JP2000191428A - 化粧料 - Google Patents
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- JP2000191428A JP2000191428A JP10370313A JP37031398A JP2000191428A JP 2000191428 A JP2000191428 A JP 2000191428A JP 10370313 A JP10370313 A JP 10370313A JP 37031398 A JP37031398 A JP 37031398A JP 2000191428 A JP2000191428 A JP 2000191428A
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Abstract
コーンを含有してなることを特徴とする化粧料。 【効果】 本発明の化粧料は、使用時のべたつきがな
く、良好な感触を与え、皮膚用、毛髪用として有用であ
る。
Description
がなく、良好な感触を与え、皮膚用、毛髪用として有用
な化粧料、更には使用時のべたつきがなく、スタイリン
グ性、毛髪の仕上がり感、まとまりやすさ、セット維持
力、自然な手触り感等に優れ、ヘアスタイリングフォー
ム、ヘアスプレー、ヘアクリーム等として好適に利用さ
れる毛髪用化粧料に関する。
化粧料には、良好な感触を付与するためにシリコーン類
を配合するのが一般的である。しかし、シリコーンは溶
解性が悪いため、エマルションにして配合したり、変性
して溶解性を上げるといった方策がとられている。最も
一般的な方法は、ポリエーテル化であり、ポリエーテル
変性シリコーンを配合したものが特開昭55−1088
11号、同56−92811号、特開平1−16311
3号、同1−180813号、同1−180814号公
報等に提案されている。
ンを配合した化粧料は、使用時にべたつき、毛髪の手触
り感に劣るという欠点を有していた。
子化合物等を配合したスタイリング剤を用いるのが一般
的であるが、更にこの高分子化合物単独の配合では得ら
れない性能を達成するため、ポリエーテル変性シリコー
ンが配合される。
とポリエーテル変性シリコーンを配合した毛髪化粧料
は、セット維持力が低下するとともにべたつくという欠
点を有し、この点の改善が望まれていた。なお、改善策
として、毛髪セット性高分子化合物とポリエーテル変性
シリコーンとグリセリン誘導体を組み合わせた例が特開
平9−255538号公報に提案されているが、この例
も未だ十分ではない。
保持するため、毛髪化粧料として種々のグリセリン誘導
体を配合した毛髪化粧料が知られている(特開昭58−
64128号、同61−137810号、特表平7−5
02284号、特開平7−285843号公報参照)。
する毛髪化粧料は、べたつきがあり、自然な手触り感を
得ることはできない。改善策として、グリセリン誘導体
と油性成分を組み合わせたものが特開平3−25151
6号、同6−128135号、同6−219923号、
同8−217649号公報に提案されているが、これら
もべたつきについては十分ではなかった。
り性を付与する目的で、シリコーンオイル、油類、ポリ
オール類、蛋白質等の化合物が数々の毛髪化粧料に多用
されている。例えば、特開平8−26944号公報に
は、2−メチル−2,4−ペンタンジオール等の特定の
ジオール及びカチオン性化合物を配合し、しっとり感に
優れた毛髪化粧料が提案されている。しかし、この化粧
料で毛髪を処理した場合には、仕上がり感がなめらかで
ない、柔らかい感触には仕上がらないなどの不具合があ
った。
5号公報には、高重合度メチルポリシロキサンと3−メ
チル−1,3−ブタンジオールを配合し、柔らかくなめ
らかな仕上がりになる整髪料組成物が開示されている
が、仕上がり感がべたつき、使用感、嗜好性において十
分なものでなかった。
は、疎水性シリコーンオイルとポリエーテル変性ポリシ
ロキサンを含有する化粧料、特開昭63−313714
号公報には高分子量シリコーンとシリコーンポリエーテ
ルコポリマーを含む特定のシリコーン誘導体を配合した
毛髪化粧料が提示されている。
理した場合には、仕上がり感が油っぽくべたついたり、
なめらかでやわらかな仕上がりになるものの処理後時間
を経ると十分な効果が維持されず、髪がぱさついてしま
うなどの問題点があった。
化粧料のもつ欠点を解決するためになされたもので、使
用時のべたつきがなく、良好な感触を与える化粧料、更
には使用時のべたつきがなく、スタイリング性、毛髪の
仕上がり感、まとまりやすさ、セット維持力、自然な手
触り感等に優れ、ヘアスタイリングフォーム、ヘアスプ
レー、ヘアクリーム等として好適に利用される毛髪用化
粧料を提供することを目的とする。
目的を達成するためになされたもので、下記の化粧料及
び毛髪用化粧料を提供する。 (1)40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリコーンを
含有してなることを特徴とする化粧料、(2)40℃以
上の融点をもつ水溶性固形シリコーンと毛髪セット用高
分子化合物とを併用してなることを特徴とする毛髪用化
粧料、(3)40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリコ
ーンとモノもしくはポリグリセリン又はその誘導体とを
併用してなることを特徴とする毛髪用化粧料、(4)4
0℃以上の融点をもつ水溶性固形シリコーンとメチルポ
リシロキサンとを併用してなることを特徴とする毛髪用
化粧料、(5)40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリ
コーンと平均粒子径2μm以上10μm未満の粒子を1
5%以上、2μm未満の粒子を15%未満含有するポリ
メチルシルセスキオキサン粉末とを併用してなることを
特徴とする毛髪用化粧料。
特に40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリコーンを配
合した化粧料は、かかるシリコーンが常温で固体である
ことからべたつきが生じることがなく、手触り感に優
れ、良好な感触を与え、毛髪用、皮膚用として有用であ
ることを見いだした。
ーンと毛髪セット用高分子化合物とを併用することによ
り、両成分が相乗的に作用してセット維持力が増強さ
れ、セットを良好に維持し得ると共に、使用時のべたつ
きがなく良好な感触を与える毛髪用化粧料が得られるこ
とを見いだした。
ーンとモノもしくはポリグリセリン又はその誘導体とを
併用することにより、両成分が相乗的に作用して使用時
にべたつきがない上、グリセリンまたはその誘導体由来
の毛髪のまとまり易さが増強し、自然な手触り感とまと
まり易さとを両立して与えることができる毛髪用化粧料
が得られることを見いだした。
リコーンとメチルポリシロキサンとを組み合わせて用い
ることにより、両成分が相乗的に作用して毛髪にしっと
り柔らかな仕上がり感を付与し得、べたつきが少なく手
触りも良く、かつ経時での毛髪のぱさつきを抑える効果
に優れた毛髪用化粧料が得られることを知見した。更に
また、本発明者は、平均粒子径2μm以上10μm未満
の粒子を15%以上、2μm未満の粒子を15%未満含
有するポリメチルシルセスキオキサン粉末と、40℃以
上の融点をもつ水溶性固形シリコーンとを組み合わせて
配合することにより、べたつきが生じることがなく、そ
の効果が持続して長時間に亘って自然な手触り感が得ら
れ、しかも毛髪に不自然な光沢を付与することもない毛
髪用化粧料が得られることを見出し、本発明をなすに至
ったものである。
と、本発明の第一発明の化粧料は、40℃以上の融点を
もつ水溶性固形シリコーンを含有することを特徴とする
もので、毛髪用化粧料、皮膚用化粧料として好適に使用
される。ここで、水溶性固形シリコーンは、40℃以
上、好ましくは42〜48℃の融点をもつ常温で固体の
ものである。融点が低すぎると、常温で固体ではなくな
るため化粧料がべたついてしまい、良好な感触を付与す
ることができない。更に、後述するような成分と併用し
た場合、併用効果が満足に得られなかったり、溶剤に対
する溶解性が低下し、製剤化が困難になる。このような
水溶性固形シリコーンとしては、具体的に信越化学工業
(株)製のKF6004等が好適に使用される。
ンの配合量は、化粧料全体に対して0.01〜5重量
%、特に0.1〜3重量%の範囲が好ましい。配合量が
少なすぎると使用時のべたつきや毛髪の不自然な光沢の
解消といった所期の効果が十分に発揮されない場合があ
り、多すぎると良好な感触が低下してしまう場合があ
る。
溶性固形シリコーンと毛髪セット用高分子化合物とを併
用して配合するもので、これにより優れたセット維持
力、使用時のべたつきがなく良好な感触を与えることが
できる。
合量は、上記と同様の範囲(化粧料全体に対して0.0
1〜5重量%)とすることができるが、とりわけ化粧料
全体に対して0.01〜3重量%、特に0.1〜2重量
%の範囲が好ましい。配合量が少なすぎると所期の効果
が十分に発揮されない場合があり、多すぎると毛髪セッ
ト性が低下してしまう場合がある。
毛髪用化粧料に配合されるものを用いることができる
が、例えばポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ビ
ニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、ポリアクリルア
ミド等の非イオン性高分子化合物、アクリル酸系両性ポ
リマー等の両性高分子化合物、ポリアクリル酸、ポリメ
タクリル酸及び/又はこれらの共重合体、ポリアクリル
酸アルキルエステル共重合体等のアニオン性高分子化合
物、カチオン化セルロース等のカチオン性重合体などが
好適である。これらの毛髪セット用高分子化合物は、1
種を単独で用いても2種以上を組み含わせて用いてもよ
い。
髪用化粧料全体に対して0.1〜10重量%、特に低い
セット力で十分の場合は0.1〜2重量%、高いセット
力が要求される場合は2〜5重量%が好ましい。配合量
が少なすぎるとセット性が十分に発揮されない場合があ
り、多すぎると使用感が低下する場合がある。
形シリコーンとモノもしくはポリグリセリン又はその誘
導体とを併用して配合するもので、これにより使用時の
べたつきがない上、グリセリンまたはその誘導体由来の
毛髪のまとまり易さが増強し、自然な手触り感とまとま
り易さとを両立して与えることができる。
リン又はその誘導体としては、モノもしくはポリグリセ
リン類、モノもしくはポリグリセリン脂肪酸エステル、
モノもしくはポリグリセリンのアルキレンオキサイド付
加物などが例示され、これらの1種を単独で、又は2種
以上を組み合わせて使用できる。
しては、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、
テトラグリセリン、ヘキサグリセリン、オクタグリセリ
ン、デカグリセリン等が挙げられる。
エステルとしては、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリス
チン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル
酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ノナデカン酸、
アラキン酸、べヘン酸等の炭素数12〜22の脂肪酸が
モノもしくはポリグリセリン類にエステル結合したもの
などが例示される。
キレンオキサイド付加物としては、上記したモノもしく
はポリグリセリンにアルキレン基の炭素数が2〜4のア
ルキレンオキサイドを付加させたものが好ましく、特に
グリセリン2量体にアルキレンオキサイドを付加させる
ことにより得ることができるジグリセリンのアルキレン
オキサイド付加物、とりわけプロピレンオキサイドを付
加させたものが好適である。なお、このようなジグリセ
リンのプロピレンオキサイド付加物は、特開昭53−1
5435号公報に記載されているようにジグリセリンに
酸化プロピレンを付加重合させることにより容易に得る
ことができる。
オキサイド付加物の付加モル数は2〜30、特に5〜2
0のものが好ましい。付加モル数が小さすぎるとまとま
り性が発現されない場合があり、大きすぎると所期の効
果が充分発現されなくなる場合がある。
体の配合量は、毛髪化粧料全体に対して0.01〜20
重量%、特に0.1〜15重量%が好適である。配合量
が少なすぎると所期の効果が十分発揮できなくなる場合
があり、多すぎると手触りが好ましくない場合がある。
キレンオキサイド付加物を用いる場合は、その配合量を
毛髪用化粧料全体に対して0.1〜20重量%、特に
0.3〜15重量%が好適である。配合量が少なすぎる
と所期の効果が十分発揮できなくなる場合があり、多す
ぎると手触りが好ましくない場合がある。
形シリコーンとメチルポリシロキサンとを併用して配合
するもので、これにより毛髪にしっとり柔らかな仕上が
り感を付与し得、べたつきが少なく手触りが良く、しか
も経時での毛髪のぱさつきを抑制することができる。
くは25℃における粘度が30〜1,000,000c
st(センチストークス)、より好ましくは30〜10
0,000cstのものである。メチルポリシロキサン
の粘度が小さすぎると、毛髪に十分なやわらかさ、なめ
らかさ、しっとり感が付与できない場合があり、大きす
ぎると毛髪を処理した後の経時で、髪がぱさついたり、
きしみ感が発現してしまう場合があり、好ましくない。
形シリコーンとメチルポリシロキサンとの総配合量が毛
髪用化粧料全体の1〜30重量%、特に5〜20重量%
で、かつ両成分の配合割合が重量比で水溶性固形シリコ
ーン:メチルポリシロキサン=1:99〜30:70、
特に3:97〜20:80であることが好ましい。総配
合量が少なすぎるとしっとり感、ぱさつきを抑える効果
が得られず、大きすぎるとべたつきが発現することがあ
る。また、水溶性固形シリコーンとメチルポリシロキサ
ンとの配合比が小さすぎるとしっとり感、ぱさつきを抑
える効果が得られない場合があり、大きすぎるとべたつ
きが発現することがある。
カルボン酸のナトリウム塩等のピロリドンカルボン酸塩
が配合される。この成分の配合により毛髪処理後の経時
でのぱさつき防止効果をより向上させることができる。
ピロリドンカルボン酸塩の配合量は、毛髪用化粧料全体
の0.1〜5重量%、特に0.5〜3重量%が好まし
い。配合量が少なすぎると効果が発揮されない場合があ
り、多すぎると毛髪が硬くなり、かつべたつきが生じる
場合がある。
特定のポリメチルシルセスキオキサン粉末とを併用した
ものである。
末は、平均粒子径2μm以上10μm未満、好ましくは
平均粒子径6±2μmの粒子であり、10μm未満の粒
子を15重量%以上、2μm未満の粒子を15重量%未
満含有するものである。本発明では、このような広い粒
度分布を持つ特定のポリメチルシルセスキオキサン粉末
を使用し、これを後述する水溶性固形シリコーンと併用
することにより、さらっとしたすべり感が出て、べたつ
きを抑制することができ、しかも毛髪の不自然な光沢を
抑制することもできる。粒度分布が上記範囲外のもので
は本発明の効果を達成することができない
しては、トスパール2000B(平均粒子径6±2μ
m、10μm以上のもの15%未満、2μm未満のもの
15%未満含有、東芝シリコーン社製)などが挙げられ
る。
配合量は、毛髪化粧料全体に対して0.01〜2重量
%、特に0.1〜1.5重量%の範囲が好ましい。配合
量が少なすぎると十分な配合効果が発揮されない場合が
あり、多すぎると分散性が低下してしまう場合がある。
明の目的を損なわない範囲で、その剤型に応じて従来の
毛髪用化粧料、皮膚用化粧料に慣用されている各種添加
成分を必要に応じて任意に配合することができる。
は、上記以外の整髪用皮膜形成高分子化合物、上記以外
の整髪用油剤、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫
酸塩等の陰イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油等の非イオン性界面活性剤、塩化ステアリル
トリメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤、両
性界面活性剤、炭化水素、エステル油等の油分、保湿
剤、増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、アルコール類、上
記以外の高重合シリコーン化合物、グリシン、アラニン
等のアミノ酸、高級アルコール、ポリオール、着色剤、
香料、溶剤(エタノール、水等)、液化石油ガス等の噴
射剤、脂肪酸などが挙げられる。これらの添加成分は1
種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせ
て用いてもよく、また、その添加方法も特に制限はな
く、毛髪用化粧料調製の適当な段階で適宜配合すること
ができる。
分として上記と同様の界面活性剤、油分、保湿剤、増粘
剤、防腐剤、紫外線吸収剤、アルコール類、上記以外の
高重合シリコーン化合物、アミノ酸、高級アルコール、
ポリオール、着色剤、香料、溶剤(エタノール、水
等)、液化石油ガス等の噴射剤、脂肪酸などが挙げら
れ、これらの1種又は2種類以上を添加できる。
状、エアゾール状、ポンプスプレー状、スプレー状、フ
ォーム状、ジェル状、ワックス状等の各種形状に調製し
て、毛髪用化粧料、皮膚用化粧料として利用することが
できる。
ム、ヘアジェル、ヘアスプレー、ヘアフォーム、ヘアス
タイリングフォーム、ヘアウォーター、ヘアワックス等
の毛髪用化粧料として幅広く利用できる。また、化粧
水、スキンクリーム等の皮膚用化粧料として利用するこ
とができる。
ゾール型とする場合に配合する噴射剤としては、例えば
液化石油ガス、窒素ガス等を使用することができる。更
に、調製方法は通常の方法を採用し得、具体的には上記
試料成分の中の水溶性成分と油溶性成分とを別々に溶解
混合し、場合によってはこれらをさらに混合した後、こ
れら試料溶液と噴射剤とを共に密閉容器に充填するとい
う通常のエアゾールタイプ化粧料と同様の方法で調製し
て利用することができる。液状組成物とする場合には、
上記成分のうち、水溶性成分と油溶性成分とを別々に溶
解混合し、さらにこれらを混合後に容器に充填し、利用
することができる。
なく、良好な感触を与え、皮膚用、毛髪用化粧料として
有用である。
が増強され、セットが良好に維持されると共に、使用時
のべたつきがなく良好な感触を与える。
つきがない上、グリセリンまたはその誘導体由来の毛髪
のまとまり易さが増強し、自然な手触り感とまとまり易
さとを両立して付与し得るものである。
かな仕上がり感を付与し得、べたつきが少なく手触りも
良く、かつ経時でのぱさつきを抑える効果に優れたもの
である。
じることがなく、その効果が持続して長時間に亘って自
然な手触り感が得られ、しかも毛髪に不自然な光沢を付
与することもない。
に具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限され
るものではない。なお、各例中の%はいずれも重量%で
ある。
に示す組成のスプレー方式の毛髪用化粧料を製造し、使
用時の感触(毛髪の手触りの良さ、べたつきのなさ)を
下記方法で評価した。結果を表1,2に示す。 評価方法: ・使用感評価 女性パネラー20名にシャンプー、リンス後にそれぞれ
の毛髪用化粧料を使用してもらい、毛髪の手触りの良
さ、べたつきのなさを下記基準により評価した。 ◎:良好と回答したものが20名中16名以上 ○:良好と回答したものが20名中10名〜15名 △:良好と回答したものが20名中4名〜9名 ×:良好と回答したものが20名中4名未満
04、信越化学工業社製) 注2:ポリエーテル変性シリコーンA(KF6011、
信越化学工業社製) 注3:ポリエーテル変性シリコーンB(KF6012、
信越化学工業社製) 注4:SYグリスターML750(阪本薬品社製) 注5:ユカフォーマー(三菱化学社製) 注6:ルビマー(BASF社製) 注7:SY−DP14T(阪本薬品社製)
示す組成の化粧液を製造し、使用したときの感触(肌の
手触りの良さ、べたつきのなさ)を上記と同様にして評
価した。結果を表3に示す。
4,5に示す組成のポンプスプレーを製造し、使用した
ときの感触(毛髪のセット維持力、べたつきのなさにつ
いて上記と同様の方法で評価した。結果を表4,5に示
す。
F社製) 注9:カチオン化セルロース(Amerchol社製)
表6,7に示す毛髪用化粧料を調製し、それらを使用し
たときの感触(まとまりやすさ、べたつきのなさ)につ
いて、上記と同様に評価した。結果を表6,7に示す。
表8,9に示す組成の噴射剤以外の成分を含む原液を調
製し、噴射剤とともに密閉容器に充填して泡沫エアゾー
ル型毛髪化粧料を得た。これを使用したときの感触(し
っとり感、まとまり(スタイリング)のよさ、髪のべた
つきのなさ、経時でのぱさつきのなさ)について上記と
同様に評価した。結果を表8,9に示す。
工業社製) 注12:SH−200(25℃粘度10万cst、東レ
ダウコーニング社製) 注13:SH−200(25℃粘度100万cst、東
レダウコーニング社製) 注14:PCA−Na(味の素社製)
表10,11に示す組成のポンプスプレーを製造し、使
用時の感触(毛髪の光沢のなさ、毛髪の感触の良さ(べ
たつきのなさ)、これら効果の持続性)を評価した。結
果を表10,11に示す。
ール2000B、東芝シリコーン社製) 注16:ポリメチルシルセスキオキサン粉末B(比較
品、平均粒子径0.5μm、粒径10μm以上が0%)
(トスパール105、東芝シリコーン社製) 注17:ポリメチルシルセスキオキサン粉末C(比較
品、平均粒子径12.0μm、トスパール3120、東
芝シリコーン社製) 注18:融点40℃以上の水溶性固形シリコーン(KF
6004、信越化学工業社製) 注19:ポリエーテル変性シリコーン(KF6011、
信越化学工業社製) 注20:ポリエーテル変性シリコーン(KF6012、
信越化学工業社製)
ルを調製した。 水溶性シリコーンA 注1 2.0% ポリグリセリン脂肪酸エステル 注21 5.0 カルボキシビニルポリマー 注22 1.0 N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチル アミノエチル−α−N−メチルカルボキシベタイン・ メタクリル酸アルキルエステル共重合体 注23 3.0 ポリオキシエチレンステアリルエーテル 0.3 ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1 メチルパラベン 0.1 トリエタノールアミン 1.0 香料B 0.5 エタノール 20.0精製水 残部 計 100.0% 注21:SフェイスIS−1002(阪本薬品社製) 注22:カルボポール 940(BF Goodrich社製) 注23:ユカフォーマー 510(三菱化学社製)
ームを製造した。 水溶性シリコーンA 注1 0.5% ポリグリセリン脂肪酸エステル 注26 5.0 パラフィンワックス 3.0 スクワラン 2.0 グリセリンモノステアレート 1.0 ソルビタンモノステアレート 1.0 ポリオキシエチレングリコールモノステアレート 1.0 ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1 メチルパラベン 0.3 プロピルパラベン 0.2 クエン酸ナトリウム 0.1 香料C 0.3精製水 残部 計 100.0% 注26:サンソフトA−141C(太陽化学社製)
クスを製造した。 水溶性シリコーンA 注1 0.5% ポリグリセリン脂肪酸エステル 注27 8.0 カルナウバロウワックス 3.0 スクワラン 10.0 メチルポリシロキサン 2.0 セトステアリルアルコール 3.0 グリセリンモノステアレート 1.0 ポリオキシエチレングゾコールモノステアレート 1.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.2 オキシベンゾン 0.1 メチルパラベン 0.3 フェノキシエタノール 0.5 クエン酸 0.1 香料A 0.2精製水 残部 計 100.0% 注27: SYグリスターML−310(阪本薬品社製)
ルを製造した。 水溶性シリコーンA 注1 2.0% ポリオキシプロピレン(14)ジグリセリルエーテル 15.0 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 注28 1.0 3−メチル−1,3−ブタンジオール 0.5 ポリオキシエチレンステアリルエーテル 0.3 オキシベンゾン 0.1 メチルパラベン 0.1 2−アミノ−2−メチルプロパノール 1.0 香料A 0.5 エタノール 20.0精製水 残部 計 100.0% 注28:Pemu1en TR−1(BF Goodrich社製)
レーを製造した。 原液組成: 水溶性シリコーンA 注1 3.0% ポリオキシプロピレン(4)ジグリセリルエーテル 8.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.4 メチルパラベン 0.1 香料C 0.3エタノール 残部 計 100.0% 上記原液 50.0% LPGガス 50.0%
ームを製造した。 原液組成: 水溶性シリコーンA 注1 3.0% ポリオキシプロピレン(9)ジグリセリルエーテル 8.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5 メチルパラベン 0.1 香料A 0.3エタノール 残部 計 100.0% 上記原液 90.0% LPGガス 10.0%
ームを製造した。 水溶性シリコーンA 注1 0.5% ポリオキシプロピレン(20)ジグリセリルエーテル 10.0 パラフィンワックス 3.0 ホホバ油 2.0 グリセリンモノステアレート 1.0 ソルビタンモノステアレート 1.0 ポリオキシエチレングリコールモノステアレート 1.0 ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1 メチルパラベン 0.3 プロピルパラベン 0.2 クエン酸ナトリウム 0.1 香料C 0.3精製水 残部 計 100.0%
クスを製造した。 水溶性シリコーンA 注1 0.5% ポリオキシプロピレン(10)ジグリセリルエーテル 5.0 カルナウバロウワックス 3.0 ヒマワリ油 10.0 メチルポリシロキサン 2.0 セトステアリルアルコール 3.0 グリセリンモノステアレート 1.0 ポリオキシエチレングリコールモノステアレート 1.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.2 オキシベンゾン 0.1 メチルパラベン 0.3 フェノキシエタノール 0.5 クエン酸 0.1 香料B 0.2精製水 残部 計 100.0% 上記実施例34〜42について、使用感を評価したとこ
ろ、いずれもセット力、べたつきのなさに優れるもので
あった。
使用時の感触(毛髪の光沢のなさ、感触の良さ、これら
効果の持続性)に優れ、かつ毛髪のセット力も良好であ
った。
組成である。 香料A: イランイラン油(Ylang Ylang oil) 3% レモン油(Lemon oil) 5 スウィートオレンジ油(Orange Sweet oil) 10 ラベンダー油(Lavender oil) 6 ネロリ油(Neroli oil) 2 ローズ ベース(Rose Base) 5 ローズ オキサイド(Rose oxide) 0.1 ジャスミン ベース(Jasmin Base) 3 リリアール(Lilial) 5 グリーン ベース(Green Base) 2 プチグレン油(Petitgrain oil) 3 ミュゲ ベース(Muguet Base) 1 ヘディオン(Hedion) 8 ベルトフィックス(Vertofix) 3 サンダルウッド油(Sandalwood oil) 1 アブソリュート オークモス(Absolute Oakmoss) 1 シス−3−へキセニル サリシレート (cis−3−Hexenyl Salicylate) 5 ヘキシル シンナミック アルデヒド (Hexyl cinnamic aldehyde) 5.9 ベンジル アセテート(Benzyl acetate) 1 ベンジル ベンゾエート(Benzyl benzoate) 1 ベンジル サリシレート(Benzyl Salicylate) 3 ペンタリド(Pentalide) 1 カーネーション ベース(Carnation Base) 1 カシメラン(Cashmeran) 3 メチル ヨノン(Methyl ionone) 3 ネオベルガメート(Neobergamate) 3 ゲラニル ニトリル(Geranyl nitrile) 1 アルデヒド C−9 10%ジプロピレングリコール溶液 (Aldehyde C−9 10% in DPG) 3 アルデヒド C−10 10%ジプロピレングリコール溶液 (Aldehyde C−10 10% in DPG) 1 アルデヒド C−12 MNA 10%ジプロピレングリコール溶液 (Aldehyde C−12 MNA 10% in DPG) 2 ヘリオトロピン(Heliotropine) 1 ジプロピレングリコール(Dipropylene glycol) 7 計 100%
Claims (6)
- 【請求項1】 40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリ
コーンを含有してなることを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】 40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリ
コーンと毛髪セット用高分子化合物とを併用してなるこ
とを特徴とする毛髪用化粧料。 - 【請求項3】 40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリ
コーンとモノもしくはポリグリセリン又はその誘導体と
を併用してなることを特徴とする毛髪用化粧料。 - 【請求項4】 40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリ
コーンとメチルポリシロキサンとを併用してなることを
特徴とする毛髪用化粧料。 - 【請求項5】 ピロリドンカルボン酸塩を含有する請
求項4記載の毛髪用化粧料。 - 【請求項6】 40℃以上の融点をもつ水溶性固形シリ
コーンと平均粒子径2μm以上10μm未満の粒子を1
5%以上、2μm未満の粒子を15%未満含有するポリ
メチルシルセスキオキサン粉末とを併用してなることを
特徴とする毛髪用化粧料。
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JP2007176813A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Lion Corp | シート状化粧料 |
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