JP2000186477A - ブラインド - Google Patents

ブラインド

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JP2000186477A
JP2000186477A JP10364595A JP36459598A JP2000186477A JP 2000186477 A JP2000186477 A JP 2000186477A JP 10364595 A JP10364595 A JP 10364595A JP 36459598 A JP36459598 A JP 36459598A JP 2000186477 A JP2000186477 A JP 2000186477A
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JP
Japan
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drive shaft
brake device
braking force
blind
braking
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JP10364595A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Komaki
俊朗 駒木
Toshibumi Sue
俊文 須江
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Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製品のサイズに応じて最適な制動力を発揮し得
るブレーキ装置を備えたブラインドを提供する。 【解決手段】ヘッドボックス1内に回転可能に支持され
た駆動軸6から昇降コード4を介して遮蔽材2を昇降可
能に吊下支持し、遮蔽材2の下降操作時には、該遮蔽材
2を自重により下降させるブラインドにおいて、遮蔽材
下降操作時の駆動軸6の回転を制動するブレーキ装置1
1を備え、該ブレーキ装置11には制動力調整装置12
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、横型ブライン
ド、プリーツカーテンあるいはたくし上げカーテン等の
昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】横型ブラインドの昇降装置の一種類とし
て、ヘッドボックスから垂下された操作手段を操作する
ことにより、昇降コードを巻上げてスラットを引上げ可
能とし、スラットを下降させる場合にはヘッドボックス
内に配設された自重降下防止装置の作動を解除して、ス
ラット及びボトムレールをその自重により下降させるよ
うにしたものがある。
【0003】このような横型ブラインドでは、スラット
及びボトムレールの自重による下降操作時に、その下降
速度が速すぎると、騒音が発生したり昇降装置が故障す
る原因となる。
【0004】そこで、下降速度を所定速度以下に規制す
るブレーキ装置がヘッドボックス内に配設されている。
このブレーキ装置は、摩擦ブレーキあるいはオイルダン
パー等が使用される。
【0005】このようなブレーキ装置は、カーテン生地
を自重により下降させる構成としたたくし上げカーテン
あるいはプリーツカーテンにも使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような横型ブラ
インドでは、スラットの段数及び重量の変化に基づいて
必要な制動力が変化する。従って、製品のサイズに応じ
た制動力を備えたブレーキ装置を備える必要があるた
め、製品のサイズ毎にブレーキ装置を用意する必要があ
る。
【0007】このため、ブレーキ装置を多種類用意する
必要があるため、部品点数が増大し、製品コストが上昇
するという問題点がある。このような問題点は、上記た
くし上げカーテン及びプリーツカーテンにおいても同様
に存在する。
【0008】この発明の目的は、製品のサイズに応じて
最適な制動力を発揮し得るブレーキ装置を備えたブライ
ンドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1では、ヘッドボ
ックス内に回転可能に支持された駆動軸から昇降コード
を介して遮蔽材を昇降可能に吊下支持し、前記遮蔽材の
下降操作時には、該遮蔽材を自重により下降させるブラ
インドにおいて、前記遮蔽材下降操作時の前記駆動軸の
回転を制動するブレーキ装置を備え、該ブレーキ装置に
は制動力調整装置を設けた。
【0010】請求項2では、前記ブレーキ装置は、回生
動作により前記駆動軸に対し制動力を発生するモータで
構成し、前記制動力調整装置は、前記モータの回生動作
時に形成される電流ループに可変抵抗器を介在させた。
【0011】請求項3では、前記ブレーキ装置と駆動軸
との間には、前記遮蔽材の下降操作時にのみ駆動軸の回
転をブレーキ装置に伝達するワンウェイクラッチ装置を
介在させた。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1に示す横型ブラ
インドは、ヘッドボックス1から多数段のスラット2が
ラダーコード(図示しない)を介して吊下支持され、そ
のラダーコードの下端にはボトムレール3が吊下支持さ
れている。
【0013】前記スラット2の両側部には昇降コード4
が挿通され、その昇降コード4の下端は前記ボトムレー
ル3に接続される。前記昇降コード4の上端部は、前記
ヘッドボックス1内において回転可能に支持された巻取
りパイプ5に巻着されている。
【0014】前記巻取りパイプ5には駆動軸6が嵌挿さ
れ、その駆動軸6の一端は操作装置7の出力軸に取着さ
れる。前記操作装置7の入力軸にはプーリー8が取着さ
れ、そのプーリー8には無端状の操作コード9が掛装さ
れて、ヘッドボックス1から垂下されている。前記操作
装置7には自重降下防止装置が内蔵されている。
【0015】そして、操作コード9を操作してプーリー
8を一方へ回転させると、操作装置7を介して駆動軸6
が昇降コード4の巻取り方向に回転され、巻取りパイプ
5が同方向に回転される。また、操作コード9を操作し
てプーリー8を他方へ僅かに回転させると、自重降下防
止装置の作動が解除され、駆動軸6がスラット2及びボ
トムレール3の重量に基づいて自在に回転可能な状態と
なる。
【0016】前記駆動軸6の他端には、ワンウェイクラ
ッチ装置10を介してブレーキ装置11が接続される。
前記ワンウェイクラッチ装置10は減速装置を内蔵し、
前記駆動軸6のスラット下降方向の回転のみを減速して
前記ブレーキ装置11に伝達する。
【0017】前記ブレーキ装置11は、前記ワンウェイ
クラッチ装置10の出力軸の回転に基づいて回転駆動さ
れる直流モータで構成され、その直流モータによる制動
力を調整するための制動力調整装置12が、この横型ブ
ラインドの設置位置近傍の壁面等に取着されて、ブレー
キ装置11に電気的に接続されている。
【0018】前記ブレーキ装置11及び制動力調整装置
12の電気的構成を図2に示す。前記ブレーキ装置11
を構成する直流モータ13の入力端子間には、前記制動
力調整装置12を構成する可変抵抗器14が接続され、
その可変抵抗器14の抵抗値は制動力調整装置12に設
けられた操作ダイアル15の操作により調整可能であ
る。
【0019】そして、前記駆動軸6の回転により直流モ
ータ13が回転されると、その直流モータ13が発電機
として動作し、その発電電流が可変抵抗器14を介在さ
せた電流ループで消費される。従って、直流モータ13
がその回生動作により駆動軸6に対し制動力を付与し、
その制動力は可変抵抗器14の抵抗値に比例して大きく
なる。
【0020】次に、上記のように構成された横型ブライ
ンドの作用を説明する。操作コード9をスラット引上げ
方向に操作すると、駆動軸6が回転されて昇降コード4
が巻取りパイプ5に巻き取られ、ボトムレール3及びス
ラット2が引上げられる。
【0021】このとき、ワンウェイクラッチ装置10に
より、駆動軸6の回転はブレーキ装置11には伝達され
ない。そして、操作コード9の操作を停止すれば、操作
装置7内の自重降下防止装置が作動して、スラット2が
所望位置に吊下支持される。
【0022】操作コード9をスラット下降方向に引く
と、操作装置7内の自重降下防止装置の作動が解除さ
れ、駆動軸6が自在に回転可能な状態となる。すると、
スラット2及びボトムレール3が自重により下降する。
【0023】このとき、駆動軸6の回転がワンウェイク
ラッチ装置10を介してブレーキ装置11に伝達され、
制動力調整装置12で設定された制動力が駆動軸6に作
用し、駆動軸6の回転速度が所定値以下に抑制される。
【0024】上記のような横型ブラインドでは、次に示
す作用効果を得ることができる。 (1)スラット2及びボトムレール3を自重降下させる
場合、その下降速度をブレーキ装置11で調整すること
ができる。 (2)ブレーキ装置11は、直流モータ13の回生制動
により駆動軸6に制動力を付与することができる。 (3)直流モータ13の回生制動による制動力は、制動
力調整装置12の操作ダイアル15を操作して、直流モ
ータ13に接続される電流ループ上の可変抵抗器14の
抵抗値を変化させることにより調整することができる。 (4)ブレーキ装置11の制動力を調整することができ
るので、このブレーキ装置11をサイズの異なる多種類
の横型ブラインドに使用することができる。 (5)直流モータ13による制動力は、駆動軸6の回転
速度が低下するにつれて小さくなる。従って、スラット
2が最下限近傍まで下降して、駆動軸6に作用する重量
が小さくなって駆動軸6の回転速度が低下すると、駆動
軸6に作用する制動力も小さくなるため、スラット2を
最下限まで確実に下降させることができる。 (6)ワンウェイクラッチ装置10により、スラット2
の下降操作時にのみ駆動軸6とブレーキ装置11とが接
続されるので、スラット2の引上げ操作時に無用な制動
力の作用を防止して、スラット2の引上げ操作を軽微な
操作力で行うことができる。
【0025】上記実施の形態は、次に示すように変更す
ることもできる。 ・上記ブレーキ装置を、たくし上げカーテンあるいはプ
リーツカーテンに鷹揚することもできる。 ・直流モータに接続される電流ループにスイッチを設
け、スラットの下降操作時にのみそのスイッチを導通さ
せるようにしてもよい。このような構成とすれば、ワン
ウェイクラッチ装置10を省略することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は製品の
サイズに応じて最適な制動力を発揮し得るブレーキ装置
を備えたブラインドの昇降装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の横型ブラインドを示す正面図
である。
【図2】 ブレーキ装置の電気的構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ヘッドボックス 2 遮蔽材(スラット) 4 昇降コード 11 ブレーキ装置 12 制動力調整装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックス内に回転可能に支持され
    た駆動軸から昇降コードを介して遮蔽材を昇降可能に吊
    下支持し、前記遮蔽材の下降操作時には、該遮蔽材を自
    重により下降させるブラインドにおいて、 前記遮蔽材下降操作時の前記駆動軸の回転を制動するブ
    レーキ装置を備え、該ブレーキ装置には制動力調整装置
    を設けたことを特徴とするブラインド。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ装置は、回生動作により前
    記駆動軸に対し制動力を発生するモータで構成し、前記
    制動力調整装置は、前記モータの回生動作時に形成され
    る電流ループに可変抵抗器を介在させたことを特徴とす
    る請求項1記載のブラインド。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ装置と駆動軸との間には、
    前記遮蔽材の下降操作時にのみ駆動軸の回転をブレーキ
    装置に伝達するワンウェイクラッチ装置を介在させたこ
    とを特徴とする請求項2記載のブラインド。
JP10364595A 1998-12-22 1998-12-22 ブラインド Pending JP2000186477A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007197952A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 電動ブラインドの駆動装置
WO2018096732A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 平田機工株式会社 搬送方法および搬送装置

Cited By (3)

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