JP2000194350A - 高品位文字発生装置、高品位文字発生方法および記憶媒体 - Google Patents

高品位文字発生装置、高品位文字発生方法および記憶媒体

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JP2000194350A
JP2000194350A JP10376273A JP37627398A JP2000194350A JP 2000194350 A JP2000194350 A JP 2000194350A JP 10376273 A JP10376273 A JP 10376273A JP 37627398 A JP37627398 A JP 37627398A JP 2000194350 A JP2000194350 A JP 2000194350A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字の種類、出力サイズに関わらず、出力装
置上で高品位文字を得ることができる高品位文字発生装
置を提供する。 【解決手段】 外部記憶装置9に格納されている文字発
生処理プログラムをCPU1が読み出して実行すること
によって高品位文字発生システムが構築される。この文
字発生処理プログラムは、出力装置すなわちCRT7ま
たはPRT11で高品位文字として出力可能な文字を発
生するプログラムからなり、該プログラムにより、フロ
ッピィディスクまたはCDにより供給される。文字発生
処理プログラムは、ベクトル形式のフォントデータから
文字を発生する際に、該文字を多値および二値のいずれ
の形式で発生するかを文字の出力サイズ、文字コードお
よび出力装置の特性に基づき判定する処理と、この判定
結果に基づき多値および二値のいずれかの文字を発生す
る処理とが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力装置上で高品
位文字として出力可能な文字を発生する高品位文字発生
装置、高品位文字発生方法、および出力装置上で高品位
文字として出力可能な文字を発生する高品位文字発生シ
ステムを構築するためのプログラムを格納した記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスプレイ、プリンタなどの出
力装置に出力する文字を発生させる文字発生装置におい
ては、この出力装置上で出力された文字の視認性を向上
させるために、必要に応じて文字にグレイスケール処理
またはグレイスケールフォント処理を施すように設定さ
れている。例えば、小さい文字をディスプレイの画面に
表示しまたはプリンタに出力する際には、文字にグレイ
スケール処理またはグレイスケールフォント処理が施さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の文字発生装置では、文字をプリンタに出力する際に、
文字の種類(例えば漢字、英数字)によらず、全ての文
字に対してグレイスケールフォント処理が施されるか
ら、非漢字などのように横線や縦線が少ない文字に関し
ては比較的良好な出力品位が得られるが、漢字などのよ
うに横線や縦線が多い文字に関しては、線幅にばらつき
が発生し、その出力サイズによっては、逆に見づらくな
る場合がある。
【0004】ここで、プリンタの出力例を図17および
図18を参照しながら説明する。図17は従来の文字発
生装置で発生された二値のビットマップのプリンタ出力
例を示す図、図18は従来の文字発生装置で発生された
グレイスケールフォントのプリンタ出力例を示す図であ
る。
【0005】2値のビットマップ出力においては、図1
7に示すように、線幅は揃うが、曲線にがたつきが発生
するという特徴を示し、グレイスケールフォント処理を
施した場合の出力においては、図18に示すように、曲
線は滑らかになるが、線幅が不揃いになるという特徴を
示す。よって、文字が小さくなれば、線幅の不揃いの方
が目立ち、逆に文字が大きくなれば、曲線のがたつきが
目立つという現象が発生する。
【0006】また、ディスプレイへの出力とプリンタへ
の出力とでは、それぞれの出力結果が異なり、ディスプ
レイにおいて良好な出力品位が得られても、同じ処理を
施した文字をプリンタに出力すると、プリンタの出力が
見づらいなど、良好な出力品位が得られないことがあ
る。
【0007】本発明の目的は、文字の種類、出力サイズ
に関わらず、出力装置上で高品位文字を得ることができ
る高品位文字発生装置、高品位文字発生方法および記憶
媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
出力装置上で高品位文字として出力可能な文字を発生す
る高品位文字発生装置であって、ベクトル形式のフォン
トデータから文字を発生する際に、該文字を多値および
二値のいずれの形式で発生するかを少なくとも1つの判
定条件に基づき判定する判定手段と、前記判定手段の判
定結果に基づき多値および二値のいずれかの文字を発生
する発生手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の高
品位文字発生装置において、前記判定手段は、文字コー
ドを前記判定条件として前記判定を行うことを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の高
品位文字発生装置において、前記判定手段は、文字の出
力サイズを前記判定条件として前記判定を行うことを特
徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の高
品位文字発生装置において、前記判定手段は、文字コー
ドおよび文字の出力サイズを前記判定条件として前記判
定を行うことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の高
品位文字発生装置において、前記判定手段は、文字の出
力サイズ、文字コードおよび前記出力装置の特性を前記
判定条件として前記判定を行うことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1記載の高
品位文字発生装置において、さらに、ユーザの入力操作
に応じて前記判定条件を変更する判定条件変更手段を備
えることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、出力装置上で高品
位文字として出力可能な文字を発生する高品位文字発生
方法であって、ベクトル形式のフォントデータから文字
を発生する際に、該文字を多値および二値のいずれの形
式で発生するかを少なくとも1つの判定条件に基づき判
定する判定工程と、前記判定結果に基づき多値および二
値のいずれかの文字を発生する発生工程とを有すること
を特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載の高
品位文字発生方法において、前記判定工程は、文字コー
ドを前記判定条件として前記判定を行うことを特徴とす
る。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項7記載の高
品位文字発生方法において、前記判定工程は、文字の出
力サイズを前記判定条件として前記判定を行うことを特
徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
高品位文字発生方法において、前記判定工程は、文字コ
ードおよび文字の出力サイズを前記判定条件として前記
判定を行うことを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項7記載の
高品位文字発生方法において、前記判定工程は、文字の
出力サイズ、文字コードおよび前記出力装置の特性を前
記判定条件として前記判定を行うことを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項7記載の
高品位文字発生方法において、さらに、入力操作に応じ
て前記判定条件を変更する判定条件変更工程を有するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明は、出力装置上で高
品位文字として出力可能な文字を発生する高品位文字発
生システムを構築するためのプログラムを格納した記憶
媒体であって、前記プログラムは、ベクトル形式のフォ
ントデータから文字を発生する際に、該文字を多値およ
び二値のいずれの形式で発生するかを少なくとも1つの
判定条件に基づき判定する判定モジュールと、前記判定
モジュールの判定結果に基づき多値および二値のいずれ
かの文字を発生する発生モジュールとを有することを特
徴とする。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の記憶媒体において、前記判定モジュールは、文字コー
ドを前記判定条件として前記判定を行うことを特徴とす
る。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項13記載
の記憶媒体において、前記判定モジュールは、文字の出
力サイズを前記判定条件として前記判定を行うことを特
徴とする。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項13記載
の記憶媒体において、前記判定モジュールは、文字コー
ドおよび文字の出力サイズを前記判定条件として前記判
定を行うことを特徴とする。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項13記載
の記憶媒体において、前記判定モジュールは、文字の出
力サイズ、文字コードおよび前記出力装置の特性を前記
判定条件として前記判定を行うことを特徴とする。
【0025】請求項18記載の発明は、請求項13記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、さらに、入力
操作に応じて前記判定条件を変更する判定条件変更モジ
ュールを有することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。
【0027】(実施の第1形態)図1は本発明の高品位
文字発生装置の実施の一形態の構成を示すブロック図で
ある。なお、本実施の形態では、高品位文字発生装置を
パーソナルコンピュータで構成した例を説明する。
【0028】高品位文字発生装置を構成するためのパー
ソナルコンピュータは、図1に示すように、CPU1を
備える。CPU1は、ROM(読出し専用メモリ)2に
格納されている基本I/Oプログラムにより外部記憶装
置9のHD(ハードディスク装置)に格納されているウ
ィンドウシステムなどのシステムプログラムを起動して
OS(Operating System)を構築し、このOS上で対応
するアプリケーションプログラムをRAM(ランダムア
クセスメモリ)3を作業領域として実行して対応する処
理を行う。
【0029】ROM2には、前記基本I/Oプログラム
とともに、文字変換用の文字パターンデータなどが格納
されている。RAM3には、前記システムプログラム、
前記アプリケーションプログラムおよびその実行に必要
なデータが外部記憶装置9からロードされる。
【0030】外部記憶装置9は、前記HDとともに、F
D(フロッピィディスク装置)、CDROM(CDRO
M読取装置)などの各記憶装置を有し、HDには、前記
システムプログラムとともに、FDによりフロッピィデ
ィスクから読み取られたアプリケーションプログラムお
よびデータまたはCDROMによりCDから読み取られ
たアプリケーションプログラムおよびデータが格納さ
れ、対応するアプリケーションプログラムおよびデータ
がRAM3にロードされ、CPU1によって実行され
る。また、FDによりフロッピィディスクから読み取ら
れたアプリケーションプログラムおよびデータまたはC
DROMによりCDから読み取られたアプリケーション
プログラムおよびデータをHDに格納せずに直接RAM
3にロードし、CPU1によって実行することも可能で
ある。
【0031】CPU1には、上述のROM2、RAM3
とともにKBC(キーボード制御部)4、CRTC(デ
ィスプレイ制御部)6、DKC(ディスク制御部)8、
PRTC(プリンタ制御部)10がシステムバス12を
介して接続されている。
【0032】KBC4は、KB(キーボード)5または
マウス(図示せず)から入力されたキー信号を受け取
り、システムバス12を介してCPU1に伝送するため
の制御を行う。CRTC6は、CPU1によるアプリケ
ーションの実行結果などをCRT(ディスプレイ)7に
表示するための表示制御を行う。DKC8は、外部記憶
装置9へのデータの書込み、読出しを制御する。PRT
C10は、レーザビームプリンタ、バブルジェットプリ
ンタなどからなるPRT(プリンタ)11に印刷命令を
供給するとともに印刷データの転送制御を行う。
【0033】次に、本パーソナルコンピュータにおける
アプリケーションの実行手順について図2を参照しなが
ら説明する。図2は図1のパーソナルコンピュータにお
けるメモリ全体構成を示す図である。
【0034】パーソナルコンピュータに主電源が投入さ
れると、図2に示すように、まず、ROM2に格納され
ている基本I/Oプログラム20が読み出されて実行さ
れ、基本I/Oプログラム20のIPL(イニシャルラ
イズプログラムローディング)機能により外部記憶装置
9のHDからウィンドウシステムなどのオペレーティン
グシステムプログラム21がRAM3にロードされる。
このRAM3にロードされたオペレーティングシステム
プログラム21を実行することによってOSが構築され
る。このOS上で対応するアプリケーションプログラム
22を実行するときには、このアプリケーションプログ
ラム22およびそれの関連データ23が外部記憶装置9
のHD、FDまたはCDROMからRAM3にロードさ
れ、RAM3にロードされたアプリケーションプログラ
ムの実行時には、RAM3に確保されたワークエリア2
4が作業領域として用いられる。
【0035】なお、図2において、アプリケーションプ
ログラム22は、RAM3にロードされて実行可能な状
態になったときのメモリマップを示し、関連データ23
はRAM3にロードされて実行可能な状態になったとき
のメモリマップを示す。
【0036】この外部記憶装置9に格納されているアプ
リケーションプログラムには、文字発生処理プログラム
が含まれ、このプログラムをCPU1が読み出して実行
することによって高品位文字発生システムが構築され
る。
【0037】この文字発生処理プログラムは、出力装置
すなわちCRT7またはPRT11で高品位文字として
出力可能な文字を発生するためのプログラムであり、該
プログラムは、フロッピィディスクまたはCDにより供
給される。文字発生処理プログラムは、ベクトル形式の
フォントデータから文字を発生する際に、該文字を多値
および二値のいずれの形式で発生するかを少なくとも1
つの判定条件に基づき判定する判定モジュールと、判定
モジュールの判定結果に基づき多値および二値のいずれ
かの文字を発生する発生モジュールとを有し、前記判定
条件としては、文字の出力サイズ、文字コードおよび出
力装置の特性が用いられる。この文字発生処理プログラ
ムは、他のアプリケーションプログラムと同様に、外部
記憶装置9のHD、FDまたはCDROMからRAM3
にロードされ、実行されることになる。
【0038】ここで、この文字発生処理プログラムおよ
びその関連データを記録したフロッピィディスク、CD
などの記憶媒体におけるファイル構成およびその供給方
法について図3および図4を参照しながら説明する。図
3は図1のパーソナルコンピュータに高品位文字発生シ
ステムを構築するための文字発生処理プログラムおよび
その関連データを記録したフロッピィディスク、CDな
どの記憶媒体におけるファイル構成を示す図、図4は図
1のパーソナルコンピュータに対するフロッピィディス
ク、CDなどの記憶媒体からアプリケーションプログラ
ムを供給する形態を示す概要図である。
【0039】文字発生処理プログラムおよびその関連デ
ータを記録したフロッピィディスク、CDなどの記憶媒
体は、図3に示すように、ファイルボリューム情報3
1、ディレクトリ情報32、文字発生処理プログラム実
行ファイル33、文字発生処理プログラム関連データフ
ァイル34などを含むファイル構成30を有する。
【0040】この文字発生処理プログラムおよび関連デ
ータを供給する際には、例えば図4に示すように、これ
らを格納した記憶媒体43をパーソナルコンピュータ本
体41の記憶媒体挿入口42に挿入し、この記憶媒体4
3から文字発生処理プログラムおよび関連データを読み
出して一旦HDにインストールする。これにより、実行
時にはプログラムがHDからRAM3にロードされて実
行可能になる。
【0041】なお、他のアプリケーションプログラムお
よび関連データも同様な手順で供給されることになる。
【0042】次に、高品位文字発生システムにおける文
字発生処理の手順について図5ないし図7を参照しなが
ら説明する。図5は図1のパーソナルコンピュータ上に
構築された高品位文字発生システムにおける文字発生処
理の手順を示すフローチャート、図6は書体と文字コー
ドを判定条件とするグレイスケールフォント処理の実行
判定に用いられる文字コード対応テーブル、図7は書体
と色と文字サイズを判定条件とするグレイスケールフォ
ント処理の実行判定に用いられる文字サイズ対応テーブ
ルである。
【0043】図5を参照するに、まずステップS61に
おいて、文字を出力する出力装置を判別する。ここで
は、出力装置がディスプレイ(CRT7)であるかプリ
ンタ(PRT11)であるかを判別する。ディスプレイ
は、解像度が比較的低く、輝度差が出易く、グレイスケ
ールフォント処理の効果が顕著に出るものである。これ
に対し、プリンタは、解像度が高く、輝度差が出難く、
グレイスケールフォント処理の効果が出難いものであ
る。
【0044】文字を出力する出力装置がディスプレイで
あるときには、グレイスケールフォント処理の効果が顕
著に出ると判断してステップS62に進み、出力する文
字の全てに対してアンチエイリアス処理すなわちグレイ
スケールフォント処理を施す。このグレイスケールフォ
ント処理の詳細については、本出願人による特開平7−
160242号公報、または特開平10−26972号
公報に記述されているので、ここでは処理の詳細な説明
は省略する。
【0045】これに対し、文字を出力する出力装置がプ
リンタであるときには、グレイスケールフォント処理の
効果が出難いと判断してステップS63に進み、文字の
書体とその文字コードとの関係を表す文字コード対応テ
ーブルを読み込む。この文字コード対応テーブルは、図
6に示すように、JISコードにおいて2121〜2f
7e領域の非漢字コードと3021〜7426領域の漢
字コードとに区分し、それぞれに対してアンチエイリア
ス処理の要求の有無を表す情報を記述している。例え
ば、明朝体やゴシック体のように漢字に横線や縦線が多
いものに対しては、漢字部分に対してグレイスケール処
理を施すと、上記図18に示したように、線幅が見づら
くなるから、上記図17に示すように、曲線に若干がた
つきが発生するものの、線幅のばらつきをなくして視認
性を良くする方がよい場合がある。このような書体の場
合、横線や縦線が少ない非漢字に対してはグレイスケー
ル処理を施し、横線や縦線が多い漢字に対してはグレイ
スケール処理を施さないようにテーブルで予め指定され
ている。また、筆書系の書体や欧文系の書体に対して
は、横線や縦線がほとんどないから、グレイスケール処
理を施すようにテーブルで予め指定されている。ここ
で、上記文字コード対応テーブルにおいて、グレイスケ
ール処理を施すことが指定されている場合、「〇」印が
付され、グレイスケール処理を施すことが指定されてい
ない場合、「×」印が付されている。
【0046】次いで、ステップS64に進み、出力対象
として指定された文字の書体と文字コードを上記文字コ
ード対応テーブルと照合して当該文字コードに対してグ
レイスケール処理が要求されているか否かを判定する。
グレイスケール処理が要求されていないときには、ステ
ップS69に進み、アウトラインフォントデータから二
値のビットマップフォントデータを作成する。すなわ
ち、二値のビットマップ形式で文字を出力する。よっ
て、CRT7上で高品位文字として出力可能な文字を発
生することができる。
【0047】グレイスケール処理が要求されているとき
には、ステップS65に進み、書体、色、文字サイズの
それぞれに対してグレイスケールフォントの処理の有無
を記述した文字サイズ対応テーブルを読み込む。この文
字サイズ対応テーブルには、図8に示すように、書体、
色、文字サイズのそれぞれに対してグレイスケールフォ
ントの処理の実行の有無が記述されている。例えば明朝
系の場合、横線が細いから、濃度が濃い場合にはある程
度ポイントサイズを大きくしないと線幅が揃って見えな
いことがある。よって、明朝系の書体において濃度が濃
い場合には、16ポイントを超えるものに対してグレイ
スケールフォント処理を施すようにテーブルで予め指定
されている。また濃度が淡い場合には、濃度が濃い場合
に比して比較的小さいサイズであっても線幅が揃って見
えるから、14ポイントを超えるものに対してグレイス
ケールフォント処理を施すようにテーブルで予め指定さ
れている。ゴシック系の場合、明朝系より線幅が細いか
ら、明朝系に比べると小さいポイントサイズでグレイス
ケールフォントを施すように設定されている。また、筆
書系や欧文系に関しては、横線がほとんどないので、更
に小さいサイズから安置エイリアス処理を施すように設
定されている。このように、横線や縦線が多いものに対
してはグレイスケールフォント処理により曲線を滑らか
にすることよりも線幅が統一する方を優先し、横線や縦
線が少ないものに関しては線幅を統一する必要性が少な
いから、曲線を滑らかにする方を優先している。ここ
で、上記テーブルにおいて、グレイスケール処理を施す
ことが指定されている場合、「〇」印が付され、グレイ
スケール処理を施すことが指定されていない場合、
「×」印が付されている。
【0048】次いで、ステップS66に進み、この読み
込んだテーブルから出力対象として指定された文字の書
体、色の各情報に対応する欄を抽出し、続くステップS
67で、上記抽出した欄における指定された文字サイズ
の欄を参照してグレイスケールフォント処理が要求され
ているか否かを判定する。ここで、当該文字コードに対
してグレイスケールフォント処理が要求されているとき
には、ステップS68に進み、当該文字コードに対して
アンチエイリアス処理を施す。すなわちアウトラインフ
ォントデータからグレイスケールフォントデータへの展
開を行う。これに対し、当該文字コードに対してグレイ
スケールフォント処理が要求されていないときには、ス
テップS69に進み、当該文字コードに対してアンチエ
イリアス処理を施さずに、アウトラインフォントデータ
から二値のビットマップフォントデータを作成する。よ
って、文字の種類、出力サイズに関わらず、PRT11
上で高品位文字として出力可能な文字を発生することが
できる。
【0049】このように、本実施の形態では、ベクトル
形式のフォントデータから文字を発生する際に、該文字
を多値および二値のいずれの形式で発生するかを文字の
出力サイズ、文字コードおよび出力装置の特性に基づき
判定し、この判定結果に基づき多値および二値のいずれ
かの文字を発生するから、文字の種類、出力サイズに関
わらず、出力装置(CRT7、PRT11)上で高品位
文字を得ることができる。
【0050】なお、本実施の形態では、文字を多値およ
び二値のいずれの形式で発生するかの判定条件に、文字
の出力サイズ、文字コードおよび出力装置の特性を用い
ているが、文字の出力サイズのみを判定条件として用い
てもよい。また、文字コードおよび文字の出力サイズを
判定条件としてもよい。
【0051】また、本実施の形態では、パーソナルコン
ピュータにより構成された高品位文字発生装置の例を示
したが、この高品位文字発生装置は、複数の機器(例え
ばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、
プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても一つ
の機器(例えばプリンタ装置)からなる装置に適用して
よい。
【0052】さらに、高品位文字発生装置を構成するた
めのプログラムコードを格納する記憶媒体としてはフロ
ッピィディスク、ハードディスク、CD−ROMの他
に、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0053】さらに、コンピュータが供給されたプログ
ラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機
能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードが
コンピュータにおいて稼動しているOS(オペレーティ
ングシステム)、あるいは他のアプリケーションプログ
ラムソフトなどと協働して前述の実施形態の機能が実現
される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施
の形態に含まれることはいうまでもない。
【0054】さらに、供給されたプログラムコードが、
コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続さ
れた機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後
に、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる
ことはいうまでもない。
【0055】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図8ないし図15を参照しながら説明
する。図8は本発明の高品位文字発生装置の実施の第2
形態における印刷画面の初期画面を示す図、図9は本発
明の高品位文字発生装置の実施の第2形態におけるプリ
ンタのプロパティ画面の一例を示す図、図10は明朝系
のグレイスケールフォント処理の初期設定値の表示画面
例を示す図、図11は欧文系のグレイスケールフォント
処理の初期設定値の表示画面例を示す図、図12は明朝
系に対する設定変更画面例を示す図、図13は欧文系に
対する設定変更画面例を示す図、図14はユーザによる
変更を反映した文字コード対応テーブル、図15はユー
ザによる変更を反映した文字サイズ対応テーブルであ
る。なお、本実施の形態では、上述の実施の第1形態と
同様な構成を有し、その説明は省略する。
【0056】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、グレイスケールフォント処理を行うか否かの判定
に用いられる条件をユーザによって変更可能に設定され
ている点で異なる。
【0057】具体的には、本実施の形態では、図6に示
す文字コード対応テーブルにおけるアンチエイリアス処
理の要求の有無を表す情報、および図7に示す文字サイ
ズ対応テーブルにおけるアンチエイリアス処理の要求の
有無を表す情報をユーザの入力操作に応じて変更可能に
設定している。各テーブルに対する初期値としては、上
述した図6および図7に示す内容と同じに設定されてい
るが、予め設定された初期値に従った文字出力により得
られた出力品位が、ユーザを満足させることができない
場合もある。このような場合、ユーザは入力操作によ
り、満足する出力品位が得られるように、文字コード対
応テーブルおよび文字サイズ対応テーブルにおけるアン
チエイリアス処理の要求の有無を表す情報を変更設定す
る。
【0058】このアンチエイリアス処理の要求の有無を
表す情報に関する変更設定の手順について説明する。こ
こでは、文字の出力先としてPRT11を選択した場合
を例にして説明する。
【0059】文字の出力先としてPRT11を選択する
と、図8に示すように、プリンタを選択するためのユー
ザインタフェース画面がCRT7に表示される。このユ
ーザインタフェース画面においては、複数種のプリンタ
が選択可能に表示される。本例では、「Canon LBP-203
0」を選択している。この「Canon LBP-2030」を選択し
た状態で「プロパティ」ボタンを押下すると、図9に示
すように、プリンタの基本設定画面が表示される。この
基本設定画面では、用紙サイズ、印刷方向、印刷部数、
印刷するページ設定、出力すべき解像度、文字出力品位
調整の各項内容に対する選択設定が可能である。
【0060】この文字出力品位調整においては、「デフ
ォルト」と「詳細設定」とが選択可能であり、「デフォ
ルト」が選択されると、図6,7の各テーブルの初期設
定値が設定され、この初期設定値に応じたグレイスケー
ルフォント処理が行われる。また、この初期値が変更さ
れた後に、再び「デフォルト」が選択されると、各テー
ブルの内容は初期値に戻される。これに対し、「詳細設
定」が選択されると、各テーブルの内容を変更するため
のユーザ設定画面が表示される。例えば、明朝系に対し
てグレイスケールフォント処理の変更設定を行う場合に
おいては、図10に示す初期画面が表示される。この初
期画面では、既に設定の変更が行われていなければ、予
め設定されている初期値が表示されている。また、同様
に、欧文系に対してグレイスケールフォント処理の変更
設定を行う場合においては、図11に示す初期画面が表
示される。この初期画面では、既に設定の変更が行われ
ていなければ、予め設定されている初期値が表示され
る。
【0061】明朝系に対してグレイスケールフォント処
理の変更設定を行う場合、例えば濃度が濃い文字におけ
るグレイスケールフォント処理を、16ポイントを超え
る文字から、14ポイントを超え16ポイント以下の文
字サイズに対して施すように変更する場合、上記図10
に示す初期画面において、「カラー濃」の項目における
「16ポイント〜」を「16ポイント」に変更する。こ
の変更により、画面は図12に示す画面に変わり、この
画面上では「カラー濃」の項目が「16ポイント」に変
更されている。このように文字サイズに対するグレイス
ケールフォント処理の変更設定を行うと、図14に示す
ように、文字サイズ対応テーブルにおける対応欄が書き
換えられる。本図示例では、明朝系の濃度が濃い欄の文
字サイズ16ポイント以下の項目が「〇」に書き換えら
れている。
【0062】欧文系に対してグレイスケールフォント処
理の変更設定を行う場合、例えばグレイスケールフォン
ト処理を、「する」から「しない」に変更する場合、上
記図11に示す初期画面において、「グレイスケール処
理」項目における「あり」を「なし」に変更する。この
変更により、画面は図13に示す画面に変わり、この画
面上では「グレイスケール処理」の項目が「なし」に変
更されている。このようにグレイスケールフォント処理
の変更設定を行うと、図15に示すように、文字コード
対応テーブルにおける対応欄が書き換えられる。本図示
例では、欧文系欄のグレイスケール処理の項目が「×」
に書き換えられている。
【0063】このように、ユーザの入力操作により、文
字コード対応テーブルおよび文字サイズ対応テーブルに
おけるアンチエイリアス処理の要求の有無を表す情報を
変更設定することができるから、ユーザの好みに応じた
出力品位を得ることができる。
【0064】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図16を参照しながら説明する。図1
6は本発明の高品位文字発生装置の実施の第3形態の構
成を示すブロック図である。
【0065】上述の各実施の形態は、パーソナルコンピ
ュータにより高品位文字発生装置を構成しているが、本
実施の形態は、プリンタ装置により高品位文字発生装置
を構成している。また、本実施の形態では、文字を出力
する際に、上述の各実施の形態と同様に、文字コード対
応テーブルおよび文字サイズ対応テーブルに基づき各書
体に対してグレイスケールフォント処理を施すか否かを
判定し、この判定結果に応じてグレイスケールフォント
処理または二値のビットマップ出力を行う。この一連の
処理は、上述の図5に示すステップS63〜S69まで
の処理に同じである。
【0066】次に、本実施の形態を構成するプリンタ装
置の構成について説明する。
【0067】プリンタ装置は、図16に示すように、C
PU51を備える。CPU51は、ROM(読出し専用
メモリ)52に格納されているシステム起動プログラム
によりシステムを起動するとともに、各種処理を行う。
【0068】ROM52には、システム起動プログラム
とともに、文字パターンデータなどが格納されている。
CPU51の作業領域にはRAM53が用いられ、RA
M53には、システム起動プログラム、各種処理プログ
ラムおよびその実行に必要なデータがロードされる。
【0069】CPU51には、上述のROM52、RA
M53とともに、PRTC(プリンタ制御部)54およ
びDKC(ディスク制御部)56がシステムバス58を
介して接続されている。
【0070】PRTC54は、PRT(プリンタ)55
に印刷命令を供給するとともに印刷データの転送制御を
行う。DKC56は、HD(ハードディスク装置)57
へのデータの書込み、読出しを制御するが、このDKC
56およびHD57はプリンタの種類に応じて設けられ
ている場合と設けられていない場合とがある。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の高
品位文字発生装置によれば、ベクトル形式のフォントデ
ータから文字を発生する際に、該文字を多値および二値
のいずれの形式で発生するかを少なくとも1つの判定条
件に基づき判定する判定手段と、判定手段の判定結果に
基づき多値および二値のいずれかの文字を発生する発生
手段とを備えるから、文字の種類、出力サイズに関わら
ず、出力装置上で高品位文字を得ることができる。
【0072】請求項2記載の高品位文字発生装置によれ
ば、判定手段は、文字コードを判定条件として判定を行
うから、文字コードに応じた高品位文字を得ることがで
きる。
【0073】請求項3記載の高品位文字発生装置によれ
ば、判定手段は、文字の出力サイズを判定条件として判
定を行うから、文字の出力サイズに応じた高品位文字を
得ることができる。
【0074】請求項4記載の高品位文字発生装置によれ
ば、判定手段は、文字コードおよび文字の出力サイズを
判定条件として判定を行うから、文字コードおよび文字
の出力サイズに応じた高品位文字を得ることができる。
【0075】請求項5記載の高品位文字発生装置によれ
ば、判定手段は、文字の出力サイズ、文字コードおよび
出力装置の特性を判定条件として判定を行うから、文字
の出力サイズ、文字コードおよび出力装置の特性に応じ
た高品位文字を得ることができる。
【0076】請求項6記載の高品位文字発生装置によれ
ば、さらに、ユーザの入力操作に応じて判定条件を変更
する判定条件変更手段を備えるから、ユーザの好みに応
じた出力品位を得ることができる。
【0077】請求項7記載の高品位文字発生方法によれ
ば、ベクトル形式のフォントデータから文字を発生する
際に、該文字を多値および二値のいずれの形式で発生す
るかを少なくとも1つの判定条件に基づき判定する判定
工程と、判定結果に基づき多値および二値のいずれかの
文字を発生する発生工程とを有するから、文字の種類、
出力サイズに関わらず、出力装置上で高品位文字を得る
ことができる。
【0078】請求項8記載の高品位文字発生方法によれ
ば、判定工程は、文字コードを判定条件として判定を行
うから、文字コードに応じた高品位文字を得ることがで
きる。
【0079】請求項9記載の高品位文字発生方法によれ
ば、判定工程は、文字の出力サイズを判定条件として判
定を行うから、文字の出力サイズに応じた高品位文字を
得ることができる。
【0080】請求項10記載の高品位文字発生方法によ
れば、判定工程は、文字コードおよび文字の出力サイズ
を判定条件として判定を行うから、文字コードおよび文
字の出力サイズに応じた高品位文字を得ることができ
る。
【0081】請求項11記載の高品位文字発生方法によ
れば、判定工程は、文字の出力サイズ、文字コードおよ
び出力装置の特性を判定条件として判定を行うから、文
字の出力サイズ、文字コードおよび出力装置の特性に応
じた高品位文字を得ることができる。
【0082】請求項12記載の高品位文字発生方法によ
れば、さらに、入力操作に応じて判定条件を変更する判
定条件変更工程を有するから、ユーザの好みに応じた出
力品位を得ることができる。
【0083】請求項13記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムは、ベクトル形式のフォントデータから文字を発
生する際に、該文字を多値および二値のいずれの形式で
発生するかを少なくとも1つの判定条件に基づき判定す
る判定モジュールと、判定モジュールの判定結果に基づ
き多値および二値のいずれかの文字を発生する発生モジ
ュールとを有するから、文字の種類、出力サイズに関わ
らず、出力装置上で高品位文字を得ることができる。
【0084】請求項14記載の記憶媒体によれば、判定
モジュールは、文字コードを判定条件として判定を行う
から、文字コードに応じた高品位文字を得ることができ
る。請求項15記載の記憶媒体によれば、判定モジュー
ルは、文字の出力サイズを判定条件として判定を行うか
ら、文字の出力サイズに応じた高品位文字を得ることが
できる。
【0085】請求項16記載の記憶媒体によれば、判定
モジュールは、文字コードおよび文字の出力サイズを判
定条件として判定を行うから、文字コードおよび文字の
出力サイズに応じた高品位文字を得ることができる。
【0086】請求項17記載の記憶媒体によれば、判定
モジュールは、文字の出力サイズ、文字コードおよび出
力装置の特性を判定条件として判定を行うから、文字の
出力サイズ、文字コードおよび出力装置の特性に応じた
高品位文字を得ることができる。
【0087】請求項18記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムは、さらに、入力操作に応じて判定条件を変更す
る判定条件変更モジュールを有するから、ユーザの好み
に応じた出力品位を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高品位文字発生装置の実施の一形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータにおけるメモリ
全体構成を示す図である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータに高品位文字発
生システムを構築するための文字発生処理プログラムお
よびその関連データを記録したフロッピィディスク、C
Dなどの記憶媒体におけるファイル構成を示す図であ
る。
【図4】図1のパーソナルコンピュータに対するフロッ
ピィディスク、CDなどの記憶媒体からアプリケーショ
ンプログラムを供給する形態を示す概要図である。
【図5】図1のパーソナルコンピュータ上に構築された
高品位文字発生システムにおける文字発生処理の手順を
示すフローチャートである。
【図6】書体と文字コードを判定条件とするグレイスケ
ールフォント処理の実行判定に用いられる文字コード対
応テーブルである。
【図7】書体と色と文字サイズを判定条件とするグレイ
スケールフォント処理の実行判定に用いられる文字サイ
ズ対応テーブルである。
【図8】本発明の高品位文字発生装置の実施の第2形態
における印刷画面の初期画面を示す図である。
【図9】本発明の高品位文字発生装置の実施の第2形態
におけるプリンタのプロパティ画面の一例を示す図であ
る。
【図10】明朝系のグレイスケールフォント処理の初期
設定値の表示画面例を示す図である。
【図11】欧文系のグレイスケールフォント処理の初期
設定値の表示画面例を示す図である。
【図12】明朝系に対する設定変更画面例を示す図であ
る。
【図13】欧文系に対する設定変更画面例を示す図であ
る。
【図14】ユーザによる変更を反映した文字コード対応
テーブルである。
【図15】ユーザによる変更を反映した文字サイズ対応
テーブルである。
【図16】本発明の高品位文字発生装置の実施の第3形
態の構成を示すブロック図である。
【図17】従来の文字発生装置で発生された二値のビッ
トマップのプリンタ出力例を示す図である。
【図18】従来の文字発生装置で発生されたグレイスケ
ールフォントのプリンタ出力例を示す図である。
【符号の説明】
1,51 CPU 2,52 ROM 3,53 RAM 4 KBC(キーボード制御部) 5 KB(キーボード) 6 CRTC(ディスプレイ制御部) 7 CRT(ディスプレイ) 8 DKC(ディスク制御部) 9 外部記憶装置 10,54 PRTC(プリンタ制御部) 11,55 PRT(プリンタ)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力装置上で高品位文字として出力可能
    な文字を発生する高品位文字発生装置であって、ベクト
    ル形式のフォントデータから文字を発生する際に、該文
    字を多値および二値のいずれの形式で発生するかを少な
    くとも1つの判定条件に基づき判定する判定手段と、前
    記判定手段の判定結果に基づき多値および二値のいずれ
    かの文字を発生する発生手段とを備えることを特徴とす
    る高品位文字発生装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、文字コードを前記判定
    条件として前記判定を行うことを特徴とする請求項1記
    載の高品位文字発生装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、文字の出力サイズを前
    記判定条件として前記判定を行うことを特徴とする請求
    項1記載の高品位文字発生装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、文字コードおよび文字
    の出力サイズを前記判定条件として前記判定を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の高品位文字発生装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、文字の出力サイズ、文
    字コードおよび前記出力装置の特性を前記判定条件とし
    て前記判定を行うことを特徴とする請求項1記載の高品
    位文字発生装置。
  6. 【請求項6】 さらに、ユーザの入力操作に応じて前記
    判定条件を変更する判定条件変更手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載の高品位文字発生装置。
  7. 【請求項7】 出力装置上で高品位文字として出力可能
    な文字を発生する高品位文字発生方法であって、ベクト
    ル形式のフォントデータから文字を発生する際に、該文
    字を多値および二値のいずれの形式で発生するかを少な
    くとも1つの判定条件に基づき判定する判定工程と、前
    記判定結果に基づき多値および二値のいずれかの文字を
    発生する発生工程とを有することを特徴とする高品位文
    字発生方法。
  8. 【請求項8】 前記判定工程は、文字コードを前記判定
    条件として前記判定を行うことを特徴とする請求項7記
    載の高品位文字発生方法。
  9. 【請求項9】 前記判定工程は、文字の出力サイズを前
    記判定条件として前記判定を行うことを特徴とする請求
    項7記載の高品位文字発生方法。
  10. 【請求項10】 前記判定工程は、文字コードおよび文
    字の出力サイズを前記判定条件として前記判定を行うこ
    とを特徴とする請求項7記載の高品位文字発生方法。
  11. 【請求項11】 前記判定工程は、文字の出力サイズ、
    文字コードおよび前記出力装置の特性を前記判定条件と
    して前記判定を行うことを特徴とする請求項7記載の高
    品位文字発生方法。
  12. 【請求項12】 さらに、入力操作に応じて前記判定条
    件を変更する判定条件変更工程を有することを特徴とす
    る請求項7記載の高品位文字発生方法。
  13. 【請求項13】 出力装置上で高品位文字として出力可
    能な文字を発生する高品位文字発生システムを構築する
    ためのプログラムを格納した記憶媒体であって、前記プ
    ログラムは、ベクトル形式のフォントデータから文字を
    発生する際に、該文字を多値および二値のいずれの形式
    で発生するかを少なくとも1つの判定条件に基づき判定
    する判定モジュールと、前記判定モジュールの判定結果
    に基づき多値および二値のいずれかの文字を発生する発
    生モジュールとを有することを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記判定モジュールは、文字コードを
    前記判定条件として前記判定を行うことを特徴とする請
    求項13記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記判定モジュールは、文字の出力サ
    イズを前記判定条件として前記判定を行うことを特徴と
    する請求項13記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記判定モジュールは、文字コードお
    よび文字の出力サイズを前記判定条件として前記判定を
    行うことを特徴とする請求項13記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記判定モジュールは、文字の出力サ
    イズ、文字コードおよび前記出力装置の特性を前記判定
    条件として前記判定を行うことを特徴とする請求項13
    記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記プログラムは、さらに、入力操作
    に応じて前記判定条件を変更する判定条件変更モジュー
    ルを有することを特徴とする請求項13記載の記憶媒
    体。
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CN109887197A (zh) * 2018-12-21 2019-06-14 福建新大陆支付技术有限公司 一种基于pos机的矢量字体打印方法及pos机

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KR100408881B1 (ko) * 2002-01-09 2003-12-11 박도일 이진문자폰트를 이용한 산업용 잉크젯프린터의 문자출력방법 및 장치
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