JP2000194264A - 点字シ―ル - Google Patents

点字シ―ル

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JP2000194264A
JP2000194264A JP10373743A JP37374398A JP2000194264A JP 2000194264 A JP2000194264 A JP 2000194264A JP 10373743 A JP10373743 A JP 10373743A JP 37374398 A JP37374398 A JP 37374398A JP 2000194264 A JP2000194264 A JP 2000194264A
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JP
Japan
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braille
base material
display
seal base
seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10373743A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Uchiyama
俊徳 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点字の知識が無い晴眼者にも表示内容が判読
できる点字シールを提供する。 【解決手段】 シール基材1および粘着剤3を透明材料
によって構成し、台紙4の裏面に点字内容を通常文字6
で表記する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は点字シールに関し、
特に点字の知識がない一般の晴眼者に表示内容が判読で
きるようにした点字シールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に盛り上げ点字表示が設けら
れ、裏面に接着剤または粘着剤が塗布された点字表示板
や点字シールは知られている。身近な例では駅等の公共
施設で、階段の手摺りに貼り付けられた金属板製のもの
や、切符自動販売機に貼り付けられたプラスチックフィ
ルム製のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の点字シールや点字表示板は、製造・販売や貼り付け
作業を行う者が晴眼者であり、その表示内容を判読でき
るほど点字の知識を有していない場合が多々あるため、
製造・販売や流通の途中で取り違えたり貼付作業時に表
示箇所や被貼付物と点字の内容を間違えやすいという問
題があった。
【0004】一方、点字とそれに対応する墨字を同一紙
面上に重ねて印刷することにより視力障害者にも一般の
晴眼者にも判読可能にした印刷物は知られているが、墨
字印刷が被貼付物のデザインに影響したり他の表示を覆
い隠すおそれがあった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされ
たもので、本発明の目的は点字の知識がない一般の晴眼
者にも表示内容が判読できると共に、貼り付け後はデザ
インや一般の表記に影響を与えない点字シールを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用する構成の特徴は、シール基材および粘
着剤を透明材料によって構成し、台紙に点字表示の内容
を表記したことにある。
【0007】この場合、盛り上げ点字表示は紫外線硬化
性樹脂を成分とする立体インキを硬化させたものである
ことが好ましい。
【0008】また、前記盛り上げ点字表示は抗菌剤を添
加した立体インキを用いて形成するのが好ましい。
【0009】さらに、前記シール基材の外縁部に点字表
示の上下方向を識別するための切り欠き部を設けるとよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1ないし図5に基づいて説明する。
【0011】図1において1は無色透明なプラスチック
製フィルムからなるシール基材を示し、該シール基材1
は透明であることにより表面側から裏面側が透けて見え
るようになっている。
【0012】2は前記シール基材1の表面に形成された
盛り上げ点字表示で、該点字表示2は無色透明な紫外線
硬化性樹脂を成分とする立体インキを印刷後硬化処理し
たものが好適に用いられる。その理由は紫外線照射によ
る硬化であるため量産性に優れ、加熱硬化する場合に比
べシール基材1の熱変形の恐れが少ないという利点のほ
かに、香料や抗菌剤などの揮発性成分を配合し易いこと
も挙げられる。つまり、立体インキには目的に応じて抗
菌剤や着色剤等を添加することが可能であるが、特に点
字部分は指先で触れるため抗菌剤の添加が望まれるから
である。
【0013】3は前記シール基材1の裏面に塗布された
粘着剤を示し、該粘着剤3は前記シール基材1と同様に
透明なものが用いられ、該粘着剤3によってシール基材
1は後述の台紙4上に仮着されている。
【0014】4は台紙を示し、該台紙4は表面にシリコ
ーンなどの剥離剤層5が形成され、該剥離剤層5によっ
て粘着剤3が付着しにくくなり、シール基材1は剥離可
能な状態で台紙4上に仮着されている。一方、台紙4の
裏面は通常の紙面のままなので後述する通常表示6が印
刷可能となっている。
【0015】6は前記台紙4の裏面に印刷された通常表
示を示し、該通常表示6は前記点字表示2の意味内容を
そのまま表示したものは勿論、意味内容を簡略したり、
一部のみを通常文字で表示したもの、イラストや図形、
マークなども含む概念である。例えば、前記点字表示2
の内容は「きつねうどん 330CCのお湯で3分炊く(つゆ
付き)」であるが、当該点字シールを取り扱う者は通常
点字シールの貼り付け対象物が(袋入りインスタント食
品の)「きつねうどん」であると判ればよいので単に
「きつねうどん」とだけ表示している。ここで、通常表
示6は点字文字2と上下方向を一致させて表示するのが
好ましい。
【0016】本発明の点字シールは以上の如く構成され
るもので、当該点字シールの貼付作業を行う者は、台紙
4の裏面に印刷された通常表示6の「きつねうどん」に
基づいて貼付対象がきつねうどんであると判別でき、同
時にシールの上下方向を間違うことなく貼付作業を行う
ことができる。
【0017】また、点字シール貼付後はシール基材1お
よび粘着剤3が透明なことから通常の晴眼者には目立た
ず、通常表示の上に重ねて貼り付けても下の通常表示や
デザインが透過して見えるため、デザインや一般の表示
に影響せず、専用の貼り付けスペースも省略できる。
【0018】そして、点字表示2を紫外線硬化性樹脂を
成分とする立体インキで構成したため量産性に優れ、硬
化する場合にシール基材1の熱変形が少なく、さらに香
料や抗菌剤などの揮発性成分を配合し易くなる。
【0019】さらに、立体インキに抗菌剤を配合すれ
ば、点字を介して手指の接触により病原菌などが媒介さ
れるのを防止できて衛生的である。
【0020】次に、図4および図5は第2の実施態様を
示し、本実施態様では前記第1の実施態様で用いた符号
と同一の構成要素に同一符号を付しその説明を省略する
ものとするに、本実施態様の特徴は通常表示6を台紙4
の表面側に設けたことと、シール基材の外縁部に点字表
示の上下方向を識別するための切り欠き部7を設けたこ
とにある。
【0021】ここで、台紙4の表面には剥離剤層5が設
けられるため、通常表記6は剥離剤層5の形成に先だっ
て印刷しておく必要がある。
【0022】また、切り欠き部7は図4に山形(逆V字
状)のものを例示したがこれに限るものではなく、円弧
状、W字状など視覚に訴えるものであればよく、また形
成する部位も四辺の中間に限らず角隅部であってもよ
い。
【0023】以上の如く構成される本実施形態によって
も前記第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を奏するも
のの、本実施形態によれば台紙を裏返さなくても表側か
ら点字シールを透して台紙上の通常表記が見える利点が
あり、また、点字表示2や通常表示6を妨害することな
く、台紙4から剥離した後も点字シールの上下方向を容
易に確認することができるという別の効果を奏するもの
である。
【0024】なお、前記各実施の形態では点字表示を形
成するのに紫外線硬化性樹脂からなる立体インキを使用
する場合を説明したが、これに代えて熱硬化性樹脂から
なる立体インキを用いてもよく、また、点字シールの透
明性が保てればシール基材自体に加圧変形を加え点字形
成する場合も本発明の技術的思想を逸脱しないものであ
る。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明によれば点
字シールの台紙に表示された表記に基づいて特別な点字
の知識が無い者でも点字表示の内容を判別できるため、
貼付作業を迅速に確実に行うことができる。
【0026】また、点字シールを透明体から形成したの
で通常の晴眼者には目立たず、通常の表示の上に重ねて
貼り付けても貼付面の通常表示やデザインが透過して見
え、デザインや一般の表示に影響せず、専用の貼り付け
スペースが不要である。
【0027】さらに、点字表示を紫外線硬化性樹脂を成
分とする立体インキで構成することにより量産性に優
れ、硬化する場合にシール基材の熱変形の危険が少な
く、香料や抗菌剤などの揮発性成分を配合し易くなる。
【0028】そして、立体インキに抗菌剤を配合すれ
ば、点字を介して手指の接触により病原菌などが媒介さ
れるのを防止でき衛生的であるなど、種々の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の点字シールを表面側
から見た平面図である。
【図2】図1の点字シールの裏面を示す平面図である。
【図3】図1中の矢示III−III方向断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す図1と同様の平
面図である。
【図5】図4中の矢示V−V方向断面図である。
【符号の説明】
1 シール基材 2 盛り上げ点字表示 3 粘着剤 4 台紙 5 剥離剤層 6 通常表示 7 切り欠き部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール基材表面に盛り上げ点字表示が形
    成され、裏面には粘着剤が塗布されて台紙上に仮着され
    た点字シールにおいて、前記シール基材および粘着剤を
    透明材料によって構成し、台紙には点字表示の内容を表
    記したことを特徴とする点字シール。
  2. 【請求項2】 前記盛り上げ点字表示は紫外線硬化性樹
    脂を成分とする立体インキを硬化させたものである請求
    項1に記載の点字シール。
  3. 【請求項3】 前記盛り上げ点字表示は抗菌剤を添加し
    た立体インキを用いて形成したものである請求項1また
    は2に記載の点字シール。
  4. 【請求項4】 前記シール基材の外縁部に点字表示の上
    下方向を識別するための切り欠き部を設けてなる請求項
    1ないし3に記載の点字シール。
JP10373743A 1998-12-28 1998-12-28 点字シ―ル Pending JP2000194264A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019207209A1 (en) * 2018-04-27 2019-10-31 Näkövammaisten liitto ry Braille teaching aid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019207209A1 (en) * 2018-04-27 2019-10-31 Näkövammaisten liitto ry Braille teaching aid

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