JP2000187485A - 楽音生成装置、楽音生成方法および記録媒体 - Google Patents

楽音生成装置、楽音生成方法および記録媒体

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JP2000187485A JP10365714A JP36571498A JP2000187485A JP 2000187485 A JP2000187485 A JP 2000187485A JP 10365714 A JP10365714 A JP 10365714A JP 36571498 A JP36571498 A JP 36571498A JP 2000187485 A JP2000187485 A JP 2000187485A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子楽器等の実演奏と、予め記録された模範
演奏の内容とを比較し、必要に応じて演奏内容を自動的
に修正する方法を提供する。 【解決手段】 図9(a)および(b)は各々模範演奏および
実演奏の演奏情報である。実演奏が途中で途切れると、
所定時間だけ待機した後、模範演奏に基づく自動演奏が
開始される。模範演奏の再生箇所は動作モードに応じて
異なる。すなわち、モード1(同図(c))においては、
模範演奏のタイミングと等しくなるように小節Eから自
動演奏が開始される。また、モード2においては、実演
奏が途切れた箇所である小節Cから自動演奏が開始され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器に用いて
好適な楽音生成装置、楽音生成方法および記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音楽教室等においては、教師
の模範演奏と生徒の演奏とを比較して採点する装置が用
いられれている。この装置においては、予め教師の模範
演奏を演奏情報として記憶し、この演奏情報が生徒の演
奏と比較され、比較結果が出力される。従って、生徒は
この比較結果を見て、次回の演奏において修正すべき点
を知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置にお
いては、比較結果をリアルタイムに確認することができ
ず不便であった。さらに、比較結果に基づいて演奏内容
を修正することも不可能であった。この発明は上述した
事情に鑑みてなされたものであり、演奏内容を自動的に
修正できる楽音生成装置、楽音生成方法および記録媒体
を提供することを第1の目的としている。また、模範演
奏と実演奏との比較結果をリアルタイムに確認できる楽
音生成装置、楽音生成方法および記録媒体を提供するこ
とを第2の目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の構成にあっては、基準演奏情報を記憶し
た記憶手段と、演奏者による演奏に基づき実演奏情報を
発生する実演奏情報発生手段と、楽音信号を発生する楽
音信号発生手段と、前記実演奏情報に基づいて前記楽音
信号楽音信号発生手段に対して楽音信号の発生を指示す
る制御手段であって、前記実演奏情報と前記基準演奏情
報とが所定の関係にある場合にのみ、前記基準演奏情報
に基づいて前記実演奏情報を修正し、該修正された実演
奏情報に基づいて前記楽音信号発生手段に対して楽音信
号の発生を指示する制御手段とを有することを特徴とす
る。さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1
記載の楽音生成装置において、前記基準演奏情報および
前記実演奏情報は発生すべき楽音信号の音高を指示する
音高情報を含み、前記制御手段は、前記基準演奏情報に
含まれる音高情報と前記実演奏情報に含まれる音高情報
とが一致しない場合であっても、前記基準演奏情報に含
まれる音高情報と前記実演奏情報に含まれる音高情報と
の差が所定値以上である場合、あるいは、前記基準演奏
情報に含まれる音高情報と前記実演奏情報に含まれる音
高情報とが所定の音程関係にある場合には、前記実演奏
情報の修正を行わないことを特徴とする。さらに、請求
項3記載の構成にあっては、請求項1記載の楽音生成装
置において、前記制御手段は、前記実演奏情報が前記基
準演奏情報を含む所定範囲以内であるか否かを判断し、
該所定範囲より外れている場合には前記実演奏情報を前
記所定範囲の境界値に修正することを特徴とする。ま
た、請求項4記載の構成にあっては、基準演奏情報を記
憶した記憶手段と、演奏者による演奏に基づき実演奏情
報を発生する実演奏情報発生手段と、楽音信号を発生す
る楽音信号発生手段と、前記基準演奏情報と前記実演奏
情報との比較結果に基づいて前記楽音信号発生手段に対
して楽音信号の発生を指示する制御手段であって、前記
実演奏情報の発生が所定時間以上中断した場合、あるい
は、前記基準演奏情報に基づき規定されるタイミングか
ら所定時間以上経過しても前記実演奏情報が発生されな
い場合、前記基準演奏情報に基づいて前記楽音信号発生
手段に対して楽音信号の発生を指示する制御手段とを有
することを特徴とする。さらに、請求項5記載の構成に
あっては、請求項4記載の楽音生成装置において、前記
制御手段は、前記実演奏情報の発生が中断した時点から
所定時間経過したタイミング、あるいは、前記基準演奏
情報に基づき規定されるタイミングから所定時間経過し
たタイミングに対応する前記基準演奏情報に基づいて前
記楽音信号発生手段に対して楽音信号の発生を指示する
ものであることを特徴とする。さらに、請求項6記載の
構成にあっては、請求項4記載の楽音生成装置におい
て、前記制御手段は、前記実演奏情報の発生が中断した
タイミング、あるいは、前記基準演奏情報に基づき規定
されるタイミングに対応する前記基準演奏情報に基づい
て、前記楽音信号発生手段に対して楽音信号の発生を指
示するものであることを特徴とする。さらに、請求項7
記載の構成にあっては、請求項4記載の楽音生成装置に
おいて、前記制御手段は、モード1およびモード2の動
作モードを指定可能であり、前記モード1が指示された
場合には、前記実演奏情報の発生が中断した時点から所
定時間経過したタイミング、あるいは、前記基準演奏情
報に基づき規定されるタイミングから所定時間経過した
タイミングに対応する前記基準演奏情報に基づいて前記
楽音信号発生手段に対して楽音信号の発生を指示し、前
記モード2が指示された場合には、前記実演奏情報の発
生が中断したタイミング、あるいは、前記基準演奏情報
に基づき規定されるタイミングに対応する前記基準演奏
情報に基づいて前記楽音信号発生手段に対して楽音信号
の発生を指示するものであることを特徴とする。また、
請求項8記載の構成にあっては、基準演奏情報を記憶す
る過程と、演奏者による演奏に基づき実演奏情報を発生
する過程と、前記実演奏情報と前記基準演奏情報とが所
定の関係にある場合にのみ、前記基準演奏情報に基づい
て前記実演奏情報を修正し、適宜修正された該実演奏情
報に基づいて楽音信号を発生する過程とを有することを
特徴とする。また、請求項9記載の構成にあっては、基
準演奏情報を記憶する過程と、演奏者による演奏に基づ
き実演奏情報を発生する過程と、前記実演奏情報に基づ
いて楽音信号を発生する過程と、前記実演奏情報の発生
が所定時間以上中断した場合、あるいは、前記基準演奏
情報に基づき規定されるタイミングから所定時間以上経
過しても前記実演奏情報が発生されない場合、前記基準
演奏情報に基づいて楽音信号を発生する過程と、を有す
ることを特徴とする。また、請求項10記載の構成にあ
っては、請求項8または9の何れかに記載の方法を実行
するプログラムを記録したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成 次に、本実施形態の電子楽器の構成を図1を参照し説明
する。図において1はCPUであり、後述する制御プロ
グラムに基づいて、バス15を介して他の各部を制御す
る。2は電子音源であり、CPU1の制御の下、楽音信
号を発生させる。この楽音信号は、出力ポート8、アン
プ9、スピーカ10またはヘッドホン11を順次介して
発音される。
【0006】12は鍵盤、13はペダルであり、演奏者
によって操作される。14は操作パネルであり、電子楽
器の音色設定や各種モード設定を行う。3はセンサ部で
あり、鍵盤12、ペダル13および操作パネル14の操
作状態を検出するセンサによって構成されている。4は
ディスプレイであり、ユーザに対して各種情報を表示す
る。すなわち、ディスプレイ4は楽曲の進行に伴って模
範演奏の演奏情報を楽譜として表示するとともに、演奏
者が誤った演奏を行った場合にはその旨の警告メッセー
ジを表示する(詳細は後述する)。
【0007】5はRAMであり、CPU1のワークメモ
リとして用いられる。6はROMであり、後述する各種
制御プログラムが格納される。7はフロッピーディスク
ドライブであり、演奏情報等の記録および再生のために
用いられる。ここで、演奏情報のデータ構成を図10に
示しておく。
【0008】図において演奏情報はノートオン、ノート
オフ等のイベントデータと、各イベントデータ間の相対
時間(絶対時間はテンポに応じて変動する)を示すデュ
レーションデータと、演奏情報の終了を示すエンドデー
タとから構成される。各イベントデータは、ノートオン
/オフの区別を示すデータと、ノートオン/オフに係る
ノートコードとを含み、さらにノートオンイベントデー
タは、イベントの強さを示すベロシティを含んでいる。
【0009】図1に戻り、上記操作パネル14において
は、以下のようなスイッチが設けられている。まず、1
4aはモード切換スイッチであり、モード0,1,2の
何れかの動作モードを選択する。ここで、モード0は模
範演奏に基づいて演奏支援を行わないモードであり、実
演奏の内容は模範演奏と比較されることなくそのまま出
力される。モード1,2は演奏支援を行うモードであ
り、その動作の詳細については実施形態の動作とともに
説明する。
【0010】14bはスタートスイッチであり、自動演
奏の開始を指示するためのスイッチである。すなわち、
モード0においてはスタートスイッチ14bが押下され
ると直ちに自動演奏が開始され、モード1,2において
は所定の条件の下、自動演奏が開始される(詳細は後述
する)。また、14cはストップスイッチであり、上記
自動演奏の終了を指示するためのスイッチである。
【0011】2.実施形態の動作 2.1.モード0の場合の動作 2.1.1.自動演奏オフ 電子楽器の電源が投入されると、図2に示すメインルー
チンが起動される。図において処理がステップSP1に
進むと、所定の初期設定が行われる。この初期設定の
際、動作モードはモード0に設定される。次に、処理が
ステップSP2に進むと、図4に示す鍵盤処理ルーチン
が呼び出される。同ルーチンにおいて処理がステップS
P11に進むと、いずれかの鍵が操作されたか否かが判
定される。ここで「NO」と判定されると、処理は直ち
にメインルーチンに戻る。
【0012】何れかの鍵が操作された場合は処理はステ
ップSP12に進み、動作モードはモード0であるか否
かが判定される。ここで、動作モードはモード0に初期
設定されているから「YES」と判定され、処理はステ
ップSP13に進む。ここでは、操作された鍵に関する
情報が電子音源2に供給される。
【0013】すなわち何れかの鍵のキーオンが検出され
た場合は、キーオン信号、その鍵のノートコードおよび
ベロシティが電子音源2に供給され、電子音源2におい
て対応する音の発音が開始される。一方、何れかの鍵の
キーオフが検出された場合は、キーオフ信号およびその
鍵のノートコードが電子音源2に供給され、電子音源2
における消音処理が行われる。このように、モード0に
おいては、キーオン、キーオフ等のタイミングが特に修
正されることなく発音または消音処理が行われる。
【0014】次に、メインルーチンに戻り、処理がステ
ップSP3に進むと、図5に示す自動演奏処理ルーチン
が呼び出される。図において処理がステップSP31に
進むと、モード切換スイッチ14aがオンされたか否か
が判定される。スタートスイッチ14bがオンされてい
なければ「NO」と判定され、処理はステップSP34
に進む。ここでは、ストップスイッチ14cがオンされ
たか否かが判定される。ストップスイッチ14cがオン
されていなければ「NO」と判定され、処理はステップ
SP36に進む。
【0015】ここでは、フラグBFが“1”であるか否
かが判定される。ここで、フラグBFは初期設定(ステ
ップSP1)において“0”に初期化されている。従っ
て、ここでは「NO」と判定され、処理はメインルーチ
ンに戻る。メインルーチンにおいて処理がステップSP
4に進むと、パネル処理が行われる。すなわち、操作パ
ネル14の操作状態に応じて自動演奏のテンポ設定や動
作モードの設定等が行われる。次に、処理がステップS
P5に進むと、その他各種の処理が行われる。以後、ス
テップSP2〜SP5の処理が繰返される。
【0016】ところで、設定されたテンポに応じた周期
でCPU1に対してタイマ割込みが発生し、図3に示す
割込処理ルーチン(図3)が起動される。図において処
理がステップSP21に進むと、フラグBFが“1”で
あるか否かが判定される。ここで「NO」と判定される
と、割込処理は直ちに終了し、実質的な処理は行われな
い。
【0017】2.1.2.自動演奏オン ここで、演奏者がスタートスイッチ14bを押下する
と、その旨がセンサ部3を介して検出される。その後に
自動演奏処理ルーチン(図5)が呼び出され処理がステ
ップSP31に進むと、ここで「YES」と判定され、
処理はステップSP32に進む。
【0018】ここでは、フラグBFが“1”に設定され
る。次に処理がステップSP33に進むと、アドレスA
D1が「1」に設定される。すなわち、模範演奏の演奏
データの読出しアドレスが、該演奏データの先頭に設定
される。また、ステップSP33においては、アドレス
AD1=「1」またはそれ以降の演奏データにおいて、
最初のデュレーションデータが読み出され、そのデュレ
ーションデータがレジスタDに格納される。
【0019】次に、処理がステップSP34を介してス
テップSP36に進むと、フラグBFは“1”に設定さ
れたから「YES」と判定され、処理はステップSP3
7に進む。ここでは、動作モードに基づいて処理が分岐
される。ここでは、動作モードとしてモード0が選択さ
れているから、処理はステップSP38に進み、モード
0処理サブルーチン(図6)が呼び出される。
【0020】図6において処理がステップSP51に進
むと、レジスタDの値が「0」であるか否かが判定され
る。ここで、「NO」と判定されると処理は呼出元の自
動演奏処理ルーチン(図5)に戻り、さらにメインルー
チン(図2)に戻る。その後、タイマ割込みが発生し割
込処理ルーチン(図3)が起動されると、先にフラグB
Fが“1”に設定されたからステップSP21において
「YES」と判定され、処理はステップSP22に進
む。
【0021】ここでは、レジスタDの値が「1」だけデ
クリメントされ、レジスタSが「1」だけインクリメン
トされる。従って、レジスタDは、デュレーションの残
り時間を示すレジスタになる。なお、レジスタSは、モ
ード0においては特に使用されないため、その用途に関
しては後述する。
【0022】次に、処理がステップSP23に進むと、
フラグCFが“1”であるか否かが判定される。ここ
で、フラグCFは初期設定(ステップSP1)において
“0”に初期化されており、その後に変更されていな
い。従って、ここでは「NO」と判定され、割込処理が
終了する。このように、モード0においては、テンポに
応じた周期毎に割込処理ルーチン(図3)が呼び出さ
れ、レジスタDがデクリメントされるとともにレジスタ
Sがインクリメントされる。
【0023】そうすると、やがてレジスタDは「0」に
なる。その後に自動演奏処理ルーチン(図5)が呼び出
されさらにモード0処理サブルーチン(図6)が呼び出
されると、ステップSP51において「YES」と判定
され、処理はステップSP52に進む。ここでは、次の
デュレーションデータが読み出されるまでアドレスAD
1が進められ、デュレーションデータが読み出される
と、その値が再びレジスタDに格納される。
【0024】ところで、前回のデュレーションデータか
ら今回のデュレーションデータに至るまでアドレスAD
1を進めると、一般的にはその間に一または複数のイベ
ントデータ(キーオン、キーオフ等)が存在する。処理
がステップSP53に進むと、これらイベントデータが
電子音源2に送出される。これにより、電子音源2にお
いては、楽音信号の発生あるいは消音等の処理が行われ
る。
【0025】以上の処理が終了すると、自動演奏処理ル
ーチン(図5)を介して処理はメインルーチン(図2)
に戻る。このように、モード0においては、模範演奏の
演奏情報の内容に基づく発音等の処理(ステップSP5
3)と、演奏者のマニュアル演奏に基づく発音等の処理
(ステップSP13)とは全く独立しており、単なる模
範演奏の再生や、模範演奏とマニュアル演奏とのアンサ
ンブル等を行うことができる。
【0026】ここで、演奏者がストップスイッチ14c
を押下すると、その旨がセンサ部3を介して検出され
る。その後に自動演奏処理ルーチン(図5)が呼び出さ
れ処理がステップSP34に進むと、ここで「YES」
と判定され、処理はステップSP35に進む。ここでは
フラグBFが“0”に設定され、ステップSP36を介
して処理がメインルーチンに戻る。これ以降、タイマ割
込みが発生したとしても割込処理ルーチン(図3)では
実質的な処理が行われなくなるから、自動演奏は停止す
ることになる。
【0027】2.2.モード1における動作 2.2.1.自動演奏オフ ここで、演奏者がモード切換スイッチ14aをモード1
にセットすると、ステップSP4においてその旨が検出
される。次に、演奏者が何れかの鍵を押下すると、鍵盤
処理ルーチンにおいて処理はステップSP11,SP1
2を順次介してステップSP14に進む。ここでは、フ
ラグAFが“0”に設定され、レジスタSに「0」が代
入される。
【0028】次に、処理がステップSP15に進むと、
「模範演奏の正規のタイミングよりも所定時間以上前に
鍵の操作があったか否か」が判定される。但し、自動演
奏がオフの状態ではここでは必ず「NO」と判定され、
処理はステップSP18に進む。ここでは、上述したス
テップSP13と同様の処理が行われる。
【0029】すなわち何れかの鍵のキーオンが検出され
た場合は、キーオン信号、その鍵のノートコードおよび
ベロシティが電子音源2に供給され、電子音源2におい
て対応する音の発音が開始される。一方、何れかの鍵の
キーオフが検出された場合は、キーオフ信号およびその
鍵のノートコードが電子音源2に供給され、電子音源2
における消音処理が行われる。
【0030】但し、ステップSP18においては、実演
奏におけるノートコードが模範演奏のものとは異なる場
合、またはベロシティが模範演奏のものに対して所定範
囲以上外れる場合は、実演奏におけるノートコードまた
はベロシティは模範演奏におけるこれらの値に置き換え
られる。これにより、聞き手に対して、正しいノートコ
ードおよびベロシティで演奏されたものと認識させるこ
とができる。
【0031】さらに、ステップSP18においては、こ
のように演奏情報の修正が行われた場合は、実演奏のノ
ートコードまたはベロシティと、修正後のノートコード
またはベロシティとがディスプレイ4に表示される。例
えば、ノートコードが誤った場合には「Aが押鍵されま
したが、正しくはA#です」のようなメッセージが表示
される。また、ベロシティが不適切であった場合は「A
の押鍵は弱すぎるのでmfに修正しました」のように表
示される。
【0032】これにより、演奏者は、誤った演奏操作を
行ったことをリアルタイムに認識することができる。さ
らに、ディスプレイ4に表示されたメッセージは、模範
演奏の演奏情報および実演奏の演奏情報とともにRAM
5に記憶される。何れの演奏情報もMIDIデータ形式
で記録すると好適である。この記録内容は後にディスプ
レイ4に表示させたり、フロッピーディスクに転送でき
るため、演奏者は演奏が終了した後に、メッセージを含
めて演奏操作の内容を見直すことも可能である。
【0033】さて、ステップSP18が終了すると、次
に処理はステップSP19に進むが、自動演奏がオフで
ある場合はステップSP19において特に処理は行われ
ない。このように、自動演奏がオフであれば、演奏者に
よるマニュアル演奏に基づいて発音等の処理が行われる
が、ノートコードあるいはベロシティが不適切な場合は
自動的に訂正される。
【0034】2.2.2.自動演奏オン ここで、演奏者がスタートスイッチ14bを押下する
と、その旨がセンサ部3を介して検出される。その後に
処理がステップSP2に進み自動演奏処理ルーチン(図
5)が呼び出されると、上述したようにステップSP3
2,33を介して、フラグBFが“1”に設定され、ア
ドレスAD1が「1」に設定される。そして、模範演奏
の演奏データの読出しアドレスであるアドレスAD1=
「1」またはそれ以降の演奏データにおいて、最初のデ
ュレーションデータがレジスタDに格納される。
【0035】次に、ステップSP34〜SP37を介し
てステップSP39に進むと、モード1処理サブルーチ
ン(図7)が呼び出される。図において処理がステップ
SP61に進むと、レジスタDの内容は「0」であるか
否かが判定される。
【0036】先にステップSP33でセットされたデュ
レーションデータが「0」でなければ「NO」と判定さ
れ、処理は自動演奏処理ルーチン(図5)を介してメイ
ンルーチン(図2)に戻る。ここでは、以後、テンポに
応じた周期毎に割込処理ルーチン(図3)が呼び出さ
れ、レジスタDがデクリメントされるとともにレジスタ
Sがインクリメントされる。
【0037】(1)適切なタイミングの実演奏に対する
処理 ここで、演奏者が何れかの鍵を操作すると、鍵盤処理ル
ーチンにおいて処理はステップSP11,SP12を順
次介してステップSP14に進む。ここでは、フラグA
Fが“0”に設定され、レジスタSに「0」が代入され
る。次に、処理がステップSP15に進むと、「模範演
奏の正規のタイミングよりも所定時間以上前に鍵の操作
があったか否か」が判定される。
【0038】これは、模範演奏の演奏情報において次の
イベントが発生するタイミングと現在時刻との差に基づ
いて判断される。ここで、模範演奏におけるタイミング
と実演奏のタイミングとが近接している場合は「NO」
と判定され、処理はステップSP18に進む。
【0039】すなわち何れかの鍵のキーオンが検出され
た場合は、キーオン信号、その鍵のノートコードおよび
ベロシティが適宜修正された後に電子音源2に供給さ
れ、電子音源2において対応する音の発音が開始され
る。次に、処理がステップSP19に進むと、今回の鍵
操作に対応するイベントデータのアドレスがアドレスA
D2に格納される。
【0040】以後、タイマ割込みが発生する毎に割込処
理ルーチン(図3)が呼び出され、レジスタDがデクリ
メントされるとともにレジスタSがインクリメントされ
る。ここで、レジスタSは先にステップSP14が実行
された際に「0」に設定されたから、レジスタSは鍵が
最後に操作された後の経過時間を指標することになる。
【0041】メインルーチン(図2)に戻り、処理がス
テップSP3に進むと、自動演奏処理ルーチン(図5)
が呼び出され、そのステップSP39を介してモード1
処理サブルーチン(図7)が呼び出される。ここでは、
レジスタDが「0」になるまで実質的な処理は行われな
い。タイマ割込みが繰返えされることにより、やがてレ
ジスタDが「0」になると、ステップSP61において
「YES」と判定され処理はステップSP62に進む。
【0042】ここでは、上述したステップSP52と同
様の処理が行われる。すなわち、次のデュレーションデ
ータが読み出されるまでアドレスAD1が進められ、デ
ュレーションデータが読み出されると、その値が再びレ
ジスタDに格納される。次に、処理がステップSP63
に進むと、レジスタSの値が所定値を超えたか否かが判
定される。ここで、「所定値」は演奏中の楽曲における
最長のイベント間隔よりも充分大きい値に設定されてい
る。
【0043】従って、通常は、レジスタSの値は該所定
値に達する前に「0」に戻される(ステップSP14)
から、ステップSP63においては「NO」と判定さ
れ、処理は自動演奏処理ルーチン(図5)を介してメイ
ンルーチンに戻る。以後同様に、適切な実演奏が行われ
ている限りにおいて実演奏におけるイベントのみに基づ
いて楽音制御が行われ(ステップSP18)、模範演奏
に基づく自動演奏は行われない。
【0044】(2)鍵操作が長時間無かった場合の処理 ステップSP62においてデュレーションデータがレジ
スタDに格納されると、割込処理ルーチンが実行される
毎にステップSP22を介してレジスタDがデクリメン
トされる。ここで、鍵操作が全く発生しなかった場合
は、やがてレジスタDは「0」になり、モード1処理サ
ブルーチンにおいてステップSP62が再び実行され
る。
【0045】そして、割込処理ルーチンが実行される毎
にステップSP22を介してレジスタDがデクリメント
される。以後、同様の処理が繰返されることになる。こ
こで、レジスタDの内容はステップSP62が実行され
る毎に新たな値に設定されるが、レジスタSの値は鍵操
作が発生してステップSP14が実行されるまで「0」
に再設定されることはない。
【0046】すなわち、演奏者が鍵操作を行わなけれ
ば、割込処理ルーチンのステップSP22が実行される
毎にレジスタSがインクリメントされ、その値が時間の
経過とともに大きくなる。これにより、レジスタSはや
がてステップSP63における所定値を超えることにな
る。その後にレジスタDが「0」になりモード1処理サ
ブルーチンが呼び出されると、処理はステップSP62
に進み、次のデュレーションデータが読出され、レジス
タDに格納される。
【0047】次に、処理がステップSP63に進むと、
レジスタSの値は所定値を超えているから「YES」と
判定され処理はステップSP64に進む。ここでは、上
述したステップSP53と同様に、新たに読出されたイ
ベントデータが電子音源2に送出される。これにより、
電子音源2においては、楽音信号の発生あるいは消音等
の処理が行われる。
【0048】それ以降も、演奏者による鍵操作が検出さ
れない限りレジスタSの内容は増えつづけるため、ステ
ップSP63においては常に「YES」と判定されるこ
とになる。この結果、モード1処理サブルーチンにおけ
る動作はモード0処理サブルーチン(図6)における動
作と全く同様になり、模範演奏に基づく自動演奏が継続
されることになる。
【0049】ここで何らかの鍵操作が検出されると、鍵
盤処理ルーチン(図4)において処理はステップSP1
1,SP12を順次介してステップSP14に進む。こ
こで、レジスタSには「0」が格納され、フラグAFは
“0”に設定される。この鍵操作が模範演奏の正規のタ
イミングよりも所定時間以上前に為されたものでなかっ
た場合には、処理はステップSP15を介してステップ
SP18に進み、この鍵操作に基づく発音あるいは消音
等の処理が行われることになる。
【0050】次に、レジスタDが「0」になった後に自
動演奏処理ルーチン(図5)が呼び出され、さらにモー
ド1処理サブルーチン(図7)が呼び出されると、処理
はステップSP61,SP62を順次介してステップS
P63に進む。レジスタSは先にステップSP14にお
いて「0」に設定されたから、その後に割込処理ルーチ
ン(図3)が何回か呼び出されたとしても、レジスタS
の値は所定値には達しない。従って、ステップSP63
においては、再び「NO」と判定されるようになり、模
範演奏に基づく自動演奏は停止されることになる。
【0051】このように、モード1において模範演奏が
オン状態になっていると、鍵操作が所定期間以上無かっ
た場合に、その期間内の模範演奏の演奏情報が順次読み
飛ばされ(ステップSP62)、該所定期間以後の模範
演奏に基づく自動演奏を自動的に開始させることができ
る。
【0052】従って、演奏者が実演奏中に演奏すべきパ
ートが解らなくなった場合等においても、レジスタSが
所定値に達するまでの若干の空白期間を置いて模範演奏
に基づく自動演奏が開始されるから、演奏者の失敗をあ
る程度リカバーすることができる。しかも、演奏すべき
パートを演奏者が再び認識できた時は、鍵盤12の操作
によって模範演奏に基づく自動演奏が終了するから、し
かる後には、演奏者の実演奏に基づく楽音合成処理を継
続することができる。
【0053】(3)鍵操作が早すぎた場合の処理 次に、演奏者の鍵操作が模範演奏の正規のタイミングよ
りも所定時間以上前に為された場合の処理を説明する。
かかる場合に鍵盤処理ルーチン(図4)が呼び出される
と、ステップSP11,SP12,SP14を介して処
理はステップSP15に進み、ここで「YES」と判定
され処理はステップSP16に進む。
【0054】ステップSP16においては、模範演奏の
正規のタイミングと実演奏のタイミングとの差がレジス
タRに格納され、さらにフラグCFが“1”にセットさ
れる。次に、処理がステップSP17に進むと、操作さ
れた鍵に関する情報(キーオン/キーオフの別、ノート
コード、ベロシティ等)がRAM5の所定領域に格納さ
れる。このように、鍵操作が早すぎた場合には、電子音
源2に対する制御が行われることなく、鍵盤処理ルーチ
ンが終了する。このとき、ステップSP18と同様に、
実演奏と模範演奏とを比較して実演奏の情報を修正す
る。
【0055】次に、タイマ割込みが発生すると、割込処
理ルーチン(図3)においてステップSP21を介して
処理はステップSP22に進み、レジスタDがデクリメ
ントされるとともにレジスタSがインクリメントされ
る。次に、処理がステップSP23に進むと、フラグC
Fが“1”であるか否かが判定される。フラグCFはス
テップSP16において“1”にセットされたから「Y
ES」と判定され処理はステップSP24に進む。
【0056】ステップSP24にあっては、レジスタR
がデクリメントされる。次に、処理がステップSP25
に進むと、レジスタRの内容は「0」であるか否かが判
定される。ここで「NO」と判定されると、割込処理ル
ーチンは終了する。その後、テンポに応じた周期毎に割
込処理ルーチンが呼び出されると、その度にレジスタ
D,RがデクリメントされるとともにレジスタSがイン
クリメントされる。
【0057】やがてレジスタRが「0」になると、ステ
ップSP25において「YES」と判定され処理はステ
ップSP26に進む。ここでは、先に鍵盤処理ルーチン
(図4)のステップSP17で記憶された情報(キーオ
ン/キーオフの別、ノートコード、ベロシティ等)が電
子音源2に送出され、発音/消音処理等が行われる。
【0058】このように、モード1において模範演奏が
オン状態になっていると、模範演奏の演奏情報と比較し
て実演奏における鍵操作が早すぎた場合は、その早すぎ
た期間だけ遅らせて発音等の処理が行われるから、演奏
の不自然さを緩和することができる。
【0059】2.3.モード2における動作(自動演奏
オン) ここで、演奏者がモード切換スイッチ14aをモード2
にセットすると、ステップSP4においてその旨が検出
される。なお、モード2において自動演奏がオフである
状態の処理はモード1の場合と同様であるため、自動演
奏がオン状態である時の処理について説明する。
【0060】(1)適切なタイミングの実演奏に対する
処理 ここで、演奏者が適切なタイミングで何れかの鍵を操作
すると、モード1の場合と同様に、鍵盤処理ルーチン
(図4)においてステップSP14,SP18,SP1
9の処理が実行される。すなわち、ステップSP14に
おいては、フラグAFが“0”に設定され、レジスタS
に「0」が代入され、ステップSP18においては電子
音源2に対して操作された鍵の情報が送出され電子音源
2において発音または消音処理が開始される。そして、
ステップSP19においては、今回の鍵操作に対応する
イベントデータのアドレスがアドレスAD2に格納され
る。
【0061】以後、タイマ割込みが発生する毎に割込処
理ルーチン(図3)が呼び出され、レジスタDがデクリ
メントされるとともにレジスタSがインクリメントされ
る。ここで、メインルーチン(図2)において処理がス
テップSP3に進むと、自動演奏処理ルーチン(図5)
が呼び出され、さらにモード2処理サブルーチン(図
8)が呼び出される。
【0062】図8において処理がステップSP71に進
むと、レジスタSが所定値を超えているか否かが判定さ
れる。この所定値は上述したステップSP62における
所定値と同一の値であり、適切なタイミングの実演奏が
行われている限りこの条件は充足されない。従って、こ
こでは「NO」と判定され処理はステップSP76に進
む。
【0063】ここでは、レジスタDが「0」であるか否
かが判定される。上記割込処理ルーチン(図3)が繰返
されてレジスタDが「0」になった場合は「YES」と
判定され処理はステップSP77に進む。ここでは、上
記ステップSP52およびSP62と同様の処理が行わ
れる。すなわち、次のデュレーションデータが読み出さ
れるまでアドレスAD1が進められ、デュレーションデ
ータが読み出されると、その値が再びレジスタDに格納
される。
【0064】次に、処理がステップSP78に進むと、
フラグAFは“1”であるか否かが判定される。フラグ
AFは、先の鍵盤処理ルーチン(図4)のステップSP
14において“0”に設定されたから「NO」と判定さ
れ、処理は自動演奏処理ルーチン(図5)を介してメイ
ンルーチン(図2)に戻る。以後同様に、適切なタイミ
ングで実演奏が行われている限りにおいて実演奏におけ
るイベントのみに基づいて楽音制御が行われ(ステップ
SP18)、模範演奏に基づく自動演奏は行われない。
【0065】(2)鍵操作が長時間無かった場合の処理 鍵操作が長時間無かった場合には、モード1の動作と同
様に、時間の経過とともにレジスタSの内容が大とな
り、やがてステップSP71における所定値を超えるよ
うになる。かかる状態でモード2処理サブルーチンが呼
び出されると、ステップSP71において「YES」と
判定され処理はステップSP72に進む。
【0066】ここでは、フラグAFが“0”であるか否
かが判定される。フラグAFは最後に鍵操作が検出され
た際に鍵盤処理ルーチン(図4)のステップSP14に
おいて“0”に設定されたから、ここでは「YES」と
判定され処理はステップSP73に進む。ステップSP
73においては、アドレスAD2の次のイベントデータ
が読出され、該イベントデータが電子音源2に送出され
る。
【0067】ここで、アドレスAD2には、図4のステ
ップSP19において、最後の鍵操作に対応するアドレ
スがセットされている。従って、電子音源2には、「最
後の鍵操作の後に行われるべきであった鍵操作」に係る
イベントデータが送出されることになる。これにより、
該イベントデータに基づく発音あるいは消音処理が直ち
に実行されることになる。
【0068】次に、処理がステップSP74に進むと、
先にステップSP73で読出されたイベントデータの次
のデュレーションデータがレジスタDに格納されるとと
もに、このデュレーションデータのアドレスがアドレス
AD1に設定される。次に、処理がステップSP75に
進むと、フラグAFが“1”に設定される。
【0069】次に、処理がステップSP76に進むと、
レジスタDが「0」であるか否かが判定される。先のス
テップSP74においてレジスタDに「1」以上の値が
設定されたとすると、ここで「NO」と判定され、モー
ド2処理サブルーチンの処理は終了する。処理が自動演
奏処理ルーチン(図5)を介してメインルーチン(図
2)に戻ると、ステップSP4,SP5,SP2を介し
て再び自動演奏処理ルーチンおよびモード2処理サブル
ーチンが呼び出される。
【0070】ここでは、レジスタSは未だ「0」にリセ
ットされていないため処理はステップSP71を介して
ステップSP72に進む。ここで、フラグAFは先にス
テップSP75が実行された際に“1”に設定されたか
ら「NO」と判定され、ステップSP76を介して処理
は自動演奏処理ルーチンに戻る。このように、フラグA
Fが“0”であってレジスタDが「0」でない場合は、
モード2処理サブルーチン(図8)においては実質的な
処理は行われない。
【0071】その後、タイマ割込みが繰返されると、割
込処理ルーチン(図3)のステップSP22においてレ
ジスタDがデクリメントされつづけるから、やがてレジ
スタDは「0」になる。その後にモード2処理サブルー
チンが呼び出され処理がステップSP76に進むと「Y
ES」と判定され処理はステップSP77に進む。ここ
では、上記ステップSP52と同様に、次のデュレーシ
ョンデータが読み出されるまでアドレスAD1が進めら
れ、読み出されたデュレーションデータがレジスタDに
格納される。
【0072】次に処理がステップSP78に進むと、フ
ラグAFが“1”であるか否かが判定される。フラグA
Fは先にステップSP75が実行された際に“1”に設
定されたから「YES」と判定され、処理はステップS
P79に進む。ここでは、上記ステップSP53と同様
の処理が行われる。すなわち、ステップSP77で読出
されたイベントデータが電子音源2に送出され、該イベ
ントデータに基づく発音・消音処理等が行われることに
なる。
【0073】以後同様に、鍵操作が全く検出されなけれ
ば、タイマ割込み毎にレジスタDをデクリメントする処
理(図3のステップSP22)と、レジスタDが「0」
に達した際に次のデュレーションデータをレジスタDに
セットする処理(SP77)と、該デュレーションデー
タとともに読出されたイベントデータに基づいて音源制
御を行う処理(SP78)とが繰返され、模範演奏に基
づく自動演奏が継続されることになる。
【0074】ここで何らかの鍵操作が検出されると、モ
ード1の場合と同様の処理が行われる。すなわち、鍵盤
処理ルーチン(図4)において処理はステップSP1
1,SP12を順次介してステップSP14に進み、レ
ジスタSには「0」が格納され、フラグAFは“0”に
設定される。この鍵操作が模範演奏の正規のタイミング
よりも所定時間以上前に為されたものでなかった場合に
は、処理はステップSP15を介してステップSP18
に進み、この鍵操作に基づく発音あるいは消音等の処理
が行われることになる。
【0075】次に、自動演奏処理ルーチン(図5)が呼
び出され、さらにモード2処理サブルーチン(図8)が
呼び出されると、ステップSP71において「NO」と
判定されるようになる。そして、レジスタDが「0」に
なった後にステップSP76を介して処理がステップS
P77に進むと、次のデュレーションデータが読出さ
れ、その値がレジスタDに格納される。但し、鍵操作に
際してステップSP14においてフラグAFは“0”に
設定されたから、ステップSP78においては「NO」
と判定され、ステップSP79の自動演奏処理は行われ
ないことになる。
【0076】(3)鍵操作が早すぎた場合の処理 鍵操作が早すぎた場合、すなわち演奏者の鍵操作が模範
演奏の正規のタイミングよりも所定時間以上前に為され
た場合の処理は、モード1の場合と同様である。すなわ
ち、ステップSP16において、模範演奏の正規のタイ
ミングと実演奏のタイミングとの差がレジスタRに格納
され、さらにフラグCFが“1”にセットされる。
【0077】また、ステップSP17においては、操作
された鍵に関する情報がRAM5の所定領域に格納され
る。そして、タイマ割込みが発生する毎にステップSP
24において、レジスタRがデクリメントされ、レジス
タRの内容が「0」になると、先にステップSP17で
記憶された情報が電子音源2に送出され、発音/消音処
理等が行われる。
【0078】3.実施形態の効果 (1)上述したように、モード1において自動演奏がオ
ン状態になっていると、鍵操作が所定期間以上無かった
場合に、その期間内の模範演奏の演奏情報が順次読み飛
ばされ、該所定期間以後の模範演奏に基づく自動演奏を
自動的に開始させることができる。この様子を図9(a)
〜(c)に示しておく。図9(a)および(b)は各々模範演奏
および実演奏の演奏情報である。
【0079】小節A,Bにおいては、実演奏は模範演奏
に追従しているが、小節Bの終了後に途切れている。実
演奏が途中で途切れると、所定時間(図示の例では小節
C,Dの区間)だけ待機した後、模範演奏に基づく自動
演奏が開始される。モード1(同図(c))においては、
模範演奏のタイミングと等しくなるように小節Eから自
動演奏が開始されるのである。
【0080】一方、モード2においては、実演奏が途切
れた箇所である小節Cから自動演奏が開始される。すな
わち、モード2においては、同様な場合において演奏情
報が読み飛ばされることなく、該所定時間だけ遅れて自
動演奏が開始される。この様子を同図(d)に示してお
く。
【0081】モード1においては、模範演奏の演奏タイ
ミングが維持されるため、演奏者が他の演奏者とともに
アンサンブルを行っている場合に選択すると好適であ
る。これは、アンサンブルを行う場合に一部の楽器のタ
イミングが狂うと、著しい不具合を呈するからである。
一方、モード2においては、模範演奏の演奏情報が読み
飛ばされることなく再生されるため、特に演奏者が独奏
を行っている場合に用いて好適である。このように、本
実施形態においては、演奏者は、演奏態様に応じて最適
なモードを自由に選択できる。
【0082】(2)また、ステップSP18の処理が行
われることにより、演奏者が本来の鍵に隣接する鍵を押
下するなどのミスタッチ等を行った場合に、模範演奏の
内容を優先して発音させることができる。さらに、押鍵
が強すぎたり弱すぎたりした場合においても、適切なベ
ロシティで発音させることができる。
【0083】4.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
例えば以下のように種々の変形が可能である。 (1)上記実施形態のステップSP18においては、実
演奏におけるベロシティが模範演奏のもに対して所定範
囲以上外れる場合は、実演奏におけるベロシティは模範
演奏のベロシティに置き換えられた。しかし、かかる場
合に該所定範囲の上限または下限にベロシティを設定し
てもよい。
【0084】例えば、模範演奏のベロシティが「54」
であって所定範囲が「±5」(すなわち49〜59)で
あったとする。ここで実演奏のベロシティが「60」以
上である場合は「59」を修正値とし、実演奏のベロシ
ティが「48」以下であれば「49」を修正値にすれば
よい。これにより、模範演奏に対して大きく外れること
が無く、かつ、実演奏のニュアンスを活かしつつ、楽音
を発生させることができる。
【0085】(2)上記実施形態のステップSP17お
よびステップSP18においては、実演奏におけるノー
トコードが模範演奏のノートコードと異なる場合には全
て模範演奏のノートコードに置換されるようにしたが、
ミスタッチは模範演奏のノートコードと近接する範囲内
(例えば半オクターブ以内)で通常起こるため、実演奏
におけるノートコードと模範演奏のノートコードとの差
が所定値以上(例えば半オクターブ以上)の場合には、
演奏者が意図的に模範演奏と異なる演奏をしたものと判
断してノートコードの置換を行わないようにしてもよ
い。
【0086】これはベロシティについても同様であり、
実演奏のベロシティが模範演奏のベロシティよりも所定
範囲(ステップSP17およびステップSP18で判断
される所定範囲よりも大きい)以上外れる場合には演奏
者が意図的に模範演奏と異なる実演奏をしたものと判断
してベロシティの置換を行わないようにしてもよい。ま
た、実演奏におけるノートコードと模範演奏のノートコ
ードとが協和音程の関係などの所定の関係にある場合に
は、演奏者が模範演奏のノートコードの協和音程のノー
トコード等を意図的に指示したと判断して、ノートコー
ドの置換を行わないようにしてもよい。
【0087】(3)上記実施形態においては、ディスプ
レイ4で楽譜を表示するようにしたが、これに限らず、
鍵盤の各鍵毎にその近傍にLED等の表示器を設け、模
範演奏の進行に応じて押下すべき鍵に対応する表示器を
点灯するようにしてもよい。また、ステップSP17お
よびステップSP18においてどの演奏情報が修正され
たかを記憶するようにして、次回の演奏練習時において
押下すべき鍵を表示するに際し、前回の演奏練習で修正
があった箇所と無かった箇所とで表示態様を異ならせる
ようにすれば、前回の演奏練習で修正の有った箇所につ
いて演奏者の注意を喚起することができ、練習効果が向
上する。
【0088】(4)上記実施形態は演奏者は鍵盤を操作
することを想定したものであるが、MIDI信号等の演
奏情報が得られる演奏操作子であれば、その形態を問わ
ず利用できることは言うまでもない。さらに、上述した
各制御プログラムの内容をCD−ROMあるいはフロッ
ピーディスク等の記録媒体に格納することにより、汎用
パーソナルコンピュータにおいて同様の処理を行うこと
も可能である。
【0089】(5)また、上記実施形態においては、鍵
盤12の実演奏と模範演奏とを比較したが、ペダル13
のオンオフあるいは踏み込み量等についても実演奏と模
範演奏とを比較し、鍵盤12の場合と同様に演奏情報を
修正してもよい。また、電子楽器においては、鍵盤やペ
ダル以外に各種の音色設定操作子が設けられているか
ら、これらの操作情報に関しても同様に修正してもよ
い。
【0090】(6)また、上記実施形態のモード2にお
いては、実演奏の操作タイミングが模範演奏の正規のタ
イミングよりも大幅に遅れた場合、実演奏が途切れた時
点の演奏情報に遡って模範演奏が自動演奏される。この
際、模範演奏の本来の進行(模範演奏を遡らせなかった
場合の進行)に追い付くまでの間は、模範演奏の演奏デ
ータのデュレーションを小さく(例えば半分に)して模
範演奏の進行速度を早め、模範演奏の本来の進行に追い
付いた時点で本来のデュレーションに戻すようにしても
よい。
【0091】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
入力演奏情報の入力タイミングおよび入力演奏情報と基
準演奏情報との比較結果に基づいて楽音信号を生成する
から、演奏内容を自動的に修正しつつ発音することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の電子楽器のブロック図
である。
【図2】 上記電子楽器のメインルーチンのフローチャ
ートである。
【図3】 上記電子楽器の割込処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図4】 上記電子楽器の鍵盤処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図5】 上記電子楽器の自動演奏処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図6】 上記電子楽器のモード0処理サブルーチンの
フローチャートである。
【図7】 上記電子楽器のモード1処理サブルーチンの
フローチャートである。
【図8】 上記電子楽器のモード2処理サブルーチンの
フローチャートである。
【図9】 上記電子楽器の動作説明図である。
【図10】 上記電子楽器に採用される演奏情報の構成
を示す図である。
【符号の説明】
2……電子音源、3……センサ部、4……ディスプレ
イ、5……RAM、6……ROM、7……フロッピーデ
ィスクドライブ、8……出力ポート、9……アンプ、1
0……スピーカ、11……ヘッドホン、12……鍵盤、
13……ペダル、14……操作パネル、14a……モー
ド切換スイッチ、14b……スタートスイッチ、14c
……ストップスイッチ、15……バス。
フロントページの続き Fターム(参考) 5D378 KK16 KK17 KK44 MM36 MM37 MM47 MM48 MM49 MM53 MM54 MM58 MM64 MM65 MM72 MM79 MM92 NN06 NN12 NN16 NN18 NN22 NN24 QQ08 TT02 TT10 TT17 TT22 TT24 XX05 ZZ05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準演奏情報を記憶した記憶手段と、 演奏者による演奏に基づき実演奏情報を発生する実演奏
    情報発生手段と、 楽音信号を発生する楽音信号発生手段と、 前記実演奏情報に基づいて前記楽音信号楽音信号発生手
    段に対して楽音信号の発生を指示する制御手段であっ
    て、前記実演奏情報と前記基準演奏情報とが所定の関係
    にある場合にのみ、前記基準演奏情報に基づいて前記実
    演奏情報を修正し、該修正された実演奏情報に基づいて
    前記楽音信号発生手段に対して楽音信号の発生を指示す
    る制御手段とを有することを特徴とする楽音生成装置。
  2. 【請求項2】 前記基準演奏情報および前記実演奏情報
    は発生すべき楽音信号の音高を指示する音高情報を含
    み、 前記制御手段は、前記基準演奏情報に含まれる音高情報
    と前記実演奏情報に含まれる音高情報とが一致しない場
    合であっても、前記基準演奏情報に含まれる音高情報と
    前記実演奏情報に含まれる音高情報との差が所定値以上
    である場合、あるいは、前記基準演奏情報に含まれる音
    高情報と前記実演奏情報に含まれる音高情報とが所定の
    音程関係にある場合には、前記実演奏情報の修正を行わ
    ないことを特徴とする請求項1記載の楽音生成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記実演奏情報が前記
    基準演奏情報を含む所定範囲以内であるか否かを判断
    し、該所定範囲より外れている場合には前記実演奏情報
    を前記所定範囲の境界値に修正することを特徴とする請
    求項1記載の楽音生成装置。
  4. 【請求項4】 基準演奏情報を記憶した記憶手段と、 演奏者による演奏に基づき実演奏情報を発生する実演奏
    情報発生手段と、 楽音信号を発生する楽音信号発生手段と、 前記基準演奏情報と前記実演奏情報との比較結果に基づ
    いて前記楽音信号発生手段に対して楽音信号の発生を指
    示する制御手段であって、前記実演奏情報の発生が所定
    時間以上中断した場合、あるいは、前記基準演奏情報に
    基づき規定されるタイミングから所定時間以上経過して
    も前記実演奏情報が発生されない場合、前記基準演奏情
    報に基づいて前記楽音信号発生手段に対して楽音信号の
    発生を指示する制御手段とを有することを特徴とする楽
    音生成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記実演奏情報の発生
    が中断した時点から所定時間経過したタイミング、ある
    いは、前記基準演奏情報に基づき規定されるタイミング
    から所定時間経過したタイミングに対応する前記基準演
    奏情報に基づいて前記楽音信号発生手段に対して楽音信
    号の発生を指示するものであることを特徴とする請求項
    4記載の楽音生成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記実演奏情報の発生
    が中断したタイミング、あるいは、前記基準演奏情報に
    基づき規定されるタイミングに対応する前記基準演奏情
    報に基づいて、前記楽音信号発生手段に対して楽音信号
    の発生を指示するものであることを特徴とする請求項4
    記載の楽音生成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、モード1およびモード
    2の動作モードを指定可能であり、前記モード1が指示
    された場合には、前記実演奏情報の発生が中断した時点
    から所定時間経過したタイミング、あるいは、前記基準
    演奏情報に基づき規定されるタイミングから所定時間経
    過したタイミングに対応する前記基準演奏情報に基づい
    て前記楽音信号発生手段に対して楽音信号の発生を指示
    し、前記モード2が指示された場合には、前記実演奏情
    報の発生が中断したタイミング、あるいは、前記基準演
    奏情報に基づき規定されるタイミングに対応する前記基
    準演奏情報に基づいて前記楽音信号発生手段に対して楽
    音信号の発生を指示するものであることを特徴とする請
    求項4記載の楽音生成装置。
  8. 【請求項8】 基準演奏情報を記憶する過程と、 演奏者による演奏に基づき実演奏情報を発生する過程
    と、 前記実演奏情報と前記基準演奏情報とが所定の関係にあ
    る場合にのみ、前記基準演奏情報に基づいて前記実演奏
    情報を修正し、適宜修正された該実演奏情報に基づいて
    楽音信号を発生する過程とを有することを特徴とする楽
    音生成方法。
  9. 【請求項9】 基準演奏情報を記憶する過程と、 演奏者による演奏に基づき実演奏情報を発生する過程
    と、 前記実演奏情報に基づいて楽音信号を発生する過程と、 前記実演奏情報の発生が所定時間以上中断した場合、あ
    るいは、前記基準演奏情報に基づき規定されるタイミン
    グから所定時間以上経過しても前記実演奏情報が発生さ
    れない場合、前記基準演奏情報に基づいて楽音信号を発
    生する過程と、 を有することを特徴とする楽音生成方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9の何れかに記載の方
    法を実行するプログラムを記録したことを特徴とする記
    録媒体。
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