JP2000192603A - 天井パネルの固定構造 - Google Patents
天井パネルの固定構造Info
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- JP2000192603A JP2000192603A JP10368629A JP36862998A JP2000192603A JP 2000192603 A JP2000192603 A JP 2000192603A JP 10368629 A JP10368629 A JP 10368629A JP 36862998 A JP36862998 A JP 36862998A JP 2000192603 A JP2000192603 A JP 2000192603A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、天井パネルの壁際の取り付け
において、固定金物が壁面から突出することなく壁際に
取り付けることができ、回り縁の取り付けなどの障害と
ならない天井パネルの固定構造を提供することである。 【解決手段】天井パネル1の端部に、水平方向の少なく
とも一方向にスライド自在に固定金物2を取り付け、固
定金物2の垂直片3を壁下地5に固定する。固定金物2
の垂直片3には壁下地5の表面に、前記垂直片3の外縁
に沿って切れ込みを形成する切断片6を形成する。
において、固定金物が壁面から突出することなく壁際に
取り付けることができ、回り縁の取り付けなどの障害と
ならない天井パネルの固定構造を提供することである。 【解決手段】天井パネル1の端部に、水平方向の少なく
とも一方向にスライド自在に固定金物2を取り付け、固
定金物2の垂直片3を壁下地5に固定する。固定金物2
の垂直片3には壁下地5の表面に、前記垂直片3の外縁
に沿って切れ込みを形成する切断片6を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】天井パネルの端部を壁下地の
上端に固定する天井パネルの固定構造に関するものであ
る。
上端に固定する天井パネルの固定構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の天井パネルの取り付けは次のよう
に行われていた。フレーム101の下面に石膏ボードな
どからなる天井下地102を貼設して天井パネル103
を構成し、天井パネル103の壁際側の端部下面に固定
金物104を取り付ける。固定金物104は、水平片1
05と屋内側で下方に折れ曲がる垂直片106により構
成されていた。その施工手順は、まず固定金物104の
水平片105を天井パネル102の端部にビス止めす
る。次に、固定金物104の水平片105の下面を壁下
地107の上端に載置するとともに、天井パネル103
を壁際方向にずらして、垂直片106を壁下地107に
当接し、ビス止めする。
に行われていた。フレーム101の下面に石膏ボードな
どからなる天井下地102を貼設して天井パネル103
を構成し、天井パネル103の壁際側の端部下面に固定
金物104を取り付ける。固定金物104は、水平片1
05と屋内側で下方に折れ曲がる垂直片106により構
成されていた。その施工手順は、まず固定金物104の
水平片105を天井パネル102の端部にビス止めす
る。次に、固定金物104の水平片105の下面を壁下
地107の上端に載置するとともに、天井パネル103
を壁際方向にずらして、垂直片106を壁下地107に
当接し、ビス止めする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の天井固定構造に
よると、固定金物104の垂直片106は壁下地107
表面に当接されるのみであるので、壁下地107表面か
ら垂直片106の厚み分突出する。天井下地102と壁
下地107の入り隅には回り縁108が取り付けられる
が、回り縁108を取り付ける際、垂直片106が障害
となるため、図6に示すように、回り縁108の裏面に
窪みを設けなければならなかった。一方固定金物104
は天井パネル103に単にビス止めされるのみであるの
で、固定金物104の位置調節を行うには、一旦天井パ
ネル103を降ろして、固定金物104を取り外し、再
度ビス止めするという作業を行わなければならなかっ
た。本発明の目的は、天井パネルの壁際の取り付けにお
いて、固定金物が壁面から突出することなく壁際に取り
付けることができ、回り縁の取り付けなどの障害となら
ない天井パネルの固定構造を提供することである。
よると、固定金物104の垂直片106は壁下地107
表面に当接されるのみであるので、壁下地107表面か
ら垂直片106の厚み分突出する。天井下地102と壁
下地107の入り隅には回り縁108が取り付けられる
が、回り縁108を取り付ける際、垂直片106が障害
となるため、図6に示すように、回り縁108の裏面に
窪みを設けなければならなかった。一方固定金物104
は天井パネル103に単にビス止めされるのみであるの
で、固定金物104の位置調節を行うには、一旦天井パ
ネル103を降ろして、固定金物104を取り外し、再
度ビス止めするという作業を行わなければならなかっ
た。本発明の目的は、天井パネルの壁際の取り付けにお
いて、固定金物が壁面から突出することなく壁際に取り
付けることができ、回り縁の取り付けなどの障害となら
ない天井パネルの固定構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、天井パネル
の端部に、水平方向の少なくとも一方向にスライド自在
に固定金物を取り付け、固定金物の垂直片を壁下地面に
固定する。固定金物を水平方向にスライド自在に取り付
けたので、固定金物の水平方向の位置調節を天井パネル
を壁際に載置した状態で行うことができ、作業性が向上
する。
の端部に、水平方向の少なくとも一方向にスライド自在
に固定金物を取り付け、固定金物の垂直片を壁下地面に
固定する。固定金物を水平方向にスライド自在に取り付
けたので、固定金物の水平方向の位置調節を天井パネル
を壁際に載置した状態で行うことができ、作業性が向上
する。
【0005】また、固定金物の垂直片には壁下地の表面
に、前記垂直片の外縁に沿って切れ込みを形成する切断
片を形成してもよい。この構成によると、天井下地の表
面を垂直片の外縁に沿って切断することができるので、
垂直片を天井パネルに当接した後、垂直片をハンマーな
どで打撃することで、容易に垂直片を壁下地に埋没させ
ることができ、垂直片が壁下地面から突出しない。これ
により、壁下地の表面に回り縁が取り付けられる場合で
も、その裏面に窪みを形成することが不要になり、回り
縁のコストダウンを図ることができる。また、垂直片と
壁下地面間に凹凸が無くなるので、回り縁を設けず、直
接壁クロスを貼設する仕上にも対応することができる。
に、前記垂直片の外縁に沿って切れ込みを形成する切断
片を形成してもよい。この構成によると、天井下地の表
面を垂直片の外縁に沿って切断することができるので、
垂直片を天井パネルに当接した後、垂直片をハンマーな
どで打撃することで、容易に垂直片を壁下地に埋没させ
ることができ、垂直片が壁下地面から突出しない。これ
により、壁下地の表面に回り縁が取り付けられる場合で
も、その裏面に窪みを形成することが不要になり、回り
縁のコストダウンを図ることができる。また、垂直片と
壁下地面間に凹凸が無くなるので、回り縁を設けず、直
接壁クロスを貼設する仕上にも対応することができる。
【0006】天井パネルの端面には、その下端が、壁下
地の上面に載置される下地桟を取り付け、下地桟の下面
に固定金物の水平片を取り付けてもよい。この構成によ
ると、下地桟により天井パネルを壁下地材の上端に仮置
きする事ができ、施工が容易であるとともに、下地桟が
載置された状態で固定されるので、天井パネル取り付け
の信頼性が向上する。
地の上面に載置される下地桟を取り付け、下地桟の下面
に固定金物の水平片を取り付けてもよい。この構成によ
ると、下地桟により天井パネルを壁下地材の上端に仮置
きする事ができ、施工が容易であるとともに、下地桟が
載置された状態で固定されるので、天井パネル取り付け
の信頼性が向上する。
【0007】固定金物の垂直片の屋外側には、垂直片か
ら屋外側に向かって水平に突出し、壁下地上端に載置さ
れる仮置き片を形成してもよい。仮置き片により、天井
パネルを仮置きすることができるので天井パネルの施工
が容易であり、また、仮置き片は固定金物と一体に形成
されているので、固定金物を取り付けることで仮置き片
をも同時に天井パネルに取り付けることができる。
ら屋外側に向かって水平に突出し、壁下地上端に載置さ
れる仮置き片を形成してもよい。仮置き片により、天井
パネルを仮置きすることができるので天井パネルの施工
が容易であり、また、仮置き片は固定金物と一体に形成
されているので、固定金物を取り付けることで仮置き片
をも同時に天井パネルに取り付けることができる。
【0008】天井パネルを、フレームの下面に天井下地
を貼設して形成し、固定金物の水平片を、フレームと天
井下地の間に挿入して取り付けてもよい。この構成によ
ると、簡便な構成で固定金物を天井パネルに容易にスラ
イド自在に取り付けることができ、また、屋内外方向に
限らず、全水平方向にスライドさせることができて、固
定金物の取り付け位置の調節の自由度が向上する。
を貼設して形成し、固定金物の水平片を、フレームと天
井下地の間に挿入して取り付けてもよい。この構成によ
ると、簡便な構成で固定金物を天井パネルに容易にスラ
イド自在に取り付けることができ、また、屋内外方向に
限らず、全水平方向にスライドさせることができて、固
定金物の取り付け位置の調節の自由度が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。天井パネル1の端部に、水平方向の少なく
とも一方向にスライド自在に固定金物2を取り付け、固
定金物2の垂直片3を壁下地5に固定する。固定金物2
の垂直片3には壁下地5の表面に、前記垂直片3の外縁
に沿って切れ込みを形成する切断片6を形成する。
き説明する。天井パネル1の端部に、水平方向の少なく
とも一方向にスライド自在に固定金物2を取り付け、固
定金物2の垂直片3を壁下地5に固定する。固定金物2
の垂直片3には壁下地5の表面に、前記垂直片3の外縁
に沿って切れ込みを形成する切断片6を形成する。
【0010】天井パネル1は、角材を矩形に組み合わせ
て成るフレーム7の下面に石膏ボードからなる天井下地
8が貼設されて構成されている。壁際に位置する天井パ
ネル1の端部には、天井パネル1取り付け時、壁下地5
に載置される下地桟9が取付けられている。この、天井
パネル1は、壁際から順に取付けられ、二辺を壁際或い
は、隣接する天井パネル1に取付けてその二辺と接しな
いコーナーを天井支持レールから吊り下げて固定される
ものである。
て成るフレーム7の下面に石膏ボードからなる天井下地
8が貼設されて構成されている。壁際に位置する天井パ
ネル1の端部には、天井パネル1取り付け時、壁下地5
に載置される下地桟9が取付けられている。この、天井
パネル1は、壁際から順に取付けられ、二辺を壁際或い
は、隣接する天井パネル1に取付けてその二辺と接しな
いコーナーを天井支持レールから吊り下げて固定される
ものである。
【0011】天井が取付けられる壁には、壁下地5とし
て石膏ボードが貼設されている。天井パネル1の端部に
は固定金物2が取付けられる。固定金物2の形状は、図
3に示す通りであり、垂直片3と垂直片3の上端に連続
する水平片4からなり、垂直片3の外縁には壁下地5の
石膏ボードの表面紙を切断する切断片6が形成されてい
る。切断片6の形状は図示する様に、のこ歯状である。
切断片6は垂直片3の両側、及び下側をのこ歯状に切断
した後、直角に折り曲げて形成されている。
て石膏ボードが貼設されている。天井パネル1の端部に
は固定金物2が取付けられる。固定金物2の形状は、図
3に示す通りであり、垂直片3と垂直片3の上端に連続
する水平片4からなり、垂直片3の外縁には壁下地5の
石膏ボードの表面紙を切断する切断片6が形成されてい
る。切断片6の形状は図示する様に、のこ歯状である。
切断片6は垂直片3の両側、及び下側をのこ歯状に切断
した後、直角に折り曲げて形成されている。
【0012】また、垂直片3には、ビス孔10が形成さ
れているが、その周囲は切断片6が形成された方向に突
出して断面台形の環状突出部11が形成されている。こ
のビス孔10にはビス頭が皿型のビス12が挿入され、
環状突出部11の内側面にビス頭の下面が当接される。
本実施の形態の固定金物2は、端部を折り曲げて切断片
6を形成するので、固定金物2を薄物の金属板で構成し
た方が鋭利な切断片6を構成できる。一方、薄物の金属
板で構成した場合に、単なる貫通孔からなるビス孔10
を形成し、ビス頭を固定金物2表面から突出させないよ
うにするには、ビス頭の外径と貫通孔の内径がほとんど
同一となって、ビス頭の掛かり代わずかとなって、ビス
12を打ち込む際ビス頭が金物から脱落するおそれがあ
る。本実施の形態では、環状突出部11が形成されてお
り、ビス頭が環状突出部11の内側面に沿うので、環状
突出部11が掛かり代となって脱落を防止することがで
きる。従って、前述のように、固定金物2を薄板で構成
して鋭利な切断片6を構成しながら、確実にビス止めす
ることが可能である。
れているが、その周囲は切断片6が形成された方向に突
出して断面台形の環状突出部11が形成されている。こ
のビス孔10にはビス頭が皿型のビス12が挿入され、
環状突出部11の内側面にビス頭の下面が当接される。
本実施の形態の固定金物2は、端部を折り曲げて切断片
6を形成するので、固定金物2を薄物の金属板で構成し
た方が鋭利な切断片6を構成できる。一方、薄物の金属
板で構成した場合に、単なる貫通孔からなるビス孔10
を形成し、ビス頭を固定金物2表面から突出させないよ
うにするには、ビス頭の外径と貫通孔の内径がほとんど
同一となって、ビス頭の掛かり代わずかとなって、ビス
12を打ち込む際ビス頭が金物から脱落するおそれがあ
る。本実施の形態では、環状突出部11が形成されてお
り、ビス頭が環状突出部11の内側面に沿うので、環状
突出部11が掛かり代となって脱落を防止することがで
きる。従って、前述のように、固定金物2を薄板で構成
して鋭利な切断片6を構成しながら、確実にビス止めす
ることが可能である。
【0013】固定金物2の水平片4には、垂直片3側か
ら対向する端部に向かって延びる長孔13が形成されて
いる。長孔13には、ビス12が挿入されるので、固定
金物2を壁面と直角方向に水平移動させることが出来
る。固定金物2は長孔13を介して、天井パネル1端部
に取付けた下地桟9の下面にビス打ちして、天井パネル
1に取り付ける。
ら対向する端部に向かって延びる長孔13が形成されて
いる。長孔13には、ビス12が挿入されるので、固定
金物2を壁面と直角方向に水平移動させることが出来
る。固定金物2は長孔13を介して、天井パネル1端部
に取付けた下地桟9の下面にビス打ちして、天井パネル
1に取り付ける。
【0014】本実施の形態の天井パネル1の施工手順に
ついて説明する。先ず、天井パネル1の端部に下地桟9
を取り付ける。下地桟9は天井パネル1の端面に側面か
らビス打ち等して固定される。次に下地桟9の下面に、
固定金物2の水平片4を当接し、長孔13にビス打ちし
て、固定金物2を天井パネル1にスライド自在に取り付
ける。次に天井パネル1を持ち上げ、前記下地桟9を壁
下地5の上端に載置し、反対側のコーナーを天井レール
から吊り下げて仮固定する。固定金物2の垂直片3をハ
ンマー等で打撃して、垂直片3外縁の切断片6を壁下地
5に打ち込み(第2図参照)、壁下地5を構成する石膏
ボードの表面紙を切断して、垂直片3を埋没させ、垂直
片3の表面と壁下地5の表面を面一にする。この時、前
記環状突出部11も同時に壁下地5に打ち込まれ埋没す
る。環状突出部11が形成されたビス孔10にビス12
を挿入し、ねじ込んで天井パネル1の取り付けが終了す
る。天井部に回り縁14が取り付けられる場合には、垂
直片3の表面と壁下地5の表面が面一であるので、回り
縁14の裏面は平らに形成しておけばよい。また、壁ク
ロスを直接貼設する場合であっても、凹凸が生じずきれ
いな仕上がりを構成することが出来る。
ついて説明する。先ず、天井パネル1の端部に下地桟9
を取り付ける。下地桟9は天井パネル1の端面に側面か
らビス打ち等して固定される。次に下地桟9の下面に、
固定金物2の水平片4を当接し、長孔13にビス打ちし
て、固定金物2を天井パネル1にスライド自在に取り付
ける。次に天井パネル1を持ち上げ、前記下地桟9を壁
下地5の上端に載置し、反対側のコーナーを天井レール
から吊り下げて仮固定する。固定金物2の垂直片3をハ
ンマー等で打撃して、垂直片3外縁の切断片6を壁下地
5に打ち込み(第2図参照)、壁下地5を構成する石膏
ボードの表面紙を切断して、垂直片3を埋没させ、垂直
片3の表面と壁下地5の表面を面一にする。この時、前
記環状突出部11も同時に壁下地5に打ち込まれ埋没す
る。環状突出部11が形成されたビス孔10にビス12
を挿入し、ねじ込んで天井パネル1の取り付けが終了す
る。天井部に回り縁14が取り付けられる場合には、垂
直片3の表面と壁下地5の表面が面一であるので、回り
縁14の裏面は平らに形成しておけばよい。また、壁ク
ロスを直接貼設する場合であっても、凹凸が生じずきれ
いな仕上がりを構成することが出来る。
【0015】次に異なる実施の形態について、前記実施
の形態と異なる点のみを説明する。固定金物2は、図5
に示すように、垂直片3の上端付近を切断片6の突出方
向、即ち壁下地5方向に折り曲げて形成した仮置き片1
5が形成されている。また、上端の水平片4は、前記実
施の形態とは反対に、屋内側、即ち、切断片6と反対側
に折り曲げられて形成されている。また、水平片4の先
端は、先細なっており、天井パネル1の天井下地8とフ
レーム7間への挿入を容易に行うことができる。また、
水平片4には三角状に切り起こされた、返し16が形成
されており、施工時に固定金物2が脱落することを防止
している。
の形態と異なる点のみを説明する。固定金物2は、図5
に示すように、垂直片3の上端付近を切断片6の突出方
向、即ち壁下地5方向に折り曲げて形成した仮置き片1
5が形成されている。また、上端の水平片4は、前記実
施の形態とは反対に、屋内側、即ち、切断片6と反対側
に折り曲げられて形成されている。また、水平片4の先
端は、先細なっており、天井パネル1の天井下地8とフ
レーム7間への挿入を容易に行うことができる。また、
水平片4には三角状に切り起こされた、返し16が形成
されており、施工時に固定金物2が脱落することを防止
している。
【0016】本実施の形態の施工手順について説明す
る。先ず、天井パネル1の一端の天井下地8とフレーム
7間に水平片4を挿入し、固定金物2を取り付ける。次
に、天井金物を持ち上げ、仮置き片15を壁下地5に載
置した後、反対側のコーナーを天井レールから吊り下げ
て仮固定する。次に垂直片3の表面をハンマー等で打撃
し、壁下地5の表面に垂直片3を埋没させる。垂直片3
のビス孔10にビス12を打ち込み天井パネル1の取り
付けが完了する。
る。先ず、天井パネル1の一端の天井下地8とフレーム
7間に水平片4を挿入し、固定金物2を取り付ける。次
に、天井金物を持ち上げ、仮置き片15を壁下地5に載
置した後、反対側のコーナーを天井レールから吊り下げ
て仮固定する。次に垂直片3の表面をハンマー等で打撃
し、壁下地5の表面に垂直片3を埋没させる。垂直片3
のビス孔10にビス12を打ち込み天井パネル1の取り
付けが完了する。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、固定金物
を水平方向にスライド自在に取り付けたので、固定金物
の水平方向の位置調節を天井パネルを壁際に載置した状
態で行うことができ、作業性が向上する。
を水平方向にスライド自在に取り付けたので、固定金物
の水平方向の位置調節を天井パネルを壁際に載置した状
態で行うことができ、作業性が向上する。
【0018】請求項2記載の発明によると、天井下地の
表面を垂直片の外縁に沿って切断することができるの
で、垂直片を天井パネルに当接した後、垂直片をハンマ
ーなどで打撃することで、容易に垂直片を壁下地に埋没
させることができ、垂直片が壁下地面から突出しない。
これにより、壁下地の表面に回り縁が取り付けられる場
合でも、その裏面に窪みを形成することが不要になり、
回り縁のコストダウンを図ることができる。また、垂直
片と壁下地面間に凹凸が無くなるので、回り縁を設け
ず、直接壁クロスを貼設する仕上にも対応することがで
きる。
表面を垂直片の外縁に沿って切断することができるの
で、垂直片を天井パネルに当接した後、垂直片をハンマ
ーなどで打撃することで、容易に垂直片を壁下地に埋没
させることができ、垂直片が壁下地面から突出しない。
これにより、壁下地の表面に回り縁が取り付けられる場
合でも、その裏面に窪みを形成することが不要になり、
回り縁のコストダウンを図ることができる。また、垂直
片と壁下地面間に凹凸が無くなるので、回り縁を設け
ず、直接壁クロスを貼設する仕上にも対応することがで
きる。
【0019】請求項3記載の発明によると、下地桟によ
り天井パネルを壁下地材の上端に仮置きする事ができ、
施工が容易であるとともに、下地桟が載置された状態で
固定されるので、天井パネル取り付けの信頼性が向上す
る。
り天井パネルを壁下地材の上端に仮置きする事ができ、
施工が容易であるとともに、下地桟が載置された状態で
固定されるので、天井パネル取り付けの信頼性が向上す
る。
【0020】請求項4記載の発明によると、仮置き片に
より、天井パネルを仮置きすることができるので天井パ
ネルの施工が容易であり、また、仮置き片は固定金物と
一体に形成されているので、固定金物を取り付けること
で仮置き片をも同時に天井パネルに取り付けることがで
きる。
より、天井パネルを仮置きすることができるので天井パ
ネルの施工が容易であり、また、仮置き片は固定金物と
一体に形成されているので、固定金物を取り付けること
で仮置き片をも同時に天井パネルに取り付けることがで
きる。
【0021】請求項5記載の発明によると、簡便な構成
で固定金物を天井パネルに容易にスライド自在に取り付
けることができ、また、屋内外方向に限らず、全水平方
向にスライドさせることができて、固定金物の取り付け
位置の調節の自由度が向上する。
で固定金物を天井パネルに容易にスライド自在に取り付
けることができ、また、屋内外方向に限らず、全水平方
向にスライドさせることができて、固定金物の取り付け
位置の調節の自由度が向上する。
【図1】本発明の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態の、固定金物を壁下地に
埋没させる工程を示す縦断面図である。
埋没させる工程を示す縦断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の固定金物を示す斜視図
である。
である。
【図4】本発明の異なる実施の形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の異なる実施の形態の固定金物を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】従来例を示す縦断面図である。
1 天井パネル 2 固定金物 3 垂直片 4 水平片 5 壁下地 6 切断片 15 仮置き片
Claims (5)
- 【請求項1】 天井パネルの端部に、水平方向の少なく
とも一方向にスライド自在に固定金物を取り付け、固定
金物の垂直片を壁下地面に固定したことを特徴とする天
井パネルの固定構造。 - 【請求項2】 固定金物の垂直片には壁下地の表面に、
前記垂直片の外縁に沿って切れ込みを形成する切断片が
形成されていることを特徴とする請求項1記載の天井パ
ネルの固定構造。 - 【請求項3】 天井パネルの端面には、その下面が、壁
下地の上面に載置される下地桟が取り付けられており、
下地桟の下面に固定金物の水平片が取り付けられている
ことを特徴とする請求項1または2記載の天井パネルの
構造。 - 【請求項4】 固定金物の垂直片の屋外側には、垂直片
から屋外側に向かって水平に突出し、壁下地上端に載置
される仮置き片が形成されていることを特徴とする請求
項1、2または3記載の天井パネルの固定構造。 - 【請求項5】 天井パネルが、フレームの下面に天井下
地を貼設して形成され、固定金物の水平片が、フレーム
と天井下地の間に挿入されていることを特徴とする請求
項1、2または4記載の天井パネルの固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10368629A JP2000192603A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 天井パネルの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10368629A JP2000192603A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 天井パネルの固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000192603A true JP2000192603A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18492322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10368629A Withdrawn JP2000192603A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 天井パネルの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000192603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110459015A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-15 | 湖南兴元科技股份有限公司 | 一种药品自动售货机 |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP10368629A patent/JP2000192603A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110459015A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-15 | 湖南兴元科技股份有限公司 | 一种药品自动售货机 |
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