JP2000185902A - 燃料電池用燃料処理装置 - Google Patents
燃料電池用燃料処理装置Info
- Publication number
- JP2000185902A JP2000185902A JP10366552A JP36655298A JP2000185902A JP 2000185902 A JP2000185902 A JP 2000185902A JP 10366552 A JP10366552 A JP 10366552A JP 36655298 A JP36655298 A JP 36655298A JP 2000185902 A JP2000185902 A JP 2000185902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- selective oxidation
- combustion
- partial
- partial oxidation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/129—Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 急速な負荷変化に追従でき、CO濃度を極め
て低くでき、短時間で起動でき、また、機器間の配管等
が少なく、小型(コンパクト)であり、かつ量産性が高
く低コトス化が可能な燃料電池用燃料処理装置を提供す
る。 【解決手段】 水蒸気を含む原料ガスを部分燃焼させ、
その発熱で原料ガスを水素を含む改質ガスに改質する部
分酸化改質器12と、改質ガス又は原料ガスを部分燃焼
させて高温ガスを発生させる部分酸化予熱器14と、改
質ガス中のCOガスを選択的に酸化させる選択酸化反応
器16とを備え、予混合した水蒸気を含む原料ガスと空
気を部分酸化改質器に供給する。また部分酸化改質器1
2と部分酸化予熱器14の間にガス温度をCOガスの選
択的酸化に適した温度まで冷却する間接熱交換器13を
備える。更に、部分酸化改質器、間接熱交換器、部分酸
化予熱器、及び選択酸化反応器をこの順で同一の角形格
納容器21内に格納する。
て低くでき、短時間で起動でき、また、機器間の配管等
が少なく、小型(コンパクト)であり、かつ量産性が高
く低コトス化が可能な燃料電池用燃料処理装置を提供す
る。 【解決手段】 水蒸気を含む原料ガスを部分燃焼させ、
その発熱で原料ガスを水素を含む改質ガスに改質する部
分酸化改質器12と、改質ガス又は原料ガスを部分燃焼
させて高温ガスを発生させる部分酸化予熱器14と、改
質ガス中のCOガスを選択的に酸化させる選択酸化反応
器16とを備え、予混合した水蒸気を含む原料ガスと空
気を部分酸化改質器に供給する。また部分酸化改質器1
2と部分酸化予熱器14の間にガス温度をCOガスの選
択的酸化に適した温度まで冷却する間接熱交換器13を
備える。更に、部分酸化改質器、間接熱交換器、部分酸
化予熱器、及び選択酸化反応器をこの順で同一の角形格
納容器21内に格納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体燃料を改質し
てCO濃度の低い水素含有ガスにする燃料電池用燃料処
理装置に関する。
てCO濃度の低い水素含有ガスにする燃料電池用燃料処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、燃料電池自動車の研究開発が活発
に行われており、特に、燃料電池としては作動温度が比
較的低い固体高分子型燃料電池(PEFC)が有力であ
り、燃料としては、補給が容易でインフラ整備の必要性
が少ないメタノールが有力視されている。この場合、メ
タノールを水素に改質する改質器が必須となる。
に行われており、特に、燃料電池としては作動温度が比
較的低い固体高分子型燃料電池(PEFC)が有力であ
り、燃料としては、補給が容易でインフラ整備の必要性
が少ないメタノールが有力視されている。この場合、メ
タノールを水素に改質する改質器が必須となる。
【0003】メタノールを改質する改質器としては、例
えば「メタノール改質器」(特開昭63−50302
号)が開示されている。この改質器は、中空円筒形の反
応管の内部に改質触媒を充填し、外部から燃焼排ガスで
加熱し、内部を流れる原料ガスを改質するものである。
えば「メタノール改質器」(特開昭63−50302
号)が開示されている。この改質器は、中空円筒形の反
応管の内部に改質触媒を充填し、外部から燃焼排ガスで
加熱し、内部を流れる原料ガスを改質するものである。
【0004】また、高いメタノール転化率を維持しつつ
COの生成を低くできる手段として、例えば、「水素含
有ガスの製造方法」(特開平6−256001号、特開
平6−279001号)が開示されている。この方法
は、メタノール、酸素、水を加熱した触媒に接触させて
反応させるものであり、燃料の一部を燃焼させる部分酸
化を利用している。
COの生成を低くできる手段として、例えば、「水素含
有ガスの製造方法」(特開平6−256001号、特開
平6−279001号)が開示されている。この方法
は、メタノール、酸素、水を加熱した触媒に接触させて
反応させるものであり、燃料の一部を燃焼させる部分酸
化を利用している。
【0005】更に、CO濃度が極めて低い水素含有ガス
を生成することができる「燃料改質装置」(特開平8−
157201号)が開示されている。この装置は、図3
に示すように改質器2、選択酸化部4、部分酸化部6、
及び制御装置8を備え、選択酸化部4で一酸化炭素のみ
を酸化し、部分酸化部6で残存の一酸化炭素を酸化する
ことで、CO濃度が極めて低い(数ppm)水素含有ガ
スを生成し、PEFCへの適用を可能にしている。
を生成することができる「燃料改質装置」(特開平8−
157201号)が開示されている。この装置は、図3
に示すように改質器2、選択酸化部4、部分酸化部6、
及び制御装置8を備え、選択酸化部4で一酸化炭素のみ
を酸化し、部分酸化部6で残存の一酸化炭素を酸化する
ことで、CO濃度が極めて低い(数ppm)水素含有ガ
スを生成し、PEFCへの適用を可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭63−
50302号の「メタノール改質器」は、自動車用に搭
載するには、大型で重く、起動に時間がかかり、
負荷変化への応答性が低く、発生した水素含有ガス中
のCO濃度が高く、燃料電池の電極を劣化させる、等の
問題点があった。
50302号の「メタノール改質器」は、自動車用に搭
載するには、大型で重く、起動に時間がかかり、
負荷変化への応答性が低く、発生した水素含有ガス中
のCO濃度が高く、燃料電池の電極を劣化させる、等の
問題点があった。
【0007】また、特開平6−256001号及び特開
平6−279001号の「水素含有ガスの製造方法」
は、触媒の予熱に時間がかかり、CO濃度を従来の
リン酸型燃料電池には適用可能な程度(約1%前後)ま
で下げることができるが、車載用に適した固体高分子型
燃料電池(PEFC)に適用するには依然としてCO濃
度が高い問題点があった。
平6−279001号の「水素含有ガスの製造方法」
は、触媒の予熱に時間がかかり、CO濃度を従来の
リン酸型燃料電池には適用可能な程度(約1%前後)ま
で下げることができるが、車載用に適した固体高分子型
燃料電池(PEFC)に適用するには依然としてCO濃
度が高い問題点があった。
【0008】更に、特開平8−157201号の「燃料
改質装置」は、複数の反応器が多くの配管で連結され
ているため、全体として大型となり、かつ量産性に乏
しく、更に改質器が特開昭63−50302号と同様の
間接加熱型であるため、起動に時間がかかり、負荷変化
への応答性が低い、等の問題点があった。
改質装置」は、複数の反応器が多くの配管で連結され
ているため、全体として大型となり、かつ量産性に乏
しく、更に改質器が特開昭63−50302号と同様の
間接加熱型であるため、起動に時間がかかり、負荷変化
への応答性が低い、等の問題点があった。
【0009】すなわち、従来の間接加熱式の改質器はコ
ンパクト化しにくく、負荷応答性が低く、反応器の予熱
に時間がかかり起動が困難であり、特に典型的な円筒型
の改質反応器は設置時の容積効率が低かった。そのた
め、車載用としての厳しい要求(コンパクト、軽量、急
速な負荷変化、短時間起動、改質ガス中のCO濃度低
減、低コスト、等)を満たす燃料電池用燃料処理装置が
強く要望されていた。
ンパクト化しにくく、負荷応答性が低く、反応器の予熱
に時間がかかり起動が困難であり、特に典型的な円筒型
の改質反応器は設置時の容積効率が低かった。そのた
め、車載用としての厳しい要求(コンパクト、軽量、急
速な負荷変化、短時間起動、改質ガス中のCO濃度低
減、低コスト、等)を満たす燃料電池用燃料処理装置が
強く要望されていた。
【0010】本発明はかかる要望に答えるために創案さ
れたものである。すなわち、本発明の主目的は、急速な
負荷変化に追従でき、CO濃度を極めて低くでき、短時
間で起動できる燃料電池用燃料処理装置を提供すること
にある。また、本発明の別の目的は、容易に自動車等の
車両に搭載できるように、機器間の配管等が少なく、小
型(コンパクト)であり、かつ量産性が高く低コトス化
が可能な燃料電池用燃料処理装置を提供することにあ
る。
れたものである。すなわち、本発明の主目的は、急速な
負荷変化に追従でき、CO濃度を極めて低くでき、短時
間で起動できる燃料電池用燃料処理装置を提供すること
にある。また、本発明の別の目的は、容易に自動車等の
車両に搭載できるように、機器間の配管等が少なく、小
型(コンパクト)であり、かつ量産性が高く低コトス化
が可能な燃料電池用燃料処理装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水蒸気
を含む原料ガスを部分燃焼させ、その発熱で原料ガスを
水素を含む改質ガスに改質する部分酸化改質器(12)
と、改質ガス又は原料ガスを部分燃焼させて高温ガスを
発生させる部分酸化予熱器(14)と、改質ガス中のC
Oガスを選択的に酸化させる選択酸化反応器(16)と
を備え、予混合した水蒸気を含む原料ガスと空気が部分
酸化改質器に供給される、ことを特徴とする燃料電池用
燃料処理装置が提供される。
を含む原料ガスを部分燃焼させ、その発熱で原料ガスを
水素を含む改質ガスに改質する部分酸化改質器(12)
と、改質ガス又は原料ガスを部分燃焼させて高温ガスを
発生させる部分酸化予熱器(14)と、改質ガス中のC
Oガスを選択的に酸化させる選択酸化反応器(16)と
を備え、予混合した水蒸気を含む原料ガスと空気が部分
酸化改質器に供給される、ことを特徴とする燃料電池用
燃料処理装置が提供される。
【0012】本発明のこの構成によれば、部分酸化改質
器(12)で原料ガスの一部を部分燃焼させ、この燃焼
で発生した高温ガスにより原料ガス(炭化水素燃料)を
直接加熱し改質反応により水素を含む改質ガスに改質す
ることができる。従って、予混合した水蒸気を含む原料
ガスと空気を部分酸化改質器に供給することにより、そ
の量に比例した部分酸化と改質を行うことができ、急速
な負荷変化に追従させることができる。また、選択酸化
反応器(16)により、改質ガス中のCOガスを選択的
に酸化させることにより、改質ガス中のCO濃度を極め
て低くできる。更に、部分酸化改質器(12)の起動自
体は、燃焼・改質触媒に原料ガスと空気を供給すること
による自己発熱で短時間にでき、かつ部分酸化予熱器
(14)による高温ガスで選択酸化反応器(16)を予
熱することができるので、選択酸化反応器(16)の起
動も短時間でできる。
器(12)で原料ガスの一部を部分燃焼させ、この燃焼
で発生した高温ガスにより原料ガス(炭化水素燃料)を
直接加熱し改質反応により水素を含む改質ガスに改質す
ることができる。従って、予混合した水蒸気を含む原料
ガスと空気を部分酸化改質器に供給することにより、そ
の量に比例した部分酸化と改質を行うことができ、急速
な負荷変化に追従させることができる。また、選択酸化
反応器(16)により、改質ガス中のCOガスを選択的
に酸化させることにより、改質ガス中のCO濃度を極め
て低くできる。更に、部分酸化改質器(12)の起動自
体は、燃焼・改質触媒に原料ガスと空気を供給すること
による自己発熱で短時間にでき、かつ部分酸化予熱器
(14)による高温ガスで選択酸化反応器(16)を予
熱することができるので、選択酸化反応器(16)の起
動も短時間でできる。
【0013】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
部分酸化改質器、部分酸化予熱器、及び選択酸化反応器
の順で同一の格納容器内に格納される。この構成によ
り、燃料処理装置に必要な3つの反応器を同一の格納容
器内に格納でき、かつ各反応器間の配管を省略できるの
で、機器間の配管等を大幅に削減でき、小型(コンパク
ト)化することができる。また、気密性が必要な各反応
器を単一の格納容器で置き換えることができるので、量
産性を高め低コトス化が可能となる。
部分酸化改質器、部分酸化予熱器、及び選択酸化反応器
の順で同一の格納容器内に格納される。この構成によ
り、燃料処理装置に必要な3つの反応器を同一の格納容
器内に格納でき、かつ各反応器間の配管を省略できるの
で、機器間の配管等を大幅に削減でき、小型(コンパク
ト)化することができる。また、気密性が必要な各反応
器を単一の格納容器で置き換えることができるので、量
産性を高め低コトス化が可能となる。
【0014】また、前記部分酸化改質器と部分酸化予熱
器の間にガス温度をCOガスの選択的酸化に適した温度
まで冷却する間接熱交換器(13)を備える。この構成
により、改質反応により高温(例えば約200℃)にな
った改質ガスをCO選択酸化に適した温度(例えば約1
50℃)まで冷却することができる。
器の間にガス温度をCOガスの選択的酸化に適した温度
まで冷却する間接熱交換器(13)を備える。この構成
により、改質反応により高温(例えば約200℃)にな
った改質ガスをCO選択酸化に適した温度(例えば約1
50℃)まで冷却することができる。
【0015】前記部分酸化改質器(12)は、燃焼・改
質触媒が充填された燃焼・改質触媒部(12a)と、燃
焼・改質触媒部の中間部に部分燃焼用2次空気を供給す
る2次空気供給管(12b)とを備え、部分燃焼後の改
質により温度低下した原料ガスを2次空気による部分燃
焼で再加熱する。この構成により、燃焼・改質触媒の耐
熱温度が比較的低い(例えば約400℃)場合でも、2
段燃焼により触媒温度を耐熱温度以下に保ことができ、
高い改質効率と触媒の長寿命化を両立できる。
質触媒が充填された燃焼・改質触媒部(12a)と、燃
焼・改質触媒部の中間部に部分燃焼用2次空気を供給す
る2次空気供給管(12b)とを備え、部分燃焼後の改
質により温度低下した原料ガスを2次空気による部分燃
焼で再加熱する。この構成により、燃焼・改質触媒の耐
熱温度が比較的低い(例えば約400℃)場合でも、2
段燃焼により触媒温度を耐熱温度以下に保ことができ、
高い改質効率と触媒の長寿命化を両立できる。
【0016】前記部分酸化予熱器(14)は、改質ガス
又は原料ガスが通過する位置に燃焼触媒が充填された燃
焼触媒部(14a)と、燃焼触媒部に部分燃焼用空気を
供給する燃焼空気供給管(14b)とを備え、改質ガス
又は原料ガスを部分燃焼させて高温ガスを発生させ、こ
れにより選択酸化反応器(16)を予熱する。この構成
により、燃焼空気供給管(14b)からの供給空気量で
燃焼触媒部(14a)における発熱量を制御することが
でき、選択酸化反応器(16)を必要時に短時間に最適
温度に予熱することができる。
又は原料ガスが通過する位置に燃焼触媒が充填された燃
焼触媒部(14a)と、燃焼触媒部に部分燃焼用空気を
供給する燃焼空気供給管(14b)とを備え、改質ガス
又は原料ガスを部分燃焼させて高温ガスを発生させ、こ
れにより選択酸化反応器(16)を予熱する。この構成
により、燃焼空気供給管(14b)からの供給空気量で
燃焼触媒部(14a)における発熱量を制御することが
でき、選択酸化反応器(16)を必要時に短時間に最適
温度に予熱することができる。
【0017】前記選択酸化反応器(16)は、選択酸化
触媒が充填された選択酸化触媒部(16a)と、選択酸
化触媒部に選択酸化用空気を供給する選択酸化空気供給
管(16b)とを備え、改質ガス中のCOガスを選択的
に酸化させる。この構成により、選択酸化空気供給管
(16b)からの供給空気量で選択酸化触媒部(16
a)における選択酸化を制御し、かつ触媒の過熱を抑制
することができる。
触媒が充填された選択酸化触媒部(16a)と、選択酸
化触媒部に選択酸化用空気を供給する選択酸化空気供給
管(16b)とを備え、改質ガス中のCOガスを選択的
に酸化させる。この構成により、選択酸化空気供給管
(16b)からの供給空気量で選択酸化触媒部(16
a)における選択酸化を制御し、かつ触媒の過熱を抑制
することができる。
【0018】前記選択酸化触媒部(16a)は、選択酸
化触媒の温度を選択酸化に適した温度まで冷却する間接
熱交換器(17)を内蔵する。この構成により選択酸化
触媒をその最適温度範囲(例えば、120〜180℃)
に制御することができる。
化触媒の温度を選択酸化に適した温度まで冷却する間接
熱交換器(17)を内蔵する。この構成により選択酸化
触媒をその最適温度範囲(例えば、120〜180℃)
に制御することができる。
【0019】前記選択酸化反応器(16)は、複数段が
直列接続されている。2段又は3段以上の選択酸化反応
器(16)を直列接続することにより、改質ガス中のC
Oガスを順次選択的に酸化させ、固体高分子型燃料電池
(PEFC)に適した極めて低いCO濃度まで低減する
ことができる。
直列接続されている。2段又は3段以上の選択酸化反応
器(16)を直列接続することにより、改質ガス中のC
Oガスを順次選択的に酸化させ、固体高分子型燃料電池
(PEFC)に適した極めて低いCO濃度まで低減する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して使用する。図1は、本発
明の模式的構成図である。この図に示すように、本発明
の燃料電池用燃料処理装置10は、部分酸化改質器1
2、間接熱交換器13、部分酸化予熱器14及び選択酸
化反応器16からなる。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して使用する。図1は、本発
明の模式的構成図である。この図に示すように、本発明
の燃料電池用燃料処理装置10は、部分酸化改質器1
2、間接熱交換器13、部分酸化予熱器14及び選択酸
化反応器16からなる。
【0021】図2は、本発明の実施形態を示す構造図で
ある。この図において、(A)は上蓋を外した燃料電池
用燃料処理装置の平面図、(B)はA−A線における断
面図である。この図に示すように、部分酸化改質器1
2、間接熱交換器13、部分酸化予熱器14及び選択酸
化反応器16は、同一の格納容器21内に格納され、上
蓋22により気密に密閉されている。また、この格納容
器21には、ガス供給口21aとガス排出口21bが設
けられ、予混合した水蒸気を含む原料ガス(好ましくは
メタノールガス)と空気がガス供給口21aから部分酸
化改質器12に供給され、間接熱交換器13、部分酸化
予熱器14、選択酸化反応器16は、この順でガスが流
れ、ガス排出口21bから図示しない燃料電池(好まし
くは、固体高分子型燃料電池)に水素ガスを含む改質ガ
スが供給されるようになっている。更に、上蓋22に
は、後述する複数の空気供給管12b,14b,16b
に空気を供給する内部マニホールド22a,22bが設
けられている。
ある。この図において、(A)は上蓋を外した燃料電池
用燃料処理装置の平面図、(B)はA−A線における断
面図である。この図に示すように、部分酸化改質器1
2、間接熱交換器13、部分酸化予熱器14及び選択酸
化反応器16は、同一の格納容器21内に格納され、上
蓋22により気密に密閉されている。また、この格納容
器21には、ガス供給口21aとガス排出口21bが設
けられ、予混合した水蒸気を含む原料ガス(好ましくは
メタノールガス)と空気がガス供給口21aから部分酸
化改質器12に供給され、間接熱交換器13、部分酸化
予熱器14、選択酸化反応器16は、この順でガスが流
れ、ガス排出口21bから図示しない燃料電池(好まし
くは、固体高分子型燃料電池)に水素ガスを含む改質ガ
スが供給されるようになっている。更に、上蓋22に
は、後述する複数の空気供給管12b,14b,16b
に空気を供給する内部マニホールド22a,22bが設
けられている。
【0022】図1及び図2において、部分酸化改質器1
2は、燃焼・改質触媒が充填された燃焼・改質触媒部1
2aと、燃焼・改質触媒部の中間部に部分燃焼用2次空
気を供給する2次空気供給管12bとを備え、ガス供給
口21aから供給された予混合ガス(水蒸気を含む原料
ガスと空気の混合ガス)をそれに含まれる空気で部分燃
焼させ、次いで、部分燃焼後の改質により温度低下した
原料ガスを2次空気供給管12bから供給する2次空気
で部分燃焼させて再加熱し、再度その発熱で原料ガスを
水素を含む改質ガスに改質するようになっている。ま
た、この部分酸化改質器12の下流側部分には部分酸化
反応触媒が充填され、改質ガス中のCOガスをシフト反
応により水素と炭酸ガスに転換するようになっている。
この構成により、空気を含む予混合ガスの量に比例した
部分酸化と改質を行うことができ、自動車等の車両に搭
載した場合の急速な負荷変化に追従させることができ
る。また、空気を含む予混合ガスを単に部分酸化改質器
12に供給するだけで、燃焼・改質触媒の作用により原
料ガスを触媒燃焼させ、この自己発熱で短時間に部分酸
化改質器12の起動ができる。更に、燃焼・改質触媒の
耐熱温度が比較的低い(例えば約400℃)場合でも、
2段燃焼により耐熱温度以下で改質反応時間を延ばすこ
とができ、改質効率を高めることができる。更にまた、
改質ガス中のCOガスをシフト反応により水素と炭酸ガ
スに転換することにより、COガスを低減することがで
きる。
2は、燃焼・改質触媒が充填された燃焼・改質触媒部1
2aと、燃焼・改質触媒部の中間部に部分燃焼用2次空
気を供給する2次空気供給管12bとを備え、ガス供給
口21aから供給された予混合ガス(水蒸気を含む原料
ガスと空気の混合ガス)をそれに含まれる空気で部分燃
焼させ、次いで、部分燃焼後の改質により温度低下した
原料ガスを2次空気供給管12bから供給する2次空気
で部分燃焼させて再加熱し、再度その発熱で原料ガスを
水素を含む改質ガスに改質するようになっている。ま
た、この部分酸化改質器12の下流側部分には部分酸化
反応触媒が充填され、改質ガス中のCOガスをシフト反
応により水素と炭酸ガスに転換するようになっている。
この構成により、空気を含む予混合ガスの量に比例した
部分酸化と改質を行うことができ、自動車等の車両に搭
載した場合の急速な負荷変化に追従させることができ
る。また、空気を含む予混合ガスを単に部分酸化改質器
12に供給するだけで、燃焼・改質触媒の作用により原
料ガスを触媒燃焼させ、この自己発熱で短時間に部分酸
化改質器12の起動ができる。更に、燃焼・改質触媒の
耐熱温度が比較的低い(例えば約400℃)場合でも、
2段燃焼により耐熱温度以下で改質反応時間を延ばすこ
とができ、改質効率を高めることができる。更にまた、
改質ガス中のCOガスをシフト反応により水素と炭酸ガ
スに転換することにより、COガスを低減することがで
きる。
【0023】間接熱交換器13は、部分酸化改質器12
と部分酸化予熱器14の間に設けられた複数のフィン付
きチューブ13aを有し、上蓋22に設けられたマニホ
ールド22a,22bを介してチューブ13a内に冷却
媒体(油、水、空気等)を通し、チューブ13aを横切
って通過するガス温度(燃料ガス又は改質ガス)を冷却
するようになっている。この構成により、部分酸化改質
器12における改質反応により高温(例えば約200
℃)になった改質ガスをCO選択酸化に適した温度(例
えば約150℃)まで冷却することができる。
と部分酸化予熱器14の間に設けられた複数のフィン付
きチューブ13aを有し、上蓋22に設けられたマニホ
ールド22a,22bを介してチューブ13a内に冷却
媒体(油、水、空気等)を通し、チューブ13aを横切
って通過するガス温度(燃料ガス又は改質ガス)を冷却
するようになっている。この構成により、部分酸化改質
器12における改質反応により高温(例えば約200
℃)になった改質ガスをCO選択酸化に適した温度(例
えば約150℃)まで冷却することができる。
【0024】部分酸化予熱器14は、間接熱交換器13
の下流側、すなわち改質ガス又は原料ガスが通過する位
置に設けられ、燃焼触媒が充填された燃焼触媒部14a
と、燃焼触媒部14aに上蓋22のマニホールドを介し
て部分燃焼用空気を供給する燃焼空気供給管14bとを
備える。この構成により、部分酸化予熱器14で改質ガ
ス又は原料ガスを部分燃焼させて高温ガスを発生させ、
この高温ガスで選択酸化反応器16を予熱できるので、
選択酸化反応器16の起動時間を短縮することができ
る。また、燃焼空気供給管14bからの供給空気量で燃
焼触媒部14aにおける発熱量を制御できるので、選択
酸化反応器16を短時間に最適温度に調節することがで
きる。
の下流側、すなわち改質ガス又は原料ガスが通過する位
置に設けられ、燃焼触媒が充填された燃焼触媒部14a
と、燃焼触媒部14aに上蓋22のマニホールドを介し
て部分燃焼用空気を供給する燃焼空気供給管14bとを
備える。この構成により、部分酸化予熱器14で改質ガ
ス又は原料ガスを部分燃焼させて高温ガスを発生させ、
この高温ガスで選択酸化反応器16を予熱できるので、
選択酸化反応器16の起動時間を短縮することができ
る。また、燃焼空気供給管14bからの供給空気量で燃
焼触媒部14aにおける発熱量を制御できるので、選択
酸化反応器16を短時間に最適温度に調節することがで
きる。
【0025】選択酸化反応器16は、選択酸化触媒が充
填された選択酸化触媒部16aと、選択酸化触媒部に選
択酸化用空気を供給する選択酸化空気供給口16bとを
備える。また、選択酸化触媒部16aは、選択酸化触媒
の温度を選択酸化に適した温度まで冷却するフィン付き
チューブ13aと同様の間接熱交換器17を内蔵してい
る。更に、本発明の実施形態によれば、複数段(この例
では3段)の選択酸化反応器16が直列に接続されてい
る。この構成により、選択酸化空気供給管16bからの
供給空気量で選択酸化触媒部16aにおける選択酸化を
制御し、かつ触媒の過熱を抑制することができるばかり
でなく、選択酸化触媒をその最適温度範囲(例えば、1
20〜180℃)に制御することができ、改質ガス中の
COガスを順次選択的に酸化させ、固体高分子型燃料電
池(PEFC)に適した極めて低いCO濃度まで低減す
ることができる。
填された選択酸化触媒部16aと、選択酸化触媒部に選
択酸化用空気を供給する選択酸化空気供給口16bとを
備える。また、選択酸化触媒部16aは、選択酸化触媒
の温度を選択酸化に適した温度まで冷却するフィン付き
チューブ13aと同様の間接熱交換器17を内蔵してい
る。更に、本発明の実施形態によれば、複数段(この例
では3段)の選択酸化反応器16が直列に接続されてい
る。この構成により、選択酸化空気供給管16bからの
供給空気量で選択酸化触媒部16aにおける選択酸化を
制御し、かつ触媒の過熱を抑制することができるばかり
でなく、選択酸化触媒をその最適温度範囲(例えば、1
20〜180℃)に制御することができ、改質ガス中の
COガスを順次選択的に酸化させ、固体高分子型燃料電
池(PEFC)に適した極めて低いCO濃度まで低減す
ることができる。
【0026】上述した本発明の燃料電池用燃料処理装置
は、以下の特徴を有する。 (1)部分酸化と水蒸気改質を併用するので、改質部で
の間接熱交換が不要となる。これによりコンパクト化が
でき、かつ負荷変化速度を大きくできる。 (2)CO濃度の低減のため選択酸化法を適用し、更に
複数段を直列配置するので、極めて低いCO濃度まで低
減することができる。 (3)部分酸化改質器、熱交換器、予熱器、3段のCO
除去部を一体化し、最小距離でガスが流れるように配置
したのでコンパクト化できる。 (4)起動用の補助触媒燃焼器を備えるので、改質ガス
を燃焼させてCO除去部を急速昇温できる。 (5)反応器全体を収容効率のよい箱型とし、コンパク
ト化と狭いスペースにも設置しやすい形状とした。 (6)反応器を鋳造で製造可能な構造とした。また、加
工面を上蓋に集約し生産性を高めた。
は、以下の特徴を有する。 (1)部分酸化と水蒸気改質を併用するので、改質部で
の間接熱交換が不要となる。これによりコンパクト化が
でき、かつ負荷変化速度を大きくできる。 (2)CO濃度の低減のため選択酸化法を適用し、更に
複数段を直列配置するので、極めて低いCO濃度まで低
減することができる。 (3)部分酸化改質器、熱交換器、予熱器、3段のCO
除去部を一体化し、最小距離でガスが流れるように配置
したのでコンパクト化できる。 (4)起動用の補助触媒燃焼器を備えるので、改質ガス
を燃焼させてCO除去部を急速昇温できる。 (5)反応器全体を収容効率のよい箱型とし、コンパク
ト化と狭いスペースにも設置しやすい形状とした。 (6)反応器を鋳造で製造可能な構造とした。また、加
工面を上蓋に集約し生産性を高めた。
【0027】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更でき
ることは勿論である。例えば、スタック蒸気発生器、空
気供給装置等も容器内に格納し、配管長さを最小限にす
ることができる。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更でき
ることは勿論である。例えば、スタック蒸気発生器、空
気供給装置等も容器内に格納し、配管長さを最小限にす
ることができる。
【0028】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、改質
部、熱交換部、多段のCO除去部を一体化したことで、
コンパクトで熱損失が小さい装置となる。また、格納容
器が角型容器に隔壁を形成する構造なので、複数の機能
を持つ反応器を鋳造で一体成形でき、低コストで生産で
きる。また、急速な起動、負荷変化が可能で、改質ガス
中のCO濃度を低くすることが可能である。加えて量産
性に優れた構造で低コスト化が可能である。
部、熱交換部、多段のCO除去部を一体化したことで、
コンパクトで熱損失が小さい装置となる。また、格納容
器が角型容器に隔壁を形成する構造なので、複数の機能
を持つ反応器を鋳造で一体成形でき、低コストで生産で
きる。また、急速な起動、負荷変化が可能で、改質ガス
中のCO濃度を低くすることが可能である。加えて量産
性に優れた構造で低コスト化が可能である。
【0029】従って、本発明の燃料電池用燃料処理装置
は、急速な負荷変化に追従でき、CO濃度を極めて低く
でき、短時間で起動でき、容易に自動車等の車両に搭載
できるように、機器間の配管等が少なく、小型(コンパ
クト)であり、かつ量産性が高く低コトス化が可能であ
る、等の優れた効果を有する。
は、急速な負荷変化に追従でき、CO濃度を極めて低く
でき、短時間で起動でき、容易に自動車等の車両に搭載
できるように、機器間の配管等が少なく、小型(コンパ
クト)であり、かつ量産性が高く低コトス化が可能であ
る、等の優れた効果を有する。
【図1】本発明の模式的構成図である。
【図2】本発明の実施形態を示す構造図である。
【図3】従来の燃料電池用燃料処理装置の構成図であ
る。
る。
2 改質器 4 選択酸化部 6 部分酸化部 8 制御装置 10 燃料電池用燃料処理装置 12 部分酸化改質器 12a 燃焼・改質触媒部 12b 2次空気供給口 13 間接熱交換器 13a フィン付きチューブ 14 部分酸化予熱器 14a 燃焼触媒部 14b 燃焼空気供給口 16 選択酸化反応器 16a 選択酸化触媒部 16b 選択酸化空気供給口 17 間接熱交換器 21 格納容器 21a ガス供給口 21b ガス排出口 22 上蓋 22a,22b マニホールド
フロントページの続き (72)発明者 水澤 実 東京都江東区豊洲3丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 高橋 浩 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 池原 祐壮 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 元森 信吾 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 Fターム(参考) 4G040 EA02 EA06 EB03 EB14 EB18 EB43 EB44 EC07 5H027 AA06 BA01 BA16
Claims (8)
- 【請求項1】 水蒸気を含む原料ガスを部分燃焼させ、
その発熱で原料ガスを水素を含む改質ガスに改質する部
分酸化改質器(12)と、改質ガス又は原料ガスを部分
燃焼させて高温ガスを発生させる部分酸化予熱器(1
4)と、改質ガス中のCOガスを選択的に酸化させる選
択酸化反応器(16)とを備え、予混合した水蒸気を含
む原料ガスと空気が部分酸化改質器に供給される、こと
を特徴とする燃料電池用燃料処理装置。 - 【請求項2】 前記部分酸化改質器、部分酸化予熱器、
及び選択酸化反応器の順で同一の格納容器内に格納され
る、ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用燃料
処理装置。 - 【請求項3】 前記部分酸化改質器と部分酸化予熱器の
間にガス温度をCOガスの選択的酸化に適した温度まで
冷却する間接熱交換器(13)を備える、ことを特徴と
する請求項1又は2に記載の燃料電池用燃料処理装置。 - 【請求項4】 前記部分酸化改質器(12)は、燃焼・
改質触媒が充填された燃焼・改質触媒部(12a)と、
燃焼・改質触媒部の中間部に部分燃焼用2次空気を供給
する2次空気供給管(12b)とを備え、部分燃焼後の
改質により温度低下した原料ガスを2次空気による部分
燃焼で再加熱する、ことを特徴とする請求項1乃至3に
記載の燃料電池用燃料処理装置。 - 【請求項5】 前記部分酸化予熱器(14)は、改質ガ
ス又は原料ガスが通過する位置に燃焼触媒が充填された
燃焼触媒部(14a)と、燃焼触媒部に部分燃焼用空気
を供給する燃焼空気供給管(14b)とを備え、改質ガ
ス又は原料ガスを部分燃焼させて高温ガスを発生させ、
これにより選択酸化反応器(16)を予熱する、ことを
特徴とする請求項1乃至4に記載の燃料電池用燃料処理
装置。 - 【請求項6】 前記選択酸化反応器(16)は、選択酸
化触媒が充填された選択酸化触媒部(16a)と、選択
酸化触媒部に選択酸化用空気を供給する選択酸化空気供
給管(16b)とを備え、改質ガス中のCOガスを選択
的に酸化させる、ことを特徴とする請求項1乃至5に記
載の燃料電池用燃料処理装置。 - 【請求項7】 前記選択酸化触媒部(16a)は、選択
酸化触媒の温度を選択酸化に適した温度まで冷却する間
接熱交換器(17)を内蔵する、ことを特徴とする請求
項6に記載の燃料電池用燃料処理装置。 - 【請求項8】 前記選択酸化反応器(16)は、複数段
が直列接続されている、ことを特徴とする請求項6又は
7に記載の燃料電池用燃料処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366552A JP2000185902A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 燃料電池用燃料処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366552A JP2000185902A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 燃料電池用燃料処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185902A true JP2000185902A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18487077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10366552A Pending JP2000185902A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 燃料電池用燃料処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000185902A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087801A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-03-27 | Toyota Motor Corp | 改質器の暖機制御 |
JP2002134146A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 固体高分子型燃料電池のco除去方法及び装置 |
JP2002293503A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 改質装置 |
JP2003335504A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-25 | Nippon Chem Plant Consultant:Kk | 自己酸化内部加熱型改質方法及び装置 |
KR100422804B1 (ko) * | 2001-09-05 | 2004-03-16 | 현대자동차주식회사 | 연료 전지용 co 제거장치 |
KR100570697B1 (ko) | 2004-09-24 | 2006-04-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 연료 전지 시스템 및 이에 사용되는 개질기 |
WO2008149516A1 (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Panasonic Corporation | 水素生成装置 |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10366552A patent/JP2000185902A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087801A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-03-27 | Toyota Motor Corp | 改質器の暖機制御 |
JP2002134146A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 固体高分子型燃料電池のco除去方法及び装置 |
JP2002293503A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 改質装置 |
JP4590766B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2010-12-01 | 株式会社Ihi | 改質装置 |
KR100422804B1 (ko) * | 2001-09-05 | 2004-03-16 | 현대자동차주식회사 | 연료 전지용 co 제거장치 |
JP2003335504A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-25 | Nippon Chem Plant Consultant:Kk | 自己酸化内部加熱型改質方法及び装置 |
KR100570697B1 (ko) | 2004-09-24 | 2006-04-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 연료 전지 시스템 및 이에 사용되는 개질기 |
US7799449B2 (en) | 2004-09-24 | 2010-09-21 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Reformer having improved heat delivery and fuel cell system having the same |
WO2008149516A1 (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Panasonic Corporation | 水素生成装置 |
US8221511B2 (en) | 2007-05-31 | 2012-07-17 | Panasonic Corporation | Hydrogen producing apparatus |
JP5344935B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2013-11-20 | パナソニック株式会社 | 水素生成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4736299B2 (ja) | 変成装置 | |
US6254848B1 (en) | Process for the production of hydrogen-rich gas | |
JPH1167256A (ja) | 燃料電池システム | |
EP1020401B1 (en) | Reformer, method of reforming, and fuelcell system equipped with the reformer | |
JP2000277139A (ja) | 燃料電池発電システム及びその運転方法 | |
KR101179539B1 (ko) | 연료전지 시스템용 개질장치 | |
JP2000185902A (ja) | 燃料電池用燃料処理装置 | |
JP4162422B2 (ja) | 燃料改質システム | |
JP2001172003A (ja) | 改質装置 | |
US20020058171A1 (en) | Fuel cell system and method for starting a fuel cell system | |
JP2005166283A (ja) | 燃料電池用水素製造装置 | |
JP3733753B2 (ja) | 水素精製装置 | |
JP3490877B2 (ja) | 燃料電池用改質装置の起動方法 | |
US20040177554A1 (en) | WGS reactor incorporated with catalyzed heat exchanger for WGS reactor volume reduction | |
US20090246568A1 (en) | System for the generation of electric power on-board a motor vehicle which is equipped with a fuel cell and associated method | |
JP2008247735A (ja) | 燃料改質システム | |
KR20120074401A (ko) | 연료 전지용 연료 변환 장치 | |
JP4412689B2 (ja) | 燃料電池用燃料処理装置 | |
JP2001115172A (ja) | Co変成装置 | |
JP2001226106A (ja) | 燃料電池用改質器とその起動方法 | |
JP3669672B2 (ja) | 水素製造装置の運転方法 | |
JP4458500B2 (ja) | Co選択除去装置及び方法 | |
KR102563958B1 (ko) | 고효율 연료처리장치 | |
JP2008204662A (ja) | 燃料電池発電システム | |
JP3763092B2 (ja) | 燃料電池用水素製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080424 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080822 |