JP2000188789A - 遠隔監視制御システム用の設定器 - Google Patents

遠隔監視制御システム用の設定器

Info

Publication number
JP2000188789A
JP2000188789A JP10364707A JP36470798A JP2000188789A JP 2000188789 A JP2000188789 A JP 2000188789A JP 10364707 A JP10364707 A JP 10364707A JP 36470798 A JP36470798 A JP 36470798A JP 2000188789 A JP2000188789 A JP 2000188789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
terminal
power
signal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10364707A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Yoshimura
祐一 吉村
Toshiaki Tokizane
敏昭 時実
Shinji Sakasegawa
伸二 酒瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10364707A priority Critical patent/JP2000188789A/ja
Publication of JP2000188789A publication Critical patent/JP2000188789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】商用電源を用いずに関係データの設定や端末器
のアドレスの設定が行えるようにした使い勝手のよい遠
隔監視制御システム用の設定器を提供する。 【解決手段】関係データと端末器のアドレスを設定する
設定器を設ける。表示部は液晶表示回路22を用い、画
面上に任意の表示領域を形成するとともに表示内容の異
なる画面を切替表示する。また、表示部とともに設定内
容を指示する操作部としてキーマトリクス24が設けら
れる。内部回路に電源を供給する電源回路26は、信号
線から供給される電力と、電池Bからの電力とを選択し
て用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重伝送方
式により伝送信号を信号線に伝送し、この伝送信号を用
いてスイッチの操作による負荷制御を可能とした遠隔監
視制御システムに用いられ、スイッチと負荷との対応関
係を設定する遠隔監視制御システム用の設定器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図5に示す構成の遠隔監視制
御システムが知られている(特許第2781003号公
報等)。この遠隔監視制御システムでは、伝送制御装置
30に接続された2線式の信号線Lsに複数台ずつの操
作端末器31および制御端末器32が接続(マルチドロ
ップ接続)される。図示例では、制御端末器32を1台
だけ示しているが、実際には複数台の制御端末器32が
用いられる。ここに、操作端末器31および制御端末器
32と信号線Lsとの接続形態には一般に送り配線が採
用される。つまり、操作端末器31および制御端末器3
2は信号線Lsに接続するための2組の端子を備え各端
子に信号線Lsが接続されることによって、信号線Ls
が操作端末器31ないし制御端末器32を介して延長さ
れる。また、図示例では操作端末器31として、個別ス
イッチ31a、パターンスイッチ31bが設けられ、さ
らに、後述するパターン設定器33も信号線Lsに接続
されている。各操作端末器31および各制御端末器32
には、それぞれ個別のアドレスが設定され、伝送制御装
置30はそれらのアドレスを用いて操作端末器31およ
び制御端末器32を個別に認識する。個別スイッチ31
aとパターンスイッチ31bとはそれぞれスイッチS
a,Sbを備え、制御端末器32は負荷(図示例では照
明負荷L)を制御するリレーを内蔵する。また、操作端
末器31には照明負荷Lの動作状態を確認するための発
光ダイオードよりなる確認灯(図示せず)が設けられて
いる。ここに、リレーには一般にラッチング型のものが
用いられ、制御端末器32がリレーを動作させる際には
リレーにパルス的に電源を供給する。制御端末器32は
リレーを外部に持つ形式のものもあり、この場合には別
途に設けたトランスからリレーにパルス的に給電する。
【0003】伝送制御装置30は信号線Lsに対して、
図6(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出す
る。すなわち、信号送出開始を示す同期信号SY、伝送
信号Vsのモードを示すモードデータMD、操作端末器
31や制御端末器32を各別に呼び出すためのアドレス
データAD、照明負荷Lを制御する制御データCD、伝
送誤りを検出するためのチェックサムデータCS、操作
端末器31や制御端末器32からの返送信号(監視デー
タ)を受信するタイムスロットである信号返送期間WT
よりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、
パルス幅変調によってデータが伝送されるようになって
いる(図6(b))。各操作端末器31および各制御端
末器32では、信号線Lsを介して受信した伝送信号V
sにより伝送されたアドレスデータADがあらかじめ設
定されているアドレスに一致すると、伝送信号Vsから
制御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信
号返送期間WTに監視データを電流モード信号(信号線
Lsを適当な低インピーダンスを介して短絡することに
より送出される信号)として返送する。
【0004】伝送制御装置30から所望の操作端末器3
1や制御端末器32にデータを伝送する場合には、モー
ドデータMDを制御モードとし、操作端末器31または
制御端末器32のアドレスをアドレスデータADとする
伝送信号Vsを送出し、この伝送信号Vsを信号線Ls
に送出すれば、アドレスデータADに一致する操作端末
器31または制御端末器32が制御データCDを受け取
り、信号返送期間WTに監視データを返送する。伝送制
御装置30では送出した制御データCDと信号返送期間
WTに受信した監視データとの関係によって制御データ
CDが所望の操作端末器31または制御端末器32に伝
送されたことを確認する。制御端末器32は受け取った
制御データCDに従って照明負荷Lを制御するための負
荷制御信号を出力し、操作端末器31では受け取った制
御データCDに従って照明負荷Lの動作確認表示を行な
うための監視信号を出力する。
【0005】一方、伝送制御装置30は通常時にはモー
ドデータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定
時間間隔で送出しており(常時ポーリング)、操作端末
器31が伝送制御装置30に対して何らかの情報を伝送
しようとするときには、ダミーモードの伝送信号Vsの
同期信号SYに同期させて図6(c)のような割込信号
を発生させる。このとき、操作端末器31は割込フラグ
を設定して伝送制御装置30との以後の情報授受に備え
る。伝送制御装置30では割込信号を受信すると、モー
ドデータMDを割込ポーリングモードとしかつアドレス
データADの上位の半数のビット(アドレスデータAD
を8ビットとすれば上位4ビット)を順次増加させなが
ら伝送信号を送出し、割込信号を発生した操作端末器3
1では、割込ポーリングモードの伝送信号のアドレスデ
ータADの上位4ビットが操作端末器31に設定されて
いるアドレスの上位4ビットに一致するときに、信号返
送期間WTにアドレスの下位の半数のビットを伝送制御
装置30に返送する。このように、伝送制御装置30は
割込信号を発生した操作端末器31を16個ずつまとめ
て探すので、比較的短い時間で操作端末器31を発見す
ることができる。
【0006】伝送制御装置30が割込信号を発生した操
作端末器31のアドレスを獲得すると、モードデータM
Dを監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持
つ伝送信号を信号線Lsに送出するのであって、この伝
送信号に対して操作端末器31は伝送しようとする情報
を信号返送期間WTに返送するのである。最後に、伝送
制御装置30は割込信号を発生した操作端末器31に対
して割込リセットを指示する信号を送出し、操作端末器
31の割込フラグを解除する。以上のようにして、操作
端末器31から伝送制御装置30への情報伝送は、伝送
制御装置30から操作端末器31への4回の信号伝送
(ダミーモード、割込ポーリングモード、監視モード、
割込リセット)によって完了する。伝送制御装置30が
所望の制御端末器32の動作状態を知ろうとするときに
は、モードデータMDを監視データとした伝送信号を送
出するだけでよい。
【0007】上述の動作を簡単にまとめる。まず、スイ
ッチSa,Sbの操作により入力データが発生すると、
操作端末器31から入力データに対応した監視データを
伝送制御装置30に返送し、伝送制御装置30が制御端
末器32に制御データCDを伝送すると、制御端末器3
2は負荷制御信号を出力して照明負荷Lを制御する。こ
こで、制御端末器32には負荷監視入力が与えられ、負
荷監視入力に対応する監視データを伝送制御装置30に
返送し、返送された監視データを操作端末器31に伝送
する。この伝送信号によって操作端末器31では監視信
号を出力する。監視出力は通常は確認灯の点灯・消灯に
用いられる。また、個別スイッチ31aは最大4回路の
スイッチSaを備え、制御端末器32は最大4回路の照
明負荷Lが制御可能であって、個別スイッチ31aおよ
び制御端末器32には各スイッチSaや照明負荷Lを個
別に認識するために2ビットの負荷番号が付加されてい
る。以下では、上述した個別スイッチ31aないし制御
端末器32のアドレスをチャンネルと呼び、チャンネル
と負荷番号とをまとめてアドレスと呼ぶことにする。つ
まり、各スイッチSa,Sb、各照明負荷Lにはそれぞ
れ個別のアドレスが付与されていることになる。また、
互いに一対一に対応する個別スイッチ31aと制御端末
器32とを同チャンネルに設定することにより対応関係
をわかりやすくしてある(実際にはチャンネル番号に合
わせて操作側か制御側かの区別もしてある。たとえば、
アドレスデータのうちの上位数ビットで操作側か制御側
かの別を表し、下位数ビットをチャンネルとして用いる
のである)。
【0008】ところで、この種の遠隔監視制御システム
では、パターン操作Sbと照明負荷Lとのアドレスの対
応関係を伝送制御装置30で管理しているから、伝送制
御装置30において1回路のスイッチSbのアドレスに
複数回路の照明負荷Lのアドレスを関係データとして対
応付けておけば、1回路のスイッチSbで複数回路の照
明負荷Lを一括して制御することが可能である。このよ
うな一括制御にはグループ制御とパターン制御とがあ
る。グループ制御では複数の負荷を同じ制御状態に制御
し、パターン制御では複数の負荷をあらかじめ個々に設
定した制御状態に制御する。グループ制御やパターン制
御は、照明負荷Lを制御するときにとくに有効であっ
て、オフィス空間のように多数の照明負荷が配列されて
いるような場所で、複数の照明負荷を一斉に点灯・消灯
させる際にグループ制御やパターン制御を利用すること
ができる。図示例ではスイッチSbを備えたパターンス
イッチ31bを示しているが、グループ制御用の端末器
であるグループスイッチは示していない。ただし、パタ
ーン制御やグループ制御では、一括制御用に定められて
いる操作用アドレスを用いる点を除けば他の操作端末器
と同様のものである。
【0009】上述のように、パターン制御を行なうため
には伝送制御装置30においてパターンスイッチ31b
に設けたスイッチSbのアドレスに複数回路の照明負荷
Lのアドレスを対応付けて登録しておく必要があり、こ
の種の設定操作をパターン設定と称している。グループ
制御の場合も同様であるから、以下では、グループ制御
を行なう設定操作をグループ設定と呼ぶ。
【0010】遠隔監視制御システムは、照明負荷Lを制
御する制御モードと、パターン設定やグループ設定を行
なう設定モードとの2つの動作モードを有している。つ
まり、遠隔監視制御システムを動作させると、伝送制御
装置30は、まず通常の制御モードになり、ダミーモー
ドの伝送信号を信号線Lsに送出する。割込信号がなけ
れば、そのままダミーモードによる伝送信号を繰り返し
て発生する常時ポーリングを行なう。一方、割込信号が
あると、操作端末器31を特定して操作端末器31から
の要求を取り込む。ここで、動作モードの変更が要求さ
れていなければ、現状の動作モードを判別し、制御モー
ドであれば照明負荷Lを制御し、設定モードであればパ
ターン設定ないしグループ設定を行なう。また、動作モ
ードの変更が要求されているときには、要求内容に応じ
て動作モードを変更する。
【0011】設定モードでパターン設定を行なうには、
所望のパターンスイッチ31bのスイッチSbを操作
し、次に、そのスイッチSbによる制御対象となる照明
負荷Lに対応付けられているスイッチSaを操作するの
である。ここに、各スイッチSaと照明負荷Lとの関係
は先に設定されていることが前提である。このような手
順によりスイッチSa操作に応じた照明負荷Lの状態が
伝送制御装置30に関係データとして取り込まれ、1個
のスイッチSbに複数の照明負荷Lの状態が対応付けら
れるのである。グループ設定もパターン設定とほぼ同様
である。
【0012】一方、この種の遠隔監視制御システムで
は、操作端末器31の一種であるパターン設定器33を
用いることもある。パターン設定器33は、1台の装置
に複数台の操作端末器31を設けたものに相当し、多数
のスイッチSを備えている(図示例のものは64回路分
のスイッチSを備え、各スイッチSで4回路分ずつの操
作が可能となるようにスイッチで選択する構成になって
いる。したがって、256回路の操作が可能である)。
各スイッチSはアドレスを割り付けることによって、ど
のスイッチとしても用いることができるようになってい
る。
【0013】パターン設定器33を用いるときには、パ
ターンスイッチとして割り付けたスイッチSを選択した
後に、個別スイッチとして割り付けたスイッチSの操作
によって各照明負荷Lの制御状態を設定して関係データ
を作成し、この関係データを伝送制御装置30に転送す
る。つまり、パターン設定器33を設置している場所で
関係データを作成することができるから、個別スイッチ
31aとパターンスイッチ31bとを用いてパターン設
定を行なう場合に比較すると、作業が簡単になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにパターン設定器33は64回路分のスイッチSを
備えるものであるから大型かつ高価なものであって、通
常は制御盤などに固定して使用される。つまり、小規模
ないし中規模の遠隔監視制御システム(つまり、操作端
末器31および制御端末器32の台数が比較的少ないシ
ステム)に使用するには適しているとは言えず、また、
電源は商用電源から供給されるから、商用電源が得られ
ない場合には使用することができないものである。
【0015】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、商用電源を用いることなく関係デー
タの設定や端末器のアドレスの設定が行えるようにした
使い勝手のよい遠隔監視制御システム用の設定器を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、それ
ぞれアドレスを備える複数台の端末器が信号線に接続さ
れ、信号線に接続された伝送制御装置と前記各端末器と
の間で時分割多重伝送方式により伝送信号を授受すると
ともに、伝送制御装置に設定した関係データにより規定
されるアドレスの対応関係を用いて端末器間でデータを
授受することによって端末器に設けたスイッチの操作に
応じて他の端末器に接続した負荷を制御する遠隔監視制
御システムに用いられ、各端末器のアドレスを設定する
機能と前記関係データを伝送制御装置に設定する機能と
を少なくとも備える設定器であり、画面上に任意の表示
領域を形成可能であるとともに表示内容の異なる画面を
切替表示可能な表示部と、表示部とともに前記設定の設
定内容を指示する操作部と、前記設定内容に応じた処理
を行う信号処理部と、電池を電源として内部回路への電
源供給が可能な電源回路とを備えるものである。この構
成によれば、関係データを設定する機能を備えながらも
電池を電源として動作させることができるから、商用電
源が得られない場合でも関係データを作成することが可
能になる。また、商用電源が不要であることによって小
型化が可能になり、中小規模のシステムにおける関係デ
ータを設定するのに用いる場合であれば、可搬型として
複数のシステムで兼用することも可能になる。この場
合、各システムごとに設定器を用いる必要がないから、
コストの削減につながるものである。しかも、端末器の
アドレスを設定する機能も備えるから、遠隔監視制御シ
ステムの各種設定作業を1台の設定器で行うことが可能
になる。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電源回路が、前記信号線を通して供給される電
力と器体に付設した電池から供給される電力との一方の
電力を選択して内部回路に電源を供給させる操作用のス
イッチを備えるものである。この構成によれば、信号線
と電池とのうち利用可能なほうを選択して内部回路への
電源供給を行うことができるから、使い勝手がよい。
【0018】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電源回路が、前記信号線を通して電力が供給さ
れているときには信号線を通して供給される電力を用い
て内部回路に電源を供給させ、前記信号線を通して電力
が供給されないときには器体に付設した電池から供給さ
れる電力を用いて内部回路に電源を供給させる電源切替
回路を備えるものである。この構成によれば、信号線と
電池とのうち利用可能なほうが自動的に選択されて電源
供給を行うことができるから、使い勝手がよい。
【0019】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記端末器が光ワイヤレス信号を送
受して内部の記憶部に光ワイヤレス信号により伝送され
たデータを格納する機能を有し、前記信号処理部が前記
端末器との間で光送受信回路を通して光ワイヤレス信号
によるデータを授受するものである。この構成によれ
ば、端末器のアドレスの設定に光ワイヤレス信号を用い
るから、天井などに配置されているような場合でもアド
レスを容易に設定することができ、設定作業の作業性が
よい。しかも、設定器は関係データを設定する機能を備
えているから、端末器のアドレスの設定と関係データの
設定とを1台の設定器で行うことができ、利便性が高く
なる。
【0020】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記端末器が光ワイヤレス信号を用
いて送受したデータを伝送制御装置との間で授受する機
能を有し、前記信号処理部が前記端末器との間で光送受
信回路を通して関係データを含む光ワイヤレス信号によ
るデータを授受することにより関係データを伝送制御装
置に設定する機能を有するものである。この構成によれ
ば、端末器を通して伝送制御装置に対して関係データの
設定を行うことができるのであって、端末器との間では
光ワイヤレス信号を用いているから、信号線と接続する
ことなく関係データの設定作業を容易に行うことができ
る。
【0021】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記関係データを格納するフラッシ
ュメモリよりなる記憶部を備えるものである。この構成
によれば、関係データを格納する記憶部にフラッシュメ
モリを用いているから、電源を遮断しても記憶部の内容
が消去されず、関係データの変更などの際には記憶部に
格納されている関係データを読み出して変更すれば作業
が容易に行える。また、フラッシュメモリは他のEEP
ROMに比較すると安価であるから、コストの低減につ
ながる。
【0022】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記信号線に接続される接続線の一
端部に設けたコネクタと接続可能なレセプタクルを備え
るものである。この構成によれば、信号線に接続する際
にはコネクタをレセプタクルに結合するだけの簡単な作
業でよいから、ねじ付きの端子を用いて信号線と接続す
る場合に比較すると作業効率が高くなる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の設定器34(図4参照)
は、図2に示すように、片手で持つことができる程度の
大きさに形成された扁平な器体11を備え、器体11の
前面上部(図2の上面右部)には液晶表示器よりなる表
示部12が設けられ、器体11の前面下部には各種操作
を行なうための操作部13が設けられている。器体11
は器体11の後部を形成するボディ11aと、器体11
の前部を形成するカバー11bとを結合して形成され
る。表示部12である液晶表示器はモノクロのドットマ
トリクス型の表示器であって、任意の文字ないし図形を
表示できるものを用いている。表示部12の前面はカバ
ー11bに設けた開口窓11cに臨むように配置される
とともに、透明板よりなる保護板12aにより覆われて
いる。また、器体11の上面中央部には後述する赤外線
ワイヤレス信号を透過させる投受光窓14が装着され、
器体11の上面側部には信号線Lsに接続するためのレ
セプタクル15が設けられている。さらに、器体11の
左側面には、スライドスイッチよりなる電源スイッチの
ハンドル16と、表示部12のバックライトを点灯・消
灯させるための押操作されるバックライトスイッチの押
釦17が設けられる。
【0024】ところで、設定器34の器体11には、図
1に示すように、マイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンと略称する)を主構成とする信号処理部20が収納さ
れる。信号処理部20は、CPUのほか、システムプロ
グラムを格納したROM、一時的に記憶するデータを格
納するRAM、パターン設定やグループ設定を行う際に
作成した関係データを格納しておくフラッシュメモリ2
0aを備える。フラッシュメモリ20aは無給電でも記
憶内容を保持するから、電源がオフになった後も設定さ
れた関係データを保持することができる。信号処理部2
0は、送受信回路21を介してレセプタクル15に接続
されている。送受信回路21は遠隔監視制御システムの
信号線Lsを介して設定器34と伝送制御装置30との
間でのデータ伝送を可能とする回路である。レセプタク
ル15は、ジャック型に形成されており、設定器34を
信号線Lsに接続する際にはレセプタクル15に着脱自
在に結合されるコネクタを一端部に備える接続線を用
い、接続線の他端を信号線Lsに電気的に接続する。信
号線への接続部としては、ワニ口クリップ、ピンプラ
グ、Y型端子などを用いることができる。これらの接続
線は信号線Lsのどの個所に接続するかに応じて適宜に
選択される。
【0025】さらに、信号処理部20には表示部12と
しての液晶表示回路22が接続される。液晶表示回路2
2は液晶表示器を備える。また、表示部12には液晶表
示器の背後から照明するバックライト回路23が設けら
れ、バックライト回路23は発光ダイオードを光源とし
て上述したバックライトスイッチによって点灯・消灯の
指示がなされる。上述した操作部13は押操作の復帰力
としてゴムの弾性を利用したいわゆるラバースイッチ1
8(図2参照)を用いたキーマトリクス24よりなる。
ここに、キーマトリクス24を構成するラバースイッチ
18は一枚の弾性体シートを用いて複数個のキーを形成
してある。また、赤外線を媒体とする光ワイヤレス信号
を投受光する光送受信回路25も信号処理部20に接続
されている。光送受信回路25は赤外線を投受光するた
めの発光ダイオードLEDおよびフォトダイオードPD
を備える。また、キーマトリクス24による操作の確認
音や誤操作時の警告音などを発生させるためのブザーB
Zが設けられ、ブザーBZを鳴動させるためのブザー回
路28も信号処理部20に接続されている。
【0026】この設定器34の電源は、信号線Lsに接
続しているときには、信号線Lsを伝送されている伝送
信号を整流し安定化することによって得ることができ
る。また、電源として電池Bも内蔵されている。したが
って、内部回路に給電するための電源回路26は、送受
信回路21に電源スイッチSW1を介して接続され、ま
た、電池Bに電源スイッチSW2を介して接続される。
電源回路26では信号線Lsからの電力と電池Bからの
電力との一方を選択して内部回路に供給する。つまり、
電源スイッチSW1,SW2は2極2接点型のスイッチ
を用いて連動させ、電源回路26には送受信回路21と
電池Bとを択一的に接続する。ここで、光送受信回路2
5は発光ダイオードLEDを備えており、光ワイヤレス
信号の投光時には比較的大きな電力(たとえば600m
A)を消費する。したがって、光ワイヤレス信号を送信
する際には、信号線Lsからの電力によって動作させる
とすると、信号線Lsの線間の電圧が変動したり、場合
によっては伝送信号が停止する場合もある。そこで、光
送受信回路25を用いて光ワイヤレス信号を送信する際
に、発光ダイオードLEDへの供給電流は電池Bからの
電力を用いるように接続してある。
【0027】これらの回路部は、図2に示すように、器
体1に収納される3枚の回路基板19a〜19cに分割
して実装される。上述したラバースイッチ18は、回路
基板19bに設けたスイッチパターンとともにスイッチ
を形成することによって操作部13として機能するので
あり、回路基板19bとカバー11bとの間に一部が挟
持され、ラバースイッチ18に設けた凸部がカバー11
bに設けた透孔に挿通されて操作用の押釦として露出す
る。さらに、ボディ11aの後面下部には電池収納室1
1dが形成されており、電池収納室11dの開口は着脱
可能な電池カバー11eにより覆われる。電池収納室1
1dには、たとえば単三型電池が4本収納可能となるよ
うに電池端子11fが配置され、電池Bの出力電圧は定
格6Vになっている。
【0028】一方、本実施形態で用いる操作端末器31
および制御端末器32は、伝送制御装置30との間のデ
ータの授受がマイコンを主構成とする端末処理部で行な
われ、アドレスや端末器の種別はEEPROMよりなる
データ記憶部に格納される構成を有する。また、光ワイ
ヤレス信号を送受信するワイヤレス信号送受信部を有
し、データ記憶部に格納される情報の設定、修正、確認
には光ワイヤレス信号を用いる。図4に示すように、操
作端末器31には、個別スイッチ31a、パターンスイ
ッチ31bのほか、グループ制御に用いるグループスイ
ッチ、照明負荷Lの調光を指示する調光スイッチ31
c、センサやスイッチが監視入力として接続される入力
端末器などの種別があり、また制御端末器32には、照
明負荷Lと電源との間に挿入されるリレーを制御するリ
レー端末器32a、照明負荷Lへの供給電力を制御して
調光点灯させる調光端末器32cなどの種別がある。
【0029】これらの各種端末器は、端末処理部、デー
タ記憶部、ワイヤレス信号送受信部を共通構成としてお
り、各端末器の種別がデータ記憶部に格納されることに
よって、端末処理部は端末器の種別に応じた動作を行な
う。つまり、データ記憶部は一種のメモリスイッチない
しパラメータメモリとして機能し、その設定内容に応じ
て端末処理部の動作が規定されるのである。換言する
と、端末処理部は複数種類のプログラムモジュールを備
え、データ記憶部の設定内容に応じてどのプログラムモ
ジュールを用いるかが決定されるのである。データ記憶
部に設定可能な情報としては、端末器の種別のほか、負
荷をオンにする操作の後に一定時間だけ負荷をオンにす
る一時オン、負荷をオフにする操作から一定時間後に負
荷をオフにする遅れオフ、照明負荷のオンないしオフの
操作から照明負荷の光出力を徐々に増減させるフェード
の機能も設定可能であり、これらの機能では時間も合わ
せて設定可能になっている。
【0030】各種端末器では設定器34からの光ワイヤ
レス信号の内容を伝送制御装置30に転送する機能も備
えている。つまり、光ワイヤレス信号を用いて関係デー
タが端末器に伝送された場合には、伝送制御装置30に
対して関係データを転送することができる。このことに
よって、設定器34は関係データを伝送制御装置30に
伝送する際に、必ずしも信号線Lsに接続する必要がな
く、関係データを含む光ワイヤレス信号を端末器に伝送
し、端末器を通して伝送制御装置30に転送させること
で関係データを伝送制御装置30に設定することも可能
になっている。
【0031】本実施形態における電源回路26は、基本
的には図3に示す構成を有する。上述のように、電源回
路26は信号線Lsを伝送される伝送信号から生成した
電源を内部回路に供給する機能と、電池Bから内部回路
に電源を供給する機能とを有している。送受信回路21
で受信される伝送信号は双極性の信号であるから、伝送
信号を整流器41により全波整流し、平滑回路42によ
り平滑することによって電池Bの出力電圧よりも高い直
流電圧が生成される。平滑回路42の出力電圧と電池B
の出力電圧とはそれぞれダイオードD3,D4を通して
定電圧回路43に入力される。ここに、平滑回路42の
出力電圧は電池Bの出力電圧よりも高いから、信号線L
sから伝送信号による電源が供給されて平滑回路42に
出力電圧が得られているときには、ダイオードD4はオ
フであって平滑回路42から定電圧回路43に電源が供
給され、平滑回路42の出力電圧が電池Bの出力電圧よ
りも低下するとダイオードD4がオンになって電池Bか
ら定電圧回路43に電源が供給される。つまり、両ダイ
オードD3,D4は電源切替回路として機能する。定電
圧回路43では内部回路に電源を供給するのに必要な電
圧(たとえば、5V)を出力する。
【0032】平滑回路42は、具体的には直列制御型の
定電圧回路であって給電経路にトランジスタのコレクタ
・エミッタを挿入した周知構成を有し、出力端には平滑
コンデンサが設けられる。また、定電圧回路43はスイ
ッチングレギュレータよりなる。定電圧回路43にスイ
ッチングレギュレータを用いているのは、直列制御型の
定電圧回路よりも入出力間の損失が少ないことと、電池
Bの出力電圧が定電圧回路43の出力電圧より低くても
昇圧して所望の出力電圧を得ることができるからであ
る。そこで、定電圧回路43には昇圧と降圧との両方が
可能な極性反転型のスイッチングレギュレータを用いて
いる。ここに、スイッチングレギュレータからは高周波
ノイズが発生するから、直列制御型の定電圧回路を用い
た平滑回路42を設けておくことによって信号線Lsへ
のノイズの回り込みを抑制することができる。また、平
滑回路42の出力電圧は調節が容易であるから、平滑回
路42の入出力電圧の差を調節すれば、損失量を調節す
ることができる。
【0033】上述のように定電圧回路43として極性反
転型のスイッチングレギュレータを用いると、電池Bの
出力電圧が定電圧回路43の出力電圧よりも低い場合で
も昇圧することにより所望電圧を得ることができるか
ら、直列制御型であれば入力電圧が5.5Vは必要であ
るのに対して、本実施形態の構成ではたとえば3Vまで
使用可能になる。つまり、5.5Vから3Vに低下する
までの期間だけ電池Bの寿命を延長することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、それぞれアドレスを
備える複数台の端末器が信号線に接続され、信号線に接
続された伝送制御装置と各端末器との間で時分割多重伝
送方式により伝送信号を授受するとともに、伝送制御装
置に設定した関係データにより規定されるアドレスの対
応関係を用いて端末器間でデータを授受することによっ
て端末器に設けたスイッチの操作に応じて他の端末器に
接続した負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いら
れ、各端末器のアドレスを設定する機能と関係データを
伝送制御装置に設定する機能とを少なくとも備える設定
器であり、画面上に任意の表示領域を形成可能であると
ともに表示内容の異なる画面を切替表示可能な表示部
と、表示部とともに設定の設定内容を指示する操作部
と、設定内容に応じた処理を行う信号処理部と、電池を
電源として内部回路への電源供給が可能な電源回路とを
備えるものであり、関係データを設定する機能を備えな
がらも電池を電源として動作させることができるから、
商用電源が得られない場合でも関係データを作成するこ
とが可能になるという利点がある。また、商用電源が不
要であることによって小型化が可能になり、中小規模の
システムにおける関係データを設定するのに用いる場合
であれば、可搬型として複数のシステムで兼用すること
も可能になるという利点がある。この場合、各システム
ごとに設定器を用いる必要がないから、コストの削減に
つながり、しかも、端末器のアドレスを設定する機能も
備えるから、遠隔監視制御システムの各種設定作業を1
台の設定器で行うことが可能になるという利点がある。
【0035】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電源回路が、信号線を通して供給される電力と器体
に付設した電池から供給される電力との一方の電力を選
択して内部回路に電源を供給させる操作用のスイッチを
備えるものであり、信号線と電池とのうち利用可能なほ
うを選択して内部回路への電源供給を行うことができる
から、使い勝手がよいという利点がある。
【0036】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、電源回路が、信号線を通して電力が供給されている
ときには信号線を通して供給される電力を用いて内部回
路に電源を供給させ、信号線を通して電力が供給されな
いときには器体に付設した電池から供給される電力を用
いて内部回路に電源を供給させる電源切替回路を備える
ものであり、信号線と電池とのうち利用可能なほうが自
動的に選択されて電源供給を行うことができるから、使
い勝手がよいという利点がある。
【0037】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、端末器が光ワイヤレス信号を送受し
て内部の記憶部に光ワイヤレス信号により伝送されたデ
ータを格納する機能を有し、信号処理部が端末器との間
で光送受信回路を通して光ワイヤレス信号によるデータ
を授受するものであり、端末器のアドレスの設定に光ワ
イヤレス信号を用いるから、天井などに配置されている
ような場合でもアドレスを容易に設定することができ、
設定作業の作業性がよいという利点があり、しかも、設
定器は関係データを設定する機能を備えているから、端
末器のアドレスの設定と関係データの設定とを1台の設
定器で行うことができ、利便性が高くなるという利点が
ある。
【0038】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、端末器が光ワイヤレス信号を用いて
送受したデータを伝送制御装置との間で授受する機能を
有し、信号処理部が端末器との間で光送受信回路を通し
て関係データを含む光ワイヤレス信号によるデータを授
受することにより関係データを伝送制御装置に設定する
機能を有するものであり、端末器を通して伝送制御装置
に対して関係データの設定を行うことができるのであっ
て、端末器との間では光ワイヤレス信号を用いているか
ら、信号線と接続することなく関係データの設定作業を
容易に行うことができるという利点がある。
【0039】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、関係データを格納するフラッシュメ
モリよりなる記憶部を備えるものであり、関係データを
格納する記憶部にフラッシュメモリを用いているから、
電源を遮断しても記憶部の内容が消去されず、関係デー
タの変更などの際には記憶部に格納されている関係デー
タを読み出して変更すれば作業が容易に行えるという利
点があり、また、フラッシュメモリは他のEEPROM
に比較すると安価であるから、コストの低減につながる
という利点がある。
【0040】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、信号線に接続される接続線の一端部
に設けたコネクタと接続可能なレセプタクルを備えるも
のであり、信号線に接続する際にはコネクタをレセプタ
クルに結合するだけの簡単な作業でよいから、ねじ付き
の端子を用いて信号線と接続する場合に比較すると作業
効率が高くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上に用いる電源回路を示す回路図である。
【図4】同上の接続例を示す概略構成図である。
【図5】従来例を示す概略構成図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
11 器体 12 表示部 13 操作部 15 レセプタクル 16 ハンドル 20 信号処理部 20a フラッシュメモリ 22 液晶表示回路 24 キーマトリクス 25 光送受信回路 27 電源回路 30 伝送制御装置 31 操作端末器 32 制御端末器 34 設定器 41 整流器 42 平滑回路 43 定電圧回路 B 電池 D3,D4 ダイオード L 照明負荷 Ls 信号線 Ry リレー Sa スイッチ Sb スイッチ SW1、SW2 電源スイッチ SW3 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒瀬川 伸二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5K048 AA04 BA07 CA03 CA04 CA07 CB01 DA02 DB02 DC04 EA14 EA16 EB01 EB02 FB15 GC02 HA01 HA02 HA04 HA06 HA23 HA32 HA37

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に接続され、信号線に接続された伝送制御装
    置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式により伝
    送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定した関
    係データにより規定されるアドレスの対応関係を用いて
    端末器間でデータを授受することによって端末器に設け
    たスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷を
    制御する遠隔監視制御システムに用いられ、各端末器の
    アドレスを設定する機能と前記関係データを伝送制御装
    置に設定する機能とを少なくとも備える設定器であり、
    画面上に任意の表示領域を形成可能であるとともに表示
    内容の異なる画面を切替表示可能な表示部と、表示部と
    ともに前記設定の設定内容を指示する操作部と、前記設
    定内容に応じた処理を行う信号処理部と、電池を電源と
    して内部回路への電源供給が可能な電源回路とを備える
    ことを特徴とする遠隔監視制御システム用の設定器。
  2. 【請求項2】 前記電源回路は、前記信号線を通して供
    給される電力と器体に付設した電池から供給される電力
    との一方の電力を選択して内部回路に電源を供給させる
    操作用のスイッチを備えることを特徴とする請求項1記
    載の遠隔監視制御システム用の設定器。
  3. 【請求項3】 前記電源回路は、前記信号線を通して電
    力が供給されているときには信号線を通して供給される
    電力を用いて内部回路に電源を供給させ、前記信号線を
    通して電力が供給されないときには器体に付設した電池
    から供給される電力を用いて内部回路に電源を供給させ
    る電源切替回路を備えることを特徴とする請求項1記載
    の遠隔監視制御システム用の設定器。
  4. 【請求項4】 前記端末器は光ワイヤレス信号を送受し
    て内部の記憶部に光ワイヤレス信号により伝送されたデ
    ータを格納する機能を有し、前記信号処理部は前記端末
    器との間で光送受信回路を通して光ワイヤレス信号によ
    るデータを授受することを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載の遠隔監視制御システム用の設
    定器。
  5. 【請求項5】 前記端末器は光ワイヤレス信号を用いて
    送受したデータを伝送制御装置との間で授受する機能を
    有し、前記信号処理部は前記端末器との間で光送受信回
    路を通して関係データを含む光ワイヤレス信号によるデ
    ータを授受することにより関係データを伝送制御装置に
    設定する機能を有することを特徴とする請求項1ないし
    請求項3のいずれかに記載の遠隔監視制御システム用の
    設定器。
  6. 【請求項6】 前記関係データを格納するフラッシュメ
    モリよりなる記憶部を備えることを特徴とする請求項1
    ないし請求項5のいずれかに記載の遠隔監視制御システ
    ム用の設定器。
  7. 【請求項7】 前記信号線に接続される接続線の一端部
    に設けたコネクタと接続可能なレセプタクルを備えるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の遠隔監視制御システム用の設定器。
JP10364707A 1998-12-22 1998-12-22 遠隔監視制御システム用の設定器 Pending JP2000188789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10364707A JP2000188789A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 遠隔監視制御システム用の設定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10364707A JP2000188789A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 遠隔監視制御システム用の設定器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000188789A true JP2000188789A (ja) 2000-07-04

Family

ID=18482474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10364707A Pending JP2000188789A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 遠隔監視制御システム用の設定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000188789A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412913C (zh) * 2005-04-15 2008-08-20 松下电工株式会社 远距离监视控制系统用设定器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412913C (zh) * 2005-04-15 2008-08-20 松下电工株式会社 远距离监视控制系统用设定器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100340674B1 (ko) 감시 원격제어 시스템을 위한 휴대용 프로그래밍 장치
JP3965952B2 (ja) 照明制御装置
JP3718999B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP2000188789A (ja) 遠隔監視制御システム用の設定器
JP3482895B2 (ja) 遠隔監視制御システム用の設定器
JP2000358285A (ja) 遠隔監視制御システム用の設定器
JPH10243478A (ja) 多機能スイッチ
JP3451984B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP3684810B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP3622637B2 (ja) 遠隔監視制御システム用の設定器
JP3496580B2 (ja) 遠隔監視制御システム用の設定器
JP2002134280A (ja) 遠隔監視制御システムの調光端末器
KR20200045194A (ko) 조명 제어 방법 및 이를 이용하는 조명 장치
JPH0695783B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JP3496574B2 (ja) リモコン端末器
CN220383256U (zh) 一种震动感应led电路
JP2675595B2 (ja) パターン制御スイッチの監視用端末器
JPH08251675A (ja) 負荷制御システムの集中操作装置
CN212064432U (zh) 方便控制的开关面板及应用其的照明系统
JP4035891B2 (ja) 遠隔監視制御システムを用いた調光装置
JP3157916B2 (ja) リモコンシステム
JP2003109778A (ja) 遠隔監視制御システム
JP2003037879A (ja) 遠隔監視制御システムのパターン・グループ設定器
JP3666417B2 (ja) 遠隔監視制御システムの制御内容切替ユニット
JP2947477B2 (ja) 遠隔監視制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030916