JP2000184562A - 配線装置 - Google Patents
配線装置Info
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- JP2000184562A JP2000184562A JP10352819A JP35281998A JP2000184562A JP 2000184562 A JP2000184562 A JP 2000184562A JP 10352819 A JP10352819 A JP 10352819A JP 35281998 A JP35281998 A JP 35281998A JP 2000184562 A JP2000184562 A JP 2000184562A
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- Japan
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- wiring
- ceiling
- floor
- space
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 柱状の配線装置の安定性を向上させるととも
に、天井側と床下の配線空間から導いた配線を案内し得
る配線装置を提供する。 【解決手段】 複数の着脱可能なユニット3、4、5、
6を選択的に組み合わせた状態で床面Fと天井面C間に
挿入して支持される柱状のものであり、床下配線空間S
1と天井側配線空間S2の何れか或いは両空間S1、S
2から導いた配線H1、H2を案内し得る配線案内空間
Sを内部に有するとともに、少なくともコンセント9を
有するコンセントユニット4を具備している。
に、天井側と床下の配線空間から導いた配線を案内し得
る配線装置を提供する。 【解決手段】 複数の着脱可能なユニット3、4、5、
6を選択的に組み合わせた状態で床面Fと天井面C間に
挿入して支持される柱状のものであり、床下配線空間S
1と天井側配線空間S2の何れか或いは両空間S1、S
2から導いた配線H1、H2を案内し得る配線案内空間
Sを内部に有するとともに、少なくともコンセント9を
有するコンセントユニット4を具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等の広い
室内に配置された電気機器に対して電力線や通信線等の
各種の配線を行う配線装置に関する。
室内に配置された電気機器に対して電力線や通信線等の
各種の配線を行う配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配線装置にあっては、OA器機等
の電気器機と接続する電力用及び通信用等のコード類を
床面若しくは壁面に設けたコンセントに対して直接接続
するか、若しくは該コンセントに接続された延長コード
に対して接続するかにより、広い室内の各所に配置され
た前記電気器機に対して電力及び通信信号等を供給する
ようにしている。
の電気器機と接続する電力用及び通信用等のコード類を
床面若しくは壁面に設けたコンセントに対して直接接続
するか、若しくは該コンセントに接続された延長コード
に対して接続するかにより、広い室内の各所に配置され
た前記電気器機に対して電力及び通信信号等を供給する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のは、前記コード類や延長コードが床面上に引き回され
るため、外観上好ましくないばかりでなく、前記コード
類や延長コードに歩行者が引っ掛かることにより断線の
危険性がある、また、接続作業が煩雑である等の不具合
があった。
のは、前記コード類や延長コードが床面上に引き回され
るため、外観上好ましくないばかりでなく、前記コード
類や延長コードに歩行者が引っ掛かることにより断線の
危険性がある、また、接続作業が煩雑である等の不具合
があった。
【0004】そのため、近時、テーブル等と略等しい高
さを有するポール状の配線装置を床面から立設し、床下
空間から立ち上げた配線を前記配線装置の内部に設けた
空洞まで導き、この配線を配線装置の上端部に定着した
コンセントに接続して、電気器機に対して電力及び通信
信号等を供給するようにしているものもある。しかしな
がら、このものは、下端を床面に支持させているだけな
ので、不安定性が否めず、さらに、床下配線しか利用し
得ないため、現在、安定性を有し、また床下配線と同様
に天井側に張り巡らした配線をも好適に室内に案内する
配線装置が望まれている。
さを有するポール状の配線装置を床面から立設し、床下
空間から立ち上げた配線を前記配線装置の内部に設けた
空洞まで導き、この配線を配線装置の上端部に定着した
コンセントに接続して、電気器機に対して電力及び通信
信号等を供給するようにしているものもある。しかしな
がら、このものは、下端を床面に支持させているだけな
ので、不安定性が否めず、さらに、床下配線しか利用し
得ないため、現在、安定性を有し、また床下配線と同様
に天井側に張り巡らした配線をも好適に室内に案内する
配線装置が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本発明
の配線装置は、床面及び天井面に支持され、床面と天井
面の何れか或いは両面からの配線を導入し得る空洞を内
部に有しているものである。
の配線装置は、床面及び天井面に支持され、床面と天井
面の何れか或いは両面からの配線を導入し得る空洞を内
部に有しているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、複数の着脱
可能なユニットを選択的に組み合わせた状態で床面と天
井面間に挿入して支持される柱状のものであって、床下
と天井側の配線空間の何れか或いは両空間から導いた配
線を案内し得る空洞を内部に有するとともに、少なくと
も、前記配線から電力或いは通信信号を供給されるコン
セントを有するコンセントユニットを具備してなること
を特徴とする配線装置である。
可能なユニットを選択的に組み合わせた状態で床面と天
井面間に挿入して支持される柱状のものであって、床下
と天井側の配線空間の何れか或いは両空間から導いた配
線を案内し得る空洞を内部に有するとともに、少なくと
も、前記配線から電力或いは通信信号を供給されるコン
セントを有するコンセントユニットを具備してなること
を特徴とする配線装置である。
【0007】このような構成のものであると、室内の好
きな位置に容易に配設して、床下や天井側から導いた配
線を外部から好適に隠蔽した状態でコンセントに接続
し、該コンセントを介して電気器機に電力や通信信号を
供給することができる。このものは、床面及び天井面に
支持されているため、従来のものに比べて安定性が向上
する上、床下配線空間からの配線に加えて天井側配線空
間からの配線も利用することができるため、室内への配
線供給量や種類をより充実することができる。さらに、
複数の着脱可能なユニットを組み合わせることにより構
成されているので、輸送や搬入が容易になるとともに、
各ユニットに種々の機能を付与すれば、配線案内機能だ
けでなく、利用者の使用形態に対応した複数の機能を自
在に付与することができる。また、このものは、柱状を
なすので、利用者は360度何れの方向からもアクセス
可能であるとともに、本来室内に存在し得るような形状
であるため室内の美観を損なわない。
きな位置に容易に配設して、床下や天井側から導いた配
線を外部から好適に隠蔽した状態でコンセントに接続
し、該コンセントを介して電気器機に電力や通信信号を
供給することができる。このものは、床面及び天井面に
支持されているため、従来のものに比べて安定性が向上
する上、床下配線空間からの配線に加えて天井側配線空
間からの配線も利用することができるため、室内への配
線供給量や種類をより充実することができる。さらに、
複数の着脱可能なユニットを組み合わせることにより構
成されているので、輸送や搬入が容易になるとともに、
各ユニットに種々の機能を付与すれば、配線案内機能だ
けでなく、利用者の使用形態に対応した複数の機能を自
在に付与することができる。また、このものは、柱状を
なすので、利用者は360度何れの方向からもアクセス
可能であるとともに、本来室内に存在し得るような形状
であるため室内の美観を損なわない。
【0008】ユニットの具体的な実施の形態としては、
天板付きのものや、側面に内部の空洞を開放するための
扉付開口部を有しているものや、照明器具を具備してな
るもの等が挙げられる。各ユニットの好適な連結方法と
しては、上下方向に隣接するユニット同士が、各ユニッ
トの対向端に設けた凹部と凸部の嵌合により連結される
方法を挙げることができる。
天板付きのものや、側面に内部の空洞を開放するための
扉付開口部を有しているものや、照明器具を具備してな
るもの等が挙げられる。各ユニットの好適な連結方法と
しては、上下方向に隣接するユニット同士が、各ユニッ
トの対向端に設けた凹部と凸部の嵌合により連結される
方法を挙げることができる。
【0009】ユニットを床面或いは天井面に固定する具
体的な実施の形態としては、床面側或いは天井面側に配
設されるユニットを床面或いは天井面に固定するユニッ
ト固定部を具備してなり、前記ユニットとユニット固定
部を両者の対向端に設けた凹部と凸部の嵌合により連結
する方法を挙げることができる。ユニットの連結作業を
良好なものとするとともに、連結時に生じる組み付け誤
差を吸収し得るものとするには、ユニット固定部と、該
ユニット固定部と連結されるユニット間に両者の嵌合深
さを調整可能な飲み込み代を設けることが望ましい。
体的な実施の形態としては、床面側或いは天井面側に配
設されるユニットを床面或いは天井面に固定するユニッ
ト固定部を具備してなり、前記ユニットとユニット固定
部を両者の対向端に設けた凹部と凸部の嵌合により連結
する方法を挙げることができる。ユニットの連結作業を
良好なものとするとともに、連結時に生じる組み付け誤
差を吸収し得るものとするには、ユニット固定部と、該
ユニット固定部と連結されるユニット間に両者の嵌合深
さを調整可能な飲み込み代を設けることが望ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。本発明に係る配線装置Aは、図1及び図2に
示すように、床面Fと天井面Cに対して固設された柱状
のものである。まず、床面Fと天井面Cについて簡単に
説明する。床面Fは、平面視正方形状の複数の床パネル
f1を複数枚配列して構成されている。床パネルf1
は、適宜の支持部材(図示せず)により支持されて建築
床面Xから所定距離浮上した位置に配設され、建築床面
Xと床パネルf1により形成される空間を床下配線空間
S1とするものである。同様に、天井面Cも、平面視正
方形状の複数の天井パネルc1を複数枚配列して構成さ
れており、適宜の支持部材(図示せず)により支持され
て天井側建築床面Yから所定距離離間した位置に配設さ
れ、天井側建築床面Yと天井パネルc1により形成され
る空間を天井側配線空間S2としている。
説明する。本発明に係る配線装置Aは、図1及び図2に
示すように、床面Fと天井面Cに対して固設された柱状
のものである。まず、床面Fと天井面Cについて簡単に
説明する。床面Fは、平面視正方形状の複数の床パネル
f1を複数枚配列して構成されている。床パネルf1
は、適宜の支持部材(図示せず)により支持されて建築
床面Xから所定距離浮上した位置に配設され、建築床面
Xと床パネルf1により形成される空間を床下配線空間
S1とするものである。同様に、天井面Cも、平面視正
方形状の複数の天井パネルc1を複数枚配列して構成さ
れており、適宜の支持部材(図示せず)により支持され
て天井側建築床面Yから所定距離離間した位置に配設さ
れ、天井側建築床面Yと天井パネルc1により形成され
る空間を天井側配線空間S2としている。
【0011】配線装置Aは、床パネルf1に固設する床
面側ユニット固定部1と、天井パネルc1に固設する天
井側ユニット固定部2と、これらユニット固定部1、2
間に着脱可能に配設される複数のユニット3、4、5、
6とから構成される。本実施例では、ユニット3、4、
5、6として、前記床面側ユニット固定部1に対して着
脱可能に連結する天板33付きのベースユニット3と、
前記ベースユニット3の上端に対して着脱可能に連結す
るコンセントユニット4と、前記コンセントユニット4
の上端に対して着脱可能に連結するメンテナンスユニッ
ト5と、前記メンテナンスユニット5の上端と前記天井
側ユニット固定部2に対して着脱可能に連結するトップ
ユニット6を使用している。
面側ユニット固定部1と、天井パネルc1に固設する天
井側ユニット固定部2と、これらユニット固定部1、2
間に着脱可能に配設される複数のユニット3、4、5、
6とから構成される。本実施例では、ユニット3、4、
5、6として、前記床面側ユニット固定部1に対して着
脱可能に連結する天板33付きのベースユニット3と、
前記ベースユニット3の上端に対して着脱可能に連結す
るコンセントユニット4と、前記コンセントユニット4
の上端に対して着脱可能に連結するメンテナンスユニッ
ト5と、前記メンテナンスユニット5の上端と前記天井
側ユニット固定部2に対して着脱可能に連結するトップ
ユニット6を使用している。
【0012】各ユニット3、4、5、6は、等しい外径
を有する中空の円柱形状のパイプ材であり、連結した際
に全体として外観上柱状をなすように構成されている。
各ユニットは、図3に示すように、上端近傍の内側面か
ら内側へ向かって水平に平面視環状の延出部p1を延出
し、この延出部p1の上面と内側面p2により凹部Pを
形成している。また、ベースユニット3以外のユニット
4、5、6の下端から、前記凹部Pに嵌合し得る各ユニ
ットの内径に略等しい外径を有する凸部Qを突設し、下
方に配置されるユニットの凹部Pに上方のユニットの凸
部Qを嵌合して上下のユニット同士を連結するようにし
ている。そして、各ユニット3、4、5、6により内部
に連続して形成される空洞を配線案内空間Sとしてい
る。
を有する中空の円柱形状のパイプ材であり、連結した際
に全体として外観上柱状をなすように構成されている。
各ユニットは、図3に示すように、上端近傍の内側面か
ら内側へ向かって水平に平面視環状の延出部p1を延出
し、この延出部p1の上面と内側面p2により凹部Pを
形成している。また、ベースユニット3以外のユニット
4、5、6の下端から、前記凹部Pに嵌合し得る各ユニ
ットの内径に略等しい外径を有する凸部Qを突設し、下
方に配置されるユニットの凹部Pに上方のユニットの凸
部Qを嵌合して上下のユニット同士を連結するようにし
ている。そして、各ユニット3、4、5、6により内部
に連続して形成される空洞を配線案内空間Sとしてい
る。
【0013】床面側ユニット固定部1は、床面Fの複数
の床パネルf1の略中央に固設するもので、図2に示す
ように、円柱パイプ形状の側板111と、側板111の
上端から外側へ水平に延出する鍔部112と、側板11
1の内部に固定される基板113とを具備してなる略円
盤形状のもので、側板111の内側面と基板113の上
面とにより上方に開口する平面視円形の凹部1aを形成
している。このユニット固定部1は、床パネルf1の略
中央に穿設された円形の取付孔f2に側板111を嵌合
し、鍔部112の下面を床パネルf1の上面に添設させ
たうえで、ボルト等(図示せず)を介して床パネルf1
に固定されている。そして、前記基板113に穿設した
配線挿通孔114を介して、床下配線空間S1内の電源
用及び通信用の配線H1、H2を配線装置A内の配線案
内空間S内に導入するものである。また、基板113の
縁に沿って、例えば4つの突起115を、鉛直軸周りの
回転に対して合同とならないような配置で固設してる。
の床パネルf1の略中央に固設するもので、図2に示す
ように、円柱パイプ形状の側板111と、側板111の
上端から外側へ水平に延出する鍔部112と、側板11
1の内部に固定される基板113とを具備してなる略円
盤形状のもので、側板111の内側面と基板113の上
面とにより上方に開口する平面視円形の凹部1aを形成
している。このユニット固定部1は、床パネルf1の略
中央に穿設された円形の取付孔f2に側板111を嵌合
し、鍔部112の下面を床パネルf1の上面に添設させ
たうえで、ボルト等(図示せず)を介して床パネルf1
に固定されている。そして、前記基板113に穿設した
配線挿通孔114を介して、床下配線空間S1内の電源
用及び通信用の配線H1、H2を配線装置A内の配線案
内空間S内に導入するものである。また、基板113の
縁に沿って、例えば4つの突起115を、鉛直軸周りの
回転に対して合同とならないような配置で固設してる。
【0014】天井側ユニット固定部2は、図2に示すよ
うに、天井パネルc1の略中央に穿設された円形の取付
孔c2に本体21を嵌合し、この本体21をボルトを介
して天井パネルc1に固定しているものである。本体2
1は、下方に開口した凹部2aを有する円筒状のもの
で、下端の外径は、各ユニットの内径に略等しい。その
他の構成は、前述した床面側ユニット固定部1と略同様
の構成を有するため詳しい説明を省略するが、この天井
側ユニット固定部2も天井側配線空間S2と配線案内空
間Sを連通する配線挿通孔211を有してなる。
うに、天井パネルc1の略中央に穿設された円形の取付
孔c2に本体21を嵌合し、この本体21をボルトを介
して天井パネルc1に固定しているものである。本体2
1は、下方に開口した凹部2aを有する円筒状のもの
で、下端の外径は、各ユニットの内径に略等しい。その
他の構成は、前述した床面側ユニット固定部1と略同様
の構成を有するため詳しい説明を省略するが、この天井
側ユニット固定部2も天井側配線空間S2と配線案内空
間Sを連通する配線挿通孔211を有してなる。
【0015】ベースユニット3は、図1及び図2に示す
ように、中空の円柱形状のパイプ材である本体31と、
上端3b近傍に設けた天板33とを具備してなる。本体
31は、床面側ユニット固定部1の側板111の内径よ
りもやや小なる外径を有するもので、下端3aをユニッ
ト固定部1の凹部1aに略直上から嵌合し前記床面側ユ
ニット固定部1に連結される。また、下端3aには、ユ
ニット固定部1の四つの突起115に対応する4カ所の
切欠部311を設けている。そして、このベースユニッ
ト3は、例えば、適宜の手段でユニット固定部1の凹部
1aの中央に上方に開口した状態で固設したボルト係合
孔(図示せず)等に、配線装置Aの上端から下端に亘っ
て貫通してなる固定用ボルト(図示せず)を螺合するこ
とにより、ベースユニット3の下端3aをユニット固定
部1の凹部1aに嵌合し連結されている。なお、このと
き、前記ユニット固定部1の突起115にベースユニッ
ト3の切欠部311を進入させることにより位置決めが
行われる。天板33は、図1及び図2に示すように、ベ
ースユニット3の上端3bから外側へ水平に延出してい
るもので、適宜の手段で前記本体31の外側面に固設さ
れている。
ように、中空の円柱形状のパイプ材である本体31と、
上端3b近傍に設けた天板33とを具備してなる。本体
31は、床面側ユニット固定部1の側板111の内径よ
りもやや小なる外径を有するもので、下端3aをユニッ
ト固定部1の凹部1aに略直上から嵌合し前記床面側ユ
ニット固定部1に連結される。また、下端3aには、ユ
ニット固定部1の四つの突起115に対応する4カ所の
切欠部311を設けている。そして、このベースユニッ
ト3は、例えば、適宜の手段でユニット固定部1の凹部
1aの中央に上方に開口した状態で固設したボルト係合
孔(図示せず)等に、配線装置Aの上端から下端に亘っ
て貫通してなる固定用ボルト(図示せず)を螺合するこ
とにより、ベースユニット3の下端3aをユニット固定
部1の凹部1aに嵌合し連結されている。なお、このと
き、前記ユニット固定部1の突起115にベースユニッ
ト3の切欠部311を進入させることにより位置決めが
行われる。天板33は、図1及び図2に示すように、ベ
ースユニット3の上端3bから外側へ水平に延出してい
るもので、適宜の手段で前記本体31の外側面に固設さ
れている。
【0016】トップユニット6は、中空の円柱形状のパ
イプ材である本体61と、本体61内に配設された照明
器具62とを具備してなり、前記天井側ユニット固定部
2にその上端6aを連結するものである。前述したよう
に天井側ユニット固定部2の本体21の下端21aの外
径は、トップユニット6の上端6aの内径に略等しいた
め、図3に示すように、天井側ユニット固定部2の下端
21aにトップユニット6の上端6aを外嵌して連結す
る。この天井側ユニット固定部2と、トップユニット6
間には両者の嵌合深さを調整可能な飲み込み代nを設
け、ユニット連結時に生じる組み付け誤差等を吸収し得
るものとしている。なお、天井側ユニット固定部2との
連結方法は、床面側ユニット固定部1とベースユニット
3の連結方法に準ずるため詳しい説明を省略する。ま
た、このトップユニット6は、内部の照明器具62から
の光線を外部に放出するための窓やルーバ等を適宜有す
るものである。
イプ材である本体61と、本体61内に配設された照明
器具62とを具備してなり、前記天井側ユニット固定部
2にその上端6aを連結するものである。前述したよう
に天井側ユニット固定部2の本体21の下端21aの外
径は、トップユニット6の上端6aの内径に略等しいた
め、図3に示すように、天井側ユニット固定部2の下端
21aにトップユニット6の上端6aを外嵌して連結す
る。この天井側ユニット固定部2と、トップユニット6
間には両者の嵌合深さを調整可能な飲み込み代nを設
け、ユニット連結時に生じる組み付け誤差等を吸収し得
るものとしている。なお、天井側ユニット固定部2との
連結方法は、床面側ユニット固定部1とベースユニット
3の連結方法に準ずるため詳しい説明を省略する。ま
た、このトップユニット6は、内部の照明器具62から
の光線を外部に放出するための窓やルーバ等を適宜有す
るものである。
【0017】コンセントユニット4は、図1及び図2に
示すように、中空の円柱形状のパイプ材である本体41
と、本体41に設けたコンセント9とを具備するもので
ある。コンセント9は、それぞれ複数の電源線コンセン
ト91と複数の通信線コンセント92とからなるもの
で、本体41の外側面に対し各差込口を表出させた状態
で固定している。なお、これら電源線コンセント91及
び通信線コンセント92は、床下配線空間S1及び天井
側配線空間S2から配線案内空間S内に導いた配線H
1、H2から電力や通信信号を供給される。
示すように、中空の円柱形状のパイプ材である本体41
と、本体41に設けたコンセント9とを具備するもので
ある。コンセント9は、それぞれ複数の電源線コンセン
ト91と複数の通信線コンセント92とからなるもの
で、本体41の外側面に対し各差込口を表出させた状態
で固定している。なお、これら電源線コンセント91及
び通信線コンセント92は、床下配線空間S1及び天井
側配線空間S2から配線案内空間S内に導いた配線H
1、H2から電力や通信信号を供給される。
【0018】メンテナンスユニット5は、中空の円柱形
状のパイプ材である本体51と、本体51の側面に内部
の配線案内空間Sを開放するため設けた開口部52と、
前記開口部52の一端に開閉可能に蝶着したメンテナン
ス用扉53とを具備している。この配線装置Aの一組立
方法について説明する。まず、前述したように床面側ユ
ニット固定部1の凹部1aにベースユニット3の下端3
aを略直上から嵌合し例えば床面側ユニット固定部1に
設けたボルト係合孔に固定用ボルトを締結する等して固
定する。そして、ベースユニット3の上端3bに設けた
凹部Pにコンセントユニット4の下端に設けた凸部Qを
嵌合し適宜の手段で嵌合状態が安定的に保持されるよう
に固定する。その後、天井側ユニット固定部2の本体2
1の下端21aにトップユニット6の上端6aを外嵌
し、トップユニット6の下端とコンセントユニット4の
上端間にメンテナンスユニット5を挿入可能な隙間が形
成されるようにトップユニット6の天井側ユニット固定
部2に対する嵌合深さを深くした状態で、コンセントユ
ニット4の上端に設けた凹部Pにメンテナンスユニット
5の凸部Qを嵌合し適宜の手段で固定する。しかる後、
メンテナンスユニット5の上端の凹部Pにトップユニッ
ト6の凸部Qを落とし込んで嵌合し、適宜の手段により
嵌合状態が安定的に保持されるように固定する。なお、
この組立方法は一例に過ぎず、この方法に限定されない
のは勿論である。
状のパイプ材である本体51と、本体51の側面に内部
の配線案内空間Sを開放するため設けた開口部52と、
前記開口部52の一端に開閉可能に蝶着したメンテナン
ス用扉53とを具備している。この配線装置Aの一組立
方法について説明する。まず、前述したように床面側ユ
ニット固定部1の凹部1aにベースユニット3の下端3
aを略直上から嵌合し例えば床面側ユニット固定部1に
設けたボルト係合孔に固定用ボルトを締結する等して固
定する。そして、ベースユニット3の上端3bに設けた
凹部Pにコンセントユニット4の下端に設けた凸部Qを
嵌合し適宜の手段で嵌合状態が安定的に保持されるよう
に固定する。その後、天井側ユニット固定部2の本体2
1の下端21aにトップユニット6の上端6aを外嵌
し、トップユニット6の下端とコンセントユニット4の
上端間にメンテナンスユニット5を挿入可能な隙間が形
成されるようにトップユニット6の天井側ユニット固定
部2に対する嵌合深さを深くした状態で、コンセントユ
ニット4の上端に設けた凹部Pにメンテナンスユニット
5の凸部Qを嵌合し適宜の手段で固定する。しかる後、
メンテナンスユニット5の上端の凹部Pにトップユニッ
ト6の凸部Qを落とし込んで嵌合し、適宜の手段により
嵌合状態が安定的に保持されるように固定する。なお、
この組立方法は一例に過ぎず、この方法に限定されない
のは勿論である。
【0019】この配線装置Aを用いて室内に配置された
各種のOA機器等の電気機器Dの配線を行うには、図2
に示すように、電気機器Dの電源用及び通信用のコード
類d1、d2をコンセントユニット4のコンセント9に
対して接続すればよい。この際、本実施例のベースユニ
ット3は、天板33を付帯しているので、この天板33
上に電気器機Dを載置して、コード類d1、d2をコン
セント9に接続すれば、コード類d1、d2の必要長を
最小限とすることができる。
各種のOA機器等の電気機器Dの配線を行うには、図2
に示すように、電気機器Dの電源用及び通信用のコード
類d1、d2をコンセントユニット4のコンセント9に
対して接続すればよい。この際、本実施例のベースユニ
ット3は、天板33を付帯しているので、この天板33
上に電気器機Dを載置して、コード類d1、d2をコン
セント9に接続すれば、コード類d1、d2の必要長を
最小限とすることができる。
【0020】すなわち、この配線装置Aによると、床下
配線空間S1や天井側配線空間S2から導いた配線H
1、H2を外部から好適に隠蔽した状態でコンセント9
まで導き、このコンセント9を介して配線装置A周辺の
電気器機Dに電力や通信信号等を供給することができ
る。したがって、オフィスにおける配線の氾濫を防止
し、またコンセント9を有しているので電気器機から延
出したコード類の接続作業も容易なものとすることがで
きる。しかも、このものは、床面Fと天井面Cにより支
持されているため、安定性が向上し、また、床下配線空
間S1に加えて天井側配線空間S2に収容された配線H
1、H2からの電力或いは通信信号も利用することがで
きるため、室内への配線供給量やその種類をさらに充実
させることができる。
配線空間S1や天井側配線空間S2から導いた配線H
1、H2を外部から好適に隠蔽した状態でコンセント9
まで導き、このコンセント9を介して配線装置A周辺の
電気器機Dに電力や通信信号等を供給することができ
る。したがって、オフィスにおける配線の氾濫を防止
し、またコンセント9を有しているので電気器機から延
出したコード類の接続作業も容易なものとすることがで
きる。しかも、このものは、床面Fと天井面Cにより支
持されているため、安定性が向上し、また、床下配線空
間S1に加えて天井側配線空間S2に収容された配線H
1、H2からの電力或いは通信信号も利用することがで
きるため、室内への配線供給量やその種類をさらに充実
させることができる。
【0021】また、複数の着脱可能なユニットを選択的
に組み合わせることにより構成されているので、配線案
内の機能だけでなく、利用者の利用形態に種々適応させ
た他の機能をも有するようなものにすることができる
上、ユニット化されているので、輸送や搬入が非常に容
易となる。さらに、外観上柱状をなすものであるので、
利用者は360度何れの方向からもアクセス可能であ
り、また本来オフィスに存在し得るような形状であるた
めオフィス内の美観を損なわない。
に組み合わせることにより構成されているので、配線案
内の機能だけでなく、利用者の利用形態に種々適応させ
た他の機能をも有するようなものにすることができる
上、ユニット化されているので、輸送や搬入が非常に容
易となる。さらに、外観上柱状をなすものであるので、
利用者は360度何れの方向からもアクセス可能であ
り、また本来オフィスに存在し得るような形状であるた
めオフィス内の美観を損なわない。
【0022】ベースユニット3が、天板33を付帯して
なるので、配線装置Aをテーブルとしても利用すること
ができる。ユニットが、側面に内部の配線案内空間Sを
開放するための扉付開口部を有しているメンテナンスユ
ニット5であるので、配線H1、H2の変更や点検作業
をより容易に行うことができる。
なるので、配線装置Aをテーブルとしても利用すること
ができる。ユニットが、側面に内部の配線案内空間Sを
開放するための扉付開口部を有しているメンテナンスユ
ニット5であるので、配線H1、H2の変更や点検作業
をより容易に行うことができる。
【0023】トップユニット6が、照明器具62を有し
ているので、配線装置Aを照明装置としても利用でき、
室内に別途に照明装置を設ける必要がなくなる。さら
に、この配線装置Aが、天井側配線空間S2に収容した
配線H1からの電力を容易に取り込み得るものであるた
め、天井面C付近に配設された照明器具62への電力供
給も容易に行える。
ているので、配線装置Aを照明装置としても利用でき、
室内に別途に照明装置を設ける必要がなくなる。さら
に、この配線装置Aが、天井側配線空間S2に収容した
配線H1からの電力を容易に取り込み得るものであるた
め、天井面C付近に配設された照明器具62への電力供
給も容易に行える。
【0024】上下方向に隣接するユニット同士が、各ユ
ニットの上端に設けた凹部Pと下端に設けた凸部Qの嵌
合により連結されるので、簡単な構成でユニットの着脱
作業を容易にし得るとともに確実にユニット同士を連結
することができる。ベースユニット3を床面Fに固定す
る床面側ユニット固定部1とトップユニット6を天井面
Cに固定する天井側ユニット固定部2とを具備してな
り、前記ユニット3、6とユニット固定部1、2を両者
の嵌合により連結しているので、簡単な構成で着脱作業
を容易にし得るとともに確実にユニット3、6とユニッ
ト固定部1、2を連結してユニット3、6を床面F及び
天井面Cに支持させることができる。
ニットの上端に設けた凹部Pと下端に設けた凸部Qの嵌
合により連結されるので、簡単な構成でユニットの着脱
作業を容易にし得るとともに確実にユニット同士を連結
することができる。ベースユニット3を床面Fに固定す
る床面側ユニット固定部1とトップユニット6を天井面
Cに固定する天井側ユニット固定部2とを具備してな
り、前記ユニット3、6とユニット固定部1、2を両者
の嵌合により連結しているので、簡単な構成で着脱作業
を容易にし得るとともに確実にユニット3、6とユニッ
ト固定部1、2を連結してユニット3、6を床面F及び
天井面Cに支持させることができる。
【0025】ユニット固定部1、2と、該ユニット固定
部1、2と連結されるユニット3、6間に両者の嵌合深
さを調整可能な飲み込み代nを設けているので、連結時
に生じる組み付け誤差を吸収して、ユニットの連結作業
を良好なものとすることができる。なお、本発明の構成
は以上説明したものに限定されないのは勿論である。例
えば、各ユニット同士の連結や、ユニット固定部1、2
とユニットの嵌合方法は、上述した実施例に限定されな
い。さらに、ユニットの種類も、上述したものに限定さ
れないのは勿論である。例えば、ベースユニット3は、
天板33付きのものに限定されず、内部に収納スペース
を有するものや下端外側面に脚乗せステップを有するも
のであってもよい。また、コンセントユニット4にトレ
イを設けたり、トップユニット6が、ルーバ付空調用の
ものや無線LAN受信付きのものであってもよい。
部1、2と連結されるユニット3、6間に両者の嵌合深
さを調整可能な飲み込み代nを設けているので、連結時
に生じる組み付け誤差を吸収して、ユニットの連結作業
を良好なものとすることができる。なお、本発明の構成
は以上説明したものに限定されないのは勿論である。例
えば、各ユニット同士の連結や、ユニット固定部1、2
とユニットの嵌合方法は、上述した実施例に限定されな
い。さらに、ユニットの種類も、上述したものに限定さ
れないのは勿論である。例えば、ベースユニット3は、
天板33付きのものに限定されず、内部に収納スペース
を有するものや下端外側面に脚乗せステップを有するも
のであってもよい。また、コンセントユニット4にトレ
イを設けたり、トップユニット6が、ルーバ付空調用の
ものや無線LAN受信付きのものであってもよい。
【0026】また、上述した実施例では、配線装置Aが
上下端に配線挿通孔114、211を有し、単に床下配
線空間S1或いは天井側配線空間S2内の配線H1、H
2を配線案内空間S内に入線案内するものであるが、床
下或いは天井側配線空間S1、S2と配線案内空間Sと
の間にコネクタを介在させこのコネクタから導出した配
線を介してコンセントに電力或いは通信信号を供給する
ものであってもよいのは勿論である。
上下端に配線挿通孔114、211を有し、単に床下配
線空間S1或いは天井側配線空間S2内の配線H1、H
2を配線案内空間S内に入線案内するものであるが、床
下或いは天井側配線空間S1、S2と配線案内空間Sと
の間にコネクタを介在させこのコネクタから導出した配
線を介してコンセントに電力或いは通信信号を供給する
ものであってもよいのは勿論である。
【0027】その他、各部材の数、位置、素材及び形状
等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形が可能
である。
等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形が可能
である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。本発明
は、複数の着脱可能なユニットから構成され床面と天井
面間に支持された柱状のものであって、床下と天井側の
配線空間の何れか或いは両空間から導いた配線を案内し
得る空洞を内部に有するとともに、少なくとも、前記配
線から電力或いは通信信号を供給されるコンセントを有
するコンセントユニットを具備してなるので、室内の好
きな位置に容易に配設して、床下や天井側から導いた配
線を外部から好適に隠蔽した状態で電気器機に電力や通
信信号を供給し、室内に配線が氾濫することを有効に防
止することができる。このものは、床面及び天井面に支
持されているため、安定性が向上する上、床下からの配
線に加えて天井側からの配線も利用することができるた
め、室内への配線供給量や種類をより充実することがで
きる。さらに、複数の着脱可能なユニットを組み合わせ
ることにより構成されているので、輸送や搬入が容易に
なるとともに、各ユニットに種々の機能を付与すれば、
配線案内機能だけでなく、利用者の使用形態に対応した
複数の機能を自在に付与することができる。また、柱状
をなすので、利用者は360度何れの方向からもアクセ
ス可能であるとともに、本来室内に存在し得るような形
状であるため室内の美観を損なわない。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。本発明
は、複数の着脱可能なユニットから構成され床面と天井
面間に支持された柱状のものであって、床下と天井側の
配線空間の何れか或いは両空間から導いた配線を案内し
得る空洞を内部に有するとともに、少なくとも、前記配
線から電力或いは通信信号を供給されるコンセントを有
するコンセントユニットを具備してなるので、室内の好
きな位置に容易に配設して、床下や天井側から導いた配
線を外部から好適に隠蔽した状態で電気器機に電力や通
信信号を供給し、室内に配線が氾濫することを有効に防
止することができる。このものは、床面及び天井面に支
持されているため、安定性が向上する上、床下からの配
線に加えて天井側からの配線も利用することができるた
め、室内への配線供給量や種類をより充実することがで
きる。さらに、複数の着脱可能なユニットを組み合わせ
ることにより構成されているので、輸送や搬入が容易に
なるとともに、各ユニットに種々の機能を付与すれば、
配線案内機能だけでなく、利用者の使用形態に対応した
複数の機能を自在に付与することができる。また、柱状
をなすので、利用者は360度何れの方向からもアクセ
ス可能であるとともに、本来室内に存在し得るような形
状であるため室内の美観を損なわない。
【0029】ユニットが、天板を付帯しているならば、
配線装置をテーブルとしても利用することができる上、
この天板にOA器機等の電気器機を載置して、電気器機
から延出されるコード類をコンセントに接続すれば、コ
ード類の必要長を最小限とすることができる。ユニット
が、側面に内部の空洞を開放するための扉付開口部を有
しているものであるならば、配線の変更や点検作業をよ
り容易に行うことができる。
配線装置をテーブルとしても利用することができる上、
この天板にOA器機等の電気器機を載置して、電気器機
から延出されるコード類をコンセントに接続すれば、コ
ード類の必要長を最小限とすることができる。ユニット
が、側面に内部の空洞を開放するための扉付開口部を有
しているものであるならば、配線の変更や点検作業をよ
り容易に行うことができる。
【0030】ユニットが、照明器具を有しているものな
らば、配線装置を照明装置としても利用でき、室内に別
途に照明装置を設ける必要がなくなる。さらに、この配
線装置が、天井側配線空間或いは床下配線空間から電力
配線を容易に取り込み得るものであるため、照明器具へ
の電力供給も容易に行える。上下方向に隣接するユニッ
ト同士が、各ユニットの対向端に設けた凹部と凸部の嵌
合により連結されるならば、簡単な構成でユニットの着
脱作業を容易にし得るとともに確実にユニット同士を連
結することができる。
らば、配線装置を照明装置としても利用でき、室内に別
途に照明装置を設ける必要がなくなる。さらに、この配
線装置が、天井側配線空間或いは床下配線空間から電力
配線を容易に取り込み得るものであるため、照明器具へ
の電力供給も容易に行える。上下方向に隣接するユニッ
ト同士が、各ユニットの対向端に設けた凹部と凸部の嵌
合により連結されるならば、簡単な構成でユニットの着
脱作業を容易にし得るとともに確実にユニット同士を連
結することができる。
【0031】床面側或いは天井面側に配設されるユニッ
トを床面或いは天井面に固定するユニット固定部を具備
してなり、前記ユニットとユニット固定部を両者の対向
端に設けた凹部と凸部の嵌合により連結しているなら
ば、簡単な構成で着脱作業を容易にし得るとともに確実
にユニットとユニット固定部を連結してユニットを床面
及び天井面に安定的に支持させることができる。。
トを床面或いは天井面に固定するユニット固定部を具備
してなり、前記ユニットとユニット固定部を両者の対向
端に設けた凹部と凸部の嵌合により連結しているなら
ば、簡単な構成で着脱作業を容易にし得るとともに確実
にユニットとユニット固定部を連結してユニットを床面
及び天井面に安定的に支持させることができる。。
【0032】ユニット固定部と、該ユニット固定部と連
結されるユニット間に両者の嵌合深さを調整可能な飲み
込み代を設けているならば、連結時に生じる組み付け誤
差を吸収して、ユニットの連結作業を良好なものとする
ことができる。
結されるユニット間に両者の嵌合深さを調整可能な飲み
込み代を設けているならば、連結時に生じる組み付け誤
差を吸収して、ユニットの連結作業を良好なものとする
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例を示す一部を破断し且つ一部構造を省
略した側断面図。
略した側断面図。
【図3】同実施例のユニットの嵌合方法を模式的に示す
図。
図。
1…ユニット固定部(床面側ユニット固定部) 2…ユニット固定部(天井側ユニット固定部) 3…ユニット(ベースユニット) 33…天板 4…ユニット(コンセントユニット) 5…ユニット(メンテナンスユニット) 52…扉付開口部(開口部) 6…トップユニット 62…照明器具 9…コンセント A…配線装置 C…天井面 F…床面 H1、H2…配線 n…飲み込み代 P…凹部 Q…凸部 S…空洞(配線案内空間) S1…床下配線空間 S2…天井側配線空間
Claims (7)
- 【請求項1】複数の着脱可能なユニットを選択的に組み
合わせた状態で床面と天井面間に挿入して支持される柱
状のものであって、床下と天井側の配線空間の何れか或
いは両空間から導いた配線を案内し得る空洞を内部に有
するとともに、少なくとも、前記配線から電力或いは通
信信号を供給されるコンセントを有するコンセントユニ
ットを具備してなることを特徴とする配線装置。 - 【請求項2】ユニットが、天板を付帯しているものであ
ることを特徴とする請求項1記載の配線装置。 - 【請求項3】ユニットが、側面に内部の空洞を開放する
ための扉付開口部を有しているものであることを特徴と
する請求項1記載の配線装置。 - 【請求項4】ユニットが、照明器具を具備しているもの
であることを特徴とする請求項1記載の配線装置。 - 【請求項5】上下方向に隣接するユニット同士が、各ユ
ニットの対向端に設けた凹部と凸部の嵌合により連結さ
れることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の配
線装置。 - 【請求項6】床面側或いは天井面側に配設されるユニッ
トを床面或いは天井面に固定するユニット固定部を具備
してなり、前記ユニットとユニット固定部を両者の対向
端に設けた凹部と凸部の嵌合により連結することを特徴
とする請求項1、2、3、4又は5記載の配線装置。 - 【請求項7】ユニット固定部と、該ユニット固定部と連
結されるユニット間に両者の嵌合深さを調整可能な飲み
込み代を設けていることを特徴とする請求項6記載の配
線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35281998A JP3304070B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35281998A JP3304070B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000184562A true JP2000184562A (ja) | 2000-06-30 |
JP3304070B2 JP3304070B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=18426662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35281998A Expired - Fee Related JP3304070B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3304070B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136348A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-14 | Okamura Corp | テーブルの配線構造 |
JP2021129417A (ja) * | 2020-02-13 | 2021-09-02 | 清水建設株式会社 | 配線収容構造及び配線用柱体 |
-
1998
- 1998-12-11 JP JP35281998A patent/JP3304070B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136348A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-14 | Okamura Corp | テーブルの配線構造 |
JP4558921B2 (ja) * | 2000-11-06 | 2010-10-06 | 株式会社岡村製作所 | テーブルの配線構造 |
JP2021129417A (ja) * | 2020-02-13 | 2021-09-02 | 清水建設株式会社 | 配線収容構造及び配線用柱体 |
JP7355673B2 (ja) | 2020-02-13 | 2023-10-03 | 清水建設株式会社 | 配線収容構造及び配線用柱体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3304070B2 (ja) | 2002-07-22 |
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