JP2000191514A - 皮脂除去剤組成物 - Google Patents

皮脂除去剤組成物

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JP2000191514A
JP2000191514A JP11282686A JP28268699A JP2000191514A JP 2000191514 A JP2000191514 A JP 2000191514A JP 11282686 A JP11282686 A JP 11282686A JP 28268699 A JP28268699 A JP 28268699A JP 2000191514 A JP2000191514 A JP 2000191514A
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sebum
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chloride
polyoxyethylene
acid
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JP11282686A
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Reiko Kimura
玲子 木村
Kiyo Adachi
喜世 安達
Masako Fujizu
雅子 藤津
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Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 無機塩と非イオン界面活性剤と陽イオン
界面活性剤とを含有してなり、25℃におけるオレイン
酸に対する界面張力値が0〜0.05mN/mである皮
脂除去剤組成物。 【効果】 例えば皮膚表面に付着した皮脂は勿論、毛包
内に蓄積された皮脂であっても除去することができ、そ
の結果、ニキビ、脂漏性皮膚炎、脱毛症等の皮膚疾患に
対して十分な予防、治療効果を得ることができるので、
本発明の皮脂除去剤組成物は、ニキビ、脂漏性皮膚炎、
脱毛症等の皮膚疾患の予防・治療剤等としての皮膚外用
皮脂除去剤として特に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛包内等に蓄積さ
れた皮脂を容易に溶出させることができ、更に繊維間及
び多孔質を有する硬質表面の孔の中等に蓄積された皮脂
であっても容易に溶出させることができる皮脂除去剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】尋常性
ざ瘡(ニキビ)、脂漏性皮膚炎及び脱毛症等の発症には
多くの要因が関与しており、発症の背景、或いは助長因
子としては、思春期における内分泌の変動、遺伝的因
子、外的刺激、神経的ストレス、皮膚の不潔、外界の温
度等が挙げられる。
【0003】従って、皮膚表面の皮脂等の汚れを除去し
て清潔に保つことは勿論、毛包内に蓄積された皮脂を除
去することができれば、ニキビ、脂漏性皮膚炎及び脱毛
症等の予防、治療に有用であることは明らかである。
【0004】しかしながら、毛包内に蓄積された皮脂を
除去できる技術は未だ開発されておらず、例えば従来の
皮膚洗浄剤は、界面活性剤によって皮膚表面に付着した
皮脂のみを除去するにとどまっていた。
【0005】一方、衣類の襟や袖口等は特に汚れが激し
く、繊維の中まで皮脂が入り込んでしまい、通常の洗剤
を使用した洗濯では繊維間にたまった皮脂を十分に洗い
落とすことができず、無理に洗い落とそうとすると、繊
維を傷めてしまうという問題があった。そのため、洗濯
前に汚れのひどい箇所にいわゆるプレケア製品を塗布、
浸透させて、あらかじめ皮脂を浮かした後、通常の洗濯
石鹸を用いて洗濯をすることが行われているが、従来の
プレケア製品では繊維の中まで入り込んだ皮脂を十分に
除去することはできなかった。
【0006】また、素焼き製品のように多孔質を有する
硬質表面からなる家具や電化製品、台所用品、浴室関連
用品などの家庭用製品の場合、人が手を触れたりするこ
とによって表面の孔の中に手の汚れなどの皮脂が入り込
み易く、これを除去するには例えばブラシ等でこすって
洗い流すことが考えられるが、このような機械的な方法
の場合、製品の硬質表面を傷つけるおそれがあった。
【0007】本発明は、上記要望に応えるためになされ
たものであり、毛包内等に蓄積された皮脂を容易に溶出
させることができ、ニキビ、脂漏性皮膚炎、脱毛症等の
皮膚疾患の予防、治療などに好適に使用することができ
るのみならず、衣類等の繊維間に蓄積された皮脂及び素
焼き等のように多孔質を有する硬質表面の孔の中に蓄積
された皮脂についても繊維を傷めたり、硬質表面を傷つ
けることなしに容易に溶出させて除去することができる
皮脂除去剤組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、オレイン酸に対して所定範囲の界面張力値を有する
ように例えば無機塩と非イオン界面活性剤と陽イオン界
面活性剤とを配合した組成物を調製し、これを多孔質表
面を有する対象物に塗布したり、対象物を浸漬させるな
どの手段によって適宜時間対象物の表面に接触させる
と、後述する実施例に示すようにこすったりするなどの
機械的な力を加えなくても上記のような孔内に蓄積され
た皮脂を溶出させることができ、従って、皮膚刺激など
を生じることなく毛包内の皮脂を除去したり、対象物が
繊維や硬質表面などであれば、これらの対象物を傷つけ
ることなく繊維間又は表面の孔の中に蓄積された皮脂を
除去できることを見い出し、本発明をなすに至った。
【0009】従って、本発明は、25℃におけるオレイ
ン酸に対する界面張力値が0〜0.05mN/mである
ことを特徴とする皮脂除去剤組成物を提供する。ここ
で、上記皮脂除去剤組成物が無機塩と非イオン界面活性
剤と陽イオン界面活性剤とを含有してなるものである
と、より好適である。
【0010】以下、本発明について更に詳述すると、本
発明の皮脂除去剤組成物は、25℃におけるオレイン酸
に対する界面張力値を0〜0.05mN/mとなるよう
にすることによって、皮膚表面等に付着した皮脂を除去
できるのは勿論、例えば毛包内等の孔に蓄積した皮脂で
あっても、これを孔内から溶出させることによって、機
械的な力を加えなくても除去できるものである。
【0011】ここで、本発明の界面張力値は、25℃に
おけるオレイン酸に対する皮脂除去剤組成物の界面張力
をペンダントドロップ法及びスピニングドロップ法のい
ずれかの方法で測定することによって求められる値であ
る。
【0012】本発明の皮脂除去剤組成物の25℃におけ
るオレイン酸に対する界面張力値は、0〜0.05mN
/m、好ましくは0.00001〜0.02mN/m、
より好ましくは0.0001〜0.01mN/mであ
る。上記範囲以外では、本発明が目的とする皮脂除去効
果が得られない。
【0013】本発明の皮脂除去剤組成物の界面張力値を
上記範囲に調整する手段としては、特に制限されるもの
でなく、組成物の配合成分の種類、配合量などによって
調整することができ、本発明の場合、オレイン酸に対す
る界面張力値が上記範囲となる限り、その組成が特に制
限されるものではないが、無機塩と非イオン界面活性剤
と陽イオン界面活性剤とを組成物の界面張力値が上記範
囲となるように適宜量で併用することが望ましく、本発
明で使用される無機塩としては、その種類が特に制限さ
れるものではないが、本発明の目的を考慮すれば、例え
ば皮膚外用剤に配合可能なものが好適であり、このよう
な無機塩として、例えば塩素、硫酸、炭酸等の無機化合
物のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩等の無機塩を
挙げることができ、より具体的には例えば塩化ナトリウ
ム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カルシ
ウム、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸カルシウム等を挙げることができ、これらは
1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用するこ
とができる。本発明の場合、これらの中でも特に塩化ナ
トリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化
カルシウム、塩化カリウム等がより好適である。
【0014】本発明の皮脂除去剤組成物における上記無
機塩の配合量は、無機塩の種類などによって適宜選定す
ることができ、特に制限されるものではないが、本発明
の目的を考慮すれば、組成物全体に対して0.001〜
20%(重量%、以下同様)、好ましくは0.1〜10
%とすることが好ましく、より好ましくは上記無機塩が
例えば塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシ
ウム及び塩化カリウムのいずれか1種以上であれば0.
5〜2%、例えば硫酸マグネシウムであれば2〜6%と
すると好適である。上記範囲以外では、本発明の界面張
力値を有する組成物を得ることが困難となる場合があ
る。
【0015】本発明で使用される非イオン界面活性剤
は、その種類が特に制限されるものではないが、上記無
機塩と同様に例えば皮膚外用剤に配合可能なものが好ま
しく、このような非イオン界面活性剤として、例えばレ
シチン誘導体、プロピレングリコール脂肪酸(炭素数1
2〜18)エステル、グリセリン脂肪酸(炭素数12〜
18)エステル、ポリオキシエチレン(EO5〜15)
グリセリン脂肪酸(炭素数12〜18)エステル、ポリ
グリセリン(グリセリン重合度2〜10)脂肪酸(炭素
数12〜18)エステル、ソルビタン脂肪酸(炭素数1
2〜18)エステル、ポリオキシエチレン(EO6〜2
0)ソルビタン脂肪酸(炭素数12〜18)エステル、
ポリオキシエチレン(EO6〜60)ソルビット脂肪酸
(炭素数12〜18)エステル、ポリオキシエチレン
(EO10〜20)アルキル(炭素数12〜22)フェ
ニルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレン(E
O3〜60)ヒマシ油、ポリオキシエチレン(EO5〜
100)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(EO5〜
30)ステロール、ポリオキシエチレン(EO5〜3
0)水素添加ステロール、(ポリ)エチレングリコール
(EO1〜55)脂肪酸(炭素数12〜18)エステ
ル、ポリオキシエチレン(EO2〜50)アルキル(炭
素数12〜22)エーテル、(ポリ)オキシエチレン
(EO1〜20)(ポリ)オキシプロピレン(PO1〜
30)アルキル(炭素数12〜16)エーテル、ポリオ
キシエチレン(EO2〜50)アルキル(炭素数8又は
9)フェニルエーテル、(ポリ)オキシエチレン(EO
1〜30)ラノリン、ポリオキシエチレン(EO5〜4
0)ラノリンアルコール、ポリオキシエチレン(EO6
〜20)ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレン(EO5
〜15)アルキル(炭素数12〜22)アミン、ポリオ
キシエチレン(EO5〜15)脂肪酸(炭素数12〜1
8)アミド、ポリオキシエチレン(EO2〜10)アル
キル(炭素数12〜22)エーテルリン酸、ポリオキシ
エチレン(EO4〜10)アルキル(炭素数12〜2
2)エーテルリン酸塩等を挙げることができ、これらは
1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用するこ
とができる。
【0016】本発明の場合、これらの中でも特にポリオ
キシエチレン(EO6)ラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレン(EO9)ラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レン(EO21)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(EO25)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
(EO20)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン
(EO60)硬化ヒマシ油、モノステアリン酸ポリエチ
レングリコール(25EO)、モノステアリン酸ポリエ
チレングリコール(40EO)等が好適に使用される。
【0017】本発明の皮脂除去剤組成物における上記非
イオン界面活性剤の配合量は、その種類などによって適
宜選定することができるが、通常、組成物全体に対して
0.001〜20%、好ましくは0.01〜10%、特
に0.1〜3%とすることが好ましい。配合量が上記範
囲以外であると組成物の界面張力値を上記範囲に調整す
ることが困難となる場合がある。
【0018】なお、上記無機塩と上記非イオン界面活性
剤との配合割合は、特に制限されるものではないが、上
記と同様の理由により無機塩:非イオン界面活性剤(重
量比)=1:2,000〜2,000:1、好ましくは
1:100〜1,000:1、より好ましくは50:3
0〜60:1とすると好適である。
【0019】本発明で使用される陽イオン界面活性剤
は、その種類が特に制限されるものではないが、皮膚外
用剤に配合可能なものが好適であり、このような陽イオ
ン界面活性剤として、例えばアルキル(炭素数12〜2
2)アミン塩、第4級アンモニウム塩等を挙げることが
でき、上記第4級アンモニウム塩として、具体的には、
例えば塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩
化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルメチル
アンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウ
ム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステ
アリルジメチルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルア
ミノエチルアミド等が例示され、これらの陽イオン界面
活性剤は、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて
使用することができる。本発明の場合、これらの中でも
特に塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等がよ
り好適に使用される。
【0020】本発明の皮脂除去剤組成物における上記陽
イオン界面活性剤の配合量は、その種類などによって適
宜選定することができるが、通常、組成物全体に対して
0.001〜20%、好ましくは0.01〜10%、特
に0.05〜2%とすることが好ましい。配合量が上記
範囲以外であると組成物の界面張力値を上記範囲に調整
することが困難となる場合がある。
【0021】なお、上記非イオン界面活性剤と陽イオン
界面活性剤との配合割合は、特に制限されるものではな
いが、上記と同様の理由により非イオン界面活性剤:陽
イオン界面活性剤(重量比)=1:2,000〜2,0
00:1、好ましくは1:1,000〜1,000:
1、より好ましくは1:300〜20:1とすると好適
である。
【0022】更に、本発明の皮脂除去剤組成物には、本
発明の効果を妨げない限り、その用途、剤型に合わせて
通常配合される種々の成分を通常量で配合することがで
き、例えば皮膚外用剤(皮膚外用皮脂除去剤)として使
用する場合、上記成分の他に、更に抗ヒスタミン剤、局
所麻酔剤、抗炎症剤、鎮痒剤、上記陽イオン界面活性剤
以外の殺菌剤、ビタミン剤、保湿剤及び角質剥離剤等の
種々の生理活性成分を1種単独で又は2種以上を適宜組
み合わせて配合すると、ニキビ、脂漏性皮膚炎、脱毛症
等の皮膚疾患の予防・治療剤として、より効果的であ
る。
【0023】具体的には、抗ヒスタミン剤として、例え
ば塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラ
ミン、塩酸イソチペンジル、ジフェンヒドラミン塩基、
クロルフェニラミン塩基等(通常、組成物全体の0.1
〜2%)、局所麻酔剤として、例えば塩酸ジブカイン、
塩酸イソチペンジル、塩酸リドカイン、テーカイン、ジ
ブカイン、リドカイン、パラアミノ安息香酸エチル等
(通常、組成物全体の0.1〜2%)、抗炎症剤とし
て、例えばグリチルリチン酸及びその塩類、グリチルレ
チン酸及びその誘導体、サリチル酸及びその誘導体、グ
アイアズレン及びその誘導体、インドメタシン、ブフェ
キサマク、プレドニゾロン、ハイドロコルチゾン等(通
常、組成物全体の0.01〜10%)、鎮痒剤として、
例えばクロタミトン等(通常、組成物全体の0.1〜1
0%)を配合することができる。
【0024】上記陽イオン界面活性剤以外の殺菌剤とし
て、例えばセチルピリジニウムクロライド、ビオゾー
ル、フェノール、エタノール、ホモスルファミン、スル
ファイソミジン、スルファジアジン等(通常、組成物全
体の0.001〜20%)、ビタミン剤として、例えば
トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸トコ
フェロール、ニコチン酸アミド、塩酸ピリドキシン、レ
チノール、パルミチン酸レチノール等(通常、組成物全
体の0.05〜3%)、保湿剤として、例えばグリセリ
ン、ヒアルロン酸、トレハロース、ピロリドンカルボン
酸、コラーゲン、トリメチルグリシン、乳酸、遊離アミ
ノ酸、ヘパリノイド等(通常、組成物全体の0.1〜2
0%)、角質剥離剤として、例えばグリコール酸、乳
酸、クエン酸、リンゴ酸、サリチル酸、レゾルシン、硫
黄、尿素、過酸化ベンゾイル、パパイン等(通常、組成
物全体の0.01〜5%)を配合することができる。
【0025】また、その他の成分として、例えばカンフ
ル等の清涼化剤を1種単独で又は2種以上を組み合わせ
て配合することもできる。この場合、これらの清涼化剤
の配合量は、通常、組成物全体の0.1〜5%である。
更に、例えばバラ油、ラベンダー油、セージ油、ユーカ
リ油、ペパーミント油、ローズマリー油、カモミール
油、リモネン、リナロール、ファルネソール、シトラー
ル、メントール、γ−ウンデカラクトン、オイゲノー
ル、ゲラニオール、シトロネロール、オーランチオール
等の香料を1種単独で又は2種以上を組み合わせて配合
することもできる。この場合、これらの香料の配合量
は、通常、組成物全体の0.001〜5%である。
【0026】本発明の皮脂除去剤組成物の剤型は、使用
する対象物に合わせて適宜選定することができ、特に制
限されるものではないが、例えば皮膚外用剤(皮膚外用
皮脂除去剤)として使用する場合、溶液系、乳液系、エ
アゾール剤、スプレー剤、クリーム系、軟膏系、ゲル製
剤系等の他、パック剤系、シール剤系、パップ剤系、テ
ープ剤系等の剤型とすることができ、特に毛包に対する
作用を考慮すれば、基剤が水性のものが好ましく、例え
ば乳液系の場合はO/W型基剤、軟膏系の場合は親水性
基剤、ゲル製剤系の場合は水性ゲル基剤を使用すること
が望ましく、これらの中でも、特に水性ゲル基剤は、皮
膚上への滞留性がよいため、スポット的に患部に塗布す
ることが可能となるので好適である。なお、患部が広い
場合には、乳液系が有用である。
【0027】本発明の皮脂除去剤組成物の調製方法は、
各製剤を調剤する場合の常法によって調製することがで
きる。また、適用法は、用途、剤型等によって適宜選定
されるが、例えばニキビ、脂漏性皮膚炎、脱毛症等の予
防・治療剤として使用する場合、本発明の皮脂除去剤組
成物を1回1mg〜5gの適用量で1日1〜数回患部に
塗布、貼付するか、又は塗布、貼付した後、1〜数分
間、毛包内の皮脂が除去されるまで放置し、その後、皮
脂除去剤組成物を洗い流したり、剥がすなどして患部か
ら除去するなどの方法で使用することができる。なお、
ニキビ、脂漏性皮膚炎、脱毛症等の皮膚疾患の予防・治
療剤として使用する場合であっても、上記適用法に限定
されるものではない。
【0028】本発明の皮脂除去剤組成物の用途として
は、上記のような皮膚外用皮脂除去剤に限定されるもの
ではなく、例えば洋服の襟などのように特に汚れがひど
く、繊維の内部まで皮脂が入り込んでいる場合、本発明
の皮脂除去剤組成物を洗濯前に襟の部分等に塗り込んだ
り、通常の洗濯前に特にひどい汚れの部分を本発明の皮
脂除去剤組成物に浸漬させておくことによって、繊維の
内部から皮脂を溶出、除去させて、繊維表面に浮き上が
らせておくこともできるので、布などの繊維に対するプ
レケア製品のように繊維用の洗濯前処理剤として使用す
ることも可能である。更に、皮脂で汚れた家具や電化製
品、台所用品、浴室関連用品等に対する家庭用皮脂除去
剤としても使用できる。これらの場合、剤型としては、
例えば粉末、顆粒、錠剤、バー、スティック、可溶化
液、懸濁液、ゲル、クリーム、ジェル、スプレー、エア
ゾール等を挙げることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、組成物の25℃におけ
るオレイン酸に対する界面張力値を所定範囲となるよう
にすることによって、例えば皮膚表面に付着した皮脂は
勿論、毛包内に蓄積された皮脂であっても除去すること
ができ、その結果、ニキビ、脂漏性皮膚炎、脱毛症等の
皮膚疾患に対して十分な予防、治療効果を得ることがで
きるので、本発明の皮脂除去剤組成物は、ニキビ、脂漏
性皮膚炎、脱毛症等の皮膚疾患の予防・治療剤等として
の皮膚外用皮脂除去剤として特に有用である。
【0030】また、本発明の皮脂除去剤組成物は、例え
ば布などの繊維の内部にまでしみ込んだ皮脂、多孔質を
有する硬質表面からなる家具,電化製品,台所用品,浴
室関連用品等の家庭用品の表面の孔の中に蓄積された皮
脂についても、対象物に適宜時間接触させておくことに
よって、機械的な力を加えなくても効果的に除去するこ
とができるので繊維用のプレケア製品(洗濯前処理
剤)、家庭用皮脂除去剤として使用することも可能であ
る。
【0031】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、下記例及び表において、%は重量
%を意味する。
【0032】[実施例1〜4及び比較例1〜3]表1に
示す処方に従って各成分を精製水に溶解して、液剤(皮
脂除去剤組成物)を得た。各液剤の25℃におけるオレ
イン酸に対する界面張力値をペンダントドロップ法又は
スピニングドロップ法にて測定した後、下記の試験を行
った。結果を表1に併記する。 <多孔質素焼き板における皮脂除去試験>パルミチン酸
をクロロホルムに溶かし(濃度50重量%)、この溶液
中に素焼き板を浸漬して、真空下で素焼き板の多孔質に
パルミチン酸を含浸させた。この素焼き板を各溶液中に
浸漬した後、マイクロスコープを用いて素焼き板の多孔
質からパルミチン酸が溶出するか否かを観察した。な
お、この試験は、素焼き板の多孔質の径が毛包や繊維間
径に類似しているため、これに皮脂成分であるパルミチ
ン酸を含浸させることにより、毛包内や繊維間に皮脂が
蓄積された状態のモデルとすることができ、従って、上
記素焼き板における皮脂除去試験の結果から皮膚や繊維
に対する皮脂除去作用も評価できる。
【0033】
【表1】
【0034】表1の結果によれば、本発明の皮脂除去剤
組成物は、皮脂汚れ又はニキビの原因の代表的な皮脂成
分であるパルミチン酸について、素焼き板の多孔質内に
含浸した場合であっても除去できることが認められる。
【0035】[実施例5〜17]下記組成に従って各成
分を各製剤の常法によって精製水に溶解して、実施例
5,6,8〜17の皮脂除去剤組成物を得た。実施例7
の場合、60℃に加熱したA(油相)部を同じく60℃
に加熱したB(水相)部に加えて混合・乳化して、冷却
した後、水酸化カリウムでpH3.0に調整し、乳液を
得た。各皮脂除去剤組成物につき、上記実施例1と同様
に25℃におけるオレイン酸に対する界面張力値を測定
した後、上記試験を行ったところ、いずれの実施例も2
5℃におけるオレイン酸に対する界面張力値は0〜0.
05mN/mであり、更に、実施例1と同様に多孔質か
らのパルミチン酸の溶出が認められた。
【0036】実施例5 ローション剤 塩化ベンザルコニウム 0.1 サリチル酸 0.5 グリチルレチン酸 0.2 塩化ナトリウム 6.0 塩化マグネシウム 1.0 硫酸マグネシウム 1.0 塩化カルシウム 0.3 塩化カリウム 0.2 炭酸水素ナトリウム 0.1 炭酸ナトリウム 0.1 エデト酸ナトリウム 0.1 ポリオキシエチレン(21)ラウリルエーテル 0.6 l−メントール 0.02 濃グリセリン 4.0 水酸化ナトリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0037】実施例6 水性ジェル製剤 塩化ベンザルコニウム 0.1 サリチル酸 0.5 グリチルレチン酸 0.2 塩化ナトリウム 6.0 塩化マグネシウム 1.0 硫酸マグネシウム 1.0 塩化カルシウム 0.3 塩化カリウム 0.2 炭酸水素ナトリウム 0.1 炭酸ナトリウム 0.1 エデト酸ナトリウム 0.1 ポリオキシエチレン(21)ラウリルエーテル 0.6 ヒドロキシエチルセルロース 1.5 濃グリセリン 4.0 水酸化ナトリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0038】実施例7 乳液 A(油相)部 モノステアリン酸ソルビタン 3.0 ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸ソルビタン 4.0 オクチルドデカノール 1.0 アジピン酸ジイソプロピル 1.0 大豆レシチン 0.5B(水相)部 塩化ベンゼトニウム 10.0 塩化ナトリウム 5.0 塩化マグネシウム 2.0 硫酸マグネシウム 1.0 塩化カルシウム 0.5 塩化カリウム 0.5 炭酸水素ナトリウム 0.1 炭酸ナトリウム 0.05 カルボキシビニルポリマー 0.2 水酸化ナトリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0039】実施例8 洗顔料 塩化マグネシウム 1.0 塩化ベンザルコニウム 0.15 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.3 塩酸アルキルジアミノエチルグリシン 0.1 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 3.0 トリメチルグリシン 5.0 グリセリン 10.0 クエン酸 0.3 クエン酸ナトリウム 1.0 エデト酸ナトリウム 0.07 香料(γ−ウンデカラクトン) 0.4 精製水 残量 合計 100.0%
【0040】実施例9 パック・マスク 塩化ベンザルコニウム 0.1 塩化マグネシウム 0.5 硫酸マグネシウム 1.0 炭酸カリウム 0.1 炭酸水素ナトリウム 0.05 炭酸ナトリウム 0.01 エタノール 0.5 エデト酸ナトリウム 0.07 ポリオキシエチレン(25)ラウリルエーテル 1.0 l−メントール 0.02 ヒドロキシエチルセルロース 10.0 濃グリセリン 4.0 水酸化ナトリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0041】実施例10 浴用剤 塩化ベンゼトニウム 0.1 塩化マグネシウム 1.06 硫酸マグネシウム 0.93 炭酸水素ナトリウム 0.04 炭酸ナトリウム 0.01 エタノール 0.5 エデト酸ナトリウム 0.07 ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 0.6 濃グリセリン 4.0 水酸化ナトリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0042】実施例11 透明シャンプー ラウリルポリオキシエチレン(3)硫酸エステル ナトリウム塩(30%水溶液) 30.0 ラウリル硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶液) 10.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0 グリセリン 1.0 塩化ベンザルコニウム 0.1 塩化ナトリウム 1.0 メチルパラベン 0.2 香料(ファルネソール) 0.4 色素 適量 水酸化カリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0043】実施例12 衣料用プレケア剤 塩化ベンザルコニウム 1.0 塩化ナトリウム 6.0 塩化マグネシウム 1.0 硫酸マグネシウム 1.0 炭酸水素ナトリウム 0.05 炭酸ナトリウム 0.01 ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 10.0 α−オレフィンスルホン酸 10.0 香料(リナロール) 0.2 精製水 残量 合計 100.0%
【0044】実施例13 衣料用洗浄剤 塩化ベンゼトニウム 1.0 塩化ナトリウム 6.0 塩化マグネシウム 1.0 硫酸マグネシウム 1.0 塩化カルシウム 0.3 塩化カリウム 0.2 炭酸水素ナトリウム 0.05 炭酸ナトリウム 0.01 ポリオキシエチレン(25)ラウリルエーテル 6.0 アルキルベンゼンスルホン酸 15.0 香料(リナロール) 0.2 色素 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0045】実施例14 水性ジェル家具用クリーナー 塩化ベンザルコニウム 0.1 塩化マグネシウム 1.0 硫酸マグネシウム 1.0 エデト酸ナトリウム 0.07 ポリオキシエチレン(21)ラウリルエーテル 0.6 ヒドロキシエチルセルロース 1.5 濃グリセリン 4.0 水酸化ナトリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0046】実施例15 クレンジングローション剤 塩化マグネシウム 1.0 塩化ラウリルトリメチルアンモニウム 0.1 ポリオキシエチレン(50)オレイルエーテル 0.5 フェノキシエタノール 0.3 タルク 1.0 クエン酸 適量 クエン酸ナトリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0047】実施例16 クレンジングローション剤 塩化ナトリウム 0.9 炭酸水素ナトリウム 0.05 塩化ベンザルコニウム 0.05 ポリオキシエチレン(21)ラウリルエーテル 0.6 チャエキス 0.05 カミツレエキス 0.1 クエン酸 適量 パラベン類 適量 精製水 残量 合計 100.0%
【0048】実施例17 洗浄剤 塩化ナトリウム 1.0 塩化ラウリルトリメチルアンモニウム 0.5 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 2.0 N−ココイルメチルタウリンナトリウム 5.0 ソルビトール 8.0 ダービリアエキス 0.5 クエン酸 適量 クエン酸ナトリウム 適量 精製水 残量 合計 100.0%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/075 A61K 7/075 C11D 1/835 C11D 1/835 3/04 3/04 17/00 17/00 // C11D 3/37 3/37

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 25℃におけるオレイン酸に対する界面
    張力値が0〜0.05mN/mであることを特徴とする
    皮脂除去剤組成物。
  2. 【請求項2】 無機塩と非イオン界面活性剤と陽イオン
    界面活性剤とを含有してなる請求項1記載の皮脂除去剤
    組成物。
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