JP2003242862A - 多方向入力装置 - Google Patents

多方向入力装置

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JP2003242862A
JP2003242862A JP2002038647A JP2002038647A JP2003242862A JP 2003242862 A JP2003242862 A JP 2003242862A JP 2002038647 A JP2002038647 A JP 2002038647A JP 2002038647 A JP2002038647 A JP 2002038647A JP 2003242862 A JP2003242862 A JP 2003242862A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作時の作動力や移動量を大きくできて操作
性が向上すると共に、耐塵埃性を向上できる多方向入力
装置の構造を提供する。 【解決手段】 収納部1aに共通固定接点2、3、及び
複数の個別固定接点4が配設されたハウジング1と、弾
性材からなり弾性変形部11bを有する操作部材11
と、この操作部材11に保持され収納部1a内にスライ
ド移動可能に収納された可動接点14とを備え、操作部
11cを所望の方向へスライド操作させることにより、
弾性変形部11bを弾性変形させて可動接点14を共通
固定接点2、3と個別固定接点4とに選択的に接触させ
ると共に、操作部材11で、収納部1a内に配設された
共通固定接点2、3と個別固定接点4、及び可動接点1
4とを覆って密閉した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータや携
帯情報端末装置などへの情報入力装置に係わるものであ
り、特に操作部材のスライド操作によりスライド方向に
対応した検出信号を発生する多方向入力装置の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の多方向入力装置の構造としては、
図5乃至図7に示すものがある。図5は多方向入力装置
の縦断面図、図6は固定接点及び可動接点の配設状態を
示す平面図、図7は図6の変形例を示す平面図である。
【0003】図5、6に示すように、回路基板21は、
絶縁性の樹脂基板からなり、この回路基板21の表面側
には、導電性の金属材で円柱状に突出して形成された個
別固定接点22が、縦横方向に一対ずつ対向されて配設
されている。また、それぞれの前記個別固定接点22同
士の間には、合成樹脂などの絶縁材で同じく円柱状に形
成された絶縁ボス23が、対角線上に一対ずつ対向され
て固着されたものとなっている。
【0004】操作部材24は、合成樹脂などの絶縁材で
形成されており、平板状の基板部と、この基板部の上側
に設けられた操作つまみ部24aと、基板部の下側に突
出して設けられた環状ボス24bとから構成されてい
る。また、前記環状ボス24bの外周には、弾性体の導
電性ゴムなどから環状に形成された共通接点25が取り
付けられたものとなっている。
【0005】前記操作部材24は、前記環状ボス24b
が前記絶縁ボス23の内側に配置されて、前記回路基板
21の上面に載置されるものとされ、この場合には、前
記共通接点25の外周が、複数の前記絶縁ボス23と係
合して位置決めされることにより、前記操作部材24及
び共通接点25が初期位置に保持されるものとなってい
る。また、この時、前記絶縁ボス23によって前記共通
接点25を前記個別固定接点22から離れた位置に保持
するものとなっている。(スイッチオフ状態)
【0006】この状態から、前記操作部材24を所望の
方向(縦横方向)にスライド操作させると、弾性体の導
電性ゴムなどで形成された環状の前記共通接点25が、
弾性変形して撓むことにより前記絶縁ボス23間に入り
込むことで、このスライド方向に対応した前記個別固定
接点22と前記共通接点25が導通して操作方向を検出
するものとなっている。(スイッチオン状態)
【0007】なお、前記共通接点25は、前記操作部材
24をスライド操作させた後に、この操作部材24を初
期位置(中立位置)に復帰させるための付勢部材(復帰
ばね)の役目も兼ね備えたものとなっている。
【0008】ケース26は、合成樹脂などの絶縁材で形
成されており、中央に前記操作部材24の操作つまみ部
24aを挿通して外方に突出させる窓孔26aが設けら
れている。このケース26が、前記回路基板21の上面
側にネジ27などで固着されて前記操作部材の上面側を
覆うことで、前記操作部材24の飛び出しを防止してい
る。
【0009】図7は、前記回路基板21に、前記個別固
定接点22を縦横方向に一対ずつ対向して配置したもの
に加えて、斜め方向にも一対ずつ対向して配置した構成
を示しており、この場合、前記絶縁ボス23も前記個別
固定接点22に対応してそれぞれの間に形成され固着さ
れたものとなっている。
【0010】この構成によれば、縦横方向のスライド操
作に加えて、斜め方向のスライド操作に対応した操作方
向の検出が可能となり、より多くの方向の検出が可能と
なっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の多方向入力装置の構造においては、前記絶縁ボ
ス23で、環状の導電性ゴムからなる前記共通接点25
をオフ状態である初期位置に保持し、前記操作部材24
の初期位置への復帰を、前記共通接点25の導電性ゴム
の弾性付勢力で行っていたため、弾性復元力が小さく、
操作時の作動力や移動量を大きくできないという問題が
あった。
【0012】また、前記ケース26の窓孔26aや前記
回路基板21との隙間を通して、前記個別固定接点22
や前記共通固定接点25内へ塵埃などが侵入してしま
い、接触が不安定になるという問題があった。
【0013】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、操作時の作動力や移動量を大きくできて操作性
が向上すると共に、耐塵埃性を向上できる多方向入力装
置の構造を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、収納部を有し、この収
納部の内側面に共通固定接点、及び複数の個別固定接点
が配設されたハウジングと、操作部及び弾性変形部を有
し、弾性付勢力に富んだ絶縁性の弾性材からなる操作部
材と、この操作部材に保持され前記収納部内にスライド
移動可能に収納された導電性の弾性材からなる可動接点
とを備え、前記操作部を所望の方向へスライド操作させ
ることにより、前記弾性変形部を弾性変形させて前記可
動接点を前記共通固定接点と前記個別固定接点とに選択
的に接触させると共に、前記操作部材で、前記収納部内
に配設された前記共通固定接点と前記個別固定接点、及
び前記可動接点とを覆って密閉したことを特徴とする。
【0015】また、第2の手段として、前記操作部材に
は、前記操作部と前記ハウジングとの摺動部分に金属板
からなるスライド部材を配設したことを特徴とする。
【0016】また、第3の手段として、前記ハウジング
の収納部の内底面に、押圧操作用固定接点を配設すると
共に、前記スライド部材に、開口部を形成し、この開口
部内に昇降可能な押釦を配置したことを特徴とする。
【0017】また、第4の手段として、前記開口部と前
記押釦の上部に位置する、前記操作部の上面側には、防
塵用のシール部材を形成したことを特徴とする。
【0018】また、第5の手段として、前記可動接点
を、円環状に形成すると共に、前記操作部材の操作部の
下端側に回動可能に保持したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図4に示す。図1は多方向入力装置の縦断面図、図2
は操作つまみ部を外した状態の平面図、図3はハウジン
グの収納部の共通固定接点及び個別固定接点の配設部分
を示す部分平面図、図4は操作部材の動作状態を示す縦
断面図である。
【0020】図において、ハウジング1は、合成樹脂な
どの絶縁材で上面が開口された略円形状の箱形に形成さ
れており、このハウジング1の中央には、さらに円環状
の壁部1bで囲まれた有底状の収納部1aが設けられて
いる。この収納部1aの前記壁部1bの内側面には、導
電性の金属材からなる第1の共通固定接点2が対向され
た状態で一対配設されており、また、前記第1の共通固
定接点2とは直交する方向に導電性の金属材からなる第
2の共通固定接点3が対向された状態で一対配設されて
いる。また、前記第1及び第2の共通固定接点2、3の
中間には、同じく導電性の金属材からなる個別固定接点
4a、4b、4c、4dがそれぞれ離間して配設された
ものとなっている。
【0021】また、前記第1及び第2の共通固定接点
2、3、及び前記個別固定接点4a、4b、4c、4d
の他端側は、前記ハウジング1の内底部を通って前記ハ
ウジング1の外側面から外方へ突出されており、この他
端側には、図示しない電子機器などの回路基板の回路パ
ターンなどへ接続される、接続端子5、6、及び7a、
7b、7c、7dが設けられている。
【0022】また、前記収納部1aの中央には、導電性
の金属材からなる押圧操作用固定接点8が配設されてい
る。この押圧操作用固定接点8は、中央固定接点8a
と、周辺固定接点8bとから構成されており、前記中央
固定接点8aは独立して配設されているが、前記周辺固
定接点8bは前記第1の共通固定接点2と連接されて導
通された状態となっている。
【0023】また、前記中央固定接点8aの他端側は、
前記ハウジング1の内底部を通って前記ハウジング1の
外則面から外方に突出されており、この他端側には、図
示しない電子機器などの回路基板の回路パターンなどへ
接続される、接続端子9が設けられている。
【0024】前記押圧操作用固定接点8には、導電性の
円盤状の金属板からなる押圧接点10が配設されてお
り、この押圧接点10は、中央が膨出したドーム状に形
成されている。前記押圧接点10は、前記中央固定接点
8a、及び前記周辺固定接点8bの上面側に被さるよう
に配設されており、このとき、前記押圧接点10の周縁
部は、前記周辺固定接点8bと常時接触し、かつドーム
状の頂部は、前記中央固定接点8aと一定の間隔が保持
され対向した状態となっている。この状態では前記中央
固定接点8a、及び周辺固定接点8bはオフ状態となっ
ている。
【0025】また、前記ハウジング1には、上面が開口
された略円形状の箱形の内周部の近傍で、十字方向の四
隅部に、上方に突出した略円弧状からなる突起部1cが
形成されている。この突起部1cに後述する操作部材1
1の基盤部11aが係合されて位置決め固定されるもの
となっている。
【0026】操作部材11は、例えばシリコンゴムなど
の弾性付勢(復元)力に富んでいる絶縁性の弾性材で形
成されており、撓むことにより前記ハウジング1にスラ
イド移動可能なように収納されている。この操作部材1
1には、略円盤状からなる基盤部11aと、この基盤部
11aに連設されて略S字状に屈曲して形成された弾性
変形自在な弾性変形部11bと、この弾性変形部11b
の上面側に突出して形成された操作部11cとが、それ
ぞれ形成されている。
【0027】前記基盤部11aの十字方向の四隅部に
は、係合孔11eが設けられており、前記操作部材11
が前記ハウジング1に係合される時には、この係合孔1
1eと前記ハウジング1に設けられた前記突起部1cと
が係合して位置決めされるものとなっている。
【0028】このように、前記操作部材11には、前記
ハウジング1に係合される場合に、内底面に位置決め固
定される前記基盤部11aを形成しており、前記操作部
11cと前記基盤部11aとの間には、変形自在な前記
弾性変形部11bを形成するようにしているので、前記
操作部材11が前記弾性変形部11bによって容易に押
圧変形が行えることから、操作時に大きな作動力を得る
ことができるものとなっている。
【0029】また、前記基盤部11aに設けられた前記
係合孔11eを、前記ハウジング1のに設けられた前記
突起部1cに係合することで簡単に固定することがで
き、前記基盤部1aと前記弾性変形部11bとで前記操
作部11cを容易に初期位置に保持することができるも
のとなっている。
【0030】また、前記操作部11cの下面側には、金
属板などからなるスライド部材12が接着あるいはイン
サート成形などの方法で一体に固着されている。このス
ライド部材12は、前記操作部11cがスライド操作さ
れる際に、前記収納部1aの上面の摺動部と摺動するも
のとなっている。
【0031】このように、前記操作部材11に、前記操
作部11cと前記ハウジング1との摺動部分に金属板か
らなる前記スライド部材12を配設するようにしたの
で、両者の摺動部分が樹脂と金属との摺動による低摩擦
部材の構成となるため、スライド移動をスムーズに行う
ことができ良好な操作性が得られるものとなる。
【0032】また、前記操作部11cの中央には、前記
スライド部材12を貫通する開口部12aが形成されて
おり、この開口部12aには、合成樹脂などの絶縁材か
らなる押釦13が昇降可能に嵌合されたものとなってい
る。また、前記押釦13の下端部には、前記押圧接点1
0を押圧する押圧突部13aが形成されている。また、
前記押釦13の外周には、合成樹脂などからなるリング
上の可動接点保持体11dの開口部11fが回転可能に
挿通されており、前記スライド部材12の下面の前記収
納部1a内に配置されている。
【0033】また、前記押圧突部13aは、前記押圧操
作用固定接点8の上面側に配設された前記押圧接点10
の頂部に当接された状態で前記ハウジング1の収納部1
aに収納されており、前記押釦13の押圧操作に伴って
前記押圧突部13aが前記押圧接点10の頂部を押圧す
ることにより、前記押圧接点10を介して前記中央固定
接点8aと周辺固定接点8b同士を導通させるものとな
っている。
【0034】このように、前記ハウジング1の収納部1
aの内底面に、前記押圧操作用固定接点8を配設すると
共に、前記スライド部材12及び前記可動接点保持体1
1dに、前記開口部12a及び11fを形成し、この開
口部12a、11f内に昇降可能な前記押釦13を配置
するようにしたので、縦横方向、斜め方向のスライド方
向の操作に加えて、プッシュ方向の操作も可能となるた
め、多方向の複合操作が可能となっている。
【0035】また、前記操作部材11には、前記可動接
点保持体11dの外周面に、例えば導電ゴムなどの導電
性の弾性材からなる可動接点14が保持されている。こ
の可動接点14は、前記可動接点保持体11dの外周面
に沿って円環状となるように形成されたものとなってい
る。これにより、前記可動接点14は、前記可動接点保
持体11dによって前記押釦13の外周面に回動可能に
保持されたものとなっている。
【0036】このように、前記可動接点14が前記可動
接点保持体11dを介して前記押釦13の外周面に回動
可能に保持されているので、万一、前記可動接点14が
前記第1及び第2の共通固定接点2、3、及び前記個別
固定接点4a、4b、4c、4dに押し付けられた状態
で、後述する操作つまみ部15が回転操作されたとして
も、前記操作部材11のみ回転することになるので、前
記可動接点14が剥がれたり損傷したりするのを防止す
ることができるものとなっている。
【0037】前記操作部材11が前記ハウジング1に係
合される際には、前記可動接点保持体11dは、前記ハ
ウジング1の収納部1aに収納されるものとなってい
る。この時、前記可動接点14は、前記収納部1aの内
側面に配設された前記第1及び第2の共通固定接点2、
3、及び複数の前記個別固定接点4a、4b、4c、4
dと対向して配設されるものとなっている。そして、前
記操作部材11の操作部11cを所望の方向へスライド
操作させることにより、前記可動接点14が接触して変
形するのに伴って、前記可動接点14を介して前記第1
及び第2の共通固定接点2、3と複数の前記個別可動接
点4a、4b、4c、4dとを選択的に導通させるもの
となっている。
【0038】このように、前記可動接点14を、導電ゴ
ムなどの導電性の弾性材で円環状に形成すると共に、前
記操作部材11を所望の方向へスライド操作させること
により、前記可動接点14の外周部と前記第1及び第2
の共通固定接点2、3と複数の前記個別可動接点4a、
4b、4c、4dとを選択的に接触させるようにしたの
で、前記操作部材11の操作方向は、縦横方向の4方向
に加えて、斜め方向の8方向、さらには斜め上下方向の
16方向に操作した場合においても、各操作方向に対す
る検出が可能となることから、多方向の検出が容易に行
えるものとなる。
【0039】また、前記可動接点14を円環状に形成し
て、前記第1及び第2の共通固定接点2、3、及び複数
の前記個別固定接点4a、4b、4c、4dを前記ハウ
ジング1の収納部1aの内側面に沿って略円状にそれぞ
れ配置するようにしてあるので、前記操作部材11の縦
横方向、及び斜め方向の操作に対応して、円環状の前記
可動接点14が円滑に弾性変形するように形成されてい
ることから、所望の操作方向に対する検出が確実に行え
るものとなっている。
【0040】操作つまみ部15は、合成樹脂などの絶縁
材により円形ないし方形の略板状に形成されており、こ
の中央には前記操作部材11の操作部11cが嵌合され
る嵌合孔15aが形成されている。この操作つまみ部1
5が、前記操作部材11の操作部11cに嵌合され、前
記ハウジング1にスライド操作可能に取り付けられてお
り、この操作つまみ部15を任意の方向にスライド操作
させることによって、前記操作部材11が前記ハウジン
グ1内をスライド移動するようになっている。
【0041】また、前記操作部材11の操作部11cの
中央に配置された、前記押釦13が押圧された場合に
は、前記押釦13は前記操作部11に設けられた前記ス
ライド部材12及び可動接点保持体11dの前記開口部
12a、11fにガイドされて押圧方向(下方)へ移動
されることとなり、前記操作部材11は、前記操作つま
み部15による任意のスライド方向へのスライド操作に
加えて押圧方向への押圧操作も可能となり、多方向の入
力操作が可能となっている。
【0042】また、前記スライド部材12と可動接点保
持体11dの前記開口部12a、11fと、前記押釦1
3の上部に位置する前記操作部11cの上面側には、薄
板状の樹脂シートなどからなるシール部材16が接着な
どの方法で固着されている。このシール部材16で開口
部上面を覆うようにしたので、プッシュ操作部である前
記押釦13と、前記開口部12a、11fとの隙間を塞
ぐことができるため、接点部への塵埃の侵入を防止する
ことができるものとなっている。
【0043】次に、上記の実施例における多方向入力装
置の動作について図1、図3、図4に基づいて説明す
る。まず、スイッチの押圧(押し込み)操作時には、図
1に示すように前記操作部材11の前記押釦13の上面
を指などで縦方向(図示下方向)に押圧すると、前記押
釦13は前記スライド部材12及び可動接点保持体11
dの前記開口部12a、11f内を縦方向へ移動し、前
記押釦13が前記押圧操作用固定接点8上の前記押圧接
点10の頂部を押圧する。この時、前記押圧接点10
は、ドーム状の膨出した前記頂部が反転されて、前記中
央固定接点8aと接触することで、前記中央固定接点8
aと周辺固定接点8b同士が前記押圧接点10を介して
導通し前記押圧操作用固定接点8がオン状態となる。
【0044】この状態から、指の押圧を除去すると、前
記押圧接点10が自らの反転により初期状態に復帰して
オフ状態となるのに合わせて、前記押釦13も初期位置
に復帰するものとなる。
【0045】次に、スイッチのスライド操作時について
図3、図4で説明する。まず、前記操作つまみ部15を
指などで横方向(図4の左方向)にスライドさせると、
前記操作部材11の操作部11cが、前記操作つまみ部
15に追従して横方向(図4の左方向)にスライドす
る。この時、前記スライド部材12及び押釦13を介し
て前記可動接点保持体11dも連動してスライドし、そ
の外周面に保持された前記可動接点14は、円環状の外
周部が、横方向(図3の左方向)の前記ハウジング1の
収納部1a内側面に配設された前記第1の共通固定接点
2と個別固定接点4dとに接触するものとなる。そし
て、前記第1の共通固定接点2と個別固定接点4d同士
が前記可動接点14を介して導通してオン状態となる。
【0046】この状態から、指の横方向(図4の左方
向)の押圧を除去すると、前記操作部11cが前記弾性
変形部11bの弾性復元力により初期位置に復帰するの
に合わせて、前記可動接点14が初期状態に復帰してオ
フ状態となる。尚、横方向、にスライドさせる動作は、
左右どちらの方向でも可能であり、このときの動作は上
記と同様に行われるため、図示右方向の説明は省略す
る。
【0047】次に、前記操作つまみ部15を指などで縦
方向(図3の上方向)にスライドさせると、前記操作部
材11の操作部11cが、前記操作つまみ部15に追従
して縦方向(図3の上方向)にスライドする。この時、
前記スライド部材12及び押釦13を介して前記可動接
点保持体11dも連動してスライドし、その外周面に保
持された前記可動接点14は、円環状の外周部が、縦方
向(図3の上方向)の前記ハウジング1の収納部1a内
側面に配設された前記第2の共通固定接点3と個別固定
接点4aとに接触するものとなる。そして、前記第2の
共通固定接点3と個別固定接点4a同士が前記可動接点
14を介して導通してオン状態となる。
【0048】この状態から、指の縦方向(図3の上方
向)の押圧を除去すると、前記操作部11cが前記弾性
変形部11bの弾性復元力により初期位置に復帰するの
に合わせて、前記可動接点14が初期状態に復帰してオ
フ状態となる。尚、縦方向、にスライドさせる動作は、
上下どちらの方向でも可能であり、このときの動作は上
記と同様に行われるため、図示下方向の説明は省略す
る。
【0049】次に、前記操作つまみ部15を指などで斜
め方向(図3の左上方向)にスライドさせると、前記操
作部材11の操作部11cが、前記操作つまみ部15に
追従して斜め方向(図3の左上方向)にスライドする。
この時、連動してスライドした前記可動接点保持体11
dの外周面に保持された前記可動接点14は、円環状の
外周部が、斜め方向(図3の左上方向)の前記ハウジン
グ1の収納部1a内側面に配設された前記第1の共通固
定接点2と個別固定接点4aとに接触するものとなる。
そして、前記第1の共通固定接点2と個別固定接点4a
同士が前記可動接点14を介して導通してオン状態とな
る。
【0050】この状態から、指の斜め方向(図3の左上
方向)の押圧を除去すると、前記操作部11cが前記弾
性変形部11bの弾性復元力により初期位置に復帰する
のに合わせて、前記可動接点14が初期状態に復帰して
オフ状態となる。尚、斜め方向、にスライドさせる動作
は、左上、左下、右上、右下のどの方向でも可能であ
り、このときの動作は上記と同様に行われるため、他の
斜め方向の説明は省略する。
【0051】次に、前記操作つまみ部15を指などでさ
らに斜め上方向(図3の北北西方向)にスライドさせる
と、前記操作部材11の操作部11cが、前記操作つま
み部15に追従して斜め上方向(図3の北北西方向)に
スライドする。この時、連動してスライドした前記可動
接点保持体11dの外周面に保持された前記可動接点1
4は、円環状の外周部が、斜め上方向(図3の北北西方
向)の前記ハウジング1の収納部1a内側面に配設され
た前記個別固定接点4aと、この両側に配設された前記
第1の共通固定接点2及び第2の共通固定接点3とにそ
れぞれ接触するものとなる。そして、前記個別固定接点
4aと、前記第1の共通固定接点2と第2の共通固定接
点3のそれぞれが前記可動接点14を介して導通してオ
ン状態となる。
【0052】この状態から、指の斜め上方向(図3の北
北西方向)の押圧を除去すると、前記操作部11cが前
記弾性変形部11bの弾性復元力により初期位置に復帰
するのに合わせて、前記可動接点14が初期状態に復帰
してオフ状態となる。尚、斜め上方向、にスライドさせ
る動作は、北北西、西北西、北北東、東北東、東南東、
南南東、南南西、西南西のどの方向でも可能であり、こ
のときの動作は上記と同様に行われるため、他の斜め上
下方向の説明は省略する。
【0053】上記構成によれば、スイッチの導通部を導
電ゴムなどの導電性の弾性材からなる前記可動接点14
で得ると共に、操作時の作動力をシリコンゴムなどから
なる弾性付勢(復元)力が大きい前記操作部材11側で
確保する構成としたので、操作時の作動力や移動量を大
きく設定することができると共に、操作性を向上させる
ことができるものとなっている。
【0054】また、前記ハウジング1の収納部1aに配
設された、前記第1及び第2の共通固定接点2、3、及
び前記個別固定接点4a、4b、4c、4d、や前記押
圧操作用固定接点8などからなる接点部を、前記弾性変
形部11bを有する前記操作部財11で覆って密閉する
構成としたので、接点部内へ塵埃などが侵入するおそれ
がなく、耐塵埃性の向上が図れるものとなっている。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多方向入
力装置の構造は、収納部を有し、この収納部の内側面に
共通固定接点、及び複数の個別固定接点が配設されたハ
ウジングと、操作部及び弾性変形部を有し、弾性付勢力
に富んだ絶縁性の弾性材からなる操作部材と、この操作
部材に保持され収納部内にスライド移動可能に収納され
た導電性の弾性材からなる可動接点とを備え、操作部を
所望の方向へスライド操作させることにより、弾性変形
部を弾性変形させて可動接点を共通固定接点と個別固定
接点とに選択的に接触させると共に、操作部材で、収納
部内に配設された共通固定接点と個別固定接点、及び可
動接点とを覆って密閉したことから、作動力を弾性付勢
力の大きい操作部材側で確保し、導通部を導電性の弾性
材からなる可動接点で得る構成としたので、操作時の作
動力や移動量を大きくでき、操作性が向上する。また、
弾性変形部を有する操作部材で接点部を覆って密閉した
ので、耐塵埃性の向上が図れる。
【0056】また、操作部材には、操作部とハウジング
との摺動部分に金属板からなるスライド部材を配設した
ことから、両者の摺動部分が樹脂と金属との摺動による
低摩擦部材の構成となるので、スライド移動をスムーズ
に行うことができ良好な操作性が得られる。
【0057】また、ハウジングの収納部の内底面に、押
圧操作用固定接点を配設すると共に、スライド部材に、
開口部を形成し、この開口部内に昇降可能な押釦を配置
したことから、縦横方向、斜め方向のスライド方向の操
作に加えて、プッシュ方向の操作も可能となるため、多
方向の複合操作が可能となる。
【0058】また、開口部と押釦の上部に位置する、操
作部の上面側には、防塵用のシール部材を形成したこと
から、プッシュ操作部である押釦と開口部との隙間を塞
ぐことができるので、接点部への塵埃の侵入を防止する
ことができる。
【0059】また、可動接点を、円環状に形成すると共
に、操作部材の操作部の下端側に回動可能に保持したこ
とから、可動接点が固定接点に押し付けられた状態で、
操作つまみが回転操作されたとしても、操作部材のみ回
転するので、可動接点が剥がれたり損傷するのを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である多方向入力装置を示す
縦断面図である。
【図2】本発明の同じく操作つまみ部を外した状態を示
す平面図である。
【図3】本発明の同じくハウジングの収納部の共通固定
接点及び個別固定接点の配設部分を示す部分平面図であ
る。
【図4】本発明の同じく操作部材の動作状態を示す縦断
面図である。
【図5】従来の多方向入力装置を示す縦断面図である。
【図6】従来の固定接点及び可動接点の配設状態を示す
平面図である。
【図7】従来の図6の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 収納部 1b 立壁 1c 突起部 2 第1の共通固定接点 3 第2の共通固定接点 4a,4b,4c,4d 個別固定接点 5 接続端子 6 接続端子 7a,7b,7c,7d 接続端子 8 押圧操作用固定接点 8a 中央固定接点 8b 周辺固定接点 9 接続端子 10 押圧接点 11 操作部材 11a 基盤部 11b 弾性変形部 11c 操作部 11d 可動接点保持体 11e 係合孔 11f 開口部 12 スライド部材 12a 開口部 13 押釦 13a 押圧突部 14 可動接点 15 操作つまみ部 15a 嵌合孔 16 シール部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を有し、この収納部の内側面に共
    通固定接点、及び複数の個別固定接点が配設されたハウ
    ジングと、操作部及び弾性変形部を有し、弾性付勢力に
    富んだ絶縁性の弾性材からなる操作部材と、この操作部
    材に保持され前記収納部内にスライド移動可能に収納さ
    れた導電性の弾性材からなる可動接点とを備え、前記操
    作部を所望の方向へスライド操作させることにより、前
    記弾性変形部を弾性変形させて前記可動接点を前記共通
    固定接点と前記個別固定接点とに選択的に接触させると
    共に、前記操作部材で、前記収納部内に配設された前記
    共通固定接点と前記個別固定接点、及び前記可動接点と
    を覆って密閉したことを特徴とする多方向入力装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材には、前記操作部と前記ハ
    ウジングとの摺動部分に金属板からなるスライド部材を
    配設したことを特徴とする請求項1記載の多方向入力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの収納部の内底面に、押
    圧操作用固定接点を配設すると共に、前記スライド部材
    に、開口部を形成し、この開口部内に昇降可能な押釦を
    配置したことを特徴とする請求項2記載の多方向入力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記開口部と前記押釦の上部に位置す
    る、前記操作部の上面側には、防塵用のシール部材を形
    成したことを特徴とする請求項3記載の多方向入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記可動接点を、円環状に形成すると共
    に、前記操作部材の操作部の下端側に回動可能に保持し
    たことを特徴とする請求項1記載の多方向入力装置。
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