JP2000185646A - 統合された加算冗長度を有するブレ―キ値発生器 - Google Patents

統合された加算冗長度を有するブレ―キ値発生器

Info

Publication number
JP2000185646A
JP2000185646A JP11347931A JP34793199A JP2000185646A JP 2000185646 A JP2000185646 A JP 2000185646A JP 11347931 A JP11347931 A JP 11347931A JP 34793199 A JP34793199 A JP 34793199A JP 2000185646 A JP2000185646 A JP 2000185646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
brake
value generator
brake value
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11347931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4618605B2 (ja
Inventor
Joachim Feldmann
ヨアヒム・フエルトマン
Bernd Kiel
ベルント・カイル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF CV Systems Hannover GmbH
Original Assignee
Wabco GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wabco GmbH filed Critical Wabco GmbH
Publication of JP2000185646A publication Critical patent/JP2000185646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4618605B2 publication Critical patent/JP4618605B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/04Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated
    • B60T7/042Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated by electrical means, e.g. using travel or force sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/321Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
    • B60T8/3255Systems in which the braking action is dependent on brake pedal data
    • B60T8/327Pneumatic systems

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加算冗長度のための制御機能がここに含まれ
ているように、統合された加算冗長度を有するブレーキ
値発生器を形成する。 【解決手段】 加算冗長度の基本方式にしたがって、ブ
レーキ値発生器1から機械的に発生される圧力は、ブレ
ーキ変調器3から電気的に発生される圧力に加算され、
かつ和圧力は、ブレーキシリンダ12に作用するブレー
キ圧力をなしている。電子的な故障の際、ブレーキ値発
生器から機械的に発生される圧力は、自動的にブレーキ
圧力として有効にされ;これは、冗長圧力をなしてい
る。本発明において、ブレーキ値発生器自体において加
算装置が設けられており、この加算装置において、機械
的に発生される圧力と電気的にブレーキ値変調器から発
生される圧力との合計が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、統合された加算冗
長度を有するブレーキ値発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第330
8279号明細書によれば、ここでは自動車ブレーキ弁
と称する、ブレーキ値発生器が公知である。
【0003】このブレーキ弁は、トラクタにおいて優先
的に電気制動を行なうために使われるものである。その
ために磁気抵抗行程信号発生器が設けられており、この
行程信号発生器は、電気制御されるブレーキ(車両の動
作ブレーキ)のために測定信号を送出する。この信号
は、フットペダルの操作に依存している。フットペダル
の操作の際に、同様にブレーキ圧力が制御され、その
際、この気圧回路は、なるべく電気回路の故障の際にだ
け、ブレーキ圧力をブレーキシリンダに作用させる。気
圧回路は、このようにして電気回路に対して冗長度をな
している。
【0004】したがって公知の明細書は、なるべく冗長
圧力として作用する第1の気圧ブレーキ圧力成分を発生
する機械的に作用する装置、及び優先的に行なわれる第
2の電気ブレーキ成分のための電気測定信号を発生する
装置を示している。
【0005】ヨーロッパ特許第0447750号明細書
によれば、二回路制御されるリレー弁装置及び磁気操作
される弁装置からなるブレーキ圧力変調器が公知であ
る。その際、リレー弁装置は、市場に流通した二階建の
構造様式のものであり、その際、“二階建”とは、その
両方の制御装置に同時に圧力を加えた際に、その一方の
制御装置にしか圧力を加えなかった際よりも高い圧力を
その出力端子から送出するということを意味する。
【0006】磁気操作される弁装置は、供給される磁石
電流強さに依存した圧力を制御するように形成されてい
る。二回路制御されるリレー弁装置(ここにおいて図
4、(44))は、磁気操作される弁装置(ここにおい
て図4、(40))によって制御される圧力、及び機械
的ブレーキ圧力制御装置(ここにおいて図4、(5))
から送出される圧力によって制御される。二回路制御さ
れるリレー弁装置から発生される圧力は、ブレーキ圧力
をなしている。したがって二回路制御される弁装置は、
その大きさが両方の入力圧力の和に依存する空気量倍増
されたブレーキ圧力を発生することによって、その両方
の入力端子に加わる圧力の作用を加算する。それ故にこ
の弁装置は、和を形成する加算素子を含んでいる。
【0007】その通常の構造様式におけるリレー弁は、
リレーピストンが設けられており、このリレーピストン
のピストン面がその気圧制御入力端子に加えられた予備
圧力のために作用面として使われるように構成されてお
り;リレーピストンの転向により、通気及び排気弁は、
制御された圧力が予備圧力に等しくなったときに、両方
の弁のための閉じ位置に達するように操作される。
【0008】二回路制御されるリレー弁において、2つ
の入力端子が設けられており、かつこれらの制御入力端
子に加えられる予備圧力は、それぞれ作用面を介してリ
レーピストンに作用する。両方の制御入力端子に対して
同じ作用面を仮定した際に、これら両方の予備圧力の和
に相当する力がリレーピストンに作用することが重要で
ある。それ故にリレーピストンは、加算素子をなしてお
り;加算は、リレーピストンにおいてピストンに作用す
る制御された圧力の力と予備圧力によってここに作用す
る力との間の平衡が設定されることによって、行なわれ
る。
【0009】したがって二回路制御されるリレー弁装置
の2つの入力端子(ここにおいて図4、(42、4
3))に加えられる両方の圧力は、加算すべき予備圧力
をなしており;これらの圧力を発生するユニット(ここ
において図4、(40)、(5))の相応する気圧導管
は、空気伝達のために使われ、その際、気圧は、ここで
は力伝達の機能を引受ける。
【0010】さらにヨーロッパ特許第0447750号
明細書において、ブレーキ圧力変調器の前に接続されか
つこれを制御するブレーキ値発生器は、運転者の足によ
る操作の際に、これに所属の電気部分において、操作力
又は操作行程に依存する電気操作信号を磁気操作される
弁装置に送出し;同時にブレーキ値発生器は、前記の機
械ブレーキ圧力制御装置をなすその圧力部分において、
圧力貯蔵器から同様に前記の操作量に依存する冗長なブ
レーキ圧力を制御する。
【0011】したがってブレーキ圧力変調器から送出さ
れるブレーキ圧力は、冗長なブレーキ圧力に帰するブレ
ーキ圧力成分と磁気操作に帰するものとから構成されて
いる。磁気操作に帰するブレーキ圧力成分がちょうど運
転者操作に相当するようなブレーキ圧力要求と冗長なブ
レーキ圧力に帰するブレーキ圧力成分との間の相違にな
るように、磁石電流強さを調節することは、ヨーロッパ
特許第0447750号明細書に属する。
【0012】ヨーロッパ特許第0447750号明細書
に記載の加算冗長度の基本方式を実現する際に、機能を
保証するために、ブレーキ値発生器(ここにおいて図
4、(5、6、7))の回りに多数の異なった部品を配
置することが必要である。さらに前記のように、気圧結
合部を設け、これらの結合部が加算の機能を実行する装
置への力伝達のためだけに使われることは不利である。
このことは、特別の様式で気圧導管に当てはまり、この
気圧導管は、運転者操作に基づいてブレーキ値発生器に
おいて発生される冗長圧力を、ブレーキ値発生器から二
回路制御可能なリレー弁装置として構成された加算装置
に伝達する(ここにおいて図4、(9)による
(5))。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の課題
は、加算冗長度のための制御機能がここに含まれている
ように、初めに述べたようなブレーキ値発生器を形成す
ることにある。とりわけもっぱら足の力又は足の行程か
ら導き出される力成分を加算を行なう装置に力伝達する
ために使われる気圧結合が必要ないことを保証するよう
にする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題は、特許請求の
範囲第1項に記載の本発明によって、次のようにして解
決される。すなわちブレーキ値発生器が、ブレーキ圧力
を発生するために使われ;ブレーキ値発生器が、運転者
によって操作され;ブレーキ圧力を発生する装置が設け
られており;圧力発生装置が、第1の物理量のための入
力端子を有し;第1の物理量が、運転者操作から導き出
され;運転者操作を検出するセンサ装置が設けられてお
り;センサ装置の出力端子が、車両のための制御装置の
入力端子に接続されており;圧力発生装置が、第2の物
理量のための別の入力端子を有し;第2の物理量が、車
両制御装置の出力端子から導き出される。本発明の変形
及び有利な実施例は、特許請求の範囲従属請求項に記載
されている。
【0015】気圧の簡単化によって、圧力制御弁装置の
ような構成部分も節約することができる。部品の節約に
よって、コストの減少の他に、機能の確実性が高まると
いう利点も生じる。
【0016】その他の利点は、構造空間及び重量が節約
されるという点にあり;構造空間の節約の結果、ブレー
キ値発生器をその周辺部品とともに、あらかじめ製造さ
れたシステム支持体として車両内に組込まれたペダルボ
ックスになるように有利に統合することができ、かつあ
らかじめ製造することができる。
【0017】本発明の変形において、所望の“ペダルフ
ィーリング”を達成するために力行程構成の際に、組合
わせ、ブレーキ値発生器/ペダルの従来一定の動作能力
によって生じる制限をもはや頼りにしていない。ここに
おいて本発明は、この動作能力が可変であり、かつ構成
の際に顧客の希望に広い限界内において任意に応じるこ
とができるという利点を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に示した実施例
によって詳細に説明する。
【0019】図面において可能なかぎり、同じ部分に対
して同じ参照符号が使われているので、1つの図面にお
ける1つの部分の説明により、別の図面におけるこの部
分も説明されている。
【0020】図面において気圧結合は実線として、かつ
電気結合は破線として示されている。
【0021】公共の道路交通における車両のために使わ
れる規定に相応して、車両は、互いに独立に作用する2
つのブレーキ回路を装備しなければならない。
【0022】制動される2つの車軸を有する圧縮空気制
動される商用車において、独立に作用するブレーキ回路
の分割は、通常のように、前車軸の車輪のために第1の
ブレーキ回路が、かつ後車軸の車輪のために第2のブレ
ーキ回路が設けられているように行なわれる。
【0023】これらの車両が通常のように制動されると
き、ブレーキ値発生器は、互いに独立に有効な弁装置を
有する例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第4232
146号明細書に記載の自動車ブレーキ弁からなり、そ
の際、一方の弁装置は、前車軸のブレーキシリンダに作
用する圧力を制御し、かつ他方の弁装置は、後車軸のブ
レーキシリンダに作用する圧力を制御する。制御される
圧力の大きさは、運転者によって操作されかつブレーキ
弁に作用するブレーキペダルの行程又は力によって決め
られる。
【0024】通常の圧縮空気ブレーキとは相違して電気
ブレーキ値制御を利用する車両において、ブレーキ値発
生器から、運転者によってあらかじめ与えられたブレー
キ値要求の電気信号が発生される。この信号は、車両電
子装置によって評価され;例えば負荷のような別の量と
ともに、車軸へのブレーキ力分配を決める。このように
して車両電子装置によって、電子制御信号が形成され、
これらの制御信号は、前車軸及び後車軸のためのブレー
キ圧力変調器を制御するために使われる。
【0025】安全上の理由により、電子ブレーキ値制御
による車両において、機械的手段だけによって発生され
るブレーキ圧力の形の冗長度が設けられている。例えば
電子装置構成部分の故障によって引起こされた電子装置
内の誤りの際、制動の際にこの冗長圧力が有効になり、
かつ車両の制動を保証する。
【0026】冗長圧力は、切換えられる冗長度の基本方
式にしたがって又は加算冗長度の基本方式にしたがって
有効になることができる。切換えられる冗長度の際、冗
長圧力は、ブレーキ値要求の枠内において定常的に発生
され、かつ電子装置故障の際に、ブレーキ変調器から発
生されるブレーキ圧力に代わって利用される。しかしそ
のために電気操作される弁を介して最後に述べた圧力を
遮断し、かつ冗長圧力を接続することが必要である。
【0027】この弁切換えに代わって、切換えられる冗
長度の際に、ブレーキ圧力変調器の時間的に先行する圧
力も、判定基準として利用することができ;例えばブレ
ーキ圧力変調器から発生される圧力が少なくとも0.2
barであるかぎり、冗長圧力が持ちこたえており、こ
のことは当てはまらない場合、維持が解消され、かつ冗
長圧力が介入する。
【0028】したがって切換えられる冗長度の方法は、
故障した又は故障中の電子装置が、少なくともまだ所定
の切換え又は制御過程を確実に行なうことができること
を前提としており;そのために電子装置において特別の
予防処置を講じることができ、これらの予防処置は、で
きるだけあらゆる可能性をカバーする。このことが、ど
の程度高価になることがあるかを示すために、可能な誤
りの場合を指摘しておく:例えば圧力センサが、実際に
存在する0.2barの圧力に代わって、10barの
圧力に相当する測定値を供給した場合、車両電子装置
は、全制動を行なうことを前提とするが、一方車両は、
実際には実質的に制動せずに引続き走行する。もちろん
この誤りの場合も、例えばセンサの二重構成によって阻
止することができるが、このことは、再び製造コストを
上昇させる。
【0029】それに反してヨーロッパ特許第04477
50号明細書に記載の加算冗長度の基本方式の際、冗長
圧力は、それぞれの制動の際に加算成分として能動的に
一緒に結合されている。電子装置が故障すると、冗長圧
力は、なんらかの切換え過程を行なう必要なしに、直接
ブレーキシリンダに作用し;この方法は、固有に安全で
あり、かつそれにより切換えられる冗長度の方法に対し
て高度の安全性を提供する。
【0030】冗長度は、一回路又は二回路に構成するこ
とができる。一回路冗長度の際、両方のブレーキ回路の
うちの一方だけが冗長に構成されており、−通常これは
前車軸ブレーキ回路である−、二回路冗長度の際、両方
のブレーキ回路が冗長に構成されている。
【0031】前車軸ブレーキ回路における一回路冗長度
の際、とくに加算冗長度の方法が提供される。前車軸
は、機関変速機ブロックの重量によって定常的に負荷を
受けており、かつそれによりこの特性が大体において積
み荷によって与えられた後車軸よりも著しく望ましい負
荷/空特性を有する。それ故に加算冗長度に対する後に
説明する構成の視点は、前車軸においてとくに良好に満
たされる。
【0032】二回路冗長度において後車軸のために同様
に加算冗長度の基本方式が基礎になっているが;前記の
ように構成は一層困難なので、後車軸に対して切換えら
れる冗長度の基本方式を使用することもでき;それによ
りこのことは、とりわけきわめて確実な前車軸冗長度に
帰することができ、かつ後車軸構成がそれによりあまり
危険でないからである。
【0033】しかし最後に述べた論証は、一般的に冗長
度の二回路に帰し、かつ前車軸に1つだけの安全な冗長
度を設けることに通じることもある。純粋に安全技術的
な事実の他に、コストの視点も役割を演じるので、技術
が、一回路前車軸冗長度の方向に引続き発展し、かつ二
回路冗長度に意味が失われることを前提とすることがで
きる。この理由により本発明は、単回路冗長度にその適
用における重点を置いて説明し、かつ後に本発明がどの
ようにして二回路冗長度に拡張できるかを補充する。
【0034】図1は、ブレーキ値発生器1の機能ユニッ
トがブレーキ装置の別のユニットにどのように接続され
ているかを示している。
【0035】ブレーキ値発生器1は、操作押し棒6に作
用するブレーキペダル5を介して運転者により操作する
ことができる。操作は、センサ装置2において電気的に
検出され、かつ相応するセンサ測定信号は、電気線14
を介して電子車両制御装置7の入力端子に導かれる。こ
のセンサ測定信号に基づいて、車両制御装置においてブ
レーキ圧力を制御する電気信号が形成され;この制御信
号は、電気接続部15を介してブレーキ値発生器内に統
合された磁気操作されるブレーキ圧力変調器3に供給さ
れる。ブレーキ圧力変調器3は、電気制御信号に基づい
て、制御圧力を発生し、この制御圧力は、リレー弁4に
おいて空気量倍増される。ブレーキ値発生器1は、気圧
導管を介して空気貯蔵器8に接続されている。
【0036】リレー弁4の気圧出力端子9からブレーキ
圧力が出力され;出力端子は、気圧導管を介してブレー
キシリンダ12に接続されている。気圧出力端子9とブ
レーキシリンダ12との間に、通常ブレーキ圧力をブレ
ーキスリップ制御して減少するABS制御弁13がその
間に接続されている。ここで考察する前車軸に関して、
ブレーキシリンダは通常二重に存在し;ABS制御弁
は、単一(車軸制御)又は二重(車輪制御)に存在する
ことができる。
【0037】加算冗長度の基本方式に相応して、操作押
し棒6の転向により2種類のことが引起こされる:第1
に、前記のように、電気的な方法でブレーキ圧力変調器
を介して電気圧力成分が発生される。第2に、機械的な
方法で機械圧力成分が発生される。
【0038】ブレーキ値発生器1内に含まれた加算装置
を介して、電気及び機械圧力成分は加算され、かつこの
和圧力は、ブレーキ値発生器から送出されるブレーキ圧
力をなしている。電気圧力成分が欠落すると、機械圧力
成分は、自動的にブレーキ圧力を形成する。
【0039】厳密に受取れば、加算装置において、電気
又は機械圧力成分の作用に相当する物理量が加算され、
その際、一方の圧力成分は、実際に又は仮想的に(これ
はブレーキ値発生器のどの位置においても“圧力”とし
て測定できない。)存在することができる。
【0040】それ故にブレーキ圧力を発生する加算装置
は、2つの入力端子を有し;これらの入力端子に、ブレ
ーキ圧力成分に相当する物理量が加えられる。一方の入
力端子は、車両操作から導き出された第1の物理量(機
械圧力成分)を加えるために使われ、他方の入力端子
は、ブレーキ圧力変調器のための車両制御装置の前記の
制御信号によって記述された第2の物理量(電気圧力成
分)を加えるために使われる。後に説明するように、物
理量は、構成に応じて、力又は圧力として存在すること
ができる。
【0041】図2によるブレーキ値発生器の構成におい
て、ブレーキ圧力変調器3は、磁気操作される比例弁と
して形成されている。この構成において第1及び第2の
物理量は、力をなしている(そのために図4に関連した
説明を参照)。
【0042】空気量倍増するリレー弁4は、外部装置と
してブレーキ値発生器1の外に配置されている。ブレー
キ圧力変調器として作用する比例弁3は、制御圧力を発
生し、この制御圧力は、ブレーキ圧力変調器3の出力端
子30を介して、制御圧力入力端子10においてリレー
弁4に供給され;空気貯蔵器8は、入力端子11に、す
なわち貯蔵圧力入力端子に接続されている。
【0043】その相応する公称幅を有する制御弁が分離
して配置されていることにより、ブレーキ値発生器自体
は、小さな構成容積を有する装置として構成することが
できる。
【0044】図3による構成において、ブレーキ圧力変
調器は、外部装置として設けられているが、リレー弁4
は、ブレーキ値発生器1に統合されている。
【0045】ブレーキ圧力変調器3から発生される制御
圧力は、制御圧力出力端子30を介してリレー弁4の制
御圧力入力端子10に供給される。この構成において、
第1の物理量は力からなり、かつ第2の物理量は圧力か
らなる(そのために図5に関連した説明を参照)。
【0046】ブレーキ圧力変調器3は、この構成におい
ても磁気操作される比例弁として設けることができる。
【0047】その代わりにブレーキ圧力変調器3は、こ
のようなものとして周知のように、切換え電磁弁から構
成することができ、そのために少なくとも2つの弁が必
要である。このような弁組合せによって、ブレーキ圧力
変調器3内において形成される制御圧力は、通気弁を介
して圧力上昇され、かつ排気弁を介して圧力低下され
る。通気弁は、切換えられた状態において制御出力端子
30を貯蔵圧力に接続し、かつ排気弁は、切換えられた
状態において制御出力端子30を大気に接続する。両方
の弁の交互のサイクルによって、所望の制御圧力が達成
される。
【0048】サイクルは、車両制御装置によって行なわ
れ、この車両制御装置は、圧力センサを介して目下の制
御圧力を測定し、かつ現在の制御偏差に応じて通気又は
排気弁を制御することによって、閉じた制御ループにお
ける所望の制御圧力を設定する。それにより比較的小さ
な公称幅を有する高速切換え電磁弁が、そのために適し
ている。それ故に空気量の増加のために、1つの通気弁
の代わりに例えば2つの通気弁、及び排気弁の代わりに
例えば2つの排気弁を設けることが可能である。電気接
続部15は、この時、これらの通気及び排気弁を制御す
るために必要な複数の線からなる。
【0049】サイクル制御される電磁弁を有するブレー
キ圧力変調器3の構成において、切換え電磁弁の比較的
わずかなコストは有利である。
【0050】切換え電磁弁はわずかな構造空間しか必要
としないので、これらは、ブレーキ値発生器内に組込む
こともできる。加えてこのような構成の際に、少なくと
も制動に割当てられた車両制御装置7の部分を、電気圧
力成分のための信号を発生することによって、ブレーキ
値発生器1と構造的にまとめることも可能である。
【0051】図4に、図2によるブレーキ値発生器の実
際の構成が示されている。操作押し棒6における操作行
程を検出する電気センサ装置2は、磁気抵抗センサとし
て構成されている。これは、操作押し棒6内に取付けら
れた永久磁石17とともに動作し;センサは、永久磁石
17によって発生される磁力線の角度を評価することに
よって、位置を判定する。その代わりに別の任意の行程
センサを使用してもよい。操作押し棒6は、押圧板23
に結合されている。
【0052】さらに操作機構に、ばね空間19内に配置
された第1のばね20及び第2のばね21を加えること
ができ、その際、第2のばね21は、押圧板23をハウ
ジング31に対して弾性的に支持している。
【0053】比例弁の磁気部分に:磁石コイル24及び
磁気接極子25を加えることができ;比例弁の弁部分
に:磁気接極子25の延長部に取付けられた弁ピストン
39、密閉面32を有する弁体28、貯蔵空気圧力空間
40、ブレーキ空気圧力空間41(制御ブレーキ圧力の
ため)、密閉面32とともに通気密閉座を形成する(図
示した位置において通気密閉座は閉じている。)ハウジ
ングに固定の回りを囲む密閉縁26、及び操作要素29
の端部に取付けられた回りを囲む密閉縁27が付属する
ことができ、この密閉縁は、密閉面30とともに排気密
閉座を形成している(図示した位置において排気密閉座
は開いている。)。
【0054】貯蔵空気圧力空間40は、弁体28内に取
付けられたパッキン33を介して大気に向かって密閉さ
れており、かつブレーキ空気圧力空間41は、パッキン
42を介して磁石コイル磁気接極子システム24、25
及びばね空間19の範囲において支配的な大気圧に対し
て密閉されている。
【0055】第2のばね21は、操作押し棒6の操作行
程のために戻し力として作用し、かつブレーキペダルの
レバー比を介して、運転者により所定の制動の際に加え
るべき足の力を決める。第2のばね21は、第1のばね
20と比較して強力なばねとして選定されているので、
第1のばね20の影響は無視することができ、かつ戻し
力は、第2のばね21の操作行程及びばね定数だけによ
って決められている。2つのばねの利用によって、機能
の分離が考慮されており:第1のばね20は、可能な機
械圧力成分の気圧制御のために使われ、かつ第2のばね
21は、運転者に対する所定の“ブレーキフィーリン
グ”の実現のために使われる。
【0056】動作を説明するために、まず車両制御装置
から線15を介して供給される磁石電流がゼロに等し
く、かつそれ故に磁気接極子25に磁力が及ぼされない
ことを前提とする。ブレーキ値発生器の構成部分の位置
は、操作されない状態に相当し;この状態において弁体
28の密閉面32は、貯蔵空気圧力空間40内に支配的
な圧力によって、磁気接極子25の方に向いた側におけ
るその有効リング面を介して密閉縁26に向かって押さ
れるので、入口弁は閉じている。ブレーキ空気圧力空間
41は、この状態において排気部16を介して排気され
ているので、制御ブレーキ圧力は出力されない。
【0057】第1のばね20は、第2のばね21に対し
て全長の短縮部Δs22を有する。このことは、きわめ
て小さな操作行程の際に操作押し棒6に戻し力が及ぼさ
れるが、磁気接極子25の位置は不変であり、かつ操作
しない場合におけるように、まだ制御ブレーキ圧力を形
成しないことを意味する。操作押し棒6の操作行程によ
って“空行程Δs”22に打勝ったときに初めて、第1
のばね20は、圧力板23の下側縁に接触し、かつ操作
行程がそれ以上に大きくなった際に、第1のばね20を
介して磁気接極子25に力が及ぼされ、それによりこれ
は、弁体28の方向に動かされる。
【0058】移動によって排気密閉縁27は密閉面32
に接触する。第1のばね20によって発生される力は、
この時、弁体28に作用し、密閉面32は、通気密閉面
26から離れ、かつ貯蔵空気圧力空間40からブレーキ
空気圧力空間41に空気が流れる。
【0059】弁ピストン39の有効リング面を介してブ
レーキ空気圧力空間41内に構成された圧力は、磁気接
極子25に力を及ぼし、この磁気接極子は、第2のばね
20によって発生される力に抗するように作用する。抗
する作用の力がばね力に等しくなるとすぐに、操作要素
29は、ばね力に対して逆方向に押し戻される。この押
し戻しの際に、その密閉面32がまだ排気密閉縁27に
接している弁体28は、この運動に追従するので、通気
密閉縁26も、密閉面32に再び接触する(一般的な動
作のこの考察の際に、摩擦による起こり得る影響は考慮
されていない。)。したがって通気及び排気密閉座が閉
じ、かつブレーキ空気圧力空間41内において、フック
の法則に基づいて第1のばね20から磁気接極子25に
及ぼされる力に比例する圧力が制御されている。
【0060】Δsの操作行程により始まって、ばねによ
り引起こされる圧力制御が開始されるので、機械圧力成
分の特性曲線に対して直線部分が生じ、その勾配は、第
1のばね20のばね定数及び操作ピストン39の有効リ
ング面によって決められており;この直線部分は、図6
aに参照符号50を付けて示されている。
【0061】所定の操作行程を前提として、この行程が
減少すると、減少の時点に、ブレーキ空気圧力空間41
内において制御されるブレーキ圧力は高すぎるので、弁
ピストン39は、弱まったばね力に抗して第1のばね2
0の方向に動かされる。その際、排気密閉縁27は、密
閉面32から離れるので、空気は、ブレーキ空気圧力空
間41から排気部16を介して大気に吹出される。排気
は、ブレーキ空気圧力空間41内に存在する圧力が減少
した操作行程に相当するまで持続する。圧力減少によっ
て操作要素29は、弁体28の方向に動き、かつ減少し
た操作行程のばね力と弁ピストン39への圧力作用によ
る逆に作用する力との間の新たな平衡の時点に、排気密
閉縁27は、再び密閉面32上に載り、それにより閉じ
位置が達成されている。
【0062】ブレーキ空気圧力空間41内において制御
される圧力は、操作押し棒6の操作行程に連続的に追従
する。この制御される圧力は、前記の機械圧力成分をな
している。
【0063】電気接続部15を介して磁石電流が供給さ
れると、磁石電流の大きさに相応して磁気接極子25に
力が作用する。磁気接極子25は、加算装置をなしてお
り、ここでは第1に、第1のばね20の機能の説明に相
応して操作行程から導き出される第1の物理量のための
入力端子が設けられており、かつここでは第2に、電気
接続部15を介して供給される磁石電流に相応して車両
制御装置の出力によって決まる第2の物理量のための入
力端子が設けられている。両方の物理量は、加算素子と
して作用する磁気接極子25において力として加算さ
れ;それ故に図4による実施例の場合、第1及び第2の
物理量は、力をなしている。
【0064】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4232
146号明細書に記載の前記の自動車ブレーキ弁におい
て、ばね(ここではゴム段階ばね(3))が設けられて
おり、このばねは、ピストン(ここでは第1のピストン
(2))との共同動作において、ブレーキ圧力の気圧制
御を引起こす。次にこのような自動車ブレーキ弁の構成
に対していくつかの基礎となる観点を説明する。
【0065】ばね及びピストンの構成は、制御すべきブ
レーキ圧力、及び維持すべき精度の要求によってあらか
じめ与えられている。ブレーキ圧力及び弁座によって制
御すべき空気量のためのこのようにして維持すべきヒス
テリシスは、ピストンの面積の選択の際に所定の下側限
界を下回ってはいけないということを条件とする。この
面積及び最大ブレーキ圧力に基づいて、ばねが調達しな
ければならない最大ばね力Fmaxが与えられる。
【0066】最大ばね力Fmaxの決定の他に、この力
に対応する最大ばね行程smaxを決めなければならな
い(ばね定数の確定)。本発明によるブレーキ値発生器
における場合のように、同時に車両制御装置の重要度に
対して十分な分解能でばね行程を検出しようとする場
合、下回ってはいけない最大ばね行程smaxの所定の
値が与えられる。これらの基本的な構成の考えから、最
大ばね力Fmax及び最大ばね行程smaxが確定され
ている。
【0067】それ故に最大ブレーキ圧力の制御の際に、
ばねは、次の式によってその中に位置エネルギーが蓄積
されているように圧縮される。
【0068】
【数1】
【0069】このエネルギーは、運転者がブレーキペダ
ルにおいて足の力F1maxを発生し、かつブレーキペ
ダルにおいて行程s1maxを進めることによって、運
転者によって発生される。ブレーキペダルにおいて、足
の力F1からばね力Fへのレバー伝動が行なわれ、その
際、伝動比uは、足の力の作用点から回転中心へのレバ
ー長さ対ブレーキレバーの回転中心へのばねの作用点の
レバー長さの比によって与えられている。
【0070】このようにして確定されたレバー伝動uに
よって最大足の力に対して次の式が得られ、
【0071】
【数2】
【0072】かつ最大足の行程に対して次の式が得られ
る。
【0073】
【数3】
【0074】したがって段階ばねを有する従来の技術に
相当する自動車ブレーキ弁において、構造的にあらかじ
め与えられた最大ばね力は、レバー伝動比uの選択によ
って、運転者がその足によってこの力のu分の1だけを
加えればよいように減少することができるが;同時にu
倍の操作行程を生じる。それ故に力の節約は、常に行程
の相応する増加を犠牲にしなければならない。
【0075】前記の自動車ブレーキ弁の従来の技術とは
相違して、本発明において図4による構成において、ブ
レーキ値発生器1によりブレーキ制御圧力だけを制御す
ればよく、かつここにおいて弁ピストン39の面積を比
較において著しく小さく選定することができることが利
用される。なぜならピストンにより、相応する空気量倍
増のために必要な大きな弁座を制御する必要がないから
である。さらに小さい弁座により、さらに小さなピスト
ン面積で十分であり、さらに小さな最大ばね力で十分で
あり、したがって気圧制御のために小さな位置エネルギ
ーを有する比較的弱いばね力しか必要ない。
【0076】第2の比較的強いばね21は、運転者に対
するブレーキフィーリングを確定するために使われる。
このばねの最大ばね力は、車両製造者の希望に完全に合
わせて、気圧の事実に全く関係なく生じることができ
る。この最大力及び適当に選択されたレバー伝動比uを
利用した運転者操作に対するその変換の任意の選択によ
って、ブレーキフィーリングは、広い限界内において、
車両製造者の種々の希望に対応することができる。ブレ
ーキ値発生器に関して、変更の際に第2のばね21の交
換しか必要ない。
【0077】運転者が、ブレーキペダルにおいて軽い圧
力点においてブレーキ開始を感知するようにするため、
第2のばね21を軽い初応力を受けた状態にして組込む
ことは有利である。
【0078】第2のばね21を介して操作行程と操作力
を一義的に関連づけるので、行程センサ2の代わりに、
第2のばね21における力を測定するセンサを設けるこ
とが可能である。それにより操作行程に対するブレーキ
値発生器の所定の量の関係は、操作力に対するこの量の
関係と同じ意味である。
【0079】図5によるブレーキ値発生器において、操
作押し棒6によって転向されるばね装置を含む操作機
構、及び操作要素29によって機械的に制御される気圧
弁装置は、図4のためのブレーキ値発生器の相応する説
明によってすでに説明されている。図5による弁ピスト
ン39においてブレーキ空気圧力空間41は、ピストン
パッキン34によって制御空気圧力空間38から切離さ
れる。力を導入する中間部分35は、第1のばね20に
よって発生される力を弁ピストン39に伝達するために
使われる。このピストンに、一方において第1のばね2
0の力が、かつ他方において制御空気圧力空間38内に
おいて支配的な圧力が作用する。
【0080】制御圧力入力端子10に、ブレーキ圧力変
調器により発生される圧力が加えられており、制御圧力
出力端子30に加えられる圧力は、外部リレーピストン
に導かれる。
【0081】それ故に弁ピストン39は、加算素子をな
しており、この加算素子のために再び物理量の2つの入
力が考慮されており、その際、第1の物理量は、操作行
程から導き出されており、かつ力をなしており、かつ第
2の物理量は、車両制御装置の出力から導き出されてお
り、かつ圧力をなしている。
【0082】所定のブレーキフィーリングを必要とする
同じ顧客に対して、ブレーキ値発生器の1つの構成が望
ましいならば、図4に対する説明に関連して説明した第
2のばね21の確定によるブレーキフィーリングの決定
を省略することが有意義なことがある。この時、弁ピス
トン39の直径は、大きな空気出力によって弁座も制御
可能であるように拡大することができる。それにより
“制御圧力出力端子”30においてブレーキ値発生器か
ら送出される圧力は、後に接続された空気量倍増するリ
レー弁の利用を不要にする空気出力を利用することがで
き;このようなブレーキ値発生器は、図2に示されてい
る(ブレーキ値発生器の気圧出力端子は、直接リレー弁
圧力出力端子9をなしている。)。
【0083】拡大されたピストン直径に相応して、第1
のばね20は、相応して強く構成しなければならない。
このばねをどの程度強くするかの程度において、第2の
ばね21は、この時にもはや単独でブレーキフィーリン
グの決定に責任を持たないので、減少しなければならな
い。
【0084】通常の自動車ブレーキ弁において、すでに
述べたように、所定のヒステリシスに通じる空気量、弁
大きさ及び制御弁直径の所定の関係が存在する。これら
の関係は、基本的に本発明によるブレーキ値発生器につ
いても存在するが、小さな制御ピストンの際に生じる機
械圧力成分の増加したヒステリシスは、ブレーキ特性に
作用しない。すなわち電気圧力成分は、後に詳細に説明
するように、電気ブレーキ値制御によって、総合ブレー
キ圧力が達成されるように設定される。
【0085】図6aにおいて、すでに説明したように、
直線部分50は、機械的に発生される圧力成分を、すな
わち操作行程sに依存する冗長ブレーキ圧力を示してい
る。直線部分の足は、それより小さな操作行程に対して
冗長圧力を制御しないので、Δsの操作行程にある。直
線部分は、足から前に説明した所定の勾配で操作行程s
Aまで延びており、この操作行程において図4に相応し
て、圧力板23のピン状の拡張部18が磁気接極子25
に当たる。
【0086】一度この当たりに達すると、圧力板23
は、直接磁気接極子25に作用するので、操作行程のそ
れぞれ最小のそれ以上の増加によって、通気座26、3
2が直接開かれ、かつ圧力は、“突然”増大し;この位
置において気圧弁の行程制御は、直線部分51によって
示すように、力制御に移行する。
【0087】運転者は、この範囲においてその足操作力
によってブレーキ圧力を制御する。直線部分51に相応
した特性曲線の節は、例えば電子装置の故障によって電
子的に発生されるブレーキ圧力成分が欠落し、かつ冗長
圧力が有効になるときに、作用するだけなので、この挙
動は問題ない。制動の間にこの緊急の場合が生じると、
運転者は、ブレーキを操作する間に、ブレーキ圧力が突
然弱まったことに気付き(図6aに示された操作行程s
Xにおいて、後に説明する総合ブレーキ圧力の曲線52
における動作点58に相応して、ブレーキ圧力は、直線
部分50における動作点59における圧力に減少す
る。)、それから運転者は、直観的にブレーキを強化し
て操作し、かつ特性曲線節51以上に貯蔵圧力を最大圧
力として制御する。このような緊急の場合にいつでも運
転者は、必要な場合に全制動を確実に行なうことができ
ることが重要であり;その際、特性曲線節50から特性
曲線節51への移行の際の段階は、些細なものである。
【0088】特性曲線節50と51の組合せは、機械的
に発生される圧力成分の特性曲線をなしている。
【0089】これまで常に機械圧力成分が制御されると
き、閾値Δsを越えた際のブレーキ特性を説明し;この
ことは、車両の摩擦ブレーキのブレーキシリンダにブレ
ーキ圧力が加えられることを意味する。この磨耗を伴う
ブレーキの他に、多くの車両は、例えばリターダの形に
構成された磨耗のないブレーキを利用することができ
る。
【0090】ブレーキペダルを軽くしか操作しない際、
すなわちΔsよりも小さな操作行程の際、磨耗のないブ
レーキだけが操作されるようにする。このことは、これ
らのブレーキ操作に対してもセンサ2が車両制御装置7
に相応する信号を送出することによって可能である。車
両制御装置7は、センサ信号を評価し、かつセンサ測定
値の大きさに相応して例えば車両のリターダを制御する
(車両制御装置2のこの部分は本発明の部分ではないの
で、磨耗なく作用するブレーキの制御は図面には示され
ていない。)。
【0091】図6bは、例えば磨耗なく作用するブレー
キの作用を示しており:まず磨耗のないブレーキ成分
は、ゼロの操作行程から直線的に増大し(53)、かつ
Δsの操作行程においてその最大値に達し、その際、こ
の値がリターダの最大制御に相当するものと仮定する。
Δsより大きな操作行程の際、磨耗のないこの最大ブレ
ーキ成分54は維持されている(図6bの縦座標に単位
は示されておらず;ここでは全ブレーキ要求の磨耗のな
いブレーキ成分は、図6aに示された縦座標の大きさに
意味上等価な量で示されており、この量は、ここではブ
レーキ圧力PB対供給圧力PVの比である。)。
【0092】図6aに、前記のように、磨耗ブレーキの
総合ブレーキ圧力の曲線52が示されており、この総合
ブレーキ圧力は、ブレーキ圧力変調器3から発生される
電気圧力成分と機械圧力成分との和に等しい。前記のよ
うに、車両制御装置7は、センサ2から供給される測定
値の評価を、この信号を一般的なブレーキ要求信号とみ
なし、かつ車両におけるブレーキ成分に相応する個別ブ
レーキ要求を割当てることによって行なう。一方におい
て前記のように、磨耗なく作用するブレーキに、これが
満たすことができるブレーキ要求の部分が伝達され、か
つ残りの成分は、磨耗ブレーキに割当てられる。磨耗ブ
レーキ内において、前車軸及び後車軸に対するブレーキ
成分への分割が行なわれ、そのために圧力に関して下側
のブレーキ範囲において磨耗を考慮した圧力分配を行な
うために、実際ライニング厚さが問合わされるが、一方
高いブレーキ範囲において、例えば車両の負荷が利用さ
れる。
【0093】これらの対応の様式及び方法は、このよう
なものとして周知なので、ここではもっぱらブレーキ特
性曲線の一般的な共同作用について説明する。
【0094】前車軸のブレーキシリンダに対する例にお
ける総合ブレーキ圧力の曲線52は、小さな操作行程
(小さな値s−Δs)において、ほぼ直線的な経過を示
し;この範囲において良好な段階付けが望まれる。大き
な操作行程の際、ブレーキ圧力は、ますます急に上昇
し、かつsMの操作行程の際に、供給圧力に達し;この
挙動は、緊急ブレーキの際にできるだけ急速に最大ブレ
ーキ圧力に達するという運転者の希望に近い。
【0095】総合ブレーキ圧力の曲線52と機械圧力成
分50(冗長圧力)との間の差は、電気圧力成分をなし
ている。
【0096】ここにおいて本発明の重要な利点は、操作
行程を介した電気圧力成分の構成が、ブレーキ値発生器
の構造的な事実とは全く無関係に決めることができると
いう点にある。このようにしてブレーキ値発生器の構造
的な変更を行なうことなく、種々の車両要求及び車両製
造者の種々の予備設定に対応することができる。
【0097】車両に調達される操作行程を介したすべて
の制動は、図6bによる節53、54を有する磨耗のな
いブレーキの特性曲線及び図6aによる総合ブレーキ圧
力52の特性曲線からなる和に相当する。
【0098】図6aに示された傾斜した特性曲線節50
及び垂直の特性曲線節51を有する操作行程を介した機
械的に発生される冗長圧力の関数経過は、図5によるブ
レーキ値発生器の構成にも有効であり;この構成におい
て圧力板23の下側縁が中間部分35の上側縁に接触す
ると、機械的な突き当たりsAに達する。
【0099】本発明によるブレーキ値発生器のこれまで
に説明した構成は、前記のように、一回路冗長度に基づ
いている。二回路冗長度を有するブレーキ値発生器は、
前車軸のために加算冗長圧力を形成する前記の機械圧力
発生装置に無関係に作用する別のブレーキ圧力成分を発
生する別の圧力制御段を統合することによって実現する
ことができ、その際、これにより発生された圧力は、後
車軸のための冗長圧力として、−なるべく切換えられる
冗長度として−設けられている。
【0100】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4232
146号明細書による自動車ブレーキ弁によれば、まず
第1の動作空間(ここでは第1の動作空間(60))を
介してブレーキ弁を操作する際に、後車軸回路として構
成された第1のブレーキ回路にどのようにして圧力を加
えるかは公知である。第2の動作空間(ここでは第2の
動作空間(44))を介して、前車軸回路として形成さ
れた第2のブレーキ回路のための圧力が制御される。第
2の動作空間は、第1の動作空間に気圧的に結合されて
いるので、第1の動作空間における圧力の制御の際、同
時に第2の動作空間における圧力が制御される。追加的
に第1の動作空間における圧力の故障の際に、第2の動
作空間における圧力が、この時に機械的な連結に基づい
て制御されるように、第1及び第2の動作空間の間に機
械的な連結が存在する。
【0101】例えば図4による本発明によるブレーキ値
発生器は、この公知の基本方式を利用して、二回路冗長
度を有するブレーキ値発生器に拡張することができる。
前記の別の圧力制御段は、相応する第1の別の弁ピスト
ンを組込み、この弁ピストンが別の圧力制御段の入力及
び出力座を活性化することにより、第1の圧力制御段と
して圧力板23によって直接操作される。第1のばね2
0による代わりに、冗長圧力に相当する別のばね(全長
を短縮しない弱いばね)を有する第1の別の弁ピストン
は、圧力板23から力を加えられ;強い第2のばね21
は、引続き“フィーリング”ばねとして作用する。別の
圧力制御段のために、第2の別の弁ピストンを設け、こ
の弁ピストンに別の圧力制御段の圧力を加えることによ
って、追加的な動作空間が形成される。
【0102】新たに差し込まれたこの圧力制御段の動作
空間の下に、磁気制御される接極子25及び接極子によ
り制御される弁部分26、27、28からなる前記の装
置がある。
【0103】第2の別の弁ピストンを介してこのばねに
別の圧力回路により制御される圧力を作用させることに
よって、第1のばね20は、別の圧力制御回路によって
操作される。遅れた圧力上昇は、この場合に全長の短縮
によって達成できるのではなく、第1のばね20が全長
の短縮なしに組込まれ、かつ所望の遅延された圧力上昇
に相応して初応力を与えられていることによって達成で
きる。同時に別の圧力制御回路における圧力の欠落の
際、操作押し棒6の移動によって磁気接極子25への剛
体的な連結が行なわれるので、これは、前記のように動
かされる(図4に関する説明参照)。
【0104】本発明によるブレーキ値発生器において、
前記のように、機械的手段による圧力成分と、電気的手
段による圧力成分とが発生される。電気的手段により発
生される圧力成分のために、電流の電気量から磁石を介
して力を発生する物理的な作用基本方式に基づくアクチ
ュエータが利用される。このようにして発生された力
は、密閉座への機械要素の移動を引起こし、それにより
密閉座において開いた横断面が形成され、この横断面を
通して、所望の圧力変化を行なうために、圧縮空気が流
入又は流出できる。
【0105】一般化して別の作用基本方式を有するアク
チュエータも使用でき、例えばピエゾ基本方式によるア
クチュエータが使用できる。このようなアクチュエータ
において、ピエゾ素子において、素子に加えられる電圧
に基づいてエアギャップが制御される。これは、前記の
ように圧力構成又は圧力解体過程のために利用すること
ができる。
【0106】用途に適したアクチュエータ作用基本方式
の選択は、それぞれの用途の要求に依存する。それ故に
本発明は、所定の作用基本方式に限定されるわけではな
く;電気圧力成分の形成のために、圧力成分を発生する
ために使われる機械量に電気量を変換するなんらかの物
理作用基本方式を利用するということだけが重要なので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキ装置にその機能ユニットを有するブレ
ーキ値発生器の図である。
【図2】ブレーキ圧力を発生するために2つの力からな
る和が形成され、すなわち運転者操作に相当する力及び
ブレーキ変調器を形成する比例弁の磁力からなる和が形
成されるブレーキ値発生器の構成を示す図である。
【図3】ブレーキ圧力を発生するために2つの力からな
る和が形成され、すなわち運転者操作に相当する力及び
ブレーキ値発生器にブレーキ変調器から供給される圧力
から導き出された力からなる和が形成されかつ弁が空気
量倍増リレー弁として形成されたブレーキ値発生器の構
成を示す図である。
【図4】比例弁の磁気接極子が加算素子をなす図2によ
るブレーキ値発生器を示す図である。
【図5】弁の弁ピストンが加算素子をなすが、この加算
素子が第1にリレー弁として形成されていない図3の基
本方式に相当するブレーキ値発生器を示す図である。
【図6】図4によるブレーキ値発生器において運転者操
作に依存して制御される圧力の特性曲線を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ブレーキ値発生器 2 センサ装置 3 ブレーキ圧力変調器 4 リレー弁 5 ブレーキペダル 6 操作押し棒 7 制御装置 8 空気貯蔵器 9 気圧出力端子 10 制御入力端子 11 入力端子 12 ブレーキシリンダ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)ブレーキ値発生器が、ブレーキ圧力
    を発生するために使われ; b)ブレーキ値発生器が、運転者によって操作され; c)ブレーキ圧力を発生する装置が設けられており; d)圧力発生装置が、第1の物理量のための入力端子を
    有し; e)第1の物理量が、運転者操作から導き出され; f)運転者操作を検出するセンサ装置が設けられてお
    り; g)センサ装置の出力端子が、車両のための制御装置の
    入力端子に接続されており; h)圧力発生装置が、第2の物理量のための別の入力端
    子を有し; i)第2の物理量が、車両制御装置の出力端子から導き
    出される ことを特徴とする、車両内に配置されかつ少なくとも1
    つのモジュールからなるブレーキシステムのためのブレ
    ーキ値発生器。
  2. 【請求項2】 第1の物理量が、力からなることを特徴
    とする、請求項1に記載のブレーキ値発生器。
  3. 【請求項3】 第2の物理量が、力からなることを特徴
    とする、請求項1に記載のブレーキ値発生器。
  4. 【請求項4】 第2の物理量が、圧力からなることを特
    徴とする、請求項1又は2に記載のブレーキ値発生器。
  5. 【請求項5】 第1及び第2の物理量から作用の和を形
    成するために、加算装置が設けられていることを特徴と
    する、請求項1ないし4の1つに記載のブレーキ値発生
    器。
  6. 【請求項6】 加算装置が、磁気制御される弁の接極子
    から形成されていることを特徴とする、請求項5に記載
    のブレーキ値発生器。
  7. 【請求項7】 加算装置が、弁のピストンによって形成
    されていることを特徴とする、請求項5に記載のブレー
    キ値発生器。
  8. 【請求項8】 運転者の操作に相当する力を発生し、か
    つこれを加算装置に伝達するために、第1のばね装置が
    設けられていることを特徴とする、請求項6又は7に記
    載のブレーキ値発生器。
  9. 【請求項9】 第1のばね装置の全長を短縮することに
    よって、所定の運転者操作に対応するブレーキ圧力の制
    御の開始が決められていることを特徴とする、請求項8
    に記載のブレーキ値発生器。
  10. 【請求項10】 ブレーキ要求の特性曲線を決める第2
    のばね装置が設けられていることを特徴とする、請求項
    1ないし9の1つに記載のブレーキ値発生器。
  11. 【請求項11】 圧力を発生するために、少なくともそ
    れぞれ1つの通気及び排気弁からなる切換えられる電磁
    弁の組合せからなる圧力制御装置が設けられていること
    を特徴とする、請求項4に記載のブレーキ値発生器。
  12. 【請求項12】 圧力制御装置が、ブレーキ値発生器と
    構造的にまとめられていることを特徴とする、請求項1
    1に記載のブレーキ値発生器。
  13. 【請求項13】 少なくとも制動に対応する車両制御装
    置の部分が、ブレーキ値発生器と構造的にまとめられて
    いることを特徴とする、請求項1ないし12の1つに記
    載のブレーキ値発生器。
  14. 【請求項14】 圧力発生装置及び加算装置によって、
    一回路冗長度が実現されていることを特徴とする、請求
    項1ないし13の1つに記載のブレーキ値発生器。
  15. 【請求項15】 加算冗長度の基本方式が、一回路冗長
    度の基礎になっていることを特徴とする、請求項14に
    記載のブレーキ値発生器。
  16. 【請求項16】 a)ブレーキ圧力を発生する別の装置
    が設けられており;b)別の圧力発生装置から発生され
    る圧力が、運転者操作によって決められていることを特
    徴とする、請求項1ないし15の1つに記載のブレーキ
    値発生器。
  17. 【請求項17】 別の圧力発生装置によって二回路冗長
    度が実現されていることを特徴とする、請求項16に記
    載のブレーキ値発生器。
  18. 【請求項18】 切換えられる冗長度の基本方式が、別
    の圧力発生装置の冗長度の基礎になっていることを特徴
    とする、請求項17に記載のブレーキ値発生器。
JP34793199A 1998-11-13 1999-11-02 統合された加算冗長度を有するブレーキ値発生器 Expired - Fee Related JP4618605B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19852399A DE19852399A1 (de) 1998-11-13 1998-11-13 Bremswertgeber mit integrierter Additionsredundanz
DE19852399.8 1998-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000185646A true JP2000185646A (ja) 2000-07-04
JP4618605B2 JP4618605B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=7887706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34793199A Expired - Fee Related JP4618605B2 (ja) 1998-11-13 1999-11-02 統合された加算冗長度を有するブレーキ値発生器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6354671B1 (ja)
EP (1) EP1000830B1 (ja)
JP (1) JP4618605B2 (ja)
DE (2) DE19852399A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504987A (ja) * 2000-08-02 2004-02-19 クノール−ブレムセ・ジステメ・フュール・ヌツファールツォイゲ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 圧縮空気作動式ブレーキ装置を備えた自動車用の安定化装置
CN104290727A (zh) * 2014-09-30 2015-01-21 广西柳工机械股份有限公司 电动轮矿用自卸车用制动系统
KR20180134852A (ko) * 2016-04-18 2018-12-19 와브코 유럽 비브이비에이 운전자 브레이크 밸브, 운전자 브레이크 밸브를 구비한 압축 공기 브레이크 시스템 및 운전자 브레이크 밸브 제조 방법

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19815440A1 (de) * 1998-04-07 1999-10-14 Wabco Gmbh Steuereinrichtung für eine Fahrzeug-Bremsanlage
US6527348B2 (en) * 2001-05-22 2003-03-04 Caterpillar Inc Braking system for a construction machine
DE10129603A1 (de) * 2001-06-20 2003-01-09 Knorr Bremse Systeme Verfahren zur Erzeugung eines Feedbacks für den Bediener bei Betätigung einer Bremseinrichtung, insbesondere eines Fußpedals und Steuervorrichtung für ein Bremssystem
DE10129602A1 (de) * 2001-06-20 2003-01-09 Knorr Bremse Systeme Kombinierte elektro-pneumatisch und mechanisch betätigbare Ventileinrichtung und Steuervorrichtung für ein Bremssystem
DE10129605A1 (de) * 2001-06-20 2003-01-09 Knorr Bremse Systeme Steuervorrichtung für ein Bremssystem, insbesondere ein Fahrzeugbremssystem
DE10129604A1 (de) * 2001-06-20 2003-01-09 Knorr Bremse Systeme Kombinierte elektro-pneumatisch und mechanisch betätigbare Ventilbaueinheit und Steuervorrichtung für ein Bremssystem
DE10133440C2 (de) * 2001-07-10 2003-06-18 Knorr Bremse Systeme Bremsanlage mit elektropneumatischem Modulator
US6959968B2 (en) * 2003-07-02 2005-11-01 Haldex Brake Products Ltd. Central electronic control network for vehicle dynamics and ride control systems in heavy vehicles
US7293842B2 (en) * 2003-07-02 2007-11-13 Haldex Brake Products Ltd. Control network for vehicle dynamics and ride control systems having distributed electronic control units
US7096108B2 (en) * 2003-09-26 2006-08-22 Haldex Brake Products Ab Brake system with distributed electronic control units incorporating failsafe mode
US20050071070A1 (en) * 2003-09-26 2005-03-31 Peter Nilsson Brake system with distributed electronic control units responsive to sensor input
US6991302B2 (en) * 2003-09-26 2006-01-31 Haldex Brake Products Ab Brake system with distributed electronic control units
US7347304B2 (en) 2003-09-26 2008-03-25 Haldex Brake Products Ab System for control of brake actuator
US7150506B2 (en) * 2003-09-29 2006-12-19 Haldex Brake Products Ab Control network for brake system
US7396088B2 (en) * 2003-09-29 2008-07-08 Haldex Brake Products Ab Power supply network for brake system
US6984001B2 (en) * 2003-09-29 2006-01-10 Haldex Brake Products Ab Power supply network for brake system
US7359786B2 (en) * 2003-09-29 2008-04-15 Haldex Brake Products Ab Control and power supply network for vehicle braking system
ATE547265T1 (de) 2004-05-13 2012-03-15 Haldex Brake Products Aktiebolag Steuerung und energieversorgungsnetz für fahrzeugbremssystem
DE102005020626B4 (de) 2005-05-03 2012-07-19 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Bremsvorrichtung einer Zugfahrzeug-Anhängerkombination mit Streckbremsfunktion
US20060253243A1 (en) * 2005-05-06 2006-11-09 Jacob Svendenius System and method for tire/road friction estimation
US7779670B2 (en) * 2006-03-14 2010-08-24 Exxonmobil Reseach And Engineering Company Two valve switching modulator for comprehensive two-dimensional gas chromatography
DE102008007524B4 (de) 2008-02-05 2023-03-30 Zf Cv Systems Hannover Gmbh Vorrichtung zum Betreiben einer Bremse
US8486570B2 (en) 2008-12-02 2013-07-16 General Electric Company Apparatus for high efficiency operation of fuel cell systems and method of manufacturing same
DE102009053037A1 (de) * 2008-12-18 2010-07-01 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Verfahren zur Beendigung einer Kupplungsschutzfunktion
WO2010081840A1 (de) * 2009-01-15 2010-07-22 Continental Teves Ag & Co. Ohg Brems system vom typ "brake-by-wire"
DE102012003106C5 (de) 2012-02-16 2022-01-27 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Verfahren zur Bestimmung eines Bremsdruckwerts anhand von Kennlinien
DE102013015948A1 (de) 2013-09-25 2015-03-26 Wabco Gmbh Bremswertgeber für einen fluidbetriebenen Bremskreis eines Kraftfahrzeugs
DE102014010815A1 (de) * 2014-07-23 2016-01-28 Wabco Gmbh Elektropneumatisches Regelventil
DE102014112014A1 (de) 2014-08-22 2016-02-25 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Verfahren zum Steuern einer Betriebsbremseinrichtung eines Fahrzeugs sowie Betriebsbremsventileinrichtung für eine solche Betriebsbremseinrichtung
DE102014013941A1 (de) 2014-09-19 2016-03-24 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Betriebsbremspedaleinrichtung mit über eine Stellschraube stufenlos vorspannbarer Schraubenfeder
DE102014013974B4 (de) 2014-09-19 2023-07-20 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Pedaleinrichtung mit seitlich einschiebbarer Magnetspulenanordnung
DE102014013975B4 (de) 2014-09-19 2020-09-24 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Elektrische Signaleingabevorrichtung mit konvergierenden oder divergierenden Schwingkreissignalen
US9623849B2 (en) * 2014-12-01 2017-04-18 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc Method, system and controller for determining whether to brake a trailer
DE102015201031B4 (de) * 2015-01-22 2022-03-31 Volkswagen Ag Elektronisches Bremssystem für eine Bremsanlage eines Nutzfahrzeugs, sowie Nutzfahrzeug
DE102015015471A1 (de) * 2015-11-28 2017-06-01 Wabco Gmbh Druckluft-Bremssystem für ein Fahrzeug und ein Verfahren zur Steuerung eines derartigen Druckluft-Bremssystems
DE102015016720A1 (de) 2015-12-22 2017-06-22 Wabco Gmbh Verfahren zum adaptiven Regeln einer fahrerbetätigungsabhängigen Fahrzeug-Ist-Verzögerung
US10507816B2 (en) * 2016-08-30 2019-12-17 GM Global Technology Operations LLC Brake-by-wire system
DE102017001417A1 (de) * 2017-02-14 2018-08-16 Wabco Gmbh Verfahren zum Betrieb einer Bremse eines Kraftfahrzeugs, Fahrzeugsteuergerät und Fahrzeug
DE102017121761B4 (de) 2017-09-20 2021-02-18 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Elektropneumatisches Bremssystem mit Testmodus für den pneumatischen Backup-Bremskreis sowie Fahrzeug mit einem solchen Bremssystem
CN108944846A (zh) * 2018-08-25 2018-12-07 芜湖伯特利电子控制系统有限公司 具有制动信号输出功能的电子控制系统
DE102018126312A1 (de) * 2018-10-23 2020-04-23 Wabco Gmbh Elektropneumatische Bremssystemarchitektur ohne direkte pneumatische Betriebsbremsredundanz an der Hinterachse (1p1e)
DE102019004525A1 (de) 2019-07-01 2021-01-07 Ford Global Technologies, Llc Pedaleinheit für ein Kraftfahrzeug
CN112721894B (zh) * 2021-01-21 2022-01-11 江苏大学 一种三电机集成式高可靠智能线控系统及其控制方法
DE102021114497A1 (de) * 2021-06-07 2022-12-08 Zf Cv Systems Global Gmbh Bremsanlage eines Kraftfahrzeugs und Verfahren zur Steuerung derselben

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2937657A1 (de) * 1979-09-18 1981-04-02 Wabco Fahrzeugbremsen Gmbh, 3000 Hannover Motorwagen-bremsventil mit elektrischer steuereinrichtung
JPS61166764A (ja) * 1985-01-16 1986-07-28 ヴアブコ・ヴエステイングハウス・フアールツオイクブレムゼン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 電気制動装置
US4616881A (en) * 1982-05-21 1986-10-14 Robert Bosch Gmbh Tractor-trailer brake system including a trailer brake control valve
JPS62241752A (ja) * 1986-04-09 1987-10-22 ヴアブコ・ヴエステイングハウス・フア−ルツオイクブレムゼン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 制動値発信器
JPH02267066A (ja) * 1989-04-07 1990-10-31 Isuzu Motors Ltd ブレーキ制御装置
JPH02267065A (ja) * 1989-04-07 1990-10-31 Isuzu Motors Ltd ブレーキ制御装置
JPH04228347A (ja) * 1990-03-17 1992-08-18 Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen Gmbh 少なくとも1つの制動回路を持つ制動装置
US5145239A (en) * 1989-05-22 1992-09-08 Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen Gmbh Brake circuit with primary electrical brake pressure control and secondary failure responsive mechanical brake pressure control
JPH09506314A (ja) * 1993-12-17 1997-06-24 クノル−ブレムゼ ジステーメ フュア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 自動車に用いられるエレクトロニューマチック式のブレーキ装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3204185A1 (de) * 1982-02-06 1983-08-11 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Druckmittel-bremsanlage
DE3308279A1 (de) * 1983-03-09 1984-09-13 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Motorwagen-bremsventil
JPS6078849A (ja) * 1983-10-05 1985-05-04 Nissan Motor Co Ltd ブレ−キ倍力装置
DE3543331C2 (de) * 1985-12-07 1994-08-18 Bosch Gmbh Robert Druckmittelbetätigte Bremsanlage für Fahrzeuge
DE4007360A1 (de) * 1990-03-08 1991-09-12 Daimler Benz Ag Verfahren zur bremsdruckverteilung auf die achsen eines kraftfahrzeugs mit abs-druckmittelbremse
DE4130848C1 (ja) * 1991-09-17 1993-03-18 Mercedes-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De
DE4232146A1 (de) 1992-09-25 1994-03-31 Wabco Westinghouse Fahrzeug Zweikreisige Bremsventileinrichtung
DE4343314A1 (de) * 1993-12-18 1995-06-22 Bosch Gmbh Robert Fremdkraftbremsanlage
DE4438222B4 (de) * 1994-10-26 2008-02-14 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung bzw. Regelung der Bremsanlage eines Fahrzeugs
DE19609222A1 (de) * 1996-03-09 1997-09-11 Bosch Gmbh Robert Anhängersteuerventil für eine Druckluftbremsanlage für Kraftfahrzeuge
DE19653264B4 (de) * 1996-12-20 2008-04-30 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Elektronisch steuerbares Bremssystem für Fahrzeuge, insbesondere Nutzfahrzeuge

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2937657A1 (de) * 1979-09-18 1981-04-02 Wabco Fahrzeugbremsen Gmbh, 3000 Hannover Motorwagen-bremsventil mit elektrischer steuereinrichtung
US4616881A (en) * 1982-05-21 1986-10-14 Robert Bosch Gmbh Tractor-trailer brake system including a trailer brake control valve
JPS61166764A (ja) * 1985-01-16 1986-07-28 ヴアブコ・ヴエステイングハウス・フアールツオイクブレムゼン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 電気制動装置
JPS62241752A (ja) * 1986-04-09 1987-10-22 ヴアブコ・ヴエステイングハウス・フア−ルツオイクブレムゼン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 制動値発信器
JPH02267066A (ja) * 1989-04-07 1990-10-31 Isuzu Motors Ltd ブレーキ制御装置
JPH02267065A (ja) * 1989-04-07 1990-10-31 Isuzu Motors Ltd ブレーキ制御装置
US5145239A (en) * 1989-05-22 1992-09-08 Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen Gmbh Brake circuit with primary electrical brake pressure control and secondary failure responsive mechanical brake pressure control
JPH04228347A (ja) * 1990-03-17 1992-08-18 Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen Gmbh 少なくとも1つの制動回路を持つ制動装置
JPH09506314A (ja) * 1993-12-17 1997-06-24 クノル−ブレムゼ ジステーメ フュア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 自動車に用いられるエレクトロニューマチック式のブレーキ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504987A (ja) * 2000-08-02 2004-02-19 クノール−ブレムセ・ジステメ・フュール・ヌツファールツォイゲ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 圧縮空気作動式ブレーキ装置を備えた自動車用の安定化装置
CN104290727A (zh) * 2014-09-30 2015-01-21 广西柳工机械股份有限公司 电动轮矿用自卸车用制动系统
KR20180134852A (ko) * 2016-04-18 2018-12-19 와브코 유럽 비브이비에이 운전자 브레이크 밸브, 운전자 브레이크 밸브를 구비한 압축 공기 브레이크 시스템 및 운전자 브레이크 밸브 제조 방법
KR102333968B1 (ko) * 2016-04-18 2021-12-03 와브코 유럽 비브이비에이 운전자 브레이크 밸브, 운전자 브레이크 밸브를 구비한 압축 공기 브레이크 시스템 및 운전자 브레이크 밸브 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6354671B1 (en) 2002-03-12
DE19852399A1 (de) 2000-05-18
DE59906251D1 (de) 2003-08-14
EP1000830A2 (de) 2000-05-17
EP1000830B1 (de) 2003-07-09
JP4618605B2 (ja) 2011-01-26
EP1000830A3 (de) 2001-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000185646A (ja) 統合された加算冗長度を有するブレ―キ値発生器
JP4955854B2 (ja) ハイドロリック式の車両ブレーキ装置
US9751511B2 (en) Electric brake system
US6322164B1 (en) Braking device
JP6063824B2 (ja) ブレーキ制御装置
US5544948A (en) Service and emergency brake system having a master cylinder with a travel simulator gas-filled spring
JP5335098B2 (ja) 自動車のためのブレーキ装置並びにブレーキ装置を制御する方法
US8827378B2 (en) Brake apparatus
CA2193924C (en) Brake control apparatus for a vehicle
KR20140122671A (ko) 차량용 브레이크 시스템, 및 브레이크 시스템의 작동 방법
US20040061375A1 (en) Electrohydraulic brake system for motor vehicles
JP2009507714A (ja) 自動車用ブレーキシステム
JP2895625B2 (ja) 電子−空気式スプリング及び常用ブレーキのアクチュエータ
JPH0647369B2 (ja) 自動車用ブレ−キ装置
KR102480676B1 (ko) 전자식 브레이크 시스템
JPS60154945A (ja) 自動車の液圧ブレーキシステム
US20220176928A1 (en) Electronic brake system
JPS62292556A (ja) ブレ−キシステム
US4478461A (en) Hydraulic dual-circuit servo brake apparatus
US4346944A (en) Hydraulic main brake cylinder
KR20150118211A (ko) 전자식 브레이크 시스템
GB2342968A (en) An electro-hydraulic braking system
KR20070068369A (ko) 브레이크-바이-와이어식 브레이크 시스템
US7686404B2 (en) Electro-hydraulic braking system
JPH09506571A (ja) 街路走行車両,特に乗用車のアンチロックブレーキ装置を備えたブレーキユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101019

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees