JP2000185160A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000185160A
JP2000185160A JP10367695A JP36769598A JP2000185160A JP 2000185160 A JP2000185160 A JP 2000185160A JP 10367695 A JP10367695 A JP 10367695A JP 36769598 A JP36769598 A JP 36769598A JP 2000185160 A JP2000185160 A JP 2000185160A
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unfair
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JP10367695A
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English (en)
Inventor
Shigeki Yamamori
茂喜 山森
Hideaki Funabashi
秀彰 船橋
Nobuyuki Kato
信之 加藤
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊技機に対して、発信器等を介し
て行う不正行為を防止するものである。 【解決手段】 本発明は、不正電波を検出する検波器を
設置し、その検波器で不正電波を検知し、且つ、不正入
賞球があったときには、その旨を報知(S87)するこ
とによって、不正行為を知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に対して、
発信器等を介した不正行為に対する防止策に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機としてのパチンコ機には、複数の
図柄を変動表示可能な複数の図柄表示部L1、L2、L
3を有する特別図柄表示器が配設してあり、遊技球(遊
技媒体)が図柄始動口に入賞すると始動検出器で検出さ
れた後の図柄始動信号によって、前記各図柄表示部L
1、L2、L3の図柄が変動を開始し、所定時間後に、
順次図柄が停止する可変表示ゲームが行われ、その確定
図柄の組合せが、例えば、全て同じ図柄であるとき、遊
技者にとって有利な特別遊技状態(大当たり)が生起す
るというものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、例えば、遊技
球が図柄始動口に入賞しないにも拘らず、入賞したよう
に、発信器等を介して図柄始動口に付設の検出器を作動
させる不正行為が行われている。そこで、本発明は、か
かる不正行為に対処できる遊技機を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機には不
正電波を検出する検波器を設置し、その検波器で不正電
波を検知し、且つ、不正入賞球があったときには、その
旨を報知することによって、不正行為を知ることができ
る。請求項2の遊技機は、不正電波を検出する検波器を
設置し、その検波器で不正電波を検知し、且つ、不正大
当たりが生起したときには、その旨を報知することによ
って、不正による大当たりが生起したことが判る。請求
項3の遊技機は、不正電波を検出する検波器を設置し、
その検波器で不正電波を検知したときには、入賞球があ
っても入賞球として取り扱わないことによって、遊技店
は不正行為による損失を防ぐことができる。請求項4の
遊技機は、不正電波を検出する検波器を設置し、その検
波器で不正電波を検知したときには、入賞球があっても
大当たりを生起しないように取り扱うことによって、遊
技店は損失防止を図ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1(正面
図)は遊技機としてのパチンコ機1を示し、このパチン
コ機の側部には球貸機20が設置してあって、この球貸
機20にはカードリーダ(図示略)が内蔵してある。
又、この球貸機20の正面パネル21には、この球貸機
の作動が有効であるときの表示ランプやカード挿入口2
2が設けてある。一方、パチンコ機の前面パネル11に
取り付けてある供給皿12には、前記球貸機20の操作
釦等が配設してあり、具体的には、前記カード挿入口2
2に挿入されたカードの残高(度数)等を表示する表示
器13a、遊技者の操作により球貸機20を介してパチ
ンコ機に貸球を供給する変換釦13b、カード返却用の
返却釦13cが設けてある。
【0006】尚、供給皿12の下には貯留皿17が配設
してあって、供給皿12が満杯となったときオーバーフ
ローした賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル1
8の操作により前記供給皿12からの1球毎に供給され
る遊技球をガイドレール3で案内して遊技領域8に発射
する。遊技領域8のほぼ中央部には、図柄表示装置10
が配置してあり、その図柄表示装置10には複数の変動
図柄を介して可変表示ゲームを行う図柄表示器Lを有し
ている。そして、この図柄表示器Lは、可変表示ゲーム
を実施しているときには左図柄表示部L1、中図柄表示
部L2、右図柄表示部L3に区分表示可能とする。
【0007】尚、この図柄表示部L1、L2、L3に
は、図柄として、数字の「0〜9」とローマ字「A〜
E」を表示し、特別遊技状態(大当たり)のときには、
図柄表示部L1、L2、L3には同じ図柄(大当たり図
柄)を表示し、リーチのときには図柄表示部L1、L3
に同じ図柄(リーチ図柄)を表示し、外れのときにはそ
れ以外の図柄を表示する。尚、前記図柄「0〜9、A〜
E」の内、「3、5、7、A、E」での大当たり図柄を
特定図柄での大当たりとする。
【0008】又、図柄表示装置10の左右側部には、普
通図柄始動ゲート2a、2bが備えてあり、遊技球が通
過すると、検出器(図示略)が発する図柄始動信号によ
って、後述の大入賞口6に付設の普通図柄表示器7の図
柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止し、当たりか
否かを当たりカウンタを介して判断し、所定時間経過後
に停止し、その確定図柄が予め設定した当たり図柄を表
示した場合には、普通電動役物(図柄始動ゲート)5を
所定時間、開成する。そして、この図柄始動ゲート5に
遊技球が入賞すると、可変表示ゲームに寄与する判定メ
モリQ(I)に順次記憶されると共に、その記憶の未処
理の可変表示ゲーム数に対応して、記憶ランプLRが点
灯して、遊技者に残りの可変表示ゲームの数を知らせ
る。又、遊技領域8には、その他、普通入賞口4a、4
b等が配設してある。尚、前記大当たり(特別遊技状
態)となった後には、大入賞口6が開成して、多量の賞
品球の払出を行う。
【0009】又、遊技機には、よく知られた検波器(図
示略)が設置してあり、この検波器は、発信器(特定の
周波数帯の不正電波)によって、前記図柄始動ゲート5
に遊技球が入賞しないにも拘らず、入賞の誤信号を発す
る電波を検知でき、検知したとき出力信号を発する。
【0010】次に、前記構成の遊技機における可変表示
ゲームの処理について、割込処理で実行される概念で示
す制御フローを参照して説明する。図2(A)は初期化
を行い、パチンコ機の電源が投入されると(S1)、遊
技者にとって有利な大当たり(特別遊技状態)となる確
率を低確率状態(1/330)に設定すると共に、大当
たり判定手段(判定カウンタHc(0〜329の循環
数))、確定図柄選定手段である循環カウンタM1、M
2、M3、判定メモリQ(I)(I=1〜4)、不正回
数i、タイマTの初期化を行う。
【0011】図2(B)は、判定カウンタHc(0〜3
29)と、大当たり等における各図柄表示部L1、L
2、L3に確定表示する図柄を選定する循環カウンタM
1、M2、M3の選定を行う。先ず、判定カウンタHc
にリセット時間(所定時間(2ms))毎に1を加算し
(S30)、その加算した判定カウンタHcの値が、3
30であるか否かを判定する(S31)。判定カウンタ
Hcの値が330であるときには、判定カウンタHcの
値を初期化する(S32)。この処理によって、判定カ
ウンタHcの値は0〜329の循環数となる。
【0012】循環カウンタM1にリセット時間(所定時
間(2ms))毎に1を加算し(S33)、循環カウン
タM1の値が15であるか否かを判定する(S34)。
そして、循環カウンタM1の値が15であるときには、
循環カウンタM1を初期化すると共に、循環カウンタM
2に1を加算する(S35)。次に、循環カウンタM2
が15であるか否かを判定し(S36)、循環カウンタ
M2の値が15であるときには、循環カウンタM2を初
期化すると共に、循環カウンタM3に1を加算する(S
37)。そして、循環カウンタM3が15であるか否か
を判定し(S38)、循環カウンタM3の値が15であ
るときには、循環カウンタM3を初期化する(S3
9)。以上によって、循環カウンタM1、M2、M3は
0〜14の循環数となり、図柄「0〜9、A〜E」に対
応させる。
【0013】又、前記循環カウンタM1、M2、M3に
よって選定された図柄は、下記の要領で表示される。 (イ)大当たりのときには、左図柄表示部L1、中図柄
表示部L2及び右図柄表示部L3には、循環カウンタM
1の値に対応する図柄を表示する。即ち、同じ図柄(大
当たり図柄)を表示する。 (ロ)リーチのときには、リーチ態様として、左図柄表
示部L1と右図柄表示部L3には循環カウンタM1の
値、中図柄表示部L2には循環カウンタM2の値(但
し、循環カウンタM1と異なる値)に対応する図柄を表
示する。 (ハ)外れのときには、左図柄表示部L1、中図柄表示
部L2及び右図柄表示部L3には循環カウンタM1、循
環カウンタM2(但し、循環カウンタM1と異なる
値)、循環カウンタM3の値に対応する図柄を表示す
る。
【0014】図3は、普通電動役物(図柄始動口)5に
入賞した入賞球の処理を行うものであり、普通電動役物
5に入賞したか否かを検出し(S5)、検出したときに
は不正電波を受信したか否かを検波器で判断する(S
6)。そして、その検波器が不正電波を検出したときに
は不正フラグFkを「1」にセットし(S7)、検出し
なかったときには、不正フラグFkを「0」にセットし
て(S8)、ステップ10に進む。次に、前記不正フラ
グFkが「1」にセットされたときの入賞球(不正入賞
球)であっても、入賞球として扱うために、判定メモリ
Q(1)が「0」であるか否かを判定し(S10)、
「0」であるときには、入賞球の可変表示ゲームを実施
中であるか、或いは、入賞球がない状態であるので、カ
ウンタIの値を1にセットする(S11)。この処置
は、ステップ20以下で詳述する判定メモリQに記憶す
る番地(1〜4)をセットするものである。
【0015】反対に、判定メモリQ(1)が「0」でな
いときには、判定メモリQ(2)の値が「0」であるか
否かを判断し(S12)、「0」であるときには、カウ
ンタIを2にセットする(S13)。以下、順次、判定
メモリQ(3)、Q(4)について判断すると共に、カ
ウンタIの値をセットする(S14〜S17)。尚、判
定メモリQ(4)が「0」でないときには、既に、最大
記憶(4個)があるため、この入賞球を無視するので、
このルーチンの処理を終了する。また、可変表示ゲーム
に寄与する前記入賞球の判定メモリQ(I)が、「0」
でない数に対応して、遊技領域8に配設の記憶ランプL
Rが点灯するので、遊技者は残りの可変表示ゲームの数
を知ることができる。
【0016】そして、前記判定カウンタHc(0〜32
9)を読み込んで、その値が「7」であるか否かを判定
する(S20)。そして、「7」であるときには、後記
の可変表示ゲームにおいて大当たり(特別遊技状態)を
生起するために、判定メモリQ(I)に、その結果の
「1」を書込む(S21)。そして、不正フラグFkが
「1」であるか否かを判定し(S22)、「1」でない
ときにはこの処理を終了するが、「1」であることに
は、不正大当たりフラグFaを「1」にセットする(S
23)。この処理は、不正によって普通電動役物(図柄
始動口)5に入賞した入賞球が「大当たり」となったこ
とを意味する。
【0017】次に、前記判定カウンタHc(0〜32
9)の値が「80〜90」であるときには、後記の可変
表示ゲームにおいてリーチ態様を表示するために、判定
メモリQ(I)に、その結果の「2」を書込み(S2
5、S26)、それ以外の場合には判定メモリQ(I)
に「3」を書込んで外れ処理を行う(S27)。以上の
処理によって、判定メモリQ(I)(I=1〜4)は、
大当たりの場合には「1」、リーチのときには「2」、
外れの場合には「3」の何れかが記憶されると共に、不
正入賞球による大当たりを生起するときには、不正大当
たりフラグFaが「1」にセットされる。
【0018】次に、前記判定メモリQ(I)(I=1〜
4)に記憶の結果(大当たり、リーチ、外れ)に対し
て、可変表示ゲームの図柄変動処理を行う概念の制御フ
ローを図4を参照して説明する。先ず、判定メモリQ
(1)がゼロであるか否かを判定し(S50)、ゼロで
あるときは、この処理ルーティンを終了する。そして、
判定メモリQ(1)が「1」(大当たり)であるか否か
を判断し(S51)、大当たりのときには判定変数QQ
を1にセットする(S52)。前記ステップ51で判定
メモリQ(1)が「1」でないときには、「2」である
か否かを判断し(S53)、その時には判定変数QQを
2にセットする(S54)。又、それ以外のときには、
判定変数QQを3にセットする(S55)。そして、判
定メモリQ(1)に対して、次の可変表示ゲームを行う
ためと、新たな始動口5への入賞球に備えるために、Q
(Iー1)=Q(I)のシフトを行う。尚、最大のIに
おけるQ(I)は0をセットする(S60)。
【0019】次に、循環カウンタM1、M2、M3の値
を読み込んで、図柄表示部L1、L2、L3の確定図柄
を原則として選定する。しかし、この可変表示ゲームに
おいて、大当たりか(QQ=1)、リーチ(QQ=2)
である場合には、外れと異なる表示態様をさせるので下
記のように図柄の変更を行う。即ち、大当たり(QQ=
1)の場合には、左図柄表示部L1、中図柄表示部L2
及び右図柄表示部L3には、循環カウンタM1の値に対
応する図柄に変更することによって、左図柄表示部L
1、中図柄表示部L2及び右図柄表示部L3には同じ図
柄が表示される。又、リーチ(QQ=2)である場合に
は、左図柄表示部L1と右図柄表示部L3には循環カウ
ンタM1の値に対応する図柄に変更することによって、
左図柄表示部L1と右図柄表示部L3に同じ図柄を表示
し、中図柄表示部L2には異なる図柄を表示するように
選定する。以上によって、各図柄表示部L1、L2、L
3の確定図柄が選定される(S61)。
【0020】そして、図柄変動開始信号によって、左図
柄表示部L1、中図柄表示部L2及び右図柄表示部L3
の図柄は一斉に変動を開始し(S62)、大当たりか
(QQ=1)、リーチ(QQ=2)であるか否かを判断
し(S63)、かかる場合には、所定時間が経過後に
は、先ず、左図柄表示部L1に停止図柄を(S64)、
その後に、右図柄表示部L3後に図柄を停止表示する
(S65)。以上によって、左図柄表示部L1と右図柄
表示部L3には、同じ図柄(リーチ図柄)が左図柄表示
部L1と右図柄表示部L3に停止表示される。
【0021】次に、大当たり(QQ=1)であるか否か
を判断し(S66)、かかる場合には、リーチアクショ
ンを行う(S67)。このリーチアクションは、例え
ば、遊技者が変動図柄を認識できる程度の速度で中図柄
表示部L2の図柄を変動した後に停止表示する(S6
8)。この時、大当たり(QQ=1)であるので、中図
柄表示部L2には左図柄表示部L1(右図柄表示部L
3)と同じ図柄(大当たり図柄)を確定表示する。一
方、前記ステップ66で、リーチ(QQ=2)のときに
は、前記と同様なリーチアクションを行った後に、中図
柄表示部L2には異なる図柄(外れ図柄)を確定表示す
る(S69、S70)。一方、前記ステップ63で、外
れ(QQ=3)であるときには、左図柄表示部L1、右
図柄表示部L3と停止表示し(S71、S72)、リー
チアクションを行わずに、中図柄表示部L2の図柄を確
定表示して(S73)、速やかに可変表示ゲームを終了
する。尚、前記大当たり(特別遊技状態)となった後に
は、大入賞口6が開成して、多量の賞品球の払出を行っ
て、可変表示ゲームを終了する。
【0022】次に、図5は検波器で不正電波を受信した
ときの報知について説明する。先ず、タイマTに「1」
を加算し(S80)、この値が予め設定の時間Ta以上
であるか否かを判断し(S81)、以上となったときに
は、不正回数iとタイマTの初期化を行う(S82)。
この処置は、所定時間Ta毎に、後記で詳述する不正フ
ラグFkが「1」である不正回数iを判定するものであ
る。
【0023】又、次のステップ83では、タイマTをT
bで割った値に、Tbを掛け算した値が整数のタイマT
になるか否かを判断する(S83)。この処理は、サン
プリング時間Tb毎に処理をすることを意味し、Tb時
間毎になったときには、不正フラグFkが「1」である
か否かを判断し(S84)、そうであるときには不正回
数iに「1」を加算する(S85)。そして、この不正
回数iが予め設定の回数Ia以上になったときには、そ
の旨を報知する(S86、S87)。尚、この報知には
遊技店側の従業員に判るが、遊技者に判らないように、
不正端子に出力してホールコンピュータを介して画像表
示したり、ランプ表示したり、音声を発したりする等、
種々の方式がある。又、遊技者に判るように、ランプ表
示、音声表示や図柄表示器Lにその旨を表示して、以
後、やらない旨、注意を喚起する方式であってもよい。
【0024】前記したように、所定時間Taのスパーン
において、サンプリング時間Tb毎の検出で、不正回数
iが設定回数Ia以上、不正電波を受信したとき報知さ
れる。従って、遊技店側は、この不正報知によって、い
ずれの遊技機において、不正電波を受信したかの判断は
できる。そして、報知されたときには、タイマTの初期
化を行って、新たな不正電波の検出に備える(S8
8)。
【0025】次に、不正大当たりフラグFaが「1」で
あるか否かを判断し(S90)、「1」であるときに
は、不正入賞球によって大当たりが生起したので(S2
3参照)、その旨を報知する(S91)。尚、この報知
の形態は、前記不正フラグFkと同じである。従って、
遊技店側は、いずれの遊技機において、不正の大当たり
が生起したか否かが判る。そして、この報知をした後に
は、不正大当たりフラグFaを「0」にセットして、次
の、不正大当たりに備える(S92)。
【0026】以上において、不正入賞球があっても入賞
球として扱うが、その不正回数が、所定時間Taのスパ
ーンにおいて、サンプリング時間Tb毎の検出で、予め
設定のIa回以上出現したときには報知される。又、不
正入賞球によって、大当たりが生じたときにも、大当た
りとしての処理を行うが、その旨が判る。従って、遊技
店は、かかる不正が行われたことを知ることができ、不
正遊技者に対処することができる。尚、前記所定時間T
a、サンプリング時間Tb、設定回数Iaは適宜選定で
きることはいうまでもない。
【0027】次に、前記遊技機を前提に、異なる取り扱
いをする制御フローについて説明する。尚、異なる箇所
の図だけを提示し、他の図は同じである。 (1)不正入賞球を入賞球として取り扱わない。図6に
示すように、検波器で不正電波を検出したときには、不
正フラグFkに「1」をセットしたら、S10に進ま
ず、リターンに進むように処理を行うことによって、不
正入賞球は入賞球として取り扱わないようにでき、遊技
店の損失防止を図ることができる。 (2)不正入賞球を入賞球として扱うが、大当たりを生
起させない。図7に示すように、不正入賞球(Fk=
1)であるときには、ステップ20での「Hc=7」で
あるか否かの判定をせず、ステップ25に進み、「大当
たり」の生起を阻止する(S22)。そのため、不正大
当たりの生起を防止できるので、遊技店の損失防止とな
る。 (3)その他、不正大当たりフラグFaが「1」にセッ
ト(図3、S23)されたときには、遊技機を停止させ
るように構成してもよい。
【0028】尚、本発明は複数の図柄表示部を有する遊
技機の他に、単数の図柄表示部を有する遊技機、或い
は、他の遊技機(パチンコ機やスロットマシン等)にも
適用できることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】請求項1の遊技機には、検波器で不正電
波を検知し、且つ、不正入賞球があったときには、その
旨を報知することによって、不正行為を知ることができ
る。請求項2の遊技機は、検波器で不正電波を検知し、
且つ、不正大当たりが生起したときには、その旨を報知
することによって、不正による大当たりが生起したこと
が判る。請求項3の遊技機は、検波器で不正電波を検知
したときには、入賞球があっても入賞球として取り扱わ
ないことによって、遊技店は不正行為による損失を防ぐ
ことができる。請求項4の遊技機は、検波器で不正電波
を検知したときには、入賞球があっても大当たりを生起
しないように取り扱うことによって、遊技店は損失防止
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】(A)は初期化、(B)は循環数を選定する制
御フローを示す図である。
【図3】入賞球の処理を行う制御フローを示す図であ
る。
【図4】図柄変動処理をする制御フローを示す図であ
る。
【図5】不正状態の報知の制御フローを示す図である。
【図6】不正入賞球の他の取り扱いの制御フローを示す
図である。
【図7】不正入賞球の他の取り扱いの制御フローを示す
図である。
【符号の説明】
2a、2b 普通図柄始動ゲート 5 普通電動役物(図柄始動ゲート) 6 大入賞口 7 普通電動役物 8 大入賞口 L 図柄表示器 L1〜L3 図柄表示部
フロントページの続き (72)発明者 加藤 信之 名古屋市中村区長戸井町3丁目12番地 豊 丸産業株式会社内 Fターム(参考) 2C088 AA31 BC05 BC07 BC18 BC22 BC49 CA08 CA28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球が図柄始動口に入賞すると、可変
    表示ゲームを行う遊技機であって、 不正電波を検出する検波器を設置し、 その検波器で不正電波を検知し、且つ、不正入賞球があ
    ったときには、その旨を報知することを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 遊技球が図柄始動口に入賞すると、可変
    表示ゲームを行う遊技機であって、 不正電波を検出する検波器を設置し、 その検波器で不正電波を検知し、且つ、不正大当たりが
    生起したときには、その旨を報知することを特徴とする
    遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技球が図柄始動口に入賞すると、可変
    表示ゲームを行う遊技機であって、 不正電波を検出する検波器を設置し、 その検波器で不正電波を検知したときには、入賞球があ
    っても入賞球として取り扱わないことを特徴とする遊技
    機。
  4. 【請求項4】 遊技球が図柄始動口に入賞すると、可変
    表示ゲームを行う遊技機であって、 不正電波を検出する検波器を設置し、 その検波器で不正電波を検知したときには、入賞球があ
    っても大当たりを生起しないように取り扱うことを特徴
    とする遊技機。
JP10367695A 1998-12-24 1998-12-24 遊技機 Pending JP2000185160A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002360773A (ja) * 2001-06-08 2002-12-17 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2008055031A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Sankyo Kk 遊技機
JP2008173438A (ja) * 2006-12-21 2008-07-31 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010279823A (ja) * 2010-09-27 2010-12-16 Sammy Corp 遊技機の施錠装置
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