JP2000194598A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2000194598A
JP2000194598A JP36927998A JP36927998A JP2000194598A JP 2000194598 A JP2000194598 A JP 2000194598A JP 36927998 A JP36927998 A JP 36927998A JP 36927998 A JP36927998 A JP 36927998A JP 2000194598 A JP2000194598 A JP 2000194598A
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identification signal
semiconductor
chip
pad
output
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JP36927998A
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Hideko Ohira
秀子 大平
Kenichi Imamiya
賢一 今宮
Yoshihisa Sugiura
義久 杉浦
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のベアチップのみが実装されたSSFD
Cの場合、SSFDCの総記憶容量を示す識別信号を出
力することができなかった。 【解決手段】 チップは識別信号を切り換えるためのオ
プションパッド12bを有している。このオプションパ
ッド12bには識別信号設定回路38が接続されてい
る。この識別信号設定回路38はオプションパッド12
bの電位に応じて識別信号の下位ビットの値を切り換え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばSSFDC
(Solid-State Floppy Disk Card)に適用される半導体
集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばSSFDCは半導体チップのパッ
ドをそのまま外部接続端子に接続したメモリカードであ
り、前記半導体チップの実装方法としては1チップのみ
を実装する場合と、複数チップの入出力パッドを相互接
続して実装する場合とがある。後者の場合、各チップを
認識するためのチップアドレスが供給されるオプション
パッドに対するワイヤボンディングの組合わせによりチ
ップのアドレスを指定し、カード外部からのアドレス指
定に対してはあたかもアドレスを拡張したかのような使
用方法がある。このような複数チップ実装モードをSS
FDCに適用することにより、大容量のSSFDCを実
現することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7は、例えば512
Mビットの記憶容量を有するSSFDCの例を示してい
る。カード本体51の内部には、256Mビットの記憶
容量を有する2つのチップ52、53が設けられてい
る。これらチップ52、53は同一構成であり、各チッ
プにはアドレス信号や各種制御信号を入力するためのパ
ッド、及びデータを入出力するためのパッドが配置され
ている。これらパッドはパッド52a,53aのように
互いに共通接続されており、このSSFDCは512M
ビットの記憶容量を有するメモリとして機能する。
【0004】この種のSSFDCは、SSFDCが装着
される電子装置本体からの要求に応じて、SSFDCの
記憶容量を電子装置本体へ供給するように構成されてい
る。
【0005】図8は、各チップに設けられた記憶容量を
示す識別信号の発生回路を示している。データを入出力
するための入出力パッドIO0〜IO7はそれぞれ出力
バッファ61a〜61hの一方の出力端に接続されてい
る。これら出力バッファ61a〜61hの出力端はトラ
ンスファーゲート62a〜62hを介してセンスアンプ
S/Aに接続される。尚、トランスファーゲート62b
〜62h及びセンスアンプは図示していない。センスア
ンプは図示せぬビット線に接続され、メモリセルから読
み出されたデータを検知し増幅する。トランスファーゲ
ート62a〜62hは制御信号φ、/φに応じて導通さ
れ、データの読み出し時にセンスアンプにより増幅され
たデータを出力バッファ61a〜61hに転送する。
【0006】さらに、出力バッファ61a〜61hの入
力端はトランスファーゲート63a〜63hの一端に接
続される。これらトランスファーゲート63a〜63h
の他端には電源電圧Vcc又は接地電位Vssが供給さ
れている。トランスファーゲート63a〜63hに対す
る電源電圧Vcc又は接地電位Vssの供給は、チップ
の記憶容量を示す識別信号に応じて設定される。この場
合、256Mビットの識別信号を示す“1010111
0”(“75”16進数)に応じて、図示のように電源
電圧Vcc又は接地電位Vssの供給箇所が設定されて
いる。
【0007】上記構成において、電子装置本体から供給
される識別信号の読み出し要求信号ID、/IDに応じ
て、トランスファーゲート63a〜63hが導通される
と、各トランスファーゲートを介して設定された各電位
が出力バッファ61a〜61hを介して入出力パッドI
O0〜IO7に出力される。
【0008】ところで、上記各チップに設定された識別
信号は、例えば各チップ単体の記憶容量を示している。
このため、図7に示すように、複数のチップが実装され
た場合においても、電子装置本体からの識別信号読み出
し要求信号に応じて、各チップは各チップの記憶容量を
示す識別信号を出力するだけである。したがって、電子
装置本体はカードの総記憶容量を知ることができない。
尚、カード内に制御回路を有するメモリカードの場合、
各チップから出力される識別信号とチップの数とから総
記憶容量を算出して出力することも可能である。しか
し、メモリのベアチップのみが実装されたSSFDCの
場合、電子装置本体はSSFDCの総記憶容量を知るこ
とができなかった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは簡単な構成
で、製造工程も大きく変更することなく、チップに識別
信号を設定することができ、しかも、この設定された識
別信号を容易に出力することが可能な半導体集積回路装
置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、半導体チップに設けられた複数のパッド
と、前記半導体チップ内に設けられ、前記半導体チップ
を識別するための識別信号を設定する少なくとも1つの
設定手段と、一端が前記設定手段に接続され、他端が前
記パッドにバッファ回路を介して接続され、前記設定手
段の出力信号を転送する少なくとも1つの転送回路とを
具備している。
【0011】前記設定手段は、複数のオプションパッド
と、前記半導体チップの外部に設けられ、前記オプショ
ンパッドにワイヤボンディングにより接続され、前記オ
プションパッドに所定の電位を設定する外部接続パッド
と、前記各オプションパッドに設定された電位より、前
記識別信号を生成する生成回路とを具備している。
【0012】前記設定手段は、第1の電源と、この第1
の電源と異なる第2の電源と、これら第1、第2の電源
の相互間に直列接続された抵抗と記憶素子とを具備して
いる。
【0013】また、本発明は、半導体チップに設けられ
信号を出力する複数の出力パッドと、前記半導体チップ
内に設けられた少なくとも1つのオプションパッドと、
前記オプションパッドに接続され、オプションパッドに
供給される電圧に応じて前記半導体チップを識別する識
別信号の少なくとも一部を設定する設定手段と、一端が
前記設定手段に接続され、他端が前記複数の出力パッド
のうちの少なくとも1つに接続され、前記半導体チップ
の外部から供給される前記識別信号の読み出し要求信号
に応じて導通され、前記設定手段により生成された識別
信号を前記出力パッドにバッファ回路を介して転送する
少なくとも1つの第1の転送手段とを具備している。
【0014】前記設定手段は、前記オプションパッドに
供給された電位をデコードするデコーダにより構成され
ている。
【0015】さらに、本発明は、カード本体と、前記カ
ード本体内に設けられ、複数のパッドを有する複数の半
導体チップと、前記各半導体チップ内に設けられ、前記
半導体チップを識別する識別信号の少なくとも一部を設
定する設定手段と、一端が前記設定手段に接続され、他
端が前記複数のパッドのうちの少なくとも1つにバッフ
ァ回路を介して接続され、前記半導体チップの外部から
供給される前記識別信号の読み出し要求信号に応じて導
通され、前記設定手段により設定された識別信号を前記
少なくとも1つのパッドに転送する第1の転送手段とを
具備している。
【0016】また、本発明は、一端が第1又は第2の電
源に接続され、他端が前記複数の出力パッドのうちの一
部に接続され、前記半導体チップの外部から供給される
前記識別信号の読み出し要求信号に応じて導通され、前
記識別信号の一部を前記出力パッドに転送する複数の第
2の転送手段をさらに具備している。
【0017】前記設定手段は、第1の電源と、この第1
の電源と異なる第2の電源の相互間に直列接続された抵
抗と記憶素子とを具備している。
【0018】前記記憶素子はフューズ素子により構成さ
れている。
【0019】前記記憶素子は書き換え可能な不揮発性半
導体記憶素子により構成されている。
【0020】前記各半導体チップはチップを選択するた
めのチップアドレスを有し、このチップアドレスにより
選択された半導体チップのみから前記識別信号を出力す
る。
【0021】また、本発明は、半導体チップと、前記半
導体チップ内の設けられ、複数のメモリセルを有するメ
モリセルアレイと、このメモリセルアレイの前記メモリ
セルを選択する選択回路と、前記メモリセルアレイに設
けられ、前記チップを識別する識別信号が記憶された記
憶領域と、前記選択回路に前記識別信号の読み出し要求
信号が供給されたとき、前記記憶領域に記憶された識別
信号を読み出し出力する読み出し回路とを具備してい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施例)図2は、例えば512Mビットの記憶
容量を有するSSFDCの例を示している。カード本体
11の内部には、256Mビットの記憶容量を有する2
つのチップ12、13が設けられている。これらチップ
12、13は同一構成の例えばフラッシュEEPROM
からなり、各チップ12、13にはアドレス信号や各種
制御信号、及び後述する識別信号の読み出し要求信号
(ID、/ID)等を入力するためのパッド、さらにデ
ータを入出力するためのパッドが配置されている。これ
らパッドはパッド12a、13aのように互いに共通接
続され、例えば外部接続パッド11aにワイヤボンディ
ングされる。さらに、各チップ12、13は識別信号を
切り換えるためのオプションパッド12b、13bを有
している。これらオプションパッド12b、13bはS
SFDCが512Mビットの記憶容量を有するメモリと
して機能する場合、SSFDCの例えば電源電位Vcc
が供給される外部接続パッド11bにワイヤボンディン
グされる。
【0023】図1は、本発明の第1の実施例を示すもの
であり、各チップ12、13に設けられた記憶容量を示
す識別信号の発生回路を示している。データを入出力す
るための入出力パッドIO0〜IO7はそれぞれ出力バ
ッファ31a〜31hの出力端に接続されている。これ
ら出力バッファ31a〜31hの入力端はトランスファ
ーゲート32a〜32hを介してセンスアンプS/Aに
接続される。尚、トランスファーゲート32b〜32h
及びセンスアンプは図示していない。センスアンプは図
示せぬビット線に接続され、メモリセルから読み出され
たデータを検知し増幅する。トランスファーゲート32
a〜32hは制御信号φ、/φに応じて導通され、デー
タの読み出し時にセンスアンプにより増幅されたデータ
を出力バッファ31a〜31hに転送する。
【0024】さらに、出力バッファ31a〜31hの入
力端はトランスファーゲート33a〜33hの一端に接
続される。これらトランスファーゲート33a〜33h
のうち、トランスファーゲート33a、33bの他端に
は設定手段を構成する識別信号設定回路38が接続さ
れ、トランスファーゲート33c〜33hの他端には、
電源電圧Vcc又は接地電位Vssが供給される。これ
らトランスファーゲート33a〜33hの他端に供給さ
れる電源のレベルは、チップの記憶容量を示す識別信
号、あるいはSSFDCの記憶容量を示す識別信号に応
じて設定される。この識別信号は例えば下位2ビットの
電位を変えることにより切り換えられる。この下位2ビ
ットの電位は前記オプションパッドに接続された識別信
号設定回路38を用いて設定される。
【0025】この2ビット分の識別信号設定回路38
は、抵抗34、インバータ回路35、36、37により
構成されている。すなわち、オプションパッド12bは
高抵抗を有する抵抗34を介して接地されるとともに、
インバータ回路35、36、37を介して前記トランス
ファーゲート33aの他端に接続される。また、インバ
ータ回路36とインバータ回路37の接続点は前記トラ
ンスファーゲート33bの他端に接続される。その他の
トランスファーゲート33c〜33hの他端には図8と
同様の電位が供給される。図1はチップ12の識別信号
の発生回路について示しているが、チップ13について
も同様の構成とされている。前記抵抗34としては、例
えばトランジスタや拡散抵抗素子あるいはポリシリコン
からなる抵抗素子を適用できる。
【0026】前記オプションパッド12b、13bに
は、この実施の形態の場合、電源電圧Vccが供給され
ている。このため、インバータ回路37の出力端はロー
レベル“0”、インバータ回路36の出力端はハイレベ
ル“1”となる。
【0027】上記構成において、電子装置本体から供給
される識別信号の読み出し要求信号ID、/IDに応じ
て、トランスファーゲート33a〜33hが導通される
と、設定された各電位が各トランスファーゲート33a
〜33h、及び出力バッファ31a〜31hを介して入
出力パッドIO0〜IO7に出力される。したがって、
この実施の形態の場合、各チップは電子装置本体からの
読み出し要求信号ID、/IDに応じて、図3に示すよ
うに、データ入出力パッドIO0〜IO7から512M
ビットを示す識別信号“01101110”(“76”
16進数)を出力する。
【0028】一方、SSFDCに例えば1チップのみを
実装する場合、オプションパッド12bには何も接続せ
ずオープンとする。この場合、オプションパッド12b
は抵抗34を介して接地されるため、インバータ回路3
7の出力端はハイレベル“1”、インバータ回路36の
出力端はローレベル“0”となる。したがって、電子装
置本体から供給される読み出し要求信号ID、/IDに
応じて、トランスファーゲート33a〜33hが導通さ
れると、図3に示すように、1チップの記憶容量として
の256Mビットを示す識別信号“10101110”
(“75”16進数)がデータ入出力パッドIO0〜I
O7から出力される。
【0029】図4(a)(b)は、上記識別信号設定回
路38の変形例を示すものであり、図1と同一部分には
同一符号を付し異なる部分についてのみ説明する。図1
に示す例の場合、オプションパッドを設け、このオプシ
ョンパッドに対する電源供給の有無をワイヤボンディン
グの有無により切り換え、識別信号を切換えた。これに
対して、この変形例はオプションパッド及びワイヤボン
ディングを使用せずに識別信号を切換えている。
【0030】図4(a)は電源電圧Vccが供給される
電源端子41と接地間に高抵抗を有する抵抗42とフュ
ーズ素子43を直列接続し、これらの接続ノードに前記
インバータ回路35の入力端を接続している。このよう
な構成によれば、フューズ素子43を切断すると、イン
バータ回路35の入力端に抵抗42を介して電源電圧V
ccが供給されるため、512Mビットを示す識別信号
を出力することができる。また、フューズ素子43を切
らなければ、インバータ回路35の入力端はフューズ素
子43を介して接地されるため、256Mビットを示す
識別信号を出力することができる。
【0031】図4(b)は図4(a)に示す抵抗42と
フューズ素子43の接続位置を変えたものであり、電源
端子41と接地間にフューズ素子43と抵抗42がこの
順序で直列接続され、これらの接続ノードに前記インバ
ータ回路35の入力端が接続されている。この構成によ
れば、フューズ素子43を切らなければ、インバータ回
路35の入力端にフューズ素子43を介して電源電圧V
ccが供給されるため、512Mビットを示す識別信号
を出力することができる。また、フューズ素子43を切
断すると、インバータ回路35の入力端は抵抗42を介
して接地されるため、256Mビットを示す識別信号を
出力することができる。
【0032】尚、図4(a)(b)では、フューズ素子
を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば書
き換え可能な不揮発性半導体記憶素子を用いることも可
能である。この例では、チップの識別信号のうち下位2
ビットを変更する場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、IO0〜7までの任意の出力に対
し、トランスファーゲート33a〜33hを介して、識
別信号設定回路38の出力端を接続することが可能であ
る。
【0033】さらに、トランスファーゲート33a〜3
3hの一端に“1”又は“0”の情報を記憶するフュー
ズ素子や半導体記憶素子を接続し、これらフューズ素子
や半導体記憶素子により識別信号の全ビットを設定して
もよい。
【0034】また、上記実施の形態では、電子装置本体
の要求信号に応じて2つのチップから識別信号を出力し
たが、これに限定されるものではない。この例では、チ
ップにはチップアドレスを入力するためのパッドが設け
られており、このチップアドレスを用いて複数のチップ
から特定のチップを選択することが可能となっている。
したがって、このチップアドレスに応じて選択されたチ
ップのみから識別信号を出力するようにしてもよい。 (第2の実施例)図5は、本発明の第2の実施例を示し
ており、図1と同一部分には同一符号を付す。この実施
例は、複数ビットで構成される識別信号のうちの例えば
数ビットを、デコーダを用いて設定する回路を示してい
る。
【0035】オプションパッド21a、21bは、高抵
抗を有する抵抗22a、22bを介してそれぞれ接地さ
れるとともに、デコーダ23に接続されている。このデ
コーダ23は、例えばアンド回路23a、23b、23
c、23d及びインバータ回路23e、23fにより構
成されている。前記オプションパッド21aはアンド回
路23a、23cの一方入力端に接続されるとともに、
インバータ回路23eを介してアンド回路23b、23
dの一方入力端に接続されている。前記オプションパッ
ド21bはアンド回路23a、23bの他方入力端に接
続されるとともに、インバータ回路23fを介してアン
ド回路23c、23dの一方入力端に接続されている。
このデコーダ23はオプションパッド21a、21bに
供給される信号をデコードする。
【0036】前記アンド回路23a、23b、23cの
出力端はオア回路24に接続されている。このオア回路
24の出力信号は読み出し要求信号IDとともに、アン
ド回路25aに供給されている。このアンド回路25a
の出力端はトランスファーゲート26aを構成するNチ
ャネルトランジスタのゲートに接続されとともに、イン
バータ回路27aを介してトランスファーゲート26a
を構成するPチャネルトランジスタのゲートに接続され
ている。このトランスファーゲート26aの入力端には
電源電圧Vccが供給され、出力端は出力バッファ31
aに接続されている。
【0037】前記アンド回路23dの出力信号は読み出
し要求信号IDとともに、アンド回路25bに供給され
ている。このアンド回路25bの出力端はトランスファ
ーゲート26bを構成するNチャネルトランジスタのゲ
ートに接続されとともに、インバータ回路27bを介し
てトランスファーゲート26bを構成するPチャネルト
ランジスタのゲートに接続されている。このトランスフ
ァーゲート26bの入力端には接地電位Vssが供給さ
れ、出力端は前記入出力バッファ31aに接続されてい
る。
【0038】上記構成において、オプションパッド21
a、21bには高抵抗22a、22bを介して接地され
ているため、オプションパッド21a、21bを電源電
圧Vccにボンディングを行わなかった場合、接地電位
Vssが接続されたと等価となる。このため、オプショ
ンパッド21a、21bに対する入力信号の組み合わせ
は電源電圧(Vcc、Vcc)、(Vcc、Vss)、
(Vss、Vcc)、(Vss、Vss)の4通りとな
る。デコーダ23は、この4通りの入力信号に応じて出
力信号a、b、c、dのいずれか1つをハイレベルとす
る。このデコーダ23の出力信号は、読み出し要求信号
IDに応じてアンド回路25a、25bのいずれかに供
給される。例えば出力信号a、b、cはオア回路24、
アンド回路25aを介してトランスファーゲート26a
に供給され、出力信号dはオア回路25b、26bを介
してトランスファーゲート26bに供給される。このた
め、アンド回路25aの出力信号に応じてトランスファ
ーゲート26aが導通された場合、電源電圧Vccがト
ランスファーゲート26a、出力バッファ31aを介し
て出力パッドIO0に出力される。また、アンド回路2
5bの出力信号に応じてトランスファーゲート26bが
導通された場合、接地電位Vssがトランスファーゲー
ト26b、出力バッファ31aを介して出力パッドIO
0に出力される。
【0039】上記第2の実施例によれば、2つのオプシ
ョンパッド21a、21bを電源電圧が供給されるパッ
ドにボンディングするか否かにより、出力パッドから出
力される識別信号を設定できる。したがって、デコーダ
23の出力信号a〜dの組み合わせを各出力パッドに応
じて変えることにより、4通りの識別信号を出力するこ
とができる。
【0040】尚、第2の実施例においても、第1の実施
例と同様に、オプションパッド21a、21bを使用せ
ず、抵抗とフューズ、あるいは抵抗と記憶素子とからな
る回路により構成することも可能である。 (第3の実施例)図6は、本発明の第3の実施例を示し
ている。
【0041】この実施例は、識別信号を書き換え可能な
不揮発性メモリセルアレイに記憶し、読み出し要求信号
IDに応じて、この記憶した識別信号を読み出し出力す
る。
【0042】図6において、カード本体11の内部には
メモリセルアレイ71、このメモリセルアレイ71の行
を選択するロウデコーダ72、列を選択するカラムデコ
ーダ73、これらロウデコーダ72、カラムデコーダ7
3により選択されたメモリセルから読み出されたデータ
を増幅するセンスアンプ74、このセンスアンプ74の
出力信号を増幅する出力バッファ75、この出力バッフ
ァ75に接続された出力パッド76が設けられている。
これら出力バッファ75、出力パッド76は実際には複
数個配置されている。
【0043】前記メモリセルアレイ71は、例えばカー
ド本体11に設定された記憶容量を示す識別信号が予め
記憶される記憶領域71aを有している。識別信号は前
記記憶領域71aに例えば一度だけ書き込まれる。ま
た、ロウデコーダ72、カラムデコーダ73には、アド
レスの他に読み出し要求信号IDが供給されている。
【0044】上記構成において、読み出し要求信号ID
が供給されると、ロウデコーダ72、カラムデコーダ7
3により記憶領域71aが選択され、この記憶領域71
aに記憶されている識別信号が読み出される。この読み
出された識別信号はセンスアンプ74、出力バッファ7
5を介して出力パッド76に供給される。
【0045】上記第3の実施例によれば、メモリセルア
レイ71の記憶領域71aに予め識別信号を記憶し、こ
れを読み出し要求信号IDに応じて読み出している。し
たがって、別途識別信号を設定するための識別信号設定
回路を必要としないため、回路構成を簡単化できる。し
かも、ワイヤボンディングも必要としないため、製造を
簡単化できる。
【0046】尚、記憶領域71aはメモリセルアレイ7
1に設ける必要はなく、メモリセルアレイ71と別に設
けてもよい。この場合、読み出し要求信号IDは、ロウ
デコーダ72、カラムデコーダ73に代えて記憶領域7
1aの読み出し回路に供給すればよい。
【0047】また、上記各実施例では、識別信号として
チップの記憶容量を出力したが、これに限定されるもの
ではなく、例えばビット幅、消去ブロックのサイズやペ
ージサイズ、個々のチップを識別する信号等を出力する
ことも可能である。
【0048】その他、この発明は上記実施例に限定され
るものではなく、発明の要旨を変えない範囲で種々変形
実施可能なことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、簡単な構成で、製造工程も大きく変更することな
く、チップに識別信号を設定することができ、しかも、
この設定された識別信号を容易に出力することが可能な
半導体集積回路装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】本発明の半導体集積回路装置を概略的に示す構
成図。
【図3】識別信号の例を示す図。
【図4】図4(a)(b)はそれぞれ図1に示す識別信
号生成回路の変形例を示す要部の回路図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す回路図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す回路図。
【図7】従来の半導体集積回路装置を概略的に示す構成
図。
【図8】従来の半導体集積回路装置を示す回路図。
【符号の説明】
11…カード本体、 12、13…チップ、 12b、13b…オプションパッド、 IO0〜IO7…入出力パッド、 ID、/ID…読み出し要求信号、 21a、21b…オプションパッド、 22a、22b…抵抗、 23…デコーダ、 33a〜33h…トランスファーゲート、 38…識別信号生成回路、 34、42…抵抗、 35、36、37…インバータ回路、 43…フューズ素子、 71…メモリセルアレイ、 71a…記憶領域、 72…ロウデコーダ、 73…カラムデコーダ、 74…センスアンプ。
フロントページの続き (72)発明者 杉浦 義久 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 Fターム(参考) 5B025 AD05 AE03 5B060 MM06 MM07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップに設けられた複数のパッド
    と、 前記半導体チップ内に設けられ、前記半導体チップを識
    別するための識別信号を設定する少なくとも1つの設定
    手段と、 一端が前記設定手段に接続され、他端が前記パッドにバ
    ッファ回路を介して接続され、前記設定手段の出力信号
    を転送する少なくとも1つの転送回路とを具備すること
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、 複数のオプションパッドと、 前記半導体チップの外部に設けられ、前記オプションパ
    ッドにワイヤボンディングにより接続され、前記オプシ
    ョンパッドに所定の電位を設定する外部接続パッドと、 前記各オプションパッドに設定された電位より、前記識
    別信号を生成する生成回路とを具備することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、 第1の電源と、 この第1の電源と異なる第2の電源と、 これら第1、第2の電源の相互間に直列接続された抵抗
    と記憶素子とを具備することを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 半導体チップに設けられ信号を出力する
    複数の出力パッドと、 前記半導体チップ内に設けられた少なくとも1つのオプ
    ションパッドと、 前記オプションパッドに接続され、オプションパッドに
    供給される電圧に応じて前記半導体チップを識別する識
    別信号の少なくとも一部を設定する設定手段と、 一端が前記設定手段に接続され、他端が前記複数の出力
    パッドのうちの少なくとも1つに接続され、前記半導体
    チップの外部から供給される前記識別信号の読み出し要
    求信号に応じて導通され、前記設定手段により生成され
    た識別信号を前記出力パッドにバッファ回路を介して転
    送する少なくとも1つの第1の転送手段とを具備するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、前記オプションパッド
    に供給された電位をデコードするデコーダにより構成さ
    れていることを特徴とする請求項4記載の半導体集積回
    路装置。
  6. 【請求項6】 カード本体と、 前記カード本体内に設けられ、複数のパッドを有する複
    数の半導体チップと、 前記各半導体チップ内に設けられ、前記半導体チップを
    識別する識別信号の少なくとも一部を設定する設定手段
    と、 一端が前記設定手段に接続され、他端が前記複数のパッ
    ドのうちの少なくとも1つにバッファ回路を介して接続
    され、前記半導体チップの外部から供給される前記識別
    信号の読み出し要求信号に応じて導通され、前記設定手
    段により設定された識別信号を前記少なくとも1つのパ
    ッドに転送する第1の転送手段とを具備することを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 一端が第1又は第2の電源に接続され、
    他端が前記複数の出力パッドのうちの一部に接続され、
    前記半導体チップの外部から供給される前記識別信号の
    読み出し要求信号に応じて導通され、前記識別信号の一
    部を前記出力パッドに転送する複数の第2の転送手段を
    さらに具備することを特徴とする請求項4又は6記載の
    半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段は、第1の電源と、この第
    1の電源と異なる第2の電源の相互間に直列接続された
    抵抗と記憶素子とを具備することを特徴とする請求項6
    記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶素子はフューズ素子からなるこ
    とを特徴とする請求項3又は8記載の半導体集積回路装
    置。
  10. 【請求項10】 前記記憶素子は書き換え可能な不揮発
    性半導体記憶素子からなることを特徴とする請求項3又
    は8記載の半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記各半導体チップはチップを選択す
    るためのチップアドレスを有し、このチップアドレスに
    より選択された半導体チップのみから前記識別信号を出
    力することを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路
    装置。
  12. 【請求項12】 半導体チップと、 前記半導体チップ内の設けられ、複数のメモリセルを有
    するメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイの前記メモリセルを選択する選択
    回路と、 前記メモリセルアレイに設けられ、前記チップを識別す
    る識別信号が記憶された記憶領域と、 前記選択回路に前記識別信号の読み出し要求信号が供給
    されたとき、前記記憶領域に記憶された識別信号を読み
    出し出力する読み出し回路とを具備することを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
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