JP2000189281A - ヒ―タ―内蔵車両用シ―ト - Google Patents
ヒ―タ―内蔵車両用シ―トInfo
- Publication number
- JP2000189281A JP2000189281A JP10376947A JP37694798A JP2000189281A JP 2000189281 A JP2000189281 A JP 2000189281A JP 10376947 A JP10376947 A JP 10376947A JP 37694798 A JP37694798 A JP 37694798A JP 2000189281 A JP2000189281 A JP 2000189281A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- pad
- skin
- surface side
- storage space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】接着シートにおいて、表皮の接着時におけるヒ
ーターの位置ズレを防止することである。 【構成】パッド（１）の裏面側に凹窪状の格納空間部
（１０）を形成し、該格納空間部（１０）内にヒーター
（４）を収容してスラブ材（２）で挟持してなるもので
ある。
ーターの位置ズレを防止することである。 【構成】パッド（１）の裏面側に凹窪状の格納空間部
（１０）を形成し、該格納空間部（１０）内にヒーター
（４）を収容してスラブ材（２）で挟持してなるもので
ある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はヒーター内蔵し表皮
で発泡体製パッドを接着して形成する車両用接着シート
（座席）に関する。
で発泡体製パッドを接着して形成する車両用接着シート
（座席）に関する。
【０００２】
【従来の技術】ヒーター内蔵の接着シートは、パッドに
接着する表皮が、表皮材、発泡体製ワディング、ワディ
ングカバーの三層からなるトリムカバーに比べ、一枚状
の表皮のみであるため肉厚が薄い。そのため、この表皮
と表皮によって被覆される発泡体製パッドとの間にヒー
ターを介在させると、ヒーターが異物感となる不具合が
ある。
接着する表皮が、表皮材、発泡体製ワディング、ワディ
ングカバーの三層からなるトリムカバーに比べ、一枚状
の表皮のみであるため肉厚が薄い。そのため、この表皮
と表皮によって被覆される発泡体製パッドとの間にヒー
ターを介在させると、ヒーターが異物感となる不具合が
ある。
【０００３】斯かる不具合を除去するために、実開平１
ー１４５２５７号公報に開示されているように、ヒータ
ーと表皮との間にスラブ材を介在させている。
ー１４５２５７号公報に開示されているように、ヒータ
ーと表皮との間にスラブ材を介在させている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スラブ材を
ヒーターと表皮との間に介在させたものは、パッドの表
面にスラブ材、ヒーターを収容するための凹窪を設け、
この凹窪内にヒーター、スラブ材を収容している。
ヒーターと表皮との間に介在させたものは、パッドの表
面にスラブ材、ヒーターを収容するための凹窪を設け、
この凹窪内にヒーター、スラブ材を収容している。
【０００５】このヒーター、スラブ材を収容してパッド
に表皮を加圧して接着すると、ヒーター、スラブ材の位
置ズレが生じる不具合があった。
に表皮を加圧して接着すると、ヒーター、スラブ材の位
置ズレが生じる不具合があった。
【０００６】そこで、本発明は接着シートにおいて斯様
なヒーター、スラブ材の位置ズレを防止することを目的
とする。
なヒーター、スラブ材の位置ズレを防止することを目的
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係るヒーター内蔵車両用シートは、表面側
に表皮を接着する発泡体製パッドの裏面側に、凹窪状態
の格納空間部を設け、該格納空間部内にヒーターを収容
し、該ヒーターをスラブ材で挟持してなることを特徴と
するものである。
めの本発明に係るヒーター内蔵車両用シートは、表面側
に表皮を接着する発泡体製パッドの裏面側に、凹窪状態
の格納空間部を設け、該格納空間部内にヒーターを収容
し、該ヒーターをスラブ材で挟持してなることを特徴と
するものである。
【０００８】ヒーターがパッドの表皮側に収容されてい
ないため、表皮をパッドに加圧して接着する際に、位置
ズレが生じることがない。
ないため、表皮をパッドに加圧して接着する際に、位置
ズレが生じることがない。
【０００９】更に、パッドに表皮を接着後に、ヒーター
をパッドに取付けることができるため、ヒーターを損傷
せずに確実に固定できる。
をパッドに取付けることができるため、ヒーターを損傷
せずに確実に固定できる。
【００１０】また、前記スラブ材の外面に、断熱材から
支持部材を設けてなることにより、ヒーターの発熱を表
皮側に有効に放散できる。
支持部材を設けてなることにより、ヒーターの発熱を表
皮側に有効に放散できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図面に基づいて説明する。図１はヒーター（４）内蔵の
自動車用シートのシートバック（ＳＢ）を示し、図中
（１）はモールド加工した発泡体（ウレタンフォーム）
製パッド、（２）はヒーター（４）を挟持するウレタン
フォーム製のスラブ材、（３）は断熱材からなる支持部
材、（５）はパッド（１）を被覆して接着する表皮を各
々示す。
図面に基づいて説明する。図１はヒーター（４）内蔵の
自動車用シートのシートバック（ＳＢ）を示し、図中
（１）はモールド加工した発泡体（ウレタンフォーム）
製パッド、（２）はヒーター（４）を挟持するウレタン
フォーム製のスラブ材、（３）は断熱材からなる支持部
材、（５）はパッド（１）を被覆して接着する表皮を各
々示す。
【００１２】パッド（１）の中央部（１１）には、図２
に示すように、表皮（５）の接着面である表面側に対し
て反対面である裏面側に、凹窪状の格納空間部（１０）
が形成されている。
に示すように、表皮（５）の接着面である表面側に対し
て反対面である裏面側に、凹窪状の格納空間部（１０）
が形成されている。
【００１３】そして、図示するパッド（１）の中央部
（１１）は、他の部分と同一のウレタンフォームで一体
成形されているが、パッド発泡成形時に通気性に優れた
スラブ材からなるプレート体をモールド内にあらかじめ
収容して、他の部分と一体に成形するようにするのが好
ましい。
（１１）は、他の部分と同一のウレタンフォームで一体
成形されているが、パッド発泡成形時に通気性に優れた
スラブ材からなるプレート体をモールド内にあらかじめ
収容して、他の部分と一体に成形するようにするのが好
ましい。
【００１４】斯様に中央部（１１）を他の部分と異質の
ウレタンフォームで形成することにより、ヒーター
（４）の発熱を効率よく表皮側に伝導できる。
ウレタンフォームで形成することにより、ヒーター
（４）の発熱を効率よく表皮側に伝導できる。
【００１５】前記スラブ材（２）はプレート状に形成さ
れ、その内面側にヒーター（４）が固定され、外面側に
はプレスフェルトの接着品などの断熱性、剛性を有する
支持部材（３）が一体に取付けられている。
れ、その内面側にヒーター（４）が固定され、外面側に
はプレスフェルトの接着品などの断熱性、剛性を有する
支持部材（３）が一体に取付けられている。
【００１６】この支持部材（３）は、周縁部を接着剤に
よってパッド（１）の格納空間部（１０）周囲に接着さ
れる。
よってパッド（１）の格納空間部（１０）周囲に接着さ
れる。
【００１７】以上のヒーター（４）はスラブ材（２）、
支持部材（３）と共に、パッド（１）に表皮（５）を加
圧して接着した後に、格納空間部（１０）内に取付け
る。
支持部材（３）と共に、パッド（１）に表皮（５）を加
圧して接着した後に、格納空間部（１０）内に取付け
る。
【００１８】なお、パッド（１）はフレーム（６）とフ
レーム（６）に架設したＳ形ばね（７）に、また、支持
部材（３）はＳ形ばね（７）に各々支持される。
レーム（６）に架設したＳ形ばね（７）に、また、支持
部材（３）はＳ形ばね（７）に各々支持される。
【００１９】また、図示する表皮（５）は、あらかじめ
袋状に縫製して、フレーム（６）付のパッド（１）を被
包するように形成されている。
袋状に縫製して、フレーム（６）付のパッド（１）を被
包するように形成されている。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、パッドに加圧して接着
する表皮側にヒーターを設けていないため、表皮のパッ
ドに対する接着時に、ヒーターが位置ズレすることがな
い。
する表皮側にヒーターを設けていないため、表皮のパッ
ドに対する接着時に、ヒーターが位置ズレすることがな
い。
【００２１】また、パッドに表皮を接着後、パッドにヒ
ーターを内蔵することができるため、ヒーターをパッド
の所定位置に的確に取付けることができる。
ーターを内蔵することができるため、ヒーターをパッド
の所定位置に的確に取付けることができる。
【００２２】更に、ヒーターはスラブ材により保護され
るため、パッドの支持部材等によって損傷することがな
い。
るため、パッドの支持部材等によって損傷することがな
い。
【図１】本発明の断面図である。
【図２】本発明の分解断面図である。
【符号の説明】 １ パッド ２ スラブ材 ３ 支持部材 ４ ヒーター ５ 表皮 １０ パッドの格納空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 雅之 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 久保 芳明 東京都昭島市松原町３丁目２番12号 株式 会社タチエス内 (72)発明者 佐藤 暁史 東京都昭島市松原町３丁目２番12号 株式 会社タチエス内 Ｆターム(参考） 3B084 CA04 CA07 JF02 JF03
Claims (2)
- 【請求項１】 表面側に表皮を接着する発泡体製パッド
の裏面側に、凹窪状態の格納空間部を設け、該格納空間
部内にヒーターを収容し、該ヒーターをスラブ材の内面
で挟持してなることを特徴とするヒーター内蔵車両用シ
ート。 - 【請求項２】 前記スラブ材の外面に、断熱材から支持
部材を設けてなる請求項１のヒーター内蔵車両用シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10376947A JP2000189281A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | ヒ―タ―内蔵車両用シ―ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10376947A JP2000189281A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | ヒ―タ―内蔵車両用シ―ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000189281A true JP2000189281A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18508001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10376947A Pending JP2000189281A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | ヒ―タ―内蔵車両用シ―ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000189281A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006105869A1 (de) * | 2005-04-02 | 2006-10-12 | Gottlieb Binder Gmbh & Co. Kg | Befestgungsvorrichtung und verfahren zum herstellen derselben |
| CN108883716A (zh) * | 2016-03-03 | 2018-11-23 | 提爱思科技股份有限公司 | 车用座椅 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10376947A patent/JP2000189281A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006105869A1 (de) * | 2005-04-02 | 2006-10-12 | Gottlieb Binder Gmbh & Co. Kg | Befestgungsvorrichtung und verfahren zum herstellen derselben |
| US8007891B2 (en) | 2005-04-02 | 2011-08-30 | Gottlieb Binder Gmbh & Co. Kg | Fixing device and method for producing the same |
| CN108883716A (zh) * | 2016-03-03 | 2018-11-23 | 提爱思科技股份有限公司 | 车用座椅 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061019 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061116 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070308 |