JP2000194661A - ドキュメント共有方法およびwwwサーバ計算機 - Google Patents

ドキュメント共有方法およびwwwサーバ計算機

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JP2000194661A
JP2000194661A JP10366731A JP36673198A JP2000194661A JP 2000194661 A JP2000194661 A JP 2000194661A JP 10366731 A JP10366731 A JP 10366731A JP 36673198 A JP36673198 A JP 36673198A JP 2000194661 A JP2000194661 A JP 2000194661A
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Yoshiyuki Nakayama
良幸 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット上の既存のWWWの仕組みの上
に、ドキュメントの画面表示を行う既存のWebブラウ
ザを立ち上げるだけで、該ドキュメントを対象としたリ
アルタイムでの協調作業を行うことを可能とすると共
に、協調作業を開始するまでの時間を短縮させる。 【解決手段】Webブラウザ114がドキュメント11
6を画面表示する基となるドキュメント記述データ11
2中に、ドキュメントに対して発生したイベントを、同
一ドキュメントにも反映させるためのプログラムを稼動
させるような記述を含ませることで、1つのWebブラ
ウザを立ち上げるだけで、プログラムが稼動するように
している。そして、このプログラムのうち、イベント処
理に関する部分をスクリプトとして提供し、通信処理に
関するプログラムのみを、WWWサーバ計算機110が
格納するアプレットとして提供することで、ダウンロー
ドにかかる時間を短縮させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
に接続された複数台のPC(PersonalComp
uter)で画面表示されるドキュメントを共有する技
術に係り、特に、インターネットに接続された複数台の
PCで画面表示されるドキュメントを共有する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、米国特許「5,025,
314」,「5,107,443」,「5,195,0
86」に開示されているように、参加者に対応するPC
を通信ネットワークで接続して構成されるデスクトップ
会議システムにおいては、画面共有機能が提供されてい
る。共有ホワイトボードは、共有されたイメージデータ
の上に、共有図形を描画できるようにしたプログラムで
ある。AP(Application Progra
m)共有では、参加者のPCで実行されているAPが、
他の参加者のPCにも画面表示されて操作できるように
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したデスクトップ
会議システムは、リアルタイムでの協調作業を行うこと
ができるという特長があるが、該システムのためのプロ
グラムを各参加者のPCに予め配布しておく必要があ
り、どの人ともデスクトップ会議を行えるというわけで
はなかった。また、共有ホワイトボードで共有できるデ
ータは、イメージデータに限られ、取り扱いに不便であ
る。AP共有は、共有できるAPが、PCの機種,OS
(Operating System)の種類,APの
構造等に強く依存し、実現のための制約が大きい。
【0004】このように、上述したデスクトップ会議シ
ステムには、使用されるPCや共有できるデータに関し
て適用範囲が限られるという問題点があった。
【0005】ところで、近年、インターネットにおいて
広く普及しているWWW(World Wide We
b)においては、WWWサーバ計算機が格納しているH
TML(Hypertext Markup Langu
age)形式のドキュメント記述データ(以下、「HT
MLドキュメントデータ」と称す。)を、クライアント
計算機(PC)上のビューアプログラムであるWebブ
ラウザがダウンロードし、ダウンロードしたHTMLド
キュメントデータに従ってドキュメントを画面表示する
ようになっている。
【0006】このように、WWWにおいては、同一HT
MLドキュメントデータがダウンロードされたクライア
ント計算機では、同一のドキュメントが画面表示され、
情報共有が図られている。
【0007】しかしながら、例えば、いずれかのクライ
アント計算機のユーザが、画面表示されているドキュメ
ントに対する操作を行い、WWWサーバ計算機が格納し
ているHTMLドキュメントデータに変更を加えた場
合、他のクライアント計算機では、変更後のHTMLド
キュメントデータがダウンロードされない限り、変更内
容が反映されない。すなわち、WWWには、上述したデ
スクトップ会議システムのような問題点はないものの、
上述したデスクトップ会議システムの特長であった、リ
アルタイムでの協調作業を行うことができないという問
題点があった。
【0008】そこで、WWWにおける協調作業を可能と
する環境作りを進める必要があり、例えば、学術刊行
物,「情処研報(Vol.97,No.105,社団法
人情報処理学会)」に記載の「情報処理学会研究報告
(97−GW−25)」では、そのための技術が提案さ
れている。
【0009】本技術は、同一のHTMLドキュメントデ
ータをダウンロードして同一ドキュメントを画面表示し
ている複数台のクライアント計算機について、アウェア
ネスサーバ計算機が、いずれかのクライアント計算機に
よりHTMLドキュメントデータに変更が加えられた場
合に、その変更内容を、他のクライアント計算機でも反
映させるようにしたものであり、特に、変更の加え方と
して、ドキュメントに対する図形の描画を可能としてい
る。
【0010】しかしながら、本技術を実現するためのプ
ログラムは、アウェアネスサーバ計算機側には、Jav
aアプリケーションとして提供され、クライアント計算
機側には、Javaアプレットとして提供されており、
クライアント計算機上で稼動しているWebブラウザ
が、Javaアプレットをダウンロードしなければなら
ないが、協調作業を可能とするための全てのクライアン
ト計算機側の処理をJavaアプレットが有するように
しているので、その量は大きくなり、ダウンロードに時
間がかかり、協調作業を開始するまでの時間がかかると
いう問題点がある。
【0011】また、本技術では、Javaアプレットを
ダウンロードして協調作業を可能とするための機能を、
協調作業の対象となるドキュメントの画面表示を行うW
ebブラウザとは別のWebブラウザに持たせるように
しているので、クライアント計算機のユーザは、協調作
業を行う際に、2つのWebブラウザを立ち上げる必要
があり、操作性に難があった。
【0012】本発明の目的は、サーバ計算機とクライア
ント計算機とが通信ネットワークを介して接続されてな
り、クライアント計算機上で稼動しているビューアプロ
グラムが、サーバ計算機が格納しているドキュメント記
述データをダウンロードし、ダウンロードしたドキュメ
ント記述データに従ってドキュメントを画面表示する通
信システムにおいて、ドキュメントの画面表示を行うビ
ューアプログラムを立ち上げるだけで、該ドキュメント
を対象としたリアルタイムでの協調作業を行うことを可
能とすると共に、協調作業を開始するまでの時間を短縮
させることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくとも1台のサーバ計算機と複数台
のクライアント計算機とが通信ネットワークを介して接
続されてなり、上記クライアント計算機上で稼動してい
るビューアプログラムが、上記サーバ計算機が格納して
いるドキュメント記述データをダウンロードし、ダウン
ロードしたドキュメント記述データに従ってドキュメン
トを画面表示する通信システムにおいて、複数のビュー
アプログラムが、各々ダウンロードした同一ドキュメン
ト記述データに従って画面表示しているドキュメントを
共有する方法であって、上記通信ネットワークを介して
通信を行うための第1のプログラムと、上記ドキュメン
ト記述データをダウンロードしたビューアプログラムが
画面表示するドキュメントに対して、各種イベントを実
行するための第2のプログラムとを、該ビューアプログ
ラムが稼動しているクライアント計算機上で対にして稼
動させるための記述を、上記ドキュメント記述データ中
に含ませ、上記第2のプログラムは、自身を稼動させる
ための記述が含まれているドキュメント記述データをダ
ウンロードしたビューアプログラムへのユーザ操作に従
った内容のイベント、および、対をなす第1のプログラ
ムから通知された内容のイベントを実行する処理と、自
身を稼動させるための記述が含まれているドキュメント
記述データをダウンロードしたビューアプログラムへの
ユーザ操作に従った内容のイベントを実行した場合に、
該イベント内容を、対をなす第1のプログラムに通知す
る処理とを有し、上記第1のプログラムは、対をなす第
2のプログラムから通知されたイベント内容を、他のビ
ューアプログラムがダウンロードした同一ドキュメント
記述データに含まれている記述に従って稼動している第
1のプログラムに通知する処理と、他のビューアプログ
ラムがダウンロードした同一ドキュメント記述データに
含まれている記述に従って稼動している第1のプログラ
ムから、イベント内容が通知された場合に、該イベント
内容を、対をなす第2のプログラムに通知する処理とを
有することを特徴としたドキュメント共有方法を提供し
ている。
【0014】具体的に、WWWでは、上記サーバ計算機
は、WWWサーバ計算機であり、上記ビューアプログラ
ムは、Webブラウザであり、上記ドキュメント記述デ
ータは、HTMLドキュメントデータであるが、この場
合に、第1の例として、上記WWWサーバ計算機が格納
しているHTMLドキュメントデータ中には、上記第1
のプログラム本体に相当するアプレット(例えば、Ja
vaアプレット)を、該HTMLドキュメントデータを
ダウンロードしたWebブラウザが、該WWWサーバ計
算機からダウンロードして起動するためのタグと、上記
第2のプログラム本体に相当するスクリプト(例えば、
Javaスクリプト)と、が記述されているようにする
ことができる。
【0015】また、第2の例として、上記WWWサーバ
計算機が格納しているHTMLドキュメントデータ中に
は、上記第1のプログラム本体に相当するアプレット
(例えば、Javaアプレット)を、該HTMLドキュ
メントデータをダウンロードしたWebブラウザが、該
WWWサーバ計算機からダウンロードして起動するため
のタグと、上記第2のプログラム本体に相当するスクリ
プト(例えば、Javaスクリプト)を、該HTMLド
キュメントデータをダウンロードしたWebブラウザ
が、該WWWサーバ計算機からダウンロードして参照す
るためのタグと、が記述されているようにすることがで
きる。
【0016】また、第3の例として、上記WWWサーバ
計算機が格納しているHTMLドキュメントデータ中で
はなく、上記Webブラウザが上記WWWサーバ計算機
からダウンロードした後のHTMLドキュメントデータ
中に、上記第1のプログラム本体に相当するアプレット
(例えば、Javaアプレット)を、該HTMLドキュ
メントデータをダウンロードしたWebブラウザが、該
WWWサーバ計算機からダウンロードして起動するため
のタグと、上記第2のプログラム本体に相当するスクリ
プト(例えば、Javaスクリプト)と、が記述されて
いるようにすることができる。
【0017】ここで、第3の例では、上記タグおよび上
記スクリプトを内部に保持し、保持しているタグおよび
スクリプトを、上記Webブラウザによってダウンロー
ドされたHTMLドキュメントデータに埋め込むための
第3のプログラム(例えば、プラグイン)が、該Web
ブラウザに対して付加的に稼動しているようにする必要
がある。
【0018】また、第4の例として、上記WWWサーバ
計算機が格納しているHTMLドキュメントデータ中で
はなく、上記Webブラウザが上記WWWサーバ計算機
からダウンロードした後のHTMLドキュメントデータ
中に、上記第1のプログラム本体に相当するアプレット
(例えば、Javaアプレット)を、該HTMLドキュ
メントデータをダウンロードしたWebブラウザが、該
WWWサーバ計算機からダウンロードして起動するため
のタグと、上記第2のプログラム本体に相当するスクリ
プト(例えば、Javaスクリプト)を、該HTMLド
キュメントデータをダウンロードしたWebブラウザ
が、該WWWサーバ計算機からダウンロードして参照す
るためのタグと、が記述されているようにすることがで
きる。
【0019】ここで、第4の例では、上記2つのタグを
内部に保持し、保持しているこれらのタグを、上記We
bブラウザによってダウンロードされたHTMLドキュ
メントデータに埋め込むための第3のプログラム(例え
ば、プラグイン)が、該Webブラウザに対して付加的
に稼動しているようにする必要がある。
【0020】なお、スクリプトについては、第1の例の
ように、上記WWWサーバ計算機に格納されるHTML
ドキュメントデータ中に予め記述しておくようにするこ
ともできるが、第2の例〜第4の例のように、上記WW
Wサーバ計算機に格納されるHTMLドキュメントデー
タとは別にして用意しておくことで、スクリプトの共通
化を図ることができる。特に、スクリプトは、仕様変更
が容易であるという利点があり、スクリプトの仕様変更
時には、第3の例では、全ての第3のプログラムが各々
内部に保持しているスクリプトを変更しなければならな
いが、第2の例および第4の例では、上記WWWサーバ
計算機に格納されているスクリプトを変更するだけで済
み、保守性に優れている。
【0021】本発明によれば、例えば、同一ドキュメン
ト記述データをダウンロードしてドキュメントを画面表
示しているビューアプログラムが各々稼動している複数
台のクライアント計算機が存在するときに、いずれかの
クライアント計算機機上で稼動している第2のプログラ
ムによってイベントが実行され、ドキュメント記述デー
タに変更が加えられた場合に、その変更内容(イベント
内容)が、上記第1のプログラムによって通知され、他
のクライアント計算機上で稼動している第2のプログラ
ムによって同一イベントが実行されて、同じ変更が加え
られることとなるので、他のクライアント計算機でも変
更内容が反映される。
【0022】また、本発明によれば、ドキュメント記述
データをダウンロードしたビューアプログラムが稼動し
ているクライアント計算機上で、上記第1のプログラム
および上記第2のプログラムを対にして稼動させるため
の記述を、該ドキュメント記述データ中に含ませるよう
にしているので、ドキュメントの画面表示を行うビュー
アプログラムを立ち上げるだけで、上記第1のプログラ
ムおよび上記第2のプログラムが稼動し、上述した技術
のように2つのWebブラウザ(ビューアプログラム)
を必要としない。
【0023】また、特に、WWWでは、上記第2のプロ
グラムを、ダウンロードされても時間がかからないスク
リプトとして提供し、上記第1のプログラムのみを、ア
プレットとして提供しているので、アプレットの量が小
さくて済み、上述した技術におけるJavaアプレット
のダウンロードより時間がかからなくなる。
【0024】従って、ドキュメントの画面表示を行うビ
ューアプログラムを立ち上げるだけで、該ドキュメント
を対象としたリアルタイムでの協調作業を行うことを可
能とするという、従来のデスクトップ会議システムの特
長を持たせると共に、協調作業を実現するためのプログ
ラムのダウンロードにかかる時間(協調作業を開始する
までの時間)を短縮させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0026】なお、以下では、インターネットで接続さ
れた通信システムでデスクトップ会議システムを実現し
た例を説明する。
【0027】図1は、本実施形態に係るデスクトップ会
議システムのシステム構成図である。
【0028】図中、100はインターネット、102は
電話網、104はユーザ、106はPC(クライアント
計算機)、108は電話機、110はWWWサーバ計算
機、112はドキュメント記述データ(HTMLドキュ
メントデータ)、114はWebブラウザ(ビューアプ
ログラム)、116はドキュメントである。
【0029】本実施形態に係るデスクトップ会議システ
ムにおいては、ユーザ104は、電話機108およびP
C106を利用して、デスクトップ会議を実施すること
ができるようにしている。この際に、電話機108は電
話網102に接続され、PC106はインターネット1
00に接続される。
【0030】ユーザ104は、WWWサーバ計算機11
0からドキュメント記述データ112をダウンロード
し、PC106上にインストールされているWebブラ
ウザ114を用いて、その内容を、ドキュメント116
として見ることができるが、ここで、本実施形態に係る
デスクトップ会議システムにおいては、参照しているド
キュメント116に対して、一方のユーザ104が操作
(例えば、ドキュメント116上での図形描画)を行う
と、同一の図形が、もう一方のユーザ104が参照して
いるドキュメント116上にも描画されるようにしてい
る。
【0031】さらに、本実施形態に係るデスクトップ会
議システムにおいては、WWWサーバ計算機110から
同一のドキュメント記述データ112をダウンロードし
たユーザ104は、Webブラウザ114によって表示
された同一の内容(ドキュメント11)を参照しなが
ら、電話機108を利用して会話を行うことができるよ
うにしている。
【0032】このように、本実施形態に係るデスクトッ
プ会議システムは、特殊なWebブラウザ114やドキ
ュメントデータ形式によらず、インターネット100上
の既存のWWWの仕組みの上に、Webブラウザ114
上でのドキュメント116の共有を可能として、リアル
タイムでの協調作業を行うことを可能とするものであ
る。
【0033】また、本実施形態に係るデスクトップ会議
システムは、ドキュメント116の共有に、電話機10
8による通話を連携させるものである。
【0034】特に、本実施形態に係るデスクトップ会議
システムにおいては、協調作業を開始するまでの時間を
短縮させるようにしている。
【0035】さて、本実施形態に係るデスクトップ会議
システムの動作を説明する前に、ドキュメント116の
共有の様子について、具体的に説明する。
【0036】図2では、これからドキュメント116を
共有しようとするユーザA(104a)とユーザB(1
04b)のうち、まず、ユーザA(104a)が、ドキ
ュメント116をWebブラウザ114aに表示させた
状態を示している。
【0037】図2に示すように、ユーザA(104a)
は、Webブラウザ114a上のURL(Univer
sal Resource Locatoe)入力フィー
ルド120aに、共有すべきドキュメント116に対応
するURL132を入力することにより、ドキュメント
116を表示させる。なお、ドキュメント116は、W
ebブラウザ114a上のドキュメント表示領域122
aに表示される。
【0038】この状態では、ユーザA(104a)のみ
がドキュメント116を見ているので、ドキュメント1
16は共有されていない。
【0039】ここで、ドキュメント116上に表示され
ている指示ボタン130aは、該ドキュメント116上
の位置を指し示すための指示棒を表示する際に必要とな
り、また、ドキュメント116上に表示されている描画
ボタン134aは、図形を描画する際に必要となるもの
である。ユーザA(104a)は、これらのボタン13
0a,134aを、PC106aの入力装置(キーボー
ドやマウス等)を用いて押下することができる。
【0040】図3では、続いて、ユーザB(104b)
が、ドキュメント116をWebブラウザ114bに表
示させた状態を示している。
【0041】ユーザB(104b)が、図3に示すよう
に、ドキュメント116をWebブラウザ114bに表
示させた時点で、ユーザA(104a)およびユーザB
(104b)は、ドキュメント116を共有すると共
に、電話機108を用いて通話可能な状態となる。
【0042】図4では、続いて、ユーザA(104a)
が、指示ボタン130aを押下して、自身の指示棒12
6aをドキュメント116上に表示させた状態を示して
いる。
【0043】図4に示すように、ユーザA(104a)
がドキュメント116上に表示させた指示棒126a
は、ユーザB(104b)側のドキュメント116上に
も表示されることとなる。
【0044】図5では、続いて、ユーザB(104b)
が、指示ボタン130bを押下して、自身の指示棒12
6bをドキュメント116上に表示させた状態を示して
いる。
【0045】図4の場合と同様に、ユーザB(104
b)がドキュメント116上に表示させた指示棒126
bは、ユーザA(104a)側のドキュメント116上
にも表示されることとなる。
【0046】図4および図5では、ユーザA(104
a)が表示させた指示棒126aと、ユーザB(104
b)が表示させた指示棒126bとを区別するために、
指示棒126の表示色を異なるようにさせているが、指
示棒126にユーザ名を付加するなど、何らかの方法
で、指示棒126の区別化を図るようにすることが好ま
しい。
【0047】なお、ユーザA(104a)およびユーザ
B(104b)は、PC106の入力装置を用いて、ド
キュメント116上で指示棒126を自由に移動させる
ことができ、指示棒126が表示されている状態で、も
う1度指示ボタン130を押下すると、指示棒126は
消去される。
【0048】図6では、ユーザA(104a)が、ドキ
ュメント116上に図形を描画している状態を示してい
る。
【0049】ユーザA(104a)は、指示棒126a
を表示させた状態で、描画ボタン134aを押下する
と、その後は、指示棒126aが動いた軌跡を表す曲線
128aが、ドキュメント116上に表示されることと
なる。この操作は、ユーザB(104b)も同様に行う
ことができる。
【0050】なお、ユーザA(104a)およびユーザ
B(104b)は、図形を描画できる状態で、もう1度
描画ボタン134を押下すると、指示棒126を動かし
ても描画を行うことはできなくなる。
【0051】さて、上述したドキュメント116の共有
の様子を実現するための、本実施形態に係るデスクトッ
プ会議システムの動作について説明する。
【0052】本実施形態に係るデスクトップ会議システ
ムにおいては、ドキュメント記述データ112中に、上
述したドキュメント116の共有の様子を実現するため
のドキュメント共有制御記述を含ませるようにしてい
る。
【0053】図7は、従来のドキュメント記述データの
構成を示す図である。
【0054】図7に示すように、従来のドキュメント記
述データは、タイトル等が記述されたヘッダ170と、
コンテンツが記述された本文172とから構成されてい
る。
【0055】図8は、本実施形態に係るデスクトップ会
議システムにおけるドキュメント記述データ112の構
成を示す図である。
【0056】図8に示すように、本実施形態に係るデス
クトップ会議システムにおいて、Webブラウザ114
がダウンロードした後のドキュメント記述データ112
には、従来のドキュメント記述データにあったヘッダ1
70および本文172に加えて、ドキュメント共有制御
記述180が設けられている。
【0057】ドキュメント共有制御記述180は、第1
のプログラム記述182と第2のプログラム記述184
とから構成されている。
【0058】第1のプログラム記述182および第2の
プログラム記述184は、各々、第1のプログラムおよ
び第2のプログラムを稼動させるための記述である。
【0059】ここで、第1のプログラムは、上述した第
1のプログラムに相当し、インターネット100を介し
た通信を担当する。また、第2のプログラムは、上述し
た第2のプログラムに相当し、ドキュメント116に対
して、各種イベントを実行する役割を果たす。なお、第
1のプログラムおよび第2のプログラムの処理内容の詳
細については後述する。
【0060】なお、図8では、ドキュメント共有制御記
述180が、ヘッダ170および本文172と独立し
て、それらの間に位置するように図示しているが、ドキ
ュメント共有制御記述180が置かれる場所は、実際に
使用されるドキュメント記述言語に従うものである。
【0061】具体的には、本実施形態に係るデスクトッ
プ会議システムにおけるドキュメント記述データ112
はHTMLドキュメントデータであるので、 (1)ドキュメント共有制御記述180中の第1のプロ
グラム記述182は、『第1のプログラムプログラム本
体に相当するアプレット(例えば、Javaアプレッ
ト)を、ドキュメント記述データ112をダウンロード
したWebブラウザ114が、WWWサーバ計算機11
0からダウンロードして起動するためのタグ』として、
本文172中に置かれるようにする。また、ドキュメン
ト共有制御記述180中の第2のプログラム記述184
は、『第2のプログラム本体に相当するスクリプト(例
えば、Javaスクリプト)』として、本文172中に
置かれるようにする。
【0062】(2)ドキュメント共有制御記述180中
の第1のプログラム記述182は、『第1のプログラム
プログラム本体に相当するアプレット(例えば、Jav
aアプレット)を、ドキュメント記述データ112をダ
ウンロードしたWeb114が、WWWサーバ計算機1
10からダウンロードして起動するためのタグ』とし
て、本文172中に置かれるようにする。また、ドキュ
メント共有制御記述180中の第2のプログラム記述1
84は、『第2のプログラム本体に相当するスクリプト
(例えば、Javaスクリプト)を、ドキュメント記述
データ112をダウンロードしたWebブラウザ114
が、WWWサーバ計算機110からダウンロードして参
照するためのタグ』として、本文172中に置かれるよ
うにする。
【0063】という、2通りの場合が考えられる。
【0064】(2)の場合では、スクリプトを、アプレ
ットと同様に、ドキュメント記述データとは別に用意し
ておくこととなるので、スクリプトの共通化を図ること
が可能となる。
【0065】そして、(1)および(2)のいずれの場
合も、WWWサーバ計算機110に格納されているドキ
ュメント記述データ112中に、既にドキュメント共有
制御記述180が設けられているようにすることが可能
である。
【0066】このようにするためには、ドキュメント記
述データ112の作成者が、ドキュメント共有制御記述
180を埋め込むようにして、ドキュメント記述データ
112を作成する必要がある。
【0067】また、(1)および(2)のいずれの場合
も、ドキュメント記述データ112がWWWサーバ計算
機110からダウンロードされた後で、ドキュメント記
述データ112中にドキュメント共有制御記述180が
埋め込まれるようにすることが可能である。
【0068】このようにするためには、Webブラウザ
114によってダウンロードされたドキュメント記述デ
ータ112中にドキュメント共有制御記述180を埋め
込むための第3のプログラム(例えば、プラグイン)
が、Webブラウザ114に対して付加的に稼動してい
るようにする必要がある。すなわち、第3のプログラム
は、(1)の場合は、タグおよびスクリプトを内部に保
持し、保持しているタグおよびスクリプトを、Webブ
ラウザ114によってダウンロードされたドキュメント
記述データ112に埋め込むようにし、(2)の場合
は、2つのタグを内部に保持し、保持しているこれらの
タグを、Webブラウザ114によってダウンロードさ
れたドキュメント記述データ112に埋め込むようにす
る。
【0069】さらに、(1)および(2)のいずれの場
合も、スクリプトは、仕様変更が容易であるという利点
があり、特に、(2)の場合のように、タグに従ってス
クリプトがダウンロードされるようにすれば、スクリプ
トの仕様変更時に、WWWサーバ計算機110に格納さ
れているスクリプトを変更するだけで済むので、保守性
に優れている。
【0070】図9は、ドキュメント116の共有を実現
するために、PC106が相互に接続される様子を示す
図である。
【0071】図9では、接続されるPC106が2台の
場合を示している。
【0072】図9を用いて、ユーザA(104a)側で
発生したイベントが、ユーザB(104b)側に反映さ
れる様子について説明する。
【0073】ユーザA(104a)が、自身が見ている
ドキュメント116に対して、任意の操作を行うと、W
ebブラウザ114aがこれをイベントとして受け付
け、受け付けたイベントの内容を、第2のプログラム1
840aに引き渡す。
【0074】第2のプログラム1840aは、Webブ
ラウザ114aから受け取ったイベント内容が示すイベ
ントを実行することで、ユーザA(104a)の操作に
従った結果を、ユーザA(104a)側のドキュメント
116に反映させる。また、第2のプログラム1840
aは、同時に、Webブラウザ114aから受け取った
イベント内容を、第1のプログラム1820aに引き渡
す。なお、第2のプログラム1840aは、イベントを
実行する際に、表示処理については、Webブラウザ1
14aに行わせる。
【0075】第1のプログラム1820aは、第2のプ
ログラム1840aから受け取ったイベント内容を、イ
ンターネット100上の通信路190を介して、ユーザ
B(104b)側の第1のプログラム1820bに送信
する。
【0076】ユーザB(104b)側の第1のプログラ
ム1820bは、第1のプログラム1820aから受信
したイベント内容を、第2のプログラム1840bに引
き渡すことで、該イベント内容が示すイベントの実行を
指示する。
【0077】第2のプログラム1840bは、第1のプ
ログラム1820bから受け取ったイベント内容が示す
イベントを実行することで、ユーザA(104a)の操
作に従った結果を、ユーザB(104b)側のドキュメ
ント116に反映させる。なお、第2のプログラム18
40bは、イベントを実行する際に、表示処理について
は、Webブラウザ114bに行わせる。
【0078】これにより、ユーザA(104a)側で発
生したイベントがユーザB(104b)側に反映され、
同様にして、ユーザB(104b)側で発生したイベン
トもユーザA(104a)側に反映されて、ドキュメン
ト116の共有が実現する。
【0079】なお、ここで述べた接続は、コネクション
として実現される場合と、コネクションなしで、必要に
応じて、データの送受信が発生する場合とがあるが、本
実施形態ではいすれでも実施できる。
【0080】図10に、接続されるPC106が3台の
場合を示す。
【0081】図10に示す場合も、図9に示した場合と
同様にして、いずれかのユーザ(例えば、ユーザA(1
04a))側で発生したイベントが、他のユーザB(1
04b),ユーザC(104c)側に反映されて、ドキ
ュメント116の共有が実現する。
【0082】ドキュメント116の共有に参加するPC
106を、各PC106上で稼動している第1のプログ
ラム1820を用いて相互に接続することで、同様にし
て、4台以上のPC106間でドキュメント116の共
有を実現することができる。
【0083】なお、図9および図10では、第1のプロ
グラム1820間を直接接続するようにしているが、図
11に示すように、第1のプログラム1820間の通信
を中継するためのサーバ計算機(ドキュメント共有サー
バ計算機)194を設置し、ドキュメント共有サーバ計
算機194を用いて、ドキュメント116の共有を実現
するようにすることもできる。この場合、第1のプログ
ラム1820は、各々、インターネット100を介し
て、ドキュメント共有サーバ計算機194と接続するよ
うにする。
【0084】図11では、接続されるPC106が3台
の場合を示している。
【0085】図11を用いて、ユーザA(104a)側
で発生したイベントが、他のユーザB(104b),ユ
ーザC(104c)側に反映されて、ドキュメント11
6の共有が実現する様子について説明する。
【0086】ユーザA(104a)が、自身が見ている
ドキュメント116に対して、任意の操作を行うと、W
ebブラウザ114aがこれをイベントとして受け付
け、受け付けたイベントの内容を、第2のプログラム1
840aに引き渡す。
【0087】第2のプログラム1840aは、Webブ
ラウザ114aから受け取ったイベント内容が示すイベ
ントを実行することで、ユーザA(104a)の操作に
従った結果を、ユーザA(104a)側のドキュメント
116に反映させる。また、第2のプログラム1840
aは、同時に、Webブラウザ114aから受け取った
イベント内容を、第1のプログラム1820aに引き渡
す。なお、第2のプログラム1840aは、イベントを
実行する際に、表示処理については、Webブラウザ1
14aに行わせる。
【0088】第1のプログラム1820aは、第2のプ
ログラム1840aから受け取ったイベント内容を、イ
ンターネット100上の通信路192aを介して、ドキ
ュメント共有サーバ計算機194に送信する。
【0089】ドキュメント共有サーバ計算機194は、
第1のプログラム1820aから受信したイベント内容
を、インターネット100上の通信路192b,192
cを介して、ユーザB(104b)側の第1のプログラ
ム1820b,ユーザC(104c)側の第1のプログ
ラム1820cに送信する。
【0090】ユーザB(104b)側の第1のプログラ
ム1820b,ユーザC(104c)側の第1のプログ
ラム1820cは、各々、ドキュメント共有サーバ計算
機194から受信したイベント内容を、第2のプログラ
ム1840b,1840cに引き渡すことで、該イベン
ト内容が示すイベントの実行を指示する。
【0091】第2のプログラム1840b,1840c
は、各々、第1のプログラム1820b,1820cか
ら受け取ったイベント内容が示すイベントを実行するこ
とで、ユーザA(104a)の操作に従った結果を、ユ
ーザB(104b)側のドキュメント116,ユーザC
(104c)側のドキュメント116に反映させる。な
お、第2のプログラム1840b,1840cは、イベ
ントを実行する際に、表示処理については、Webブラ
ウザ114b,114cに行わせる。
【0092】このように、ドキュメント共有サーバ計算
機194を介することにより、ドキュメント116の共
有に参加するPC106の数が増えても、第1のプログ
ラム1820間を直接接続する場合と比べて、簡単なト
ポロジーとなる。
【0093】なお、ドキュメント共有サーバ計算機19
4は、独立に設置するようにしてもよいし、WWWサー
バ計算機110に兼任させるようにしてもよい。
【0094】特に、本実施形態に係るデスクトップ会議
システムにおけるドキュメント記述データ112はHT
MLドキュメントデータであるので、上述したように、
WWWサーバ計算機110が、第1のプログラム182
0の本体に相当するアプレット(例えば、Javaアプ
レット)を格納することとなる。そこで、ドキュメント
共有サーバ計算機194を用いる場合は、第1のプログ
ラム1820間の通信を中継するためのアプレット(例
えば、Javaアプレット)を、ドキュメント共有サー
バ計算機194に格納するようになるが、これらの2種
類のアプレットは、互いに連動して、イベント内容の通
知を実現するものであるので、本実施形態に係るデスク
トップ会議システムにおいては、ドキュメント共有サー
バ計算機194をWWWサーバ計算機110に兼任させ
るようにすることが好ましい。
【0095】また、ドキュメント共有サーバ計算機19
4は、複数種類のドキュメント116の共有を同時に実
現することを可能とするために、同一のドキュメント1
16の共有に参加しているPC106上で稼動している
第1のプログラム1820に、同一セッションを提供
し、セッション管理を行うようにする。
【0096】なお、図9〜図11ででは、説明上、ドキ
ュメント116の共有に参加する単位をPC106であ
るものとしているが、1台のPC106でWebブラウ
ザ114を2個以上立ち上げることがあるので、実際の
単位はWebブラウザ114である。
【0097】さて、図12に、第2のプログラム184
0がWebブラウザ114から受け取るイベントデータ
の形式を示す。
【0098】図12に示すように、イベントデータ20
0は、イベントの種類を表すイベントID202と、イ
ベントの実行に必要なデータであるパラメータ204と
から構成されている。
【0099】また、図13に、第1のプログラム182
0間(または、第1のプログラム1820とドキュメン
ト共有サーバ計算機194との間)で交換されるメッセ
ージデータの形式を示す。
【0100】図13に示すように、メッセージデータ2
06は、共有するドキュメント116を識別するための
セッションID208と、本メッセージデータ206を
最初に生成した第1のプログラム1820を識別するた
めのロケーションID210と、本メッセージデータ2
06が搬送するイベントの種類を表すイベントID20
2と、イベントの実行に必要なデータであるパラメータ
204とから構成されている。
【0101】次に、Webブラウザ114の処理内容に
ついて、図14のフローチャートを用いて説明する。
【0102】図14に示すように、Webブラウザ11
4は、まず、URL入力フィールド120に入力された
URL132に基づいて、ドキュメント記述データ11
2を、WWWサーバ計算機110からダウンロードし
(ステップ1401)、ダウンロードしたドキュメント
記述データ112中のドキュメント共有制御記述180
をなす第1のプログラム記述182および第2のプログ
ラム記述184に従って、第1のプログラム1820お
よび第2のプログラム1840を各々起動する(ステッ
プ1402,ステップ1403)。
【0103】なお、上述した第3のプログラムによるタ
グやスクリプトのドキュメント記述データ112への埋
め込みは、ステップ1401とステップ1402との間
で行われる。
【0104】そこで、例えば、上述した2種類のタグが
埋め込まれた場合には、ステップ1402では、Web
ブラウザ114は、第1のプログラム1820の本体に
相当するアプレットを、WWWサーバ計算機110から
ダウンロードして起動し、ステップ1403では、We
bブラウザ114は、第2のプログラム1840の本体
に相当するスクリプトを、WWWサーバ計算機110か
らダウンロードして参照するようにする。
【0105】その後、Webブラウザ114は、ドキュ
メント記述データ112中の本文172に基づいて、ド
キュメント116として表示すべき内容を抽出して、ド
キュメント表示領域112に表示する(ステップ140
4)。
【0106】最後に、Webブラウザ114は、ユーザ
104の操作によって発生するイベントを受け付けるた
めの処理を繰り返し実行する(ステップ1405)。
【0107】詳しくは、ステップ1405では、Web
ブラウザ114は、ユーザ104がドキュメント116
に対する操作を行うと、これをイベントとして受け付
け、図12に示すイベントデータ200を生成して、第
2のプログラム1840に引き渡す。
【0108】なお、図14に示したWebブラウザ11
4の処理は、既存のWebブラウザ114が行う処理と
同様であり、Webブラウザ114によるタグ,アプレ
ット,スクリプトの扱い方、および、第3のプログラム
に相当するプラグインとの間の連携の仕方は、公知の技
術であるので、本実施形態に係るデスクトップ会議シス
テムにおいては、Webブラウザ114自体に変更を加
える必要はない。また、プラグインによるタグ,スクリ
プトの埋め込み方も公知の技術であり、埋め込む内容
が、本実施形態に係るタグやスクリプトであるようにす
ればよい。
【0109】次に、第1のプログラム1820の処理内
容について、図15のフローチャートを用いて説明す
る。
【0110】なお、ここでは、第1のプログラム182
0の接続先がドキュメント共有サーバ計算機194であ
る場合の処理を説明するが、他の第1のプログラム18
20を接続先としてドキュメント共有サーバ計算機19
4を用いないようにする場合の処理については、本処理
の処理内容から容易に推察可能であるので省略する。
【0111】図15に示すように、第1のプログラム1
820は、まず、接続先となるドキュメント共有サーバ
計算機194のアドレスを取得する(ステップ150
1)。アドレスの取得方法としては、ドキュメント記述
データ112中または第1のプログラム記述182中に
記述しておくという手法や、第1のプログラム1820
がWWWサーバ計算機110に問い合わせるようにする
という手法などが可能である。
【0112】続いて、第1のプログラム1820は、接
続先であるドキュメント共有サーバ計算機194に、自
身のアドレス,ユーザ104自身が用いる電話機108
の電話番号,共有に参加したいドキュメント116のセ
ッションを通知するためのメッセージデータを送信する
(ステップ1502)。
【0113】ステップ1502で送信されるメッセージ
データの形式を、図16に示す。
【0114】図16に示すように、メッセージデータ2
20は、第1のプログラム1820が参加を希望するセ
ッション名222と、第1のプログラム1820のアド
レス224と、第1のプログラム182を使用している
ユーザ104自身が用いる電話機108の電話番号22
6とから構成されている。
【0115】ここで、セッション名222としては、例
えば、共有に参加したいドキュメント116の元となっ
たドキュメント記述データ112中のヘッダ170に記
述されているドキュメント名等を利用することができ
る。
【0116】また、電話番号226は、既存の電話網1
02に属する電話機108の電話番号ではなく、インタ
ーネット100上でパケット化された音声データを伝送
するインターネット電話のIPアドレス等を利用するこ
とも可能である。インターネット電話を利用すれば、電
話網102の回線(音声専用線)を利用していた通話
を、インターネット100上のデータ専用線に統合する
ことができるので、電話機108は不要となる。
【0117】図15に戻って、第1のプログラム182
0は、続いて、ドキュメント共有サーバ計算機194と
の間でネゴシエートし、ドキュメント共有サーバ計算機
194から、セッションID,ロケーションID,電話
番号を、メッセージデータとして受信する(ステップ1
503)。
【0118】ステップ1503で受信するメッセージデ
ータの形式を、図17に示す。
【0119】図17に示すように、メッセージデータ2
30は、第1のプログラム1820が参加するセッショ
ンのセッションID208と、第1のプログラム182
0を他の第1のプログラム1820と区別するためのロ
ケーションID210と、第1のプログラム1820を
使用しているユーザ104の通話相手が用いる電話機1
08の電話番号226とから構成されている。ここで、
ドキュメント116の共有に参加するユーザ104が3
人以上である場合は、電話番号226は、会議電話番号
となる。
【0120】ドキュメント共有サーバ計算機194は、
後述するように、複数のセッションを管理するために、
各セッションにセッションID208を付与し、また、
各セッションに参加している第1のプログラム1820
を管理するために、各第1のプログラム1820にロケ
ーションID210を付与するようにしている。そこ
で、ドキュメントサーバ計算機194から、ステップ1
502でメッセージデータ220を送信した第1のプロ
グラム1820に対して、ステップ1503でのネゴシ
エーションによって、セッションID208,ロケーシ
ョンID210が通知されることとなる。
【0121】また、ドキュメント共有サーバ計算機19
4は、後述するように、ロケーションID210を付与
した第1のプログラム1820ごとに、該第1のプログ
ラム1820を使用しているユーザ104が用いる電話
機108の電話番号226を管理し、各ユーザ104に
対して、その通話相手が用いる電話機108の電話番号
226を通知することができるようにしている。そこ
で、第1のプログラム1820は、ステップ1502
で、自身を使用しているユーザ104が用いる電話機1
08の電話番号226を、ドキュメント共有サーバ計算
機194に通知し、ステップ1503で、通話相手(同
一のドキュメント116の共有に参加している他の第1
のプログラム1820を使用しているユーザ104)が
用いる電話機108の電話番号226を、ドキュメント
サーバ計算機194から通知してもらうようになってい
る。
【0122】再び図15に戻って、第1のプログラム1
820は、続いて、ドキュメント共有サーバ計算機19
4との間で、電話発信手順をネゴシエートし、電話発信
を行う役割のユーザ104を決定する(ステップ150
4)。
【0123】そして、第1のプログラム1820は、自
身が電話発信側に指定されたならば(ステップ150
5)、ドキュメント共有サーバ計算機194から通知さ
れた電話番号(通話相手が用いる電話機108の電話番
号)226に電話をかける(ステップ1506)。
【0124】その後、第1のプログラム1820は、ド
キュメント共有サーバ計算機194から、他のユーザ1
04側で発生したイベントの内容を通知するためのメッ
セージデータ206を受信すると(ステップ150
7)、受信したメッセージデータ206を、第2のプロ
グラム1840に引き渡す(ステップ1508)。
【0125】また、第1のプログラム1820は、第2
のプログラム1840から、自身のユーザ104側で発
生したイベントの内容を通知するためのメッセージデー
タ206を受け取ると(ステップ1509)、受け取っ
たメッセージデータ206を、ドキュメント共有サーバ
計算機194に送信する(ステップ1510)。このよ
うにして、第1のプログラム1820からドキュメント
共有サーバ計算機194に送信されたメッセージデータ
206は、ドキュメント共有サーバ計算機194によっ
て、他の第1のプログラム1820に伝えられることと
なる。
【0126】さらに、第1のプログラム1820は、メ
ッセージデータ206中のイベントID202が、ドキ
ュメント116の共有の終了を示す場合には(ステップ
1511)、通話を終了させると共に(ステップ151
2)、処理を終了する。ドキュメント116の共有の終
了させるためのイベントは、共有されているドキュメン
ト116の表示が終了されたときや、ドキュメント11
6に対する共有終了指示が入力されたときなどに発生す
る。
【0127】また、第1のプログラム1820は、通話
が切断された場合にも(ステップ1513)、処理を終
了する。
【0128】次に、第2のプログラム1840の処理内
容について、図18のフローチャートを用いて説明す
る。
【0129】図18に示すように、第2のプログラム1
840は、まず、初期設定として、指示棒モードを「非
表示」に設定する(ステップ1801)。
【0130】続いて、第2のプログラム1840は、W
ebブラウザ114からイベントデータ200を受け取
ると(ステップ1802)、図15のステップ1503
でドキュメント共有サーバ計算機194から第1のプロ
グラム1820が受信したメッセージデータ230中
の、セッションID208およびロケーションID21
0を用いて、受け取ったイベントデータ200をメッセ
ージデータ206に変換した後(ステップ1803)、
該メッセージデータ206を第1のプログラム1820
に引き渡す(ステップ1804)。そして、該メッセー
ジデータ206中のイベントID202に従って、ステ
ップ1806以降の処理を行う。
【0131】また、第2のプログラム1840は、第1
のプログラム1820からメッセージデータ206を受
け取った場合にも(ステップ1805)、該メッセージ
データ206中のイベントID202に従って、ステッ
プ1806以降の処理を行う。
【0132】ステップ1806以降では、第2のプログ
ラム1840は、イベントID202が指示ボタン13
0の押下を示す場合は(ステップ1806)、指示ボタ
ンイベント処理を行う(ステップ1804)。
【0133】ステップ1807の指示ボタンイベント処
理では、第2のプログラム1840は、図19のフロー
チャートに示すように、指示棒モードが「非表示」であ
る場合は(ステップ1901)、指示棒モードを「表
示」に設定すると共に、指示棒126をドキュメント表
示領域122に表示する(ステップ1902)。また、
指示棒モードが「表示」である場合は(ステップ190
3)、指示棒モードを「非表示」に設定すると共に、指
示棒126をドキュメント表示領域122から消去する
(ステップ1904)。
【0134】図18に戻って、第2のプログラム184
0は、イベントID202が描画示ボタン134の押下
を示す場合は(ステップ1808)、描画ボタンイベン
ト処理を行う(ステップ1809)。
【0135】ステップ1809の描画ボタンイベント処
理では、第2のプログラム1840は、図20のフロー
チャートに示すように、指示棒モードが「表示」である
場合は(ステップ2001)、指示棒モードを「描画」
に設定する(ステップ2002)。また、指示棒モード
が「描画」である場合は(ステップ2003)、指示棒
モードを「表示」に設定する(ステップ2004)。
【0136】再び図18に戻って、第2のプログラム1
840は、イベントID202がマウスの移動を示す場
合は(ステップ1810)、マウス移動イベント処理を
行う(ステップ1811)。
【0137】ステップ1811のマウス移動イベント処
理では、第2のプログラム1840は、図21のフロー
チャートに示すように、マウスボタンが押下されていな
い場合は(ステップ2101)、指示棒126の移動や
描画以外の処理(ボタン非押下時マウス処理)を行う
(ステップ2102)。また、マウスボタンが押下され
ている場合は(ステップ2101)、指示棒モードが
「描画」であるならば(ステップ2103)、指示棒1
26を移動させると共に、移動の軌跡を描画する(ステ
ップ2104)。また、指示棒モードが「表示」である
ならば(ステップ2105)、指示棒126を移動させ
る(ステップ2106)。以上に含まれない場合は(ス
テップ2105)、指示棒126の移動や描画以外の処
理(ボタン押下時マウス処理)を行う(ステップ210
7)。
【0138】再び図18に戻って、第2のプログラム1
840は、イベントID202がその他のイベントを示
す場合は(ステップ1812)、各イベントに応じた処
理(その他イベント処理)を行う(ステップ181
3)。その後、第2のプログラム1840は、必要なら
ば、その他の処理を行う(ステップ1814)。
【0139】本実施形態に係るデスクトップ会議システ
ムにおいては、ドキュメント116の共有時に反映され
るイベントとして、協調作業で用いられると予想され
る、ポインティング機能(指示棒126による指示)、
および、ライティング機能(指示棒126を用いた図形
の描画)を、新たに提供しているが、ライティング機能
については、必ずしも指示棒126を用いた図形の描画
でなくてもよい。
【0140】また、これらの機能のほかにも、様々な機
能を提供することが可能であり、例えば、いずれかのユ
ーザ104によって指定された別ドキュメント116を
画面表示するような、リファレンス機能を提供するよう
にしてもよい。具体的には、いずれかのユーザ104に
よって、別のドキュメント116を画面表示するための
操作(URL132の入力というイベントとなる。)が
行われた場合に、他のユーザ104側でも、本イベント
が反映されて、別のドキュメント116が画面表示され
ることとなる。なお、別のドキュメント116の基とな
るドキュメント記述データ112中にも、ドキュメント
共有制御記述180が設けられている場合には、画面表
示された別のドキュメント116も、前のドキュメント
116と同様に、共有の対象となり、ドキュメント共有
制御記述180が設けられていない場合には、ドキュメ
ント116の共有が終了する。
【0141】次に、ドキュメント共有サーバ計算機19
4の処理内容について、図22のフローチャートを用い
て説明する。
【0142】図22に示すように、ドキュメント共有サ
ーバ計算機194は、いずれかの第1のプログラム18
20から、該第1のプログラム1820が共有の参加を
希望するドキュメント116のセッション,該第1のプ
ログラム1820のアドレス,該第1のプログラム18
20を使用しているユーザ104が用いる電話機108
の電話番号を、メッセージデータ220として受信した
場合は(ステップ2201)、受信したメッセージデー
タ220中のセッション名222,アドレス224,電
話番号226を、セッション管理テーブルに登録すると
共に、セッションIDおよびロケーションIDを、セッ
ション管理テーブルに登録する(ステップ2202)。
【0143】セッション管理テーブルの形式を、図23
に示す。
【0144】図23に示すように、セッション管理テー
ブル420は、第1のプログラム1820から通知され
たセッション名222と、該セッション名222に対応
するセッションID208と、第1のプログラム182
0を識別するためのロケーションID210と、第1の
プログラム182から通知されたアドレス224(第1
のプログラム1820との間で通信する際に用いられ
る。)と、第1のプログラム182から通知された電話
番号226とから構成されている。
【0145】ここで、セッションID208は、同一の
ドキュメント116を共有している全ての第1のプログ
ラム1820に対して、同一内容が登録される。
【0146】そこで、ステップ2202では、ドキュメ
ントサーバ計算機194は、第1のプログラム1820
から受信したメッセージデータ220中のセッション名
222と同一のセッション名222が、既にセッション
管理テーブル420に登録されている場合には、該セッ
ション名222に対応するセッションID208と同一
のセッションID208を、セッション管理テーブル4
20に登録し、そうでない場合には、新たなセッション
ID208を生成して、セッション管理テーブル420
に登録する。
【0147】図22に戻って、ドキュメント共有サーバ
計算機194は、続いて、メッセージデータ220の送
信元の第1のプログラム1820に対して、セッション
管理テーブル224に登録したセッションID208お
よびロケーションID210と、該第1のプログラム1
820を使用しているユーザ104の通話相手が用いる
電話機108の電話番号226とを、メッセージデータ
220として返信する(ステップ2203)。
【0148】ステップ2203では、ドキュメント共有
サーバ計算機194は、セッションID208と同一の
セッションID208をセッション管理テーブル420
に登録した他の全ての第1のプログラム1820につい
て、各第1のプログラム1820から通知されてセッシ
ョン管理テーブル420に登録した電話番号226を検
索し、検索した電話番号226を、返信すべき電話番号
226とする。
【0149】一方、ドキュメント共有サーバ計算機19
4は、いずれかの第1のプログラム1820からメッセ
ージデータ206を受信した場合は(ステップ220
4)、受信したメッセージデータ206中イベントID
202が、ドキュメント116の共有の終了を示す場合
には(ステップ2205)、該メッセージデータ206
中のセッションID208およびロケーションID21
0に対応するエントリ(すなわち、該メッセージデータ
206の送信元の第1のプログラム1820についての
エントリ)を、セッション管理テーブル420から削除
する(ステップ2206)。
【0150】また、ドキュメント共有サーバ計算機19
4は、受信したメッセージデータ206中イベントID
202が、ドキュメント116の共有の終了を示してい
ない場合には(ステップ2205)、該メッセージデー
タ206中のセッションID208に属し、該メッセー
ジデータ206中のロケーションID210が示す第1
のプログラム1820(すなわち、該メッセージデータ
206の送信元の第1のプログラム1820)以外の他
の第1のプログラム1820に、該メッセージデータ2
06を送信する(ステップ2207)。
【0151】なお、図22のフローチャートに示したド
キュメント共有サーバ計算機194の処理は、実際に
は、ドキュメント共有サーバ計算機194に格納されて
いるアプレット(例えば、Javaアプレット)として
提供することができる。
【0152】以上説明したように、本実施形態に係るデ
スクトップ会議システムによれば、いずれかのユーザ1
04側でドキュメント116に対して発生したイベント
の内容が、同一ドキュメント116を画面表示させてい
る他のユーザ104側に通知され、通知先のユーザ10
4側のドキュメント116に対しても、通知されたイベ
ント内容が示すイベントが実行されるので、いずれかの
ユーザ104側で発生したイベントよって、ドキュメン
ト記述データ112に変更が加えられた場合に、変更後
のドキュメント記述データ112全体をダウンロードし
なくても、他のユーザ104側で、変更内容を反映させ
ることができる。
【0153】また、本実施形態に係るデスクトップ会議
システムによれば、ドキュメント共有制御記述180
(第1のプログラム1820を稼動させるための第1の
プログラム記述182、および、第2のプログラム18
40を稼動させるための第2のプログラム記述184)
を、ドキュメント記述データ112中に設けるようにし
ているので、ドキュメント記述データ112に従ってド
キュメント116の画面表示を行うWebブラウザ11
4を立ち上げるだけで、第1のプログラム1820およ
び第2のプログラム1840が稼動し、上述した技術の
ように2つのWebブラウザを必要としない。
【0154】また、本実施形態に係るデスクトップ会議
システムによれば、第2のプログラム1840を、ダウ
ンロードされても時間がかからないスクリプトとして提
供し、第1のプログラム1820のみを、アプレットと
して提供しているので、アプレットの量が小さくて済
み、上述した技術におけるJavaアプレットのダウン
ロードより時間がかからなくなる。
【0155】従って、ドキュメント116の画面表示を
行うWebブラウザ114を立ち上げるだけで、該ドキ
ュメント116を対象としたリアルタイムでの協調作業
を行うことを可能とするという、従来のデスクトップ会
議システムの特長を持たせると共に、協調作業を実現す
るためのプログラムのダウンロードにかかる時間(協調
作業を開始するまでの時間)を短縮させることができ
る。
【0156】特に、本実施形態に係るデスクトップ会議
システムにおいては、第2のプログラム1840を、ス
クリプトとして提供しているので、スクリプトは、その
実行に際してコンパイルが不要であることから、仕様変
更を容易に行うことができるという利点がある。
【0157】また、特に、本実施形態に係るデスクトッ
プ会議システムにおいては、Webブラウザ114の処
理内容に変更がないので、ユーザ104は、既存のWe
bブラウザ114を有するだけで済む。
【0158】なお、本実施形態に係るデスクトップ会議
システムにおいては、従来のデスクトップ会議システム
と同様のユーザ環境を提供するために、ドキュメント1
16の共有に、電話機108による通話を連携させるよ
うにしているが、電話機108による通話を行わなくて
も、ドキュメント116の共有に支障はない。
【0159】ここで、ドキュメント共有時に電話機10
8を単に使用可能とするだけではなく、ドキュメント共
有と電話機108による通話とを連携させる際には、例
えば、CTI(Computer Telephony Integration)シス
テムのように、構内交換機に相当する装置を設け、この
装置に電話機108を収容させるようにするか、また、
例えば、電話接続アダプタおよびその制御ドライバ(A
P)をPC106に導入するようにする必要があるが、
これらの手法は公知であるので、上述した説明では省略
している。また、電話機108の代わりに、インターネ
ット電話を利用するようにする場合は、同一のPC10
6上で稼動するAPのみによって、ドキュメント共有と
インターネット電話との連携を実現することができる。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバ計算機とクライアント計算機とが通信ネットワー
クを介して接続されてなり、クライアント計算機上で稼
動しているビューアプログラムが、サーバ計算機が格納
しているドキュメント記述データをダウンロードし、ダ
ウンロードしたドキュメント記述データに従ってドキュ
メントを画面表示する通信システムにおいて、ドキュメ
ントの画面表示を行うビューアプログラムを立ち上げる
だけで、該ドキュメントを対象としたリアルタイムでの
協調作業を行うことを可能とすると共に、協調作業を開
始するまでの時間を短縮させることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るデスクトップ会議システムの
システム構成図。
【図2】本実施形態においてドキュメントが表示された
様子を示す説明図。
【図3】本実施形態においてドキュメントが共有された
様子を示す説明図。
【図4】本実施形態において指示棒が表示された様子を
示す説明図。
【図5】本実施形態において指示棒が表示された様子を
示す説明図。
【図6】本実施形態において図形が描画された様子を示
す説明図。
【図7】従来のドキュメント記述データの構成を示す説
明図。
【図8】本実施形態に係るデスクトップ会議システムに
おけるドキュメント記述データの構成を示す説明図。
【図9】2台のPCがドキュメントの共有を実現するた
めに相互に接続される様子を示す説明図。
【図10】3台のPCがドキュメントの共有を実現する
ために相互に接続される様子を示す説明図。
【図11】3台のPCがドキュメントの共有を実現する
ためにドキュメント共有サーバ計算機を介して相互に接
続される様子を示す説明図。
【図12】本実施形態におけるイベントデータの形式を
示す説明図。
【図13】本実施形態におけるメッセージデータの形式
を示す説明図。
【図14】本実施形態におけるWebブラウザの処理内
容を示すフローチャート。
【図15】本実施形態における第1のプログラムの処理
内容を示すフローチャート。
【図16】本実施形態における第1のプログラムが送信
するメッセージデータの形式を示す説明図。
【図17】本実施形態における第1のプログラムが受信
するメッセージデータの形式を示す説明図。
【図18】本実施形態における第2のプログラムの処理
内容を示すフローチャート。
【図19】本実施形態における第2のプログラムの指示
ボタンイベント処理の処理内容を示すフローチャート。
【図20】本実施形態における第2のプログラムの描画
ボタンイベント処理の処理内容を示すフローチャート。
【図21】本実施形態における第2のプログラムのマウ
ス移動イベント処理の処理内容を示すフローチャート。
【図22】本実施形態におけるドキュメント共有サーバ
計算機の処理内容を示すフローチャート。
【図23】本実施形態におけるセッション管理テーブル
の構成を示す説明図。
【符号の説明】
100…インターネット、102…電話網、104…ユ
ーザ、106…PC(クライアント計算機)、108…
電話機、110…WWWサーバ計算機、112…ドキュ
メント記述データ(HTMLドキュメントデータ)、1
14…Webブラウザ(ビューアプログラム)、116
…ドキュメント、120…URL入力フィールド、12
2…ドキュメント表示領域、126…指示棒、130…
指示ボタン、134…描画ボタン、170…ヘッダ、1
72…本文、180…ドキュメント共有制御記述、18
2…第1のプログラム記述、184…第2のプログラム
記述、1820…第1のプログラム、1840…第2の
プログラム、190,192…通信路、200…イベン
トデータ、202…イベントID、204…パラメー
タ、206…メッセージデータ、208…セッションI
D、210…ロケーションID、220…メッセージデ
ータ、222…セッション名、224…アドレス、22
6…電話番号、420…セッション管理テーブル。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B076 BB06 5B085 AC02 AC03 BA06 BG07 5B089 GA11 GA21 GB04 HA01 HB05 JA01 JA16 JA21 JA32 JB02 JB08 KA01 KA05 LB04 LB14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1台のサーバ計算機と複数台の
    クライアント計算機とが通信ネットワークを介して接続
    されてなり、 上記クライアント計算機上で稼動しているビューアプロ
    グラムが、上記サーバ計算機が格納しているドキュメン
    ト記述データをダウンロードし、ダウンロードしたドキ
    ュメント記述データに従ってドキュメントを画面表示す
    る通信システムにおいて、 複数のビューアプログラムが、各々ダウンロードした同
    一ドキュメント記述データに従って画面表示しているド
    キュメントを共有する方法であって、 上記通信ネットワークを介して通信を行うための第1の
    プログラムと、上記ドキュメント記述データをダウンロ
    ードしたビューアプログラムが画面表示するドキュメン
    トに対して、各種イベントを実行するための第2のプロ
    グラムとを、該ビューアプログラムが稼動しているクラ
    イアント計算機上で対にして稼動させるための記述を、
    上記ドキュメント記述データ中に含ませ、 上記第2のプログラムは、 自身を稼動させるための記述が含まれているドキュメン
    ト記述データをダウンロードしたビューアプログラムへ
    のユーザ操作に従った内容のイベント、および、対をな
    す第1のプログラムから通知された内容のイベントを実
    行する処理と、 自身を稼動させるための記述が含まれているドキュメン
    ト記述データをダウンロードしたビューアプログラムへ
    のユーザ操作に従った内容のイベントを実行した場合
    に、該イベント内容を、対をなす第1のプログラムに通
    知する処理とを有し、 上記第1のプログラムは、 対をなす第2のプログラムから通知されたイベント内容
    を、他のビューアプログラムがダウンロードした同一ド
    キュメント記述データに含まれている記述に従って稼動
    している第1のプログラムに通知する処理と、 他のビューアプログラムがダウンロードした同一ドキュ
    メント記述データに含まれている記述に従って稼動して
    いる第1のプログラムから、イベント内容が通知された
    場合に、該イベント内容を、対をなす第2のプログラム
    に通知する処理とを有することを特徴とするドキュメン
    ト共有方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のドキュメント共有方法であ
    って、 上記第1のプログラムによる通信は、 他のビューアプログラムがダウンロードした同一ドキュ
    メント記述データに含まれている記述に従って稼動して
    いる第1のプログラムとの間の通信であることを特徴と
    するドキュメント共有方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のドキュメント共有方法であ
    って、 上記第1のプログラム間のイベント内容の通知を中継す
    るための中継用サーバ計算機が、上記通信ネットワーク
    に接続されている場合に、 上記第1のプログラムによる通信は、 上記中継用サーバ計算機との間の通信であることを特徴
    とするドキュメント共有方法。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載のドキュメント
    共有方法であって、 上記第1のプログラムは、 自身を稼動させるための記述を含むドキュメント記述デ
    ータをダウンロードしたビューアプログラムに対応付け
    て定義された電話機と、同一ドキュメント記述データを
    ダウンロードした他のビューアプログラムに対応付けて
    定義された電話機との間の通話と開始させる処理を有す
    ることを特徴とするドキュメント共有方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載のドキュメント共有方法であ
    って、 上記第1のプログラムは、 上記第1のプログラムを稼動させるための記述を含むド
    キュメント記述データをダウンロードしたビューアプロ
    グラムに対応付けて定義された電話機による通話が終了
    した場合に、自身が行う全ての処理を終了することを特
    徴とするドキュメント共有方法。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5記載のドキ
    ュメント共有方法であって、 上記第2のプログラムが行うイベント処理は、 上記第2のプログラムを稼動させるための記述を含むド
    キュメント記述データに従って上記ビューアプログラム
    が画面表示しているドキュメント上に、該ドキュメント
    上の位置を指し示すための指示棒を表示するというイベ
    ント処理であることを特徴とするドキュメント共有方
    法。
  7. 【請求項7】請求項6記載のドキュメント共有方法であ
    って、 上記第2のプログラムが行うイベント処理は、 上記第2のプログラムを稼動させるための記述を含むド
    キュメント記述データに従って上記ビューアプログラム
    が画面表示しているドキュメント上に、上記指示棒の移
    動の軌跡を描画するというイベント処理であることを特
    徴とするドキュメント共有方法。
  8. 【請求項8】請求項1,2,3,4,5,6または7記
    載のドキュメント共有方法であって、 上記サーバ計算機が、WWW(World Wide W
    eb)サーバ計算機であり、上記ビューアプログラム
    が、Webブラウザであり、上記ドキュメント記述デー
    タが、HTML(Hypertext Markup L
    anguage)形式のドキュメント記述データ(以
    下、「HTMLドキュメントデータ」と称す。)である
    場合に、 上記WWWサーバ計算機が格納しているHTMLドキュ
    メントデータ中には、 上記第1のプログラム本体に相当するアプレットを、該
    HTMLドキュメントデータをダウンロードしたWeb
    ブラウザが、該WWWサーバ計算機からダウンロードし
    て起動するためのタグと、上記第2のプログラム本体に
    相当するスクリプトと、が記述されていることを特徴と
    するドキュメント共有方法。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6または7記
    載のドキュメント共有方法であって、 上記サーバ計算機が、WWW(World Wide W
    eb)サーバ計算機であり、上記ビューアプログラム
    が、Webブラウザであり、上記ドキュメント記述デー
    タが、HTML(Hypertext Markup L
    anguage)形式のドキュメント記述データ(以
    下、「HTMLドキュメントデータ」と称す。)である
    場合に、 上記WWWサーバ計算機が格納しているHTMLドキュ
    メントデータ中には、 上記第1のプログラム本体に相当するアプレットを、該
    HTMLドキュメントデータをダウンロードしたWeb
    ブラウザが、該WWWサーバ計算機からダウンロードし
    て起動するためのタグと、上記第2のプログラム本体に
    相当するスクリプトを、該HTMLドキュメントデータ
    をダウンロードしたWebブラウザが、該WWWサーバ
    計算機からダウンロードして参照するためのタグと、が
    記述されていることを特徴とするドキュメント共有方
    法。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,4,5,6または7
    記載のドキュメント共有方法であって、 上記サーバ計算機が、WWW(World Wide W
    eb)サーバ計算機であり、上記ビューアプログラム
    が、Webブラウザであり、上記ドキュメント記述デー
    タが、HTML(Hypertext Markup L
    anguage)形式のドキュメント記述データ(以
    下、「HTMLドキュメントデータ」と称す。)である
    場合に、 上記Webブラウザが上記WWWサーバ計算機からダウ
    ンロードした後のHTMLドキュメントデータ中に、上
    記第1のプログラム本体に相当するアプレットを、該H
    TMLドキュメントデータをダウンロードしたWebブ
    ラウザが、該WWWサーバ計算機からダウンロードして
    起動するためのタグと、上記第2のプログラム本体に相
    当するスクリプトと、が記述されるよう、 上記タグおよびスクリプトを保持しておき、保持してい
    るタグおよびスクリプトを、該HTMLドキュメントデ
    ータに埋め込むための第3のプログラムが、該Webブ
    ラウザに対して付加的に稼動していることを特徴とする
    ドキュメント共有方法。
  11. 【請求項11】請求項1,2,3,4,5,6または7
    記載のドキュメント共有方法であって、 上記サーバ計算機が、WWW(World Wide W
    eb)サーバ計算機であり、上記ビューアプログラム
    が、Webブラウザであり、上記ドキュメント記述デー
    タが、HTML(Hypertext Markup L
    anguage)形式のドキュメント記述データ(以
    下、「HTMLドキュメントデータ」と称す。)である
    場合に、 上記Webブラウザが上記WWWサーバ計算機からダウ
    ンロードした後のHTMLドキュメントデータ中に、上
    記第1のプログラム本体に相当するアプレットを、該H
    TMLドキュメントデータをダウンロードしたWebブ
    ラウザが、該WWWサーバ計算機からダウンロードして
    起動するためのタグと、上記第2のプログラム本体に相
    当するスクリプトを、該HTMLドキュメントデータを
    ダウンロードしたWebブラウザが、該WWWサーバ計
    算機からダウンロードして参照するためのタグと、が記
    述されるよう、 上記2つのタグを保持しておき、保持しているこれらの
    タグを、該HTMLドキュメントデータに埋め込むため
    の第3のプログラムが、該Webブラウザに対して付加
    的に稼動していることを特徴とするドキュメント共有方
    法。
  12. 【請求項12】複数台のクライアント計算機と共にイン
    ターネットに接続されたWWW(World Wide
    Web)サーバ計算機であって、 上記クライアント計算機上で稼動しているWebブラウ
    ザによってダウンロードされ、該Webブラウザが画面
    表示するドキュメントの基となる、HTML(Hype
    rtext Markup Language)形式のド
    キュメント記述データ(以下、「HTMLドキュメント
    データ」と称す。)と、 上記クライアント計算機上で稼動しているWebブラウ
    ザによってダウンロードされ、インターネットを介して
    通信を行うための通信処理用アプレットとを格納し、 上記HTMLドキュメントデータ中には、 上記通信処理用アプレットを、該HTMLドキュメント
    データをダウンロードしたWebブラウザが、ダウンロ
    ードして起動するためのタグと、該HTMLドキュメン
    トデータに従って画面表示されるドキュメントに対し
    て、各種イベントを実行するためのイベント処理用スク
    リプトと、が記述されており、 上記イベント処理用スクリプトは、 自身が記述されているHTMLドキュメントデータをダ
    ウンロードしたWebブラウザへのユーザ操作に従った
    内容のイベント、および、該Webブラウザによって起
    動されている通信処理用アプレットから通知された内容
    のイベントを実行する処理と、 自身が記述されているHTMLドキュメントデータをダ
    ウンロードしたWebブラウザへのユーザ操作に従った
    内容のイベントを実行した場合に、該イベント内容を、
    該Webブラウザによって起動されている通信処理用ア
    プレットに通知する処理とを有し、 上記通信処理用アプレットは、 自身を起動するためのタグと共に記述されているイベン
    ト処理用スクリプトから通知されたイベント内容を、同
    一HTMLドキュメントデータをダウンロードした他の
    Webブラウザによって起動されている通信処理用アプ
    レットに通知する処理と、 同一HTMLドキュメントデータをダウンロードした他
    のWebブラウザによって起動されている通信処理用ア
    プレットから、イベント内容が通知された場合に、該イ
    ベント内容を、自身を起動するためのタグと共に記述さ
    れているイベント処理用スクリプトに通知する処理とを
    有することを特徴とするWWWサーバ計算機。
  13. 【請求項13】複数台のクライアント計算機と共にイン
    ターネットに接続されたWWW(World Wide
    Web)サーバ計算機であって、 上記クライアント計算機上で稼動しているWebブラウ
    ザによってダウンロードされ、該Webブラウザが画面
    表示するドキュメントの基となる、HTML(Hype
    rtext Markup Language)形式のド
    キュメント記述データ(以下、「HTMLドキュメント
    データ」と称す。)と、 上記クライアント計算機上で稼動しているWebブラウ
    ザによってダウンロードされ、インターネットを介して
    通信を行うための通信処理用アプレットと、 上記クライアント計算機上で稼動しているWebブラウ
    ザによってダウンロードされ、該Webブラウザが画面
    表示するドキュメントに対して、各種イベントを実行す
    るためのイベント処理用スクリプトとを格納し、 上記HTMLドキュメントデータ中には、 上記通信処理用アプレットを、該HTMLドキュメント
    データをダウンロードしたWebブラウザが、ダウンロ
    ードして起動するためのタグと、上記イベント処理用ス
    クリプトを、該HTMLドキュメントデータをダウンロ
    ードしたWebブラウザが、ダウンロードして参照する
    ためのタグと、が記述されており、 上記イベント処理用スクリプトは、 自身を参照しているWebブラウザへのユーザ操作に従
    った内容のイベント、および、該Webブラウザによっ
    て起動されている通信処理用アプレットから通知された
    内容のイベントを実行する処理と、 自身を参照しているWebブラウザへのユーザ操作に従
    った内容のイベントを実行した場合に、該イベント内容
    を、該Webブラウザによって起動されている通信処理
    用アプレットに通知する処理とを有し、 上記通信処理用アプレットは、 自身を起動したWebブラウザによって参照されている
    イベント処理用スクリプトから通知されたイベント内容
    を、同一HTMLドキュメントデータをダウンロードし
    た他のWebブラウザによって起動されている通信処理
    用アプレットに通知する処理と、 同一HTMLドキュメントデータをダウンロードした他
    のWebブラウザによって起動されている通信処理用ア
    プレットから、イベント内容が通知された場合に、該イ
    ベント内容を、自身を起動したWebブラウザによって
    参照されているイベント処理用スクリプトに通知する処
    理とを有することを特徴とするWWWサーバ計算機。
  14. 【請求項14】請求項12または13記載のWWWサー
    バ計算機であって、 上記WWWサーバ計算機上で稼動し、上記通信処理用ア
    プレット間のイベント内容の通知を中継するための中継
    処理用プログラムを格納し、 上記中継処理用プログラムは、 同一HTMLドキュメントデータをダウンロードした全
    てのWebブラウザによって各々起動されて稼動してい
    る通信処理用アプレットに、同一セッションを提供する
    処理と、 いずれかの通信処理用アプレットから受信したイベント
    内容を、該通信処理用アプレットと同一セッションを提
    供している他の通信処理用アプレットに転送する処理と
    を有することを特徴とするWWWサーバ計算機。
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