JP3787111B2 - Ud表示シール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、点字用の凹凸感知部を種々の表示部に形成して、視覚のみならず触感、或いは暗所や夜間でも表示部の表示が読み取られるようにしたUDすなわちユニバーサルデザインを備えたUD表示シールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の手の感触による各種機器の名称や各種文章などの読み取りは、点字を用いた専ら身障者用のものが多かった。
【0003】
最近、浴用シャンプーなどの容器の頂部に、髪用かまたは身体用かが手の触感で読み取れるような健常者を対象とした凹凸状の表示体が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近は高齢者の増加に伴い、健常者と雖も、色弱者や目の不自由な人々が増え、通常の文字や図形など簡単に読み取り出来ない傾向が大きくなって来ており、これに対応するものとして点字による表示があっても、点字の勉強をしてないので、点字自体の読み取りが出来ないという問題があった。
【0005】
この発明は、叙上の点に着目して成されたもので、文字や図形,記号など簡単な表示部にその文字や図形,記号と同じ形状に倣って凹凸感知部を形成すると共に、必要に応じて再帰性発光塗料により暗所,夜間でも手による触感で、その文字や図形,記号を認知できるようにしたUD表示シールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、叙上の点に着目して成させたもので、以下の構成を備えることにより上記課題を解決するものである。
【0007】
(1)所望の数字,文字,図形,記号などの所望の色で彩色した1個の表示部と、前記表示部の形状に倣って、この表示部上に不連続ないし連続した突起部と凹部などの凹凸感知部を設け、さらに前記表示部の上または下或は上下に、上,下を表す1個ずつの突起した印刷模様を施して感触で認知できるようにし、かつ前記凹凸感知部に再帰性発光塗料を含ませた表示シート体とを設け、この表示シート体に粘着剤を塗布して、所望の剥離用の基板上に粘着固定し、随時剥離利用できるようにして成ることを特徴とするUD表示シール。
(2)所望の数字,文字,図形,記号などの所望の色で彩色した2個以上の表示部を表示し、かつ、剥離用切込線を介して1個宛配した表示シート体と、前記表示部の形状に倣って、この表示部上に不連続ないし連続した突起部と凹部などの凹凸感知部を設け、さらに前記表示部の上または下或は上下に、上,下を表す1個ずつの突起した印刷模様を施して感触で認知できるようにし、かつ前記凹凸感知部に再帰性発光塗料を含ませたシール板体とを設け、このシール板体に粘着剤を塗布して、所望の剥離用の基板上に粘着固定し、随時剥離利用できるようにして成ることを特徴とするUD表示シール。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施例を説明する。
【0012】
1は紙,プラスチックなどの剥離用の基板、2はこの剥離用の基板1上に粘着剤3を有する剥離自在の表示シート体を示し、図1では1枚の基板1に1枚の表示シート体2を粘着貼接した例を示しているが、図2ないし図4は、いずれも大形の基板1にこれと同形同大のシール板体4を粘着剤3で一体的に貼接してあり、このシール板体4に円形などの剥離用切込線5を介して表示シート体2が二枚以上多数枚が剥離自在に粘着させて構成してある。
【0013】
ところで、表示シート体2には、図1,2および3の図示のように英語のローマ字とか、片仮名などの文字や図4に示す簡単な丸,三角,四角など図形、さらにはドルの$や円の¥などの記号、1,2,3……などの数字の表示部6を示してあり、塗料により赤,青,緑などの好みの色に彩色すると共に、図示では表示部6の形状に倣って小円状の突起した突起部7を不連続で形成しており、一種の凹凸感知部Aを形成するものである。そして、凹凸感知部Aは線状に連続した突起部(図示せず)として形成しても良く、要は、手の触感によって表示部6の形状が認知できれば、どのような突起した突起部でも差支えない。
【0014】
そして、この凹凸感知部Aに相当する突起部7には再帰性発光塗料として、蛍光塗料や蓄光塗料を含有させて暗闇,夜間で光らせることもできる。
【0015】
また、表示シート体2には凹凸感知部Aとは別に簡単な印刷模様8、例えば「上」を示す上側の矢印模様とか、下側のハートマークなどを突起させてプリント表記するものである。
【0016】
したがって、使用者は基板1から表示シート体2を直接(図1の場合)又は剥離用切込線5に沿って剥離し、表示シート体2の裏面に付着している粘着剤3によって必要な箇所に貼着使用できる。文字などの場合は、複数の文字用の表示シート体2を組み合わせて使用することにより、必要な単語として用いることができる。
【0017】
このように、必要な箇所や場所に、文字や記号など必要な表示シート体2を上下を確認して貼着することにより健常者で高齢者の目の不自由な方や色弱者など、直接その表示シート体2の凹凸感知部Aを手で触ることにより、その表示は、その文字や図形や記号などを触感で認知できると共に、蛍光塗料や蓄光塗料などの再帰性塗料が突起部7に含ませてあれば、夜とか暗闇での発光が可能となり、通常の健常者の視覚でも種々の場所や物が認知できる。
【0018】
【発明の効果】
この発明によれば、通常の文字や、図形,記号などの表示シート体には、粘着剤が塗布されて剥離用の基板より簡単に剥取でき、種々の場所や、物などに簡単に貼付して表示できるので、突起部などの凹凸感知部を手の触感で直ちに理解でき、ことに点字などを勉学していない高齢者など、目の不自由な方々に、文字や図形、記号などの外形を上下を確認して触覚で読み取れるので、ユニバーサルデザイン(UD)の用途として広く利用できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、この発明の最も簡単な例を示すUD表示シールの一部切欠平面図、(b)は(a)の側面説明図
【図2】 他例を示す一部切欠平面図
【図3】 さらに他例を示す一部切欠平面図
【図4】 さらに他例を示す一部切欠平面図
【符号の説明】
1 剥離用の基板
2 粘着剤3を裏面に塗布した表示シート体
4 シール板体
5 剥離用切込線
6 表示部
7 突起部
A 凹凸感知部
Claims (2)
- 所望の数字,文字,図形,記号などの所望の色で彩色した1個の表示部と、前記表示部の形状に倣って、この表示部上に不連続ないし連続した突起部と凹部などの凹凸感知部を設け、さらに前記表示部の上または下或は上下に、上,下を表す1個ずつの突起した印刷模様を施して感触で認知できるようにし、かつ前記凹凸感知部に再帰性発光塗料を含ませた表示シート体とを設け、この表示シート体に粘着剤を塗布して、所望の剥離用の基板上に粘着固定し、随時剥離利用できるようにして成ることを特徴とするUD表示シール。
- 所望の数字,文字,図形,記号などの所望の色で彩色した2個以上の表示部を表示し、かつ、剥離用切込線を介して1個宛配した表示シート体と、前記表示部の形状に倣って、この表示部上に不連続ないし連続した突起部と凹部などの凹凸感知部を設け、さらに前記表示部の上または下或は上下に、上,下を表す1個ずつの突起した印刷模様を施して感触で認知できるようにし、かつ前記凹凸感知部に再帰性発光塗料を含ませたシール板体とを設け、このシール板体に粘着剤を塗布して、所望の剥離用の基板上に粘着固定し、随時剥離利用できるようにして成ることを特徴とするUD表示シール。
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