JP2000189257A - 机等の幕板の取付構造 - Google Patents

机等の幕板の取付構造

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JP2000189257A JP10369787A JP36978798A JP2000189257A JP 2000189257 A JP2000189257 A JP 2000189257A JP 10369787 A JP10369787 A JP 10369787A JP 36978798 A JP36978798 A JP 36978798A JP 2000189257 A JP2000189257 A JP 2000189257A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幕板を強固に取付けることにより、机等の強
度を高める。 【解決手段】 中央幕板5aの左右の端面は、係止金具
16を介して脚柱3のあり溝17に係止保持され、下部
を中央幕板に固着された上部幕板5bの上端は天板に、
また上部を中央幕板5bに固着された下部幕板5cは脚
柱3に、それぞれ固着されているため、3分割構造の幕
板5でもその取付強度は大きく、ハイカウンタ等の強度
を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば机やカウン
タ等の幕板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の幕板の従来の取付構造として
は、例えば実開平6−77563号公報に開示されてい
るものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の幕板の取付
構造は、机の後端の両支柱の対向面奥部にあり溝を形成
するとともに、幕板の側端面の上下部に、上記あり溝に
係合可能な拡幅部を有する係止金具を取付け、この係止
金具の拡幅部をあり溝に係合させるようにして、幕板を
上方より下降させて両支柱間に取付けるものである。
【0004】この従来の取付構造では、幕板はその両側
端面のみが支柱に固定されているため、意匠的に幕板を
上下に分割し、かつ薄肉の幕板と組合わせて使用した場
合、あるいは、上下長の長いハイカウンタ等の幕板の場
合に十分な取付強度が得られず、机やハイカウンタ等の
強度も低下する問題がある。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、幕板を分割したり、上下寸法の長い幕板
等であっても、これを強固に取付けることにより、机等
の強度を高めることができるようにした机等の幕板の取
付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の幕板の取付構造は、机等の後部側の左右の
脚柱の対向面間に取付けられる幕板の取付構造であっ
て、前記脚柱の対向面に、上下方向を向く係合溝とその
奥部にあり溝を形成し、このあり溝に、前記幕板の左右
の側端面に固着した係止金具における係合鍔部を、上下
に摺動可能に係合するとともに、幕板の上端部を、脚柱
の上端に取付けた天板に、同じく下端部を、左右の脚柱
にそれぞれ固着したことを特徴としている。上記構成の
本発明によると、幕板の左右の端面は、係止金具を介し
て左右の脚柱により係止保持されるとともに、上端は天
板に、かつ下端部は左右の脚柱にそれぞれ固着されてい
るため、幕板の上下長が長くても、その取付強度は大き
く、机やハイカウンタ等の強度を低下させる恐れはな
い。
【0007】上記幕板の取付構造において、幕板を、左
右の側端面に係止金具を有する中央幕板と、この中央幕
板の上部に固着され、上端に天板に固定可能な取付部を
有する上部幕板と、前記中央幕板の下部に固着され、下
部左右端に左右の脚柱への取付部を有する下部幕板とよ
りなるものとするのが好ましい。このようにすると、幕
板を意匠的に3分割構造としても、個々の幕板同士は互
いに結合され、かつ脚柱や天板にも固定されているの
で、机等の強度を低下させる恐れはない。
【0008】上記机等の幕板の取付構造において、上部
幕板と下部幕板との左右の端部に、脚柱に形成した係合
溝の内面に当接可能な支持片を連設するのが好ましい。
このようにすると、上下の幕板の左右の端部も係合溝に
より保持されるので、それらの前後方向の曲げ強度が大
となり、幕板を薄肉とした際でも、机等の強度を低下さ
せることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0010】図1ないし図5は、本発明をハイカウンタ
に適用した例を示すもので、ハイカウンタ1は、図1及
び図3に示すように、左右方向に所定寸法離間する前後
(以下、方向は図3の上方を前として説明する)1対ず
つの脚柱2,3と、前後に並ぶ脚柱2,3間に設けられ
た左右1対の側板4と、後部の脚柱3間に設けられた幕
板5と、各4本の脚柱4の上端に設けられた天板6とを
有している。
【0011】側板4は、その前後の端面に形成した上下
方向を向く凹溝4aを、前後の脚柱2,3の対向面の突
条2a,3aに嵌合させたのち、図5に示すように、前
後の各脚柱2,3の上下の端面に、押えプレート7,8
をビス9により固定することにより、上下方向に移動す
るのが阻止されている。
【0012】幕板5は、図5に示すように、厚肉の中央
幕板5aと、上下長の短い薄肉パネル条の上部幕板5b
と、これにより上下長の長い薄肉パネル状の下部幕板5
cとよりなり、上下の幕板5b,5cは、それぞれ下端
部と上端部が中央幕板5aの前面に複数のビス10によ
り固定されている。
【0013】上部幕板5bの上端には、前方を向く取付
片11が連設され、この取付片11は、天板6の下面に
ねじ止めされる。
【0014】上部幕板5bにおける左右の端縁の上半部
と、下部幕板5cにおける左右の端縁の下半部とには、
それぞれ左右の脚柱3に向かって斜後方を向くととも
に、先端部を中央幕板5aの後面と平行をなすように外
向きに折曲した支持片12,13が連設されている。
【0015】上記各支持片12,13の先端部は、後部
側の脚柱3における左右方向の対向面に上下方向を向い
て形成された係合溝14内に挿入されて、その後面と当
接するようになっている。
【0016】下部幕板5cは、係合溝14の下端におい
て、支持片13の下端に前向きとして折曲された固定片
13a(図5参照)を、下方の押えプレート8の上面に
ビス15により固定することにより、上方への移動が阻
止されている。
【0017】中央幕板5aの左右の側端面には、図2〜
図4に示すように、上下方向の中央部に、前後方向に拡
幅した係合鍔部16aを有する上下1対の係止金具16
がねじ止めされている。この係止金具16の係合鍔部1
6aは、後部の脚柱3における係合溝14の奥部に形成
された上下方向を向くあり溝17内に、上下に摺動可能
として係合されるようになっている。
【0018】上記実施例において、ハイカウンタ1を組
立てるには、まず中央幕板5aに上下の幕板5b,5c
を取付けて、上下に長い幕板5を一体的に形成する。
【0019】ついで、前後の各脚柱2,3の下端に、下
部の押えプレート8を固定したのち、前後の脚柱2,3
間に側板4を上方より挿入する。
【0020】ついで、後部の脚柱3の各係合溝14内
に、上記一体に組付けた幕板5を上方より挿入し、中央
幕板5aの係止金具16の係合鍔部16aをあり溝17
に係合させるとともに、上下の幕板5b,5cの支持片
12,13の先端部を係合溝14内の後面に当接させ
る。
【0021】ついで、下部幕板5cの固定片13aを下
部の押えブレート8にねじ止めした後、前後の各脚柱
2,3の上端に上部の押えプレート7をねじ止めし、そ
の上面に天板6を載置して下方よりねじ止めするととも
に、その天板6の下面に上部幕板5bの取付片11を固
定すれば、ハイカウンタ1の組立ては終了する。
【0022】ハイカウンタ1の組立て後において、上下
に3分割構造とした幕板5は、強固に取付けられ、ハイ
カウンタ1自体の強度も高まる。
【0023】すなわち、厚肉の中央幕板5aは、その両
側端が係止金具16により脚柱3に強固に係止されてお
り、また、上下の幕板5b、5cは、それらの上下の端
部が中央幕板5aの前面にねじ止めされ、かつ上部幕板
5bの上端は天板6に、下部幕板5cの下端は下部の押
えプレート8に、それぞれ固定されているためである。
【0024】さらに、上下の幕板5b、5cに支持片1
2,13を連設し、これらを脚柱3の係合溝14に挿入
して、その後面に当接させているため、それらの後方へ
の曲げ強度も高く、ハイカウンタ1の強度はより高ま
る。
【0025】なお、上記実施例では、幕板5を3分割構
造としているが、一体構造としても良い。この際には、
幕板の上端を天板6に、かつ下端の左右両側部を下部の
押えプレート8に固着すれば良い。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0027】(a)請求項1に記載の発明によれば、幕
板は、その左右の側端面、上端及び下端が脚柱や天板に
固定されているので、たとえ上下長が長くても、その取
付強度は大きく、従って机やハイカウンタ等も十分な強
度を有するようになる。
【0028】(b)請求項2に記載の発明によれば、例
えば意匠等に配慮して、幕板を3分割構造としても、個
々の幕板同士は互いに結合され、かつ脚柱や天板にも固
定されているため、机等の強度を低下させる恐れはな
い。
【0029】(c)請求項3に記載の発明によれば、上
下の幕板の左右の端部も係合溝内に保持されるので、そ
れらの前後方向の曲げ強度が大となり、幕板を薄肉パネ
ル状とした際でも、机等の強度を低下させることはな
い。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したハイカウンタの背面図であ
る。
【図2】中央幕板における係止金具が取付けられた側端
面の拡大側面図である。
【図3】図1のIII−III線の拡大横断平面図である。
【図4】同じく、IV−IV線の拡大横断平面図である。
【図5】幕板の右方の端部の取付例を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ハイカウンタ 2、3 脚柱 2a、3a 突条 4 側板 4a 凹溝 5 幕板 5a 中央幕板 5b 上部幕板 5c 下部幕板 6 天板 7、8 押えプレート 9、10 ビス 11 取付片 12、13 支持片 13a 固定片 14 係合溝 15 ビス 16 係合金具 16a 係合鍔部 17 あり溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机等の後部側の左右の脚柱の対向面間に
    取付けられる幕板の取付構造であって、 前記脚柱の対向面に、上下方向を向く係合溝とその奥部
    にあり溝を形成し、このあり溝に、前記幕板の左右の側
    端面に固着した係止金具における係合鍔部を、上下に摺
    動可能に係合するとともに、幕板の上端部を、脚柱の上
    端に取付けた天板に、同じく下端部を、左右の脚柱にそ
    れぞれ固着したことを特徴とする机等の幕板の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 幕板を、左右の側端面に係止金具を有す
    る中央幕板と、この中央幕板の上部に固着され、上端に
    天板に固定可能な取付部を有する上部幕板と、前記中央
    幕板の下部に固着され、下部左右端に左右の脚柱への取
    付部を有する下部幕板とよりなるものとした請求項1に
    記載の机等の幕板の取付構造。
  3. 【請求項3】 上部幕板と下部幕板との左右の端部に、
    脚柱に形成した係合溝の内面に当接可能な支持片を連設
    した請求項2に記載の机等の幕板の取付構造。
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