JP3173314U - 日射遮蔽装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操作コード13の操作に基づいて正逆方向の回転トルクを出力する操作装置11と、駆動軸10を逆方向にのみ自動的に回転させて遮蔽材を操作する自動装置と、操作装置から出力される正方向の回転トルクのみを駆動軸に伝達し、自動装置の動作時には駆動軸の回転を操作装置に伝達しないクラッチ装置26とを備えて日射遮蔽装置を構成する。さらに、操作装置11をフレームの左右端のいずれにも取着可能とし、操作装置には該操作装置をフレームのいずれの端部に取着してもプーリー12から室内側に垂下される操作コード13の操作に基づいてクラッチ装置26を介して駆動軸10に正方向の回転を伝達するギヤ機構19,22等を設ける。
【選択図】図2
Description
請求項4では、前記段数調整装置は、前記第一の伝達歯車を付け替えて支持可能とした第一及び第二の支軸を前記操作装置のケースに備えた。
以下、この考案を具体化した第一の実施形態を図面に従って説明する。図1に示すたくし上げカーテンは、フレーム1からカーテン生地2が吊下支持され、そのカーテン生地2の下端部に形成された袋状部3内にボトムレール4が挿通支持されている。
前記操作装置11の具体的構成を図2〜図11に従って説明する。図2に示すように、操作装置11のケース14は四角箱状に形成され、その先端側に前記フレーム1内に嵌挿可能とした筒状部15が形成されている。前記筒状部15は、前後方向に線対称状に形成され、前記フレーム1の左右両端部のいずれにも嵌挿可能となっている。また、ケース14の基端側は開口されるとともに、その開口部に蓋材16を取着可能となっている。
前記プーリー12と前記第一の伝達歯車19の入力軸19aとの間には、トルクリミッターが配設されている。このトルクリミッターは、常にはプーリー12の回転トルクを係合筒21、捩じりコイルスプリング20、捩じりコイルスプリング20と第一の伝達歯車19の入力軸19aとの間の摩擦を介して第一の伝達歯車19に伝達する。
すなわち、前記昇降コード6の巻き取り方向の回転が前記出力歯車25からクラッチ装置26を介して駆動軸10に伝達され、その逆方向の回転は駆動軸10には伝達されない。また、カーテン生地2の自重降下操作時の駆動軸10の回転は出力歯車25には伝達されない。
図1に示すように、フレーム1の右端に取着される右操作用の操作装置11では、図2及び図6に示すように、プーリー12及び第一の伝達歯車19が第一の支軸17に支持されている。
この操作装置11をフレーム1の左端に取着する場合には、図3及び図9に示すように、プーリー12及び第一の伝達歯車19を第二の支軸18に支持される状態に付け替え、この状態でフレーム1の左端に筒状部15を嵌着するとともに、クラッチ装置26の出力軸28に駆動軸10の端部を嵌着する。
(1)カーテン生地2の自重降下操作時に、ボールチェーン13の周回を防止することができる。
(2)操作装置11を、クラッチ装置26を含めて右操作用及び左操作用の操作装置として共通して使用することができる。
(3)プーリー12及び第一の伝達歯車19を第一の支軸17と第二の支軸18とのいずれかに付け替えることにより、右操作用あるいは左操作用の操作装置として使用することができる。そして、右操作用あるいは左操作用のいずれの場合にも、プーリー12から室内側に垂下されるボールチェーン13を引き下げることにより、カーテン生地2の所望高さまでの引き上げ操作と、カーテン生地2の自重降下操作とを行うことができる。
(第二の実施形態)
図12〜図17は、操作装置の第二の実施形態を示す。この実施形態は、右操作用及び左操作用の操作装置として共通して使用可能とし、かつフレーム1内のストッパー装置の交換を必要としない操作装置を提供するものである。操作装置以外の構成は、前記第一の実施形態と同様であり、第一の実施形態と同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
前記クラッチ装置26の出力軸には第八の伝達歯車36が嵌着され、その第八の伝達歯車36に第九の伝達歯車37が噛み合わされ、第九の伝達歯車37に第十の伝達歯車38が噛み合わされている。
(1)カーテン生地2の自重降下操作時に、ボールチェーン13の周回を防止することができる。
(2)操作装置31を、クラッチ装置26を含めて右操作用及び左操作用の操作装置として共通して使用することができる。
(3)プーリー12を第五の伝達歯車33から第七の伝達歯車35に付け替え、ケース32を左右方向に転換するとともに、上下方向にひっくり返し、ケース32をフレーム1の左端に取着し、駆動軸10を第十の伝達歯車38に嵌着すると、右操作用の操作装置31の部品及びクラッチ装置26を変更することなく、左操作用の操作装置31として使用することができる。
(4)操作装置31を右操作用及び左操作用のいずれで使用しても、プーリー12から室内側に垂下されるボールチェーン13を下方へ引き下げてカーテン生地2の昇降操作を行うことができる。
(5)操作装置31を右操作用及び左操作用のいずれに使用しても、プーリー12から室内側に垂下されるボールチェーン13を操作して、ストッパー装置29の作動及び解除操作を行うことができるので、共通のストッパー装置29を使用して駆動軸10を同一方向に回転操作することができる。
・上記実施形態の操作装置は、たくし上げカーテン以外に、プリーツカーテン、横型ブラインド、ロールブラインド等にも実施することができる。ボールチェーンの操作で巻取軸を回転させてスクリーンを下降させ、スクリーンの巻取軸内に配設されるスプリングモーターの駆動力で巻取軸を回転させてスクリーンを引き上げるロールブラインドでは、ストッパー装置の作動方向を逆転させればよい。
Claims (5)
- フレームに回転可能に支持された駆動軸と、
前記駆動軸の回転に基づいて昇降される遮蔽材と、
前記フレームの端部に取着され、プーリーから垂下される無端状の操作コードの操作に基づいて正逆方向の回転トルクを出力する操作装置と、
前記駆動軸を逆方向にのみ自動的に回転させて前記遮蔽材を引き上げ操作あるいは下降操作する自動装置と、
前記操作装置の出力軸から出力される正方向の回転トルクのみを前記駆動軸に伝達し、前記自動装置の動作時には前記駆動軸の逆方向の回転を前記操作装置のプーリーに伝達しないクラッチ装置と
を備えた日射遮蔽装置において、
前記操作装置を前記フレームの左右端のいずれにも取着可能とし、前記操作装置には該操作装置を前記フレームのいずれの端部に取着しても前記プーリーから室内側に垂下される操作コードの操作に基づいて前記クラッチ装置を介して前記駆動軸に正方向の回転を伝達するギヤ機構を備えたことを特徴とする日射遮蔽装置。 - 前記ギヤ機構は、
前記プーリーと一体に回転する第一の伝達歯車と、
前記クラッチ装置の入力軸と一体に回転する出力歯車と、
前記第一の伝達歯車と前記出力歯車との間に介在して、前記第一の伝達歯車の回転を前記出力歯車の正方向の回転に変換する変換装置と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の日射遮蔽装置。 - 前記変換装置は、前記第一の伝達歯車と前記出力歯車の間に介在される歯車の段数を奇数段ずつ増減させる段数調整装置を備えたことを特徴とする請求項2記載の日射遮蔽装置。
- 前記段数調整装置は、前記第一の伝達歯車を付け替えて支持可能とした第一及び第二の支軸を前記操作装置のケースに備えたことを特徴とする請求項3記載の日射遮蔽装置。
- 前記ギヤ機構は、
前記プーリーと前記クラッチ装置の入力軸との間に介在される入力側歯車群と、
前記クラッチ装置の出力軸と前記駆動軸との間に介在される出力側歯車群と
を備え、
前記入力側歯車群及び出力側歯車群の段数が同一となるように、前記プーリーを前記入力歯車群に接続可能とするとともに前記駆動軸を前記出力歯車群に接続可能としたことを特徴とする請求項1記載の日射遮蔽装置。
Priority Applications (1)
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JP2011006773U JP3173314U (ja) | 2011-11-16 | 2011-11-16 | 日射遮蔽装置 |
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JP2011006773U JP3173314U (ja) | 2011-11-16 | 2011-11-16 | 日射遮蔽装置 |
Publications (1)
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JP3173314U true JP3173314U (ja) | 2012-02-02 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3173314U (ja) |
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