JP2000188498A - 電子部品実装装置及び電子部品実装方法 - Google Patents

電子部品実装装置及び電子部品実装方法

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JP2000188498A
JP2000188498A JP11290971A JP29097199A JP2000188498A JP 2000188498 A JP2000188498 A JP 2000188498A JP 11290971 A JP11290971 A JP 11290971A JP 29097199 A JP29097199 A JP 29097199A JP 2000188498 A JP2000188498 A JP 2000188498A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶剤転写時に電子部品を一個づつ転写する工
程のロスを削減することができる電子部品実装装置及び
電子部品実装方法を提供する。 【解決手段】 フラックス転写ユニットをスライド方式
にし、部品を吸着保持しているヘッドの複数のノズルが
同時に一度に下降して部品にフラックスを転写すること
により、従来の回転方式のフラックス転写ユニットを使
用してノズル一本一本を下降させる転写動作よりも、ノ
ズルを上下動させる時間が短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板や部品などの
被装着体に電子部品を装着するときに、フラックス、ク
リーム半田などの溶剤を転写する必要のある電子部品
に、上記溶剤転写するための溶剤転写動作を行わせる電
子部品実装装置及び電子部品装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品実装装置は、電子回路基
板に電子部品を速く、正確に装着し実装品質を向上させ
る事を要求されている。以下、図14、図15、図16
を参照しながら、従来の電子部品実装装置の一例につい
て説明する。
【0003】図14に示す、従来の電子部品実装装置1
0は、回路基板を搬入、搬出する基板搬送装置4と、複
数の部品供給ユニットを有する前方部品供給装置32
a、後方部品供給装置32bと、所望の吸着ノズルを装
填でき、かつ装填した吸着ノズルを上下動作、回転動作
させることが可能な機構を備えたヘッド部8、及び基板
認識カメラ9を備え、X、Y方向に移動可能なXYロボ
ット5と、電子部品用の部品撮像装置2、及びフラック
ス転写ユニット40を備える。
【0004】このような従来の電子部品実装装置10に
おける動作は以下のように動作する。回路基板は、基板
搬送装置4により装着位置に搬入される。XYロボット
5は、基板認識カメラ9を回路基板上に移動し、実装す
べき位置を調べる。次に、XYロボット5は基板認識カ
メラ9を前方部品供給装置32a、及び後方部品供給部
32b上に移動し、保持すべき部品を認識した後、ノズ
ル8に電子部品33を保持させる。ノズル8にて吸着保
持された電子部品33は、フラックス転写ユニット部4
0に移動し、部品33を一点一点を下降させ、部品33
にフラックス50を転写する。ノズル8に保持された電
子部品33は部品撮像装置2にて保持姿勢が撮影され部
品33の保持姿勢を計測し、結果を判定する。次に、部
品33の保持姿勢計測結果が正常であれば、得られた画
像情報をもとに部品33の位置補正がなされた後、XY
ロボット5を移動させ、電子部品33を回路基板上に装
着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】14、図15、図16
は上述のとうり、従来の設備の一例として、転写皿40
bを回転することによりフラックス50の膜厚を大略均
一にする、転写皿回転方式の転写ユニット40を有す
る、電子部品実装装置10を示す。上記、従来の電子部
品実装装置10において、電子部品吸着後の動作につい
て以下に詳述する。電子部品33を吸着保持している複
数のノズル8を有するヘッド部6を、XYロボット5に
より、転写皿回転方式のフラックス転写ユニット40に
移動させる。転写皿回転方式のフラックス転写ユニット
40に到達したヘッド部6は、吸着保持している複数個
の電子部品33の一点を転写ユニット40の転写面に下
降させ、電子部品33にフラックス50を転写する。転
写済みの電子部品33が上昇後、転写皿40bをモータ
40dにより回転させてブレード40aによりフラック
ス50の膜厚を大略均一にした後、次の電子部品33を
吸着保持しているノズル8を転写位置までXYロボット
5により移動し、ノズル8を下降させフラックス50を
転写する工程をすべての部品33について繰り返す。す
べての吸着保持している電子部品33にフラックス50
を転写した後、ヘッド部6を所望の装着位置に移動し、
電子部品33を実装する。
【0006】このように、従来の転写皿回転方式のフラ
ックス転写ユニット40を備えた電子部品実装装置10
は、複数個の電子部品33を吸着保持していても、一個
づつしか転写することができない。この結果、最後の方
の電子部品33を転写する時には、最初に転写した電子
部品33のフラックス50の揮発成分が揮発し、実装品
質を低下させる原因となるとともに、装着タクトが増加
し、生産能力の低下につながる原因となる。
【0007】本発明は、この問題点を解決するためにな
されたもので、溶剤転写時に電子部品を一個づつ転写す
る工程のロスを削減することができる電子部品実装装置
及び電子部品実装方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。本発明の第1態様
によれば、複数の電子部品を供給する部品供給装置と、
上記電子部品を実装する被装着体を位置決めして保持す
る被装着体支持装置と、上記部品供給装置から複数の上
記電子部品を保持し上記保持された電子部品を上記被装
着体上の所定位置へ実装する複数の部品保持部材と、上
記部品保持部材によって保持した上記電子部品の姿勢を
計測する部品撮像装置と、上記電子部品に転写すべき溶
剤の膜が形成される溶剤転写部と、上記溶剤転写部に上
記溶剤の膜を形成する膜形成用ブレードとを有し、上記
溶剤転写部及び上記膜形成用ブレードの1つを相対的に
かつ直線的にスライド移動させて上記溶剤の膜を形成し
たのち、上記部品保持部材によって保持した複数の上記
電子部品を上記溶剤の膜に同時的に接触させて、上記複
数の電子部品に上記溶剤を一度に転写させる溶剤転写ユ
ニットとを備える電子部品実装装置を提供する。本発明
の第2態様によれば、上記溶剤転写ユニットは、上記溶
剤の膜を形成させる平面部を上記溶剤転写部に有すると
ともに、上記溶剤転写部及び上記膜形成用ブレードの1
つを相対的にかつ直線的にスライド移動させる駆動部を
有し、上記駆動部により上記溶剤転写部若しくは上記膜
形成用ブレードを移動することにより上記溶剤転写部の
上記溶剤の膜の膜厚を規制して上記溶剤の膜の膜厚を大
略均一にする、第1態様記載の電子部品実装装置を提供
する。本発明の第3態様によれば、上記部品供給装置
は、複数のカセットスロットに着脱可能な複数の部品供
給カセットを備えており、上記溶剤転写ユニットは、上
記部品供給装置の上記複数のカセットスロットの1つに
差込んで上記電子部品実装装置にセット可能である、第
1又は2態様に記載の電子部品実装装置を提供する。本
発明の第4態様によれば、上記溶剤転写ユニットにおい
て、上記部品供給装置のカセットスロットに取り付けら
れた部品供給カセットから上記部品が上記部品保持部材
により取り出されたことを示す部品取出信号により上記
溶剤転写部若しくは上記膜形成用ブレードの1つをスラ
イド移動させる第1〜3のいずれかの態様に記載の電子
部品実装装置を提供する。本発明の第5態様によれば、
上記溶剤転写ユニットは、上記膜形成用ブレードと、不
要な溶剤を掻き取る掻き取り用ブレードとを有し、上記
溶剤転写部及び上記膜形成用ブレードの1つを相対的に
かつ直線的にスライド移動させて上記溶剤の膜を上記溶
剤転写部に形成したのち、上記部品保持部材によって保
持した複数の上記電子部品を上記溶剤の膜に接触させ
て、上記複数の電子部品に上記溶剤を転写させたのち、
上記掻き取り用ブレードにより上記溶剤転写部に残った
上記溶剤を掻き取ったのち、上記溶剤の新たな膜を上記
溶剤転写部に形成するようにした第1〜4のいずれかの
態様に記載の電子部品実装装置を提供する。本発明の第
6態様によれば、上記溶剤転写ユニットの上記溶剤転写
部は、上記溶剤の膜を形成させる平面部を有し、上記複
数の電子部品に上記溶剤を転写させるとき、上記溶剤転
写部の上記平面部に、上記複数の電子部品の電極に形成
されたバンプを押し付けてレベリングを行いつつ上記バ
ンプに上記溶剤を付着させるようにした第1〜5のいず
れかの態様に記載の電子部品実装装置を提供する。本発
明の第7態様によれば、電子部品に転写すべき溶剤の膜
が形成される溶剤転写部と、上記溶剤転写部に上記溶剤
の膜を形成する膜形成用ブレードとを有する転写ユニッ
トにおいて、上記溶剤転写部及び上記膜形成用ブレード
の1つを相対的に直線的にスライド移動させて上記溶剤
の膜を形成したのち、部品保持部材によって保持した複
数の上記電子部品を上記溶剤の膜に同時的に接触させ
て、上記複数の電子部品に上記溶剤を一度に転写させる
ようにした電子部品実装方法を提供する。本発明の第8
態様によれば、上記溶剤転写部及び上記膜形成用ブレー
ドを移動することにより上記溶剤転写部の上記溶剤の膜
の膜厚を規制して上記溶剤の膜の膜厚を大略均一にす
る、第7態様に記載の電子部品実装装置を提供する。本
発明の第9態様によれば、上記複数の電子部品を供給す
る部品供給装置から上記部品が上記部品保持部材により
取り出されたことを示す部品取出信号により、上記溶剤
転写部若しくは上記膜形成用ブレードを駆動して上記溶
剤の膜を形成する第7又は8態様に記載の電子部品実装
方法を提供する。本発明の第10態様によれば、上記溶
剤転写部及び上記膜形成用ブレードの1つを相対的にス
ライド移動させて上記溶剤の膜を上記溶剤転写部に形成
し、上記部品保持部材によって保持した複数の上記電子
部品を上記溶剤の膜に接触させて、上記複数の電子部品
に上記溶剤を転写させたのち、不要な溶剤を掻き取る掻
き取り用ブレードにより上記溶剤転写部に残った上記溶
剤を掻き取ったのち、上記溶剤の新たな膜を上記溶剤転
写部に形成するようにした第7〜9のいずれかの態様に
記載の電子部品実装方法を提供する。本発明の第11態
様によれば、上記複数の電子部品に上記溶剤を転写させ
るとき、上記溶剤転写部の上記溶剤の膜を形成させる平
面部に、上記複数の電子部品の電極に形成されたバンプ
を押し付けてレベリングを行いつつ上記バンプに上記溶
剤を付着させるようにした第7〜10のいずれかの態様
に記載の電子部品実装方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である電子部
品実装装置の溶剤転写ユニットは、基板や部品などの被
装着体に装着すべき電子部品にフラックスなどの溶剤を
転写する溶剤転写動作を行わせるためのユニットであ
る。上記溶剤転写ユニットを備えた電子部品実装装置及
び上記溶剤転写ユニットを使用して、電子部品に溶剤を
転写する上記溶剤転写動作を含む電子部品実装方法につ
いて図1,図2,図3,図4を参照しながら以下に説明
する。
【0010】尚、各図において同じ構成部分については
同じ符号を付している。また、本実施形態では、上記溶
剤転写ユニット及び上記溶剤転写動作の例として、上記
溶剤の一例としてフラックスを使用したフラックス転写
ユニット及びフラックス転写動作について以下に詳述す
る。上記溶剤としては、他に、クリーム半田、又は、導
電ペーストなどの有機溶剤でもよい。部品に相当する電
子部品を部品保持部材の一例としてのノズルにて保持し
た後、回路基板上に自動的に実装していく電子部品実装
装置、及び電子部品実装方法を例に採る。
【0011】図1に示すように、本実施形態の電子部品
実装装置1は後方部品供給装置32bの一部の部品供給
カセットがセットされていない部分にフラックス転写ユ
ニット100を有する。フラックス転写ユニット100
は、フラックス200をためておく凹部102b,10
2fを有するとともに部品33にフラックス200を転
写する平面部102aを有する溶剤転写部の一例として
の転写ステージ102、フラックス200の膜211の
厚みを規制する膜形成用兼掻き取り用ブレード101、
転写ステージ102若しくはブレード101(図1〜図
4では転写ステージ102)を直線的にスライドさせる
モータ又はシリンダなどの駆動部104、及び駆動部1
04を動作する信号を受け取る信号受信部105から構
成される。また、図2の電子部品実装装置1の平面レイ
アウト図に示すようにフラックス転写ユニット100
は、後方の部品供給装置32bのカセットスロット80
に着脱可能に差込まれてで電子部品実装装置1の後方に
位置する後方部品供給装置32bの一部に設置する。
【0012】このように設置されたフラックス転写ユニ
ット100は、本実施形態では、図1〜図4に示される
ような構成を有する電子部品実装装置1にて使用され
る。次に、以上のようなフラックス転写ユニット100
を備えた電子部品実装装置1について説明する。電子部
品用の部品実装装置1は、回路基板60の搬入、搬出、
及び部品装着時には回路基板60を位置決めして保持す
る被装着体支持装置の一例としての基板搬送装置4と、
複数の電子部品33を供給する複数の部品供給ユニット
(例えば、カセットスロット80に差込み可能な部品供
給カセットや、部品供給トレイ)をそれぞれ有する前方
部品供給装置32a及び後方部品供給装置32bと、装
着する電子部品33を収めた前方部品供給装置32a又
は後方部品供給装置32bから保持した複数の電子部品
33を回路基板60上の装着位置へXYロボット5によ
ってX、Y方向へ移動可能な複数のノズル8を有するヘ
ッド6と、ヘッド6のノズル8に保持された電子部品3
3の保持姿勢を撮影し計測する前方及び後方の部品撮像
装置2a,2bと、図13に示すように、少なくとも、
XYロボット5、ヘッド6、ノズル8、及び前方及び後
方の部品撮像装置2a,2bの動作制御を行う制御装置
600とを備える。また、ヘッド6には、電子部品33
を、例えば吸着することで保持する複数のノズル8と、
回路基板60上の部品装着位置に記された基板マークを
撮像し、認識するための基板認識カメラ9とを備える。
なお、図1では、簡略化のため、ヘッド6にはノズル8
を1本しか示していないが、一例としては、ヘッド6は
4本のノズル8を有して、4個の電子部品33を吸着保
持可能となっている。上記各ノズル8は、図17に示す
ように、制御装置600の制御の下に、各駆動シリンダ
8dによりそれぞれ独立して上下動可能となっており、
例えば4本のノズル8は一斉に下降したり、必要なノズ
ル8、例えば1本、2本、又は3本のノズル8のみ下降
することもできる。なお、図13に示すように、制御部
600には、XYロボット5、複数のノズル8を含むヘ
ッド6、前方及び後方部品撮像装置2a,2b、前方部
品供給装置32a、後方部品供給装置32b、基板搬送
装置4、基板認識カメラ9、フラックス転写ユニット1
00の駆動部104が接続されて、それぞれの動作を制
御部600により制御可能となっている。ただし、図1
3には、この実施形態では不要であるが、後述する他の
実施形態に必要な装置(フラックス転写ユニット100
の駆動部204、ブレード切替装置201,301)も
併せて示されている。
【0013】次に、電子部品実装装置1の動作につい
て、主に、基板60上の装着位置を示すマークを基板認
識カメラ9で認識した後の電子部品実装装置1の動作を
中心に以下に説明する。上記部品供給装置32a,32
bの部品33を実装するとき、制御部600の制御動作
により、XYロボット5により、ヘッド6をX及びY方
向へ移動させながら基板認識カメラ9を例えば前方電子
部品供給装置32a上に移動し、吸着保持すべき電子部
品33の各々の中心や傾きを基板認識カメラ9により認
識し、各電子部品33の中心を制御部600で算出し、
各ノズル8により各電子部品33の中心を保持、吸着す
る。その時に、電子部品実装装置1の後方に設置された
フラックス転写ユニット100の信号受信部105に、
上記部品33が上記ノズル8により電子部品供給装置か
ら取り出されたことを示す部品取出信号、例えば、前方
電子部品供給装置32aの部品供給カセットから発せら
れる部品フィード信号若しくは上記部品供給カセットの
テープ部品からの部品取り出し時にテープが剥離された
ことを示すテープ剥離信号を受け取り、駆動部104に
より直線的にスライドし、フラックス転写ステージ10
2のフラックス膜211の厚みを大略均一にする動作を
する。その際に、掻き取られた不要なフラックス200
は、フラックス転写ステージ102の凹部102b又は
102fに収められ、フラックス200を一方の凹部に
とどまることなく、両凹部102b,102f間で常に
循環するような構造になっている。上記駆動部104の
一例を図4に示す。固定台104aに固定された駆動シ
リンダ104dの駆動により、駆動シリンダ104dの
可動部104cに連結された可動台104bが、固定台
104aで案内されつつ、固定台104aに対して直線
的に往復移動されるようになっている。この可動台10
4bに、上記フラックス転写ステージ102が固定され
ているため、上記フラックス転写ステージ102が直線
的に往復移動する。フラックス転写ステージ102は、
移動方向の両端部に凹部102b,102fが形成さ
れ、それらの凹部102b,102f間に、上端部が平
面部102aの断面台形部が形成されている。また、膜
形成用兼掻き取り用ブレード101は固定台104a側
に固定されており、膜形成用兼掻き取り用ブレード10
1の下端と平面部102aとの間には、厚さが大略均一
なフラックス膜211を形成するための隙間が予め設定
されている。よって、駆動シリンダ104dの駆動によ
り、上記フラックス転写ステージ102が直線的に往復
移動するとき、固定台104a側に固定された膜形成用
兼掻き取り用ブレード101とフラックス転写ステージ
102とにより、フラックス転写ステージ102上にフ
ラックス200の厚さ大略均一な膜211を形成する。
例えば、図3において右上から左下方向にフラックス転
写ステージ102が、固定された膜形成用兼掻き取り用
ブレード101に対して移動するとき、ブレード101
が一方の凹部102b内に入り込んだ状態から、ブレー
ド101により一方の凹部102b内のフラックス20
0の一部を平面部102aに移動させ、平面部102a
上に厚さが大略均一なフラックス膜211をブレード1
01により形成しつつ、ブレード101が余分なフラッ
クス200とともに他方の凹部102f内に入り込む。
逆に、図3において左下から右上方向にフラックス転写
ステージ102が、固定された膜形成用兼掻き取り用ブ
レード101に対して移動するとき、膜形成用兼掻き取
り用ブレード101が他方の凹部102f内に入り込ん
だ状態から、膜形成用兼掻き取り用ブレード101によ
り他方の凹部102f内のフラックス200の一部を平
面部102aに移動させ、平面部102a上に厚さが大
略均一な新たなフラックス膜211を膜形成用兼掻き取
り用ブレード101により形成しつつ、膜形成用兼掻き
取り用ブレード101が一方の凹部102b内に入り込
む。このように、フラックス転写ステージ102が往復
直線移動することにより、平面部102a上に厚さが大
略均一なフラックス膜211を膜形成用兼掻き取り用ブ
レード101により2回形成するようになっている。次
に、電子部品33を吸着ノズル8に保持したヘッド6
を、電子部品実装装置1の後方のフラックス転写ユニッ
ト100までXYロボット5をX、Y方向に移動し、保
持した複数の電子部品33を同時に下降させ、フラック
ス転写ステージ102のフラックス膜211に接触さ
せ、電子部品33にフラックス200を転写する。フラ
ックス200が転写された電子部品33は同時に上昇を
開始し、認識高さまで上昇をする。フラックス転写後の
電子部品33は、その後、後方の部品撮像装置上2bに
移動し、各ノズル8により吸着保持されている各電子部
品33の保持姿勢を計測し、計測結果が正常か否かを判
定する。電子部品33の保持姿勢の計測結果が正常であ
れば、電子部品33を吸着ノズル8に保持したヘッド6
を、XYロボット5をX、Y方向へ移動させたのち、所
望の電子回路基板60に装着する。もし、電子部品33
の保持姿勢の計測結果が異常であれば、異常と判断され
た電子部品33を吸着ノズル8に保持したヘッド6を部
品廃棄部3(図1参照)にXYロボット5により移動さ
せたのち、異常と判断された電子部品33を不良品載置
部31に載置し、搬送ベルト30で上記電子部品実装装
置外に搬出する。
【0014】このように本実施形態によれば、電子部品
実装装置1の後方にスライド方式のフラックス転写ユニ
ット100を設置することにより、上記溶剤転写部及び
上記膜形成用ブレードの1つを相対的にかつ直線的にス
ライド移動させて上記溶剤の膜を形成したのち、上記部
品保持部材によって保持した複数の上記電子部品を上記
溶剤の膜に同時的に接触させて、上記複数の電子部品に
上記溶剤を一度に転写させることができる。よって、上
記複数のノズル8に吸着保持している複数の電子部品3
3を同時に下降させ、複数の電子部品33にフラックス
200を転写することが可能となる。このように吸着保
持している複数の電子部品33に一括にフラックス20
0を転写することにより、回転方式の転写ユニット40
に一個の部品を下降させ、転写皿40bを回転させ、二
個目の部品を下降させる工程よりもノズルを上下する時
間が短縮される。その結果、タクトを短縮することがで
きる。なお、本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、フラ
ックス転写ステージは、1つの凹部と平面部とから構成
するようにしてもよい。すなわち、図5〜図8に示すよ
うに、溶剤転写部の一例としてのフラックス転写ステー
ジ202は、1つの凹部202bと平面部202aとか
ら構成するとともに、例えば鉄などの剛性材料よりなる
膜形成用ブレード201bと例えばゴムなどの弾性材料
よりなる掻き取り用ブレード201aとを別々に備え
て、ブレード切替装置201のシリンダなどの駆動部2
01cにより切り換えることができるようにしてもよ
い。なお、膜形成用ブレード201bと平面部202a
との間には膜形成用の隙間が予め設定されていることに
より、厚さが大略均一なフラックス膜211が平面部2
02aに形成されるようになっている。一方、掻き取り
用ブレード201aと平面部202aとの間には全く隙
間が設定されていないため、平面部202a上のフラッ
クス200を掻き取り用ブレード201aにより掻き取
ることができるようにしている。また、図8のフラック
ス転写ステージ202は、平面部202aの両側に、凹
部202bに連結される溝202gを形成している。こ
のような構成によれば、駆動シリンダ204の駆動によ
り、フラックス転写ステージ202を図5において左方
向に直線的に移動させるとき、掻き取り用ブレード20
1aが凹部202b内に入り込んだ状態から、掻き取り
用ブレード201aにより凹部202b内のフラックス
200の一部を平面部202aに移動させ、図6に示す
ように、掻き取り用ブレード201aが平面部202a
上のフラックス200をほぼ全て掻き取りながら左端ま
で移動する。次いで、ブレード切替装置201のシリン
ダなどの駆動部201cにより、掻き取り用ブレード2
01aから膜形成用ブレード201bに切り換える。次
いで、駆動シリンダ204の駆動により、フラックス転
写ステージ202を図5において右方向に直線的に移動
させることにより、図7に示すように、膜形成用ブレー
ド201bが、厚さが大略均一なフラックス膜211を
平面部202aに形成しながら右端の凹部202b内ま
で移動する。このような構成によれば、膜形成用ブレー
ド201bにより、厚さが大略均一なフラックス膜21
1を平面部202aに形成し、部品33をフラックス膜
211に接触させて転写したのち、掻き取り用ブレード
201aにより平面部202aに残った不要なフラック
ス200を確実に掻き取ることができ、次に膜211を
形成するとき、厚さが大略均一なフラックス膜211を
形成しやすくなる。また、さらに、別の構成として、図
9に示すように、図5〜図8の構成において掻き取り用
ブレードと膜形成用ブレードとを1つのブレード301
aで兼用し、切り換え装置301のシリンダなどの駆動
部301cにより、ブレード301aの下端と平面部2
02aとの隙間を調整することにより、掻き取り動作と
膜形成動作を適宜行わせるようにしてもよい。また、図
10〜図12に示すように、上記フラックス転写ステー
ジ202の平面部202aを、剛性材料から構成し、平
面部202aで上記したように溶剤200の膜211を
形成させたのち、その溶剤200の膜211を上記複数
の電子部品33に転写させるとき、上記平面部202a
に、上記複数の電子部品33の電極に形成されたバンプ
33eを例えば400(g/100バンプ)程度の力で
押し付けてバンプ33eのレベリングを行いつつ上記バ
ンプ33eに上記溶剤200を付着させるようにしても
よい。このような構成によれば、バンプ33eを一定高
さにレベリングすることができるとともに、バンプ33
eの下面が揃えられることにより、溶剤200に対して
なじませることもできる。なお、このレベリングは複数
のノズル8で保持された複数の部品33に対して適用さ
れるだけでなく、1本のノズル8で保持された1個の部
品33に対しても適用することができる。また、連続的
に電子部品33に対して転写動作を行うとき、所定回数
のフラックス転写動作を行ったのち、又は、所定時間経
過後、フラックス200は上記フラックス転写ステージ
202に供給することができる。また、溶剤転写動作に
おいて、電子部品33に対して1回の転写動作で溶剤2
00を転写させるものに限らず、2回以上の転写動作で
溶剤200を転写させるようにしてもよい。例えば、電
子部品33に対して1回目の転写動作で溶剤200を電
子部品33になじませたのち、電子部品33に対して2
回目の転写動作で溶剤200を電子部品33に充分に転
写させるようにしてもよい。また、上記各フラックス転
写ステージ102,202においては、例えば、4個の
上記電子部品33が同時に転写できる程度の幅を各平面
部102a,202aが持つことが好ましい。また、例
えば、図17に示すように、4本のノズル8に4個の部
品33を保持しているとき、4個の部品33全てにフラ
ックス200を転写させる必要があるときには4本のノ
ズル8を同時にフラックス転写ステージ102,202
に下降させてフラックス200を4個の部品33全てに
転写させればよい。しかしながら、4個の部品33のう
ち例えば2個の部品33のみフラックス200を転写さ
せる必要があるときには、4本のノズル8のうち2本の
ノズル8のみを同時にフラックス転写ステージ102,
202に下降させてフラックス200を2個の部品33
に転写させればよい。なお、図5〜図12の実施形態で
は、図13に示すように、制御部600には、XYロボ
ット5、複数のノズル8を含むヘッド6、前方及び後方
部品撮像装置2a,2b、前方部品供給装置32a、後
方部品供給装置32b、基板搬送装置4、基板認識カメ
ラ9、フラックス転写ユニット100の駆動部104,
204、ブレード切替装置201,301が接続され
て、それぞれの動作を制御部600により制御可能とな
っている。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明である、電
子部品実装装置の後方にスライド方式の溶剤転写ユニッ
トを備えた電子部品実装装置及び溶剤転写動作を含む電
子部品実装方法によれば、上記溶剤転写部及び上記膜形
成用ブレードの1つを相対的にかつ直線的にスライド移
動させて上記溶剤の膜を形成したのち、上記部品保持部
材によって保持した複数の上記電子部品を上記溶剤の膜
に同時的に接触させて、上記複数の電子部品に上記溶剤
を一度に転写させることができる。よって、溶剤転写動
作における複数の部品保持部材の上下動作が同時に可能
なため、一本ずつ部品保持部材を上下させるよりも時間
が削除でき、タクト時間を短縮することが可能となり、
その結果として生産能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の電子部品実装装置の斜
視図である。
【図2】 図1に示す電子部品実装装置の一部を省略し
た状態での上記電子部品実装装置の平面レイアウト図で
ある。
【図3】 本発明の上記実施形態の電子部品実装装置の
スライド方式のフラックス転写ユニットの斜視図であ
る。
【図4】 上記フラックス転写ユニットの駆動部の斜視
図である。
【図5】 上記フラックス転写ユニットの駆動部の駆動
により、固定されたブレードに対して転写ステージを移
動させるときにブレードによりフラックス溜め内のフラ
ックスを掻き上げる状態の側面図である。
【図6】 上記フラックス転写ユニットの駆動部の駆動
により、上記ブレードに対して上記転写ステージを移動
させるときに上記ブレードにより上記フラックス転写ス
テージの凹部内のフラックスを平面部上に広げる状態の
説明図である。
【図7】 上記フラックス転写ユニットの駆動部の駆動
により、上記ブレードに対して上記転写ステージを移動
させるときに上記ブレードにより上記平面部上に厚さ大
略均一な膜を形成している状態の説明図である。
【図8】 上記フラックス転写ユニットの平面図であ
る。
【図9】 本発明の他の実施形態の電子部品実装装置の
スライド方式のフラックス転写ユニットの説明図であ
る。
【図10】 本発明の他の実施形態の電子部品実装装置
のスライド方式のフラックス転写ユニットを利用してバ
ンプを平坦化するときの説明図である。
【図11】 図10の本発明の他の実施形態の電子部品
実装装置のスライド方式のフラックス転写ユニットを利
用してバンプを平坦化するときの説明図である。
【図12】 図10の本発明の他の実施形態の電子部品
実装装置のスライド方式のフラックス転写ユニットを利
用してバンプを平坦化したときの説明図である。
【図13】 図10の本発明の上記実施形態の電子部品
実装装置のブロック図である。
【図14】 従来の電子部品実装装置の斜視図である。
【図15】 従来の電子部品実装装置の平面レイアウト
図である。
【図16】 従来の電子部品実装装置のフラックス転写
ユニットの説明図である。
【図17】 図1の電子部品実装装置で使用される4本
ノズルの正面図である。
【符号の説明】
1・・・・・電子部品実装装置 2a・・・・前方部品撮像装置 2b・・・・後方部品撮像装置 3・・・・・部品廃棄部 4・・・・・部品搬送装置 5・・・・・XYロボット 6・・・・・ヘッド 8・・・・・ノズル部 9・・・・・基板認識カメラ 10・・・・従来の電子部品実装装置 32a・・・前方部品供給装置 32b・・・後方部品供給装置 33・・・・電子部品 40・・・・転写皿回転方式のフラックス転写ユニット 60・・・・基板 100・・・スライド方式のフラックス転写ユニット 101,201a,201b,301a・・ブレード1
02,202・・フラックス転写ステージ 104,204・・駆動部 105・・・信号受信部 200・・・溶剤 202a・・平面部 211・・・溶剤の膜 300・・・ブレード切替装置 600・・・制御部
フロントページの続き (72)発明者 内山 宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 壁下 朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子部品(33)を供給する部品
    供給装置(32a,32b)と、 上記電子部品を実装する被装着体(60)を位置決めし
    て保持する被装着体支持装置(4)と、 上記部品供給装置から複数の上記電子部品を保持し上記
    保持された電子部品を上記被装着体上の所定位置へ実装
    する複数の部品保持部材(8)と、 上記部品保持部材によって保持した上記電子部品の姿勢
    を計測する部品撮像装置(2a,2b)と、 上記電子部品に転写すべき溶剤(200)の膜(21
    1)が形成される溶剤転写部(102,202)と、上
    記溶剤転写部に上記溶剤の膜を形成する膜形成用ブレー
    ド(101,201b,301a)とを有し、上記溶剤
    転写部及び上記膜形成用ブレードの1つを相対的にかつ
    直線的にスライド移動させて上記溶剤の膜を形成したの
    ち、上記部品保持部材によって保持した複数の上記電子
    部品を上記溶剤の膜に同時的に接触させて、上記複数の
    電子部品に上記溶剤を一度に転写させる溶剤転写ユニッ
    ト(100)とを備える電子部品実装装置。
  2. 【請求項2】 上記溶剤転写ユニットは、上記溶剤の膜
    を形成させる平面部(202a)を上記溶剤転写部に有
    するとともに、上記溶剤転写部及び上記膜形成用ブレー
    ドの1つを相対的にかつ直線的にスライド移動させる駆
    動部(104,204)を有し、上記駆動部により上記
    溶剤転写部若しくは上記膜形成用ブレードを移動するこ
    とにより上記溶剤転写部の上記溶剤の膜の膜厚を規制し
    て上記溶剤の膜の膜厚を大略均一にする、請求項1記載
    の電子部品実装装置。
  3. 【請求項3】 上記部品供給装置は、複数のカセットス
    ロット(80)に着脱可能な複数の部品供給カセットを
    備えており、上記溶剤転写ユニットは、上記部品供給装
    置の上記複数のカセットスロットの1つに差込んで上記
    電子部品実装装置にセット可能である、請求項1又は2
    に記載の電子部品実装装置。
  4. 【請求項4】 上記溶剤転写ユニットにおいて、上記部
    品供給装置のカセットスロットに取り付けられた部品供
    給カセットから上記部品が上記部品保持部材により取り
    出されたことを示す部品取出信号により上記溶剤転写部
    若しくは上記膜形成用ブレードの1つをスライド移動さ
    せる請求項1〜3のいずれかに記載の電子部品実装装
    置。
  5. 【請求項5】 上記溶剤転写ユニットは、上記膜形成用
    ブレードと、不要な溶剤を掻き取る掻き取り用ブレード
    (101,201a,301a)とを有し、上記溶剤転
    写部及び上記膜形成用ブレードの1つを相対的にかつ直
    線的にスライド移動させて上記溶剤の膜を上記溶剤転写
    部に形成したのち、上記部品保持部材によって保持した
    複数の上記電子部品を上記溶剤の膜に接触させて、上記
    複数の電子部品に上記溶剤を転写させたのち、上記掻き
    取り用ブレードにより上記溶剤転写部に残った上記溶剤
    を掻き取ったのち、上記溶剤の新たな膜を上記溶剤転写
    部に形成するようにした請求項1〜4のいずれかに記載
    の電子部品実装装置。
  6. 【請求項6】 上記溶剤転写ユニットの上記溶剤転写部
    は、上記溶剤の膜を形成させる平面部(202a)を有
    し、上記複数の電子部品に上記溶剤を転写させるとき、
    上記溶剤転写部の上記平面部に、上記複数の電子部品の
    電極に形成されたバンプを押し付けてレベリングを行い
    つつ上記バンプに上記溶剤を付着させるようにした請求
    項1〜5のいずれかに記載の電子部品実装装置。
  7. 【請求項7】 電子部品(33)に転写すべき溶剤(2
    00)の膜(211)が形成される溶剤転写部(10
    2,202)と、上記溶剤転写部に上記溶剤の膜を形成
    する膜形成用ブレード(101,201b,301a)
    とを有する転写ユニット(100)において、上記溶剤
    転写部及び上記膜形成用ブレードの1つを相対的に直線
    的にスライド移動させて上記溶剤の膜を形成したのち、 部品保持部材(8)によって保持した複数の上記電子部
    品を上記溶剤の膜に同時的に接触させて、上記複数の電
    子部品に上記溶剤を一度に転写させるようにした電子部
    品実装方法。
  8. 【請求項8】 上記溶剤転写部及び上記膜形成用ブレー
    ドを移動することにより上記溶剤転写部の上記溶剤の膜
    の膜厚を規制して上記溶剤の膜の膜厚を大略均一にす
    る、請求項7記載の電子部品実装装置。
  9. 【請求項9】 上記複数の電子部品(33)を供給する
    部品供給装置(32a,32b)から上記部品が上記部
    品保持部材により取り出されたことを示す部品取出信号
    により、上記溶剤転写部若しくは上記膜形成用ブレード
    を駆動して上記溶剤の膜を形成する請求項7又は8に記
    載の電子部品実装方法。
  10. 【請求項10】 上記溶剤転写部及び上記膜形成用ブレ
    ードの1つを相対的にスライド移動させて上記溶剤の膜
    を上記溶剤転写部に形成し、 上記部品保持部材によって保持した複数の上記電子部品
    を上記溶剤の膜に接触させて、上記複数の電子部品に上
    記溶剤を転写させたのち、 不要な溶剤を掻き取る掻き取り用ブレード(101,2
    01a,301a)により上記溶剤転写部に残った上記
    溶剤を掻き取ったのち、上記溶剤の新たな膜を上記溶剤
    転写部に形成するようにした請求項7〜9のいずれかに
    記載の電子部品実装方法。
  11. 【請求項11】 上記複数の電子部品に上記溶剤を転写
    させるとき、上記溶剤転写部の上記溶剤の膜を形成させ
    る平面部(202a)に、上記複数の電子部品の電極に
    形成されたバンプを押し付けてレベリングを行いつつ上
    記バンプに上記溶剤を付着させるようにした請求項7〜
    10のいずれかに記載の電子部品実装方法。
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