JP2000194492A - 画像記録再生装置 - Google Patents

画像記録再生装置

Info

Publication number
JP2000194492A
JP2000194492A JP36727398A JP36727398A JP2000194492A JP 2000194492 A JP2000194492 A JP 2000194492A JP 36727398 A JP36727398 A JP 36727398A JP 36727398 A JP36727398 A JP 36727398A JP 2000194492 A JP2000194492 A JP 2000194492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
rotation
display screen
reproducing apparatus
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36727398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Okada
謙二 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP36727398A priority Critical patent/JP2000194492A/ja
Publication of JP2000194492A publication Critical patent/JP2000194492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画像記録再生装置において、表示画像を閲覧
する際の画像スクロールを、小型で安価な操作装置によ
って実現し、さらに画像記録再生装置の操作性、機能を
向上させることを目的とする。 【解決手段】 液晶ディスプレイに記録媒体であるミニ
ディスク内に収められている画像データを、記録再生装
置によって再生表示した状態にて、「画像スクロール」
モードが選択されていれば、ジョグダイヤルが押圧され
た状態か否かをまず判断し、押圧されていない状態でジ
ョグダイヤル4が回動すれば、液晶ディスプレイに表示
された画像データはX軸方向にスクロールし、ジョグダ
イヤルが押圧された状態でかつジョグダイヤルを回動さ
せた場合、液晶ディスプレイに表示された画像データは
Y軸方向にスクロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録再生装置
に関し、例えば、デジタルスチルカメラや、ナビゲーシ
ョンシステムなどの、操作手段を含む画像記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ナビゲーションシステム、デジタ
ルスチルカメラ、パーソナルコンピュータ等の画像を表
示再生する装置において、画像に表示しきれない部分の
スクロールや、任意の座標の指示を行う場合や、VTR
(ビデオテープレコーダ)やゲーム機、計算機等のメニ
ューを表示させる機器において命令を選択するときに
は、使用者は、十字キーなどの方向を指定するキーや、
実行キーなどの様々なキーの中から必要なキーを選択し
押すようにしていた。
【0003】また、パーソナルコンピュータの場合など
では、上記十字キーの代わりのより操作性の良い操作手
段として、マウスやトラックボールという操作子を使用
することにより、方向指定、座標指定、および実行決定
などの、操作選択を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記画像やメ
ニュー画面を表示させる機器において命令を選択すると
きには、十字キーなどの方向を指定するキーや、実行キ
ーなどの様々なキーの中から必要なキーを選択し押さな
ければならず、使用者に対して非常に分かりづらく、煩
雑な操作を要求していた。また、それらのキーは多くの
スペースを占有し、小型化の妨げとなっていた。また、
上記十字キーの操作性の欠点を補う操作手段であるマウ
スやトラックボールにおいても、スペースを多く必要と
したり、また、非常に高価であるという問題が有った。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比
して一段と小型化できるとともに、安価でかつ操作性、
機能性が格段に向上した操作手段を有した画像記録再生
装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、記録媒体からデ
ータを再生し、表示画面に画像等を表示する画像記録再
生装置において、回動操作による回転方向,および回転
数の検出と、押圧操作による押圧の検出との異なる操作
における2つの検出を可能とした、1つの操作子よりな
る1つの操作手段と、記録媒体に記録されているデータ
を表示する表示画面と、記録媒体からデータを再生ある
いは記録する記録再生手段とを備え、上記表示画面は、
長方形あるいは正方形の矩形形状であり、上記操作手段
は、上記矩形形状のある一対の辺と平行に、あるいはあ
る傾きを持って配置されており、上記1つの操作手段の
操作のみにより、上記表示画面上に表示された表示画像
のスクロール、あるいはカーソル移動を、上記操作手段
の回転検出手段による回転方向,および回転数の検出、
および押圧検出手段による押圧の検出に対応した、任意
の2次元座標位置にまで、行うことが可能であるもので
ある。
【0006】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の画像記録再生装置において、表示画面
内における表示画像のスクロール、あるいはカーソル移
動において、表示画面のある一辺に平行な方向の表示画
像スクロール、あるいはカーソル移動は、上記操作手段
の回転検出手段の回転操作のみで、可能とし、上記表示
画面の一辺と直交する方向の表示画像スクロール、ある
いはカーソル移動は、上記操作手段の押圧検出手段を押
圧操作した状態で、上記操作手段の回転検出手段を回転
操作させることにより、可能としたものである。
【0007】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の画像記録再生装置において、表示画面
内における表示画像のスクロール、あるいはカーソル移
動において、表示画面のある一辺に平行な方向の表示画
像スクロール、あるいはカーソル移動は、操作手段の回
転検出手段の回転動作のみで、可能とし、上記表示画面
の一辺と直行する方向の表示画像スクロール、あるいは
カーソル移動は、上記操作手段の押圧検出手段を押圧し
て移動方向を選択した後、上記操作手段の回転検出手段
を回転操作させることにより、可能としたものである。
【0008】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載の画像記録再生装置において、上記操作
手段の押圧操作により、表示画像のスクロール方向、あ
るいはカーソル移動方向が、交互に切り替わるようにし
たものである。
【0009】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1に記載の画像記録再生装置において、上記操作
手段の表示画面のある一対の辺に対する傾きが、45度
であるものである。
【0010】また、本発明の請求項6に記載の発明は、
記録媒体からデータを再生し、表示画面に画像等を表示
する画像記録再生装置において、回動操作による回転方
向,および回転数の検出と、押圧操作による押圧の検出
との,異なる操作における2つの検出を可能とした、操
作子と、操作子と一体化され、操作子全体を回転させる
回転検出子とを有する1つの操作手段と、記録媒体に記
録されているデータを表示する表示画面と、記録媒体か
らデータを再生あるいは記録する記録再生手段とを備
え、上記表示画面は、長方形あるいは正方形の矩形形状
であり、上記操作手段は、上記表示画面に平行な面内に
おいて135度回転可能であり、上記表示画面上に表示
された表示画像のスクロール、あるいはカーソル移動
を、上記面内における上記操作子の検出位置に基づく、
上記操作手段の回動円周方向、と同一方向に行うことを
可能としたものである。
【0011】また、本発明の請求項7に記載の発明は、
請求項6に記載の画像記録再生装置において、上記操作
手段の表示画面内の回転において、回転位置を所定間隔
で規制するクリック手段を備えたものである。
【0012】また、本発明の請求項8に記載の発明は、
請求項1、請求項3、または請求項6に記載の画像記録
再生装置において、上記操作手段が、画像記録再生装置
の表示画面と同一面上の側方の、使用者が該画像記録再
生装置を持つ部分である把持部に設けられたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明に
おいて、操作手段が1つの操作子よりなる画像記録再生
装置に関する請求項1、および操作手段の回転操作およ
び押圧操作を同時に行う画像記録再生装置に関する請求
項2に対応する、実施の形態1について図1〜図8を用
いて説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態1による画像記
録再生装置を示す斜視図である。画像記録再生装置本体
1には、表示装置である液晶ディスプレイ2、操作装置
であるジョグダイヤル4、および光ディスク記録再生装
置あるいは光磁気ディスク記録再生装置、例えばミニデ
ィスク記録再生装置3、が含まれる構成である。上記液
晶ディスプレイ2には、例えばミニディスク5に予め記
録された画像情報などが、記録再生装置3によって再生
された結果が表示されるようになっている。また、液晶
ディスプレイ2上に再生された画像データには、使用者
が画像情報中のある部分の情報を閲覧したい場合、その
部分が任意に閲覧できるようジョグダイヤル4の操作に
よりスクロール移動可能となっている。
【0015】つぎに、本実施の形態1の画像記録再生装
置において使用している操作装置の構造を、図2および
図3を用いて説明する。図2は、ジョグダイヤル4と呼
ばれる操作装置の斜視図である。ダイアル6は、エンコ
ーダユニット7に対して回動可能に取り付けられてお
り、また、図中の矢印A10方向に押圧可能になってお
り、押圧されたことを検出する検出子として、板バネ8
で構成されたスイッチを有している。また、エンコーダ
ユニット7の出力信号、ダイヤル押圧検出信号、などが
出力される端子9a、9b、9c、9dも設けられてい
る。
【0016】図3は、上記ジョグダイヤル4の内部等価
回路を示したものである。エンコーダ7には2つの回転
検出子7a、7bがあり、その回転検出子7a、7bの
一端9a、9dは抵抗10a、10bを介して電源11
に接続されており、また、もう一端9bはグランド端子
12に接続されている。そして、それぞれの回転検出子
7a、7bは、図2中のダイヤル6の回転に伴い、オ
ン、オフタイミングのそれぞれ異なる信号が発生するよ
うに構成されており、それに伴い、端子9a、9bから
は位相のずれた2つの信号(電圧波形)が出力される。
したがって、オン、オフの回数、および端子9a,9b
からの出力信号の位相差から、ダイヤル6の回転数、お
よび回転方向を判別することができる。また同様に、ダ
イヤル6の押圧有無の検出子8の一端9cは、抵抗10
cを介して電源11に接続されており、もう一端9bは
グランド端子12に接続されている。図2中の矢印A1
0方向のダイヤル押圧動作によって、検出子8が開閉さ
れ、端子9cからは電源電圧レベルあるいはグランド電
圧レベルの信号が出力され、ダイヤル6が押圧されたか
どうかを判別する。
【0017】かかる構成になる本発明の請求項1、請求
項2に対応する、実施の形態1による画像記録再生装置
を、以下に詳しく説明する。図4は、本発明の実施の形
態1による画像記録再生装置の平面図である。画像記録
再生装置1に設けられている液晶ディスプレイ2には、
ミニディスク(図示しない)から再生された画像データ
10が表示されている。今、使用者が画像データ10
を、矢印A1a方向にスクロールするとした場合、使用
者はジョグダイヤル4をA2a方向に回転させる。ま
た、ジョグダイヤル4を矢印A2bに回転させると、画
像データ10は矢印A1b方向に移動する。
【0018】この時のジョグダイヤル4の各出力端子の
信号を、図5を用いて説明する。ジョグダイヤル(図4
中の4)をA2a方向に回転させると、エンコーダA相
出力端子(図3中の9a)からS1のような電圧波形が
出力される。また、エンコーダB相出力端子(図3中9
d)からS2のような電圧波形が出力される。ジョグダ
イヤル(図4中の4)をA2a方向に回転させた場合
は、出力電圧波形はA3a方向の時間的変化が生じるの
で、A3a方向に向かって考えると、A相出力電圧S1
の立ち上がりエッジはB相出力電圧S2の立ち上がりエ
ッジに対して、Δtだけ遅れる。また、ジョグダイヤル
の回転数はA相出力電圧S1、およびB相出力電圧S2
の立ち上がりエッジをカウントすることにより、計測さ
れる。またこの時、押圧検出子(図3中の8)は開いて
おり、検出端子(図3中の9c)からはS3bのような
印加電圧11相当の電圧が出力されている。なお、S3
aはグランド相当電圧のレベル位置を示すものである。
【0019】したがって、使用者が画像データ(図4中
の10)をA1a方向に動かしたいとした場合、A2a
方向にジョグダイヤル(図4中の4)を回転させるとそ
の移動量、および方向が計測され、画像データ(図4中
の10)をスクロールさせることができるのである。
【0020】ジョグダイヤル(図4中の4)をA2b方
向に動かした場合は、A3b方向に時間的変化が生じる
ので、A3b方向に向かって考えると、A相出力電圧S
1の立ち上がりエッジはB相出力電圧S2の立ち上がり
エッジに対して、Δt’だけ進んでいるので、スクロー
ル方向が上記A2a方向と異なることが明確であり、上
記A1a方向スクロールの説明と同様の作用により、画
像データ(図4中の10)はA1b方向にスクロールす
ることができる。
【0021】つぎに、上記スクロール方向とは垂直方向
のスクロールの操作について、図6、図7を用いて説明
する。基本的な動作は、前述の図4のA1方向のスクロ
ールと同様であるが、ジョグダイヤル4を押圧した状
態、つまり、図3の押圧検出子8が閉じており、図7中
の検出端子(図3中9c)からの出力信号S3がS3a
のようにグランド相当電圧レベル位置にある状態で、ジ
ョグダイヤル4をA2a方向に回転させた場合、画像デ
ータ10はA1a方向にスクロールする。また同様に、
ジョグダイヤル4を押圧した状態で、ジョグダイヤル4
をA2b方向に回転させた場合、画像データ10はA1
b方向にスクロールする。なお、図4中の矢印A1a,
b方向をX軸方向とし、図6中の矢印A1a,b方向を
Y軸方向と呼ぶことにする。
【0022】図8は、本実施の形態1の動作をフローチ
ャートに示したものであり、次に本実施の形態1の動作
を図8を用いて説明する。記録媒体であるミニディスク
5内に収められている画像データ10を記録再生装置に
よって液晶ディスプレイ2に再生表示した状態(f10
0)において、ジョグダイヤル4を押圧した場合(f1
01)、上記液晶ディスプレイ2にはメニューが表示さ
れる(f102)。メニュー内容は、例えば、1.再
生、2.記録、3.編集、4.画質調整、5.画像スク
ロール、などである。メニュー選択は、ジョグダイヤル
4を回転させることにより、そのメニュー位置へカーソ
ルを移動させた後、ジョグダイヤル4を押圧すれば、そ
のメニューが選択され実行される(f105)。この
時、「画像スクロール」が選択されていなければ、その
メニューに対応した処理がなされる(f107)。「画
像スクロール」が選択されていれば、ジョグダイヤル4
が押圧された状態か否かをまず判断し、押圧されていな
い状態でジョグダイヤル4が回動すれば、液晶ディスプ
レイ2に表示された画像データ10はX軸方向にスクロ
ールする(f108〜f110)。
【0023】それに対して、ジョグダイヤル4が押圧さ
れた状態でかつジョグダイヤル4を回動させた場合、液
晶ディスプレイ2に表示された画像データ10はY軸方
向にスクロールする(f108、f111、f11
2)。この画像スクロールモードは、ジョグダイヤル4
をダブルクリックする(押圧動作を2回連続で行う)こ
とで解除可能であるが、解除されるまで本モードは有効
である(f113)。
【0024】このように、本実施の形態1においては、
1つのジョグダイヤル4と呼ばれる操作装置を、回動操
作による回転方向および回転数の検出と、押圧操作によ
る押圧の検出との2つの検出を、1つの操作子で可能な
ものとして構成し、かつ、該ジョグダイヤル4を、矩形
形状の表示画面のある一対の辺と平行に、あるいはある
傾きを持って配置したので、表示画面上に表示された表
示画像のスクロール、あるいはカーソル移動を、上記1
つの操作手段の操作のみにより、任意の2次元座標位置
にまで行うことができ、非常に操作性のよいものを得る
ことができる。
【0025】(実施の形態2)つぎに、本発明におい
て、操作手段の回動操作および押圧操作を交互に行う画
像記録再生装置に関する、請求項3および請求項4に対
応する、実施の形態2について、図9を用いて説明す
る。なお、前述した実施の形態1と同じ構成について
は、同じ符号を用い説明を省略する。
【0026】図9における画像スクロール部処理(F
2)において、図8の画像スクロール部処理(F1)と
比べて異なる点は、ジョグダイヤルを1回押圧する(f
210)ことにより、画像スクロール方向が切り替わる
ことにある。つまり、ジョグダイヤル4を押した状態
で、かつジョグダイヤル4を回動させることにより、そ
のスクロール方向を決定する(上記実施の形態1では、
Y軸方向にスクロールされた)のではなく、ジョグダイ
ヤル4の押圧動作のたびに、その画像スクロール方向が
切り替わることにある。
【0027】このように、本実施の形態2では、上記実
施の形態1の構成において、ジョグダイヤル4の押圧操
作をしているか、していないか、により、画像スクロー
ルあるいはカーソル移動の方向が、ダブルクリック処理
(f214)により、画像スクロールモードを解除しな
い限り、交互に切り替わるようにしたので、実施の形態
1と同様に、1つの操作装置で回転の検出と押圧の検出
ができ、表示画像のスクロールあるいはカーソル移動を
1つの操作装置の操作のみで行うことができるだけでな
く、目的の画像を探すまで、X軸方向およびY軸方向へ
のスクロールを繰り返し、小刻みに検索を行うときなど
便利であり、操作性が一段と向上したものを得ることが
できる。
【0028】(実施の形態3)つぎに、本発明におい
て、操作手段を配置する方向に関する、請求項5に対応
する実施の形態3について、図10〜図15を用いて説
明する。なお、前述した実施の形態1,2と同じ構成に
ついては、同じ符号を用い、説明を省略する。図10に
おいて、画像記録再生装置1には、操作装置であるジョ
グダイヤル4が、その画像表示部である液晶ディスプレ
イ2の1辺に対して45度傾けて、取り付けられてい
る。
【0029】そして、このようにジョグダイヤル4を4
5度(図12中のA4の角度に)傾けていることによ
り、ジョグダイヤル4を押圧することなく(図11中の
S3信号レベルが電源電圧レベルである)回転させた場
合には、上記ジョグダイヤル4の回転を回転検出手段で
検出して得た回転方向,および回転数よりなるベクトル
を、ベクトル分解したうちの1成分であるA1の方向
に、そのベクトル分解した大きさだけ、表示画像10が
スクロールするように構成されており、かつ、かかる構
成になっていることを、使用者は容易に理解することが
できる。
【0030】また、同様に、使用者がジョグダイヤル4
を押圧した状態で(図14中S3信号レベルがグランド
電圧レベルである)、ジョグダイヤル4をA2方向に回
転させた場合には、上記ジョグダイヤル4の回転を回転
検出手段で検出して得た回転方向,および回転数よりな
るベクトルを、ベクトル分解したうちの1成分であるA
1’方向に、そのベクトル分解した大きさだけ、表示画
像10がスクロールするように構成されており、かつ、
かかる構成になっていることを、使用者は容易に理解す
ることができる。
【0031】このように、本実施の形態3では、画像記
録再生装置1に対してジョグダイヤル4を45度傾けて
おり、ジョグダイヤル4を押圧しているか、否かによ
り、該ジョグダイヤル4の回転をベクトル分解した2つ
の方向の一方、あるいは他方のに、表示画像10がスク
ロールする、あるいはカーソルが移動するようにしたの
で、実施の形態1と同様に、1つの操作装置で回転の検
出と押圧の検出ができ、表示画像のスクロールあるいは
カーソル移動を、1つの操作装置の操作のみで行うこと
ができるだけでなく、さらに、ジョグダイヤル4の回動
操作方向に対する表示画像10のスクロール方向を、使
用者が容易に理解でき(上記実施の形態1において、ジ
ョグダイアル4がX軸方向に平行に取り付けられている
場合は、表示画面2上でのY軸方向のスクロールと、ジ
ョグダイヤル4の操作が対応せず、理解し難いものであ
った。)、使用者にとって操作性が格段と向上する効果
が得られる。
【0032】なお、本実施の形態3では、画像記録装置
1に対する操作装置の傾きを45度としたが、これに限
らず、画像記録装置1の大きさに合わせて、15度、3
0度、75度などとしても同様の効果が得られる。
【0033】また、本実施の形態3では、ジョグダイヤ
ル4を押圧した状態で回動する場合、つまり実施の形態
1の図8のフローチャートを適用して説明を行ったが、
本発明では、実施の形態2の、ジョグダイヤル4を押圧
するたびに交互にそのスクロール方向が切り替わる図9
のフローチャートを適用することもできる。
【0034】(実施の形態4)つぎに、本発明におい
て、操作手段として、操作子だけでなく、操作子と一体
化した回転ダイアルも備えた画像記録再生装置に関する
請求項6、および操作手段の回転操作を補助するクリッ
ク手段を備えた画像記録再生装置に関する請求項7に対
応する、本発明の実施の形態4について、図16〜図2
6を用いて説明する。なお、前述した実施の形態1,
2,3と同じ構成については、同じ符号を用い説明を省
略する。
【0035】図16において、ジョグダイアル4は、画
像記録再生装置1の画像表示画面2の表示面に平行な面
内において回転可能なように、回転検出子14と一体化
された操作装置として取り付けられている。この回転検
出子14とジョグダイヤル4が一体化された操作装置の
構造は、図22の通りであり(図の説明は後述する)、
13は回転位置検出用のエンコーダであり、14はジョ
グダイヤル4全体を回転させる為の回転ダイヤル(回転
検出子)である。
【0036】つぎに、エンコーダ13の説明を、図20
を用いて行う。エンコーダ13にはA相、B相の2種類
の出力が発生されるように、グランド12側に接続され
た電気的接点15a、15b、15c、15dがあり、
また、回転ダイヤル14が一定の角度にて停止可能で、
かつクリック感が得られるように、回転溝17が設けら
れている。また、エンコーダ13には、画像記録再生装
置1に対して取り付け固定可能なように、取り付け部1
6a、16bが設けられている。
【0037】図21は、回転ダイヤル14のエンコーダ
13側の面を透視した図である。20aは、エンコーダ
側接点15a、15cと接するA相の接点であり、20
bは、エンコーダ側接点15b、15dと接するB相の
接点である。また、23は、ジョグダイヤル4を回転ダ
イヤル14に取り付ける為の取り付け穴である。19
は、エンコーダ13側の回転溝17に係合される弾力性
を有したフック状の爪形状部であり、エンコーダ13の
嵌合穴18a、18b、18c、18dに嵌合し、位置
規制可能となっている。なお、嵌合穴18aと18d間
の回転角度は135度となっており、また各停止位置間
の回転角度は45度となっている。
【0038】図25は、上記フック状の爪形状部19を
拡大した斜視図であるが、その両先端19a,19bは
テーパ状になっており、中心部分に空間19cを有した
形状とすることにより、弾力性を持たせている。
【0039】また、図22は、回転検出子14とジョグ
ダイヤル4を一体化した操作装置の斜視図を示してい
る。回転ダイヤル(回転検出子)14は、取り付け穴2
3を介してジョグダイヤル4とビス24とで締結されて
いる。また、回転ダイアル(回転検出子)14は、エン
コーダ13の回転溝17内を、嵌合穴18a〜18dで
一時停止しながら、回転ダイアル(回転検出子)14の
フック19が移動することにより、135度回転可能な
状態となっている。また、一体化された操作装置は、取
り付け穴16a(図示しない)と16bとによって、画
像記録再生装置1に対して取り付け可能となっている。
ジョグダイヤル4には、端子9a〜9d、25a、25
bが配置されている。
【0040】図24は、本操作装置の内部等価回路を示
すものであり、本実施の形態4の操作手段は、上記実施
の形態1のジョグダイヤル4だけでなく、ジョグダイヤ
ル4と一体化された回転ダイヤル14を備えたているの
で、その分回路が付加される。すなわち、図3に示し
た、上記実施の形態1の内部等価回路に、さらに、前述
の説明のように、エンコーダ13側に2つの端子25
a、25bがあり、それは外部出力端子としてジョグダ
イヤル4に配置されている。この端子25a、25b
は、抵抗22a、22bを介して電源11に接続されて
おり、また、もう一端9bはグランド12に接続されて
いる。そして、それぞれの端子25a、25bからは、
図22中の回転ダイヤル14の回転停止位置によって、
図23のような異なった出力信号(電圧波形)が発生さ
れる。図23におけるS4は、端子25aから出力され
る信号であり、S5は、端子25bから出力される信号
である。
【0041】つまり、回転ダイヤル14のエンコーダ1
3に対する位置によって出力される信号のパターンが異
なるように設定されている。具体的に説明すると、回転
ダイヤル14のフック19の位置を基準に考えた場合、
そのフック19がエンコーダ14の回転溝17の嵌合穴
18aにある状態では、回転ダイヤル14のA相接点2
0aがエンコーダ13の接点15aと接触しているた
め、S4信号はグランド電圧レベルになり、また回転ダ
イヤル14のB相接点20bがエンコーダ13の接点1
5bと接触しているため、S5信号もグランド電圧レベ
ルになる(21aの状態)。同様に、回転ダイヤル14
が45度回転しフック19位置が嵌合穴18bに停止し
た場合は、回転ダイヤル14のA相接点20aがエンコ
ーダ13の接点15cと接触しているため、S4信号は
グランド電圧レベルになり、また回転ダイヤル14のB
相接点20bはエンコーダ13の接点とは接触していな
いため、S5信号は電源電圧レベルになる(21bの状
態)。また、同様に、回転ダイヤル14がさらに45度
(嵌合穴18aから90度)回転しフック19位置が嵌
合穴18cに停止した場合は、回転ダイヤル14のA相
接点20aがエンコーダ13の接点とは接触していない
ため、S4信号は電源電圧レベルになり、また回転ダイ
ヤル14のB相接点20bはエンコーダ13の接点15
dと接触しているため、S5信号はグランド電圧レベル
になる(21cの状態)。また、同様に、回転ダイヤル
14がさらに45度(嵌合穴18aから135度)回転
し、フック19位置が嵌合穴18dに停止した場合は、
回転ダイヤル14のA相接点20aおよび回転ダイヤル
14のB相接点20bのいずれも、エンコーダ13の接
点とは接触していないため、S4信号およびS5信号は
共に、電源電圧レベルになる(21dの状態)。このよ
うに、回転ダイヤル14が45度回転する毎に、S4、
S5の信号状態が21a〜21dのようになり、それぞ
れ出力電圧波形の組み合わせが異なることにより、回転
角度を判別できる。
【0042】前述した操作装置を使用した画像記録再生
装置1の操作例を、図16〜図19を用いて説明する。
図16は、液晶ディスプレイ2に表示された画像データ
10をX軸方向(0度)にスクロールする場合の操作を
示したものである。この場合、回転検出子14位置が図
23の21aの状態にあり、ジョグダイヤル4のA2方
向の回転によって、画像データ10をA1方向にスクロ
ールすることができる。
【0043】また、図17は、液晶ディスプレイ2に表
示された画像データ10を45度方向にスクロールする
場合の操作を示したものである。このとき、回転検出子
14の位置はA3方向に45度回転しているため、図2
3の21bの状態にあり、ジョグダイヤル4のA2方向
の回転によって、画像データ10をA1方向(X軸から
45度傾いた方向)にスクロールすることができる。
【0044】また、図18は、液晶ディスプレイ2に表
示された画像データ10をY軸方向(90度)にスクロ
ールする場合の操作を示したものである。このとき、回
転検出子14位置はA3方向に90度回転しているた
め、図23の21cの状態にあり、ジョグダイヤル4の
A2方向の回転によって、画像データ10をA1方向
(X軸から90度傾いた方向)にスクロールすることが
できる。
【0045】また、図19は、液晶ディスプレイ2に表
示された画像データ10を135度方向にスクロールす
る場合の操作を示したものである。このとき、回転検出
子14位置はA3方向に135度回転しているため、図
23の21dの状態にあり、ジョグダイヤル4のA2方
向の回転によって、画像データ10をA1方向(X軸か
ら135度傾いた方向)にスクロールすることができ
る。
【0046】図26は、前述の操作内容をフローチャー
トで示したものである。画像スクロールモード設定(f
306)までの処理は、前述の実施の形態3と同様であ
るので説明を省略する。f308〜f315の処理は、
画像スクロールモードにおいてジョグダイヤル4の回動
があった場合、回転検出子14の位置を判別して、その
方向に画像データ10をスクロールさせる処理であり、
それぞれの位置において、押圧操作をすることなく、異
なる方向へのスクロールを可能としている。
【0047】このような本実施の形態4においては、操
作装置にジョグダイヤル4のみならず、該操作装置を表
示画面に平行な面内において135度回転可能として、
0度(X軸)から45度刻みで、4つの角度につき、各
々2方向(反対方向)への移動を可能にするよう、回転
ダイヤル(回転検出子)14をも付与していることによ
り、画像データを360度内の8方向に、スクロールす
ることができる。しかもジョグダイヤル4の回動操作方
向に対する表示画像10のスクロール方向を対応させる
ことにより、使用者が視覚的にきわめて容易に理解で
き、また押圧操作が不要なので、操作が簡易化されるこ
とにより、操作装置の機能として大幅な改善がなされ、
使用者にとって非常に操作性の良い操作装置を提供する
ことができ、ひいては画像記録再生装置の性能向上につ
ながるものとなる。
【0048】さらには、上記操作装置の表示画面内の回
転において、その回転位置を所定間隔で規制するフック
状の爪形状部19よりなるクリック手段を設けたので、
その操作性をさらに向上できる効果が得られる。
【0049】(実施の形態5)つぎに、本発明におい
て、操作手段を、画像記録再生装置本体に配置する位置
に関する請求項8に対応する、実施の形態5について、
図27を用いて説明する。図27は、本実施の形態5に
よる画像記録再生装置1を使用者26が実際操作する場
合の様子を示したものであるが、このように使用者26
が画像記録再生装置1を把持する位置、しかも、表示画
面と同画面上に操作装置4および14を配置している
為、操作するたびに持ち替える必要も無く、非常に操作
性の良い装置を提供できる。前述の実施の形態1、実施
の形態2、実施の形態3および実施の形態4において
も、当然、本請求項8による実施の形態5を適用できる
ことは言うまでもない。
【0050】このように,本実施の形態5においては、
上記操作装置4および14を、画像記録再生装置1の表
示画面の両側方の把持部に設けたので、使用者26は、
操作するたびに画像記録再生装置1を持ち替える必要が
無く、非常に操作性の良い装置を提供できる。
【0051】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る発明によれば、
記録媒体からデータを再生し、表示画面に画像等を表示
する画像記録再生装置において、回動操作による回転方
向,および回転数の検出と、押圧操作による押圧の検出
との異なる操作における2つの検出を可能とした、1つ
の操作子よりなる1つの操作手段と、記録媒体に記録さ
れているデータを表示する表示画面と、記録媒体からデ
ータを再生あるいは記録する記録再生手段とを備え、上
記表示画面は、長方形あるいは正方形の矩形形状であ
り、上記操作手段は、上記矩形形状のある一対の辺と平
行に、あるいはある傾きを持って配置されており、上記
1つの操作手段の操作のみにより、上記表示画面上に表
示された表示画像のスクロール、あるいはカーソル移動
を、上記操作手段の回転検出手段による回転方向,およ
び回転数の検出、および押圧検出手段による押圧の検出
に対応した、任意の2次元座標位置にまで、行うことが
可能であるものとしたものである。このように、1つの
ジョグダイヤルと呼ばれる操作装置を、ジョグダイヤル
の押圧操作と回動操作をうまく組み合わせたものとして
構成したので、別の検出子を必要とすること無く、表示
画面上に表示された表示画像のスクロール、あるいはカ
ーソル移動を、上記1つの操作手段の操作のみにより、
任意の2次元座標位置にまで行うことができるものを構
成でき、より安価で、小型で、かつ操作性の良い画像記
録再生装置を提供することが可能となる。
【0052】また、本発明の請求項2に係る発明によれ
ば、請求項1に記載の画像記録再生装置において、表示
画面内における表示画像のスクロール、あるいはカーソ
ル移動において、表示画面のある一辺に平行な方向の表
示画像スクロール、あるいはカーソル移動は、上記操作
手段の回転検出手段の回転操作のみで、可能とし、上記
表示画面の一辺と直交する方向の表示画像スクロール、
あるいはカーソル移動は、上記操作手段の押圧検出手段
を押圧操作した状態で、上記操作手段の回転検出手段を
回転操作させることにより、可能としたものである。こ
れにより、1つの検出子のみで任意の座標指定、および
画像スクロールが可能になることから、装置の小型化が
可能となるとともに、安価な操作手段を有した画像記録
再生装置を提供することができる。
【0053】また、本発明の請求項3に係る発明によれ
ば、請求項1に記載の画像記録再生装置において、表示
画面内における表示画像のスクロール、あるいはカーソ
ル移動において、表示画面のある一辺に平行な方向の表
示画像スクロール、あるいはカーソル移動は、操作手段
の回転検出手段の回転動作のみで、可能とし、上記表示
画面の一辺と直行する方向の表示画像スクロール、ある
いはカーソル移動は、上記操作手段の押圧検出手段を押
圧して移動方向を選択した後、上記操作手段の回転検出
手段を回転操作させることにより、可能としたものであ
る。これにより、1つの検出子のみで任意の座標指定、
および画像スクロールが可能になることから、装置の小
型化が可能となるとともに、安価な操作手段を有した画
像記録再生装置を提供することができるだけでなく、X
軸方向およびY軸方向の移動処理を繰り返し行う際等、
操作性が一段と向上したものを得ることができる。
【0054】また、本発明の請求項4に係る発明によれ
ば、請求項3に記載の画像記録再生装置において、上記
操作手段の押圧操作により、表示画像のスクロール方
向、あるいはカーソル移動方向が、交互に切り替わるよ
うにしたものである。これにより、1つの検出子のみで
任意の座標指定、および画像スクロールが可能になるこ
とから、装置の小型化が可能となるとともに、安価な操
作手段を有した画像記録再生装置を提供することができ
るだけでなく、X軸方向およびY軸方向の移動処理を繰
り返し行う際等、操作性が一段と向上したものを得るこ
とができる。
【0055】また、本発明の請求項5に係る発明によれ
ば、請求項1に記載の画像記録再生装置において、上記
操作手段の表示画面のある一対の辺に対する傾きが、4
5度であるものである。これにより、1つの検出子のみ
で任意の座標指定、および画像スクロールが可能になる
ことから、装置の小型化が可能となるとともに、安価な
操作手段を有した画像記録再生装置を提供することがで
きるだけでなく、操作手段が、X軸方向(0度)および
Y軸方向(90度)の中間の角度に傾いて配置されてい
ることから、操作手段の回動操作方向に対する表示画像
のスクロール方向を、X軸方向およびY軸方向の両方に
関して、使用者が容易に理解でき、使用者にとって操作
性が格段と向上する効果が得られる。
【0056】また、本発明の請求項6に係る発明によれ
ば、記録媒体からデータを再生し、表示画面に画像等を
表示する画像記録再生装置において、回動操作による回
転方向,および回転数の検出と、押圧操作による押圧の
検出との,異なる操作における2つの検出を可能とし
た、操作子と、操作子と一体化され、操作子全体を回転
させる回転検出子とを有する1つの操作手段と、記録媒
体に記録されているデータを表示する表示画面と、記録
媒体からデータを再生あるいは記録する記録再生手段と
を備え、上記表示画面は、長方形あるいは正方形の矩形
形状であり、上記操作手段は、上記表示画面に平行な面
内において135度回転可能であり、上記表示画面上に
表示された表示画像のスクロール、あるいはカーソル移
動を、上記面内における上記操作子の検出位置に基づ
く、上記操作手段の回動円周方向、と同一方向に行うこ
とを可能としたものである。このように、操作子と回転
検出子とを一体化し、操作子全体を回転させることによ
り、操作子の向きと、表示画面のスクロール方向とが一
致することから、カーソルや画像のスクロール方向に対
してその移動方向が視覚的に確認可能なために、使用者
が極めて容易に理解でき、また押圧操作が不要になるの
で、より一層操作性の優れた操作装置を実現でき、ひい
ては、画像記録再生装置の機能向上が得られるという効
果がある。
【0057】また、本発明の請求項7に係る発明によれ
ば、請求項6に記載の画像記録再生装置において、上記
操作手段の表示画面内の回転において、回転位置を所定
間隔で規制するクリック手段を備えたものである。これ
により、使用者がクリック感を得られ、操作手段の回転
が行き過ぎて、所望の位置で止まることができないとい
うことがなく、使用者が望むスクロール方向に容易に操
作手段を回転させることができ、上記請求項6に係る発
明の操作性をさらに向上できる効果が得られる。
【0058】また、本発明の請求項8に係る発明によれ
ば、請求項1、請求項3、または請求項6に記載の画像
記録再生装置において、上記操作手段が、画像記録再生
装置の表示画面と同一面上の側方の、使用者が該画像記
録再生装置を持つ部分である把持部に設けられたもので
ある。これにより、使用者は、操作するたびに画像記録
再生装置を持ち替える必要が無く、指一本で操作子の操
作が可能になるよう構成されているので、非常に操作性
の良い装置を提供できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像記録再生装置
の斜視図
【図2】本発明の実施の形態1におけるジョグダイヤル
の斜視図
【図3】本発明の実施の形態1におけるジョグダイヤル
の内部等価回路図
【図4】本発明の実施の形態1における操作例を示す図
【図5】本発明の実施の形態1における操作時の各信号
出力を示す図
【図6】本発明の実施の形態1における操作例を示す図
【図7】本発明の実施の形態1における操作時の各信号
出力を示す図
【図8】本発明の実施の形態1における操作フローチャ
ートを示す図
【図9】本発明の実施の形態2における操作フローチャ
ートを示す図
【図10】本発明の実施の形態3における操作例を示す
【図11】本発明の実施の形態3における操作時の各信
号出力を示す図
【図12】本発明の実施の形態3におけるスクロール操
作時の使用者概念図
【図13】本発明の実施の形態3における操作例を示す
【図14】本発明の実施の形態3における操作時の各信
号出力を示す図
【図15】本発明の実施の形態3におけるスクロール操
作時の使用者概念図
【図16】本発明の実施の形態4における操作例を示す
【図17】本発明の実施の形態4における操作例を示す
【図18】本発明の実施の形態4における操作例を示す
【図19】本発明の実施の形態4における操作例を示す
【図20】本発明の実施の形態4に係わる回転検出子の
エンコーダ部分の平面図
【図21】本発明の実施の形態4に係わる回転ダイヤル
部分の平面透視図
【図22】本発明の実施の形態4に係わる回転検出子の
構造斜視図
【図23】本発明の実施の形態4に係わる回転検出子の
信号出力図
【図24】本発明の実施の形態4に係わる操作装置の内
部等価回路図
【図25】本発明の実施の形態4に係わる回転ダイヤル
のフック部斜視図
【図26】本発明の実施の形態4における操作フローチ
ャートを示す図
【図27】本発明の実施の形態5における操作例を示す
【符号の説明】
1 画像記録再生装置本体 2 液晶ディスプレイ 3 記録再生装置 4 ジョグダイヤル 5 ディスク 6 ダイヤル 7、13 エンコーダ 7a、7b 回転検出子 8 押圧検出子 9a、9b、9c、9d、25a、25b 端子 10a、10b、10c、22a、22b 抵抗 11 電源端子 12 グランド端子 14 回転ダイヤル 15a、15b、15c、15d、20a、20b 接
点 14 回転ダイヤル 15a、15b、15c、15d、20a、20b 接

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からデータを再生し、表示画面
    に画像等を表示する画像記録再生装置において、 回動操作による回転方向,および回転数の検出と、押圧
    操作による押圧の検出との異なる操作における2つの検
    出を可能とした、1つの操作子よりなる1つの操作手段
    と、 記録媒体に記録されているデータを表示する表示画面
    と、 記録媒体からデータを再生あるいは記録する記録再生手
    段とを備え、 上記表示画面は、長方形あるいは正方形の矩形形状であ
    り、 上記操作手段は、上記矩形形状のある一対の辺と平行
    に、あるいはある傾きを持って配置されており、 上記1つの操作手段の操作のみにより、上記表示画面上
    に表示された表示画像のスクロール、あるいはカーソル
    移動を、上記操作手段の回転検出手段による回転方向,
    および回転数の検出、および押圧検出手段による押圧の
    検出に対応した、任意の2次元座標位置にまで、行うこ
    とが可能である、 ことを特徴とする画像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像記録再生装置にお
    いて、 表示画面内における表示画像のスクロール、あるいはカ
    ーソル移動において、 表示画面のある一辺に平行な方向の表示画像スクロー
    ル、あるいはカーソル移動は、上記操作手段の回転検出
    手段の回転操作のみで、可能とし、 上記表示画面の一辺と直交する方向の表示画像スクロー
    ル、あるいはカーソル移動は、上記操作手段の押圧検出
    手段を押圧操作した状態で、上記操作手段の回転検出手
    段を回転操作させることにより、可能とした、 ことを特徴とする画像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像記録再生装置にお
    いて、 表示画面内における表示画像のスクロール、あるいはカ
    ーソル移動において、 表示画面のある一辺に平行な方向の表示画像スクロー
    ル、あるいはカーソル移動は、操作手段の回転検出手段
    の回転操作のみで、可能とし、 上記表示画面の一辺と直行する方向の表示画像スクロー
    ル、あるいはカーソル移動は、上記操作手段の押圧検出
    手段を押圧して移動方向を選択した後、上記操作手段の
    回転検出手段を回転操作させることにより、可能とし
    た、 ことを特徴とする画像記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像記録再生装置にお
    いて、 上記操作手段の押圧操作により、表示画像のスクロール
    方向、あるいはカーソル移動方向が、交互に切り替わ
    る、 ことを特徴とする画像記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像記録再生装置にお
    いて、 上記操作手段の表示画面のある一対の辺に対する傾き
    が、45度である、 ことを特徴とする画像記録再生装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体からデータを再生し、表示画面
    に画像等を表示する画像記録再生装置において、 回動操作による回転方向,および回転数の検出と、押圧
    操作による押圧の検出との,異なる操作における2つの
    検出を可能とした、操作子と、操作子と一体化され、操
    作子全体を回転させる回転検出子とを有する1つの操作
    手段と、 記録媒体に記録されているデータを表示する表示画面
    と、 記録媒体からデータを再生あるいは記録する記録再生手
    段とを備え、 上記表示画面は、長方形あるいは正方形の矩形形状であ
    り、 上記操作手段は、上記表示画面に平行な面内において1
    35度回転可能であり、上記表示画面上に表示された表
    示画像のスクロール、あるいはカーソル移動を、上記面
    内における上記操作子の検出位置に基づく、上記操作手
    段の回動円周方向、と同一方向に行うことが可能であ
    る、 ことを特徴とする画像記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像記録再生装置にお
    いて、 上記操作手段の表示画面内の回転において、回転位置を
    所定間隔で規制するクリック手段を備える、 ことを特徴とする画像記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項3、または請求項6に
    記載の画像記録再生装置において、 上記操作手段が、画像記録再生装置の表示画面と同一面
    上の側方の、使用者が該画像記録再生装置を持つ部分で
    ある把持部に設けられている、 ことを特徴とする画像記録再生装置。
JP36727398A 1998-12-24 1998-12-24 画像記録再生装置 Pending JP2000194492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36727398A JP2000194492A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 画像記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36727398A JP2000194492A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 画像記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000194492A true JP2000194492A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18488906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36727398A Pending JP2000194492A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 画像記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000194492A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132248A (ja) * 2000-10-30 2002-05-09 Fujitsu Ten Ltd 情報処理装置
JP2002287868A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Sony Corp 情報処理装置及びその表示制御方法、プログラム並びに提供媒体
JP2003067104A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Sony Corp 電子機器およびスクロールバーの操作方法
US7113455B2 (en) 2001-01-16 2006-09-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable information equipment
JP2007179544A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Samsung Electronics Co Ltd 回転可能な入力ボタンを備えた携帯用装置及びその操作方法
JP2009093382A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 端末装置
JP2013240373A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017006753A (ja) * 2016-10-18 2017-01-12 株式会社三洋物産 遊技機
JP2018122160A (ja) * 2018-05-16 2018-08-09 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132248A (ja) * 2000-10-30 2002-05-09 Fujitsu Ten Ltd 情報処理装置
US7113455B2 (en) 2001-01-16 2006-09-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable information equipment
JP2002287868A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Sony Corp 情報処理装置及びその表示制御方法、プログラム並びに提供媒体
JP2003067104A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Sony Corp 電子機器およびスクロールバーの操作方法
JP2007179544A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Samsung Electronics Co Ltd 回転可能な入力ボタンを備えた携帯用装置及びその操作方法
JP4559404B2 (ja) * 2005-12-28 2010-10-06 三星電子株式会社 回転可能な入力ボタンを備えた携帯用装置及びその操作方法
JP2009093382A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 端末装置
JP2013240373A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017006753A (ja) * 2016-10-18 2017-01-12 株式会社三洋物産 遊技機
JP2018122160A (ja) * 2018-05-16 2018-08-09 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8531392B2 (en) Multifunctional scroll sensor
US7312785B2 (en) Method and apparatus for accelerated scrolling
JP4496169B2 (ja) ユーザインターフェースシステム、プログラム、記録媒体
RU2242043C2 (ru) Способ работы пользовательского интерфейса портативного устройства обработки данных
US7091964B2 (en) Electronic device with bezel feature for receiving input
CN202548818U (zh) 信息处理设备
US4755811A (en) Touch controlled zoom of waveform displays
US5973669A (en) Temporal data control system
US5428406A (en) Image display device
US20040164956A1 (en) Three-dimensional object manipulating apparatus, method and computer program
US20070085841A1 (en) Method and apparatus for accelerated scrolling
JP2000194492A (ja) 画像記録再生装置
US7007246B2 (en) Information input device, operation method for information processing device, information processing device, recording medium and program
JPH1074429A (ja) ジョグパッド及び情報入力装置
US4769721A (en) Still picture reproducing apparatus
EP2126669B1 (en) Method for operating a reproduction apparatus via a user interface having touch elements
JP2007156922A (ja) 処理指示受付方法、電子機器、及びコンピュータプログラム
JP2822253B2 (ja) 映像信号再生装置
JPH10254604A (ja) 情報表示装置
JP2002373050A (ja) 操作装置
JPH02188819A (ja) マウスカーソル移動方式
JPH01123316A (ja) マウス装置によるカーソル表示処理方式
JP2745636B2 (ja) 再生装置制御システム
JP2000222093A (ja) 表示装置
JPH09107494A (ja) 操作装置