JP2000185832A - ゴムローラ - Google Patents

ゴムローラ

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JP2000185832A
JP2000185832A JP10364986A JP36498698A JP2000185832A JP 2000185832 A JP2000185832 A JP 2000185832A JP 10364986 A JP10364986 A JP 10364986A JP 36498698 A JP36498698 A JP 36498698A JP 2000185832 A JP2000185832 A JP 2000185832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support shaft
roller
roller member
rubber roller
rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP10364986A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Nakamura
寿久 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴムローラの再使用作業を容易にするため、
ローラ部材と支軸の組立および分解を簡単かつ容易に行
うことができる構成にする。 【解決手段】 分解時、止め輪12を止め溝6から取り
外し、他方の連結部材9を支軸4から抜き取ると、支軸
4と一方の連結部材7とをローラ部材1の中空孔2から
抜き取ることができて、ローラ部材1を支軸4から分離
することができる。この構成によれば、ゴムローラの組
立において圧入および接着剤を使用していないため、分
解を極めて軽い力で円滑かつ簡単に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム製のローラ部
材と、ローラ部材を保持する支軸とからなるゴムローラ
に係り、特にファクシミリ装置,複写機,プリンタなど
の給紙装置における用紙搬送用のローラに適用されるゴ
ムローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙搬送用ローラは、通常、支軸
をローラ部材の中空孔に圧入させたり、接着剤を用いて
支軸とローラ部材とを一体化させる構成であり、このた
め、支軸をローラ部材から引き抜いて分離させることは
容易でなく、大掛かりな装置あるいは工具が必要となっ
て、多大な時間と手間を必要とする作業になる。さらに
接着剤によって一体化されたローラ部材を支軸から良好
な状態で分離することは不可能であるといえる。
【0003】そこで特開平8−91599号公報に記載
されているように、前記構成のゴムローラにおいて、支
軸の周面部にローラ部材切断用のガイド溝を形成して、
このガイド溝に沿わせてカッターを移動させることによ
り、ゴム製のローラ部材を長手方向の全長にわたって安
全に切り裂くことができるようにした構成のものもあ
る。
【0004】しかし、このようにカッターを用いてロー
ラ部材を切り取るようにしても、接着剤を使用したもの
では、ローラ部材はもとより接着剤までも支軸から完全
に剥がすことは極めて困難である。そして完全に剥がす
ようにすれば多大の時間と手間を要する作業となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の各種
分野におけるリサイクル,再使用化の傾向から、この種
のゴムローラにおいても、極力、再使用を図れるような
構成にすることが要求されている。ところが前記従来の
構成のゴムローラでは、ローラ部材が剥がれたり、ある
いは摩耗した場合に、支軸がまだ十分に使用することが
できるものであっても、ローラ部材と支軸との分離が困
難であることから、実質的に再使用することは不可能で
あり、ゴムローラ全体を破棄せざるを得ないのが現状で
ある。
【0006】本発明は、前記従来の課題を解決し、再使
用作業を容易にするため、ローラ部材と支軸の組立およ
び分解を簡単かつ容易に行うことができるゴムローラを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ゴム製のローラ部材と、ローラ部材を保
持する支軸とからなるゴムローラにおいて、前記ローラ
部材に設けた中空孔の内径を前記支軸の外径より大きく
し、支軸を中空孔に遊嵌するものである。
【0008】また本発明は、前記支軸における前記ロー
ラ部材の両端部に対応する部位に、支軸とローラ部材と
を連結させる連結部材を設けたものである。
【0009】また本発明は、前記ローラ部材の両端部の
形状をそれぞれ同一形状にし、さらに前記各連結部材に
おける前記ローラ部材の両端部と嵌合する部位の形状を
それぞれ同一形状にしたものである。
【0010】また本発明は、前記ローラ部材の両端部に
それぞれ係止溝を形成し、前記支軸に一方の係止溝と嵌
合する係合突起を有する一方の連結部材を一体に設け、
前記支軸に他方の係止溝と嵌合する係合突起を有する他
方の連結部材を嵌合させ、さらに前記他方の連結部材と
支軸との嵌合を保持するための係止部材を支軸に設けた
ものである。
【0011】前記各構成によって、支軸とローラ部材と
を、接着剤あるいは圧入構造によらず、簡単かつ確実に
取り付けたり、取り外すことができるため、再使用に際
して、支軸などをそれぞれ独立して容易に交換すること
が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態を説明するため
のゴムローラの分解斜視図、図2は本実施形態の一部を
断面して示す分解図、図3は本実施形態の組立状態を示
す正面図であり、1は中空孔2が貫通して設けられてい
るゴム製のローラ部材、3,3はローラ部材1の両端部
にそれぞれ同一形状に形成されている係止縦溝、4は一
端部に半円状に回転止め部5と止め溝6が形成されてい
る合成樹脂あるいは金属からなる支軸、7は、円板状の
基部7aの内側に係止縦溝3の溝形状に合致した外形を
なす係合突起8が突設され、支軸4の他端部に固定され
ている合成樹脂あるいは金属からなる一方の連結部材、
9は、外形が一方の連結部材7と同一であり、円板状の
基部9aの内側に係止縦溝3の溝形状に合致した外形を
なす係合突起10が突設され、さらに回転止め部5の外
形に合致した半円状の通孔11が設けられている合成樹
脂あるいは金属からなる他方の連結部材、12は一部が
開放した弾性環状部12aを有する係止部材としての止
め輪である。
【0014】中空孔2の内径Aは、支軸4の外径Bより
も、はめあい寸法上で多少大きくしてある。
【0015】次に前記構成のゴムローラの組立を説明す
る。
【0016】まず、支軸4の回転止め部5側を、ローラ
部材1の中空孔2における一方側から挿入して他方側か
ら出すようにし、支軸4に固定されている一方の連結部
材7の係合突起8をローラ部材1の一方の係止縦溝3に
嵌合する。この際、支軸4の挿入は、中空孔2の内径A
が支軸4の外径Bより大きいため円滑に行うことができ
る。
【0017】また、中空孔2から外部に出た支軸4の回
転止め部5に対して他方の連結部材9の通孔11を半円
状の形状を互いに合わせるようにして挿入し、係合突起
10をローラ部材1の他方の係止縦溝3に嵌合する。し
たがって、支軸4は他方の連結部材9を介してローラ部
材1と共に回転するように連結される。
【0018】そして、止め輪12の弾性環状部12aを
支軸4の回転止め部5に形成された止め溝6に嵌着させ
ることによって、ゴムローラの組立が完了する。この状
態で、ローラ部材1は両連結部材7,9を介して両端部
が支軸4に対して連結され、回転中にローラ部材1と支
軸4とが互いに位置ずれを起こすようなことはない。
【0019】この組立において、ローラ部材1の両端部
に形成された一対の係止縦溝3,3の形状は互いに同一
であり、また一対の連結部材7,9の形状も同一であ
り、さらに連結部材7,9の係合突起8,10の形状も
同一にしてあるため、ローラ部材1のいずれの端部に対
してからでも組立を行うことができ、また組立ミスを犯
すようなことはない。
【0020】ここで、ローラ部材1が劣化したり、損傷
などを生じた場合の交換のため、ゴムローラを分解する
ときには、まず、止め輪12を止め溝6から取り外し、
他方の連結部材9を支軸4から抜き取ると、支軸4と一
方の連結部材7とをローラ部材1の中空孔2から抜き取
ることができて、ローラ部材1が支軸4から分離するこ
とになる。この分解作業は、本実施形態ではゴムローラ
の組立において圧入および接着剤を使用していないた
め、極めて軽い力で円滑かつ簡単に行うことができる。
【0021】このように、本実施形態におけるゴムロー
ラでは、組立が容易で、しかもローラ部材1と支軸4と
を完全かつ良好に分解することができるため、まだ使用
することが可能な支軸4であれば新品のローラ部材1に
取り換えるだけで簡単に再使用することが可能になり、
資源の節約を図ることができ、経済性を向上させること
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゴムロー
ラによれば、支軸とローラ部材とを、接着剤あるいは圧
入構造によらず、簡単かつ確実に取り付けたり、取り外
すことができるため、支軸などをそれぞれ独立して容易
に交換することができ、よって、再使用のための作業を
容易かつ簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するためのゴムロー
ラの分解斜視図
【図2】本実施形態のゴムローラにおける一部を断面し
て示す分解図
【図3】本実施形態のゴムローラの組立状態を示す正面
【符号の説明】
1 ローラ部材 2 中空孔 3,3 係止縦溝 4 支軸 5 回転止め部 6 止め溝 7,9 連結部材 8,10 係合突起 11 通孔 12 止め輪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム製のローラ部材と、ローラ部材を保
    持する支軸とからなるゴムローラにおいて、前記ローラ
    部材に設けた中空孔の内径を前記支軸の外径より大きく
    し、支軸を中空孔に遊嵌することを特徴とするゴムロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記支軸における前記ローラ部材の両端
    部に対応する部位に、支軸とローラ部材とを連結させる
    連結部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のゴム
    ローラ。
  3. 【請求項3】 前記ローラ部材の両端部の形状をそれぞ
    れ同一形状にし、さらに前記各連結部材における前記ロ
    ーラ部材の両端部と嵌合する部位の形状をそれぞれ同一
    形状にしたことを特徴とする請求項2記載のゴムロー
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記ローラ部材の両端部にそれぞれ係止
    溝を形成し、前記支軸に一方の係止溝と嵌合する係合突
    起を有する一方の連結部材を一体に設け、前記支軸に他
    方の係止溝と嵌合する係合突起を有する他方の連結部材
    を嵌合させ、さらに前記他方の連結部材と支軸との嵌合
    を保持するための係止部材を支軸に設けたことを特徴と
    する請求項2または3記載のゴムローラ。
JP10364986A 1998-12-22 1998-12-22 ゴムローラ Pending JP2000185832A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040032206A (ko) * 2002-10-01 2004-04-17 삼성전자주식회사 용지이송롤러

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Effective date: 20041221

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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