JP2000195248A - ディスク駆動装置のシャ―シ構造 - Google Patents
ディスク駆動装置のシャ―シ構造Info
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- JP2000195248A JP2000195248A JP10369614A JP36961498A JP2000195248A JP 2000195248 A JP2000195248 A JP 2000195248A JP 10369614 A JP10369614 A JP 10369614A JP 36961498 A JP36961498 A JP 36961498A JP 2000195248 A JP2000195248 A JP 2000195248A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】安価な構成により、シャーシの強度の向上及び
生産性の向上を図れるようにする。 【解決手段】樹脂製の枠状のローディングシャーシ1の
両側板1a、1b間に、CDのチャッキングを行うチャ
ッキングユニットが取り付けられるディスクプレート2
を架設して一体的に形成し、ローディングシャーシ1の
開口した上面前部にディスクプレート2を配設する。こ
のとき、平板2a及びこの平板2aにトラス形状に形成
された補強リブ2bとにより、ディスクプレート2を構
成する。
生産性の向上を図れるようにする。 【解決手段】樹脂製の枠状のローディングシャーシ1の
両側板1a、1b間に、CDのチャッキングを行うチャ
ッキングユニットが取り付けられるディスクプレート2
を架設して一体的に形成し、ローディングシャーシ1の
開口した上面前部にディスクプレート2を配設する。こ
のとき、平板2a及びこの平板2aにトラス形状に形成
された補強リブ2bとにより、ディスクプレート2を構
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録ディスクを
回転駆動してその記録や再生を行うディスク駆動装置の
シャーシ構造に関する。
回転駆動してその記録や再生を行うディスク駆動装置の
シャーシ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】記録ディスクであるCD(コンパクトデ
ィスク)を回転駆動して再生を行うディスク駆動装置と
してのCDプレーヤでは、固定部材としての樹脂から成
る枠状のローディングシャーシの前面に、CDをローデ
ィングシャーシ内に挿入しかつCDをローディングシャ
ーシ内から排出するトレイが前後方向に移動自在に設け
られている。また、ローディングシャーシの上面には、
ローディングシャーシの左右の両側面間に取付部材とし
てのディスクプレートが架設され、このディスクプレー
トにCDのチャッキングを行うチャッキングユニットが
上下動自在に取り付けられている。尚、このチャッキン
グユニットはマグネットを備えている。
ィスク)を回転駆動して再生を行うディスク駆動装置と
してのCDプレーヤでは、固定部材としての樹脂から成
る枠状のローディングシャーシの前面に、CDをローデ
ィングシャーシ内に挿入しかつCDをローディングシャ
ーシ内から排出するトレイが前後方向に移動自在に設け
られている。また、ローディングシャーシの上面には、
ローディングシャーシの左右の両側面間に取付部材とし
てのディスクプレートが架設され、このディスクプレー
トにCDのチャッキングを行うチャッキングユニットが
上下動自在に取り付けられている。尚、このチャッキン
グユニットはマグネットを備えている。
【0003】更に、ローディングシャーシ内に可動部材
が配設されると共に、この可動部材の後端部がローディ
ングシャーシに回動自在に支持されてその前端部が上下
動する。また、可動部材11の前端部に固定されたモー
タのシャフトにはターンテーブルが固着され、このター
ンテーブルには金属製のチャッキングヨークが埋設さ
れ、このチャッキングヨークの存在により、チャッキン
グユニットのマグネットの下面にターンテーブルが接離
自在に吸引されるようになっている。
が配設されると共に、この可動部材の後端部がローディ
ングシャーシに回動自在に支持されてその前端部が上下
動する。また、可動部材11の前端部に固定されたモー
タのシャフトにはターンテーブルが固着され、このター
ンテーブルには金属製のチャッキングヨークが埋設さ
れ、このチャッキングヨークの存在により、チャッキン
グユニットのマグネットの下面にターンテーブルが接離
自在に吸引されるようになっている。
【0004】そして、可動部材の回動に伴うターンテー
ブルの上動によって、チャッキングヨークがチャッキン
グユニットのマグネットに吸引され、チャッキングユニ
ットとターンテーブルとの間にCDが挟持されてチャッ
キングが行われる。一方、可動部材の回動に伴うターン
テーブルの下動によって、チャッキングユニットのマグ
ネットに吸引されたチャッキングヨークが強制的に離反
され、チャッキングユニットとターンテーブルとによる
CDの挟持状態が解除されてアンチャッキングが行われ
る。
ブルの上動によって、チャッキングヨークがチャッキン
グユニットのマグネットに吸引され、チャッキングユニ
ットとターンテーブルとの間にCDが挟持されてチャッ
キングが行われる。一方、可動部材の回動に伴うターン
テーブルの下動によって、チャッキングユニットのマグ
ネットに吸引されたチャッキングヨークが強制的に離反
され、チャッキングユニットとターンテーブルとによる
CDの挟持状態が解除されてアンチャッキングが行われ
る。
【0005】このように、可動部材の回動によりターン
テーブルを上下動させることで、チャッキングユニット
のマグネットへのターンテーブルの吸引及び吸引解除を
行うため、特に吸引解除においてターンテーブルを下向
きに引っ張る強い力がディスクプレートにかかるため、
ディスクプレートを補強する手段が必要になり、従来デ
ィスクプレート自体を金属により構成したり、樹脂の場
合には格子状のリブをディスクプレートに設けるなどし
ている。
テーブルを上下動させることで、チャッキングユニット
のマグネットへのターンテーブルの吸引及び吸引解除を
行うため、特に吸引解除においてターンテーブルを下向
きに引っ張る強い力がディスクプレートにかかるため、
ディスクプレートを補強する手段が必要になり、従来デ
ィスクプレート自体を金属により構成したり、樹脂の場
合には格子状のリブをディスクプレートに設けるなどし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のように
ディスクプレートを金属にした場合には、樹脂製のロー
ディングシャーシに対して別部材のディスクプレートを
取り付けることになり、コストの上昇を招くと共に生産
性向上の妨げとなり、しかも高い機械的振動周波数では
ローディングシャーシとディスクプレートとの間の接合
部でいわゆるビビリが発生するという問題があった。
尚、ビビリの問題は、樹脂製のディスクプレートを別部
材として取り付ける場合でも同様に発生し得る。
ディスクプレートを金属にした場合には、樹脂製のロー
ディングシャーシに対して別部材のディスクプレートを
取り付けることになり、コストの上昇を招くと共に生産
性向上の妨げとなり、しかも高い機械的振動周波数では
ローディングシャーシとディスクプレートとの間の接合
部でいわゆるビビリが発生するという問題があった。
尚、ビビリの問題は、樹脂製のディスクプレートを別部
材として取り付ける場合でも同様に発生し得る。
【0007】一方、後者のように格子状のリブで補強し
た樹脂製のディスクプレートの場合、ローディングシャ
ーシとディスクプレートとを樹脂により一体形成すれ
ば、前者よりも安価になり、しかもビビリの発生もなく
なるといった利点がある反面、格子状リブが特に捩れに
対して強度的に弱いため、このように一体形成したとし
ても、ディスクプレートを十分に補強することができな
いという問題があった。
た樹脂製のディスクプレートの場合、ローディングシャ
ーシとディスクプレートとを樹脂により一体形成すれ
ば、前者よりも安価になり、しかもビビリの発生もなく
なるといった利点がある反面、格子状リブが特に捩れに
対して強度的に弱いため、このように一体形成したとし
ても、ディスクプレートを十分に補強することができな
いという問題があった。
【0008】このような前者のシャーシ構造に近い具体
例として、実開平6−11154号公報に記載のサイド
シャーシ及びローディングシャーシがあり、後者のシャ
ーシ構造に近い具体例として、特開平6−203462
号公報に記載のトレーベース及びチャッキングアームが
ある。
例として、実開平6−11154号公報に記載のサイド
シャーシ及びローディングシャーシがあり、後者のシャ
ーシ構造に近い具体例として、特開平6−203462
号公報に記載のトレーベース及びチャッキングアームが
ある。
【0009】この発明が解決しようとする課題は、安価
な構成により、シャーシの強度の向上及び生産性の向上
を図れるようにすることにある。
な構成により、シャーシの強度の向上及び生産性の向上
を図れるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、記録ディスクを回転駆動して記録や
再生を行うディスク駆動装置において、枠状の固定部材
と、前記固定部材の両側面間に一体的に架設された取付
部材とから成り、前記取付部材が、平板及びこの平板に
トラス形状或いはハニカム形状に形成された補強リブに
より構成されていることを特徴としている。
ために、本発明は、記録ディスクを回転駆動して記録や
再生を行うディスク駆動装置において、枠状の固定部材
と、前記固定部材の両側面間に一体的に架設された取付
部材とから成り、前記取付部材が、平板及びこの平板に
トラス形状或いはハニカム形状に形成された補強リブに
より構成されていることを特徴としている。
【0011】このような構成によれば、平板にトラス形
状或いはハニカム形状の補強リブを形成して成る取付部
材を、固定部材の両側面間に一体的に架設することで、
安価な構成により、ビビリの発生がなく、捩れに強いシ
ャーシ構造を得ることが可能になる。
状或いはハニカム形状の補強リブを形成して成る取付部
材を、固定部材の両側面間に一体的に架設することで、
安価な構成により、ビビリの発生がなく、捩れに強いシ
ャーシ構造を得ることが可能になる。
【0012】また、本発明は、前記補強リブが、前記平
板の片面のほぼ全面に設けられていることを特徴として
いる。こうすると、平板のほぼ全面にわたって補強する
ことができ、十分な強度を有する取付部材が得られる。
板の片面のほぼ全面に設けられていることを特徴として
いる。こうすると、平板のほぼ全面にわたって補強する
ことができ、十分な強度を有する取付部材が得られる。
【0013】更に、本発明は、前記補強リブが、前記平
板の両面のほぼ全面に設けられていることを特徴として
いる。この場合、平板の両面に補強リブを設けるため、
取付部材の強度を更に強くすることができる。
板の両面のほぼ全面に設けられていることを特徴として
いる。この場合、平板の両面に補強リブを設けるため、
取付部材の強度を更に強くすることができる。
【0014】また、本発明は、前記固定部材が、トレイ
により前記記録ディスクの挿入、排出を行うトレイが移
動自在に取り付けられるローディングシャーシから成
り、前記取付部材が、前記記録ディスクのチャッキング
を行うチャッキングユニットが取り付けられるディスク
プレートから成ることを特徴としている。
により前記記録ディスクの挿入、排出を行うトレイが移
動自在に取り付けられるローディングシャーシから成
り、前記取付部材が、前記記録ディスクのチャッキング
を行うチャッキングユニットが取り付けられるディスク
プレートから成ることを特徴としている。
【0015】こうすることで、記録ディスクのアンチャ
ッキング時において、チャッキングユニットのマグネッ
トの吸引を解除する際、ターンテーブルを下向きに引っ
張る強い力がディスクプレートにかかるが、トラス形状
或いはハニカム形状に形成された補強リブにより、ディ
スクプレートに十分な強度を持たせることができる。そ
のため、安価な構成により、ビビリの発生がなく、捩れ
に強いディスクプレートが得られ、CD等の記録ディス
クの駆動装置として好適なシャーシ構造を実現すること
が可能になる。
ッキング時において、チャッキングユニットのマグネッ
トの吸引を解除する際、ターンテーブルを下向きに引っ
張る強い力がディスクプレートにかかるが、トラス形状
或いはハニカム形状に形成された補強リブにより、ディ
スクプレートに十分な強度を持たせることができる。そ
のため、安価な構成により、ビビリの発生がなく、捩れ
に強いディスクプレートが得られ、CD等の記録ディス
クの駆動装置として好適なシャーシ構造を実現すること
が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明をCDプレーヤに適用し
た場合の一実施形態について図1ないし図4を参照して
説明する。但し、図1は平面図、図2は正面図、図3は
左側面図、図4は底面図である。
た場合の一実施形態について図1ないし図4を参照して
説明する。但し、図1は平面図、図2は正面図、図3は
左側面図、図4は底面図である。
【0017】図1ないし図4において、1は枠状の固定
部材としての樹脂製のローディングシャーシであり、左
右の両側板1a、1b及びローディングシャーシ1を上
下に仕切る中板1cから成り、その開口した前面11に
は図示しないトレイが前後方向に移動自在に配設され、
このトレイの移動によって、トレイに載置されたCD
が、ローディングシャーシ1内に挿入されると共にロー
ディングシャーシ1内から排出される。
部材としての樹脂製のローディングシャーシであり、左
右の両側板1a、1b及びローディングシャーシ1を上
下に仕切る中板1cから成り、その開口した前面11に
は図示しないトレイが前後方向に移動自在に配設され、
このトレイの移動によって、トレイに載置されたCD
が、ローディングシャーシ1内に挿入されると共にロー
ディングシャーシ1内から排出される。
【0018】更に図1ないし図4において、2は取付部
材としての樹脂製のディスクプレートであり、ローディ
ングシャーシ1の両側板1a、1b間に架設して一体的
に形成され、ローディングシャーシ1の上面前部に配設
されている。このディスクプレート2は、平板2aと、
この平板2aの両面に全面にわたってトラス(三角形の
組み合わせ)形状に形成された補強リブ2bとにより構
成されている。尚、ローディングシャーシ1の上面後部
にも同様に、平板3a及びこの平板3aに形成されたト
ラス形状の補強リブ3bから成る補強部材3が一体形成
されている。
材としての樹脂製のディスクプレートであり、ローディ
ングシャーシ1の両側板1a、1b間に架設して一体的
に形成され、ローディングシャーシ1の上面前部に配設
されている。このディスクプレート2は、平板2aと、
この平板2aの両面に全面にわたってトラス(三角形の
組み合わせ)形状に形成された補強リブ2bとにより構
成されている。尚、ローディングシャーシ1の上面後部
にも同様に、平板3a及びこの平板3aに形成されたト
ラス形状の補強リブ3bから成る補強部材3が一体形成
されている。
【0019】また、4はディスクプレート2に形成され
た円形の透孔であり、この透孔4にはチャッキングユニ
ット(図示せず)が取り付けられる。即ち、ローディン
グシャーシ1内に挿入された状態のCDの上方位置にお
けるローディングシャーシ1の上面内側に、断面コ字状
の皿形状のホルダが取り付けられ、このホルダの中央部
に形成された円形の開口にチャッキングユニットが上下
動自在に支持される。
た円形の透孔であり、この透孔4にはチャッキングユニ
ット(図示せず)が取り付けられる。即ち、ローディン
グシャーシ1内に挿入された状態のCDの上方位置にお
けるローディングシャーシ1の上面内側に、断面コ字状
の皿形状のホルダが取り付けられ、このホルダの中央部
に形成された円形の開口にチャッキングユニットが上下
動自在に支持される。
【0020】このチャッキングユニットは、リング状の
マグネットと、上記したホルダの開口内に配設され内側
にマグネットを保持する樹脂製のガイド体と、ホルダの
開口の口径よりも径大の円板状を有しガイド体に取り付
けられてマグネットを押える円板状の金属製の押え板と
により構成されている。
マグネットと、上記したホルダの開口内に配設され内側
にマグネットを保持する樹脂製のガイド体と、ホルダの
開口の口径よりも径大の円板状を有しガイド体に取り付
けられてマグネットを押える円板状の金属製の押え板と
により構成されている。
【0021】このとき、押え板がホルダの開口の口径よ
りも径大の円形を成しているため、押え板の周縁下面が
ホルダの開口周縁のホルダ上面に当接することで、チャ
ッキングユニットの下動が規制されている。一方ガイド
体は、円筒状の基部の下端外周部に鍔部が一体形成され
て成り、この鍔部がホルダの開口周縁のホルダ下面に当
接することで、チャッキングユニットの上動が規制され
ている。
りも径大の円形を成しているため、押え板の周縁下面が
ホルダの開口周縁のホルダ上面に当接することで、チャ
ッキングユニットの下動が規制されている。一方ガイド
体は、円筒状の基部の下端外周部に鍔部が一体形成され
て成り、この鍔部がホルダの開口周縁のホルダ下面に当
接することで、チャッキングユニットの上動が規制され
ている。
【0022】また、図示はされていないが、ローディン
グシャーシ1内に平面視ほぼロ字状を成す可動部材が配
設され、この可動部材が後端中央部においてローディン
グシャーシ1に回動自在に支持され、その前端部が上下
動するようになっている。そして、この可動部材の前端
部にはモータが固定され、このモータのシャフトに、モ
ータに連動して回転するようにターンテーブルが固着さ
れている。
グシャーシ1内に平面視ほぼロ字状を成す可動部材が配
設され、この可動部材が後端中央部においてローディン
グシャーシ1に回動自在に支持され、その前端部が上下
動するようになっている。そして、この可動部材の前端
部にはモータが固定され、このモータのシャフトに、モ
ータに連動して回転するようにターンテーブルが固着さ
れている。
【0023】このターンテーブルは、モータのシャフト
が貫設された肉厚のボス部と、このボス部の外周下部に
一体形成された鍔部とから成り、可動部材の前端部の回
動によって、ターンテーブルがチャッキングユニットよ
りも大きな範囲で上下動するようになっている。また、
ターンテーブルのボス部にはその上面を露出して金属製
のチャッキングヨークが埋設され、このチャッキングヨ
ークの存在により、チャッキングユニットのマグネット
の下面にターンテーブルが接離自在に吸引されるように
なっている。
が貫設された肉厚のボス部と、このボス部の外周下部に
一体形成された鍔部とから成り、可動部材の前端部の回
動によって、ターンテーブルがチャッキングユニットよ
りも大きな範囲で上下動するようになっている。また、
ターンテーブルのボス部にはその上面を露出して金属製
のチャッキングヨークが埋設され、このチャッキングヨ
ークの存在により、チャッキングユニットのマグネット
の下面にターンテーブルが接離自在に吸引されるように
なっている。
【0024】このようにチャッキングユニット及びター
ンテーブルが構成されているため、可動部材の回動に伴
うターンテーブルの上動によって、チャッキングヨーク
がチャッキングユニットのマグネットに吸引され、チャ
ッキングユニットのガイド体の鍔部と、ターンテーブル
の鍔部との間にCDが挟持されてチャッキングが行われ
る。一方、可動部材の回動に伴うターンテーブルの下動
によって、チャッキングユニットのマグネットに吸引さ
れたチャッキングヨークが強制的に離反され、チャッキ
ングユニットとターンテーブルとによるCDの挟持状態
が解除されてアンチャッキングが行われる。
ンテーブルが構成されているため、可動部材の回動に伴
うターンテーブルの上動によって、チャッキングヨーク
がチャッキングユニットのマグネットに吸引され、チャ
ッキングユニットのガイド体の鍔部と、ターンテーブル
の鍔部との間にCDが挟持されてチャッキングが行われ
る。一方、可動部材の回動に伴うターンテーブルの下動
によって、チャッキングユニットのマグネットに吸引さ
れたチャッキングヨークが強制的に離反され、チャッキ
ングユニットとターンテーブルとによるCDの挟持状態
が解除されてアンチャッキングが行われる。
【0025】このとき、取付部材2が補強リブ2bによ
って補強されているため、特にCDのアンチャッキング
時において、チャッキングユニットのマグネットの吸引
を解除する際、ターンテーブルを下向きに引っ張る強い
力がディスクプレート2にかかるが、トラス形状に形成
された補強リブ2bにより、この強い力に十分に耐え得
るだけの強度をディスクプレート2に持たせることがで
きる。
って補強されているため、特にCDのアンチャッキング
時において、チャッキングユニットのマグネットの吸引
を解除する際、ターンテーブルを下向きに引っ張る強い
力がディスクプレート2にかかるが、トラス形状に形成
された補強リブ2bにより、この強い力に十分に耐え得
るだけの強度をディスクプレート2に持たせることがで
きる。
【0026】このように、上記した実施形態によれば、
トラス形状の補強リブ2bを形成して成るディスクプレ
ート2を、ローディングシャーシ1の両側板1a、1b
間に一体的に架設しているため、安価な構成によって、
ビビリの発生を抑制することができると共に、捩れにも
強いディスクプレート2を得ることができる。
トラス形状の補強リブ2bを形成して成るディスクプレ
ート2を、ローディングシャーシ1の両側板1a、1b
間に一体的に架設しているため、安価な構成によって、
ビビリの発生を抑制することができると共に、捩れにも
強いディスクプレート2を得ることができる。
【0027】従って、特にアンチャッキング時におい
て、ターンテーブルを下向きに引っ張る強い力がディス
クプレートにかかっても、トラス形状の補強リブ2bに
より、ディスクプレート2が十分に補強されているた
め、ディスクプレート2が損傷することはない。
て、ターンテーブルを下向きに引っ張る強い力がディス
クプレートにかかっても、トラス形状の補強リブ2bに
より、ディスクプレート2が十分に補強されているた
め、ディスクプレート2が損傷することはない。
【0028】また、ディスクプレート2の両面に全面に
わたって補強リブ2bを形成しているため、ディスクプ
レート2に対して十分な強度を与えることができる。
わたって補強リブ2bを形成しているため、ディスクプ
レート2に対して十分な強度を与えることができる。
【0029】なお、上記した実施形態では、ディスクプ
レート2に形成する補強リブ2bをトラス形状とした場
合について説明したが、ハニカム(六角形の組み合わ
せ)形状に形成してもよいのは勿論であり、この場合も
上記した実施形態と同等の効果を得ることができる。
レート2に形成する補強リブ2bをトラス形状とした場
合について説明したが、ハニカム(六角形の組み合わ
せ)形状に形成してもよいのは勿論であり、この場合も
上記した実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0030】また、上記した実施形態では、ディスクプ
レート2の平板2aの両面に補強リブ2bを形成した場
合について説明したが、必ずしも両面に形成する必要は
なく、少なくとも片面に補強リブ2bが形成されていれ
ばよい。
レート2の平板2aの両面に補強リブ2bを形成した場
合について説明したが、必ずしも両面に形成する必要は
なく、少なくとも片面に補強リブ2bが形成されていれ
ばよい。
【0031】更に、上記した実施形態では、CDプレー
ヤのシャーシ構造に本発明を適用した場合について説明
したが、CDプレーヤ以外のその他のディスク駆動装置
のシャーシ構造にも本発明を適用することは当然に可能
で、要するに枠状の固定部材及びこの固定部材の両側面
間に一体的に架設された取付部材とから成るシャーシ構
造であれば、ディスク駆動装置にも限定されずに適用す
ることができ、いずれの場合においても上記した実施形
態と同等の効果を達成することが可能である。
ヤのシャーシ構造に本発明を適用した場合について説明
したが、CDプレーヤ以外のその他のディスク駆動装置
のシャーシ構造にも本発明を適用することは当然に可能
で、要するに枠状の固定部材及びこの固定部材の両側面
間に一体的に架設された取付部材とから成るシャーシ構
造であれば、ディスク駆動装置にも限定されずに適用す
ることができ、いずれの場合においても上記した実施形
態と同等の効果を達成することが可能である。
【0032】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て、上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能で
ある。
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て、上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、平板にトラス形状或いはハニカム形状の補強リ
ブを形成して成る取付部材を、固定部材の両側面間に一
体的に架設するため、ビビリの発生を抑制することがで
きると共に、捩れにも非常に強いシャーシ構造を得るこ
とができ、安価な構成により、シャーシの強度の向上及
び生産性の向上を図ることができる。
よれば、平板にトラス形状或いはハニカム形状の補強リ
ブを形成して成る取付部材を、固定部材の両側面間に一
体的に架設するため、ビビリの発生を抑制することがで
きると共に、捩れにも非常に強いシャーシ構造を得るこ
とができ、安価な構成により、シャーシの強度の向上及
び生産性の向上を図ることができる。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、補
強リブを取付部材の片面のほぼ全面に設けたため、取付
部材のほぼ全面にわたって補強することが可能になり、
十分な強度を有する取付部材を得ることができる。
強リブを取付部材の片面のほぼ全面に設けたため、取付
部材のほぼ全面にわたって補強することが可能になり、
十分な強度を有する取付部材を得ることができる。
【0035】また、請求項3に記載の発明によれば、補
強リブを取付部材の両面のほぼ全面に設けたため、取付
部材の片面に補強リブを設けた場合よりも、取付部材の
強度を更に強くすることが可能になる。
強リブを取付部材の両面のほぼ全面に設けたため、取付
部材の片面に補強リブを設けた場合よりも、取付部材の
強度を更に強くすることが可能になる。
【0036】また、請求項4に記載の発明によれば、記
録ディスクのアンチャッキング時にディスクプレートに
かかる下向きの強い力に対しても、トラス形状或いはハ
ニカム形状に形成された補強リブによってディスクプレ
ートに十分な強度を持たせることができ、ビビリの発生
がなく捩れにも強い、CD等の記録ディスクの駆動装置
として好適なシャーシ構造を実現することが可能にな
る。
録ディスクのアンチャッキング時にディスクプレートに
かかる下向きの強い力に対しても、トラス形状或いはハ
ニカム形状に形成された補強リブによってディスクプレ
ートに十分な強度を持たせることができ、ビビリの発生
がなく捩れにも強い、CD等の記録ディスクの駆動装置
として好適なシャーシ構造を実現することが可能にな
る。
【図1】この発明の一実施形態の平面図である。
【図2】この発明の一実施形態の正面図である。
【図3】この発明の一実施形態の左側面図である。
【図4】この発明の一実施形態の底面図である。
1 ローディングシャーシ(固定部材) 1a、1b 側板 2 ディスクプレート(取付部材) 2a 平板 2b 補強リブ
Claims (4)
- 【請求項1】 記録ディスクを回転駆動して記録や再生
を行うディスク駆動装置において、 枠状の固定部材と、前記固定部材の両側面間に一体的に
架設された取付部材とから成り、 前記取付部材が、平板及びこの平板にトラス形状或いは
ハニカム形状に形成された補強リブにより構成されてい
ることを特徴とするディスク駆動装置のシャーシ構造。 - 【請求項2】 前記補強リブが、前記平板の片面のほぼ
全面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
のディスク駆動装置のシャーシ構造。 - 【請求項3】 前記補強リブが、前記平板の両面のほぼ
全面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
のディスク駆動装置のシャーシ構造。 - 【請求項4】 前記固定部材が、トレイにより前記記録
ディスクの挿入、排出を行うトレイが移動自在に取り付
けられるローディングシャーシから成り、前記取付部材
が、前記記録ディスクのチャッキングを行うチャッキン
グユニットが取り付けられるディスクプレートから成る
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
ディスク駆動装置のシャーシ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10369614A JP2000195248A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | ディスク駆動装置のシャ―シ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10369614A JP2000195248A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | ディスク駆動装置のシャ―シ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000195248A true JP2000195248A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18494887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10369614A Pending JP2000195248A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | ディスク駆動装置のシャ―シ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000195248A (ja) |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP10369614A patent/JP2000195248A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041202 |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20041213 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050722 |