JP2000188626A - 一体のマイクロコントロ―ラ・エミュレ―タを有するリンク/トランザクション層コントロ―ラ - Google Patents

一体のマイクロコントロ―ラ・エミュレ―タを有するリンク/トランザクション層コントロ―ラ

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JP2000188626A
JP2000188626A JP11327311A JP32731199A JP2000188626A JP 2000188626 A JP2000188626 A JP 2000188626A JP 11327311 A JP11327311 A JP 11327311A JP 32731199 A JP32731199 A JP 32731199A JP 2000188626 A JP2000188626 A JP 2000188626A
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    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40052High-speed IEEE 1394 serial bus
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    • G06F13/4004Coupling between buses
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394シリアル・バスからのデー
タ受信において、別個のマイクロコントローラを必要と
せずにホスト・システム内の周辺装置にインタフェース
すること。 【解決手段】 IEEE1394シリアル・バス58と
ホスト・システムの間に、データを抽出する物理層54
とデータを物理層からホスト・システムにインタフェー
スするリンク・トランザクション層コントローラ200
が設けられる。ホスト・システムは周辺装置210とホ
スト・システム・バス202から成る。リンク・トラン
ザクション層コントローラ200はマイクロコントロー
ラ機能をエミュレートするよう動作可能で、アドレスは
データと共に周辺装置210に転送される。即ち、遠隔
ノードはアドレスおよびデータ情報を送信することによ
って周辺装置210にアクセスできる。また、アドレス
およびデータ情報を周辺装置210からリンク・トラン
ザクション層コントローラ200に送信することがで
き、該コントローラは受信したアドレスおよびデータを
処理してそれを遠隔ノードに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にIEEE13
94タイプのシリアル・バスからデータを受信すること
に関し、特に、別個のマイクロコントローラを必要とせ
ずに、そのデータをホスト・システム内の周辺ユニット
にインタフェースさせることに関する。
【0002】
【従来の技術】IEEEは、物理接続と呼ばれる点間リ
ンクで接続された論理ノードのネットワークを含む高性
能シリアル・バス・ケーブル環境用の新しい標準を、I
EEE1394の下で許可した。この物理接続は各ノー
ド上のポートとそれらの間に設けられたケーブルから成
る。1つのノードは複数のポートを持つことができ、こ
れにより、分岐したマルチホップ相互接続が可能にな
る。このトポロジーへの制限はアービトレーション(裁
定)プロトコルに必要な一定のラウンド・トリップ(往
復)時間要件によって設定される。バス・リセット後に
設定されるデフォルト・タイミングは、各ホップ当たり
4.5メートルで合計72メートルに対して16ケーブ
ルホップが適当である。単一のバス上にサポートされる
ノードの最大数は63である。
【0003】ノードがIEEE1394シリアル・バス
に追加されたりそこから削除されるときはいつも、バス
・リセットが生じ、全てのノードを知られた状態にす
る。バス・リセットの後、ツリー識別(ID)処理によ
って一般のネットワーク・トポロジーをツリーに変換す
る。ツリーでは、1つのノードがルートで指定される。
全ての物理接続は親か子あるいは非接続のいずれかでラ
ベルされる。非接続ポートは「オフ」とラベルされ、ほ
かの如何なるものとも関係しない。ツリーは非循環でな
ければならず、ループは許されない。そうでないと、ツ
リー識別処理は終了しないことになる。
【0004】1394ケーブル環境は毎秒98.304
メガビット、196.608メガビットおよび393.
216メガビットの複数のデータ速度をサポートする。
最低速度はベース速度として知られており、それより高
いデータ速度をサポートするポートは全て低いデータ速
度もサポートしなければならない。ベース速度より高い
データ速度が可能なノードは、速度シグナリング位相の
間その取り付けポートを介してそのピア(同位ノード)
と速度情報を交換する。もしピア・ノードが高速度デー
タを受信できないなら、データはその経路を下って伝搬
しないことになる。データは高いデータ速度をサポート
する経路を下って伝搬するだけである。
【0005】データ・パケット送信の間、そのソース・
ノードは速度符号、フォーマットおよびトランザクショ
ン符号、ソースおよび宛て先ノードのアドレス、および
データをパケット形式で送る。このパケット内の宛て先
フィールドは、それが送信データの受信者であるかどう
かを決定するため、各ノードのリンク層によって利用さ
れる。データ・パケットの伝送可能な最大速度はバス・
トポロジーとバス上のノードによってサポートされるデ
ータ伝送速度とに依存する。データ・パケットが送られ
る最適速度を決定するには、送信および受信ノードの最
大サポート速度ばかりでなくこれら送信および受信ノー
ド間に接続された任意のノードの最大速度を決めなけれ
ばならない。データ伝送のための最適速度は、データ・
パケットの伝送に関係するよう要求されたノードの全て
によってサポートされる最高速度に等しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】IEEE1394バス
は、典型的には、バスから情報を抽出するための物理層
とバスから抽出したデータをホスト・システムにインタ
フェースするためのリンク/トランザクション層を必要
とする。該ホスト・システムは、典型的には、ホスト・
バスとCPUを含む。このCPUには、一般に、バスか
らのデータが記憶されるFIFOからデータを抽出する
仕事を与えられる。このデータは、CPUによって取り
出された後、適当な周辺ユニットに送信されるか、ある
いはCPUによる種々の処理動作に利用される。CPU
はまた、情報をシリアル・バスに送ることができる。こ
れは、先ずFIFOに情報を記憶させ、次にリンク/ト
ランザクション層に命令を与えてFIFOからその情報
を取り出してそれをシリアル・バスに送信することによ
り行われる。しかしながら、別個のCPUまたはマイク
ロコントローラが必要であるという事実は、ディジタル
・マイクロホン、ステレオ受信器および送信器等の小型
の応用に関してIEEE1394バスの魅力を減少させ
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】ここに開示し特許請求の
範囲に記載した本発明は、シリアル・バスとホスト・シ
ステム間にインタフェースするため、および、遠隔ノー
ドにより前記シリアル・バス上に置かれた情報を前記シ
リアル・バスから受信しかつ該受信した情報を前記ホス
ト・システムに転送し、また、前記ホスト・システムか
ら情報を受信しかつ該受信した情報を前記遠隔ノードに
よる受信のため前記シリアル・バスに転送するためにロ
ーカル・ノード上に設けられたシリアル・バス・インタ
フェースである。該インタフェースは、前記遠隔ノード
により生成されたデータを前記シリアル・バスから受信
するためのデータ受信器と、データを前記遠隔ノードで
の受信のため前記シリアル・バスに送信するためのデー
タ送信器を含んでいる。また、複数のレジスタが設けら
れていて、その少なくとも1つはそこに受信データを記
憶のため前記遠隔ノードによりアドレス可能である。前
記データ受信器は読み出し動作の間受信したデータを前
記少なくとも1つのレジスタに記憶するよう動作可能で
あり、また、前記データ送信器は書き込み動作の間デー
タを前記シリアル・バスに送信するよう動作可能であ
る。ホスト・バス・インタフェースが前記ホスト・シス
テム上のホスト・バスに直接インタフェースするために
設けられていて、該ホスト・バス・インタフェースは、
前記少なくとも1つのレジスタに記憶されたデータを、
書き込み動作の間、該データが受信されて前記少なくと
も1つのレジスタに記憶されるとき、前記ホスト・バス
に転送するよう動作可能である。該ホスト・バス・イン
タフェースはまた、読み出し動作の間データを前記ホス
ト・バスから取り出すよう動作可能である。
【0008】本発明に他の観点によれば、シリアル・バ
ス・インタフェースは標準レジスタ空間を含んでいて、
前記少なくとも1つのレジスタは該標準レジスタ空間の
一部を占有している。また、前記複数のレジスタのうち
の選ばれたレジスタは標準バス・インタフェース情報の
記憶に専用に供されていて、遠隔ノードはこの情報に直
接アクセスできる。前記データ受信器は前記複数のレジ
スタのうちの1つへのアクセス要求を認識するよう動作
可能であり、その後、前記データ送信器はアドレスされ
るときその内容を送信するよう動作可能である。また、
前記複数のレジスタのうちの選ばれたレジスタは前記シ
リアル・バスの動作を定めるコンフィギュレーション
(環境設定)情報を記憶するためのコンフィギュレーシ
ョンレジスタを含んでいる。これにより、遠隔ノードは
前記コンフィギュレーション・レジスタの1つにアクセ
スすることによって前記シリアル・バスの動作をプログ
ラムできる。
【0009】本発明に別の観点によれば、データはデー
タ・パケットで受信され、データ・パケットで送信され
る。これらのデータ・パケットは、前記シリアル・バス
上の送信ノードを識別するのに必要な情報および該デー
タ・パケットの内容を、データ・パケットを受信するよ
う指定された遠隔ノードを識別する情報に加えて含んで
いる。また、各データ受信または送信動作に先行して前
記遠隔ノードからの書き込み要求または読み出し要求の
データ要求があり、該要求は前記受信されたデータ・パ
ケット内に含まれている。書き込み要求に関連した前記
受信データ・パケットは書き込み要求の受信時に前記少
なくとも1つのレジスタに記憶されたそれに関連したデ
ータを含んでいる。前記ホスト・インタフェースはこの
書き込み要求を認識し、前記少なくとも1つのレジスタ
に記憶された前記データを前記ホスト・バスに転送す
る。読み出し要求の間、前記ホスト・インタフェースは
この読み出し要求を認識し、該データに前記データ送信
器を持つ遠隔ノードへの転送のため前記ホスト・システ
ムからアクセスする。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、IEEE1394シリア
ル・バスとして定義されたシリアル・バス・アーキテク
チャを用いたシステムのブロック図が示されている。こ
れは、「高性能シリアル・バスのためのIEEE標準」
(IEEE Standard for a High
−Performance Serial Bus)、
IEEE STD1394−1995に定められてお
り、これを引用により援用してここに記載に代える。モ
ジュール10は、CPU12、メモリ14、入出力(I
/O)16およびCPU18を含むものとして示されて
いる。CPU12、メモリ14、入出力(I/O)16
およびCPU18は全てシステム内のユニットである。
ユニット12−18の各々は、モジュール10に固有の
システム・バスであるパラレル・バス20にインタフェ
ースしている。加えて、ユニット12−18の各々は
「バックプレーン」と称されるシリアル・バス22にイ
ンタフェースしている。IEEE1394標準に従って
動作するシリアル・バス22は、システム外でブリッジ
24にインタフェースしている。ブリッジ24とモジュ
ール10はそれぞれシリアル・バス上の論理ノードを構
成する。一般に、シリアル・バス・アーキテクチャはア
ドレス可能なエンティティである論理ノードによって定
義される。これらの論理ノードはそれぞれ独立に再設定
および識別でき、1つ以上のノードが単一のモジュール
上に存在し得るし、また単一のノード内に1つ以上のユ
ニットが存在し得る。それゆえ、ノードは論理アドレッ
シングの概念であり、そこでは、モジュールは、物理イ
ンタフェースを共有する1つ以上のノードから成り得る
物理装置である。単一のノードのアドレス空間は1つ以
上のユニットに直接マッピングすることができる。ユニ
ットはディスク・コントローラ、メモリ、CPU等の論
理エンティティであり得る。所与のユニット内には、独
立した制御レジスタを介してアクセス可能かあるいはダ
イレクト・メモリ・アクセス(DMA)コマンド列で一
意的にアドレス可能な複数のサブ・ユニットが存在し得
る。
【0011】図1をさらに参照すると、バックプレーン
・シリアル・バス22を用いたモジュール10内の1つ
の環境(「バックプレーン環境」と称される)と「ケー
ブル環境」と称される他の1つの環境から成る2つの環
境があるのがみられる。ケーブル環境にインタフェース
するノードはそれに関連付けられた「ポート」を有して
いる。ブリッジ・ノード24はそのようなノードであ
り、一方の側ではバックプレーン・シリアル・バス22
にそして他方の側ではケーブル26にインタフェースし
ている。ケーブル26は単一のI/Oノード28にその
中の1つのポートを介してインタフェースしている。I
/Oノード28は他に2つのポートを有していて、その
1つはケーブル・シリアル・バス30を介してブリッジ
・ノード32に接続されている。ブリッジ・ノード32
は、モジュールである他のシステム34にインタフェー
スしている点でブリッジ・ノード24に類似している。
システム34は、システム10と実質的に同一であって
もよいし、バックプレーンを用いた任意の別のタイプの
システムであってもよい。I/Oノード28の第3のポ
ートはケーブル・シリアル・バス36を介してI/Oノ
ード38の1つのポートにインタフェースしており、I
/Oノード38の他のポートはケーブル・シリアル・バ
ス40を介してI/Oノード42にインタフェースして
いる。
【0012】一般に、ケーブル環境は有限の分岐と拡張
を有する非循環ネットワークを提供する物理的なトポロ
ジーである。その媒体は信号用の2つの導体対と電源お
よび接地用の1つの対とから成り、これらは異なるノー
ド上のポートを接続する。各ポートはターミネータ、送
受信器および簡単なロジック(論理)から成る。ケーブ
ルとポートはノード間のバス中継器として働き、単一の
論理バスをシュミレートする。これに対して、バックプ
レーン環境はマルチドロップ(分岐)バスから成る。こ
れはモジュール内のバックプレーンの長さを走行する2
つの単一終端導体から成る。バスに沿って分布したコネ
クタはノードがバスに「プラグ・イン」するのを可能に
する。このシステムは全てのノードにバスをアサートす
るのを許すワイヤードOR論理を利用する。
【0013】次に図2を参照すると、シリアル・バス・
プロトコルのブロック図が示されている。シリアル・バ
ス・プロトコルは、トランザクション層50、リンク層
52および「PHY」とラベルした物理層54を含む3
つの積層から成っている。トランザクション層50は、
CRSアーキテクチャ(制御および状態レジスタ)をサ
ポートするよう求められたバス・トランザクションを実
行する完全な応答・応答プロトコルを定める。これは読
み出し、書き込みおよびロックの動作を提供する。リン
ク層52はトランザクション層50に肯定応答データグ
ラム(要求の確認を伴う一方向のデータ転送)サービス
を提供する。それはパケットの送信および受信のために
アドレスの指定、データのチェックおよびデータのフレ
ーミングを行う。リンク層52はまた、タイミングおよ
び同期化のために用いられる「サイクル」信号の発生を
含む等時性データ伝送サービスをアプリケーションに対
して直接提供する。1つのリンク層転送は「サブ・アク
ション」と呼ばれる。
【0014】物理層54は3つの主要な機能を提供す
る。物理層54はリンク層52によって用いられる論理
記号を異なるシリアル・バス媒体上の電気信号に変換す
る。物理層54は、アービトレーション・サービスを提
供することによって、一時に1つのノードだけがバス上
にデータを送信していることを保証する。物理層54は
また、シリアル・バスに対する機械的インタフェースを
定める。ケーブルおよびバックボーン環境の各環境毎に
異なる物理層がある。ケーブル物理層は、データ再同期
化やリピートサービスおよび自動バス初期化を行う。
【0015】これら3つの層に加えて、ノードを制御し
たりバス資源を管理するのに必要な基本的な制御機能や
標準的なCSRを提供するシリアル・バス管理ブロック
(マネージャ)56が設けられている。このブロック5
6は多数の要素から成っていて、それらは、バス全体に
亙って管理責任を行使する単一のノードでのみ活性のバ
ス・マネージャ要素や、ノード・コントローラ要素を含
む。さらに、データを他の等時性資源に割り当てるのに
必要なサービスを集中化する等時性資源マネージャを含
んでいる。等時性資源とは、最小持続時間と同じかその
整数倍の持続時間のいずれかを有する連続した有効イン
スタンス間の時間間隔を持つ時間尺度または信号の特性
を有する資源のことである。本発明の目的のために、シ
リアル・バス58とリンク層52にインタフェースする
物理層54は受信バッファ(図示されていない)にイン
タフェースするだろう。
【0016】次に図3を参照すると、物理層54とリン
ク層52間のインタフェースのブロック図が示されてい
る。物理層54はシリアル・バス58にインタフェース
し、そこからデータを受信するよう動作可能である。デ
ータ(D)は8ビット双方向データ・バス60を介して
リンク層52へあるいはリンク層52から伝送される。
2つの制御ビット(CTL)が制御バス62上を物理層
54とリンク層52の間を伝送される。リンク要求(L
REQ)は要求線64を介してリンク層52から物理層
54へ転送されるが、ここでシステム・クロック信号S
CLKが物理層54からリンク層52へ転送され、物理
層54はこのクロックを復元する。
【0017】以下、データ速度を98.304メガビッ
ト/秒の倍数で言及する。ケーブル環境でのIEEE1
394に規定されたインタフェースは100メガビット
/秒、200メガビット/秒および400メガビット/
秒のデータ速度をサポートする。バックプレーン環境は
25メガビット/秒および50メガビット/秒をサポー
トする。これらの速度は符号化スキームと無関係な実際
の「ビット」レートである。冗長符号化スキームでの実
際のクロック速度は「ボー」レートと称され、これはこ
のインタフェースのクロック速度とは無関係である。
【0018】物理層54はデータと制御ビットを転送す
るための双方向性のピンを制御する。リンク層52は、
制御が物理層54からリンク層52に移行されるとき、
これらのピンを駆動するだけである。リンク層は線64
上の専用の要求ピンを介して全ての自発的な活動を行
う。インタフェース上で起こり得るアクションは、送
信、受信、状態および要求に分類される。システム・ク
ロックSCLKは物理層54によって駆動され、通常、
49.152MHzの速度でシリアル・バス・クロック
と同期をとられる。「ハイ」に設定されると物理層がバ
ックプレーン環境にあることを示すバックプレーン入力
が、リンク層52上に設けられている。他の入力として
CLK25入力が設けられており、「ハイ」に設定され
ると線66を介した物理層54からのSCLK出力を2
4.576MHzの値にする。
【0019】データが2つのチップ間を搬送されると
き、データ・バス60の幅は接続された物理層54の最
大速度に依存し、100メガビット/秒毎に2ビットで
ある。そのため、毎秒100メガビット転送のためのパ
ケット・データはD[0:1]を用い、毎秒200メガビ
ット転送ではD[0:3]を用い、毎秒400メガビット
転送では最大限のD[0:7]を用いる。未使用のD[n]
信号は「ロー」に駆動される。制御バス62は常に2ビ
ットを搬送する。制御が物理層54とリンク層52の間
で移行されるときはいつも、サイド・サレンダリング制
御がなされる。それにより、制御ピンとデータ・ピン
は、その出力バッファをトライステートする前に1クロ
ックの間常に論理「0」レベルに駆動される。
【0020】上述したように、要求、状態、送信および
受信という4つの基本的な動作がインタフェースで起こ
り得る。バスを要求するには、または、物理層54内の
レジスタにアクセスするには、リンク層52は短いシリ
アル・ストリームを要求ピン64を介して物理層54に
送る。物理層54がリンク層52に転送すべき状態情報
を有しているとき、物理層54は状態転送を開始する。
物理層54はインタフェースがこの転送を行うのにアイ
ドルになるまで待つ。そして、制御バス62上に状態ビ
ットをアサートすることによって転送を開始する。同時
に、状態情報の最初の2ビットをD[0:1]上に与え
る。リンク層52が要求線64を介してシリアル・バス
58へのアクセスを要求するとき、物理層54はシリア
ル・バス58へのアクセスについてアービトレーション
(裁定)を行う。物理層54は、裁定が成ると、システ
ム・クロックSCLKの1サイクルの間制御バス62上
に「送信」をアサートすることによって、リンク層52
に対してシリアル・バスを許可する。その後、単一のサ
イクルの間アイドルである。リンク層52は、物理層5
4からの「送信」状態をサンプリングした後、制御バス
62上に「ホールド」あるいは「送信」をアサートする
ことによってインタフェースの制御を引き継ぐ。「受
信」動作中は、物理層54は、シリアル・バス58に
「データ・オン」状態を認めるときはいつも、制御バス
62上に「受信」をアサートしかつ各データ・ピン上に
論理「1」をアサートすることによって受信動作を開始
する。次いで、物理層54はデータ・ピン上に速度符号
を配することによってパケットのスタートを指示する。
毎秒100メガビットに対しては、データ・ビットは
「00xxxxxx」である。また、毎秒200メガビ
ットに対しては「0100xxxx」、毎秒400メガ
ビットに対しては「01010000」である。ここ
で、値「x」はノン・オペレーションである。
【0021】リンク層52はFIFO70の形のバッフ
ァにインタフェースしている。FIFO70は、読み出
し/書き込みポインタの位置とFIFOの全てのイン/
アウト・アクセスを定める読み出し/書き込みFIFO
制御ブロック71によって制御される。FIFO70の
他の側は、32ビット・バスであるホスト・バス72に
インタフェースしている。
【0022】次に図4を参照すると、パケットの非同期
送信のためのリンク層52でのサブアクションが示され
ている。このサブアクションは要求と応答の形である。
パケットを送信したいノードによって送信される「AR
B」とラベルされたアービトレーションシーケンスがあ
り、このシーケンスが物理層54に送信されてバス58
の制御を獲得する。物理層54が既にバスを制御してい
るなら、物理層54は直ちに応答でき、データ・パケッ
トの送信が行なわれる。このデータ・パケットの送信
は、非同期サブアクションでは、ソース・ノードがデー
タ・プリフィクス信号(必要なら速度符号を含む)、ソ
ース・ノードおよび宛て先ノードのアドレス、トランザ
クション符号、トランザクション・ラベル、リトライ符
号、データ、巡回冗長チェック(CRC)およびパケッ
ト終了(他のデータ・プリフィクス信号かデータ終了信
号)を送信することを含む。この後に、一意的にアドレ
スされた宛て先がパケットの送信先(受信側)でとられ
るアクションを送信元ノードに示す符号を返送する肯定
応答(ACK)フィールドが続く。これらの各非同期サ
ブアクションは「サブアクション間隙」と呼ばれる空き
バス期間で隔てられている。パケット送信と肯定応答受
信の間に「肯定応答(ACK)間隙」が設けられてい
る。この肯定応答間隙の長さは受信側がリンク要求と肯
定応答(ACK)の送信元に相対してどこにあるかに依
存して変わる。しかしながら、肯定応答間隙の最大長は
サブアクション間隙よりは十分に短く、肯定応答が受信
される前にバス上の他のノードがアービトレーションを
開始しないよう保証する。
【0023】次に図5を参照すると、リンク層52が要
求を扱う(要求に対してサービスを行う)様子の線図が
示されている。上に述べたように、リンク層52は要
求、指示、応答および確認のサービス・プリミティブを
利用する。要求プリミティブは要求側リンク層(リンク
要求元)によって応答側リンク層(リンク応答側)へパ
ケットを転送するために用いられる。指示プリミティブ
は応答側リンク層によるパケットの受信を示す。応答プ
リミティブは応答側リンク層による肯定応答の送信を示
し、確認プリミティブは要求側リンク層による肯定応答
の受信を示す。ひとたびリンク要求がなされると、シス
テムは受信ノードへのアービトレーションおよびパケッ
トの送信を行い、次いで、受信ノードが肯定応答の形で
要求側リンク層に返答し、そこで要求側リンク層が送信
を確認する。
【0024】次に図6を参照すると、送信されるパケッ
トのためのレジスタ・マップが示されている。パケット
は複数のクワッドレットを含むヘッダを有する形態であ
る。典型的には、最初のクワッドレットは物理IDを含
み、最後のクワッドレットはヘッダCRCを含む。ヘッ
ダ・パケットの後にはデータ・ブロックが続き、該デー
タ・ブロックは複数のデータ・クワッドレットから成
り、最後のクワッドレットはデータCRCクワッドレッ
トである。最初のコードレット内のパケット・ヘッダ
は、プライマリ・パケット(主パケット)のパケット種
類を定めるトランザクション符号を含む。トランザクシ
ョン・パケット符号はパケット・フォーマットと実行さ
れるトランザクションの種類を特定する。これはデータ
・クワッドレットの書き込み要求、データ・ブロックの
書き込み要求、データ・クワッドレットおよびデータ・
ブロックの読み出し要求、データ・クワッドレットおよ
びデータ・ブロックの読み出し応答等である。図4に関
連して上で述べた非同期データ・パケットはプライマリ
・データ・パケットである。
【0025】次に図7aを参照すると、本発明の好適実
施例のブロック図が示されている。上で説明したよう
に、物理層54はリンク層52とトランザクション層5
0の両方にインタフェースしており、これは図2に示さ
れている。本発明の好適実施例においては、リンク/ト
ランザクション層コントローラ(L/Tコントローラ)
200が設けられており、該コントローラ200は物理
層54とアドレス204、データ・バス206および制
御バス208から成る一組のホスト・システム・バス2
02との間でインタフェースするよう動作できる。ホス
ト・バス202は周辺装置210にインタフェースする
よう動作できる。このコントローラ200は、マイクロ
コントローラの動作を本質的にエミュレートすることに
加えて、図2のリンク層52、トランザクション層50
およびシリアル・バス・マネージャ56の機能の全てを
提供するよう構成されている。それゆえ、以下で説明す
るように、このコントローラ200は、別個のマイクロ
プロセッサあるいはマイクロコントローラを必要とせず
にシリアル・バス58と周辺装置210との間に直接イ
ンタフェースできる。
【0026】リンク層52とトランザクション層50の
機能の全てに加えて、ホスト・バス202にインタフェ
ースするためのインタフェースが設けられている。コン
トローラ200はアドレス・ブロック214を用いてア
ドレス・バス204にアドレスを送信したり、アドレス
・バス204からアドレスを受信するよう動作できる。
データについてはデータ・バッファ216を介したデー
タ・バス206への送信およびデータ・バス206から
の受信ができ、制御情報についてはコントローラ218
を介した制御バス208への送信および制御バス208
からの受信ができる。コントローラ200内には内部レ
ジスタ空間220があり、該内部レジスタ空間220は
IEEE1212CSRアドレス空間等の従来のアドレ
ス空間中でコントローラ200を定めるよう動作でき
る。コントローラ200中の内部レジスタ空間220は
他のノードのシステムによってアクセス可能で、直接こ
れらのレジスタへの書き込みおよび読み出し要求を許
す。また、内部FIFO219が設けられており、該内
部FIFO219は、基本的には、データ・バッファ2
16と関連してシステムのホスト側とシリアル・バス側
間のデータ転送のバッファを行うように働く。
【0027】動作に際して、シリアル・バス上の他の場
所にあるCPU(図示されていない)は、この特定のノ
ードにどのような種類の装置があるかを決定するために
内部レジスタ220にアクセスすることができる。ひと
たびこのノードが周辺装置への直接アクセスを許す特別
なアーキテクチャを有していることをCPUが認識する
と、本発明に従ってデータ転送が影響を受ける。もしコ
ントローラ内の内部レジスタ中の情報が遠隔の場所で望
まれているならば、送信装置からのデータ・パケット
は、コントローラ200で認識されることになるアドレ
ス情報とデータ情報の両方からデータが構成されるよう
に配置される。これは、アドレスとしてばかりでなく後
で実行される書き込みまたは読み出し動作の要求として
認識される。もし送信ノードが周辺装置210にアクセ
スすることを望むなら、受信アドレスのアドレス・バス
204への転送と受信データのデータ・バス206を介
した周辺装置210への転送を基本的に含む操作をコン
トローラ200にさせるのに十分な情報をアドレスおよ
びデータ情報の形でコントローラ200に送信するだけ
でよい。これは、周辺ユニットがコントローラ200の
アドレス空間の特定の部分を占有しており、そのような
アドレスが受け取られると、コントローラ200は直ち
にこのアドレスをホスト側用のアドレス・バス204に
転送すること、および同時にデータをホスト・データ・
バス上に置くことを、ホスト・システムのために適当な
読み出しまたは書き込み指令を発生することに加えて行
うという事実に因る。このことは、データが先ずFIF
Oに記憶されることを必要とし、次いで、トランザクシ
ョン層50によって関連したマイクロコントローラへの
割り込みが発生する従来のトランザクションと比較され
るべきである。その後、マイクロコントローラがこの割
り込みに基づいて行動し、FIFOから適当な情報を取
り出したり引き続く処理を実行することになる。これに
対して、本発明のシステムは、システム・バス202に
直接インタフェースして、コントローラ200が非同期
データおよび等時性データの両方を自律的に受信し送信
するのを可能にする。
【0028】図7bに示されている本発明の別の実施例
においては、コントローラ200からのアドレス・バス
204の一部とデータ・バス206が結合されている。
好ましい実施例では、データ・バス206は8ビット・
データ・バスで、アドレス・バス204は12ビット・
バスである。アドレス・バス204の8ビットとデータ
・バス206の全8ビットを利用することによって、1
6ビット・データ・バスとしての新たなデータ・バス2
11が実現できる。このバスが16ビットの周辺装置2
09に入力し、両者間で16ビット・データの転送が可
能になる。これは、或る応用において16ビット・デー
タの転送を可能にする独特なモードである。これは単
に、限られた数のピンがチップ上に設けられているとい
う事実に因る。また、遠隔ノードがアドレスおよびデー
タ・バス上に出力されるべき情報を送っているのをコン
トローラ200が認識するという事実によって、データ
はアドレス・バス204の最下位7ビットとデータ・バ
ス206の全データ・ビットを介して16ビット・デー
タ・バス211に転送されるのがわかる。コントローラ
200は実際にはアドレス指定動作をしていないし、ア
ドレス・バス204やデータ・バス206上に何がある
かについて何の判定もしていないということ、それより
むしろ、遠隔ノードがコントローラ200に特別な様式
でデータおよびアドレス情報を送っている結果としてコ
ントローラ200はこのデータおよびアドレス情報をそ
れら2つのバスに単に転送しているだけであるというこ
とに注目することが重要である。遠隔ノードがアドレス
・バス204およびデータ・バス206への情報をどの
ように得るかを認識することが単に重要である。以下で
より詳細に説明するように、このことは、特定の内部レ
ジスタに情報を送信することだけを遠隔ノードに要求す
るだけであり、結果として、コントローラ200が自動
的にこの情報を適当なバス上に出力する。遠隔ノードは
該ノードが情報を送信している先の装置の種類について
の知識を持っているので、コントローラ200に送信さ
れた情報が自動的にアドレス・バス204およびデータ
・バス206に直接転送されるという事実が分かる。
【0029】再び図7aを参照すると、データはホスト
・システム・バス202とシリアル・バス58との間を
2つの方法のうちの何れかで転送される。第1の方法に
おいては、データは内部レジスタに転送され、直ちにア
ドレス送受信ブロック214およびデータ・バッファ2
16に転送され、そして直ちにデータ・バス206およ
びアドレス・バス204上に置かれる。このように、遠
隔ノードは情報を直接システム・バス202に転送する
ことができる。他のモード(第2の方法)においては、
データは内部FIFO219にそこへの記憶のため転送
され、そして後で周辺装置210に転送される。送信動
作では、データはホストまたはシステム・バス202か
ら受信され、FIFO219にストア・アンド・フォワ
ード(記憶/送り出し)様式で記憶される。次いでシリ
アル・バス上に送信される(送り出される)。
【0030】次に図8を参照すると、コントローラ20
0のディジタル・カメラ内での応用が示されている。デ
ィジタル・カメラはイメージャ250と該イメージャ2
50にインタフェースしてそこからデータを受信するフ
ィールド・メモリ252とを備えている。カメラはま
た、それに関連付けられた制御論理ブロック254を有
しており、該制御論理ブロック254はそこにデータが
送られてくるとコントローラ200に対して線256上
に送信事象信号TEVENTを発生するよう動作可能で
ある。コントローラ200は、この信号を受け取ると、
フィールド・メモリ252内のデータにアクセスしてこ
の情報を直接シリアル・バス58そして遠隔の場所に送
信する。上で言及したように、この動作がどのように実
行されまたどのノードに送信されるかを決定するようプ
ログラムできる内部レジスタ220が設けられている。
【0031】次に図9を参照すると、本発明の他の応用
としてオーディオ送信器への応用が示されている。アナ
ログ入力信号はA/D(アナログ/ディジタル)変換器
262に入力する線260上のステレオ入力信号であ
る。A/D変換器262はテキサス・インスツルメンツ
製のタイプTLC320AD57Cである。A/D変換
器262はコントローラ200のデータ入力への線26
4上にステレオ・ビット・シリアル・ストリームを発生
する。制御論理ブロック270は情報がコントローラ2
00に送信されているのを示す送信事象信号TEVEN
Tを線272上に発生するのに用いられる。コントロー
ラ200は制御論理ブロック270にインタフェースし
ていて、データの発生とFIFO219内への記憶のた
めのコントローラ200への送信を制御し、その後この
データをシリアル・バス58に送信する。
【0032】次に図10を参照すると、コントローラ2
00の他の応用が示されている。ここでは、コントロー
ラ200はオーディオ受信器として利用されている。コ
ントローラ200はシリアル・バス58からデータを連
続的に受信する。このデータは連続して複号されてFI
FO219に記憶され、さらにデータ/アドレス線27
6上をD/A(ディジタル/アナログ)変換器278に
送られ、そこからアナログ・ステレオ出力信号として線
279上に出力される。制御論理ブロック282がコン
トローラ200にインタフェースするように設けられて
いる。データ/アドレス情報はデータ8ビット、アドレ
ス情報8ビットで伝送される。
【0033】次に図11を参照すると、遠隔送信ノード
280がローカル・ノード282に情報を送信するよう
動作できる一般的な応用のブロック図が示されている。
ローカル・ノード282は、上で説明したコントローラ
200と遠隔ノード280からの情報が送られるべき周
辺ユニット284とを備えて構成されている。遠隔ノー
ド280は物理層288に加えてリンク層286とトラ
ンザクション層(図示されていない)をそれに関連付け
られて有している。そのため、物理層288とリンク層
286は、遠隔ノード280がシリアル・バス58を越
えてローカル・ノード282と通信を行って、そこにデ
ータ・パケットを送ったり、そこからデータ・パケット
を受け取ったりするのを可能にする。遠隔ノード280
にはまた、ローカル・ノード282にある周辺ユニット
284と通信するためCPU290が設けられている。
上で説明したように、CPU290はバス58上の複数
のノードと通信可能である。ノード282と通信するに
は、バス58上にどんな種類のノードが存在しているか
を先ず知らなければならない。このために、CPU29
0はコントローラ200のアドレス空間(これは典型的
なCSR1212アドレス空間である)内の既知のレジ
スタ位置にアクセスする。ローカル・ノード282はこ
のアドレス空間を有して構成されているが、他のノード
も全てCSR1212アドレス空間を有して構成されて
いる。コントローラ200内の特定のアドレス位置にア
クセスするとき、CPU290はローカル・ノード28
2上の他のCPUに行く必要はない。というよりはむし
ろ、そのような要求がなされるとCPU290はコント
ローラ200の内部レジスタに直接行く。そうすると、
コントローラ200は要求された情報をシリアル・バス
58に送信する。CPU290はコントローラ200が
ローカル・ノード282に存在することを認識すると、
CPU290は通常とは若干異なる様式で読み出しおよ
び書き込み要求を発生する。CPU290は、FIFO
を通る必要なく周辺ユニット284のアドレス空間への
直接アクセスが仮想的にできることを知って、それらの
要求を送信する。これについては後で説明する。このこ
とは、実際においては、通常はローカル・ノードにある
CPUの機能性の幾らかを遠隔ノードに移す。さらに、
遠隔ノードのCPU290はコンフィギュレーション
(環境設定)命令をコントローラ200の内部レジスタ
に直接送信してこれらのレジスタをコンフィギュアする
ことができる。
【0034】遠隔ノードのCPU290にローカル・ノ
ードのコントローラ200をプログラミングするのを許
すために、複数のコンフィギュレーション(環境設定)
レジスタがコントローラ200のアドレス空間にマッピ
ングされる。これらのコンフィギュレーション・レジス
タはホスト・インタフェースから直接アクセス可能であ
る。一般に、IEEE1394バス・プロトコルは64
ビット固定アドレッシング・スキームを用いている。こ
の64ビット・アドレスは10ビットのバス番号と、6
ビットのノード番号と、20ビットのページ・アドレス
と、28ビットのオフセットから成る。各ノードについ
て3つのアドレス可能なメモリ空間がある。それらはメ
モリ空間、プライベート空間およびレジスタ空間であ
る。各空間のアドレスを表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】64ビット・アドレッシング・スキーム用
のアドレスは図12の線図に従って構成される。物理層
がシリアル・バス58から情報を抽出するには物理層に
十分な情報を送る必要があることが図12から分かる。
一度ストリップされると、この情報の全てをリンク/ト
ランザクション層コントローラ200に送信する必要は
ない。ページ・アドレスと28ビットのオフセット情報
(この28ビットのオフセット情報は内部レジスタ空間
を定める)を送信するだけでよい。
【0037】次に図13を参照すると、所与のコントロ
ーラ200の内部レジスタ空間についてのアドレス空間
の線図が示されている。コントローラ200をIEEE
1212CSRアドレス空間に合わせるには、或る情報
がアドレス空間内の特定の位置にあることを保証する必
要がある。それゆえ、CSRアドレス空間は、位置0−
512にCSRアーキテクチャに関する情報、位置51
2−1024にシリアル・バスに関する情報、位置10
24−2048にROM(リード・オンリ・メモリ)位
置(これらは必ずしも変更されるとは限らない)、およ
び位置2048−4096に特定のコントローラ・ユニ
ット自体に関する情報を有し、残りの位置4096−2
56Mは未使用ユニット空間として残してある。
【0038】所与の領域内のメモリ位置の全てが機能部
分を提供する必要はない。そのため、必要最小量の情報
だけが記憶される。例えば、CSRアドレス空間アーキ
テクチャについては、STATE CLEAR(状態ク
リア)、STATE SET(状態設定)、NODE
IDS(ノード識別子)およびRESET START
(リセット・スタート)の4つのレジスタだけが設けら
れている。シリアス・バス領域については、CYCLE
TIME(サイクル・タイム)およびBUSY TI
MOUT(ビジー・タイムアウト)に関する情報だけが
2つのレジスタに設けられている。リード・オンリ・メ
モリ(ROM)情報とみなされる情報については、MI
NIMAL ROM(最小ROM)と称する位置に記憶
される。これは、一般には、製造者、部品および部品に
関連したタイプ(種類)に関する情報である。ユニット
空間に関連した位置には、VERSION(バージョ
ン)、INTERRUPT(割り込みの種類)、INT
ERRUPT MASK(割り込みマスクの種類)、お
よびPHY CHIP ACCESS(物理層に対する
種々のチップ・アクセス情報)等が記憶される。それに
加えて、T CONTROL REG0−4と標示した
複数の送信制御レジスタが設けられている。これらのレ
ジスタについては、後でより詳細に説明する。
【0039】コントローラ200は、シリアル・バス5
8から要求を受信するときはいつも全64ビットアドレ
スを複号する。もし複号されたアドレスがCSRレジス
タ空間内のアドレスとオン・チップ・レジスタ(即ち、
図13で記憶情報を持つものとして説明したレジスタ)
への下位12ビット点を構成するなら、そのレジスタが
シリアル・バス58からアクセスされる。CSR121
2レジスタ空間のために取って置かれた占有されていな
い多数の位置があることが注意されるべきである。この
理由は最小組のレジスタだけが設けられているというこ
とである。もし、何らかの理由で、アドレス空間のアン
ポピュレイテッド(非居住または非分布)部分に通常見
いだされる命令あるいは情報、即ち、コントローラ20
0に含まれていない命令あるいは情報が遠隔ノードから
動作するよう求められたならば、そのアドレス空間を占
めるローカル・ノードの外部レジスタが必要とされる。
書き込み動作がローカル・ノードのコントローラ200
にあるオン・チップ・レジスタに向けられているときは
いつも、これらの書き込みは、もし内部エコー・ビット
CSR WR ECHOが設定されているなら、ホスト
・インタフェースに反映される。ホスト・インタフェー
ス・アドレス(A[11:0])は単純に64ビット・
シリアル・バス・アドレスの12LSB(最下位12ビ
ット)である。オン・チップ・レジスタにアクセスする
特別な場合は、後で説明するMicro Regに
アクセスする場合である。もしレジスタ空間がオン・チ
ップでないレジスタへの下位12ビット点に複号されて
いるならば、コントローラ200はこれを認識する。そ
して、CSR1212がアプリケーションによって履行
されていると仮定して、読み出しと書き込みの両方がホ
スト・インタフェース上で実行される。CSR1212
レジスタ空間は単に1つの標準であり、遠隔ノードが何
れかのノードにあるコントローラ200で利用されてい
る特定の標準を知っている限り、任意のレジスタ空間が
利用できることが理解されるべきである。本アプリケー
ションでは、CSR1212は部品を周知の標準に合わ
せるのに用いられている。
【0040】一般に、チップに収容されたホストの種類
は、ホストのタイプを定めるHTYPと標示された外部
ハードウエア・ピンによって定義される。もしホストの
種類が8ビット・マスタに設定されるなら、システムは
マイクロコントローラをエミュレートでき、ホスト・シ
ステムをインタフェースできる。もしホストの種類が単
にCSRアクセス・モードに設定されるなら、位置0−
4096間の内部CSRだけがアクセス可能である。
【0041】コントローラ200について、次の4つの
基本的な動作モード、即ち、 1.非同期受信、 2.非同期送信、 3.等時性送信、および 4.ホストCSRアクセスがある。
【0042】サポートされるトランザクションの種類お
よびホスト・インタフェース・トランザクションへのマ
ッピングの概要を表2に示す。
【0043】
【表2】
【表3】
【表4】
【0044】上記4つの基本的動作モードの各々につい
て以下に詳細に説明する。
【0045】非同期受信 マイクロコントローラ・エミュレーション・モード、A
ADEC[1:0]=0では、コントローラ200はCS
R Micro Regへのシリアル・バス書き込
みまたは読み出し要求トランザクションに応答してホス
ト・インタフェース上に8ビット書き込みおよび読み出
しトランザクションを発する。Micro Reg
への書き込み要求は、コントローラ200にそのホスト
・インタフェース上でアドレスAM、データDMでの書
き込みトランザクションを実行させる。Micro
Regに書き込まれたデータの最下位バイトはD
[7:0]上にアサートされ、最下位バイトの次はA[1
1:0]上にアサートされる。CSZ、CAZ、WE
Z、AADECおよびHTYPEは図17に示されたタ
イミングでのトランザクションの要素である。Micr
Regへの読み出し要求は、コントローラ20
0にそのホスト・インタフェース上で読み出しトランザ
クションを実行させる。読み出しがCAZで肯定応答さ
れると、コントローラ200は読み出し応答を送信す
る。もしCAZがCSZの0.9マイクロ秒以内で生ず
ると、読み出し応答は対応する要求肯定応答に連結され
る。1つの顕著な読み出し要求だけが許可される。この
動作のタイミングが図18に示されている。
【0046】メモリ・モード、AADEC[1:0]=1
では、コントローラ200は8コードレット内部FIF
Oを用いてノードの初期メモリ空間にアドレスされたシ
リアル・バス・コードレットまたはブロック読み出しま
たは書き込み要求を扱う。ホスト・インタフェース/F
IFO転送は8ビット・マスタか16ビット・スレーブ
の何れかである。
【0047】8ビット・マスタ書き込み要求の間、初期
メモリ空間への書き込み要求(コードレットまたはブロ
ック)はFIFOにデータを記憶する。コントローラ2
00は、図19に示されたSRAM様のタイミングで
A、D、WEZ、CSZおよびCAZを用いたバイト・
サイズの書き込みトランザクションを行う。A[11:
0]上にアサートされるアドレスは書き込み要求の目的
(宛て先)アドレスの最下位12ビット(12LSB)
である。
【0048】8ビット・マスタ読み出し要求の間、コン
トローラ200は初期メモリ空間への読み出し要求を受
け取り、A、D、WEZ、CSZおよびCAZを用いた
バイト・サイズのトランザクション(FIFOへのデー
タ読み出し)を行う。FIFOへの読み出しが完了する
と、コントローラ200は読み出し応答を送信する。こ
の動作のタイミングが図20に示されている。A[1
1:0]上にアサートされるアドレスは読み出し要求の
目的(宛て先)アドレスの最下位12ビットである。
【0049】16ビット・スレーブ書き込み要求の間、
書き込み要求(コードレットまたはブロック)はFIF
O219にデータを記憶する。その後、データは16ビ
ット・データ・バスとしての{A[7:0]、D[7:
0]}を用いて外部エージェントによってFIFO21
9から読み出される。REZは、書き込み要求が受信さ
れかつそのデータがFIFO219で入手可能であるこ
とを示す。CSZは、外部マスタがデータを受信する準
備ができていることを示すために用いられている。デー
タがコントローラ200からクロック・アウトされる毎
に、内部ダブレット(二重)FIFOポインタがインク
リメントされる。内部ダブレット・ポインタが要求され
たデータ長に等しくなると、CAZが最終データを示す
ために用いられ、そして書き込み応答が送信される。こ
の動作のタイミングが図21に示されている。
【0050】16ビット・スレーブ読み出し要求では、
コントローラ200が初期メモリ空間への読み出し要求
を受け取ると、応答データが16ビット・データ・バス
としての{A[7:0]、D[7:0]}を用いてFI
FO219内に書き込まれなければならない。WEZ
は、読み出し要求が受信されかつその空間がFIFOで
入手可能であることを示す。CSZは、外部マスタがデ
ータを発していることを示すのに用いられている。デー
タがコントローラ200にクロック・インされる毎に、
内部ダブレットFIFOポインタがインクリメントされ
る。内部ダブレット・ポインタが要求されたデータ長に
等しくなると、CAZが最終データを示すために用いら
れ、そして読み出し応答が送信される。この動作のタイ
ミングが図22に示されている。
【0051】外部CSRモード、AADEC[1:0]
=2では、コントローラ200中に含まれていない初期
レジスタ空間および初期ユニット空間内のレジスタへの
書き込み要求および読み出し要求が、8ビット・マスタ
・メモリ・モードと同じバイト・サイズのSRAM様ト
ランザクションを用いて扱われる。
【0052】内部CSRモード、AADEC[1:0]
=3では、コントローラ200中に含まれている初期レ
ジスタ空間および初期ユニット空間内のレジスタへの書
き込み要求および読み出し要求が、CSR WR EC
HOビットが設定されていなければ、ホスト・インタフ
ェース上での活動なしに内部で実行される。この場合、
コードレット書き込み要求の結果、コードレットは、8
ビット・マスタ・メモリ・モードと同じバイト・サイズ
のSRAM様トランザクションを用いて、ホスト・イン
タフェース上に反映されることになる。
【0053】非同期送信 コントローラ200は、非同期書き込み要求を自動的に
規則的間隔であるいは手動で送信するようにプログラム
できる。データ・コードレットおよびデータ・ブロック
・フォーマットに対する書き込み要求だけがサポートさ
れる。自動(またはセンサ)モードでは、8ビット・マ
スタ・モードのホスト・インタフェースが1から8コー
ドレットのパケット・データをFIFO219内に読み
出す。このモードはストア・アンド・フォワード(記憶
/送り出し)であり、データ読み出し量はT Cont
rol Reg3内のData Length(データ
長)フィールドによって決定される。この読み出しはS
ensor Prefetch Event(センサ先
取り事象)で始まる。次に、コントローラ200はT
Control Reg(0:3)内の情報を用いて非
同期ヘッダをパケットにプリペンド(先掛け)し、組み
立てた非同期書き込み要求をSensor Transm
it Event(センサ送信事象)で送信する。Se
nsor Prefetch Eventは、T Con
trol Reg0のSensor Prefetch
Event Select(SPES:センサ先取り
事象選択)フィールドを用いて内部事象あるいは外部事
象の何れかで起こるようにプログラムできる。
【0054】Sensor Prefetch Eve
nt Select(センサ先取り事象選択)オプショ
ン: 1.センサ先取りディスエーブルド、 2.内部サイクル・スタート、 3.内部サイクル・ダン、および 4.TEVENTピンの外部立ち上がりエッジ。
【0055】Sensor Transmit Eve
nt(センサ送信事象)も、T Control Re
g0のSensor Transmit Event
Select(STES:センサ送信事象選択)フィー
ルドを用いて類似の事象で起こるようにプログラムでき
る。
【0056】Sensor Transmit Eve
nt Select(センサ送信事象選択)オプショ
ン: 1.センサ送信ディスエーブルド、 2.内部サイクル・スタート、 3.内部サイクル・ダン、および 4.TEVENTピンの外部立ち下がりエッジ。
【0057】手動非同期送信モードでは、16ビット・
スレーブ・モードのホスト・インタフェースがコードレ
ットまたはブロック・データをFIFO219中にロー
ドするために用いられる。このモードはフロー・スルー
であり、送信パイプライニングが生じ得る。FIFOに
ロードされるデータ量がTx Threshold(T
xしきい値)に達するかあるいはManual Tra
nsmit Event(手動送信事象)が生じると、
コントローラ200はT Control Reg
(0:3)内の情報を用いて非同期ヘッダをパケットに
プリペンド(先掛け)し、書き込み要求の送信を始め
る。外部ホスト・インタフェース・マスタは送信速度と
同速度を保たなければならない、あるいはFIFOアン
ダーランが起こる。FIFOオーバーランを管理するた
めにフロー制御が設けられる。これは図21のタイミン
グ図に示されている。
【0058】Manual Transmit Eve
nt(MTE:手動送信事象)は、T Control
Reg0のManual Transmit Eve
nt Select(MTES:手動送信事象選択)フィ
ールドを用いて起こるようにプログラムできる。
【0059】Manual Transmit Eve
nt Select(手動送信事象選択)オプション: 1.内部サイクル・スタート、 2.内部サイクル・ダン、 3.Manual Transmit Event(手
動送信事象)ビットを「1」に設定、および 4.TEVENTピンの外部立ち下がりエッジ。
【0060】4つの送信制御レジスタは図14に示され
たような複数のフィールドを有している。これらのフィ
ールドの定義を表3に示す。
【0061】
【表5】
【0062】等時性送信 コントローラ200は、上で説明した非同期送信とほぼ
同じ方法で等時性データ・ブロック・パケットを送信す
るようにプログラムできる。T Control Re
g4のData Mover Enable(DME
N:データ・ムーバ・イネーブル)フィールドが自動ま
たは手動等時性モードに設定されると、コントローラ2
00は、等時性ヘッダがT Control Reg3
およびT Control Reg4内の情報を用いてプ
リペンド(先掛け)される点を除いて、非同期送信モー
ドと同様に機能する。
【0063】ホストCSRアクセス HTYPE[1:0]上に{10}をアサートすると、
コントローラ200のホスト・インタフェースがCSR
アクセス・モードに置かれる。このモードでは、ホスト
・インタフェースはスレーブとして働く。内部CSRレ
ジスタに書き込みや読み出しができる。アドレスA[1
1:0]が4Kの内部CSR空間をアドレスするために
用いられる。サイクル・スタート(CAZ)がトランザ
クションをスタートさせる入力として用いられる。書き
込み(WEZ)が書き込みまたは読み出しサイクル肯定
応答を示す入力として用いられる。(CAZ)がコント
ローラ200によってアサートされ、トランザクション
を終える。この動作のタイミングが図15に示されてい
る。
【0064】次に図16を参照すると、コントローラ2
00の線図が示されており、そこには物理リンク層54
との種々のインタフェースおよびホスト・インタフェー
ス側の種々のアドレス、データおよび制御ピンが示され
ている。同図に見られるように、バス204用に12ビ
ット・アドレス・バスそしてバス206用に8ビット・
データ・バスが設けられている。種々の端子機能を表4
に示す。
【0065】
【表6】
【0066】次に図17を参照すると、コードレット書
き込み要求がホストとのインタフェースのため非同期モ
ードで受信された場合の動作のタイミング図が示されて
いる。ブロック301で示されているように、書き込み
要求が受信される。ホスト・クロックHCLKの立ち上
がりエッジから短い経過の後、CSZが「ロー」にな
り、出力サイクル開始/チップ選択動作を指示する。デ
ータとアドレスの両方が複号されてアドレスおよびデー
タ・バス上に置かれる。WEZ線もCSZ線と共に「ロ
ー」になり、出力書き込み動作を指示する。この期間
中、AADEC線は「0」に設定される。CSZとWE
Zが「ロー」の間、肯定応答(ACK)が送られる。そ
の後、書き込み応答が続く。
【0067】次に図18を参照すると、コードレット読
み出し要求が扱われる場合の動作のタイミング図が示さ
れている。CSZ線が短い遅れの後「ロー」になり、そ
れに続いてCAZが「ロー」になって、入力マスタ・ト
ランザクションの入力サイクル肯定応答信号を示す。こ
れはマスタと認められる。CSZが「ロー」になると、
読み出し動作のためのアドレスがバス上に置かれ、次い
でCAZが「ロー」になると、データが周辺装置からバ
ス上に置かれる。その後、このデータはFIFO219
に記憶され、応答として要求端に送られる。
【0068】次に図19を参照すると、コードレット書
き込み要求がメモリ・モードで受信された場合の動作の
タイミング図が示されている。これらは内部FIFO2
19を用いたノードの初期メモリ空間にアドレスされた
ブロック読み出しまたは書き込み要求である。これは、
データのブロックが3つ以上のサイクルの間に「ロー」
になり、「ハイ」に上がり、その後「ロー」に下がって
順次処理される点でSRAMタイミングと類似してい
る。その結果、4つのアドレスおよび関連したデータが
受信され書き込まれる。
【0069】次に図20を参照すると、メモリ・モード
での読み出し要求を示すタイミング図が示されている。
これは図19を参照した上の説明と同様に動作するが、
これは初期メモリ空間への読み出し要求でバイト・サイ
ズのトランザクションが実行されるので、4回繰り返さ
れる点で異なる。FIFO219が一杯になった後、適
当な読み出し応答が送られる。
【0070】
【発明の効果】要約すると、本発明によれば、マイクロ
コントローラ・エミュレータを内蔵したリンク/トラン
ザクション層コントローラが提供される。このマイクロ
コントローラ・エミュレータはリンク/トランザクショ
ン層にマイクロコントローラの動作を組み入れるのを可
能にし、それにより、送信ノードは周辺装置のアドレス
空間を仮想的にアドレス指定でき、別個のマイクロコン
トローラおよび必要なインタフェース・トランザクショ
ンを経る必要性なしに、書き込み動作中はそこにデータ
を送信し、また読み出し動作中はそこからデータを読み
出すことができる。そのため、遠隔の送信ノードはアク
セスする位置を直接制御することができ、実質的にマイ
クロコントローラ動作の幾つかを要求元ノードにおいて
実行することができる。本発明の好適実施例を詳細に説
明したが、種々の変更、置換および代替が特許請求の範
囲に記載の発明の精神および範囲を逸脱することなくな
され得ることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394シリアル・バス・アーキテク
チャを用いたシステムの全体的なブロック図。
【図2】IEEE1394バス内の種々のプロトコル層
の簡略化されたブロック図。
【図3】FIFOとインタフェースする物理層およびリ
ンク層のより詳細なブロック図。
【図4】シリアル・バス上の非同期送信の一例を示す
図。
【図5】リンク層がトランザクションをどのように扱う
かを示す線図。
【図6】プライマリ・パケット・データのフォーマット
を示す図。
【図7】aは、マイクロコントローラ・エミュレータ・
インタフェースを有するリンク/トランザクション層コ
ントローラのブロック図。bは、周辺ユニットへのデー
タ・バス・インタフェースの別の実施例を示すブロック
図。
【図8】リンク/トランザクション層コントローラのデ
ィジタル・カメラへの応用を示すブロック図。
【図9】リンク/トランザクション層コントローラのス
テレオ・オーディオ送信器での使用のための応用を示す
ブロック図。
【図10】リンク/トランザクション層コントローラの
ステレオ・オーディオ受信器への応用を示すブロック
図。
【図11】シリアル・バスの一方側でリンク/トランザ
クション層コントローラに関連付けられた周辺ユニット
と該周辺ユニットをリンク/トランザクション層コント
ローラを通して制御するために他方側の遠隔位置でシリ
アル・バスにインタフェースされたCPUのブロック
図。
【図12】IEEE1394バス用の64ビット・アド
レッシング・マップの線図。
【図13】リンク/トランザクション層コントローラ用
のレジスタ・マップの線図。
【図14】制御レジスタの線図。
【図15】ホストCSRアクセスのためのタイミング
図。
【図16】リンク/トランザクション層コントローラの
ピン接続を示す線図。
【図17】コードレット書き込み要求を受信する動作の
ためのタイミング図。
【図18】コードレット読み出し要求の受信のためのタ
イミング図。
【図19】非同期アドレス複号動作がメモリに対してな
される場合のコードレット書き込み要求の受信のための
タイミング図。
【図20】非同期アドレス複号がメモリになされる場合
のコードレット読み出し要求の受信のためのタイミング
図。
【図21】ブロック書き込み要求の受信のためのタイミ
ング図。
【図22】ブロック読み出し要求の受信のためのタイミ
ング図。
【符号の説明】
50 トランザクション層 52、286 リンク層 54、288 物理層 58 シリアル・バス 200 リンク・トランザクション層コントローラ 209、210、284 周辺装置(ユニット) 280 遠隔ノード 282 ローカル・ノード 290 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーク ヘネハン アメリカ合衆国,テキサス,ダラス,オー デリア 12516,アパートメント ナンバ ー1706

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル・バスとホスト・システム間に
    インタフェースするため、および、遠隔ノードにより前
    記シリアル・バス上に置かれた情報を前記シリアル・バ
    スから受信しかつ該受信した情報を前記ホスト・システ
    ムに転送し、また、前記ホスト・システムから情報を受
    信しかつ該受信した情報を前記遠隔ノードによる受信の
    ため前記シリアル・バスに転送するためにローカル・ノ
    ード上に設けられたシリアル・バス・インタフェースで
    あって、前記遠隔ノードにより生成されたデータを前記
    シリアル・バスから受信するためのデータ受信器と、デ
    ータを前記遠隔ノードでの受信のため前記シリアル・バ
    スに送信するためのデータ送信器と、少なくとも1つの
    レジスタがそこに受信データを記憶のため前記遠隔ノー
    ドによりアドレス可能である複数のレジスタを備えてい
    て、前記データ受信器は読み出し動作の間受信したデー
    タを前記少なくとも1つのレジスタに記憶するよう動作
    可能であり、また、前記データ送信器は書き込み動作の
    間データを前記シリアル・バスに送信するようになって
    おり、さらに、前記ホスト・システム上のホスト・バス
    に直接インタフェースするためのホスト・バス・インタ
    フェースを備えていて、該ホスト・バス・インタフェー
    スは、前記少なくとも1つのレジスタに記憶されたデー
    タを、書き込み動作の間、該データが受信されて前記少
    なくとも1つのレジスタに記憶されるとき、前記ホスト
    ・バスに転送し、また、読み出し動作の間データを前記
    ホスト・バスから取り出すようになっているシリアル・
    バス・インタフェース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリアル・バス・インタ
    フェースにおいて、シリアル・バス・インタフェースが
    標準レジスタ空間を含んでいて、前記少なくとも1つの
    レジスタは該標準レジスタ空間の一部を占有しているシ
    リアル・バス・インタフェース。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシリアル・バス・インタ
    フェースにおいて、前記複数のレジスタのうちの選ばれ
    たレジスタは標準バス・インタフェース情報の記憶に専
    用に供されていて、遠隔ノードは前記標準バス・インタ
    フェース情報に関連付けられた前記複数のレジスタを直
    接アドレスしてそこから該情報にアクセスでき、また、
    前記データ受信器は前記複数のレジスタのうちの1つへ
    のアクセス要求を認識するよう動作可能でかつ前記デー
    タ送信器はアドレスされるときその内容を送信するよう
    動作可能であるシリアル・バス・インタフェース。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のシリアル・バス・インタ
    フェースにおいて、前記複数のレジスタのうちの選ばれ
    たレジスタはコンフィギュレーション・レジスタから成
    っていて、該コンフィギュレーション・レジスタは前記
    シリアル・バスの動作を定めるコンフィギュレーション
    情報のために用いられ、それにより、遠隔ノードは前記
    コンフィギュレーション・レジスタの1つにアクセスす
    ることによって前記シリアル・バスの動作をプログラム
    できるようになっているシリアル・バス・インタフェー
    ス。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシリアル・バス・インタ
    フェースにおいて、前記データ受信器によって受信され
    るデータおよび前記データ送信器によって送信されるデ
    ータはデータ・パケットであり、該データ・パケットは
    前記シリアル・バス上の送信ノードを識別するのに必要
    な情報と、該データ・パケットの内容と、データ・パケ
    ットを受信するよう指定された遠隔ノードを識別する情
    報を含んでいるシリアル・バス・インタフェース。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシリアル・バス・インタ
    フェースにおいて、各データ受信または送信動作に先行
    して前記遠隔ノードからの書き込み要求または読み出し
    要求のデータ要求があり、該要求は前記受信されたデー
    タ・パケット内に含まれており、書き込み要求に関連し
    た前記受信データ・パケットは前記少なくとも1つのレ
    ジスタに記憶されたそれに関連したデータを含んでい
    て、前記ホスト・インタフェースはこの書き込み要求を
    認識して前記少なくとも1つのレジスタに記憶された前
    記データを前記ホスト・バスに転送し、読み出し要求で
    は、前記ホスト・インタフェースはこの読み出し要求を
    認識して該データに前記データ送信器を持つ遠隔ノード
    への転送のため前記ホスト・システムからアクセスする
    シリアル・バス・インタフェース。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のシリアル・バス・インタ
    フェースにおいて、前記遠隔ノードからの前記書き込み
    要求は前記少なくとも1つのレジスタに記憶のためのア
    ドレス情報とデータ情報の両方を含んでおり、前記ホス
    ト・インタフェースはアドレス・バスとデータ・バスを
    持つ前記ホスト・バスにこれらアドレス情報とデータ情
    報の両方を送信するよう動作可能であるシリアル・バス
    ・インタフェース。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のシリアル・バス・インタ
    フェースにおいて、前記遠隔ノードからの前記読み出し
    要求は前記少なくとも1つのレジスタに記憶されている
    アドレスを含んでおり、前記ホスト・インタフェース
    は、読み出し要求を認識するとアドレス・バスとデータ
    ・バスを持つ前記ホスト・バスに該アドレスを送信する
    よう動作可能であり、前記データ送信器による前記遠隔
    ノードへの送信のため該データ・バスからデータを取り
    出すシリアル・バス・インタフェース。
  9. 【請求項9】 シリアル・バスとローカル・ノード上の
    ホスト・システム間にインタフェースするため、およ
    び、遠隔ノードにより前記シリアル・バス上に置かれた
    情報を前記シリアル・バスから受信しかつ該受信した情
    報を前記ホスト・システムに転送し、また、前記ホスト
    ・システムから情報を受信しかつ該受信した情報を前記
    遠隔ノードによる受信のため前記シリアル・バスに転送
    するための方法であって、前記遠隔ノードにより生成さ
    れたデータを前記シリアル・バスから受信するステップ
    と、データを前記遠隔ノードでの受信のため前記シリア
    ル・バスに送信するステップと、少なくとも1つのレジ
    スタがそこに受信データを記憶のため前記遠隔ノードに
    よりアドレス可能である複数のレジスタを設けるステッ
    プを含み、前記受信ステップは読み出し動作の間受信し
    たデータを前記少なくとも1つのレジスタに記憶するよ
    う動作可能であり、また、前記送信ステップは書き込み
    動作の間データを前記シリアル・バスに送信するように
    なっており、さらに、前記ホスト・システム上のホスト
    ・バスに直接インタフェースするためのホスト・バス・
    インタフェースが設けられていて、該ホスト・バス・イ
    ンタフェースは、前記少なくとも1つのレジスタに記憶
    されたデータを、書き込み動作の間、該データが受信さ
    れて前記少なくとも1つのレジスタに記憶されるとき、
    前記ホスト・バスに転送し、また、読み出し動作の間デ
    ータを前記ホスト・バスから取り出すようになっている
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法において、シリア
    ル・バス・インタフェースが標準レジスタ空間を含んで
    いて、前記少なくとも1つのレジスタは該標準レジスタ
    空間の一部を占有している方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の方法において、前記複
    数のレジスタのうちの選ばれたレジスタは標準バス・イ
    ンタフェース情報の記憶に専用に供されていて、該標準
    バス・インタフェース情報に関連付けられた前記複数の
    レジスタを遠隔ノードによって直接アドレスしてそこか
    ら該情報にアクセスするステップをさらに含み、前記受
    信ステップは前記複数のレジスタのうちの1つへのアク
    セス要求を認識するよう動作可能であり、前記送信ステ
    ップはアドレスされるときその内容を送信するよう動作
    可能である方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法において、前記
    複数のレジスタのうちの選ばれたレジスタはコンフィギ
    ュレーション・レジスタから成っていて、該コンフィギ
    ュレーション・レジスタは前記シリアル・バスの動作を
    定めるコンフィギュレーション情報のために用いられ、
    それにより、遠隔ノードは前記コンフィギュレーション
    ・レジスタの1つにアクセスすることによって前記シリ
    アル・バスの動作をプログラムできるようになっている
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の方法において、前記受
    信ステップで受信されるデータおよび前記送信ステップ
    で送信されるデータはデータ・パケットであり、該デー
    タ・パケットは前記シリアル・バス上の送信ノードを識
    別するのに必要な情報と、該データ・パケットの内容
    と、データ・パケットを受信するよう指定された遠隔ノ
    ードを識別する情報を含んでいる方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法において、各デ
    ータ受信または送信動作に先行して前記遠隔ノードから
    の書き込み要求または読み出し要求のデータ要求があ
    り、該要求は前記受信されたデータ・パケット内に含ま
    れており、書き込み要求に関連した前記受信データ・パ
    ケットは前記少なくとも1つのレジスタに記憶されたそ
    れに関連したデータを含んでいて、前記ホスト・インタ
    フェースはこの書き込み要求を認識して前記少なくとも
    1つのレジスタに記憶された前記データを前記ホスト・
    バスに転送し、読み出し要求では、前記ホスト・インタ
    フェースはこの読み出し要求を認識して該データに前記
    送信ステップでの遠隔ノードへの転送のため前記ホスト
    ・システムからアクセスする方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法において、前記
    遠隔ノードからの前記書き込み要求は前記少なくとも1
    つのレジスタに記憶のためのアドレス情報とデータ情報
    の両方を含んでおり、前記ホスト・インタフェースはア
    ドレス・バスとデータ・バスを持つ前記ホスト・バスに
    これらアドレス情報とデータ情報の両方を送信するよう
    動作可能である方法。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の方法において、前記
    遠隔ノードからの前記読み出し要求は前記少なくとも1
    つのレジスタに記憶されているアドレスを含んでおり、
    前記ホスト・インタフェースは、読み出し要求を認識す
    るとアドレス・バスとデータ・バスを持つ前記ホスト・
    バスに該アドレスを送信するよう動作可能であり、前記
    データ送信器による前記遠隔ノードへの送信のため該デ
    ータ・バスからデータを取り出す方法。
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