ化された樹脂組成物を加熱流動させ
    冷却することによる圧着工程からなる半導体素子の組立
    方法において、液状封止樹脂組成物がa)2官能以上の
    シアネートエステル、b)平均粒径が0.5μmから1
    2μm、かつ最大粒径が50μm以下である球状無機フ
    ィラーを主成分とすることを特徴とする半導体素子の組
    立方法。
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