JP2569281Y2 - モジュール式事務用家具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】〔考案の属する技術分野〕 本考案は、事務用家具及び同種類のものに関し、特に、
未区画事務所スペースのプランなどの用途に使用される
自立形モジュール式事務用家具構成に関する。

【０００２】〔従来の技術〕 未区画事務所スペースの区画プランは、この技術分野で
は周知であり、可動パネルにより個々のワークステーシ
ョンに仕切られる広い未区画の床空間を一般に対象とし
ている。このような仕切りパネルには、個々のワークス
テーションに電力を供給するため、パネルの底部に沿っ
て電気配線管が配設されていることが多い。このような
未区画事務所スペースの区画プランの２つの例が、プロ
プスト他の米国特許４，２３５，４９５及びドリスコー
ルの米国特許４，１３５，７５５に開示されている。

【０００３】この種類の未区画事務所スペースプランに
使用される仕切りパネルは一般に、吊り事務用家具ユニ
ット、例えば、作業台、オーバヘッドキャビネット、棚
などを受け止めるように配置されており、従って、パネ
ルはワークステーションの事務用家具類を集約する働き
をしている。この仕切りパネル配置の１つの例が、ブラ
イナーの米国特許３，９１６，９７２に開示されてい
る。

【０００４】上記の仕切りパネルと吊り事務用家具の構
成は、事務用家具の業界では一般に“システム家具”と
して知られている。このシステム家具構成では、各ワー
クステションに、吊り事務用家具ユニットを支持するた
め数タイプの仕切りパネルを必ず設けなければならない
ので、多機能性に対してこのシステム固有の制約があ
る。その上、吊り事務用家具ユニットは、限定された種
類の構成に限り組み付けが可能である。

【０００５】

【考案が解決しょうとする課題】本考案は、未区画事務
所スペースの床上に個々に支持されており、複数で個別
の自立形の事務用家具ユニットを配置することにより、
未区画事務所スペースを分割し仕切るための独自で新し
い構成を提供する。この事務用家具ユニットは新しいモ
ジュール式構造であって、これによりユニットは、個々
に配置され種々の形に組み合せられ、ほかの仕切りパネ
ルシステムを必要とせず、全く別のワークステーション
を希望する数だけつくり上げる。従って、このモジュー
ル式事務用家具構成は非常に多様性に優れ、作業者に個
人の領域を提供することが出来るが、しかし、特定の仕
切りパネルシステムに拘束されるものではない。独自の
備品取り付け方式により、各作業者は、自分自身のワー
クステーションを専有化することが出来、作業台の上を
取り散らかすことなく、備品を便利な位置に設置出来
る。Ｌ形中間脚を使用して、片持ち梁式に作業台を支持
し、作業いすを、作業台の前縁に沿って足廻りが自由
に、動き易くしている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本考案の１つの特徴は、
モジュール式事務用家具ユニットが連結支柱構造を有す
ることである。モジュール式事務用家具は、少なくとも
１個の作業台と、自立形の事務用家具ユニットを形成す
るために作業台と連結した少なくとも２個の支持体とよ
り構成している。モジュール式事務用家具構成には、少
なくとも１個のオーバヘッドと、少なくとも２個の剛体
の支柱とがあり、支柱は前記支持体に連結する形状の下
端とオーバヘッドユニットに連結する形状の上端とを有
する。少なくとも２個の取り付け用開孔が、作業台の後
部の両隅にパネルに貫通して設けられている。取り付け
用開孔は、相手の支柱がそれぞれ貫通するような形状を
呈している。キャップが着脱可能に作業台上に保持さ
れ、取り付け用開孔の少なくとも希望した部分を選択し
て閉じている。事務用家具ユニットの上にオーバヘッド
ユニットを取り付けるには、キャップを作業台から取り
外し、次ぎに支柱の相対する端部を支持体とオーバヘッ
ドユニットにそれぞれ連結する。

【０００７】本考案のほかの特徴は、モジュール式事務
用家具構成が備品取り付け用のレール装置を有すること
である。モジュール式事務用家具ユニットは少なくとも
１個の作業台より成り、モジュール式であり自立形の事
務用家具ユニットを形成するために、作業台の両端に接
合した支持体を有している。複数の各種備品が装着され
ており、各備品は事務用家具ユニット上にその備品を設
置するための下端部と事務用家具ユニットを取り付ける
ための上端部とを有する。設置レールは、事務用家具ユ
ニットと連結し支持されており、一般に、作業台の後縁
に沿って連続的に伸長している。設置レールには、レー
ルの長さに沿って普通一定間隔で配置されたほぼ同一の
種類の孔が設けられている。開孔は、どの備品の下端部
も緊密に受け止められる形状をなしており、強固である
が取り外し可能に備品を設置する。これにより１個以上
の備品を、設置レールに、作業台の後縁に沿って実質的
にどこにでも配置し、着脱可能に設置することが出来、
モジュール式事務用家具ユニットを個人的に専有化する
ことが出来る。

【０００８】本考案のさらにほかの特徴は、作業台の後
縁に沿って連続的に伸長した、開孔付き設置レールを取
り付けた作業台を有する自立形モジュール式事務用家具
及びこれと同じタイプの事務用家具である。備品ユニッ
トには、事務用家具ユニットを装着するための固定台
と、備品ユニットの下部から一般に下方に突出した少な
くとも２個の剛体の劔先とがあり、備品ユニットを支持
する設置レールの相手側の開孔の中に緊密に受け止めら
れる形状をなしている。備品ユニットは、設置レールの
中に、作業台の後縁に沿って実質的にどこにでも配置
し、着脱可能に設置することが出来る。

【０００９】本考案のさらにほかの特徴は、モジュール
式事務用家具ユニットが支柱集合体を有することであ
る。モジュール式事務用家具ユニットは、所定の高さに
支持された作業台より成っている。複数の取換え可能な
備品ユニットが備えられており、各ユニットは、事務用
家具ユニットを取り付けられる形状であり、ベースを有
している。ベースは、自立状態で作業台の上部面に備品
ユニットを当てて支持する構造となっており、第１の着
脱可能なコネクターを有する。設置レールは、事務用家
具ユニットと連結し、支持されており、作業台の選択さ
れた部分に沿って伸長している。設置レールには、設置
レールの長さにわたり一般に一定間隔に配置された複数
の第２の着脱可能なコネクターがある。

【０００１０】支柱は装着されており、支柱には設置レ
ール上の第２の着脱可能なコネクターと組合う形状の第
３の着脱可能なコネクターのある底部と、作業台の上面
より高い位置に取換え可能な備品ユニットを支持するた
めの、前記備品ユニット上の第２の着脱可能なコネクタ
ーと組合う形状の第４の着脱可能なコネクターのある上
部とがある。取換え可能な備品ユニットは、作業台上に
自立状態か、あるいは支柱に装着して作業台より高い設
置レールに設置するかして、取り付けられ、事務用家具
ユニットの個人専有化が可能となる。

【００１１】本考案のさらに他の特徴は、モジュール式
事務用家具ユニットがグロメット、キャップ、及びスク
リーンの取付け装置を有することである。本モジュール
式事務用家具構成は、作業台の両端と接合した支持体を
有する少なくとも１個の作業台より成っている。少なく
とも１個の目隠しスクリーンが、事務用家具ユニット上
に目隠しスクリーンを取り付けるために、作業台の両側
に隣接してファスナーにより取り付けられる。第１と第
２の取り付け用の開孔は、作業台の後部の隅に隣接して
作業台を貫通して設けられている。第２のコネクター
は、２個の取付け用開孔を基準として位置して、目隠し
スクリーン上にファスナーを着脱可能に固定しており、
これによりスクリーンを、作業台の後縁に隣接してほぼ
垂直方向に取り付けている。少なくとも２個のキャップ
が関連の開孔を閉じるために備えられており、作業台上
に取り外し可能に保持されている。このようにして、事
務用家具ユニット上に目隠しスクリーンを取り付けるに
は、キヤップを作業台から外し、第１と第２のファスナ
ーを着脱可能に相互に接合し、次にキャップを作業台上
に再度固定する。

【００１２】本考案のそのほかの特徴は、モジュール式
事務用家具ユニットが片持ち梁の中間支持体を有するこ
とである。モジュール式事務用家具ユニットは、少なく
とも１個の作業台より成り、作業台には、その１端に側
部支持体が固着している。少なくとも１個の中間支持体
が、作業台の相対する側面に固着しており、一般に側面
形状が逆Ｌ型である。中間支持体の上部アームは作業台
に固着されており、この状態では、中間支持体は片持ち
梁方式で床上に作業台を支持し、中間支持体に隣接した
作業台より下方の空間は、一般に開放されて障害物がな
く、作業台の前縁に沿って作業いすの動き及び足廻りを
自由に容易にしている。

【００１３】本考案の主要な目的は、未区画事務所スペ
ースを分割し、仕切るための独特な配置構成を、従来の
仕切りパネルを必要とせずに提供することである。

【００１４】複数の自立形で、モジュール式の事務用家
具ユニットは、事務所スペースの床上に独立して保持
し、多様な形態に構成し、それぞれ異なるワークステー
ションを形成することが出来る。独特な作業台及び連結
支柱方式により、オーバヘッドキャビネット、上部棚、
目隠しスクリーン、及びほかの類似した事務用家具付属
品を容易に取り付けることが出来る。さらに、設置レー
ルは、複数の各種備品ユニットを着脱可能に保持するた
め、作業台の各後縁に沿って伸長しており、これによっ
てワークステーションは確実に設置される。支柱方式に
より、少なくとも数個の備品は、作業台上に自立的に支
持されるか、または設置レール上の作業台よりも高く設
置される。これらの特徴を組合せることによって、半永
久的もしくは特殊な固定用具を全く必要とせず、個々の
要望と作業に最も良く適合して、作業者がワークステー
ションを専有化することが出来る。作業台は、中間支持
体により片持ち梁式に支持されるので、作業台の前縁に
沿って作業いすを足廻りが自由に、容易に動かすことが
出来る。本事務用家具構成は、使用上有効で、製造が経
済的であり、長期間の使用に耐え、希望される用途に個
々に良く適合する。

【００１５】本考案の前記及びそのほかの利点は、次に
記載された明細書、請求範囲、添付図面を参照すること
により、本技術分野の習熟者によって一層理解され、理
解される。

【００１６】

【考案の実施の形態】説明に関連して、上、下、右、
左、後、前、垂直、水平、及び派生後などの用語は、図
３に示された通りに、また着座した使用者を基準とし
て、本考案に関するものとする。しかし、これとは反対
に明確に示されている場合を除いて、本考案は、各種の
異なる方位にあると解釈されるべきである。

【００１７】また、添付図面に図示され、明細書に記載
されている特定の装置及び工程は、請求の範囲に記載さ
れている本考案の概念の代表的実施例に過ぎないと解釈
されるべきである。従って、ここに開示された実施例に
関する特定の寸法及び他の物理的特性は、請求範囲に何
かほかに明確に記載されていない場合、限定されたもの
と見なされるべきでない。

【００１８】参照番号１（図１）は一般に、本考案を具
体化したモジュール式事務用家具構成を示す。モジュー
ル式事務用家具構成１は、未区画床面３を有する図示の
事務所スペース２のような未区画事務所のスペースに関
連した用途には、特によく適合している。モジュール式
事務用家具構成１は、参照番号４により一般に代表され
る複数の個別の事務用家具ユニットより構成している。
各事務用家具ユニット４には、オーバヘッドキャビネッ
ド７、目隠しスクリーン８、及びほかのこれに類似した
事務用家具付属品を取り付けるために、選択して使用さ
れる隅にキャツプで閉じられた切り欠き部６を有する作
業台５がある。異なるスタイルの事務用家具ユニット
４、オーバヘッドキャビネット７、目隠しスクリーン８
は、特定の作業者の要望及び関係業務に合致した個別ワ
ークステーション１１を形成するように、選択された形
態に配置される。設置レール１２（図３４）は、各作業
台５の後縁に沿って一般に連続的に伸長しており、複数
の各種備品ユニットをレールの上に着脱可能に保持する
働きを行う。備品ユニットは参照番号１３で一般に示さ
れる。備品ユニット１３は、作業者自身の個々の必要事
項と希望内容に従ってワークステーションを構成するた
め、作業者の要望により選定される。中間支持体、即ち
Ｌ形中間脚１４（図２）を使用して、片持ち梁式に作業
台５を支持し、作業台５の前縁に沿って作業いすを足廻
りを自由に動かすことが容易に出来る。

【００１９】図１と図２に関して、図示されたモジュー
ル式事務用家具構成１は、電気配線の床面配線路網すな
わち配線方式２０に関連して使用する場合、特に適して
いる。床面配線路方式２０は、事務所スペース２内のワ
ークステーション１１に電気を送るように設計されてお
り、複数の個々の分割通路２１より成り、各分割通路の
内部は電気配線を収容し隔離するため中空状である。各
分割通路２１は、両端に隣接して足部（図示せず）を有
しており、この足部はほぼ直立して事務所スペース２の
床面３上に分割通路２１を個別に支持している。また、
各分割通路２１は、事務用家具ユニットを保持せずに、
各ワークステーション１１のモジュール式事務用家具ユ
ニット４のすべてと合致する外形状を有している。分割
通路２１の両端は、所定の形状となるように、着脱可能
に相互に接続しており、各種形状のコネクター２２を選
択して、連続した、埋込み形で、自立式の電気配線管を
形成することが出来、この配線管は、モジュール式事務
用家具ユニット４と物理的に分離しているが、寸法的に
は組合っていて、事務用家具ユニットとは調和してい
る。床面配線方式２０によれば、要望に応じて各ワーク
ステーションに電気を送ることが出来るように、本方式
の全体で、電気コンセント（図示せず）のような電気タ
ップを配置することが出来る。

【００２０】図示されているモジューラ式事務用家具構
成１において、３種類の異なるスタイルの事務用家具ユ
ニット４が示されており、これには、直線形作業台すな
わちコアユニット２５（図２）、コーナ用作業台すなわ
ちコアユニット２６、及び丸形打合せ用ユニット２７が
ある。とは言っても、本技術分野の習熟者により容易に
認められるように、本考案がほかのスタイルの事務用家
具ユニット４を考えていると解釈されるべきである。

【００２１】事務用家具のユニット２５から２７にはそ
れぞれ、端部パネル２８や中間支持体１４などの作業台
５の両端に設置された２つの独立支持体を有し種々の異
なる形状とサイズの作業台５を保持するようになってい
る。例えば、図２の上部に示されているコーナのコアユ
ニット２６は、作業台５の１端に中間支持体１４と、作
業台５のその反対の端に端部パネル２８とを有してい
る。これに対して、図２に示された直線形のコアユニッ
ト２５は、作業台５の両端に２個の端部パネル２８を有
する。コーナ脚２９は、コーナのコアユニット２６の中
心に装着されている。打合せ用脚３０は、短か目である
ことを除いて、中間支持体１４と若干類似した構造であ
り、丸形打合せ用ユニット２７の１端に装着されてい
る。

【００２２】図のモジューラ式事務用家具ユニット２５
から２７（図２）は、そのほかに、関連の事務用家具ユ
ニットの背面すなわち後部面を覆っている少なくとも１
個の背面パネルを有する、例えば、図２に示された直線
形のコアユニット２５は、２個の端部パネルの間に、事
務用家具ユニットの後部に沿って伸長した１個の背面パ
ネル３５を有している。コーナのコアユニット２６は、
コーナ脚２９と関連の端部支持体との間に伸長した２個
の背面パネル３５を有する。背面パネル３５は特別に設
計された所定の厚さを有し、これにより間隙あるいは凹
部３６が形成され、各家具ユニット４の前方の基部に沿
って伸長しており、床面配線方式２０をそこに収容する
形状に合せてある。図２に示されている構成は、事務用
家具のユニット２５から２７に凹部３６と、床面配線方
式２０との物理的合体を明確に示している。

【００２３】図１と図２に示されている未区画事務所ス
ペースの構成において、補助的モジュール式事務用家具
ユニット及び関連付属品が配置されており、これらに
は、収容棚３８、書類入れ３９、上部棚４０、コーナス
クリーンユニット４１、自立形台机４２がある。これら
の補助的モジュール式事務用家具ユニットと付属物の多
くの特性は、特有なものであり、モジュール式事務用家
具構成１と関係がなく、同時係続中の特許出願の主題で
ある。

【００２４】図１８に関して、図の直線形作業台のコア
ユニット２５は４個の基本部品を有しており、直線形作
業台組立体４４、１対の端部パネル２８、及び背面パネ
ル３５より構成している。作業台組立体４４には、長さ
の異なるものが多く、広範囲の用途に適応するため少な
くとも２種類の幅があることが好ましい。端部パネル１
８、中間支持体１４、背面パネル３５は、同時に各種作
業台組立体４４に合った各種大きさが作成されている。
端部パネル２８は、後に一層詳細に説明されるように、
相対する側端で作業台４５と連結している。背面パネル
３５は、完全な直線形のコアユニット２５を形成するよ
うに、直線形作業台組立体４５と端部パネル２８のいず
れにも接合している。

【００２５】直線形作業台組立体４４は、ほぼ矩形で平
坦部のある上部面部材を有する作業台４５（図２０、２
２）と、平行な上部を底部の面、即ち下面４６と、前縁
４７と、後縁４８と、両側の側縁４９と５０とより成っ
ている。直線形パネル、即ち作業台４５は、剛性のある
材料のシート、例えばファイバーボードまたはこれに類
似したものが製作され、書き物またほかの作業が行われ
る適切な表面を形成するため、外装塗装、例えば、強い
合板、木製ベニヤ、またはほかの類似した処理が施され
ている。

【００２６】作業台４５のような作業面を製造する独自
の工程は、名称が「事務用家具部品及び同種類の部品の
モノリシック仕上げ工程及び機械」とする上記同時係属
中の特許の主題である。円弧状の切欠き部６は作業台４
５の後部隅に設けられており、隣接している後部及び側
部の縁４８から５０のそれぞれに相互に接続している。
図示した実施例では、切欠き部６は、円弧状の端部縁５
１と５２でそれぞれ示された４分の１の円形をしてい
る。作業台４５の縁４８から５２は、平坦であり、作業
台４５の上面と下面４６に一般に垂直であるが、前縁４
７は、作業台４５に対し保護的装飾縁を構成するため、
牛鼻の形で丸い。補強材、即ち円弧状の端部縁５２は、
比較的に長い作業台組立体４４に使用され、作業台４５
に剛性を持たせるため、前縁４７に隣接して、作業台４
５の下面４６へ固定されている。

【００２７】設置レール１２は、作業台４５の下面４６
に装着され、後に一層詳細に説明するように、備品ユニ
ット１３を直線形事務用家具のコアユニット２５に装着
するために、後縁４８の長さにわたり伸長している。１
対の円形の蓋つまりカバー５４が、切欠き部６で作業台
パネル４５の下面４６に装着されており、円弧状の端部
縁５１と５２から半径方向に外へ突出している。

【００２８】図示されている端部パネル２８（図１８、
１９、２５）は、中空で金属シート製の構造を有し、ほ
ぼ矩形であり、内面及び外面パネル５８と５９で、周縁
６０から６３とより構成している。１対の滑り金具６４
が、端部パネル２８の底縁６１に沿って形成した凹部内
に、滑り板６５と滑りシールド６６とにより取り付けら
れている。滑り金具６４の軸を端部パネル２８に関し回
転すると、これに関連した端部パネル２８は上部下に動
く。１対のＵ字形ブラケット６７が、端部パネル２８の
底縁６１に一時的に取り付けられ、輸送を容易にするた
め、クロス補強材（図示していない）を保持している。
Ｌ字形内面端部パネル取付けブラケット６８が、端部パ
ネル２８の上部の周６０に沿って形成された凹部内に保
持されており、前記パネルを閉じるよう作用する。Ｌ字
形外面端部パネル取付けブラケット６９が、端部パネル
２８の内面パネル５８に内面端部パネル取付けブラケッ
ト６８に隣接に設置されている。ファスナー７０が、端
部パネル２８を強固に相互に結合させるために、内面及
び外面端部パネルに取付けブラケット６８と６９、及び
端部パネル２８の内面パネル５８とを貫通して伸長して
いる。

【００２９】内面及び外面端部パネル取付けブラケット
６８と６９は、以下に説明するように、端部パネル２８
を作業台パネル４５の下面４６へ装着する働きをする。
端部パネル２８はモジュール式の構造であり、上部の周
縁６０と下部の周縁６１と有し、これらは、滑り金具６
４と内面及び外面端部パネル取付けブラケット６８と６
９がいずれかの端部パネル２８に取り付けられるよう
に、実質的に形状が同一である。端部パネル２８のモジ
ュール式の構造は、手作業が不要の構成となっており、
端部パネル２８は、その垂直な向き及び、内面及び外面
端部取付けブラケット６８と６９、滑り金具６４、滑り
板６５及び滑りシールド６６、及びグロメット７１の位
置を逆にするだけで、作業台４５のいずれかの端部へ装
着することが出来る。これは以降に記載されている。

【００３０】図１３から図１７Ａに関して、グロメット
７１は、各端部パネル２８の内面及び外面パネル５８と
５９の後部の間に形成されたソケット５６に設置され、
ソケット内でファスナー７２により保持されている。

【００３１】端部パネル２８には、上部の周縁６０と下
部の周縁６１の両隅に４個のソケット５６がある。各ソ
ケット５６には３個のねじ付孔があり、各孔は、以降記
載されているように、上部の後方ソケット５６内にグロ
メット７１を取り付ける作用を行う。端部パネル２８の
下縁にあるソケット５６は、その中に脚部材である滑り
金具６４、滑り板６５及び滑りシールド６６を取容し保
持しており、滑り金具６４のねじ付支柱部は、中央のね
じ付開孔５７に締め込まれている。一般に、グロメット
７１は支柱キャップ７７を保持し、以降により詳細に述
べけ面７３は、グロメット７１の上部周縁より低い凹部
となっている。グロメットているように、目隠しスクリ
ーン８の相手の事務用家具ユニット４への取付けを容易
にしている。各グロメット７１はカップ状の形状をして
おり、した中心の取付取付け面７３には、ファスナー７
２を埋込み状態で収容している中央の開孔付ソケット部
７４と、両側にほかに２個のファスナー組付け用開孔７
５と７５’がある。最前方のファスナー組付け用開孔７
５’には、以下に述べる目的のために、ソケット部７４
と同様な構造のソケット部がある。

【００３２】グロメット７１の底部は、端部パネル２８
の内面及び外面パネル５８と５９の間に形成された組付
け相手のソケット部５６の中に緊密に押し込まれるため
に、逆の周縁形状の構造となっている。グロメット７１
の側壁の後端は開放されており、切欠き部７６が内側壁
に設けられ、後に説明するように、支柱キャップ７７の
着脱可能な取付けを容易にしている。

【００３３】グロメット７１はソケット部５６の中に保
持され、中央のファスナー７２により端部パネル２８に
装着されており、ファスナーは中央の開孔付ソケット部
７４を通って伸長し、端部パネル２８の中央のねじ付開
孔５７とねじ結合している。２個の両側のファスナー
は、目隠しスクリーン８上の取付けブラケットとグロメ
ットの両側のファスナー組付け用開孔７５と７５’とを
通って伸長し、端部パネル２８の両側のねじ付開孔５７
とねじ結合している。この構成は以下にさらに説明され
ている。

【００３４】グロメットキャップ７８が、各グロメット
７１の開放された上部を覆うために装着されている。各
グロメットキャップ７８は、後縁が円形でほぼ矩形の平
面形状であり、関連のグロメット７１の上部周縁と、グ
ロメット７１の３個の相手側開孔７９′と係合する３個
のスナップロック・アームを有する凸起した舌状部と組
合っている。第１３図によく図示されているように、グ
ロメットキャップ７８は、グロメット７１の外縁と後方
の開放された端部とを覆っている。

【００３５】直線形の作業台のコアユニット２５には、
端部パネル２８の内面パネル５８にファスナー８１によ
りパネルの後縁に沿って装着された１個の脚を有するＬ
字形補強柱８０（図１８）がある。円形のカバー８２は
着脱可能に補強柱８０に装着され、電線その他供給線用
の配線路を形成するために、この開放された面を覆って
いる。Ｌ字形補強金具８３はまた、端部パネル２８の内
面パネル５８上で、補強柱８０より上方に、後部の周縁
６３の最上部に隣接した位置に装着された１個の脚を有
している。補強柱８０とファスナー８１には、直線形の
コアユニット２５を剛性を持たせて相互に連結するた
め、関係背面パネル３５の内面に装着された相対する脚
がある。組み付けた場合には、端部パネル２８の後部の
周縁６３は、作業台４５の後縁４８とほぼ同一面上に配
置される。

【００３６】図２５に関して、図の背面パネル３５は、
中空状に金属板で形成された構造であり、上部と下部の
チャンネル８６を形成している内側に折り曲げられた周
縁を有する外部パネルすなわち外面８５と、両側の側部
チャンネル８７とより成っている。側部チャンネル８７
には、内側へ折り曲がった舌状板すなわちフランジ８８
があり、フランジによって、床面配線方式２０が収容さ
れる凹部３６（図２）を形成するに十分な距離に背面パ
ネル３５の外面８５を外方へ位置することが出来る。

【００３７】第１８図によく示されているように、補強
チャンネル８９は、背面パネル３５に剛性を持たせるた
めに、側部チャンネル８７の間の背面パネルの内面８５
の上端に装着されている。電線配設線樋すなわちチャン
ネル９０もまた、補強チャンネル８９の下方で直接に背
面パネル３５に設置されており、図２３に示されている
ように、ほぼＵ字形に構成されており、電線及びほかの
線類が収容し、保持される。両面接着発泡テープを（図
示されない）、騒音防止と安全取付けのために、チャン
ネル９０の隣接面と背面パネル３５の間に、貼付するこ
とも出来る。背面パネル３５の外面は、装飾目的から、
織物で覆うことも出来る。

【００３８】図１５から図１７Ａに関して、図の支柱キ
ャップ７７は円形で平坦な形状であり、これは作業台４
５の曲折した角縁の形状に似ている。この例では、支柱
キャップ７７は、４分の１の円の形状であって、隣接の
グロメットキャップ７８との組合せで、作業台４５のコ
ーナ部のほぼ全切欠き部を覆っている。組立てた場合、
支柱キャップ７７とグロメットキャップ７８の上面は、
作業台４５の上面とほぼ平行であり、同一面にある。図
１０から図１２によく図示されているように、支柱キヤ
ップ７７とグロメット７８とは、配線類が挿入されてい
る覆い、即ち蓋つまりカバー５４により、円形溝９１が
正常に被覆されるように、作業面に切り欠き部より僅か
に小さく寸法が設定されている。支柱キャップ７７（図
１５から図１７）には、周縁の全周に伸長した側壁９２
と、側方に突出した変形Ｔ字形の腕木またはつまみ９３
が形成されている。つまみ９３は、支柱キャツプ７７を
作業台４５の切り欠き部６の上に着脱可能にして滑動可
能に装着するため、グロメット７１の切り欠き部７６の
中にきっちりと収容される形状に作成されている。支柱
キャップ７７の円形状の上縁は、選択された半径に丸く
されており、グロメットキャップ７８の外周の丸い周縁
９４′と合致している。

【００３９】参照番号２５ａ（図１９）は、概して、直
線形の作業台のコアユニット２５のほかの実施例を示し
ており、１対の中間支持体１４が、端部パネル２８の代
りに使用されている。直線形の作業台のコアユニット２
５ａは、ほかの点で前記の直線形の作業台のコアユニッ
ト２５と類似しているので、図１８と図１９に図示され
ている類似部品は、後者の番号で接尾“ａ”を除いて、
それぞれ同一の相当する参照番号により表わされてい
る。図の中間支持体１４は、中空状に金属板で形成され
た構を有し、側面はほぼＬ字形の構成で、内部及び外部
の側面９５と９６、及び周縁９７から１００より構成し
でいる。

【００４０】中間支持体１４の上部の周縁９７には、矩
形のノッチ１０１があり、隣接した事務用家具ユニット
４との間で、線、ケーブル、及びこれに類するものを容
易に引き出すことが出来る。溝または長穴１０２が中間
支持体１４の前部の周縁９９を貫通して形成されてお
り、その末端は、フック形状の保持部またはポケット部
１０３で終っており、ここで配線が架設され、作業台パ
ネル組立体４４ａの下に保持される。Ｌ字形状のブラケ
ット１０４が、中間支持体１４の内部の側面９５にファ
スナー１０５によって取り付けられている。ブラケット
１０４の上部脚が、作業台パネル組立体４４ａの下面４
６ａに取り付けられており、下面４６ａと強固に相互接
合している。端部パネル２８と同様に、中間支持体１４
にもまた、滑り板６５ａと滑りシールド６６ａにより取
り付けられた調節可能な滑り金具６４ａがある。Ｕ字型
状の輸送用ブラケット６７ａ、Ｌ字補強柱８０ａ，カバ
ー８２ａ、補強金具８３ａ，及び支柱キャップ７７ａと
グロメットキャップ７８ａを付属したグロメット７１ａ
などもまた使用されている。中間支持体１４と接続ブラ
ケット１０４とによるモジュール式構造によって、追加
加工が不要となり、中間支持体１４は、作業台１４のい
ずれの端部にも、接続ブラケット１０４の位置を逆にす
るだけで装着することが出来る。

【００４１】図２７と図２８に示されたコーナ用の作業
台のコアユニット２６は、６個の基本構成部品を有して
おり、これは、コーナ用作業台組立体１０６、端部パネ
ル２８ｂ、中間支持体１４ｂ、１対の背面パネル３５
ｂ、及びコーナ用脚２９である。コーナ用の作業台のコ
アユニット２６には、直線形の作業台のコアユニット２
５と同様な数個の部品があるので、図１８と図２７、図
２８の共通部品はそれぞれ、後者の番号の接尾“ｂ”を
除いて、同一の相当する参照番号により表されている。

【００４２】コーナ用作業台組立体１０６には、平坦な
上面と下面４６ｂ，直角に交差した後縁４８ｂ、両側の
縁４９ｂと５０ｂ、円弧にカットされ前縁４７ｂを有す
る円形部のある作業台１０７がある。縁４８ｂ、４９
ｂ、５０ｂの交差により形成された作業台１０７の後部
の隅は切断され、円弧状の端部縁５１ｂ、５２ｂ、１０
８を明確に示している。

【００４３】端部パネル２８ｂ、中間支持体１４ｂ、及
び背面パネル３５ｂは、コーナ用脚２９が背面パネル３
５ｂの外板の端部と相互に接合していることを除いて、
直線形の作業台４５と同様に、作業台１０７の下面４６
ｂに固定されている。コーナ用脚２９は、断面がほぼＬ
字形状で頭部が平坦に構成されており、相対するフラン
ジが、隣接する背面パネル３５ｂの側部チャンネル８７
ｂへ固定されている。上下調節可能な脚１０９がコーナ
用脚２９の下部に取付けられており、特殊な支柱キャッ
プ１１０がコーナ用脚２９の頭部に装着されている。

【００４４】図２の丸形打合せ用ユニット２７は、５個
の基本構成部品を有しており、これは、やや長い作業台
組立体１１１、中間支持体１４ｃ、打合せ用脚３０、背
面パネル３５ｃ、及び、円柱台座１１２である。丸形打
合せ用ユニット２７には、直線形の作業台のコアユニッ
ト２５とコーナ用の作業台のコアユニット２６と同様な
数個の部品があるので、図２と図１８から２８図に図示
されている共通部品はそれぞれ、後者の番号内の接尾
“Ｃ”を除いて、同一の相当する参照番号により表され
ている。

【００４５】モジュール式事務用家具ユニット４は、事
務用家具ユニット２５、２６、２７を含めてすべてが、
共通の高さを有し、各種スタイルのワークステーション
１１を形成するため、自立、並置の形態で相互に組み合
うように構成されている。望ましいことは、隣接のモジ
ュール式事務用家具ユニットが、図示された接続プレー
トまたはリンク１２６（図１９）のような器具により、
次々と相互に接続することである。また、隣接する中間
支持体１４（図２４）がボルト８４′により相互に接続
することが望ましい。

【００４６】図３と図３５に関して、オーバヘッドキャ
ビネット７は、ほぼ矩形のケースを有しており、上部パ
ネル１１３、底部パネル１１４、後部パネル１１５、両
端のパネル１１６、及び蝶番付ドアより構成している。
オーバヘッドキャビネット７は、成形された金属板より
成る構造であり、ケースに剛性を与える集積形状用外縁
フレームより成っている。底部パネル１１４は、以下に
説明するように、ケースの取付けを容易に行うため、上
方に底上げされて、凹部が形成されている。１対の剛性
のある取付け用の支柱１１８（図３）を使用して、関連
の作業台４５にオーバーヘッドキャビネット７を取り付
けるか、もしくは保持している。図示された実施例にお
いて、各取付け用支柱１１８は、側面から見てほぼ逆Ｌ
字形状で、上部脚１１９と下部脚１２０より構成してい
る。

【００４７】支柱１１８の下部脚１２０は、側縁が内側
に折れ曲がったフランジ１２１を有し、平面図でＬ字形
状である。ファスナー用開孔１２２と１２３が上部脚１
１９と下部脚１２０とに設けられており、後述するよう
に、開孔をファスナーが通って設置される。円形のカバ
ー１２４が支柱１１８のフランジ１２１に取り付けられ
ており、配線路を形成するため、支柱１１８の開放面を
覆っている。

【００４８】オーバヘッドキャビネット７は、次のよう
に、関連の事務用家具ユニット４に取り付けられる。事
務用家具ユニット４の作業台５の後部両隅にある支柱キ
ャップ７７を、図７に示されているように、関連のグロ
メット７１と係合している支柱キャップを上方に引張
り、取り外し、作業台５の切り欠き部６を完全に露出す
る。１対の支柱１１８を、作業台５の切り欠き部６に通
して挿入し、ほぼ垂直になるように配置する。直線形の
コアユニット２５の実施例では、垂直な支柱台の下部脚
１２０の下部は、ファスナー１３０を関連の開孔を通し
て挿入して、端部パネル２８の内面パネル５８と、背面
パネル３５とに取り付ける。

【００４９】支柱１１８の上部脚１１９は、オーバヘッ
ドキャビネットの底部パネル１１４の凹部内に配置し、
ファスナー（示していない）を関連のファスナー用開孔
１２３に挿入して取り付ける。各取付けブラケット１３
５のベース１３６には１対の開孔１３７があり、図１３
と図１４に示されるように、グロメット７１のファスナ
ー組付け用開孔７５と７５′とに垂直に整合せしめるた
め配置されている。図示の実施例では、１対のファスナ
ー１３８により、各取付けブラケット１３４と関連のグ
ロメット７１とが、端部パネル２８へ取付けられてい
る。

【００５０】コイルスプリング１３９が、グロメット７
１の後部と端部パネル２８との間に配置されており、グ
ロメットの取付け面７３の傾斜方向との関係から、ファ
スナー１３８を調節することにより目隠しスクリーン８
の上下位置を容易に調節することが出来、また、衝撃力
が目隠しスクリーン８から関連の事務用家具ユニット４
へ直接に伝達されるのを防止している。組立作業では、
次に述べるよいうに、目隠しスクリーン８は、事務用家
具ユニット４、例えば図示された直線形のコアユニット
２５に取り付けられる。事務用家具のコアユニット２５
の両側のグロメットキャップ７８は、最初に、スナップ
係合を解放し、関連のグロメット７１から取り外す。次
に、目隠しスクリーン８を、取付けブラケット１３４が
グロメット７１と整合した状態で、事務用家具のコアユ
ニット２５の背面パネル３５の上に直接に設置する。脚
部カバー（図示されていない）を使用して、スクリーン
取付けブラケット１３４の取付けブラケット１３５の露
出部を覆い、次に美観を良くするため、中央のファスナ
ー７２と色調を合せる。次に、ファスナー１３８を、取
付けブラケット１３４とグロメット７１のファスナー組
付け用開孔７５と７５′とに通して、端部パネルのソケ
ット５６の底部のねじ付開孔５７の中に挿入する。図１
３から図１７Ａに図示されたファスナー１３８は、６角
形ヘッドボルトで構成されているが、丸形ヘッドボルト
のような他の種類のファスナーを使用することも出来
る。

【００５１】次に、グロメット取り付け面７３を、図１
０に示すように、ファスナー１３８を覆うため、所定の
位置にファスナー係合して、グロメット７１の上部周縁
に取り付ける。目隠しスクリーン８は事務用家具ユニッ
ト４によってのみ支持されているので、仕切りパネルと
は関係なく、事務所スペース２を仕切っている。

【００５２】コーナスクリーンユニット４１（図２）も
またコーナ用の作業台のコアユニット２６に使用され
る。中間支持体１４は、同じコーナスクリーンユニット
４１と組み合うために、１つの側縁が斜めに面取りされ
ていることを除いて、直線形の目隠しスクリーン８と実
質的に同じであり、隣接の取付けブラケット１３４は下
方に折曲げられて、特殊なファスナー（図示されていな
い）を有するコーナ用脚の上端に固定されている。コー
ナスクリーンユニット４１は、そのほかに、直線形の目
隠しスクリーン８と関連して前述した構成と同様な形
で、コーナ用の作業台のコアユニット２６に取り付けら
れる。

【００５３】図の設置レール１２（図２９から図３１）
は溶接組立物であり、上部チャンネル１４０、下部チャ
ンネル１４１、及び内部チャンネル１４２より構成して
いる。上部チャンネル１４０の後縁１４３は巻かれてお
り、前部の下部チャンネル１４１の上縁が収容され、保
持されるＵ字形の長溝を形成している。前記Ｕ字形長溝
は、これに代るものとして、上部チャンネル１４０の後
縁を保持するために、後部の内部チャンネル１４２の上
縁に形成することが出来ると解釈されるべきである。

【００５４】いずれの構成においても、開孔１４８に隣
接して設けられている上部チャンネル１４０の最上面の
部分は、備品ユニット１３が、以降さらに詳述するよう
に保持されている突出した縁または接合面１４０′を形
成している。内部チャンネル１４２は、端部がＺ字形状
であり、上部チャンネル１４０と後部チャンネル１４４
との間に伸長しており、剛体の集積組立物を形成するた
め、溶接もしくはこれと同様な方法により、ほかのチャ
ンネルと相互に接合して剛性を有している。

【００５５】３角形の補強金具、即ち後部チャンネル１
４４がまた、組立物に一層剛性を持たせるために、上部
チャンネル１４０と内部チャンネル１４２との間に固定
されており、図の実施例では、線類固定用リングまたは
バンド１４６（図３２）がスナップ係止により取り付け
られている開孔付の板片がある。備品レール１２の上部
チャンネル１４０（図２９から図３１）にはまた、複数
のファスナー用開孔１４７と長円形の取付用の開孔１４
８とがある。

【００５６】長円形取付用の開孔１４８は、長手寸法が
長手方向に並んで、設置レール１２の長さに沿いほぼ等
間隔もしくは一杯に配置されている。他方の開孔１４９
は、各長円形取付用の開孔１４８のほぼ下方に配置され
ており、後部チャンネル１４４と下部チャンネル１４１
の底部受板を貫通している。各１対の取付用の開孔１４
８と１４９は、さらに詳細に後述するように、備品ユニ
ット１３の取付用端部を収容して保持する。図の下部取
付用の開孔１４９は、ほぼ円形で、相手の上部取付用の
開孔１４８の最小寸法より僅かに小さく設定されてい
る。

【００５７】取付用の開孔１４８と１４９はほぼ垂直に
一線上にあり、５゜程度後方に傾斜して備品ユニットを
設置するために、僅かにずれている。従って、備品ユニ
ット１３を置くと、備品ユニット１３の平坦な支持面
は、ほぼ水平になる。

【００５８】各種タイプの作業台５には、作業台５の後
縁に沿って設置された少なくとも１個の備品の設置レー
ル１２がある。直線形の作業台のコアユニット２５（図
２０、図２２、図２３）の場合、１個の設置レール１２
の全長は、円弧状の端部縁５１と５２との間で、作業台
４５の後縁に沿って伸長している。

【００５９】設置レール１２は、ねじファスナー１５０
により作業台４５の下面４６に取り付けられている。直
立した当て板１５１が、設置レール１２の両端に配置さ
れ、作業台４５の後縁４８に突き当たっており、設置レ
ール１２を所定の作業台４５との前後関係に正しく設置
している。

【００６０】図３２と図３３に関して、２組の設置レー
ル１２の取付用の開孔１４８と１４９が、作業台４５の
後縁の真後方の置かれており、備品ユニット１３を貫通
するように十分に近くにある。設置レール１２の最前方
の縁は、背面パネル３５の内部面から所定の距離に配置
されており、導線のような線またはケーブルが線樋内に
挿入されて収容されるようなチャンネル状の空間または
長溝が形成されている。

【００６１】可撓性のチャンネル状押出成型物１５３
が、背面パネル３５の上部チャンネル１４０内に取り付
けられており、この成型物には、長溝１５２を正常に覆
っている前方に突出したフランジまたは側板がある。押
出成型物１５３の両端は、作業台１４５の下面４６へ固
定された弧状側板、即ち蓋つまりカバー５４（第２２
図）に突き当るような型状となっている。第１０図から
第１２図に示されているように、直線形作業台の長溝１
５２は、２個の隣接した弧状溝９１と一体となって、作
業台４５の後縁に沿って、連続し、被覆された配線路の
取出し溝を形成しており、この溝は、隣接の家具ユニッ
ト４の配線路の取出し溝と通じている。

【００６２】長溝１５２の末端は、関連の取付けブラケ
ット１３４と取付用支柱１１８とを有するグロメット７
１により塞がれており、これに対して、弧状溝９１はこ
の端末部に配線を導いている。従って、配線及びケーブ
ルは、ワークステーション回りの作業面に沿って容易に
導くことが出来、特定の電気的要望と作業に応えてい
る。

【００６３】図２７と図２８によく示されているよう
に、コーナ用の作業台のコアユニット２６には、２種類
の長さの設置レール１２ｂが作業台４５ｂの後縁４８ｂ
のいずれにも沿って配置されており、円弧状の端部縁５
１ｂ、１０８、及び５２ｂの間にそれぞれ伸長してい
る。設置レール１２ｂは、実質的に直線形ユニットの設
置レール１２と構造と場所が同一であり、この点から、
機能を理解するために、これについて再度説明する必要
がないと考える。

【００６４】少なくとも数個の備品ユニット１３（図３
４）は、備品の設置レール１２により支持され、ワーク
ステーション１１を装備するように設計されている。図
の実施例では、各備品ユニット１３の上部に、ワークス
テーション１１の装備及び補強専用の器具または構成物
が設置されている。

【００６５】例えば、図４４から図４６の備品ユニット
は補助棚１５５である。図４７、図４７Ｂの備品ユニッ
トは、傾斜形書類ホルダー１６０である。第４８図の備
品ユニットは、電話／電線受台１６１である。図４９の
備品ユニットは、電気、扇風機または送風機１６２であ
る。図５０の備品ユニットは、傾斜形展示台１６３であ
る。図５１の備品ユニットは、水平形３段書類ホルダー
１６４である。図５２の備品ユニットは、２段ＥＤＰ／
法律書用書類ホルダー１６５である。

【００６６】図５３の備品ユニットは、作業灯台１６６
である。図５４の備品ユニットは、バインダー立１６７
であり、第５５図の備品ユニットは、作業灯１６８であ
る。

【００６７】図示された備品ユニット１３はすべて、少
なくとも２本の突起したピンまたは劔先により、備品設
置レール１２の上に保持される。ワークステーション１
１のなかには、変更可能であり、以下述べる形式で、作
業台５の上に自立して取り付けられるものもある。図の
変更不可能な備品ユニット１５５、１６１、１６２、１
６７の場合では、以下より詳細に説明されるように、関
連の取付け劔先は、備品ユニットの中に取り付けて固定
される。図の変更可能な備品ユニツト１６０、１６３、
１６４、１６５、の場合では、備品ユニットは、作業台
５の上面の自立支持体に適合するか、または、支柱取付
け具変換キット１７１（図３５から図３８）のような器
具により設置レール１２へ取り付けられる。

【００６８】作業灯１６８を除いて、図３９、図４０の
傾斜形書類ホルダーのような変更可能な備品ユニットは
すべて、同じ構造であり、備品ユニットの下端部内に固
定されたベース１７６を有する中空状本体、即ち備品本
体１７５と、上端部内に固定されたキャップ１７７より
構成している。備品本体１７５は、片持ち梁方式で特定
の備品ユニットを支持する。図３９の実施例の備品本体
１７５は保持器１７８を有しており、保持器１７８は備
品本体１７５の側部に固定されている。複数のデバイダ
ー１７８′が、底部のラッチ構造により着脱可能に保持
器１７８の上に設置され、傾斜して書類を保持してい
る。備品ベース１７６には、３個の直立したスリーブ１
７９があり、スリーブ１７９は、劔先１７０をその中に
緊密に受け止める形状のソケット部１８０を形成してい
る。

【００６９】各スリーブ１７９には、以降にさらに詳細
に説明されるように、劔先１７０を着脱可能に所定の位
置にロックするために、スリーブ１７９の上端のリーフ
スプリング状のアームから内方へ突起した少なくとも１
個のスナップロック突起がある。図の実施例において、
中央のスリーブ１７９は、２個の相対する突起１８１を
有し、一方、残りの２個のスリーブ１７９は、１個の突
起１８１を有するだけである。備品本体１７５、ベース
１７６、キャップ１７７は、接着剤またはこれに類する
もので強固に相互結合している。備品のベース１７６の
下面は、無傷の状態で自立している場合、作業台の上面
に突き当るようになる。１対の滑り止め脚１８２が、保
持器１７８に固定され、保持器１７８の底部から下方に
突出しており、ベース１７６と接合して、作業台５上の
備品ユニット、即ち傾斜形ホルダー１６０を自立状態に
保持する。

【００７０】図４２に関して、図の水平形３段書類ホル
ダー１６４は３個の受板１７２を有しており、各受板
は、受板１７２の両側にある１対の腕木１７３により、
備品本体１７５へ取り付け固定されている。図の腕木１
７３は、むく材で形成されており、横断面形状はほぼ矩
形で、備品本体１７５の相手の開孔内に強固に保持され
ているリブ付円柱状の内端部を有している。受板１７３
は、接着テープ、またはほかの一般のフアスナーによ
り、腕木１７３の上面へ固定されている。

【００７１】支柱取付け具キット１７１（図３５から図
３８）は、下端部内に固定された劔先組立体１８５を有
する中空状矩形の本体１８４と、開放した上端部より成
る。劔先組立体１８５には、上部に水平に突出した側縁
１８８が形成されており、側面形状が逆Ｌ字形のベース
１８７と、垂直な下部の脚１９０とがある。

【００７２】３個の剛体の棒または劔先は、逆Ｌ字形の
ベース１８７の上部の側縁１８８に固定されており、相
互に平行な関係にある。各劔先１７０は、水平な上部の
側縁１８８の上面に接して設置されたスリーブ状のスペ
ーサ１９１を有しており、中空状矩形の本体１８４の内
部に劔先組立体１８５を取り付ける場合、これを容易に
している。劔先１７０は、中空状矩形本体１８４の頭部
と底部のいずれから直角に突出している。各劔先１７０
の先端には、環状の溝１９２（図４１）と、テーパ付、
または面取した先端１９３′とがある。劔先１７０をス
リーブ１７９のソケット部１８０の中へ挿入すると、テ
ーパ付の先端１９３′は、突起１８１が形成されている
各リープスプリング状のアームを押し広げて、溝１９２
にスナップロックを形成し、これにより十分な保持強度
が得られ、備品ユニットが支柱取付け具キット１７１か
ら不用意に外れるのを防止する。さらに特殊なものとし
て、劔先１７０と突起１８１とのスナップロックによ
り、備品ユニットと劔先との組立を設置レール１２上の
種々な位置の間を移動する際に、関連の備品ユニットに
固定された支柱取付け具キット１７１を保持する。

【００７３】劔先１７０の下端には円錐状のカラー１９
３（図３５から図３８）があり、前記カラー１９３は、
直径の小さい円柱状の先端部１９４を傾斜した、または
テーパ付の突端で導く。突端１９５のテーパ形状及び円
錐状のカラー１９３は、備品ユニットの劔先１７０の設
置レール１２への挿入を容易にしている。取付用開孔１
４８の長円形もまた劔先の挿入を容易にしている。

【００７４】図３２から図３４に関して、各劔先１７０
の円柱状の中間部分は、設置レール１２の上部長円形の
取付用開孔１４８の１つに緊密に保持される形状に製作
されており、これに対し、劔先１７０の小さい先端部１
９４は、設置レール１２の下部取付用開孔１４９の１つ
の相手開孔の中に緊着して保持される形状に製作されて
いる。

【００７５】劔先１７０の円錐状のカラー１９３は、支
柱取付け具キット１７１と関連の備品ユニット１３が設
置レール上に保持される場合、内部チャンネル１４２の
上面に隣接して配置されている。設置レール１２の前部
の下部チャンネル１４１は、長溝１５２を通って挿入さ
れた電線が、劔先の挿入を干渉するのを確実に防止する
ように、劔先１７０が収容される空洞部を閉じている。

【００７６】劔先１７０（図３５から図３８）は、垂直
な下部の脚１９０の裏側の逆Ｌ字形のベース１８７の水
平な上部の側縁１８８を通り伸長している。ベースの上
部の側縁１８８の前方に面した露出縁は、図３５と図４
２に示されているように、作業台のコアユニット２５の
上面より僅かに高く空間を置いて配置されている。逆Ｌ
字形のベース１８７の下部後縁には、側面が逆Ｌ字形の
溝１９６があり、これにより、上部チャンネル１４０の
後縁１４３との間に間隙が設けられている。垂直な下部
の脚１９０の平坦な底部は、備品レール１２の平坦な上
面と係合する突出した縁または接合部を有しており、こ
れにより、以降により詳細に説明するような形態で、関
連の備品ユニット１３を保持する。逆Ｌ字形のベース１
８７は、劔先１７０の上端が、中空状矩形の本体１８４
の開放した上端を通って突出している状態で、接着剤ま
たはこれに類するものにより、中空状矩形の本体１８４
の中に強固に取り付けられる。

【００７７】図４３に関して、変更不可能な備品ユニッ
ト１５５、１６１、１６２、１６７は、劔先１７０が備
品ユニットの本体に固定されており、従って備品ユニッ
トが自立状態に製作出来ないことを除いて、変更可能な
備品ユニット１６０、１６３、１６４、１６５と若干似
ている。図４３に示されているバインダー立の備品ユニ
ット１６７の場合、中空状の矩形本体２００は、直立し
たデバイダー２０２が固定されている、側方に伸長した
固定棚２０１を保持している。劔先組立体１８５は、支
柱取付け具キット１７１に使用されているものと実質的
に同一であり、上述のように、備品本体２００の下端に
固定されている。キャップ２０４は、備品本体２００の
上端に取り付けられている。

【００７８】取付けに際しては、備品ユニット１３（図
１）は、すべて、劔先１７０を隣接の備品設置レール１
２の開孔１４８と１４９を挿入するだけで、作業台５の
後縁に沿ってどの場所にでも取り付けることが出来る。
図３２、図３４、図４２によく示されているように、備
品ユニット１３を設置レール１２に設置すると、備品ユ
ニット１３の下面１９０′は、設置レール１２の上面１
４０′に突き当り、それによって、備品ユニット１３の
重量のほかにどのような物品の重量を支える。備品ユニ
ット１３の劔先１７０と、設置レール１２の開孔１４８
と１４９とが係合することにより、設置レール１２を中
心とした備品ユニット１２の回転を防止し、さらに、確
実にしかも着脱可能に、備品ユニット１３を設置状態ほ
ぼ垂直に、保持する。各備品ユニット１３は、備品設置
レール１２から単に上方へ引張ることにより、その設置
位置から容易に取り外し、あるいは要望により再度設置
することが出来る。

【００７９】モジュール式事務用家具構成は、仕切りパ
ネル方式とは関係なく、未区画事務所を仕切る独自の方
式を提供するものである。事務用家具ユニット４は、す
べて、自立形組立品であり、作業台５のキャップ付切り
欠き部は、オーバヘッドキャビネット７、目隠しスクリ
ーン８、ほかの同様な付属品を取付ける非常に多機能な
装置である。備品設置レール１２は、各種作業台５の少
なくとも１個所の後縁に沿って連続的に伸長しており、
使用者がワークステーション１１を自分自身のものに専
有化することが出来るように、複数の各種備品ユニット
１３を着脱可能に支持することが出来る。Ｌ字形状の中
間支持体１４は、作業いすを作業台の前縁に沿って自由
に動き易くするため、関連の作業台５を片持ち梁方式で
支持している。

【００８０】前述の説明において、変更が、ここに開示
した概念から離れることなく、本考案に対し行うことが
出来ることは、本技術に精通した人によって容易に認め
られる。かような変更は、請求の範囲が言語により明確
にほかに記載されていない限り、前記の請求の範囲に含
まれていると解釈されるべきである。

【図面の簡単な説明】

【図１】床面配線方式との組合せで、本考案を具体化し
たモジュール式事務用家具構成の斜視図である。

【図２】モジュール式事務用家具構成と床面配線方式と
の分解斜視図である。

【図３】直線形モジュール式事務用家具ユニット、オー
バヘッドキャビネット、相互結合の連結支柱構成の分解
斜視図である。

【図４】直線形モジュール式事務用家具ユニットのコー
ナ部の部分斜視図である。

【図５】内部構造を見えるようにするため、支柱キャッ
プとグロメットキャップの部分が分解、取り外された図
４の直線形モジュールラ式事務用家具ユニットの部分斜
視図である。

【図６】支柱キヤップとグロメットキャップの平面図で
ある。

【図７】支柱キャップを取り外した直線形モジュール式
事務用家具ユニットの部分平面図である。

【図８】支柱キヤップとグロメットキャップとを取り外
し、連結支柱から見た、直線形ユニットの縦断面図であ
る。

【図９】直線形モジュール式事務用家具ユニットと関連
の目隠しスクリーン組立の分解斜視図である。

【図１０】 支柱キヤップとグロメットキャップが置か
れ、２個の隣接した直線形モジュール式事務用家具ユニ
ットの部分平面図である。

【図１１】左側ユニットのグロメットが取り外された、
図１０の２個の隣接した直線形モジュール式ユニットの
部分平面図である。

【図１２】内部が見えるようにするため、左側ユニット
の部分を破断した、図１０の２個の隣接した直線形モジ
ュール式事務用家具ユニットの部分平面図である。

【図１３】目隠しスクリーン組立の取付けを特に示し
た、直線形モジュール式事務用家具ユニットの部分縦断
面図である。

【図１４】目隠しスクリーン組立の取付けを特に示し
た、直線形モジュール式事務用家具ユニットの分解した
部分縦断面図である。

【図１５】支柱キャップとこれに関連したグロメットの
分解平面図である。

【図１６】支柱キャップの斜視図である。

【図１７】グロメットキャップを分解して、グロメット
に取り付られた状態を示した支柱キャップの斜視図であ
る。

【図１７Ａ】グロメットキャップが設置され、グロメッ
トに取り付けられた状態を示した支柱キャップの斜視図
である。

【図１８】２個の端部パネルを示した、直線形モジュー
ル式事務用家具ユニットの分解斜視図である。

【図１９】 ２個の中間支持体を示した、直線形モジュ
ール式事務用家具ユニットの分解斜視図である。

【図２０】作業台組立の分解斜視図である。

【図２１】部分組立てた直線形モジュール式事務用家具
ユニットの斜視図である。

【図２２】作業台組立の底面斜視図である。

【図２３】備品設置レールとケーブル支持チャンネルの
分解斜視図である。

【図２４】２台の隣接した直線形モジュール式事務用家
具ユニットの斜視図で、作業台と端部パネルが仮想され
ており、内部構造がよく示されている。

【図２５】図２６ＸＸＶ−ＸＸＶ線から見た、直線形モ
ジュール式事務用家具ユニットの水平断面図である。

【図２６】図２５ＸＸＶＩ−ＸＸＶＩ線から見た直線形
モジュール式事務用家具ユニットの部分的縦断面であ
る。

【図２７】コーナ用モジュール式事務用家具ユニットの
分解斜視図である。

【図２８】組立状態のコーナ用モジュール式事務用家具
ユニットの斜視図である。

【図２９】備品設置レールの縦断面である。

【図３０】備品設置レールの部分的背面斜視図であり、
内部構造が見えるようにするため、数部分が破断されて
いる。

【図３１】備品設置レールの部分的前面斜視図である。

【図３２】直線形モジュール式事務用家具ユニットの部
分的縦断面図で、特に変更不可能な備品ユニットを備品
設置レールに取り付けた状態を示している。

【図３３】直線形モジュール式事務用家具ユニットの部
分的平面図で、特に備品設置レールと取り付けた備品ユ
ニットを示している。

【図３４】直線形モジュール式事務用家具ユニットの斜
視図で、変更可能な備品ユニットが備品設置レールに取
り付けられた状態が見えるようにするため、部分的に破
断されている。

【図３５】本考案の支柱台の斜視図である。

【図３６】支柱台の側面図である。

【図３７】支柱台の正面図である。

【図３８】支柱台の分解斜視図である。

【図３９】備品ユニットの傾斜書類ホルダーの分解斜視
図である。

【図４０】傾斜書類ホルダーのスナップロック台座部の
拡大した部分縦断面図である。支柱台の分解斜視図であ
る。

【図４１】支持台の劔先部の拡大部分側面図である。

【図４２】直線形モジュール式事務用家具ユニットの部
分側面図で、水平書類ホルダーが備品設備レールに取り
付けられている状態を示している。

【図４３】バインダー立の分解斜視図である。

【図４４】補助棚の正面図である。

【図４５】補助棚の斜視図である。

【図４６】補助棚の側面図である。

【図４７】傾斜書類ホルダーの斜視図で、支柱に固定さ
れた状態を示している。

【図４７Ａ】支柱台が取り外された状態の、図４７の傾
斜書類ホルダーの傾斜図である。

【図４７Ｂ】傾斜書類ホルダーの保持部の斜視図であ
る。

【図４８】電話／電線受台の斜視図である。

【図４９】電気扇風機の斜視図である。

【図５０】斜展示台の斜視図である。

【図５１】３段水平形書類ホルダーの斜視図である。

【図５２】２段水平形書類ホルダーの斜視図である。

【図５３】作業灯台の斜視図である。

【図５４】バインダー立の斜視図である。

【図５５】作業灯の斜視図である。

【図５６】オーバヘッドキャビネットが取り付けられた
直線形モジュール式事務用家具ユニットの縦断面図で、
内部構造が見えるようにするため、部分的に破断されて
いる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｈ０２Ｇ 3/28 Ｈ０２Ｇ 3/28 Ｅ (72)考案者 マイクル エル ダイマン アメリカ合衆国 ミシガン州 49504 グランドラピツズ ノース ウエスト マウント マーシイ ドライヴ 1504 (72)考案者 テランス エム ダンカン アメリカ合衆国 ミシガン州 49009 カラマズー デイリンガム レイン 447 (72)考案者 デイヴイツド エイ フオイツ アメリカ合衆国 ミシガン州 49506 グランドラピツズ サウス イースト ポコガン 1858 (72)考案者 チヤールズ ジイ ハムフリイー アメリカ合衆国 ミシガン州 49325 フリーポート エケルト ロード 4120 (72)考案者 ローヤル エイ ケント アメリカ合衆国 ミシガン州 49504 グランドラピツズ ノース ウエスト オウクリイ 719 (72)考案者 エドムンド エツクス クリツパ アメリカ合衆国 ミシガン州 49508 グランドラピツズ サウス イースト ヒツデン ヒルズ 3346 (72)考案者 トーマス アール マス アメリカ合衆国 ミシガン州 49507 グランドラピツズ サウス イースト ホートン 2415 (72)考案者 ジヨン アール マリン アメリカ合衆国 ミシガン州 49460 ウエストオリーブ ワンハンドレツドフ イフテイセカンド アヴエニユウ 5279 (72)考案者 ランドール ピイ ネルセン アメリカ合衆国 ミシガン州 49302 アルトクリークウツド ドライヴ 7775 (72)考案者 リンダ エム パーカー アメリカ合衆国 ミシガン州 49302 アルトワンハンドレツドス ストリート 10580 (72)考案者 ジエイムズ ジイ ポールセン アメリカ合衆国 ミシガン州 49505 グランドラピツズ サウス イースト ハイ ブルツフ ドライヴ 2131 (72)考案者 アラン エル ピアソン アメリカ合衆国 ミシガン州 48846 イオニアポツターズ ロード 2325 (72)考案者 マーク テイ スラツガー アメリカ合衆国 ミシガン州 49508 ケントウツド サウス イースト フア ウンウツド 2351 (72)考案者 カロリン エム ヴアレラス−オルリイ アメリカ合衆国 ミシガン州 49316 カレドニア シツクステイエイス スト リート 1929 (72)考案者 ゲイル エフ ウイルコツクス アメリカ合衆国 ミシガン州 49333 アルトループ ロード 7121 (72)考案者 マイクル イー ヴアース アメリカ合衆国 ミシガン州 49506 グランドラピツズ サウス イースト ヴエンチユラ 7258 (56)参考文献 実開 昭56−111835（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−111836（ＪＰ，Ｕ)

Claims (11)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 モジュール式の事務用家具構成におい
   て、 少なくとも１個の作業台（５）と， 床面上に当該支持体によって支持されたモジュール式の
   自立形の事務用家具ユニツト（４）を形成する当該作業
   台（５）に連結された少なくとも２個の支持体である端
   部パネル（２８）と， 少なくとも１個のオーバヘッドキャビネット（７）と， 端は当該オーバヘッドキャビネット（７）と結合するよ
   うに適合された支柱（１１８）と， 当該支柱（１１８）は、その間に開放された面を規定す
   るように離れて間隔をあけた自由端と共通の端に沿って
   固定して相互に連結された第１と第２のフランジ（１２
   １）と、当該フランジ（１２１）と取外し可能に結合さ
   れたカバー（１２４）を含み、且つそこを通って各種配
   線が通る当該支柱（１１８）の夫々の中に垂直の通路を
   生むように少なくとも当該開放面の１部を囲む少なくと
   も２個の剛直な支柱であることと， その後部の隅に隣接した当該作業台（５）を通って配設
   された少なくとも２個の配線のための切り欠き部（６）
   と， 当該配線のための切り欠き部（６）の関連する１つの少
   なくとも大部分を覆うように夫々が形づくられた少なく
   とも２個の支柱キャップ（７７）と， 当該作業台（５）の上で当該配線のための切り欠き部
   （６）の関連する１つの上に当該支柱キャップ（７７）
   の夫々を取外し可能に支持する手段（７８）と， 当該支柱（１１８）の上端を当該オーバーヘッドキャビ
   ネット（７）と強固に結ぶ手段（１１９）と， 当該支柱キャップ（７７）が当該作業台（５）から取除
   かれたときに、当該支柱（１１８）が通常は垂直の方向
   にそこから上方に伸び、当該支柱（１１８）の夫々の中
   の垂直の通路は、当該モジュール式事務用家具構成を通
   しての各種配線の配線を可能とするように、当該作業台
   （５）の中で配線のための切り欠き部（６）の関連した
   １個と通常ならんで連通するように、当該支柱（１１
   ８）の下端を当該事務用家具ユニット（４）と取外し可
   能であるが強固に連結する手段であるフアスナー（１３
   ０）と， から成ることを特徴とするモジュール式事務用家具。
2. 【請求項２】 モジュール式の事務用家具構成におい
   て、 周辺縁を有する少なくとも１個の作業台（５）と， 床面上に支持体である端部パネル（２８）によって支持
   されるモジュール式の自立形の事務用家具ユニット
   （４）を形成するように当該作業台（５）と結ばれた当
   該支持体である端部パネル（２８）と， 当該作業台（５）の周辺縁に沿って配設された少なくと
   も１個の背面パネル（３５）と， 備品ユニット（１３）を当該事務用家具ユニット（４）
   に取付けるための第１の取付け手段（１７０）をもった
   その下端と、当該事務用家具ユニットを装備する手段を
   もつその上端とを夫々有する複数の異なった備品ユニッ
   ト（１３）と， 当該事務用家具ユニット（４）と連結され、これにより
   支持され、通常連続して当該作業台（５）の周辺の縁部
   に沿って伸びる設置レール（１２）は、当該設置レール
   （１２）の長さに沿って通常一定の間隔をもち、当該作
   業台（５）の周辺の縁部と当該背面パネル（３５）の間
   に縦に配置された複数の実質的に同じ第２の取付け手段
   （１４８）を含み、当該第２の取付け手段（１４８）
   は、備品ユニット（１３）をそこに堅固にしかし取外し
   可能に取付けるように当該備品ユニット（１３）の何れ
   かの下端において当該第１の取付け手段（１７０）と選
   択的に係合し、ここにおいて、１個又は複数の当該備品
   ユニット（１３）は当該事務用家具ユニット（４）を個
   人化するために、当該作業台（５）の周辺の縁部に沿っ
   た実質的に如何なる場所においても当該設置レール（１
   ２）の中に配置され取外し可能に取付けられることがで
   きること， からなることを特徴とするモジュール式事務用家具。
3. 【請求項３】 請求項２に記載のモジュール式事務用家
   具において， 少なくとも１個のオーバーヘッドキャビネット（７）
   と， 当該支持体である端部パネル（２８）と結合するよう適
   合されたその下端と、当該オーバーヘッドキャビネット
   （７）と結合するように適合されたその上端とを有する
   少なくとも２個の剛直な支柱（１１８）と， 相対する後部の隅に近接して当該作業台（５）を通って
   配設され、夫々がそれを通る当該支柱（１１８）の関連
   する１個を受け入れるよう形づくられた、少なくとも２
   個の切り欠き部（６）， 当該切り欠き部（６）の関連した１個の少なくとも１部
   を閉じるよう形づくられた少なくとも２個の支柱キャッ
   プ（７７）と， 当該作業台（５）の上で当該切り欠き部（６）の関連す
   る１個の上に当該支柱キャップ（７７）を夫々取外し可
   能に支持する手段であるグロメットキャップ（７８）
   と， 当該支柱（１１８）が通常は垂直の方向に当該事務用家
   具ユニツト（４）から上方に伸びるようなやり方で当該
   支持体である端部パネル（２８）と当該支柱（１１８）
   の下端を取外し可能且つ剛直に結合する手段であるフア
   スナー（１３０）と 当該支柱（１１８）の上端を当該
   オーバーヘッドキャビネット（７）と堅固に結ぶため
   に、ここにおいて当該事務用家具ユニット（４）に当該
   オーバーヘッドキャビネット（７）を取付けるため当該
   支柱キャップ（７７）は当該作業台（５）から取除か
   れ、当該支柱（１１８）は当該切り欠き部（６）を通し
   て挿入され、当該支柱（１１８）の下端は当該支持体で
   ある端部パネル（２８）にしっかりと結合され、当該支
   柱（１１８）の上端は当該オーバーヘッドキャビネット
   （７）にしっかりと結合されている手段と， から成ることを特徴とするモジュール式事務用家具。
4. 【請求項４】 請求項２に記載のモジュール式事務用家
   具構成において、 当該目隠しスクリーン（８）を当該事務用家具ユニット
   （４）の上に取付けるために、その相対する側面の近く
   に位置する第１の結合手段である取付けブラケット（１
   ３５）をもつ少なくとも１個の目隠しスクリーン（８）
   と， 当該事務用家具ユニット（４）の相対する側面上に位置
   し、当該作業台（５）の中において切り欠き部（６）を
   通して利用できる第２の結合手段であるブロメット（７
   １）とより成り，当該第２の結合手段であるグロメット
   （７１）は当該作業台（５）の後縁に近く通常垂直の方
   向において当該事務用家具ユニット（４）上に当該目隠
   しスクリーン（８）を取外し可能に取付けるために当該
   第１結合手段である取付けブラケット（１３５）とはず
   せるように係合することを特徴とするモジュール式事務
   用家具。
5. 【請求項５】 請求項２に記載のモジュール式事務用家
   具構成において、 当該支持体である端部パネル（２８）は床面を支えるよ
   う適合された下端と、作業台（５）の端の部分と接続さ
   れた上部のブラケット（１０４）とを含む、逆にされ
   た、通常Ｌ字形の側立面構造をもつ中間支持体（１４）
   とを含み、ここにおいて当該中間支持体（１４）に当該
   作業台（５）を床面上に片持梁状に当該中間支持体（１
   ４）に近接して当該作業台（５）の下に配設された間隔
   を以って支え、当該中間支持体（１４）は当該作業台
   （５）の前縁に沿って自由な作業椅子の運動を可能とす
   るよう通常開かれて居り妨害されていないことを特徴と
   するモジュール式事務用家具。
6. 【請求項６】 請求項２に記載のモジュール式事務用家
   具において、 当該備品ユニット（１３）の少なくとも１個はその下端
   に当該取付け手段である剣先（１７０）をその上に持つ
   支柱取付け具キット（１７１）を含み、当該支柱取付け
   具キット（１７１）は当該備品ユニット（１３）の上端
   と取外し可能に結ぶための手段である剣先（１７０）を
   含み，当該１個の備品ユニット（１３）の上端は当該１
   個の備品ユニット（１３）を当該作業台（５）の上に隣
   接するように支えるよう形成されたベース（１７６）を
   含み、ここにおいて当該１個の備品ユニット（１３）は
   当該作業台（５）の上に自立して支えられるか又は当該
   支柱取付け具キット（１７１）と結ばれ、且つ当該事務
   用家具ユニット（４）を個人化することを許すように当
   該作業台（５）の上方の当該取付けレール（１２）の上
   に取付けられることができることを特徴とするモジュー
   ル式事務用家具。
7. 【請求項７】 後縁に沿って通常連続して伸びる穴のあ
   いた設置レール（１２）のある作業台（５）をもつ型式
   の自立型モジュール式事務用家具等のための備品ユニッ
   ト（１３）において、当該備品ユニット（１３）は， 事務用家具ユニット（４）を設置するための当該備品ユ
   ニット（１３）の上部に近接して配設された手段と， 通常当該備品ユニット（１３）の下部から下に向って突
   出し、設置レール（１２）をその中に支持するための設
   置レール（１２）の中の関連する開孔（１４８）の中に
   密接に受け入れられるように形づくられた第１及び第２
   の剛直な剣先（１７０）とを含み、ここにおいて当該備
   品ユニット（１３）はモジュール式事務用家具ユニット
   （４）を個人化するため実質的に作業台（５）の後部縁
   に沿った如何なる場所においても備品レール（１２）の
   中に取外し可能に取付けられ配設されることができるこ
   とを特徴とする備品ユニット。
8. 【請求項８】 モジュール式事務用家具ユニットにおい
   て， 上部表面を持つ作業台（５）と， 事務用家具ユニット（４）を設置するための手段と、自
   立型式で当該作業台（５）の上部表面上に当該備品ユニ
   ット（１３）を隣接して支えるよう形づくられたベース
   （１７６）と、第１の取外し可能な連結手段であるスリ
   ーブ（１７９）を夫々が有する複数の備品ユニット（１
   ３）と， 当該事務用家具ユニット（４）と連結されこれにより支
   持され、当該作業台（５）の選ばれた部分に沿って伸
   び、当該設置レール（１２）の長さに沿って通常一定の
   間隔をもつ複数の第２の取外し可能な連結手段である開
   孔（１４８）を含む設置レール（１２）と， 当該設置レール（１２）上で当該第２の取外し可能な連
   結手段である開孔（１４８）と係合するよう形成された
   第３の取外し可能な連結手段をもつ下の部分と、当該作
   業台（５）の上面の上方の高められた位置に備品ユニッ
   ト（１３）を支持するために当該備品ユニット（１３）
   上に当該第１の取外し可能な連結手段であるスリーブ
   （１７９）と係合するよう形成された第４の取外し可能
   な連結手段である剣先（１７０）をもつ上の部分を有す
   る支柱取付具け具キット（１７１）とよりなり、ここに
   おいて当該備品ユニット（１３）は作業台（５）の上面
   上に自立型式で支えられるか又は当該支柱取付け具キッ
   ト（１７１）と連結され当該家具ユニット（４）の個人
   化を許すように当該設置レール（１２）の中で当該作業
   台（５）の上面の上方に取付けられることができること
   を特徴とするモジュール式事務用家具ユニット。
9. 【請求項９】 モジュール式事務用家具の配置におい
   て， 後縁と、相対する側縁と、前及び後の隅とを持つ少なく
   とも１個の作業台（５）と， 当該作業台（５）の後縁に沿って配設された少なくとも
   １個の背面パネル（３５）と， 当該作業台（５）と当該背面パネル（３５）と連結さ
   れ、床面上に当該支持体である端部パネル（２８）によ
   って支持されるモジュール式の自立型の事務用家具ユニ
   ット（４）を形成する少なくとも２つの支持体である端
   部パネル（２８）と， 当該事務用家具ユニット（４）に目隠しスクリーン
   （８）を取付けるための相対する側面に近接して配設さ
   れた第１のフアスナー手段である取付けブラケット（１
   ３５）をもつ少なくとも１個の目隠しスクリーン（８）
   と， 当該作業台（５）の後部の隅に近接して当該作業台パネ
   ル（５）を通って配設された第１と第２の切り欠き部
   （６）と， 当該目隠しスクリーン（８）を当該家具ユニット（４）
   の上に当該作業台（５）の後部の縁に近接して通常垂直
   の方向に取外し可能に取付けるために、当該事務用家具
   ユニット（４）に連結され、当該第１及び第２の切り欠
   き部（６）の下方に位置し、当該第１フアスナー手段で
   ある取付けブラケット（１３５）と解放可能に係合する
   第２のフアスナー手段であるグロメット（７１）と， 当該切り欠き部（６）の関連する１個の少なくとも１部
   分を閉じるよう夫々形づくられた少なくとも２個の支柱
   キヤップ（７７）と， 当該作業台（５）上に当該切り欠き部（６）の関連する
   １個の上方に当該支柱キャップ（７７）の夫々を取外し
   可能に支持する手段であるグロメットキャップ（７８）
   とより成り、ここにおいて当該目隠しスクリーン（８）
   を当該事務用家具ユニット（４）に取付けるために、当
   該支柱キャップ（７７）は当該作業台（５）から取除か
   れ、当該第１及び第２のフアスナー手段（１３５及び７
   １）は取外し可能に相互に連結され、当該支柱キャップ
   （７７）は当該作業台（５）に再度取付けられることを
   特徴とするモジュール式事務用家具の配置。
10. 【請求項１０】 モジュール式事務用家具の配置におい
    て、 前縁部、後縁部、相対する側縁部及び前及び後の隅をも
    つ少なくとも１個の作業台パネル（５）と， 当該作業台（５）の後縁部に沿って配設された少なくと
    も１個の背面パネル（３５）と， 床面上に支持体である端部パネル（２８）によって支持
    され、モジュール式の自立型の事務用家具ユニット
    （４）を形成するため当該作業台（５）と当該背面パネ
    ル（３５）と連結された少なくとも２個の支持体である
    端部パネル（２８）と， 当該作業台（５）の後の隅に近接し当該作業台（５）を
    通って配設された第１及び第２の切り欠き部（６）と，
    当該作業台（５）の側縁部の通常下方に伸び、当該切り
    欠き部（６）にさらされた後部を含む当該支持体である
    端部パネル（２８）と，そこを通して取り付け用の支柱
    （１１８）を受け入れるよう適合された開口部を形成す
    る切り欠き部（６）と， 当該支持体である端部パネル（２８）の後部に位置する
    目隠しスクリーン（８）をそこに結合するよう適合され
    た第１のフアスナー手段であるグロメット（７１）と， 当該事務用家具ユニット（４）と取外し可能に連結さ
    れ、当該支持体である端部パネル（２８）の後部をカバ
    ーする１組のフアスナーカバーである切り欠き部（７
    ６）と， 当該事務用家具ユニット（４）と取外し可能に連結さ
    れ、当該フアスナーカバーである切り欠き部（７６）に
    よってカバーされない当該切り欠き部（６）のこれらの
    部分をカバーする１組の支柱キャップ（７７）と， から成ることを特徴とするモジュール式事務用家具の配
    列。
11. 【請求項１１】 モジュール式事務用家具の配置におけ
    る開放された及び閉鎖された事務所の計画双方に関連し
    た使用に特に適合した家具の改良において、 前縁、後縁、相対する側縁を有する作業台（５）と， 当該作業台（５）と連結され、床面上に直接支持される
    ことのできるモジュール式の自立型の事務用家具ユニッ
    ト（４）を形成するための支持体である端部パネル（２
    ８）と， 当該事務用家具ユニット（４）と操作可能に連結され、
    当該作業台（５）の後縁に近接して配設され、色々な事
    務所空間における事務用家具の配置を計画することを可
    能とするため当該作業台の側縁及び側縁に関して予め定
    められた当該事務用家具ユニット（４）に対する足跡計
    画を規定する上縁と下縁を有する当該背面パネル（３
    ５）と， 当該事務用家具ユニット（４）に各種配線其の他を連通
    するよう適合された各種配線の分割通路（２１）と， 当該事務用家具ユニット（４）に沿って当該背面パネル
    （３５）の下縁の下を通常連続して伸び、その中に当該
    各種配線の分割通路（２１）を取除き可能に受け入れる
    よう形づくられた外に開く凹部（３６）と， 当該事務用家具ユニット（４）に少なくとも或る程度の
    視覚によるプライバシーを分け与えるよう適合された目
    隠しスクリーン（８）と， 当該事務用家具ユニット（４）の予め定められた足跡計
    画を変えないように当該目隠しスクリーン（８）を当該
    事務用家具ユニット（４）と取外し可能に連結し、 当該背面パネル（３５）と実質的に垂直な配列で当該作
    業台（５）の後縁に沿ってこれを位置させるための手段
    である取付けブラケット（１３５）とから成り、ここに
    おいて、当該各種配線の分割通路（２１）と当該目隠し
    スクリーン（８）を当該事務用家具ユニット（４）に連
    結することは特にこれを開放された事務所空間に適合さ
    せ、当該各種配線の分割通路（２１）と当該目隠しスク
    リーン（８）を当該事務用家具ユニット（４）から分離
    することは特にこれを閉鎖された事務所計画に適合させ
    ることを特徴とする事務用家具。