JP2000188037A - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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JP2000188037A
JP2000188037A JP10362637A JP36263798A JP2000188037A JP 2000188037 A JP2000188037 A JP 2000188037A JP 10362637 A JP10362637 A JP 10362637A JP 36263798 A JP36263798 A JP 36263798A JP 2000188037 A JP2000188037 A JP 2000188037A
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康典 屋内
Hisashi Watanabe
久 渡邉
Jun Sato
順 佐藤
Hiroshi Matsui
博 松井
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/12Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H13/20Driving mechanisms
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2215/00Tactile feedback
    • H01H2215/002Longer travel
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2215/00Tactile feedback
    • H01H2215/004Collapsible dome or bubble
    • H01H2215/006Only mechanical function

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  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器の検知用等に使用される小型の
プッシュスイッチに関するもので、構成部材の取扱いが
容易で、組立作業性が優れ、しかも操作ストロークの大
きいものを提供することを目的とする。 【解決手段】 固定接点12,13をインサート成形固
定したスイッチ基板11上に、中央の舌片部14Bが所
定の絶縁間隔をあけるように弾性金属薄板製の可動接点
14を載せ、この上に下方開口で薄肉の円錐形部15A
の上部に突起部15C、頂点部内側に垂下部15Fを有
し、下端部15Bで可動接点14の外周部14Aを押さ
える弾性材料製の弾性体15、および弾性体15の突起
部15C上に操作体16をそれぞれ配設し、その上方か
ら中央に操作体16を突出させる孔17Aを有するカバ
ー17を被せて、スイッチ基板11の外周に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の検
知用等に使用される小型で操作ストロークの大きいプッ
シュスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプッシュスイッチとして
は、特開平8−203380号公報である「プッシュス
イッチ」に記載されたものが知られており、その構成に
ついて図5のプッシュスイッチの正面断面図および図6
の同分解斜視図を用いて説明する。
【0003】同図において、1は上面開放の箱形に形成
され樹脂製のケースで、その内部底面には端子2Aを有
する短寸の固定接点2と端子3Aを有する長寸の固定接
点3が設けられており、4は帯状の弾性金属薄板を略U
字状に曲げ加工した接触片で、一方の脚部の先端4Aが
外側に曲げ起こされ、この脚部の途中から屈曲部4Bを
経て他方の脚部の先端までが二股脚部4C,4Dとな
り、その先端がそれぞれ可動接点4E,4Fとなってい
ると共に、屈曲部4Bの近傍には二股脚部4C,4Dの
間をつなぐ繋ぎ部4Gを有しており、可動接点4E,4
Fが内部底面に接触するようにケース1内に収容されて
いる。
【0004】そして、5はケース1の上面開口部を塞ぐ
ように配設された樹脂製のカバーで、その一端部から下
方に突出した突出部先端の支持部5Aにより、ケース1
内に収容された接触片4の一方の脚部の先端4Aを下方
に押さえつけることによって、可動接点4E,4Fを所
定の圧力で内部底面に弾接させている。
【0005】また、6は樹脂製棒状の操作体で、接触片
4の二股脚部4Cと4Dの間から上方に伸ばされてカバ
ー5の中央の孔5Bにより上下動可能に支持され、その
上端部6Aが上方に突出すると共に、その側部に設けら
れ接触片4の繋ぎ部4Gの上部に当接した押圧部6Bが
接触片4の弾性力により押し上げられてカバー5の下面
に当接し、通常状態において、図5に示す状態となって
いる。
【0006】この図5に示す状態において、接触片4の
可動接点4Eはケース1の内部底面の長寸の固定接点3
に接触しているが、可動接点4Fはどの接点にも接触し
ておらず、端子2Aと3Aの間は導通していない。
【0007】次に、このように構成されたプッシュオン
スイッチのスイッチカバー5の孔5Bから上方に突出し
た操作体6の上端部6Aに押し力を加えて下方へ押圧操
作すると、押圧部6Bが接触片4の繋ぎ部4Gを下方に
押すことにより、接触片4はカバー5の支持部5Aに支
持された先端4Aを中心として回動し、屈曲部4Bで撓
みながら可動接点4Eと4Fがケース1の内部底面上を
弾接摺動して、可動接点4Eは長寸の固定接点3との接
触を保ち、可動接点4Fは短寸の固定接点2と接触する
ようになり、これらの接点と導通した端子2Aと3Aの
間が導通され、操作体6はさらに下方へ動いた後、図7
に示すように、その下端部6Cがケース1の内部底面に
当たる位置で止まる。
【0008】この後、操作体6の上端部6Aに加える押
し力を除くと、接触片4がその弾性復元力により繋ぎ部
4Gが操作体6の押圧部6Bを押し上げて、元の図5の
状態に復帰するものであった。
【0009】なお、このプッシュスイッチの操作体6を
押圧操作する時の操作ストロークは、上記のように、接
触片4の可動接点4Fが短寸の固定接点2に接触して端
子2Aと3Aの間が導通するまでのプリ・ストローク
と、その後操作体6の下端部6Cがケース1の内部底面
に当たるまでのオーバ・ストロークの合計となるため、
かなり大きいものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のプッシュスイッチにおいて、接触片4は弾性金属薄板
を細い二股脚部4C,4Dを有する略U字状に曲げ加工
したものであり、輸送時や組立時に絡み合ったり変形す
る可能性があるため取扱いに注意を要し、また、この接
触片4をカバー5の突出部先端の支持部5Aおよび操作
体6の押圧部6Bで押さえつけて撓ませながらケース1
内に組み込む必要があるため組立てが難しく、組立作業
性が悪いという課題があった。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、構成部材の取扱いが容易で、組立作業性
が優れ、しかも操作ストロークの大きいプッシュスイッ
チを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプッシュスイッチは、固定接点をインサート
成形固定したスイッチ基板上に、中央の舌片部が所定の
絶縁間隔をあけるように弾性金属薄板製の可動接点を載
せ、この上に、下方開口で薄肉の円錐形部の上部に突起
部、頂点部内側に垂下部を有し、下端部で可動接点の外
周部を押さえる弾性材料製の弾性体、および弾性体の突
起部上に上下動可能に操作体をそれぞれ配設し、その上
方から中央に操作体を突出させる孔を有するカバーを被
せて、スイッチ基板の外周に固定するものである。
【0013】これにより、構成部材の取扱いが容易で、
組立作業性が優れ、しかも操作ストロークの大きいプッ
シュスイッチを得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外側固定接点と中央固定接点の各接点部が上面に露
出してインサート成形固定され、各固定接点から外方に
接続用端子が導出された絶縁樹脂製のスイッチ基板と、
外周部が上記外側固定接点上に載置され、中央の舌片部
が所定の絶縁間隔をあけて上記中央固定接点と対向した
弾性金属薄板製の可動接点と、下方が開口した薄肉の円
錐形部で下端部が上記可動接点の外周部を押さえ、上部
の突起部および開口部内側の頂点部から下方に突出した
垂下部を有する弾性材料製の弾性体と、この弾性体の突
起部上に上下動可能に配され、外周下部に抜け止め用の
突部を有する操作体と、周囲壁部で上記操作体を上下動
可能で上方に抜けないように保持すると共に、上面中央
に操作体を突出させる孔を有し、スイッチ基板の外周に
固定されたカバーからなり、操作体の上端部を押圧操作
すると、まず弾性体の薄肉の円錐形部が弾性変形して、
その内側の垂下部が可動接点の舌片部を押して中央固定
接点に接触させ、次いで弾性体の上部の突起部または内
側の垂下部の少なくとも一方が弾性圧縮変形した後、操
作体下端の突部がスイッチ基板に当接するプッシュスイ
ッチとしたものであり、構成部材の取扱いが容易で、組
立作業性が優れ、しかもプリ・ストロークとオーバ・ス
トロークからなる大きい操作ストロークを有するプッシ
ュスイッチを実現することができるという作用を有す
る。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、操作体の上端部を押圧操作する時、まず
弾性体の薄肉の円錐形部が弾性変形することにより、そ
の内側の垂下部が可動接点の舌片部を押して中央固定接
点に接触させ、次いで弾性体の垂下部が所定量だけ弾性
圧縮変形し、その後に上部の突起部が弾性圧縮変形する
ようにしたものであり、請求項1に記載の発明による作
用に加えて、操作時の動作が安定しているという作用を
有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、弾性体の上部の突起部または
内側の垂下部の少なくとも一方に、所定の大きさおよび
深さの中空部または中心に対して対称な所定の大きさお
よび深さの切込みを設けて、圧縮変形強度および圧縮変
形量を所定の大きさに設定したものであり、プッシュス
イッチの操作ストロークにおけるオーバ・ストローク部
分の操作力および操作ストロークを所望の値に容易に設
定することができるという作用を有する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、弾性体の上部の突
起部の上端面と操作体の下面を平面どうしで当接させ、
一方の面に設けた凸部を他方の面に設けた凹部に係合さ
せたものであり、操作体の下面と弾性体の突起部の上端
面との相互の位置決めが安定し、操作体を押圧操作する
際に両者の間でズレを生じることがなく、弾性体を確実
に弾性圧縮変形させることができるという作用を有す
る。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の発明において、操作体の外周形状
を非円形とし、カバー上面の孔または周囲壁内周のいず
れか一方も非円形として、操作体を上下動可能で回転し
ないようにカバーで保持したものであり、操作体の向き
が一定で、しかもその上下動時にも回転しないようにガ
イドされるので、弾性体をより傾きなく弾性圧縮変形さ
せて確実なスイッチ動作をさせることができるという作
用を有する。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、スイッチ基板上に
露出した外側固定接点および内側固定接点がほぼ同一高
さで、可動接点の中央の舌片部がその外周部との連結部
で上方に折り曲げられて上方に傾き、中央固定接点と所
定の絶縁間隔をあけるようにしたものであり、中央固定
接点と可動接点の中央の舌片部の間の絶縁間隔を確実に
保つことができると共に、プッシュスイッチの操作時
に、可動接点の舌片部が弾性体の垂下部に強く押されて
も、可動接点全体として平板状になるだけであるため変
形し難く、電気的動作特性の安定したプッシュスイッチ
を得ることができるという作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態)図1は本発明の一実施の形態によるプッ
シュスイッチの正面断面図、図2は同分解斜視図であ
り、同図において、11は樹脂製平板状のスイッチ基板
で、その上面の浅い窪み部11A内には、中央固定接点
12とこれを挟んで対称な位置に配された二つの外側固
定接点13がほぼ同一高さに露出してインサート成形固
定され、それぞれの接点と導通した接続用端子12Aお
よび13Aが外方に設けられている。
【0021】そして、14は弾性金属薄板からなる可動
接点で、円形リング状の外周部14Aの中央に設けられ
た舌片部14Bがその連結部14Cから上方に折り曲げ
られた形状で、外周部14Aが上記スイッチ基板11の
外側固定接点13上に載せられると共に、舌片部14B
が所定の間隔をあけて中央固定接点12と対向するよう
に配設されている。
【0022】また、15は弾性絶縁材料からなる弾性体
で、下方が開口となった薄肉の円錐形部15Aの下端部
15Bが上記可動接点14の外周部14A上に載って、
その下方の外側固定接点13に押し付けていると共に、
上部には所定の寸法の突起部15Cおよび開口部内の頂
点から下方に突出した垂下部15Fを有しており、突起
部15Cの上端面15Dには所定寸法の円形の窪み15
Eが設けられ、垂下部15Fにもその下端面に所定寸法
の円形の窪み15Gが設けられている。
【0023】なお、この突起部15Cの窪み15Eおよ
び垂下部15Fの窪み15Gの寸法は、突起部15Cの
上端面15Dを下方に押し下げて弾性体15を変形させ
る時に、まず薄肉の円錐形部15Aが反転変形し、次い
で垂下部15Fが圧縮変形し、最後に突起部15Cが圧
縮変形するように、各窪みの直径および深さが決められ
ている。
【0024】そして、この弾性体15の突起部15Cの
上には樹脂製の操作体16が載せられ、突起部15Cの
平面状の上端面15Dが操作体16下面の凹部16Aの
平面状の底面に当接するように突起部15Cと凹部16
Aが係合している。
【0025】さらに、この操作体16は、突出部16B
を有する外周および外周下端から外方に突出した突部1
6Cをスイッチ基板11の外周上に固定された樹脂製の
カバー17の上面の孔17Aおよび周囲壁17Bの内周
に係合させることにより、上下動可能で回転せず、しか
も上方に抜けないように保持されている。
【0026】なお、カバー17は、その下端部外周の切
込み部17Cにスイッチ基板11の外周上面のダボ11
Bを挿入してカシメることにより固定されている。
【0027】本実施の形態によるプッシュスイッチは以
上のように構成されるものであり、その組立方法は、ス
イッチ基板11の上に可動接点14、弾性体15、およ
び操作体16を順次載せて、最後にカバー17を被せて
カシメ固定すればよいものであるから簡単であり、しか
も各構成部材は取扱いが容易で変形し難い形状であるか
ら、自動組立て化も容易にできるものである。
【0028】次に、このプッシュスイッチの動作につい
て説明する。まず、図1に示すスイッチOFFの状態に
おいて、操作体16の上端面16Dに下方への押し力を
加えて押圧操作すると、操作体16はカバー17の孔1
7Aおよび周囲壁17Bの内周にガイドされて真っ直ぐ
に下方へ動くと共に、その下面の凹部16Aの平面状の
底面が弾性体15の上部の突起部15Cの上端面15D
を下方に押し下げ、これによって、まず弾性体15の薄
肉の円錐形部15Aが弾性変形して反転し、その頂点内
側の垂下部15Fの下端面が可動接点14の舌片部14
Bを下方に押してスイッチ基板11上の中央固定接点1
2に接触させることにより、中央固定接点12と外側固
定接点13の間すなわち接続用端子12Aと13Aの間
が導通され、図3(a)に示すスイッチONの状態とな
る。
【0029】従って、この状態までの押圧操作ストロー
クがプリ・ストロークとなる。そして、さらに操作体1
6の上端面16Dに押し力を加えていくことにより、操
作体16はさらに下方へ動き、今度は弾性体15の垂下
部15Fが弾性圧縮変形して、図3(b)に示す状態と
なり、次いで弾性体15の突起部15Cが弾性圧縮変形
して、図3(c)に示す状態となって、操作体16の下
端部の突部16Cがスイッチ基板11の上面に当たって
止まる。
【0030】従って、図3(a)の状態から図3(c)
の状態までの押圧操作ストロークがオーバ・ストローク
となる。
【0031】ここで、上記の操作体16の上端面に押し
力を加えて押圧操作する場合において、操作体16下面
の凹部16A内に弾性体15の上端がはまり込んでいる
ため両者の間でズレを生じることがなく、しかも両者の
当接面は平面どうしであるため弾性体15はほぼ垂直に
下方へ押されて傾くことなく弾性変形するものである。
【0032】この後、操作体16の上端面16Dに加え
る押し力を除くと、弾性体15および可動接点14がそ
の弾性復元力によって元の形状である図1の状態に復帰
し、スイッチOFFの状態に戻る。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、組立
作業性が優れ、しかも操作ストロークの大きいプッシュ
スイッチを得ることができるものである。
【0034】なお、以上の説明において、弾性体15の
突起部15Cの上端面15Dおよび垂下部15Fの下端
面にはいずれも円形の窪み15Eおよび15Gを設け
て、突起部15Cおよび垂下部15Fの弾性圧縮変形の
レベルすなわち圧縮変形強度および圧縮変形量を設定す
るように説明したが、これは、図4に示すように、突起
部15Cおよび垂下部15Fの中心に対して対称な十字
状の切込み18A(図4(a))、円形の窪みに二ヶ所
の切込み18B(図4(b))または円形の窪みに四ヶ
所の切込み18C(図4(c))等であってもよいこと
は言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、組立作業
性が優れ、しかも操作ストロークが大きくて動作の安定
したプッシュスイッチを得ることができるという有利な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプッシュスイッチ
の正面断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同動作状態を説明する正面断面図
【図4】同弾性体の突起部に設ける窪み形状を説明する
外観斜視図
【図5】従来のプッシュスイッチの正面断面図
【図6】同分解斜視図
【図7】同動作状態を説明する正面断面図
【符号の説明】
11 スイッチ基板 11A 窪み部 11B ダボ 12 中央固定接点 12A,13A 接続用端子 13 外側固定接点 14 可動接点 14A 外周部 14B 舌片部 14C 連結部 15 弾性体 15A 円錐形部 15B 下端部 15C 突起部 15D 上端面 15E,15G 窪み 15F 垂下部 16 操作体 16A 凹部 16B 突出部 16C 突部 16D 上端面 17 カバー 17A 孔 17B 周囲壁 17C 切込み部 18A,18B,18C 切込み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 順 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松井 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5G006 AA02 AB03 AC05 BA01 BB03 BB05 BC01 CB03 FB05 FB36 LA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側固定接点と中央固定接点の各接点部
    が上面に露出してインサート成形固定され、各固定接点
    から外方に接続用端子が導出された絶縁樹脂製のスイッ
    チ基板と、外周部が上記外側固定接点上に載置され、中
    央の舌片部が所定の絶縁間隔をあけて上記中央固定接点
    と対向した弾性金属薄板製の可動接点と、下方が開口し
    た薄肉の円錐形部で下端部が上記可動接点の外周部を押
    さえ、上部の突起部および開口部内側の頂点部から下方
    に突出した垂下部を有する弾性材料製の弾性体と、この
    弾性体の突起部上に上下動可能に配され、外周下部に抜
    け止め用の突部を有する操作体と、周囲壁部で上記操作
    体を上下動可能で上方に抜けないように保持すると共
    に、上面中央に操作体を突出させる孔を有し、スイッチ
    基板の外周に固定されたカバーからなり、操作体の上端
    部を押圧操作すると、まず弾性体の薄肉の円錐形部が弾
    性変形して、その内側の垂下部が可動接点の舌片部を押
    して中央固定接点に接触させ、次いで弾性体の上部の突
    起部または内側の垂下部の少なくとも一方が弾性圧縮変
    形した後、操作体下端の突部がスイッチ基板に当接する
    プッシュスイッチ。
  2. 【請求項2】 操作体の上端部を押圧操作する時、まず
    弾性体の薄肉の円錐形部が弾性変形することにより、そ
    の内側の垂下部が可動接点の舌片部を押して中央固定接
    点に接触させ、次いで弾性体の垂下部が所定量だけ弾性
    圧縮変形し、その後に上部の突起部が弾性圧縮変形する
    請求項1記載のプッシュスイッチ。
  3. 【請求項3】 弾性体の上部の突起部または内側の垂下
    部の少なくとも一方に、所定の大きさおよび深さの中空
    部または中心に対して対称な所定の大きさおよび深さの
    切込みを設けて、圧縮変形強度および圧縮変形量を所定
    の大きさに設定した請求項1または2に記載のプッシュ
    スイッチ。
  4. 【請求項4】 弾性体の上部の突起部の上端面と操作体
    の下面を平面どうしで当接させ、一方の面に設けた凸部
    を他方の面に設けた凹部に係合させた請求項1〜3いず
    れか一つに記載のプッシュスイッチ。
  5. 【請求項5】 操作体の外周形状を非円形とし、カバー
    上面の孔または周囲壁内周のいずれか一方も非円形とし
    て、操作体を上下動可能で回転しないようにカバーで保
    持した請求項1〜4いずれか一つに記載のプッシュスイ
    ッチ。
  6. 【請求項6】 スイッチ基板上に露出した外側固定接点
    および内側固定接点がほぼ同一高さで、可動接点の中央
    の舌片部がその外周部との連結部で上方に折り曲げられ
    て上方に傾き、中央固定接点と所定の絶縁間隔をあける
    ようにした請求項1〜4いずれか一つに記載のプッシュ
    スイッチ。
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