JP2670579B2 - 棚 - Google Patents

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JP2670579B2
JP2670579B2 JP19516188A JP19516188A JP2670579B2 JP 2670579 B2 JP2670579 B2 JP 2670579B2 JP 19516188 A JP19516188 A JP 19516188A JP 19516188 A JP19516188 A JP 19516188A JP 2670579 B2 JP2670579 B2 JP 2670579B2
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悟 大野
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段谷産業株式会社
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、側板、中仕切板と棚板を組み合せて構成
する棚に関する。
[従来の技術] 従来、第7図に示す様な棚を床から天井に達する高さ
で壁面に構成するには、表面や裏面に所定間隔で多数の
ダボ穴1′が形成された側板5′と中仕切板7′を床面
から天井までの高さに合せて切断後、側板5′と中仕切
板7′又は中仕切板7′相互間を床面に近い下部では矩
形枠状の台輪4′を用い、天井に近い上部では固定棚1
1′を用いて側板5′や中仕切板7′を固定して棚単独
でも安定して立設できる構成となっていた。
[発明が解決しようとする課題] 所が、上記の様な従来の棚は側板5′や中仕切板7′
間に矩形枠状の台輪4′を取り付ける加工が全くなされ
ていなかったり、台輪4′を取り付けるための連結穴
3′が側板4′や中仕切板7′下部に形成されていて
も、第8図に示す様に、台輪4′に設けられた孔17を貫
通させてボルト15止めするにはボルト15の位置合せがむ
つかしく、組立にくい物であった。
また、台輪4′を取り付けるためのダボ穴1′などは
3面化粧した側板5′や中仕切板7′の下部に設けられ
るので、側板5′としては、左用右用とを別々に用意せ
ねばならなかった。
さらに、棚としての意匠の向上を計るため側板5′、
中仕切板7や棚板11′、12′などの前面を大きく面取り
加工したりR状加工した場合などは、棚板11′、12′間
に扉14′を直接取り付けようとした時、第9図の様に、
棚板11′と側板5′との隣接部分に大きな隙間を生じる
ので外見上も見劣りし、埃なども侵入するなどの問題点
が有った。
そこで、従来は、棚板11′間隔に合せた扉14′つきの
箱体を用いて棚板間に取り付ける事が一般的であった
が、扉14′付きの箱体21を棚板11′、12′間に取り付け
ると全体的な一体感が損なわれるし、価格も上昇するな
どの問題点が有った。
[課題を解決するための手段] この発明では、上記の様な従来の問題点を解決したも
ので、側板一種類で左右の兼用が可能であり、側板等に
対する台輪の取付けが容易で確実に行え、棚板間に扉が
納まり良く取付けられる構成を検討したもので、その構
成は、表裏面及び前側面の3面が化粧された化粧板の表
面に所定間隔で1対のダボ穴が長手方向に沿って多数形
成され、上下端部には梯子型台輪の前後枠板端部と嵌合
する1対の切込と連通穴が形成された側板と、3面化粧
された化粧板の表裏面に側板と同一間隔で同数のダボ穴
が長手方向に沿って多数形成され、上下端部には梯子型
台輪の前後枠板端部と嵌合する1対の切込と連結穴が側
板と同様に形成された中仕切板と、前記の切込と嵌合す
る間隔と長さに前後枠板端部が突出し、前記の連結穴の
位置に合せて左右枠板に1対の横長いバカ穴が形成され
た梯子型台輪と、側板と中仕切板又は中仕切板相互を固
定する結合金具取付け用の1対の切込が前記のダボ穴間
隔に一致させて両端部に形成された固定棚板と、側板と
中仕切板間又は中仕切板相互間に載置される可動棚板
と、側板上部の切込と中仕切板上部の切込間又は中仕切
板相互の上部の切込間に嵌合する様に差し渡される幕板
を主部品とし、扉、連結ボルト、蝶番受座、ダボなどを
副部品として構成された棚に係る。
以下、この発明を図面を参照しながら詳述する。
第1図のこの発明の実施例になる棚の斜視面図で、第
2図は棚を構成する部品を示す正面図、第3図は棚板と
台輪の結合構成、第4図は棚板と固定棚板の取付け構
成、第5図は側板と扉の取付け構成、第6図は棚板と扉
の取付け構成を示している。
側板5は、合板、パーティクルボード、LVL、MDF等の
木質基板の表裏面及び前側面の3面を化粧した化粧板の
表面に所定間隔で1対のダボ穴1が長手方向に沿って多
数形成され、上下端部には梯子型台輪4の前後枠板端部
6と嵌合可能な幅と深さを有する1対の切込2と連結穴
3が形成されている。
側板5の寸法としては、幅が200〜400mm、長さ2100〜
2500mm、厚さ20〜40mm程度の範囲にある。
ダボ穴1は3面化粧された表面のみに20〜50mm程度の
範囲の一定間隔で表面全体に形成される。
中仕切板7はその化粧面数、寸法、ダボ穴1の位置と
数、切込2と連結穴3の位置と数も側板5と同一である
が、側板5と比べるとダボ穴1や切込2が化粧板の表裏
両面に形成される点に於て異なっている。
梯子型台輪4は前枠と左右枠が化粧された枠体で、前
記の側板5と中仕切板7の切込2と嵌合可能な様に前後
枠板端部6が10mm程度突出し、前記の連結穴3の位置に
合せて左右枠板に1対の横長いバカ穴8が形成される。
固定棚板11は側板5と中仕切板7又は中仕切板7相互
を固定するもので、3面化粧が施され、両端部には結合
金具9取付け用の1対の切込10が前記側板5や中仕切板
7のダボ穴1寸法に合せて形成され、側板5や中仕切板
7に対して2〜3個所に取付られる。
可動棚板12は3面化粧が施され、側板5と中仕切板7
間又は中仕切板7相互間にダボを介して載置され、裏面
には側板5のダボ穴1間隔に一致する2列の条溝18が形
成されている。
なお、長さ方向は切断して寸法調整を行う事が出来
る。
幕板13は側板5上部の切込2を中仕切板7上部の切込
2間又は中仕切板7相互の上部切込2間に嵌合する様に
差し渡される寸法で有る。
なお、幕板13は側板5や中仕切板7の上端部に形成さ
れた切込2を施工時、前面からは見えにくくするために
用いられる。
扉14は受座16を側板5や中仕切板7に形成されたダボ
穴1に取付け、蝶番19を受座16に取り付けることによっ
て開閉自在に固定される。なお、第6図の様に側板5、
中仕切板7、棚板11、12の前側面にR加工や大きな面取
り加工が施されてい場合には棚板11前側面と扉14裏面と
の間に生じる隙間を出来るだけ少なくするため、扉14の
裏側上下端部に隙間に対応する厚みの帯状凸部20が形成
される。
[作 用」 この発明に於て、3面が化粧された化粧板の表面に所
定間隔で1対のダボ穴1が長手方向に沿って多数形成さ
れ、上下端部には梯子型台輪4の前後枠板端部6と嵌合
する1対の切込2と連結穴3が形成された側板5を用い
るのは、上下を逆にするだけで左右いずれの側板5とし
ても兼用できる様にするためである。
台輪4が梯子状であり、かつその左右枠板に1対の横
長いバカ穴8が形成されるのは、前記の側板5と中仕切
板7の切込2に台輪4の突出した前後枠板両端部6を嵌
合させ、さらに台輪4の横長いバカ穴8を貫通させて側
板5と中仕切板7の連結穴3に連結ボルト15などの連結
金具が容易に固着できる様にするためである。
[実施例] 前側面を5mm半径で面取りした幅300mm、長さ2930mm、
厚さ30mmの合板の3表面に化粧単板を貼着して化粧板と
し、その化粧板の表面に30mmの間隔で2個が1対となっ
たダボ穴1を長手方向に沿って合計で152個を等間隔に
形成し、その上下端部には化粧板の中央部を中心点とし
た時点対称となる位置に梯子型台輪4の前後枠板端部6
と嵌合する1対の切込2と連結穴3をそれぞれ形成して
側板5とした。
中仕切板7は側板5と同一寸法の化粧板の両面にダボ
穴1、切込2と連結穴3を側板5と同じ位置と数だけ形
成した。
梯子型台輪4は前枠と両側枠を化粧した枠体で、長さ
を430mm、570mm、850mmの3種類とし、前記の側板5と
中仕切板7の切込2と嵌合可能な様に前後枠板端部6を
約5mm突出させ、前記の連結穴3の位置に合せて左右枠
板に1対の横長いバカ穴8を2個づつ形成した。
前側面を5mm半径で面取りし、3面化粧した固定棚板1
1、可動棚板12及び幕板13の内、固定棚板11はその長さ
を420mm、560mm、840mmの3種類とし、その両端部には
側板5と中仕切板7又は中仕切板7相互を固定するため
の連結金具9取付け用の1対の切込10をダボ穴1の間隔
に合せて形成し、可動棚板12はその長さを419mm、559m
m、819mmの3種類とし、その裏面にはダボ受け用の条溝
18を2本平行して形成した。なお、幕板13は前記の梯子
状台輪4と同一長さで3種類を作成した。
扉14は幅430mm、高さ440mmで裏面の上下端部に厚さ5m
mの帯状凸部20を形成し、裏面一側端部に1対の蝶番19
を取り付けたものを2枚一組として用意した。
以上の部品をビス、締め付け金具、蝶番、ダボなどを
用いて第1図に示すように組立て、求める棚を得た。
[効 果] この発明の請求項第1項又は第2項に記載の棚によれ
ば、棚板は1種類を左右兼用型にしているので、施工時
の判別や在庫管理などが非常に容易である。また、台輪
は梯子型とし、かつ側面に横長位バカ穴を開けているの
で、側板や中仕切板との結合が容易であるだけでなく、
確実に行なうことが出来る。
更に、室内に棚を構成するに当っての高さ調整は木質
板を基材としているので、側板、中仕切板、幕板の上部
を高さに合せて切断するだけ行なうことが出来る。
請求項第3項記載の棚によれば、扉の裏面の上下端部
に帯状凸部が形成されているので、側板、中仕切板、棚
板などの前側面が大きく面取りされていても、箱体等の
他の部品を用いることなく棚板を天板、地板として扉を
直接取り付けることが出来るので、棚としての一体感を
損なうことなく安価で、かつ裏面間に生じる隙間を少な
くし、埃などの侵入を防止出来るなどの効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例になる棚の斜視面図で、第2
図は棚を構成する部品を示す正面図、第3図は側板と台
輪の結合構成、第4図は側板と固定棚板の取付け構成、
第5図は側板と扉の取付け構成、第6図は棚板と扉の取
付け構成を示している。 第7図〜第9図は従来の棚とその取付け構成を示してい
る。 1……ダボ穴、2……切込 3……連結穴、4……梯子型台輪 5……側板、6……台輪突出部 7……中仕切板、8……横長いバカ穴 9……結合金具、10……連結用切込 11……固定棚板、12……可動棚板 13……幕板、14……扉 15……連結ボルト、16……蝶番受座 17……孔、18……条溝 19……蝶番、20……帯状凸部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏面及び前側面の3面が化粧された化粧
    板の表面に所定間隔で1対のダボ穴(1)が長手方向に
    沿って多数形成され、上下端部には梯子型台輪(4)の
    前後枠板端部(6)と嵌合する1対の切込(2)と連結
    穴(3)が形成された側板(5)と、3面化粧された化
    粧板の表裏面に側板(5)と同一間隔で同数のダボ穴
    (2)が長手方向に沿って多数形成され、上下端部には
    梯子型台輪(4)の前後枠板端部(6)と嵌合する1対
    の切込(2)と連結穴(3)が側板(5)と同様に形成
    された中仕切板(7)と、前記の切込(2)と嵌合する
    間隔と長さに前後枠板端部(6)が突出し、前記の連結
    穴(3)の位置に合せて左右枠板に1対の横長いバカ穴
    (8)が形成された梯子型台輪(4)と、側板(5)と
    中仕切板(7)又は中仕切板(7)相互を固定する結合
    金具(9)取付け用の1対の切込(10)が前記のダボ穴
    (2)間隔に一致させて両端部に形成された固定棚板
    (11)と、側板(5)と中仕切板(7)間又は中仕切板
    (7)相互間に載置される可動棚板(12)と、側板
    (5)上部の切込(2)と中仕切板(7)上部の切込
    (2)間又は中仕切板(7)相互の上部の切込(2)間
    に嵌合する様に差し渡される幕板(13)を主部品とし、
    扉(14)、連結ボルト(15)、蝶番受座(16)、ダボな
    どを副部品として構成されたことを特徴とする棚。
  2. 【請求項2】側板(5)、中仕切板(7)、固定棚板
    (11)、可動棚板(13)の前面がR状又は大きく面取り
    成形されたことを特徴とする請求項第1項記載の棚。
  3. 【請求項3】側板(5)や中仕切板(7)表面に形成さ
    れダボ穴(1)に蝶番受座(16)を固着することによっ
    て裏面の上下端部に帯状凸部(20)を形成した1対の扉
    を対向させて取り付けたことを特徴とする請求項第1項
    又は第2項記載の棚。
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WO2006038629A1 (ja) 2004-10-05 2006-04-13 Jgc Corporation ガス化複合発電設備、その制御方法、燃料ガスの製造方法
JP6141092B2 (ja) 2013-04-26 2017-06-07 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガス化発電プラントの制御装置、ガス化発電プラント、及びガス化発電プラントの制御方法

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