JP2000186294A - 自動盤用切削加工油組成物 - Google Patents

自動盤用切削加工油組成物

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JP2000186294A
JP2000186294A JP36539298A JP36539298A JP2000186294A JP 2000186294 A JP2000186294 A JP 2000186294A JP 36539298 A JP36539298 A JP 36539298A JP 36539298 A JP36539298 A JP 36539298A JP 2000186294 A JP2000186294 A JP 2000186294A
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cutting oil
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JP36539298A
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Hideo Yokota
秀雄 横田
Noboru Aota
昇 青田
Masanori Ihi
政則 井比
Yoshitaka Natsume
芳孝 夏目
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mitsubishi Oil Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩素系極圧剤を全く含まず、かつ、自動盤の
ガイドブッシュ部を焼き付かせずにステンレス鋼、チタ
ン合金等の重切削を可能にする、自動盤用切削加工油組
成物を提供する。 【解決手段】 40℃での動粘度が3〜200mm2
sの鉱油系及び/又は合成油系潤滑油基油に対し、
(A)ジハイドロカルビルジチオリン酸亜鉛、ジハイド
ロカルビルジチオリン酸モリブデン、ジハイドロカルビ
ルジチオカルバミン酸亜鉛及びジハイドロカルビルジチ
オカルバミン酸モリブデンの中から選ばれる少なくとも
1種の有機金属化合物、(B)硫黄系極圧剤、並びに
(C)全塩基価が50〜500mgKOH/gのスルフ
ォネートを含有してなる自動盤用切削加工油組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非塩素系の自動盤用
切削加工油組成物に関し、詳しくは、特にステンレス鋼
やチタン合金の切削加工において好ましく用いられる自
動盤用切削加工油組成物に関する。また塩素系添加剤を
含有せず、かつ、金属の切削加工や研削加工において良
好な効果を有する油剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動切削加工盤(以下「自動盤」と称す
る)はその構造的な特徴としてガイドブッシュを備えて
おり、このガイドブッシュにより細長物の切削加工を可
能にしている。この自動盤で通常の切削油を用いてステ
ンレス鋼やチタン合金等を切削加工すると、ガイドブッ
シュ部に過度の荷重がかかり、ガイドブッシュ部が焼き
付く(かじりを生ずる)という問題があった。そこで、
従来、自動盤でステンレス鋼やチタン合金等を切削加工
する際には、ガイドブッシュ部の潤滑油としての用途も
兼ねる、塩素化パラフィン等の塩素系極圧剤を多量に含
む切削加工油を用いることで、ガイドブッシュ部の焼き
付き(かじり)を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、焼却の
際のダイオキシン発生等の環境問題の高まりから、塩素
系の極圧剤を含有しない自動盤用の切削加工油の開発の
必要性が急速に高まってきた。
【0004】本発明は、塩素系極圧剤を全く含まず、か
つ、自動盤のガイドブッシュ部を焼き付かせずにステン
レス鋼、チタン合金等の重切削を可能にする、自動盤用
切削加工油組成物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の自動
盤用切削加工油組成物は、40℃での動粘度が3〜20
0mm2 /sの鉱油系及び/又は合成油系潤滑油基油に
対し、(A)ジハイドロカルビルジチオリン酸亜鉛、ジ
ハイドロカルビルジチオリン酸モリブデン、ジハイドロ
カルビルジチオカルバミン酸亜鉛及びジハイドロカルビ
ルジチオカルバミン酸モリブデンの中から選ばれる少な
くとも1種の有機金属化合物、(B)硫黄系極圧剤、並
びに(C)全塩基価が50〜500mgKOH/gのス
ルフォネートを含有してなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の自動盤用切削加工油組成
物における基油は、鉱油系及び/又は合成油系の潤滑油
基油である。これら潤滑油基油の40℃での動粘度の下
限値は、3mm2 /s、好ましくは5mm2 /sであ
り、一方、その上限値は、200mm2 /s、好ましく
は100mm2 /sである。潤滑油基油の40℃での動
粘度が3mm2 /s未満の場合は、油膜強度が低下し、
これを含む組成物の潤滑性が悪化し、一方、200mm
2 /sを超える場合は、切削加工部への組成物の浸透性
が悪化するため、それぞれ好ましくない。
【0007】本発明における潤滑油基油は、上記の動粘
度以外は特に限定されるものではなく、通常潤滑油の基
油として使用されているものであれば鉱油系、合成系及
びこれらの混合物であるいわゆる半合成系を問わず使用
できる。
【0008】鉱油系潤滑油基油としては、例えば、原油
を常圧蒸留及び減圧蒸留して得られた潤滑油留分を、溶
剤脱れき、溶剤抽出、水素化分解、溶剤脱ろう、接触脱
ろう、水素化精製、硫酸洗浄、白土処理等の精製処理等
を適宜組み合わせて精製して得られるパラフィン系、ナ
フテン系等の油やノルマルパラフィンが使用できる。
【0009】また合成油としては、特に制限はないが、
ポリ−α−オレフィン(1−オクテンオリゴマー、1−
デセンオリゴマー、エチレン−プロピレンオリゴマー
等)及びその水素化物、イソブテンオリゴマー及びその
水素化物、イソパラフィン、アルキルベンゼン、アルキ
ルナフタレン、ジエステル(ジトリデシルグルタレー
ト、ジ2−エチルヘキシルアジペート、ジイソデシルア
ジペート、ジトリデシルアジペート、ジ2−エチルヘキ
シルセバケート等)、ポリオールエステル(トリメチロ
ールプロパンカプリレート、トリメチロールプロパンペ
ラルゴネート、ペンタエリスリトール2−エチルヘキサ
ノエート、ペンタエリスリトールペラルゴネート等)、
ポリオキシアルキレングリコール、ジアルキルジフェニ
ルエーテル、並びにポリフェニルエーテル等が使用でき
る。
【0010】なお、これらの鉱油系基油又は合成系基油
は単独で使用しても良く、またこれらの中から選ばれる
2種以上の基油を任意の混合割合で組み合わせて使用し
てもよい。また2種以上の基油を混合して使用する場合
は、個々の基油の40℃での動粘度が3〜200mm2
/sの範囲内である必要はなく、混合した状態での40
℃での動粘度が3〜200mm2 /sの範囲内になりさ
えすれば、任意の粘度の基油を混合して用いることがで
きる。
【0011】本発明の自動盤用切削加工油組成物におけ
る(A)成分は、(A−1)ジハイドロカルビルジチオ
リン酸亜鉛、(A−2)ジハイドロカルビルジチオリン
酸モリブデン、(A−3)ジハイドロカルビルジチオカ
ルバミン酸亜鉛及び(A−4)ジハイドロカルビルジチ
オカルバミン酸モリブデンの中から選ばれる少なくとも
1種の有機金属化合物である。
【0012】ここでいう(A−1)ジハイドロカルビル
ジチオリン酸亜鉛には下記の一般式(1)で表される化
合物が、(A−2)ジハイドロカルビルジチオリン酸モ
リブデンには下記の一般式(2)で表される化合物が、
(A−3)ジハイドロカルビルジチオカルバミン酸亜鉛
には下記の一般式(3)で表される化合物が、また(A
−4)ジハイドロカルビルジチオカルバミン酸モリブデ
ンには下記の一般式(4)で表される化合物が、それぞ
れ含まれる。
【0013】
【化1】 上記一般式(1)において、R1 、R2 、R3 及びR4
は、それぞれ個別に、炭素数1〜24の炭化水素基を示
している。
【0014】
【化2】 上記一般式(2)において、R5 、R6 、R7 及びR8
は、それぞれ個別に、炭素数1〜24の炭化水素基を示
し、a及びbは、a=0〜4、b=0〜4であり、かつ
a+b=4である整数を示している。
【0015】
【化3】 上記一般式(3)において、R9 、R10、R11及びR12
は、それぞれ個別に、炭素数1〜24の炭化水素基を示
している。
【0016】
【化4】 上記一般式(4)において、R13、R14、R15及びR16
は、それぞれ個別に、炭素数1〜24の炭化水素基を示
し、c及びdは、c=0〜4、d=0〜4であり、かつ
c+d=4である整数を示している。
【0017】一般式(1)におけるR1 、R2 、R3
びR4 、一般式(2)におけるR5、R6 、R7 及びR8
、一般式(3)におけるR9 、R10、R11及びR12
並びに一般式(4)におけるR13、R14、R15及びR16
は、それぞれ個別に、炭素数1〜24の炭化水素基を示
すが、これら炭素数1〜24の炭化水素基としては、炭
素数1〜24の直鎖状又は分枝状のアルキル基、炭素数
3〜24の直鎖状又は分枝状のアルケニル基、炭素数5
〜13のシクロアルキル基又は直鎖状若しくは分枝状ア
ルキルシクロアルキル基、炭素数6〜18のアリール基
又は直鎖状若しくは分枝状アルキルアリール基、炭素数
7〜19のアリールアルキル基等のいずれかであること
が好ましい。またアルキル基やアルケニル基は第1級で
も、第2級でも、第3級であってもよい。
【0018】R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R
7 、R8 、R9 、R10、R11、R12、R13、R14、R15
又はR16として、具体的には、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル
基、ドデシ基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタ
デシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデ
シル基、ノナデシル基、イコシル基、ヘンイコシル基、
ドコシル基、トリコシル基、テトラコシル基等のアルキ
ル基(これらアルキル基は直鎖状でも分枝状でも良
い);プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、
ブタジエニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテ
ニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウン
デセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデ
セニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプ
タデセニル基、オレイル基等のオクタデセニル基、ノナ
デセニル基、イコセニル基、ヘンイコセニル基、ドコセ
ニル基、トリコセニル基、テトラコセニル基等のアルケ
ニル基(これらアルケニル基は直鎖状でも分枝状でも良
く、また二重結合の位置も任意である);シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシクロ
アルキル基;メチルシクロペンチル基、ジメチルシクロ
ペンチル基、エチルシクロペンチル基、プロピルシクロ
ペンチル基、エチルメチルシクロペンチル基、トリメチ
ルシクロペンチル基、ジエチルシクロペンチル基、エチ
ルジメチルシクロペンチル基、プロピルメチルシクロペ
ンチル基、プロピルエチルシクロペンチル基、ジ−プロ
ピルシクロペンチル基、プロピルエチルメチルシクロペ
ンチル基、メチルシクロヘキシル基、ジメチルシクロヘ
キシル基、エチルシクロヘキシル基、プロピルシクロヘ
キシル基、エチルメチルシクロヘキシル基、トリメチル
シクロヘキシル基、ジエチルシクロヘキシル基、エチル
ジメチルシクロヘキシル基、プロピルメチルシクロヘキ
シル基、プロピルエチルシクロヘキシル基、ジ−プロピ
ルシクロヘキシル基、プロピルエチルメチルシクロヘキ
シル基、メチルシクロヘプチル基、ジメチルシクロヘプ
チル基、エチルシクロヘプチル基、プロピルシクロヘプ
チル基、エチルメチルシクロヘプチル基、トリメチルシ
クロヘプチル基、ジエチルシクロヘプチル基、エチルジ
メチルシクロヘプチル基、プロピルメチルシクロヘプチ
ル基、プロピルエチルシクロヘプチル基、ジ−プロピル
シクロヘプチル基、プロピルエチルメチルシクロヘプチ
ル基等のアルキルシクロアルキル基(これらアルキル基
は直鎖状でも分枝状でも良く、またアルキル基のシクロ
アルキル基への結合位置も任意である);フェニル基、
ナフチル基等のアリール基;トリル基、キシリル基、エ
チルフェニル基、プロピルフェニル基、エチルメチルフ
ェニル基、トリメチルフェニル基、ブチルフェニル基、
プロピルメチルフェニル基、ジエチルフェニル基、エチ
ルジメチルフェニル基、テトラメチルフェニル基、ペン
チルフェニル基、ヘキシルフェニル基、ヘプチルフェニ
ル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、デシル
フェニル基、ウンデシルフェニル基、ドデシルフェニル
基等のアルキルアリール基(これらアルキル基は直鎖状
でも分枝状でも良く、またアルキル基のアリール基への
結合位置も任意である);ベンジル基、メチルベンジル
基、ジメチルベンジル基、フェネチル基、メチルフェネ
チル基、ジメチルフェネチル基等のアリールアルキル基
(これらアルキル基は直鎖状でも分枝状でも良く、また
アリール基のアルキル基への結合位置も任意である);
等が例示できる。
【0019】R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R
7 、R8 、R9 、R10、R11、R12、R13、R14、R15
又はR16がとり得る上記炭化水素基の中でも、その炭化
水素基が、直鎖状又は分枝状の炭素数1〜18のアルキ
ル基である場合、若しくは炭素数6〜18のアリール基
又は直鎖状若しくは分枝状アルキルアリール基である場
合が特に好ましい。
【0020】また、本発明の(A)成分としては、上述
した(A−1)ジハイドロカルビルジチオリン酸亜鉛、
(A−2)ジハイドロカルビルジチオリン酸モリブデ
ン、(A−3)ジハイドロカルビルジチオカルバミン酸
亜鉛及び(A−4)ジハイドロカルビルジチオカルバミ
ン酸モリブデンの中から選ばれる2種以上の化合物の任
意割合での混合物を使用することもできる。
【0021】本発明の自動盤用切削加工油組成物におい
て、(A)成分の含有量は任意であるが、(A)成分の
含有量の下限値は、組成物全量基準で、金属元素(Zn
又はMo)量換算で、好ましくは0.1質量%、より好
ましくは0.2質量%であり、一方、(A)成分の含有
量の上限値は、組成物全量基準で、金属元素(Zn又は
Mo)量換算で、好ましくは1.0質量%、より好まし
くは0.6質量%である。(A)成分の含有量が、組成
物全量基準で、金属元素量換算で0.1質量%未満の場
合は自動盤の加工性能が低下し、一方、(A)成分の含
有量が、組成物全量基準で、金属元素量換算で1.0質
量%を超える場合は、含有量に見合うだけの加工性能向
上効果が得られず、経済的に不利であるため、それぞれ
好ましくない。
【0022】本発明の自動盤用切削加工油組成物におけ
る(B)成分は、硫黄系極圧剤である。(B)成分の硫
黄系極圧剤としては、具体的には、ジハイドロカルビル
ポリサルファイド及び硫化油脂の中から選ばれる1種の
化合物又は2種以上の化合物の任意の割合での混合物が
挙げられる。
【0023】ここでいうジハイドロカルビルポリサルフ
ァイドは、一般的にポリサルファイド又は硫化オレフィ
ンと呼ばれる硫黄系化合物であり、具体的には以下の一
般式(5)で表される化合物を意味する。
【0024】
【化5】 上式中、R17及びR18は、それぞれ個別に、炭素数3〜
20の直鎖状又は分枝状のアルキル基、又は炭素数6〜
20のアリール基、アルキルアリール基あるいはアリー
ルアルキル基を示し、一方、eは2〜6、好ましくは2
〜5の数を示している。
【0025】R17及びR18としては、具体的には、プロ
ピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、
ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデ
シル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシ
ル基、ノナデシル基、イコシル基等のアルキル基(これ
らアルキル基は直鎖状でも分枝状でも良い);フェニル
基、ナフチル基等のアリール基;トリル基、エチルフェ
ニル基、プロピルフェニル基、ブチルフェニル基、ペン
チルフェニル基、ヘキシルフェニル基、ヘプチルフェニ
ル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、デシル
フェニル基、ウンデシルフェニル基、ドデシルフェニル
基、キシリル基、エチルメチルフェニル基、ジエチルフ
ェニル基、ジプロピルフェニル基、ジブチルフェニル
基、メチルナフチル基、エチルナフチル基、プロピルナ
フチル基、ブチルナフチル基、ジメチルナフチル基、エ
チルメチルナフチル基、ジエチルナフチル基、ジプロピ
ルナフチル基、ジブチルナフチル基等のアルキルアリー
ル基(これらアルキル基は直鎖状でも分枝状でも良く、
またアルキル基のアリール基への結合位置も任意であ
る);ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピ
ル基等のアリールアルキル基(これらアルキル基は直鎖
状でも分枝状でも良く、またアリール基のアルキル基へ
の結合位置も任意である);等が例示できる。
【0026】これらの中でも、(5)式中のR17及びR
18としては、それぞれ個別に、プロピレン、1−ブテン
又はイソブチレンから誘導された炭素数3〜18のアル
キル基、又は炭素数6〜8のアリール基、アルキルアリ
ール基あるいはアリールアルキル基であることが好まし
い。これらの基としては、具体的には、イソプロピル
基、プロピレン2量体から誘導される分枝状ヘキシル
基、プロピレン3量体から誘導される分枝状ノニル基、
プロピレン4量体から誘導される分枝状ドデシル基、プ
ロピレン5量体から誘導される分枝状ペンタデシル基、
プロピレン6量体から誘導される分枝状オクタデシル
基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、1−ブテ
ン2量体から誘導される分枝状オクチル基、イソブチレ
ン2量体から誘導される分枝状オクチル基、1−ブテン
3量体から誘導される分枝状ドデシル基、イソブチレン
3量体から誘導される分枝状ドデシル基、1−ブテン4
量体から誘導される分枝状ヘキサデシル基、イソブチレ
ン4量体から誘導される分枝状ヘキサデシル基等の分枝
状アルキル基;フェニル基、トリル基、エチルフェニル
基、キシリル基等のアルキルアリール基;ベンジル基、
フェニルエチル基等のアリールアルキル基;等が例示で
きる。
【0027】さらに(5)式中のR17及びR18として
は、切削加工性能に優れる点から、それぞれ個別に、プ
ロピレン又はイソブチレンから誘導された炭素数3〜1
8の分枝状アルキル基であることがより好ましく、プロ
ピレン又はイソブチレンから誘導された炭素数6〜15
の分枝状アルキル基であることが特に好ましい。
【0028】一方、ここでいう硫化油脂としては、具体
的には、牛脂、豚脂、魚脂、菜種油、大豆油等の動植物
油脂;オレイン酸、リノール酸、リノレン酸やこれら動
植物油脂から抽出された脂肪酸類等の不飽和脂肪酸;こ
れら不飽和脂肪酸と各種アルコールや酸塩化物を反応さ
せて得られる不飽和脂肪酸エステル;及びこれらの混合
物等を任意の方法で硫化することにより得られるもの等
が例示できる。
【0029】(B)成分の硫黄系極圧剤の硫黄含有量は
任意であるが、ガイドブッシュの焼き付き防止性能や切
削加工性能に優れ、かつ加工油組成物の貯蔵安定性に優
れる点から、ジハイドロカルビルポリサルファイドを用
いる場合は、その硫黄含有量が好ましくは10〜50質
量%、より好ましくは20〜45質量%のものを使用す
るのが望ましく、また硫化油脂を用いる場合は、その硫
黄含有量が好ましくは2〜25質量%、より好ましくは
5〜20質量%のものを使用するのが望ましい。
【0030】本発明の自動盤用切削加工油組成物におい
て、(B)成分の含有量は任意であるが、(A)成分や
(C)成分とのガイドブッシュの焼き付き防止性能や切
削加工性能に対する相乗効果に優れる点から、組成物全
量基準で、その含有量の下限値は、硫黄元素量換算で、
好ましくは0.2質量%、より好ましくは0.5質量%
であり、一方、その含有量の上限値は、硫黄元素量換算
で、好ましくは10質量%、より好ましくは8質量%、
特に好ましくは6.5質量%である。
【0031】本発明の自動盤用切削加工油組成物におけ
る(C)成分は、スルフォネートである。この(C)ス
ルフォネートの全塩基価の下限値は、50mgKOH/
g、好ましくは100mgKOH/gである。一方、全
塩基価の上限値は、500mgKOH/g、好ましくは
450mgKOH/gである。全塩基価が50mgKO
H/g未満の(C)成分は、(A)成分や(B)成分と
のガイドブッシュの焼き付き防止性能や切削加工性能に
対する相乗効果が不十分であり、一方、全塩基価が50
0mgKOH/gを超えるスルフォネートは、通常、製
造が非常に難しく入手が困難であるため、それぞれ好ま
しくない。
【0032】なお、ここでいう全塩基価とは、JIS
K 2501−1992「石油製品及び潤滑油−中和価
試験方法」の6.に準拠した塩酸法により測定される全
塩基価を意味している。
【0033】なお、ここでいうスルフォネートとして
は、具体的には、塩基性アルカリ金属スルフォネート、
塩基性アルカリ土類金属スルフォネート、アルカリ金属
炭酸塩過塩基性アルカリ金属スルフォネート、アルカリ
金属ホウ酸塩過塩基性アルカリ金属スルフォネート、ア
ルカリ土類金属炭酸塩過塩基性アルカリ土類金属スルフ
ォネート、アルカリ土類金属ホウ酸塩過塩基性アルカリ
土類金属スルフォネート、又はこれらの混合物等が例示
できる。また、このアルカリ金属としては、ナトリウ
ム、カリウム等が、またアルカリ土類金属としては、マ
グネシウム、カルシウム、バリウム等が例示できる。
【0034】なお、(C)成分のスルフォネートとして
は、その塩基価が50〜500mgKOH/gの範囲に
ある限りにおいて、任意の方法で製造されたスルフォネ
ートを用いることができるが、原料としては、例えば、
数平均分子量が100〜1500、好ましくは200〜
700のアルキル芳香族化合物をスルフォン化すること
によって得られるアルキル芳香族スルフォン酸が好まし
く用いられ、このアルキル芳香族スルフォン酸として
は、具体的にはいわゆる石油スルフォン酸や合成スルフ
ォン酸等が挙げられる。
【0035】石油スルフォン酸としては、一般に鉱油の
潤滑油留分のアルキル芳香族化合物をスルフォン化した
ものやホワイトオイル製造時に副生する、いわゆるマホ
ガニー酸等が用いられる。また合成スルフォン酸として
は、例えば洗剤の原料となるアルキルベンゼン製造プラ
ントから副生したり、ベンゼンをポリオレフィンでアル
キル化することにより得られる、直鎖状や分枝状のアル
キル基を有するアルキルベンゼンを原料とし、これをス
ルフォン化したもの、あるいはジノニルナフタレンをス
ルフォン化したもの等が用いられる。またこれらアルキ
ル芳香族化合物をスルフォン化する際のスルフォン化剤
としては特に制限はないが、通常、発煙硫酸や硫酸が用
いられる。
【0036】塩基性アルカリ金属スルフォネートは、例
えば、上述したアルキル芳香族スルフォン酸と、アルカ
リ金属塩基(アルカリ金属の酸化物や水酸化物等)とを
反応させて得られる中性塩(正塩)を、水の存在下でさ
らに過剰のアルカリ金属塩やアルカリ金属塩基と加熱反
応させることにより得られる。
【0037】塩基性アルカリ土類金属スルフォネート
は、例えば、上述したアルキル芳香族スルフォン酸と、
アルカリ土類金属塩基(アルカリ土類金属の酸化物や水
酸化物等)とを直接反応させて得られる中性塩(正塩)
や、又は、一度ナトリウム塩やカリウム塩等のアルカリ
金属塩としてからアルカリ土類金属塩と置換反応させる
こと等により得られる中性塩(正塩)を、水の存在下で
過剰のアルカリ土類金属塩やアルカリ土類金属塩基と加
熱反応させることにより得られる。
【0038】アルカリ金属炭酸塩過塩基性アルカリ金属
スルフォネートは、例えば、上述した中性アルカリ金属
スルフォネートや塩基性アルカリ金属スルフォネート
を、炭酸ガスの存在下でさらにアルカリ金属塩基と反応
させることにより得られる。
【0039】アルカリ土類金属炭酸塩過塩基性アルカリ
土類金属スルフォネートは、例えば、上述した中性アル
カリ金属スルフォネート、塩基性アルカリ金属スルフォ
ネート、中性アルカリ土類金属スルフォネート、塩基性
アルカリ土類金属スルフォネートを、炭酸ガスの存在下
でさらにアルカリ土類金属塩基と反応させることにより
得られる。
【0040】またアルカリ金属ホウ酸塩過塩基性アルカ
リ金属スルフォネートやアルカリ土類金属ホウ酸塩過塩
基性アルカリ土類金属スルフォネートの製造法も任意で
あるが、例えば、中性(正塩)のアルカリ金属スルフォ
ネートやアルカリ土類金属スルフォネート等にアルカリ
金属塩基やアルカリ土類金属塩基等を分散させ、さらに
ホウ酸、ホウ酸塩又はホウ酸エステルを入れて系中でア
ルカリ金属ホウ酸塩分散体又はアルカリ土類金属ホウ酸
塩分散体を生成させることにより製造することができ
る。
【0041】また別の方法としては、上述したアルカリ
金属炭酸塩過塩基性アルカリ金属スルフォネートやアル
カリ土類金属炭酸塩過塩基性アルカリ土類金属スルフォ
ネートにホウ酸、ホウ酸塩又はホウ酸エステルを反応さ
せて、系中に分散しているアルカリ金属炭酸塩やアルカ
リ土類金属炭酸塩をホウ酸塩に変換することにより、製
造することができる。
【0042】なお、ここでいうホウ酸としては、具体的
には例えば、オルトホウ酸、メタホウ酸及びテトラホウ
酸が挙げられる。またホウ酸塩としては、具体的には例
えば、ホウ酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又
はアンモニウム塩が挙げられ、より具体的には、例えば
メタホウ酸リチウム、四ホウ酸リチウム、五ホウ酸リチ
ウム、過ホウ酸リチウムなどのホウ酸リチウム;メタホ
ウ酸ナトリウム、二ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリ
ウム、五ホウ酸ナトリウム、六ホウ酸ナトリウム、八ホ
ウ酸ナトリウムなどのホウ酸ナトリウム;メタホウ酸カ
リウム、四ホウ酸カリウム、五ホウ酸カリウム、六ホウ
酸カリウム、八ホウ酸カリウムなどのホウ酸カリウム;
メタホウ酸カルシウム、二ホウ酸カルシウム、四ホウ酸
三カルシウム、四ホウ酸五カルシウム、六ホウ酸カルシ
ウムなどのホウ酸カルシウム;メタホウ酸マグネシウ
ム、二ホウ酸マグネシウム、四ホウ酸三マグネシウム、
四ホウ酸五マグネシウム、六ホウ酸マグネシウムなどの
ホウ酸マグネシウム;及びメタホウ酸アンモニウム、四
ホウ酸アンモニウム、五ホウ酸アンモニウム、八ホウ酸
アンモニウムなどのホウ酸アンモニウムが好ましく用い
られる。また、ホウ酸エステルとしては、ホウ酸と好ま
しくは炭素数1〜6のアルキルアルコールとのエステル
が挙げられ、より具体的には例えば、ホウ酸モノメチ
ル、ホウ酸ジメチル、ホウ酸トリメチル、ホウ酸モノエ
チル、ホウ酸ジエチル、ホウ酸トリエチル、ホウ酸モノ
プロピル、ホウ酸ジプロピル、ホウ酸トリプロピル、ホ
ウ酸モノブチル、ホウ酸ジブチル、ホウ酸トリブチルが
好ましく用いられる。
【0043】なお、スルフォネートを調製するこれらの
反応は、通常、溶媒(ヘキサン等の脂肪族炭化水素溶
剤、キシレン等の芳香族炭化水素溶剤、軽質潤滑油基油
等)中で行われる。また、スルフォネートは通常、軽質
潤滑油基油等で希釈された状態で市販されており、ま
た、入手可能である。またスルフォネートのアルカリ金
属及び/又はアルカリ土類金属含有量は任意であるが、
ガイドブッシュの焼き付き防止性能や切削加工性能に対
して優れた相乗効果を得ることができ、かつ加工油組成
物の貯蔵安定性に優れる点から、その金属含有量が好ま
しくは2〜30質量%、より好ましくは5〜25質量%
のものを使用するのが望ましい。
【0044】本発明の自動盤用切削加工油組成物におい
て、(C)成分の含有量は任意であるが、(A)成分や
(B)成分とのガイドブッシュの焼き付き防止性能や切
削加工性能に対する相乗効果に優れる点から、組成物全
量基準で、その含有量の下限値は、好ましくは1.0質
量%、より好ましくは1.5質量%であり、一方、その
含有量の上限値は、好ましくは20質量%、より好まし
くは10質量%である。
【0045】また本発明の自動盤用切削加工油組成物
は、その各種性能をさらに高める目的で公知の潤滑油添
加剤を単独で、又は数種類組み合わせた形で含有するこ
とができる。
【0046】これらの添加剤としては、具体的には、
2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール、フェ
ニル−α−ナフチルアミン、ジアルキルジフェニルアミ
ン等の酸化防止剤;トリクレジルホスフェート等のリン
酸エステル、ラードオイル等の油脂、オレイン酸、ステ
アリン酸等の脂肪酸等に代表される潤滑性向上剤;ベン
ゾトリアゾール、チアジアゾール等の金属不活性化剤;
メチルシリコーン、フルオロシリコーン、ポリアクリレ
ート等の消泡剤;等が例示できる。これら公知の添加剤
の含有量も任意であるが、通常、本発明の組成物全量基
準で、酸化防止剤の場合は0.01〜5質量%、潤滑性
向上剤の場合は0.5〜30質量%、金属不活性化剤の
場合は0.005〜1質量%、消泡剤の場合は0.00
01〜0.5質量%程度である。
【0047】本発明の自動盤用切削加工油組成物は、特
に、ステンレス鋼やチタン合金(チタンとパラジウム、
アルミニウム、バナジウム等との合金)の自動盤による
切削加工に適しており、さらに型削り加工(シェーピン
グ)、ブローチ加工等の重切削加工用としても好ましく
用いられるものである。
【0048】なお、自動盤には一般に固定ガイドブッシ
ュ式とロータリーガイドブッシュ式があり、本発明の自
動盤用切削加工油組成物はそのいずれにおいても用いる
ことができる。しかしながら本発明の自動盤用切削加工
油組成物は、通常、その機構上、被削材とガイドブッシ
ュとの間に大きな摩擦が発生する固定ガイドブッシュ式
自動盤において使用するのに特に適するものである。
【0049】
【実施例】以下、本発明の内容を実施例及び比較例によ
りさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの内容に
何ら限定されるものではない。実施例1〜6及び比較例1〜4 表1に示す組成により、本発明の切削加工油組成物を調
製した(実施例1〜6)。この組成物に対して以下に示
す実機試験を行い、その結果も表1に示した。また比較
のため、(A)成分を含有しない組成物(比較例1)、
(B)成分を含有しない組成物(比較例2)、(C)成
分を含有しない組成物(比較例3)さらに塩素化パラフ
ィンを含有する組成物(比較例4)についても同様に実
機試験を行いその結果も表1に併記した。
【0050】[実機試験]固定式ガイドブッシュを装着
した野村精機(株)製の自動盤にて試験油を用いて以下
に示す条件で旋削加工を行い、ガイドブッシュが焼き付
くまでの期間(時間)を求めた。 被削材 : SUS304 切り込み : 0.25mm 切削速度 : 70m/min 送り : 0.02m/sec
【0051】
【表1】
【0052】表1の結果から明らかなとおり、本発明の
自動盤切削加工用潤滑油組成物(実施例1〜6)は、
(A)成分、(B)成分又は(C)成分を含有しない組
成物(比較例1〜3)より非常に優れた耐焼き付き性能
を示しており、さらに、塩素化パラフィンを含有する比
較例4の組成物と同等の耐焼き付き性能を示すことがわ
かる。
【0053】
【発明の効果】本発明の切削加工用油組成物は、塩素系
成分を含有しないためダイオキシンの発生原因となら
ず、かつ、自動切削加工盤のガイドブッシュを焼き付か
せずに同自動盤によるステンレス鋼やチタン合金の切削
を可能にする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C10N 10:02 10:04 10:12 20:02 30:06 40:22 (72)発明者 井比 政則 新潟県柏崎市日石町1番1号日本石油加工 株式会社柏崎工場内 (72)発明者 夏目 芳孝 新潟県柏崎市日石町1番1号日本石油加工 株式会社柏崎工場内 Fターム(参考) 4H104 BG10C BG12C BG15C BH07C DA02A DB07C EA02A EA22C EB02 EB08 FA01 FA02 FA06 JA18 LA03 PA22 PA32 PA35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 40℃での動粘度が3〜200mm2
    sの鉱油系及び/又は合成油系潤滑油基油に対し、
    (A)ジハイドロカルビルジチオリン酸亜鉛、ジハイド
    ロカルビルジチオリン酸モリブデン、ジハイドロカルビ
    ルジチオカルバミン酸亜鉛及びジハイドロカルビルジチ
    オカルバミン酸モリブデンの中から選ばれる少なくとも
    1種の有機金属化合物、(B)硫黄系極圧剤、並びに
    (C)全塩基価が50〜500mgKOH/gのスルフ
    ォネートを含有してなることを特徴とする自動盤用切削
    加工油組成物。
  2. 【請求項2】 ステンレス鋼又はチタン合金の切削加工
    用であることを特徴とする請求項1に記載の自動盤用切
    削加工油組成物。
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