JP2000187016A - 半導体イオンセンサ - Google Patents

半導体イオンセンサ

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JP2000187016A
JP2000187016A JP10363959A JP36395998A JP2000187016A JP 2000187016 A JP2000187016 A JP 2000187016A JP 10363959 A JP10363959 A JP 10363959A JP 36395998 A JP36395998 A JP 36395998A JP 2000187016 A JP2000187016 A JP 2000187016A
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JP
Japan
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gate electrode
ion
field
effect transistor
film
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JP10363959A
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English (en)
Inventor
Yukio Iitaka
幸男 飯高
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オン抵抗が小さく高感度で且つ小型化が可能な
半導体イオンセンサを提供する。 【解決手段】p形シリコン基板1の主表面側に、互いに
並列接続される複数の電界効果型トランジスタセル20
が形成されている。各電界効果型トランジスタセル20
は、MOSFETの構造を有し、p形シリコン基板1の
主表面側にドレイン領域2とソース領域3とが離間して
形成され、両領域2,3間のチャネル部4上にゲート絶
縁膜5を介してゲート電極16が形成されている。各電
界効果型トランジスタセル20のゲート電極16同士は
ゲート電極配線26により接続されている。ゲート電極
配線26上に絶縁酸化膜19を介してイオン感応膜6が
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体イオンセン
サに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、溶液(測定液)中のイオンの
濃度(活量)を電気信号に変換するデバイスとしてIS
FET(Ion Sensitive Field Effect Transisto
r)と呼ばれる半導体イオンセンサが提供されている。
この種の半導体イオンセンサは、図2に示すように、p
形シリコン基板1の主表面側にn+層よりなるドレイン
領域2’とn+層よりなるソース領域3’とが離間して
形成され、両領域2’,3’間のチャネル部4’上にゲ
ート絶縁膜5’を介してイオン感応膜6が形成されてい
る。また、ドレイン領域2’上にはドレイン電極7’が
形成され、ソース領域3’上にはソース電極8’が形成
されており、各電極7’,8’上には保護膜10が形成
されている。なお、図2中の9は絶縁酸化膜を示す。
【0003】要するに、図2に示す構成のISFET
は、電界効果型トランジスタのドレイン・ソース間のチ
ャネル部上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電
極に相当する部分に、イオン感応膜6を形成してあるの
で、イオン濃度の大きさに応じてチャネル部4’の電位
が変わって、チャネル部4’の電気抵抗が変化すること
になり、ドレイン・ソース間の電流が変化する。
【0004】したがって、この種の半導体イオンセンサ
は、ドレイン・ソース間の電流を検出するようにすれ
ば、検出電流を増幅する増幅回路や増幅回路の出力に基
づいてイオン濃度を演算する制御回路などと併用するこ
とにより、イオン濃度を算出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の半導体イオンセンサでは、イオン感応膜6がI
SFETにおけるゲート絶縁膜5’上にのみ形成されて
いるので、オン抵抗を小さくするために複数のISFE
Tを同一のp形シリコン基板1に形成したり、また、イ
オン感度を上げたり安定化を図るためにイオン感応膜6
の表面積を増大させると、個々のISFETの面積が大
きくなりチップサイズが大型化してしまうという不具合
があった。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、オン抵抗が小さく高感度で且つ小型
化が可能な半導体イオンセンサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、互いに並列接続される複数の電
界効果型トランジスタセルが形成された基板と、各電界
効果型トランジスタセルのゲート電極同士を接続したゲ
ート電極配線と、ゲート電極配線上に絶縁膜を介して形
成されたイオン感応膜とを備えることを特徴とするもの
であり、複数の電界効果型トランジスタセルを並列接続
したことによりオン抵抗を小さくすることができ、各電
界効果型トランジスタセルのゲート電極同士がゲート電
極配線で接続されゲート電極配線上に絶縁膜を介してイ
オン感応膜が形成されているから、電界効果型トランジ
スタセルのサイズを大きくすることなくイオン感応膜の
面積だけを大きくすることができて高感度化が図れ、複
数のISFETを設けて各ISFETのイオン感応膜の
表面積を大きくした場合に比べてチップサイズの小型化
を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施形態の半導体イオンセンサ
は、図1に示すように、p形シリコン基板1の主表面側
に、互いに並列接続される複数の電界効果型トランジス
タセル20が形成されている。ここにおいて、各電界効
果型トランジスタセル20は、MOSFETの構造を有
し、p形シリコン基板1の主表面側にn+層よりなるド
レイン領域2とn+層よりなるソース領域3とが離間し
て形成され、両領域2,3間のチャネル部4上にシリコ
ン酸化膜よりなるゲート絶縁膜5を介してポリシリコン
よりなるゲート電極16が形成されている。また、ドレ
イン領域2上にはドレイン電極7が形成され、ソース領
域3上にはソース電極8が形成されている。
【0009】ところで、本実施形態の半導体イオンセン
サでは、各電界効果型トランジスタセル20のゲート電
極16同士がポリシリコンよりなるゲート電極配線26
により接続されており、ゲート電極配線26上に絶縁酸
化膜(絶縁膜)19を介してイオン感応膜6が形成され
ている。要するに、本実施形態の半導体イオンセンサ
は、複数の電界効果型トランジスタセル20の全ての上
にわたってイオン感応膜6が形成されており、イオン感
応膜6の電位の変化をゲート電極配線26を通して各電
界効果型トランジスタセル20のゲート電極16に伝達
できるようになっている。なお、図1中の9は絶縁酸化
膜を示す。
【0010】しかして、本実施形態では、複数の電界効
果型トランジスタセル20を並列接続したことによりオ
ン抵抗を小さくすることができ、各電界効果型トランジ
スタセル20のゲート電極16同士がゲート電極配線2
6で接続されゲート電極配線26上に絶縁酸化膜19を
介してイオン感応膜6が形成されているから、電界効果
型トランジスタセル20のサイズを大きくすることなく
イオン感応膜6の面積だけを大きくすることができて高
感度化が図れ、複数のISFETを設けて各ISFET
のイオン感応膜6の表面積を大きくした場合に比べてチ
ップサイズの小型化を図ることができる。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明は、互いに並列接続され
る複数の電界効果型トランジスタセルが形成された基板
と、各電界効果型トランジスタセルのゲート電極同士を
接続したゲート電極配線と、ゲート電極配線上に絶縁膜
を介して形成されたイオン感応膜とを備えるので、複数
の電界効果型トランジスタセルを並列接続したことによ
りオン抵抗を小さくすることができ、各電界効果型トラ
ンジスタセルのゲート電極同士がゲート電極配線で接続
されゲート電極配線上に絶縁膜を介してイオン感応膜が
形成されているから、電界効果型トランジスタセルのサ
イズを大きくすることなくイオン感応膜の面積だけを大
きくすることができて高感度化が図れ、複数のISFE
Tを設けて各ISFETのイオン感応膜の表面積を大き
くした場合に比べてチップサイズの小型化を図ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す断面図である。
【図2】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 p形シリコン基板 2 ドレイン領域 3 ソース領域 4 チャネル部 5 ゲート絶縁膜 6 イオン感応膜 16 ゲート電極 19 絶縁酸化膜 20 電界効果型トランジスタセル 26 ゲート電極配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに並列接続される複数の電界効果型
    トランジスタセルが形成された基板と、各電界効果型ト
    ランジスタセルのゲート電極同士を接続したゲート電極
    配線と、ゲート電極配線上に絶縁膜を介して形成された
    イオン感応膜とを備えることを特徴とする半導体イオン
    センサ。
JP10363959A 1998-12-22 1998-12-22 半導体イオンセンサ Withdrawn JP2000187016A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542733A (ja) * 2005-05-30 2008-11-27 メトラー−トレド アクチェンゲゼルシャフト 電気化学センサ
JP2009288214A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界効果型センサ
JP2013539049A (ja) * 2010-10-08 2013-10-17 ディーエヌエー エレクトロニクス エルティーディー Isfet装置

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JP2009288214A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界効果型センサ
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Effective date: 20060307