JP2000192937A - 伸縮自在軸 - Google Patents
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- 238000004898 kneading Methods 0.000 claims description 4
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C3/00—Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
- F16C3/02—Shafts; Axles
- F16C3/03—Shafts; Axles telescopic
- F16C3/035—Shafts; Axles telescopic with built-in bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/02—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
- F16D3/06—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted to allow axial displacement
- F16D3/065—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted to allow axial displacement by means of rolling elements
-
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- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/06—Drive shafts
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S464/00—Rotary shafts, gudgeons, housings, and flexible couplings for rotary shafts
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- Y10S464/906—Torque transmitted via radially spaced balls
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 硬化処理中に歪みが起こらないようにし、要
望される機能的なクリアランスを保証し、そして後の機
械加工を必要としない伸縮自在軸を提供する。 【解決手段】 伸縮自在軸は外側部材６と内側部材１
２、ボール１７を備えている。外側部材６の内面には、
長手方向軸線５に対して平行に延びる外方走行溝１０を
有している。内側部材１２には、円周状に分布された内
側走行溝１４が設けられている。外側走行溝１０の数は
内側走行溝の数の２倍であり、その結果外側部材６は硬
化に好都合な断面条件を有する。硬化歪みは、対向した
外側走行溝１０と内側走行溝１４の遊びの値がケージ１
５によって案内されるボール１７によって減少され、ボ
ール１７は内側部材に対する外側部材の相対的な調整お
よびトルクの伝達を許容する。
望される機能的なクリアランスを保証し、そして後の機
械加工を必要としない伸縮自在軸を提供する。 【解決手段】 伸縮自在軸は外側部材６と内側部材１
２、ボール１７を備えている。外側部材６の内面には、
長手方向軸線５に対して平行に延びる外方走行溝１０を
有している。内側部材１２には、円周状に分布された内
側走行溝１４が設けられている。外側走行溝１０の数は
内側走行溝の数の２倍であり、その結果外側部材６は硬
化に好都合な断面条件を有する。硬化歪みは、対向した
外側走行溝１０と内側走行溝１４の遊びの値がケージ１
５によって案内されるボール１７によって減少され、ボ
ール１７は内側部材に対する外側部材の相対的な調整お
よびトルクの伝達を許容する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は外側部材と内側部材
とを有し、この内外２つの部材それぞれに走行溝が相対
向して形成されており、両走行溝間にボールを収容し、
内外２つの部材が相対的に軸方向に移動でき、かつトル
クを伝達することが可能な２本のシャフトを接続するた
めの伸縮自在軸に関する。
とを有し、この内外２つの部材それぞれに走行溝が相対
向して形成されており、両走行溝間にボールを収容し、
内外２つの部材が相対的に軸方向に移動でき、かつトル
クを伝達することが可能な２本のシャフトを接続するた
めの伸縮自在軸に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第４４１９３４１
Ｃ１号は、継手の角度が変動したときに生じる長さの変
動を補償する伸縮自在軸または伸縮自在軸部分が一体化
された２つの等速ジョイントを接続するための接続軸を
備えた駆動軸が記載されている。前記伸縮自在軸はスリ
ーブ形の外側部材とシャフト形の内側部材からなってい
る。内側部材は両部材の共通な長手方向軸に対し外側部
材の孔内で移動可能に入っている。外側部材の孔内に
は、長手方向軸に平行に延びる周部に分布された外側走
行溝が設けられている。内側部材の外面には、外側走行
溝と対向するように配置された内側走行溝が設けられて
いる。外側走行溝と内側走行溝は長手方向軸線のまわり
に同一のピッチでもって分布されている。
Ｃ１号は、継手の角度が変動したときに生じる長さの変
動を補償する伸縮自在軸または伸縮自在軸部分が一体化
された２つの等速ジョイントを接続するための接続軸を
備えた駆動軸が記載されている。前記伸縮自在軸はスリ
ーブ形の外側部材とシャフト形の内側部材からなってい
る。内側部材は両部材の共通な長手方向軸に対し外側部
材の孔内で移動可能に入っている。外側部材の孔内に
は、長手方向軸に平行に延びる周部に分布された外側走
行溝が設けられている。内側部材の外面には、外側走行
溝と対向するように配置された内側走行溝が設けられて
いる。外側走行溝と内側走行溝は長手方向軸線のまわり
に同一のピッチでもって分布されている。
【０００３】相対向した内側走行溝と外側走行溝にはト
ルクを伝達し、かつ外側部材と内側部材を相対的に長手
方向に調整するための転動接触案内部材を形成する複数
のボールを収容している。伸縮自在軸または伸縮自在軸
部分を設計するためには、内側部材は、伝達されるべき
トルク値と、予め定めておいた用途、例えば、自動車の
駆動軸に発生するピークの負荷とを考慮して、内側走行
溝のピッチとボールの大きさと数が決定された部材によ
り構成される。そして、外側部材孔内の外方走行溝のピ
ッチも同様に決定される。
ルクを伝達し、かつ外側部材と内側部材を相対的に長手
方向に調整するための転動接触案内部材を形成する複数
のボールを収容している。伸縮自在軸または伸縮自在軸
部分を設計するためには、内側部材は、伝達されるべき
トルク値と、予め定めておいた用途、例えば、自動車の
駆動軸に発生するピークの負荷とを考慮して、内側走行
溝のピッチとボールの大きさと数が決定された部材によ
り構成される。そして、外側部材孔内の外方走行溝のピ
ッチも同様に決定される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外側走
行溝の直径は内側走行溝の直径よりも大きく設定されて
いるため、外側走行溝の円周距離が大きくなり、２つの
外側走行溝の間のウェブ部では、円周方向で互いに密接
かつ隣接する内側部材の内側走行溝よりも大きい荷重集
中が発生する。外側部材に関しては、これは硬化処理中
の歪みに起因した不都合な分布である。そして、引き続
き行われる機械加工でも歪みが影響する。大きな誤差
は、回転あそび或いは調節するための通路に沿っての移
動に対する抵抗は機能に逆の作用を及ぼすため許されな
い。後に行われる機械加工はコストを増加する。
行溝の直径は内側走行溝の直径よりも大きく設定されて
いるため、外側走行溝の円周距離が大きくなり、２つの
外側走行溝の間のウェブ部では、円周方向で互いに密接
かつ隣接する内側部材の内側走行溝よりも大きい荷重集
中が発生する。外側部材に関しては、これは硬化処理中
の歪みに起因した不都合な分布である。そして、引き続
き行われる機械加工でも歪みが影響する。大きな誤差
は、回転あそび或いは調節するための通路に沿っての移
動に対する抵抗は機能に逆の作用を及ぼすため許されな
い。後に行われる機械加工はコストを増加する。
【０００５】本発明の目的は、硬化処理中に歪みが起こ
らないように或いは最小限にし、要望される機能的なク
リアランスを保証し、そして後の機械加工を必要とせ
ず、更に、コスト的に有効に製造され得るように設計さ
れた伸縮自在軸を提供することにある。
らないように或いは最小限にし、要望される機能的なク
リアランスを保証し、そして後の機械加工を必要とせ
ず、更に、コスト的に有効に製造され得るように設計さ
れた伸縮自在軸を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は駆動軸を接続す
るための伸縮自在軸において、長手方向軸線を有し、こ
の長手方向軸線上に心出しされた孔、前記長手方向軸線
のまわりに均一に分布されかつ前記長手方向軸線に対し
て平行に延びる前記孔の壁に配置される複数の外側走行
溝を有し、かつ前記外側走行溝の長手部分の外面が円環
状である外側部材を備え、長手方向軸線を有し、前記外
側部材の前記孔に入り、組み立てられた状態において前
記外側部材の長手方向軸線と一致し、外面には長手方向
軸線のまわりに均一に分布しかつ平行に延びる内側走行
溝を有する内側部材を備え、前記内側走行溝の数は外側
走行溝の数の１／２或いは１／３であり、前記内側走行
溝は円周上に分布した前記外側走行溝と対向するように
配置されて一対を形成し、前記外側走行溝と内側走行溝
との一対のところのそれぞれに転動可能に配置された複
数のボールを備えることによって達成される。
るための伸縮自在軸において、長手方向軸線を有し、こ
の長手方向軸線上に心出しされた孔、前記長手方向軸線
のまわりに均一に分布されかつ前記長手方向軸線に対し
て平行に延びる前記孔の壁に配置される複数の外側走行
溝を有し、かつ前記外側走行溝の長手部分の外面が円環
状である外側部材を備え、長手方向軸線を有し、前記外
側部材の前記孔に入り、組み立てられた状態において前
記外側部材の長手方向軸線と一致し、外面には長手方向
軸線のまわりに均一に分布しかつ平行に延びる内側走行
溝を有する内側部材を備え、前記内側走行溝の数は外側
走行溝の数の１／２或いは１／３であり、前記内側走行
溝は円周上に分布した前記外側走行溝と対向するように
配置されて一対を形成し、前記外側走行溝と内側走行溝
との一対のところのそれぞれに転動可能に配置された複
数のボールを備えることによって達成される。
【０００７】本実施態様の利点は、肉厚の違いに関係が
無く、すなわち、質量のより均一の分布と対称の設計に
より、実質的に硬化処理中に歪みの発生が起こらないこ
とである。その後は機械加工の必要がない。加えて、外
側部材はより軽量にでき、加速や減速時の質量集中がよ
り小さくできる。
無く、すなわち、質量のより均一の分布と対称の設計に
より、実質的に硬化処理中に歪みの発生が起こらないこ
とである。その後は機械加工の必要がない。加えて、外
側部材はより軽量にでき、加速や減速時の質量集中がよ
り小さくできる。
【０００８】それゆえ、外側部材の外側走行溝は内側部
材溝と併せて一体形状を形成するため、外側走行溝の数
は３或いは２で割られることができる溝数を備えていな
くてはならない。
材溝と併せて一体形状を形成するため、外側走行溝の数
は３或いは２で割られることができる溝数を備えていな
くてはならない。
【０００９】好適な実施形態によれば、スリーブ状のケ
ージが内側部材の外面と外側部材の孔の壁との間に配置
されそして前記ケージが、ボールが収容される半径の方
向貫通孔を有しそしてこの貫通孔から前記ボールが外方
走行溝と内方走行溝で一体形成したところに係合するた
めに内方にかつ外方に突出することが提案される。
ージが内側部材の外面と外側部材の孔の壁との間に配置
されそして前記ケージが、ボールが収容される半径の方
向貫通孔を有しそしてこの貫通孔から前記ボールが外方
走行溝と内方走行溝で一体形成したところに係合するた
めに内方にかつ外方に突出することが提案される。
【００１０】とくに好都合な条件は、外側走行溝を備え
た外側部材が、管状材料から出発しかつ前記外側部材の
内側の輪郭を有する内側用工具を使用して、ラウンド・
フォーム・ニーディング（Formrundkneten）によって製
造される場合に得られる。外側部材をチップの発生しな
い方法により製造することは良好な面を作り出し、かつ
誤差を観察し精密に高度の繰り返し精度の達成を可能に
する。更に、有効な構成で、製造費の低く抑えられる。
た外側部材が、管状材料から出発しかつ前記外側部材の
内側の輪郭を有する内側用工具を使用して、ラウンド・
フォーム・ニーディング（Formrundkneten）によって製
造される場合に得られる。外側部材をチップの発生しな
い方法により製造することは良好な面を作り出し、かつ
誤差を観察し精密に高度の繰り返し精度の達成を可能に
する。更に、有効な構成で、製造費の低く抑えられる。
【００１１】本発明の好適な実施形態を図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１はトルク伝達のために２つの
継手である、第１継手１と第２継手２を接続する接続軸
３を有する推進軸を示している。接続軸部分を形成して
いる伸縮自在軸４は接続軸３に一体化されている。図１
に示される駆動軸は、例えば、乗用車の車輪を駆動する
ためのサイドシャフトとして役立ち、そして差動歯車装
置へ接続し車輪へと至る。圧縮および車輪のリバウンド
中に発生する位置の変化は２つの継手１と２の連接角度
の変動をもたらす。これは、また、２つの継手１と２の
連接中心間の距離の変化を導き、その変化は伸縮自在軸
４によって補償される。これは、伸縮自在軸が長さの変
化を許容しかつまたトルクを伝達し得ねばならないこと
を意味している。
継手である、第１継手１と第２継手２を接続する接続軸
３を有する推進軸を示している。接続軸部分を形成して
いる伸縮自在軸４は接続軸３に一体化されている。図１
に示される駆動軸は、例えば、乗用車の車輪を駆動する
ためのサイドシャフトとして役立ち、そして差動歯車装
置へ接続し車輪へと至る。圧縮および車輪のリバウンド
中に発生する位置の変化は２つの継手１と２の連接角度
の変動をもたらす。これは、また、２つの継手１と２の
連接中心間の距離の変化を導き、その変化は伸縮自在軸
４によって補償される。これは、伸縮自在軸が長さの変
化を許容しかつまたトルクを伝達し得ねばならないこと
を意味している。
【００１３】しかしながら、本発明は図示された駆動軸
の実施の形態以外の他の実施の形態にも適用され得る。
例えば、伸縮自在軸は、その継手が等速継手ではない、
ユニバーサル継手である駆動軸にも使用され得る。本発
明による伸縮自在軸４は図２および図３を参照して以下
に詳細に説明される。
の実施の形態以外の他の実施の形態にも適用され得る。
例えば、伸縮自在軸は、その継手が等速継手ではない、
ユニバーサル継手である駆動軸にも使用され得る。本発
明による伸縮自在軸４は図２および図３を参照して以下
に詳細に説明される。
【００１４】伸縮自在継ぎ手４は、接続された管または
対応する長さ設計された図１による２つの継ぎ手の一方
に接続可能な外側部材６からなっている。外側部材６と
伸縮自在継ぎ手全体の長手方向軸線は符号５で示されて
いる。外側部材６は長手方向軸線５上で心出しされる孔
９と孔の内壁部とを構成しており、これらは長手方向軸
線５に対して平行に延びる円周部に分布された外側走行
溝１０が配置されている。図３から特に明らかなよう
に、外方走行溝１０として合計で１２個設けられ、その
断面は曲線で凹んだ形状である。外側走行溝１０は長手
方向軸線のまわりに均一に分布されている。外側部材６
の外面７は実質上、円環状である。
対応する長さ設計された図１による２つの継ぎ手の一方
に接続可能な外側部材６からなっている。外側部材６と
伸縮自在継ぎ手全体の長手方向軸線は符号５で示されて
いる。外側部材６は長手方向軸線５上で心出しされる孔
９と孔の内壁部とを構成しており、これらは長手方向軸
線５に対して平行に延びる円周部に分布された外側走行
溝１０が配置されている。図３から特に明らかなよう
に、外方走行溝１０として合計で１２個設けられ、その
断面は曲線で凹んだ形状である。外側走行溝１０は長手
方向軸線のまわりに均一に分布されている。外側部材６
の外面７は実質上、円環状である。
【００１５】そこには幾つかの凹部が設けられ、例え
ば、蛇腹状ブーツを固定するのに役立つ環状溝８があ
る。外側部材６は外側走行溝１０と外側走行溝間のウェ
ブの輪郭に対応した内側用工具を使用して、ラウンド・
フォーム・ニーディングによって製造される。ラウンド
・フォーム・ニーディングは、管状材料から出発して、
チップの出ない形成方法で高度の寸法的精度を簡単な方
法で達成され得る。それは好都合な構造を結果として生
じる。
ば、蛇腹状ブーツを固定するのに役立つ環状溝８があ
る。外側部材６は外側走行溝１０と外側走行溝間のウェ
ブの輪郭に対応した内側用工具を使用して、ラウンド・
フォーム・ニーディングによって製造される。ラウンド
・フォーム・ニーディングは、管状材料から出発して、
チップの出ない形成方法で高度の寸法的精度を簡単な方
法で達成され得る。それは好都合な構造を結果として生
じる。
【００１６】外側部材６の孔９内には、外側走行溝１０
部分の範囲の境界を定めている環状挿入材１１が導入さ
れている。組み立てられた状態において、内側部材１２
の長手方向軸線は孔９の長手方向軸線と一致し、内方部
材１２は孔９に入っている。内側部材１２の外面１３に
は、長手方向軸線５に対して平行に延びた内側走行溝１
４を有し、内側走行溝１４は円周状に分布している。内
側部材１２は中実であるが、それは、また、窪み形のジ
ャーナル部分を提供し、回転のためにしっかりした方法
で、例えば、図１による継手の１つに接続される。
部分の範囲の境界を定めている環状挿入材１１が導入さ
れている。組み立てられた状態において、内側部材１２
の長手方向軸線は孔９の長手方向軸線と一致し、内方部
材１２は孔９に入っている。内側部材１２の外面１３に
は、長手方向軸線５に対して平行に延びた内側走行溝１
４を有し、内側走行溝１４は円周状に分布している。内
側部材１２は中実であるが、それは、また、窪み形のジ
ャーナル部分を提供し、回転のためにしっかりした方法
で、例えば、図１による継手の１つに接続される。
【００１７】外側部材６は合計１２個の外側走行溝１０
を有する一方、内側部材１２は６個だけの内側走行溝１
４、すなわち、外側走行溝１０の数の半分を有してい
る。しかしながら、伝達されるべきトルクの量に応じ
て、内側部材１２は、また、外側走行溝１０の数の１／
３に対応する、４個のみの内方走行溝からなることがで
きる。前記内側走行溝１４は外面１３に均一に分布さ
れ、その結果１つの内方走行溝１４が外方走行溝１０と
対向に位置決めされ、内方走行溝１４と外方走行溝１０
とで一対を形成している。１つまたは２つのさらに他の
外側走行溝１０が２つの内方走行溝間のところで、内側
部材の外面１３と反対に位置している。
を有する一方、内側部材１２は６個だけの内側走行溝１
４、すなわち、外側走行溝１０の数の半分を有してい
る。しかしながら、伝達されるべきトルクの量に応じ
て、内側部材１２は、また、外側走行溝１０の数の１／
３に対応する、４個のみの内方走行溝からなることがで
きる。前記内側走行溝１４は外面１３に均一に分布さ
れ、その結果１つの内方走行溝１４が外方走行溝１０と
対向に位置決めされ、内方走行溝１４と外方走行溝１０
とで一対を形成している。１つまたは２つのさらに他の
外側走行溝１０が２つの内方走行溝間のところで、内側
部材の外面１３と反対に位置している。
【００１８】内側部材１２の外面１３と外側部材６の孔
９の壁との間の半径方向の空間には、内側走行溝１４と
外側走行溝１０との対向部分に、長手方向軸線５からオ
フセットして複数の円周部に分布された貫通孔１６を有
するスリーブ形状のケージ１５が配置されている。貫通
孔１６はボール１７を受容するのに役立ち、ボール１７
は各一対の内側走行溝１４と外側走行溝１４のところ
で、貫通孔１６の内方で半径方向の外方に突出したとこ
ろで係合している。図３は、結果として、外側走行溝１
０のひとつおきにボール１７が入れてあることを示して
いる。これは、外側部材６内の質量のより均等な分布を
導き、その結果、外側走行溝１０が外方部材６内で硬化
処理された後、実質的に歪みが発生せずそして機能的に
要求される誤差が観察されることができる。
９の壁との間の半径方向の空間には、内側走行溝１４と
外側走行溝１０との対向部分に、長手方向軸線５からオ
フセットして複数の円周部に分布された貫通孔１６を有
するスリーブ形状のケージ１５が配置されている。貫通
孔１６はボール１７を受容するのに役立ち、ボール１７
は各一対の内側走行溝１４と外側走行溝１４のところ
で、貫通孔１６の内方で半径方向の外方に突出したとこ
ろで係合している。図３は、結果として、外側走行溝１
０のひとつおきにボール１７が入れてあることを示して
いる。これは、外側部材６内の質量のより均等な分布を
導き、その結果、外側走行溝１０が外方部材６内で硬化
処理された後、実質的に歪みが発生せずそして機能的に
要求される誤差が観察されることができる。
【００１９】
【発明の効果】叙上のごとく、駆動軸を接続するための
伸縮自在軸において、長手方向軸線を有し、この長手方
向軸線上に心出しされた孔、前記長手方向軸線のまわり
に均一に分布されかつ前記長手方向軸線に対して平行に
延び前記孔の壁に配置される複数の外側走行溝を有し、
かつ前記外側走行溝の長手部分の外面が円環状である外
側部材を備え、長手方向軸線を有し、前記外側部材の前
記孔に入り、組み立てられた状態において前記外側部材
の長手方向軸線と一致し、外面には長手方向軸線のまわ
りに均一に分布しかつ平行に延びる内側走行溝を有する
内側部材を備え、前記内側走行溝の数は外側走行溝の数
の１／２或いは１／３であり、前記内側走行溝は円周上
に分布した前記外側走行溝と対向するように配置されて
一対を形成し、前記外側走行溝と内側走行溝との一対の
ところのそれぞれに転動可能に配置された複数のボール
を備えた構成としたので、肉厚に関係なく、質量の均一
の分布と対称の設計により歪みが硬化処理のの間中発生
しないか或いは最小限にでき、要望される機能的クリア
ランスを保証し、その後機械加工を必要とせずかつまた
コスト的に有効に製造され得る伸縮自在軸を提供するこ
とにある。
伸縮自在軸において、長手方向軸線を有し、この長手方
向軸線上に心出しされた孔、前記長手方向軸線のまわり
に均一に分布されかつ前記長手方向軸線に対して平行に
延び前記孔の壁に配置される複数の外側走行溝を有し、
かつ前記外側走行溝の長手部分の外面が円環状である外
側部材を備え、長手方向軸線を有し、前記外側部材の前
記孔に入り、組み立てられた状態において前記外側部材
の長手方向軸線と一致し、外面には長手方向軸線のまわ
りに均一に分布しかつ平行に延びる内側走行溝を有する
内側部材を備え、前記内側走行溝の数は外側走行溝の数
の１／２或いは１／３であり、前記内側走行溝は円周上
に分布した前記外側走行溝と対向するように配置されて
一対を形成し、前記外側走行溝と内側走行溝との一対の
ところのそれぞれに転動可能に配置された複数のボール
を備えた構成としたので、肉厚に関係なく、質量の均一
の分布と対称の設計により歪みが硬化処理のの間中発生
しないか或いは最小限にでき、要望される機能的クリア
ランスを保証し、その後機械加工を必要とせずかつまた
コスト的に有効に製造され得る伸縮自在軸を提供するこ
とにある。
【図１】両端に２つの等速継手を備えた駆動軸および本
発明の伸縮自在軸を備えた接続軸の全体図である。
発明の伸縮自在軸を備えた接続軸の全体図である。
【図２】伸縮自在軸部分を示す拡大長手方向断面図であ
る。
る。
【図３】さらに拡大して示す図２の断面線ＩＩ−ＩＩに
沿う断面図である。
沿う断面図である。
１ 第１継手 ２ 第２継手 ３ 接続軸 ４ 伸縮自在継手 ５ 長手方向軸線 ６ 外側部材 ７ 外面 ８ 環状溝 ９ 孔 １０ 外側走行溝 １２ 内側部材 １３ 外面 １４ 内側走行溝 １５ ケージ １６ 貫通孔 １７ ボール
Claims (3)
- 【請求項１】 駆動軸を接続するための伸縮自在軸にお
いて、 長手方向軸線（５）を有し、この長手方向軸線（５）上
に心出しされた孔（９）、前記長手方向軸線（５）のま
わりに均一に分布されかつ前記長手方向軸線（５）に対
して平行に延び前記孔（９）の壁に配置される複数の外
側走行溝（１０）を有し、かつ前記外側走行溝（１０）
の長手部分の外面が円環状である外側部材（６）を備
え、 長手方向軸線（５）を有し、前記外側部材（６）の前記
孔（９）に入り、組み立てられた状態において、前記外
側部材（６）の長手方向軸線と一致し、外面（１３）に
は長手方向軸線（５）のまわりに均一に分布しかつ平行
に延びる内側走行溝（１４）を備えた内側部材（１２）
を備え、 前記内側走行溝（１４）の数は前記外方走行溝（１０）
の数の１／２或いは１／３であり、前記内側走行溝（１
４）は円周状に分布した前記外側走行溝（１０）と対向
するように配置されて一対を形成し、 前記外側走行溝（１０）と前記内側走行溝（１４）との
前記一対のところにそれぞれ転動可能に配置された複数
のボール（１７）を備えている、ことを特徴とする伸縮
自在軸。 - 【請求項２】 スリーブ状であるケージ（１５）が前記
内側部材（１２）の前記外面（１３）と前記外側部材
（６）の前記孔（９）の壁との間に配置され、そして前
記ケージ（１５）が前記ボール（１７）を収容する半径
方向貫通孔（１６）を有しそして前記半径方向貫通孔
（１６）は内方かつ外方に突出し前記ボール（１７）が
前記外側走行溝（１０）と前記内側走行溝（１４）とで
形成された一対のところで係合する、ことを特徴とする
請求項１に記載の伸縮自在軸。 - 【請求項３】 前記外側走行溝（１０）を備えた前記外
側部材（６）が、管状材料から出発し、前記外側部材
（６）の内側の輪郭を有する内側用工具を使用して、ラ
ウンド・フォーム・ニーディングより製造される、こと
を特徴とする請求項１に記載の伸縮自在軸。
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