JP2001313646A - 電子機器およびその物理層回路のステート制御方法 - Google Patents

電子機器およびその物理層回路のステート制御方法

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JP2001313646A
JP2001313646A JP2000128127A JP2000128127A JP2001313646A JP 2001313646 A JP2001313646 A JP 2001313646A JP 2000128127 A JP2000128127 A JP 2000128127A JP 2000128127 A JP2000128127 A JP 2000128127A JP 2001313646 A JP2001313646 A JP 2001313646A
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state
node
physical layer
idle
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Akira Nakamura
章 中村
Tetsuya Sato
哲也 佐藤
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Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/323Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the physical layer [OSI layer 1]

Abstract

(57)【要約】 【課題】物理層回路が受信信号の誤認識によってサスペ
ンドステートになる等の不具合の発生を防止する。 【解決手段】リクエストステートにあるノードBは、ノ
ードA(子ノード)よりアイドル信号(リクエストキャ
ンセル信号)を受け取るとき、ノードC(親ノード)へ
のリクエスト信号を保持したまま、ノードCからのグラ
ント信号を待つウエイトグラントステートとなる(図9
A)。ノードBは、ノードCからのグラント信号を確認
した後、ウエイトアイドルステートに移り、ノードCに
アイドル信号を送信し、ノードCからのグラント信号が
アイドル信号に変わるのを待つ(図9B)。ノードB
は、ノードCからのアイドル信号を確認した後、アイド
ルステートに戻る(図9D)。ノードBは、アイドルス
テートでノードCよりグラント信号[00]を受信するとい
う状態にはならず、サスペンド信号を受信したと誤認識
してサスペンドステートに移行するということはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IEEE139
4規格に準拠した物理層を構成する物理層回路を備える
電子機器およびその物理層回路のステート制御方法に関
する。
【0002】詳しくは、物理層回路を、子ノードからの
第1の信号を受信するとき、第1のステートから第2の
ステートとなって親ノードに第1の信号を送信し、親ノ
ードより第1の信号に対応した第2の信号を受信する前
に、子ノードより第1の信号をキャンセルする第3の信
号を受信するときは、親ノードより第2の信号を受信し
た後に、親ノードに第3の信号を送信し、さらに親ノー
ドより第3の信号を受信した後に第2のステートより第
1のステートに戻るように動作させることによって、第
1のステートで親ノードより第2の信号を受信すること
による不具合の発生を回避するようにした電子機器等に
係るものである。
【0003】また、物理層回路を、子ノードからの第1
の信号を受信するとき、第1のステートから第2のステ
ートとなって親ノードに第1の信号を送信し、親ノード
より第1の信号に対応した第2の信号を受信して第2の
ステートから第3のステートとなった後に、子ノードよ
り第1の信号をキャンセルする第3の信号を受信すると
き、親ノードに第3の信号を送信し、さらに親ノードよ
り第3の信号を受信した後に第3のステートより第1の
ステートに戻るように動作させることによって、第1の
ステートで親ノードより第2の信号を受信することによ
る不具合の発生を回避するようにした電子機器等に係る
ものである。
【0004】
【従来の技術】マルチメディア・データ伝送のためのイ
ンタフェースを目的とし、高速データ伝送、リアルタイ
ム転送をサポートしたインタフェース規格として、IE
EE1394ハイ・パフォーマンス・シリアル・バス規
格(IEEE1394規格)が知られている。
【0005】このIEEE1394規格では、100M
bps(98.304Mbps),200Mbps(1
96.608Mbps),400Mbps(393.2
16Mbps)でのデータ転送速度が規定されており、
上位転送速度を持つ1394ポートは、その下位スピー
ドとの互換性を保持するように規定されている。これに
より、100Mbps,200Mbps,400Mbp
sのデータ転送速度が同一ネットワーク上で接続可能に
なっている。
【0006】また、IEEE1394規格では、図11
に示すように、転送データがデータとその信号を補うス
トローブの2信号に変換されており、この2信号の排他
的論理和をとることによりクロックを生成することがで
きるようにしたDS−Link(Data/Strobe Link)符
号化方式の転送フォーマットが採用されている。また、
IEEE1394規格では、図12の断面図にケーブル
構造を示すように、第1のシールド層201でシールド
された2組のツイストペア線(信号線)202と電源線
203を束ねたケーブル全体をさらに第2のシールド層
204でシールドした構造のケーブル200が規定され
ている。
【0007】このIEEE1394規格では、データ転
送に先立ってバス獲得のためのアービトレーションを行
うが、そのための制御信号としてアービトレーション信
号が規定されている。また、IEEE1394規格で
は、バス上にノードが追加または削除された時点で、自
動的にバス全体のトポロジーの再構成を行うようになっ
ている。このようなトポロジーの再構成の過程に必要な
制御信号としてもアービトレーション信号が規定されて
いる。
【0008】フィジカル・レイヤにおけるアービトレー
ション信号の論理値は、“1”、“0”、“Z”の3値
であって、表1および表2に示す規則によって生成さ
れ、表3の規則によってデコードされる。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】
【表3】
【0012】また、フィジカル・レイヤでは、表4に示
す規則を用いて、2つの送信アービトレーション信号Ar
b_A_Tx,Arb_B_Txによってライン状態をエンコードす
る。さらに、フィジカル・レイヤでは、表5に示す規則
を用いて、受信アービトレーション信号Arb_A,Arb_Bか
らライン状態をデコードする。
【0013】
【表4】
【0014】
【表5】
【0015】上述のアービトレーション信号を用いて、
バス初期化フェーズ、ツリー識別フェーズ、自己識別フ
ェーズの順で、トポロジーの自動構成が実行される。
【0016】バス初期化フェーズでは、バス・リセット
信号が全てのノードを特別な状態に変化させ、全てのト
ポロジー情報をクリアする。バスを初期化した後、各ノ
ードが把握している情報は、自らがブランチであるか
(隣接する複数のノードに直接接続されている)、リー
フであるか(隣接するノードは1つだけである)、孤立
しているか(接続されていない)ということだけであ
る。図13Aは、リーフ・ノードとブランチ・ノードに
よって構成されているネットワークを示している。
【0017】ツリー識別フェーズでは、ネットワーク・
トポロジーの全体を一本のツリーに変換する。その中の
一個のノードをルートとして指定し、そのルートに接続
されている全ての物理接続はルート・ノードの方向を指
す。接続されている各ポートにラベルを割り当てて方向
を指定し、「親」ポート(ルートに近いノードに接続さ
れている)、または「子」ポート(ルートから遠いノー
ドに接続されている)と呼ぶ。接続されていないポート
には「off」というラベルを割り当て、その後の調停プ
ロセスには参加しない。図13Bは、ツリー識別のプロ
セスが完了した後のネットワークを示している。
【0018】自己識別フェーズでは、各ノードに固有の
physical_IDを選択する機会を与え、バスに付随してい
る任意の管理要素に対して自らを識別させる。これは、
低レベルの電力管理を実現するため、また各データ経路
のスピード能力を決定するために必要とされるシステム
のトポロジー・マップを作成するために必要である。
【0019】自己識別のプロセスは、決定論的な選択プ
ロセスを採用している。すなわち、ルート・ノードが、
最小番号を持つ接続ポートに関連するノードにメディア
の制御を渡し、そのノードが、自分自身と自らの全ての
子ノードが自己識別したことを知らせる「ident_done」
信号を送信するまで待機する。その後、ルートは次の上
位ポートに制御を渡し、そのノードの処理が終了するの
を待つ。このように、ルートの全てのポートに関連する
ノードが処理を終了すると、ルート自身が自己識別を行
う。子ノードも、同じプロセスを再帰的に使う。サブア
クション・ギャップ期間に亘ってバスがアイドル状態に
なると、自己識別のプロセスの完了が明らかになる。
【0020】各ノードは、physical_IDや他の管理情報
を含む非常に短いパケットを1個から4個ケーブルに送
信することにより、自己識別情報を送信することができ
る。physical_IDとは、ノードが自己識別パケットを送
信する前に、自己識別情報を受信する状態のノードを何
回通過したかを単純に数えた値である。例えば、最初に
自己識別パケットを送信するノードはphysical_IDとし
て0を、2番目のノードは1を選択する。以下同様であ
る。図13Cは、自己識別のプロセスが完了した後のネ
ットワークを示している。各「子」ポートに「ch-i」と
いうラベルが割り当てられており、このポートに接続さ
れているノードが識別されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来のIEEE139
4−1995および1394.a規格書において、アー
ビトレーションフェーズで、リクエストのキャンセル信
号を受信したときの物理層の振る舞いは、「リクエスト
中の子ノードがリクエストを取り下げた場合、許可側の
PHYは自らのTX_GRANT信号がRX_REQUEST_CANCEL信号
[Z0]として返ってくるのを観察し、アイドル状態に戻
る。」と規定されている(図14のA1:A0の遷移およびA
2:A0の遷移参照)。図14は、アービトレーションフェ
ーズにおける遷移図を示しており、A0(Idle)、A1(Reque
st)、A2(Grant)、RX(Receive)、TX(Transmit)、PH(PHY
Response)の各状態を有している。
【0022】しかしながら、上述の表5に示すように、
RX_GRANT信号[00]と、RX_SUSPEND信号[00]が同一のコー
ドを使用しているため、上記動作は、実装の仕方によっ
ては、親ノードからRX_GRANT信号を受け続けているにも
かかわらず、子ノードからのRX_REQUEST_CANCEL信号を
観察してアイドル状態に移行すると、親ノードからのRX
_GRANT信号をRX_SUSPEND信号と誤認識し、親ノードとつ
ながっているポートがサスペンド状態に移行するという
状況が発生してしまうおそれがあった。図15は、ポー
ト接続における遷移図を示しており、P0(Disconnecte
d)、P1(Resuming)、P2(Active)、P3(Suspended Initiat
or)、P4(Suspended Target)、P5(Suspended)、P6(Disab
led)の各状態を有している。
【0023】以下に、図16Aのように、ノードCがル
ートである5ノードの接続の場合を例にとって、ノード
Aがバス送信権獲得のためのリクエストをした後、この
AノードがリクエストキャンセルをしたときのノードB
の振る舞いを説明する。各図において、それぞれの矢印
は送信と受信を示し、ノード内のIDLE,REQ,GRANT,RECEI
VE,TRANSはそのノードの物理層のステートを示してい
る。矢印内のパターンは、斜線がリクエスト信号、グラ
ント信号(規格でも同じ信号が割り当てられている)、
井桁がデータプリフィックス信号、塗りつぶしがデータ
ペイロードを表している。
【0024】まず、通常のデータ送信のフローとして、
ノードAがリクエストして、送信権を獲得し、データを
送信するまでのフロー(1.1)〜(1.8)を説明する。
【0025】(1.1)ノードAは、バス送信権を獲得する
ために、リクエストステートに移って、リクエスト信号
を送信する(図16A)。
【0026】(1.2)ノードBは、ノードAからのリクエ
スト信号を受信することにより、リクエストステートに
移り、親ノードとしてのノードCにリクエスト信号をリ
ピートする(図16B)。
【0027】(1.3)リクエスト信号を受信したノードC
は、他のリクエスト信号とぶつかっていないことを確認
し、グラントステートに移り、ノードBに対してグラン
ト信号を発行する。それ以外のノードEにはデータプリ
フィックス信号を発行する。また、その信号を受信した
ノードEは受信ステートに移る(図16C)。
【0028】(1.4)グラント信号を受信したノードB
は、グラントステートに移り、ノードAにグラント信号
をリピートする。それ以外のノードDにはデータプリフ
ィックス信号を発行する。また、その信号を受信したノ
ードDは受信ステートに移る(図16D)。
【0029】(1.5)グラント信号を受信したノードA
は、送信権を得たことになるので、送信ステートに移
り、リクエスト信号をデータプリフィックス信号に切り
換える(図17A)。
【0030】(1.6)ノードAからのデータプリフィック
ス信号を受信したノードBは受信ステートに移り、デー
タプリフィックス信号をノードC,Dにリピートする。
そして、ノードBからのデータプリフィックス信号を受
信したノードCは受信ステートに移り、データプリフィ
ックス信号をノードEにリピートする(図17B)。
【0031】(1.7)IEEE1394規格で規定される間データ
プリフィックス信号を保持したノードAは、ノードBに
データペイロードを送信し始める(図17C)。
【0032】(1.8)ノードAからのデータペイロードを
受信したノードBはノードC、Dにリピートする。さら
に、ノードBからのデータペイロードを受信したノード
CはノードEにリピートする(図17D)。
【0033】次に、上述のフローの(1.2)を終え、ノー
ドBがノードCにリクエスト信号を出している最中に、
ノードBがノードAよりアイドル信号を受け取った場合
のフロー(2.1)〜(2.3)を説明する。
【0034】(2.1)ノードBが、ノードCにリクエスト
信号をリピートし、ノードCからのグラント信号を待っ
ている状態で、ノードAが何らかの原因でリクエストを
取りやめた場合、ノードBはノードAよりアイドル信号
を受け取る(図18A)。
【0035】(2.2)ノードAからのアイドル信号を受け
取ったノードBは、アイドルステートに戻る。(図18
B)。
【0036】(2.3)アイドルステートに戻ったノードB
は、ノードCへのリクエスト信号[Z0]の取り消し前に、
既にノードCから発行されているグラント信号[Z0]を受
け取るときには、サスペンド信号[00]を受信したと誤認
識し(アイドルステートで受信する[00]信号はサスペン
ド信号と解釈される)、サスペンドステートに移行して
しまい、不具合が発生する(図18C)。
【0037】次に、上述のフローの(1.4)を終え、ノー
ドBがノードCからのグラント信号を受信している最中
に、ノードBがノードAよりリクエストキャンセル信号
を受け取った場合のフロー(3.1)〜(3.3)を説明する。
【0038】(3.1)ノードBが、ノードCにリクエスト
信号をリピートし、ノードCからのグラント信号を受信
している状態で、ノードAが何らかの原因でリクエスト
を取りやめた場合、ノードBはノードAよりリクエスト
キャンセル信号を受け取る(図19A)。
【0039】(3.2)ノードAからのリクエストキャンセ
ル信号を受け取ったノードBは、アイドルステートに戻
る(図19B)。
【0040】(3.3)アイドルステートに戻ったノードB
は、ノードCにリクエスト信号[Z0]を送信しており、か
つノードCからグラント信号[Z0]を受け取っている状態
にあり、サスペンド信号[00]を受信したと誤認識し(ア
イドルステートで受信する[00]信号はサスペンド信号と
解釈される)、サスペンドステートに移行してしまい、
不具合が発生する(図19C)。
【0041】この発明は、上述したような不具合の発生
を防止する電子機器およびその物理層回路のステート制
御方法を提供することを目的とする。
【0042】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
は、物理層回路と、この物理層回路に対して上位に位置
する処理手段とを備える電子機器であって、物理層回路
は、子ノードと通信を行うための第1の通信手段と、親
ノードと通信を行うための第2の通信手段とを有し、子
ノードからの第1の信号を受信するとき、第1のステー
トから第2のステートとなって親ノードに第1の信号を
送信し、親ノードより第1の信号に対応した第2の信号
を受信する前に、子ノードより第1の信号をキャンセル
する第3の信号を受信するとき、親ノードより第2の信
号を受信した後に、親ノードに第3の信号を送信し、さ
らに親ノードより第3の信号を受信した後に第2のステ
ートより第1のステートに戻るものである。
【0043】例えば、物理層回路はIEEE1394規
格に準拠した物理層を構成しており、第1のステートは
アイドルステートであり、第2のステートはリクエスト
ステートであり、第1の信号はバス送信権獲得のための
リクエスト信号であり、第2の信号はグラント信号であ
り、第3の信号はアイドル信号である。
【0044】また、この発明に係る物理層回路のステー
ト制御方法は、子ノードおよび親ノードとの通信手段を
持つ物理層回路のステート制御方法であって、子ノード
からの第1の信号を受信するとき、第1のステートから
第2のステートとなって親ノードに第1の信号を送信す
るようにし、親ノードより第1の信号に対応した第2の
信号を受信する前に、子ノードより第1の信号をキャン
セルする第3の信号を受信するとき、親ノードより第2
の信号を受信した後に、親ノードに第3の信号を送信す
るようにし、親ノードより第3の信号を受信した後に第
2のステートより第1のステートに戻るようにするもの
である。
【0045】この発明においては、物理層回路は、第1
のステートで親ノードより第2の信号を受信する状態を
回避できることとなる。したがって、第1のステートで
親ノードより第2の信号を受信することによる不具合の
発生を防止できる。例えば、物理層回路がIEEE13
94規格に準拠した物理層を構成している場合、リクエ
ストステートで子ノードよりリクエスト信号をキャンセ
ルするアイドル信号を受け取るとき、親ノードよりアイ
ドル信号を受信してからアイドルステートに戻るため、
アイドルステートで親ノードよりグラント信号[00]を受
信するという状態になることがなく、サスペンド信号を
受信したと誤認識してサスペンドステートに移行してし
まうという不具合の発生を防止できる。
【0046】また、この発明に係る電子機器は、物理層
回路と、この物理層回路に対して上位に位置する処理手
段とを備える電子機器であって、物理層回路は、子ノー
ドと通信を行うための第1の通信手段と、親ノードと通
信を行うための第2の通信手段とを有し、子ノードから
の第1の信号を受信するとき、第1のステートから第2
のステートとなって親ノードに第1の信号を送信し、親
ノードより第1の信号に対応した第2の信号を受信し、
第2のステートから第3のステートとなった後に、子ノ
ードより第1の信号をキャンセルする第3の信号を受信
するとき、親ノードに第3の信号を送信し、親ノードよ
り第3の信号を受信した後に第3のステートより第1の
ステートに戻るものである。
【0047】例えば、物理層回路はIEEE1394規
格に準拠した物理層を構成しており、第1のステートは
アイドルステートであり、第2のステートはリクエスト
ステートであり、第3のステートはグラントステートで
あり、第1の信号はバス送信権獲得のためのリクエスト
信号であり、第2の信号はグラント信号であり、第3の
信号はアイドル信号である。
【0048】また、この発明に係る物理層回路のステー
ト制御方法は、子ノードおよび親ノードとの通信手段を
持つ物理層回路のステート制御方法であって、子ノード
からの第1の信号を受信するとき、第1のステートから
第2のステートとなって親ノードに第1の信号を送信す
るようにし、親ノードより第1の信号に対応した第2の
信号を受信し、第2のステートから第3のステートとな
った後に、子ノードより第1の信号をキャンセルする第
3の信号を受信するとき、親ノードに第3の信号を送信
するようにし、親ノードより第3の信号を受信した後に
第3のステートより第1のステートに戻るようにするも
のである。
【0049】この発明においては、物理層回路は、第1
のステートで親ノードより第2の信号を受信する状態を
回避できることとなる。したがって、第1のステートで
親ノードより第2の信号を受信することによる不具合の
発生を防止できる。例えば、物理層回路がIEEE13
94規格に準拠した物理層を構成している場合、グラン
トステートで子ノードよりリクエストをキャンセルする
アイドル信号を受け取るとき、親ノードよりアイドル信
号を受信してからアイドルステートに戻るため、アイド
ルステートで親ノードよりグラント信号[00]を受信する
という状態になることがなく、そのグラント信号をサス
ペンド信号と誤認識してサスペンドステートに移行して
しまうという不具合の発生を防止できる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は、IEEE1394規
格を採用したネットワークの構成例を示している。ワー
クステーション10、パーソナルコンピュータ11、ハ
ードディスクドライブ12、CD−ROMドライブ1
3、カメラ14、プリンタ15およびスキャナ16はI
EEE1394ノードであり、互いにIEEE1394
バス20を使用して接続されている。IEEE1394
規格における接続方式としては、ディジチェーンとノー
ド分岐の2種類がある。ディジチェーン方式では、最大
16ノード(1394ポートを持つ機器)を接続でき
る。図1に示すように、ノード分岐を併用することによ
り、規格最大の63ノードまで接続できる。
【0051】また、IEEE1394規格では、ケーブ
ルの抜き差しを機器が動作している状態、すなわち電源
の入っている状態で行うことができ、ノードの追加また
は削除が行われた時点で、上述したようにバス初期化フ
ェーズ、ツリー識別フェーズ、自己識別フェーズの順で
トポロジーの再構成が行われる。ネットワークの接続さ
れたノードのIDや配置は、インタフェース上で管理さ
れる。
【0052】図2は、IEEE1394規格に準拠した
インタフェースの構成要素とプロトコル・アーキテクチ
ャを示している。ここで、インターフェースは、ハード
ウエアとファームウエアに分けることができる。
【0053】ハードウエアは、フィジカル・レイヤ(物
理層:PHY)およびリンク・レイヤ(リンク層)から
構成される。フィジカル・レイヤでは、直接IEEE1
394規格の信号をドライブする。リンク・レイヤはホ
スト・インターフェースとフィジカル・レイヤのインタ
ーフェースを備える。
【0054】ファームウエアは、IEEE1394規格
に準拠したインターフェースに対して実際のオペーレー
ションを行う管理ドライバからなるトランザクション・
レイヤと、SBM(Serial Bus Management)と呼ばれ
るIEEE1394規格に準拠したネットワーク管理用
のドライバからなるマネージメント・レイヤとから構成
される。
【0055】さらに、アプリケーション・レイヤは、ユ
ーザの使用しているソフトウエアとトランザクション・
レイヤやマネージメント・レイヤをインターフェースす
る管理ソフトウエアからなる。
【0056】IEEE1394規格では、ネットワーク
内で行われる転送動作をサブアクションと呼び、次の2
つのサブアクションが規定されている。すなわち、2つ
のサブアクションとして、「アシンクロナス(asynchron
ous)」と呼ばれる非同期転送モードが定義され、また、
「アイソクロナス(isochronous)」と呼ばれる転送帯域
を保証したリアルタイム転送モードが定義されている。
また、さらに各サブアクションは、それぞれ次の3つの
パートに分かれており、「アービトレーション」 「パケット・トランスミッション」 「アクノリッジメント」と呼ばれる転送状態をとる。な
お、「アイソクロナス」モードには、「アクノリッジメ
ント」は省略されている。
【0057】アシンクロナス・サブアクションでは、非
同期転送を行う。この転送モードにおける時間的な遷移
状態を示す図3において、最初のサブアクション・ギャ
ップは、バスのアイドル状態を示している。このサブア
クション・ギャップの時間をモニタすることにより、直
前の転送が終わり、新たな転送が可能か否か判断する。
【0058】そして、一定時間以上のアイドル状態が続
くと、転送を希望するノードはバスを使用できると判断
して、バス獲得のためのアービトレーションを実行す
る。実際にバスの停止の判断は、図4(a)、(b)に
示すように、ルートに位置するノードAが行う。このア
ービトレーションでバスの権利を得ると、次のデータの
転送すなわちパケット・トランスミッションを実行す
る。データ転送後、受信したノードは、その転送された
データに対して、その受信結果に応じたack(受信確
認用返送コード)の返送により、応答するアクノリッジ
メントを実行する。このアクノリッジメントの実行によ
り、送信ノードおよび受信ノードともに、転送が正常に
行われたことを、上記ackの内容によって確認するこ
とができる。その後、再びサブアクション・ギャップ、
すなわちバスのアイドル状態に戻り、上記転送動作が繰
り返される。
【0059】また、アイソクロナス・サブアクションで
は、基本的には非同期転送と同様な構造の転送を行うの
であるが、図5に示すように、アシンクロナス・サブア
クションでの非同期転送よりも優先的に実行される。こ
のアイソクロナス・サブアクションにおけるアイソクロ
ナス転送は、約8kHz毎にルートノードから発行され
るサイクルスタートパケットに続いて行われ、アシンク
ロナス・サブアクションでの非同期転送よりも優先して
実行される。これにより、転送帯域を保証した転送モー
ドとなる。これにより、リアルタイム・データの転送を
実現する。
【0060】同時に、複数ノードでリアルタイム・デー
タのアイソクロナス転送を行う場合には、その転送デー
タには内容(発信ノード)を区別するためのチャンネル
IDを設定して、必要なリアルタイム・データだけを受
け取るようにする。
【0061】IEEE1394規格のアドレス空間は、
図6に示すような構成となっている。これは、64ビッ
ト固定アドレッシングのISO/IEC13213規格
にて定義されているCSRアーキテクチャ(以下、「C
SRアーキテクチャ」という)に従っている。図示のよ
うに、各アドレスの上位16ビットはノードIDを表
し、ノードにアドレス空間を提供する。ノードIDは、
上位10ビットでバスIDを指定し、下位6ビットでフ
ィジカルID(狭義のノードID)を指定する。バスI
DもフィジカルIDも全ビットが1となる値を特別な目
的で使用するので、このアドレッシング方法は1023
個のバスと各々63個の個別アドレス指定可能なノード
を提供している。
【0062】上述したIEEE1394規格におけるフ
ィジカルレイヤは、例えば図7に示すように、物理層論
理ブロック(PHY LOGIC)102、セレクタブ
ロック(RXCLOCK/DATA SELECTO
R)103、各ポート論理ブロック(PORT LOG
IC1,PORT LOGIC2,PORT LOGI
C3)104,105,106、各ケーブルポート(C
ABLE PORT1,CABLE PORT2,CA
BLE PORT3)107,108,109およびク
ロック発生ブロック(PLL)110を有して構成され
る。
【0063】物理層論理ブロック102は、IEEE1
394規格におけるリンク・レイヤとのI/O制御およ
びアービトレーション制御を行うもので、リンク・レイ
ヤ・コントローラ100に接続されていると共に、セレ
クタブロック103および各ポート論理ブロック10
4,105,106に接続されている。
【0064】セレクタブロック103は、各ケーブルポ
ート107,108,109に接続された論理ブロック
104,105,106を介して受信するデータDAT
A1,DATA2,DATA3およびその受信クロック
RXCLK1,RXCLK2,RXCLK3の選択を行
うもので、物理層論理ブロック102および各ポート論
理ブロック104,105,106に接続されている。
【0065】このセレクタブロック103は、データの
送信の場合、物理層論理ブロック102から送られてき
たパケットデータDATAを全てのポート論理ブロック
104,105,106に送る。また、セレクタブロッ
ク103は、データ受信の場合、各ポート論理ブロック
104,105,106を介して受信するパケットデー
タDATA1,DATA2,DATA3およびその受信
クロックRXCLK1,RXCLK2,RXCLK3の
1組を選択して、例えばケーブルポート107を介して
ポート論理ブロック104が受信したパケットデータD
ATA1とその受信クロックRXCLK1を物理層論理
ブロック102に送る。そして、セレクタブロック10
3により選択されたパケットデータ例えばポート論理ブ
ロック104で受信されたパケットデータDATA1
は、その受信クロックRXCLK1により物理層論理ブ
ロック102内のFIFOメモリに書き込まれる。この
FIFOメモリに書き込まれたパケットデータは、クロ
ック発生ブロック110により与えられるシステムクロ
ックSYSCLKにより読み出される。
【0066】ポート論理ブロック104は、ケーブルポ
ート107を介してアービトレーション信号ARB1と
データDATA1の送受信を行うもので、ケーブルポー
ト107を介して送られてくるデータとそのストローブ
信号から受信クロックRXCLK1を生成する機能を有
している。また、このポート論理ブロック104には、
アービトレーション時に、アービトレーション信号AR
B1が物理層論理ブロック102から送られてくる。
【0067】そして、データの送信時には、このポート
論理ブロック104は、物理層論理ブロック102から
セレクタブロック103を介して送られてくるパケット
データDATA1をクロック発生ブロック110により
与えられる送信クロックTXCLKでシリアルデータに
変換してケーブルポート107から送信する。
【0068】また、データの受信時には、このポート論
理ブロック104は、ケーブルポート107を介して受
信したパケットデータDATA1をその受信クロックR
XCLK1と共にセレクタブロック103を介して物理
層論理ブロック102に送る。そして、このポート論理
ブロック104がセレクタブロック103により選択さ
れている場合に、パケットデータDATA1は、その受
信クロックRXCLK1により物理層論理ブロック10
2内のFIFOメモリに書き込まれる。
【0069】ポート論理ブロック105は、ケーブルポ
ート108を介してアービトレーション信号ARB2と
データDATA2の送受信を行うもので、ケーブルポー
ト108を介して送られてくるデータとそのストローブ
信号から受信クロックRXCLK2を生成する機能を有
している。また、このポート論理ブロック105には、
アービトレーション時に、アービトレーション信号AR
B2が物理層論理ブロック102から送られてくる。
【0070】そして、データの送信時には、このポート
論理ブロック105は、物理層論理ブロック102から
セレクタブロック103を介して送られてくるパケット
データDATA2をクロック発生ブロック110により
与えられる送信クロックTXCLKでシリアルデータに
変換してケーブルポート108から送信する。
【0071】また、データの受信時には、このポート論
理ブロック105は、ケーブルポート108を介して受
信したパケットデータDATA2をその受信クロックR
XCLK2と共にセレクタブロック103を介して物理
層論理ブロック102に送る。そして、このポート論理
ブロック105がセレクタブロック103により選択さ
れている場合に、パケットデータDATA2は、その受
信クロックRXCLK2により物理層論理ブロック10
2内のFIFOメモリに書き込まれる。
【0072】ポート論理ブロック106は、ケーブルポ
ート109を介してアービトレーション信号ARB3と
データDATA3の送受信を行うもので、ケーブルポー
ト109を介して送られてくるデータとそのストローブ
信号から受信クロックRXCLK3を生成する機能を有
している。また、このポート論理ブロック106には、
アービトレーション時に、アービトレーション信号AR
B3が物理層論理ブロック102から送られてくる。
【0073】そして、データの送信時には、このポート
論理ブロック106は、物理層論理ブロック102から
セレクタブロック103を介して送られてくるパケット
データDATA3をクロック発生ブロック110により
与えられる送信クロックTXCLKでシリアルデータに
変換してケーブルポート109から送信する。
【0074】また、データの受信時には、このポート論
理ブロック106は、ケーブルポート109を介して受
信したパケットデータDATA3をその受信クロックR
XCLK3と共にセレクタブロック103を介して物理
層論理ブロック102に送る。そして、このポート論理
ブロック106がセレクタブロック103により選択さ
れている場合に、パケットデータDATA3は、その受
信クロックRXCLK3により物理層論理ブロック10
2内のFIFOメモリに書き込まれる。
【0075】ケーブルポート107は、ポート論理ブロ
ック104から送られてきた信号でツイストペアケーブ
ルを駆動し、また、ツイストペアケーブルを介して送ら
れてきた信号をレベル変換してポート論理ブロック10
4に送る。
【0076】ケーブルポート108は、ポート論理ブロ
ック105から送られてきた信号でツイストペアケーブ
ルを駆動し、また、ツイストペアケーブルを介して送ら
れてきた信号をレベル変換してポート論理ブロック10
5に送る。
【0077】ケーブルポート109は、ポート論理ブロ
ック105から送られてきた信号でツイストペアケーブ
ルを駆動し、また、ツイストペアケーブルを介して送ら
れてきた信号をレベル変換してポート論理ブロック10
9に送る。クロック発生ブロック110は、水晶発振器
111により与えられる24.576MHzのクロック
から49.152MHzのシステムクロックSYSCL
Kと98.304MHzの送信クロックTXCLKを生
成するようになっている。
【0078】本実施の形態において、アービトレーショ
ンフェーズは、図8に示す遷移図に従って行われる。こ
の遷移図においては、図14の遷移図のA0(Idle)、A1(R
equest)、A2(Grant)、RX(Receive)、TX(Transmit)、PH
(PHY Response)の各状態に、さらにRC1(WAITGRANT)、R
C2(WAITIDLE)の状態(ステート)が付加されている。
【0079】RC1(WAITGRANT)の状態では、ポートへの
リクエスト信号を保持したまま、親ポートからのグラン
ト信号を待つ。また、RC2(WAITIDLE)の状態では、親ポ
ートにアイドル信号を送信し、親ポートからのグラント
信号がアイドル信号に変わるのを待つ。
【0080】RC1(WAITGRANT)の状態には、A1(Request)
の状態から、“!child_request()”の遷移条件、すな
わち子ポートからのリクエスト信号をロストしたという
条件で遷移する。RC2(WAITIDLE)の状態には、A2(Grant)
の状態から、“portR(requesting_child)==RX_REQUEST_
CANCEL”の遷移条件、すなわち子ポートにリクエストキ
ャンセル信号(アイドル信号と同じ)を受信したという
条件で遷移する他に、RC1(WAITGRANT)の状態から、“p
ortR(parent_port)==RX_GRANT”の遷移条件、すなわち
親ポートからグラント信号を受信したという条件で遷移
する。さらに、RC2(WAITIDLE)の状態から、A0(Idle)の
状態に、“portR(parent_port)==IDLE”の遷移条件、す
なわち親ポートからアイドル信号を受信したという条件
で遷移する。
【0081】アービトレーションフェーズが、図8に示
す遷移図に従って行われることで、アイドルステートで
グラント信号[00]を受信する状態となることがなく、こ
のグラント信号をサスペンド信号と誤認識してサスペン
ドステートに移行してしまうという不具合の発生を防止
できる。
【0082】ここで、ノードCがルートである5ノード
の接続の場合を例にとり、ノードAがバス送信権を獲得
するためにリクエストステートに移ってノードBにリク
エスト信号を送信し(図16A)、そして、ノードBが
ノードAからのリクエスト信号を受信してリクエストス
テートに移り、親ノードとしてのノードCにリクエスト
信号をリピートし、ノードBがノードCにリクエスト信
号を出している最中に(図16B)、ノードBがノード
Aよりアイドル信号を受け取った場合のフロー(4.1)〜
(4.4)を説明する。
【0083】(4.1)ノードAからのリクエストがキャン
セルされたノードBは、ウエイトグラントステート(図
8のRC1の状態)に移り、リクエスト信号を保持したま
ま、ノードCからのグラント信号を待つ。リクエスト信
号を受信したノードCは、他のリクエスト信号とぶつか
っていないことを確認し、グラントステートに移り、ノ
ードBに対してグラント信号を発行する。それ以外のノ
ードEにはデータプリフィックス信号を発行する。ま
た、その信号を受信したノードEは受信ステートに移る
(図9A)。
【0084】(4.2)ノードBは、ノードCからのグラン
ト信号の受信を確認した後、ウエイトグラントステート
からウエイトアイドルステート(図8のRC2の状態)に
移り、ノードCにアイドル信号を送信し、ノードCから
のグラント信号がアイドル信号に変わるのを待つ(図9
B)。
【0085】(4.3)ノードCはルートであるので、ノー
ドBからのアイドル信号を受け取ってアイドルステート
に戻り、ノードBにアイドル信号を送信すると共に、ノ
ードEへのデータプリフィックス信号を取り下げる(図
9C)。
【0086】(4.4)ノードBは、ノードCからのアイド
ル信号の受信を確認した後、ウエイトアイドルステート
からアイドルステートに戻る(図9D)。
【0087】このように、ノードBは、リクエストステ
ートでノードAよりリクエスト信号をキャンセルするア
イドル信号を受け取るとき、ノードCよりアイドル信号
を受信してからアイドルステートに戻るようにされる。
そのため、ノードBは、アイドルステートでノードCよ
りグラント信号[00]を受信するという状態になることが
なく、サスペンド信号を受信したと誤認識してサスペン
ドステートに移行するということはない。
【0088】次に、ノードCがルートである5ノードの
接続の場合を例にとり、ノードAがバス送信権を獲得す
るためにリクエストステートに移ってリクエスト信号を
送信し(図16A)、そして、ノードBがノードAから
のリクエスト信号を受信してリクエストステートに移
り、親ノードとしてのノードCにリクエスト信号をリピ
ートし、ノードBがノードCにリクエスト信号を出し
(図16B)、リクエスト信号を受信したノードCが他
のリクエスト信号とぶつかっていないことを確認し、グ
ラントステートに移り、ノードBに対してグラント信号
を発行し(図16C)、さらにグラント信号を受信した
ノードBがグラントステートに移り、ノードAにグラン
ト信号をリピートしている最中に(図16D)、ノード
BがノードAよりリクエストキャンセル信号(アイドル
信号と同じ)を受け取った場合のフロー(5.1)〜(5.3)を
説明する。
【0089】(5.1)ノードAからのリクエストがキャン
セルされたノードBは、ウエイトアイドル(図8のRC2
の状態)に移り、ノードCにアイドル信号を送信し、親
ノードからのグラント信号がアイドル信号に変わるのを
待つ(図10A)。
【0090】(5.2)ノードCはルートであるので、ノー
ドBからのアイドル信号を受け取ってアイドルステート
に戻り、ノードBにアイドル信号を送信すると共に、ノ
ードEへのデータプリフィックス信号を取り下げる。
(図10B)。
【0091】(4.4)ノードBは、ノードCからのアイド
ル信号の受信を確認した後、ノードDへのデータプリフ
ィックス信号を取り下げ、ウエイトアイドルステートか
らアイドルステートに戻る(図10C)。
【0092】このように、ノードBは、グラントステー
トでノードAよりリクエストキャンセル信号(アイドル
信号と同じ)を受け取るとき、ノードCよりアイドル信
号を受信してからアイドルステートに戻るようにされ
る。そのため、ノードBは、アイドルステートでノード
Cよりグラント信号[00]を受信するという状態になるこ
とがなく、サスペンド信号を受信したと誤認識してサス
ペンドステートに移行するということがない。
【0093】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、リクエストステートで子ノードよりリクエスト信
号をキャンセルするアイドル信号を受け取るとき、親ノ
ードよりアイドル信号を受信してからアイドルステート
に戻るため、アイドルステートで親ノードよりグラント
信号[00]を受信するという状態になることがなく、サス
ペンド信号を受信したと誤認識してサスペンドステート
に移行してしまうという不具合の発生を防止できる。
【0094】また、グラントステートで子ノードよりリ
クエストキャンセル信号(アイドル信号)を受け取ると
き、親ノードよりアイドル信号を受信してからアイドル
ステートに戻るため、アイドルステートで親ノードより
グラント信号[00]を受信するという状態になることがな
く、そのグラント信号をサスペンド信号と誤認識してサ
スペンドステートに移行してしまうという不具合の発生
を防止できる。
【0095】なお、上述実施の形態においては、この発
明をIEEE1394規格に準拠した物理層を構成する
物理層回路、さらにはその物理層回路を備える電子機器
に適用したものであるが、この発明は同様の課題を解決
する必要があるその他の物理層回路等にも適用できるこ
とは勿論である。
【0096】
【発明の効果】この発明によれば、物理層回路が、子ノ
ードからの第1の信号を受信するとき、第1のステート
から第2のステートとなって親ノードに第1の信号を送
信し、親ノードより第1の信号に対応した第2の信号を
受信する前に、子ノードより第1の信号をキャンセルす
る第3の信号を受信するときは、親ノードより第2の信
号を受信した後に、親ノードに第3の信号を送信し、さ
らに親ノードより第3の信号を受信した後に第2のステ
ートより第1のステートに戻るように動作するため、第
1のステートで親ノードより第2の信号を受信するとい
う状態になることがなく、それによる不具合の発生を回
避できる。
【0097】また、物理層回路が、子ノードからの第1
の信号を受信するとき、第1のステートから第2のステ
ートとなって親ノードに第1の信号を送信し、親ノード
より第1の信号に対応した第2の信号を受信して第2の
ステートから第3のステートとなった後に、子ノードよ
り第1の信号をキャンセルする第3の信号を受信すると
き、親ノードに第3の信号を送信し、さらに親ノードよ
り第3の信号を受信した後に第3のステートより第1の
ステートに戻るように動作するため、第1のステートで
親ノードより第2の信号を受信するという状態になるこ
とがなく、それによる不具合の発生を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394規格を採用したネットワーク
の構成例を示すブロック図である。
【図2】IEEE1394規格に準拠したインタフェー
スの構成要素とプロトコル・アーキテクチャを示す図で
ある。
【図3】アシンクロナス転送のパケットを示す図であ
る。
【図4】アービトレーションの説明のための図である。
【図5】アイソクロナス転送のパケットを示す図であ
る。
【図6】CSRアーキテクチャにおけるアドレス指定を
示す図である。
【図7】フィジカル・レイヤの構成例を示すブロック図
である。
【図8】アービトレーションフェーズにおける遷移図で
ある。
【図9】ノードBがリクエストステートでノードAより
アイドル信号を受け取った場合のフローを示す図であ
る。
【図10】ノードBがグラントステートでノードAより
リクエストキャンセル信号を受け取った場合のフローを
示す図である。
【図11】IEEE1394規格における転送データの
構成を示す図である。
【図12】IEEE1394規格で規定されたケーブル
の断面図である。
【図13】バス初期化、ツリー識別、自己識別の完了後
のネットワークを示す図である。
【図14】アービトレーションフェーズにおける遷移図
である。
【図15】ポート接続における遷移図である。
【図16】通常のデータ送信のフロー(1/2)を示す
図である。
【図17】通常のデータ送信のフロー(2/2)を示す
図である。
【図18】ノードBがリクエストステートでノードAよ
りアイドル信号を受け取った場合のフローを示す図であ
る。
【図19】ノードBがグラントステートでノードAより
リクエストキャンセル信号を受け取った場合のフローを
示す図である。
【符号の説明】
10・・・ワークステーション、11・・・パーソナル
コンピュータ、12・・・ハードディスクドライブ、1
3・・・CD−ROMドライブ、14・・・カメラ、1
5・・・プリンタ、16・・・スキャナ、20・・・I
EEE1394バス、100・・・リンク・レイヤ・コ
ントローラ、102・・・物理層論理ブロック、103
・・・セレクタブロック、104〜106・・・ポート
論理ブロック、107〜109・・・ケーブルポート、
110・・・クロック発生ブロック、200・・・ケー
ブル、201・・・第1のシールド層、202・・・ツ
イストペア線、203・・・電源線、204・・・第2
のシールド層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理層回路と、この物理層回路に対して
    上位に位置する処理手段とを備える電子機器であって、 上記物理層回路は、 子ノードと通信を行うための第1の通信手段と、親ノー
    ドと通信を行うための第2の通信手段とを有し、 上記子ノードからの第1の信号を受信するとき、第1の
    ステートから第2のステートとなって上記親ノードに上
    記第1の信号を送信し、 上記親ノードより上記第1の信号に対応した第2の信号
    を受信する前に、上記子ノードより上記第1の信号をキ
    ャンセルする第3の信号を受信するとき、上記親ノード
    より上記第2の信号を受信した後に、上記親ノードに上
    記第3の信号を送信し、 さらに上記親ノードより上記第3の信号を受信した後に
    上記第2のステートより上記第1のステートに戻ること
    を特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記物理層回路は、IEEE1394規
    格に準拠した物理層を構成することを特徴とする請求項
    1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記第1のステートはアイドルステート
    であり、上記第2のステートはリクエストステートであ
    り、 上記第1の信号はバス送信権獲得のためのリクエスト信
    号であり、上記第2の信号はグラント信号であり、上記
    第3の信号はアイドル信号であることを特徴とする請求
    項2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 子ノードおよび親ノードとの通信手段を
    持つ物理層回路のステート制御方法であって、 子ノードからの第1の信号を受信するとき、第1のステ
    ートから第2のステートとなって親ノードに上記第1の
    信号を送信するようにし、 上記親ノードより上記第1の信号に対応した第2の信号
    を受信する前に、上記子ノードより上記第1の信号をキ
    ャンセルする第3の信号を受信するとき、上記親ノード
    より上記第2の信号を受信した後に、上記親ノードに上
    記第3の信号を送信するようにし、 上記親ノードより上記第3の信号を受信した後に上記第
    2のステートより上記第1のステートに戻るようにする
    ことを特徴とする物理層回路のステート制御方法。
  5. 【請求項5】 上記物理層回路は、IEEE1394規
    格に準拠した物理層を構成することを特徴とする請求項
    4に記載の物理層回路のステート制御方法。
  6. 【請求項6】 上記第1のステートはアイドルステート
    であり、上記第2のステートはリクエストステートであ
    り、 上記第1の信号はバス送信権獲得のためのリクエスト信
    号であり、上記第2の信号はグラント信号であり、上記
    第3の信号はアイドル信号であることを特徴とする請求
    項5に記載の物理層回路のステート制御方法。
  7. 【請求項7】 物理層回路と、この物理層回路に対して
    上位に位置する処理手段とを備える電子機器であって、 上記物理層回路は、 子ノードと通信を行うための第1の通信手段と、親ノー
    ドと通信を行うための第2の通信手段とを有し、 上記子ノードからの第1の信号を受信するとき、第1の
    ステートから第2のステートとなって親ノードに上記第
    1の信号を送信し、 上記親ノードより上記第1の信号に対応した第2の信号
    を受信し、上記第2のステートから第3のステートとな
    った後に、上記子ノードより上記第1の信号をキャンセ
    ルする第3の信号を受信するとき、上記親ノードに上記
    第3の信号を送信し、 上記親ノードより上記第3の信号を受信した後に上記第
    3のステートより上記第1のステートに戻ることを特徴
    とする電子機器。
  8. 【請求項8】 上記物理層回路は、IEEE1394規
    格に準拠した物理層を構成することを特徴とする請求項
    7に記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 上記第1のステートはアイドルステート
    であり、上記第2のステートはリクエストステートであ
    り、上記第3のステートはグラントステートであり、 上記第1の信号はバス送信権獲得のためのリクエスト信
    号であり、上記第2の信号はグラント信号であり、上記
    第3の信号はアイドル信号であることを特徴とする請求
    項8に記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 子ノードおよび親ノードとの通信手段
    を持つ物理層回路のステート制御方法であって、 子ノードからの第1の信号を受信するとき、第1のステ
    ートから第2のステートとなって親ノードに上記第1の
    信号を送信するようにし、 上記親ノードより上記第1の信号に対応した第2の信号
    を受信し、上記第2のステートから第3のステートとな
    った後に、上記子ノードより上記第1の信号をキャンセ
    ルする第3の信号を受信するとき、上記親ノードに上記
    第3の信号を送信するようにし、 上記親ノードより上記第3の信号を受信した後に上記第
    3のステートより上記第1のステートに戻るようにする
    ことを特徴とする物理層回路のステート制御方法。
  11. 【請求項11】 上記物理層回路は、IEEE1394
    規格に準拠した物理層を構成することを特徴とする請求
    項10に記載の物理層回路のステート制御方法。
  12. 【請求項12】 上記第1のステートはアイドルステー
    トであり、上記第2のステートはリクエストステートで
    あり、上記第3のステートはグラントステートであり、 上記第1の信号はバス送信権獲得のためのリクエスト信
    号であり、上記第2の信号はグラント信号であり、上記
    第3の信号はアイドル信号であることを特徴とする請求
    項11に記載の物理層回路のステート制御方法。
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